2023年秋ドラマ-下剋上球児一覧

下剋上球児 10話(最終回) 感想|最後まで余計な要素が多かったな…と(汗)

 

 

向上心もない、人数も足りていない弱小野球部が

強豪校に勝って大会に優勝する…という"設定"だけで今回の展開を見れば、

へぇ凄いなぁ…とは思います。

でも、"連続ドラマ"として見れば、部員たちの躍進に心動かされたとか、

過去と照らし合わせて感慨深くなるとか、そんな感情は個人的にはあんまり湧かなくて。

(↑補足しますが、役者さんの演技が悪かった訳ではありません!)

むしろ、王道の題材を取り扱っていて、盛り上がり最高潮であろう最終回で

この感想が出てきてしまう事自体悲しくて。

CM入りのぶつ切り感、(これは好みの問題ですが)挿入する事で

ワンテンポずれた印象を覚えてしまうアニメーション、そして謎の時間軸いじりも含めて、

なんでこんな仕上がりになっちゃったんだろう…という残念さともどかしさで

最後までいっぱいになってしまった作品でした。

 

下剋上」は本来、「地位が下の者が上の者に代わって実権を奪う事」を

意味する言葉ではあるんですが、決して"勝つ"のが全てではないと思うんですよね。

なぜそこまで強くなれたのか?どんな鍛錬を重ねてきたのか?

そういった過程を描く事で、初めてその言葉に重みと説得力が増して

ドラマチックな物語に映るはずなんです。

しかし本作の場合は、南雲(鈴木亮平)の無免許問題や

妻・美香(井川遥)と元旦那の訳あり事情など、

野球から脱線したエピソードをあれこれ追加して作品に充実感を持たせたあまりに

話数全体のバランスが悪くなり、

結果、後半でも日めくりカレンダーのごとくサクサク進んだ回もあったように

過程描写を疎かにしてしまった。

しつこい!それしか書けないのか!って言われるくらい書いてますが…

これが、本作において致命傷だったとしか言いようがないんですね。

だって、本当にそうだから(汗)

 

最終回のみに絞ってみても、

別にこれは入れなくても良かったのでは?っていう要素が多かったです。

例えば…前回の感想でも書いた通り、資金調達の件に関しては、

甲子園目指せるほど強くなるとは想定していなかった高校なら

あるある案件だとは捉えられるんですけど、

いざ問題が勃発して、数分で解決出来るんだったら、

じゃあ試合中に盛り込まない方が変に不安を覚えずに集中して見られたし、

あってもなくても関係なかったじゃん?って話になりますし。

前回のTシャツ取り違えも、野球ファンでもなかった人たちが応援に来てくれた

感動ムーブに繋げようとしたんでしょうけど、落とし所としては正直中途半端。

山住(黒木華)はもはや、ベンチで応援出来るくらいには動けてますし(苦笑)

前回脳震とうで緊急搬送された久我原(橘優輝)が試合に出て故意にこけるのなんかは、

症状が悪化するんじゃないかとヒヤヒヤしながら見ておりました。

 

犬塚(小日向文世)の目の病気の件にしてもね。

その設定はナシにして、普通にいつもの感じで

自作のビッグうちわや応援ボードを持って応援させた方が、

良くも悪くも親バカなキャラクターだからこそ、

盛り上がりを演出出来たのではないでしょうか。

…今まで書いてこなかったんですけど、

私、犬塚祖父×孫の関係性って結構好きだったんですよ。

どんだけうるさかろうが、翔(中沢元紀)しか見ていなかろうが、

時折、彼の才能を信頼していて、誇らしく思っているような優しさが垣間見える時があって。

ポジティブ&全肯定なおじいちゃんの存在が、今は鬱陶しくても、

いつしか心の支えになったりするのかも…って勝手に想像してはほっこりさせられて。

そんな犬塚の熱狂ぶりを決勝で活かさないのも勿体なかったですね。

 

ここからは素人の意見として軽く読んでいただきたいのですが…

令和に入ってから、視聴者を取り逃がさない・飽きさせないようにするためなのか、

主人公の秘密で考察させたりだとか、脇役でエピソードを膨らませたりだとか、

サスペンス要素を加えてギャップを持たせるだとか、

そういった"主軸以外"にも力を入れる作品が増えてきたのかなぁと。

一方で「日曜劇場」は、今までは勧善懲悪モノやサクセスストーリーといった

シンプルな設定を取り入れた作品が多くヒットして、

多くの視聴者に支持されるTBSの看板枠となっていた。だけれども…

前期で、毎度衝撃の展開を持ってきて、最後まで結末が読めない作りである

「VIVANT」が放送されていたように、

「日曜劇場」枠もマンネリ化を脱却したい、次のフェーズへと進みたい気持ちは

ここ最近で高まっていた。

で…どちらかと言うと金10のイメージが強く、

サスペンスやミステリー作品を手掛けられてきたスタッフを

今回の作品に起用したんだろうと思っています。

 

脚本家が奥寺佐渡子さんで、メイン監督が塚原あゆ子さんで、

プロデューサーが新井順子さんの組み合わせと言えば

「リバース」「Nのために」そして「最愛」。

だから、サスペンスの方がお得意なのも分かりますし、

サスペンス要素が加わるのも納得はいくんです。

でも、今回はやっぱり…題材が題材だからこそ、ストレートに魅せていただきたかったです。

他の作品ならそこまで支障はなさそうなんですが、

成長過程で視聴者を胸熱にさせるのが強みのスポーツモノとの

食い合わせは悪かったように思います。

 

鈴木亮平さんが主演だから、それなりに誠実な主人公には見えましたけど。

無免許の件が後半に影響をもたらさないんだったら、

以前も書いたように、かつての相棒を精神的に死に追いやってしまったのを機に

野球を諦めざるを得なくなったが…という設定の方が、

監督を再びやりたいという気持ちにも、より感情移入出来たんじゃないでしょうか。

加えて、家庭の事情も部員たちに焦点を当てていれば、

目の前の問題に向き合い乗り越えていく様子が描きやすくなったのかも。

 

主題歌自体も、物語の引き立て役にふさわしいタイミングでかかっていたし、

役者さんも野球経験者を結構揃えていただけに。

何だか、素材の良さを持て余したような…そんな記憶が残りそうです。

 

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下剋上球児 9話 感想|高校野球の治安ってそんなに悪いかな〜?

 

 

試合当日に負傷者が出てピンチになるくだり、

大人だけじゃなくて部員でもやっちゃうんだぁ…というのが一番に出た感想ですね。

前回のラストで山住(黒木華)が急遽病院に向かうほど深刻そうに見せた割には、

(骨にヒビが入っているので危険ではあるんだけど)入院を強いられるまでは行かなかったし、

何なら久我原(橘優輝)の緊急搬送にも付き合っているし。

普通に動けているんだったら、別に…いや、やっぱり?

わざわざ山住の急病を盛り込む必要はなかったのでは?なんて思ってしまいました。

 

久我原が頭を打った件にしてもね…

まぁ、中々試合に出られなかった椿谷(伊藤あさひ)が託される事での

胸熱展開を狙ったっていうのは分かるんですが、

今まで散々、物語に没入する上でノイズになっているエピソードを

見せられ続けているために、ここも結局は"騒動"としか捉えられなくて(泣)

アクシデントを追加しなくたって、描写の積み重ねや演出次第でその展開は描けただろうし、

準決勝なんだから、純粋に試合で魅せてハラハラドキドキさせてくれれば

良いんだけどなぁって残念感の方が出てきてしまうんですよね。

 

その他にも、OBによるTシャツ受け取り間違いだったり、観客問題だったり、

ファンダム同士での揉め合いだったり。

…終いには、決勝戦に進んでも資金調達の関係で甲子園に行けなくなるとまで言い出して。

最後に挙げた例は、元々スポーツに力を入れていない高校であれば

そんなケースもあるんだろうと思えるからまだマシだとしても、

本当、どこまでもトラブル好きなんですよね…本作って(苦笑)←もうずっと言ってる…w

 

野球じゃなくてサッカーの話になっちゃうんですけど、

私自身もかつてイベントスタッフをやっていた時に

強豪チームのファン同士の荒れ具合を目の当たりにした事はあったので、

今回のファンの描写もあり得なくはないんですよ。

ただ…高校野球の観客となると、ちょっと疑問が(笑)

社会人も巻き込んで喧嘩した壮磨(小林虎之介)の件もそうでしたが、

本作の舞台となっている三重県が治安悪く描かれているのが気になるのかなぁと。

観客には保護者が多いだろうから

子供の前でみっともない姿を見せる事もないだろうし、揉め合うまでの流れも唐突。

あれに関しては、大人たちに諭す賀門(松平健)の見せ場を作るための

エピソードだったという印象が残りました。

 

こういう事はあまり言いたくないんですが、騒動に騒動を重ねてくる辺り、

作り手がそこまで野球に興味がないんだな…と改めて感じさせる内容でしたね。

で、騒動とは言うけど、南雲(鈴木亮平)の無免許問題は

結構ご都合で片付けられてしまっているのがね…。

 

例えば、美香(井川遥)が観戦中に制作した動画をSNSに公開して

ザン高の観客を増やすくだりがあったじゃないですか。

加えて、南雲は南雲で、試合終わりに賀門から

「(教員免許の件は)これからもついて回るだろうが、負けんじゃねぇぞ」と励まされた

シーンを例に挙げれば分かっていただけると思うんですけど…。

憶測や批判・誹謗中傷がSNSですぐに広まりやすい今の社会なら

南雲が監督に復帰して表舞台に出るようになってからとっくに叩かれて、

しばらくは周りのチームや近隣住民から冷ややかな目で見られて

居心地の悪さを感じる日々が続く気がするんですね。

甲子園出場をかけた、注目度の高い三重大会なら尚更世間の目は厳しいはず。

なのに、当の本人たちは、犯罪発覚などまるでなかったかのように

今まで通り野球が出来ている(苦笑)

 

だからこそ、無免許問題を入れた理由は何?と余計に引っかかってしまう訳で。

盛り込んだのなら、最後までちゃんと描き切って、視聴者が少しでも納得行く形で終わらせる。

描き切れないんだったら、最初から盛り込まないで欲しいんですよね。

なんか…収拾がつかない感想になってしまってすみませんが(汗)

最終回もどうせ騒動が描かれると踏んで、期待はせずに見た方が良さそうですね。

 

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下剋上球児 9話 感想|高校野球の治安ってそんなに悪いかな〜?

 

 

試合当日に負傷者が出てピンチになるくだり、

大人だけじゃなくて部員でもやっちゃうんだぁ…というのが一番に出た感想ですね。

前回のラストで山住(黒木華)が急遽病院に向かうほど深刻そうに見せた割には、

(骨にヒビが入っているので危険ではあるんだけど)入院を強いられるまでは行かなかったし、

何なら久我原(橘優輝)の緊急搬送にも付き合っているし。

普通に動けているんだったら、別に…いや、やっぱり?

わざわざ山住の急病を盛り込む必要はなかったのでは?なんて思ってしまいました。

 

久我原が頭を打った件にしてもね…

まぁ、中々試合に出られなかった椿谷(伊藤あさひ)が託される事での

胸熱展開を狙ったっていうのは分かるんですが、

今まで散々、物語に没入する上でノイズになっているエピソードを

見せられ続けているために、ここも結局は"騒動"としか捉えられなくて(泣)

アクシデントを追加しなくたって、描写の積み重ねや演出次第でその展開は描けただろうし、

準決勝なんだから、純粋に試合で魅せてハラハラドキドキさせてくれれば

良いんだけどなぁって残念感の方が出てきてしまうんですよね。

 

その他にも、OBによるTシャツ取り違えだったり、観客問題だったり、

ファンダム同士での揉め合いだったり。

…終いには、決勝戦に進んでも資金調達の関係で甲子園に行けなくなるとまで言い出して。

最後に挙げた例は、元々スポーツに力を入れていない高校であれば

そんなケースもあるんだろうと思えるからまだマシだとしても、

本当、どこまでもトラブル好きなんですよね…本作って(苦笑)←もうずっと言ってる…w

 

野球じゃなくてサッカーの話になっちゃうんですけど、

私自身もかつてイベントスタッフをやっていた時に

強豪チームのファン同士の荒れ具合を目の当たりにした事はあったので、

今回のファンの描写もあり得なくはないんですよ。

ただ…高校野球の観客となると、ちょっと疑問が(笑)

社会人も巻き込んで喧嘩した壮磨(小林虎之介)の件もそうでしたが、

本作の舞台となっている三重県が治安悪く描かれているのが気になるのかなぁと。

観客には保護者が多いだろうから

子供の前でみっともない姿を見せる事もないだろうし、揉め合うまでの流れも唐突。

あれに関しては、大人たちに諭す賀門(松平健)の見せ場を作るための

エピソードだったという印象が残りました。

 

こういう事はあまり言いたくないんですが、騒動に騒動を重ねてくる辺り、

作り手がそこまで野球に興味がないんだな…と改めて感じさせる内容でしたね。

で、騒動とは言うけど、南雲(鈴木亮平)の無免許問題は

結構ご都合で片付けられてしまっているのがね…。

 

例えば、美香(井川遥)が観戦中に制作した動画をSNSに公開して

ザン高の観客を増やすくだりがあったじゃないですか。

加えて、南雲は南雲で、試合終わりに賀門から

「(教員免許の件は)これからもついて回るだろうが、負けんじゃねぇぞ」と励まされた

シーンを例に挙げれば分かっていただけると思うんですけど…。

憶測や批判・誹謗中傷がSNSですぐに広まりやすい今の社会なら

南雲が監督に復帰して表舞台に出るようになってからとっくに叩かれて、

しばらくは周りのチームや近隣住民から冷ややかな目で見られて

居心地の悪さを感じる日々が続く気がするんですね。

甲子園出場をかけた、注目度の高い三重大会なら尚更世間の目は厳しいはず。

なのに、当の本人たちは、犯罪発覚などまるでなかったかのように

今まで通り野球が出来ている(苦笑)

 

だからこそ、無免許問題を入れた理由は何?と余計に引っかかってしまう訳で。

盛り込んだのなら、最後までちゃんと描き切って、視聴者が少しでも納得行く形で終わらせる。

描き切れないんだったら、最初から盛り込まないで欲しいんですよね。

なんか…収拾がつかない感想になってしまってすみませんが(汗)

最終回もどうせ騒動が描かれると踏んで、期待はせずに見た方が良さそうですね。

 

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下剋上球児 8話 感想|南雲の次は山住か…。

 

 

「どんな事も、積み重ねですよ」

丹羽(小泉孝太郎)のこの言葉が、

連続ドラマにおいて最も大事なのは何かを示しているような気がします。

 

正確には…俺らの代も甲子園に行けてたらな〜と言うOBに対して、

君たちがいたからここまで来れたんだと励ます際に出た言葉ではあるんですけどね。

でも本作って、駆け抜ける日々を表す演出や、

冒頭でほぼ必ずと言って良いほど用意されている試合シーンなどで

"部員たちの成長・変化"を描いているように見えて、

実際は南雲(鈴木亮平)を始めとした

野球と特段関係のない大人たちの問題に時間をかけ過ぎていて

イマイチ伝わりにくいから、上記の感想が出たんだと思います。

 

練習風景や部員自身が成長を実感するシーンを通して

積み重ねの描写がきちんとなされていたら、

部員たちが調子に乗り出すようになったくだりも、

ついにその段階に来たのね…って思えたでしょうし。

部員1人ずつ挿入される回想にも、ここまで変われたんだと感慨深くなったでしょうに。

何度だって言いますけど、南雲の無免許、元旦那とのいざこざ、

犬塚(小日向文世)の目の病気…本当に蛇足でしかなくて。

弱小チームが時に壁にぶち当たりながらも

のし上がっていく"人間ドラマ"を堪能したかったですし、

日曜劇場で放送するなら、ストレートに胸熱展開で魅せたって

視聴者からの根強い支持は得られたはずなんです。

↑何だか総括っぽくなってますがw あとは最終回にとっておく事にしましょう…

 

今回の内容自体は、大会に参加中という事もあって野球に専念するシーンが増えた上に、

ベスト8〜準決勝開始前で時間軸が短く設定されていたお陰で

それが多めに見られたのは良かったですけど、

本作は騒動を盛り込むのがどうもお好きみたいで(苦笑)

3年前には夢にも見ていなかった強豪校との勝負が控えていて

ただでさえ全体に緊張感が走ると言うのに、

ここに来て山住(黒木華)が急病って、おいおい………って感じでしたね。

 

まぁ、病院に行かず隠そうとしていた時点で

分かりやすくフラグを出してるな〜とは思いましたけどね。

彼女の容体次第では、また試合に集中させてもらえなくなりそうで、

もう野球以外の事で引っ張るのは無免許だけで勘弁して…という気持ちに既になってます。

この作りなら、別に野球を取り扱ったドラマじゃなくたって、ねぇ…(笑)

 

 

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下剋上球児 7話 感想|無免許も野球もあっさり。大人たちの問題はてんこ盛り(苦笑)

 

 

※先週(11/26放送分)の感想です。大変お待たせいたしました…m(_ _)m

 

本作がどんな作品なのかと聞かれて答えるとするなら…

もうこれ、「誠実で熱心な教師(?)が訳あり生徒たちに

一対一で向き合っていく"学園ドラマ"」と

「過去のトラウマや問題を抱えながら生きる大人たちによる"群像劇"」のミックスに

なってしまってますねぇ。

 

いや、前者に関しては元々、高校が舞台である事、

(無免許云々は一旦置いといて)監督でもあり社会科担当の教師でもある

南雲(鈴木亮平)が本作の主人公である事、

そして、移動距離や勉学などで落ちこぼれ状態になりかけている生徒が多い事の

3つの設定があるから、"学園ドラマ"とわざわざ例えるのも変な話ではないんですが。

まぁ…何が言いたいかって言うと、部活外でのやり取りや

大人たちによる騒動を盛り込んでは尺を食っているばかりに、

下剋上球児」というタイトルの割には、肝心の練習風景や成長過程は

まるで日めくりカレンダーのごとくあっさり描写されて。

いくら好意的に解釈しようとしても、

全然「弱小高校野球部が甲子園に初出場するまでの軌跡を描く物語」には

見えないのが頭を悩ませるんですね。

 

かつて、根室(兵頭功海)、日沖壮磨(小林虎之介)と向き合ってきた南雲が

今度向き合う相手は、留年危機に陥っているために退学を検討中の楡(生田俊平)。

南雲はもう1つ、目が見えてないのでは?と指摘したんですが…

コンタクトレンズショップでのわちゃわちゃした様子から

翌日の練習で劇的に上手くなるまでの流れがもう、CMに見えて仕方なくて(苦笑)

他にも、南雲がグラウンドにやってきて、さぁこれから本番だ!と思った矢先に

山住(黒木華)が熱を出すくだりとか、

犬塚(小日向文世)の目の病気のくだりとか、

今回も特段盛り込む必要のないサブエピソードが多過ぎました。

 

唯一の救いと言えば、各々の騒動をまぁまぁ早い段階で終わらせた所ですが…

それはつまり「今後の物語に影響するほど重要ではないから、

用意しなくても良いエピソード」とも言い換えられる訳で。

個人的にはそんな事よりも、南雲が監督として戻ってきてから

チームをどう強化していったのか、初対面の1年生との関わりはどんな感じだったのか、

どうやって部員たちの才能やスキルを伸ばしていったのか…の方を

じっくり見たい気持ちにさせられっぱなしでしたね。

 

あと、今回の話で最も腑に落ちないのは、

南雲が横田(生瀬勝久)とともに、学長・丹羽(小泉孝太郎)と対面するシーン。

一々クレームをつける犬塚に対して、

横田が「失敗した人間の背中、いつまでも蹴り続けて楽しいですか?」

「あんたは、いっぺんも失敗した事ないって言うんですか?

失敗を重ねて今があるんとちゃいますか?」と言いながら南雲を庇い、

最終的に丹羽に認めてもらうんですけど、

多分、世間的には「横田先生、優しい!」「感動した!」といった声が

多いシーンだったんでしょう。

でも…私はむしろ「え??」と思えてしまって(汗)

 

いや、間違いを起こした人間はいて当然ですし、

罪を犯した者に更生は許されない!なんて厳しい言葉をかけるつもりも

これっぽっちもないんですが…

正直、「本人も十分反省しているし、部員たちも南雲の監督復帰を望んでいるんだから

もう良いじゃありませんか」と許しを乞うて解決させるんだったら、

じゃあ、ただでさえ視聴者に受け入れにくい"無免許"を

初期設定に加えなくたって良かったんじゃん?という考えに辿り着いてしまうのです。

 

今までも無免許についてあーだこーだ書きつつ、それでも心の底では、

いずれ単位取得し忘れに気づいたエピソードが明かされるんじゃないか…

世間から冷ややかな目で見られながらも、

真摯な態度の積み重ねで徐々に認められていく様子が描かれるんじゃないか…

と期待していた部分もあったから、粘り強く顛末を見続けてきたのに、

まさか、こんなに綺麗サッパリ終わってしまうなんて。

とても「残念」の2文字では片付けられないくらい、ガッカリしました。

 

粘り強くと言えば、野球試合のシーンもそうなんですけど。

あくまでも「甲子園に出場」が本作のゴールだから、

最終回なら、尺をいっぱい割いてくれるんじゃないか…とは踏んでいるんですけど、

もうこのままの流れだと、部員たちの活躍ぶりに涙腺がやられるよりも、

「最初から部員たちにスポットを当てて描いてくれれば、もっと見応えがあっただろうに…」

と惜しむ印象の方が残ってしまいそうですね(汗)

ここまで来たので、最後まで見ますけども…。

 

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下剋上球児 6話 感想|大人サイドの話はもうお腹いっぱいよ〜(汗)

 

 

アバンは、処分が決まって報告する所から始まるのかと思ったら…

まさか1年前に戻って、ワンクッション置かれるとは(汗)

で…南雲(鈴木亮平)が謹慎している間の部員サイドの話を済ませて

いよいよそのシーンになったものの、

流れ的に「あ、不起訴なのね?」とお察しするかのような解決方法。

時間軸を変える展開にしたのも謎なら、終わり方も曖昧ですし、

単位を取得出来ていなかったと気づいた大学時代のエピソードも結局スルーで…(汗)

あれだけ無免許の件を大々的に描いた割には

何だか消化不良としか言いようがありませんでしたね。

 

いや、それ以前に、今回の話で最も引っかかっているのは…

前回のラストが、南雲を慕う部員たちが南雲の自宅で食卓を囲むという

結束力の強さを示したシーンで終わったのに、

なんでその"続き"を描かないんだろう?って事なんですよね。

 

例えば前回で、根室(兵頭功海)が通学距離の問題で

南雲の自宅に泊まり込むようになったから、

そこから2人のやり取りで話を膨らませたって良いのに、

その話題に触れ始めたのは放送開始から約15分後(キャッチボールのシーン)。

そして、南雲と直接会ったのは彼と楡(生田俊平)くらい。

楡が「なんで根室ばっかり面倒見るん?」と言っていたので尚更違和感を覚えたんですけど、

あのラストを描いた上に、今回でもコンビニで部員たちが

先生に戻ってきて欲しいと訴えかけるシーンもあったんだから、

部員それぞれ、あるいは複数で南雲と頻繁に会って指導してもらうなどして

彼を頼る描写を盛り込んだ方が、"連続ドラマ"として自然な流れだったと思うのです。

 

指導法にしたって、別に、学校のグラウンドでフィードバックをもらう以外にも方法はある訳で。

家に行って一緒に練習メニューを見直すとか、お悩み相談をしてもらうとか、

バッティングセンターに行ってフォームを調整するとか

いろいろ出来るはずなんですが、本作って大人サイドの話か騒動で尺を埋めがちなので

元教師と生徒の交流エピソードが極端に少ないんですよね。

ただでさえ現時点でも「弱小野球部の再生」を描いたドラマとして破綻しているのに…

この内容では正直、前回のラストも、今回の序盤の嘆願書のくだりも

用意した意味がないんじゃないか?という気がしました。

 

全10話と想定して、後半戦に突入したでしょうから、

前々から思っていた事を今から書かせていただくと…

作り手に対して失礼な発言だとは自覚しているんですけど、

もしかして、野球がどんなスポーツがよく分かっていないのでは?

と思えてならないんですよね。

個人的にはどうも…調査不足なのを誤魔化すために、

三重県の美しいロケーションや、風変わりのアニメーション演出、

部活外での騒動に、無免許やら元旦那やら、犬塚(小日向文世)の目の件といった

野球に関係のない設定を盛り込んでは

内容を充実させているようにしか見えないから、そんな疑問が浮かび上がってくるんです。

 

まぁ、私も野球のルールを全然知らないので、

偉そうに…と自分でもツッコミたくなるんですけど(汗)

でも、テレビで試合を時々見かけると、

野球は"チームワーク"で成り立つスポーツだというのは何となく理解出来ます。

本作の越山高校の場合は、部員たち1人1人だけではなく、

野球部全体にも課題が山積みなんですよね。

だったら、練習風景はもちろん、今回の試合シーンで挿入されていた他校生徒の分析や

作戦会議の様子ももっとじっくり見せて欲しいですし、

騒動もせめて、野球部内で留めて欲しいなぁ…と思うのは、わがままなんでしょうか。

 

低い所からの大成長なので、ドラマ映えするだろうし、

盛り上がる事間違いなしなんですけどね。

「なんか急に強くなってる」という印象を持ってしまうのが残念です…。

※来週は泊まりがけの用事があってリアタイ出来ないため、感想投稿は遅くなります。

ただでさえ投稿本数が少ないので、なるべく早く上げられるように努めます!

 

 

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下剋上球児 5話 感想|せめて不起訴まで描いて欲しかった…

 

 

鈴木亮平さんご出演のビールのCMを見かける度、

「ビール飲んで気持ち良くなってる場合か!」と

ツッコんでしまう今日この頃。←いや、役だから…

まぁそんな事は置いといて…

 

そっかぁ………もう5話なんですね。

感想を書くまでなぜか4話だと勘違いしておりましたが、

5話になってもまだ無免許の件を引っ張っているとなると

遅っ!って思えてしまいますね。

う〜ん、スポーツを取り扱っている作品なら本来、この折り返し地点の段階で

部員1人1人に愛着が持てて、それぞれの伸び具合を実感出来ているはずなんですけど…。

私が人の顔や名前を覚えるのに時間がかかるタイプなのもあるのかもしれませんけど、

正直、日沖(菅生新樹)と翔(中沢元紀)と根室(兵頭功海)の3人以外

名前と顔が一致していなければ、他の部員たちの印象が薄いですし。

南雲(鈴木亮平)に話を割いていて、練習風景の描写が不足しているあまりに、

甲子園に出場出来そうな可能性を部員たちから感じられにくいのが

かなり致命傷な気がしています。

 

そして、南雲にまつわるエピソードはエピソードで、疑問点が多いんですよね。

ざっと列挙するなら…

①なぜ、南雲が教師を目指すきっかけや赴任してからのエピソードは描かれて、

 その"間"である肝心の、視聴者が最も知りたいであろう

 単位を取得出来ていなかったと判明した件を飛ばしたのか?

②南雲の無免許が発覚したなら、彼の関係者も調査するものではないの?

 知っていて隠した山住(黒木華)も罪に問われるべきだと思うけど…

③無免許の真相が、「卒業に必要だった単位をうっかり登録し忘れた」で終わりとは思えない…

④回想で賀門(松平健)が"良い先生"として描かれているのに違和感が…

塩尻(町田啓太)は南雲の引き立て役だったの?

⑥なぜ南雲は部員たちに誠意を持って謝罪しないの?

こんな感じでしょうか。

 

この中でも、特に触れておきたいのは⑤と⑥です。

⑤は…塩尻って、今回の話に本当に必要だったのかどうかが分かりません。

新監督らしく、特に指導する様子や、

1人1人の練習メニューを考えている様子が描かれる訳でもなく、

ひたすら嫌な性格だけを強調して、最後は部員の台詞であっさり退場。

この扱いの雑さ加減を見ていると…

個人的には、「免許はないけど生徒想いの優しい教師」である南雲の株を上げて、

終盤の部員たちとの団欒シーンで泣かせるための要員にしか思えなかったんですよね。

仮に、南雲の指導法と塩尻の指導法でガッツリ対比させて、

日に日にしんどくなってきた部員たちが

「やっぱり南雲先生が監督じゃなきゃダメだ」と気づいて

あのシーンに繋げるんだったら、まだ納得行ったんですけど…

(教師なんでしたっけ?)真っ当に勉強して資格を得た人が悪く描かれるのは

ちょっとどうなんだろうなと、モヤモヤしてしまいました。

 

⑥に関しては…処分が決まるのに時間がかかって

南雲が数ヶ月もの間それなりに生活していたのもあって、

きちんと反省して、罪を償っている姿が見受けられなかったのが大きいかな。

途中、ゴースト監督として続けるつもりなのかと思うくらい

野球に関わっていましたからね(苦笑)

経歴を偽って接した事で、部員たちだけでなく、保護者にも、

授業を受けていた生徒たちにも、教師たちにも、学校にも被害を与えた。

自身の行為がどれだけ影響を及ぼしているのか、

そしてそれが今後何年間も続くとも分かっているはずなのに…。

鈴木亮平さんの、口を震わせながら涙を流すというせっかくの名演も、

私としては、教師らしい相槌を打つ前に謝罪が先でしょ!というツッコミが先行してしまって、

共感しようにも出来ませんし、泣けもしませんでしたとさ…(汗)

あ…共感出来ないと書いたのは、①の「そんなに想いがあったんならしょうがないね」と

同情させる要素を加えてきたのも関係しているんですけどね。

 

今回で不起訴まで描くかと思いきや、そこは引っ張って終了。

またしても騒動を盛り込んできた訳ですが、

野球とは特段関係のない騒動で尺を埋めるくらいだったら

南雲の処分がどうなるかまで描き切って、早く済ませて欲しかったです。

果たして、いつになったら野球に集中させてもらえるのか…。

 

これ…今更思うんですけど、山住を主人公にした方が

下剋上球児」というタイトルにふさわしい話になったんじゃないでしょうか。

彼女だって、女性であるが故に野球部に入れなかった悔しい過去を抱えているんだから、

その背景に焦点を当てるだけでも、這い上がる物語として

十分見応えがある気がするんですよ。

 

何度だって言いますけど、盛り上がる事間違いなしの題材なのに、

なんでこうなっちゃったんでしょうかね…(汗)

 

 

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下剋上球児 4話 感想|とりあえず…ケリをつけてくれそうで安心。

 

 

う〜ん…出場停止処分を受けず、何事もなかったかのように熱い試合を繰り広げている辺り、

南雲(鈴木亮平)の無免許問題はもちろん、

前回の生徒たちによる暴力事件も盛り込む必要があったとはどうしても思えないんですよね。

個人的には、賑やかしのための騒動に映ってしまって。

前者に関しては、「下剋上球児」のタイトルに因んで、弱小高校野球部の部員たちと

大きな傷を負った教師が共に地獄の底から這い上がり、頂点へと上り詰める…。

そんなスケールの大きい物語にしたくて、

無免許や書類偽装した事を隠しながら教師を続けるという、

発覚したらどう考えても社会復帰出来そうにない設定を加えたんでしょうけれども…

犯罪は犯罪でも、野球部の親友を精神的に殺してしまった過去があるとか(飛び降りとか…)、

監督の指示により敵チームと傷害事件を起こしたとか

そういった方向に持っていった方が、南雲を応援しやすかったのではないでしょうか。

 

でも…今回でひとまず、無免許問題の解決に向けて南雲自身が動き出してくれたので、

モヤモヤした気持ちは少し解消出来たかな。

試合中も、大声出したら目立っちゃうよ…いつバレてしまうんだろうか…と

違う意味でハラハラしながら見ていたくらいには

話の没入感を削ぐ要素になっていたので、

次々回辺りでなくなりそうだと分かって、正直ホッとしました。

これで、共犯宣言も解かれて…

あとは、禊を済ませてから、野球部のみんなと再会するまでの描写次第ですね。

 

2年後の世界で、監督として大会に参加している事は確定していますから、

南雲がどう受け入れられるかで、また作品への評価も変わってきそうな気がします。

2話の感想でも書いた通り、部員全員が駆けつけるなどして、

どうか「それでも俺は…」みたいな感動話に持っていかないで欲しいですし、

外部コーチではなく正式な教師として戻ってくるのなら

都合良過ぎな感じはありますし…。

まぁとりあえず、次週を待つしかなさそうです。

 

「最愛」「MIU404」を生み出したスタッフの最新作という事で、

視聴前の期待度を高くつけている方をちらほら見かけたのを踏まえると…

ここからの巻き返しを期待したい所ですね。

私も、このままでは終わらないはずだという望みは、まだ捨てておりません。

 

 

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下剋上球児 3話 感想|でも無免許だしなぁ…がチラついてしまう(苦笑)

 

 

まず初めに、大して重要ではないんですが、どうしても気になった事を1つだけ。

えっと…田舎ならではの、人との距離の近さを表したシーンなのかもしれませんけど、

教師と生徒2人っきりで食事に行くのでさえ、

万が一バレたら、保護者から勘繰られて叩かれかねないのに、

未成年の前でビールを飲むって…それはもうアウトでしょう(汗)

もはや南雲(鈴木亮平)自ら「教師免許持ってないから」と言っているようなもんですし。

大体、彼自身は罪悪感を抱えていて、秘密が広まらないように

教師としての立居振る舞いに常に意識を配っている立場でしょうに、

周りからどう見られているか全く気にしない人…ととれる描写をする所にも

何だか矛盾を感じてしまいます。

昭和だったら分かるんですけど、2016年じゃ通報されるんじゃないか

とも思えてなりませんでした。

 

いや、それ以前に、もっと気になる事がありますね。

視聴者の大半がモヤモヤしているであろう、

なぜ無免許の設定を盛り込んだのか?の件についてです。

もうね。どれだけ教師らしい発言をしても、どれだけ面倒見が良くても、

「でも無免許だしなぁ…」っていうのが頭に過って、話に集中出来ないのです(苦笑)

 

仮に、卒業間近になって単位が足りないと気づいたのにも事情があり、

誰かにハメられたから…とか、そんな背景が明かされたらまだマシなんですけど

(とは言っても、黙って教師を続けている時点で同情は出来ませんが…)、

特に描かれそうにないので、この設定が今の所はノイズにしか感じられませんし。

教師を辞めて外部コーチになれば、野球部に引き続き関われるのでは?と思いついても、

逆に部員たちや妻の不信感が募って

いずれ告白せざるを得なくなるんだろうな…と悶々とするばかり。

こうして無免許の事で気を取られていたら、まさかの山住(黒木華)の共犯宣言で、

えっマジで…???なんて、口をポカーンとしながら見てしまいました。

 

今回は、本来主人公がやるべき仕事を山住が引き継いでいたので、

野球部というメインの要素は消え失せてませんでしたが。

でも、あくまでも主人公は南雲な訳で。

肝心の彼が何をやっているかと言えば、騒動の火消し、問題のある生徒の宥め役、

いつカミングアウトするかの葛藤…なので、

野球部とは無関係であれば、もう「下剋上球児」というタイトルとは

かけ離れた内容になってしまっているんですよね。

 

野球部を取り扱った同局のドラマと言えば「ROOKIES」があり、

ストレートに胸熱展開を描けば比べられてしまうから、

サスペンス要素も加えて、社会派の面も取り入れて

差別化を図ろうとしたんだろうとは理解出来ます。

でも、物語の冒頭で「2018年に甲子園出場」という"未来"を示しているように、

弱小野球部が甲子園に上り詰めるまでの軌跡を主軸に置いているのに。

主人公が経歴詐称してて…訳ありな生徒がいて…妻も何か元旦那に関する秘密を抱えていて…

息子は血が繋がっていなくて…高校生の日常も描いて…モンスターペアレントもいて…

といったパーツを増やして、取捨選択がし切れていなかったら、

正直、本末転倒だと思います。

 

妻にはカミングアウトした。

大学の知り合いがポロッとこぼしてしまった。

「ついに、南雲の決断のときが」という次回予告の提供シーンのテロップを信じて…

とにかく、甲子園出場までいつバレるのかヒヤヒヤしながら見守る話…にはせず、

無免許の件は早めに解決して欲しい限りです。

 

 

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下剋上球児 2話 感想|教師を辞めようとしていた理由が判明

 

 

南雲(鈴木亮平)がなぜ教師を辞める事を妻に言わずにいたのか、

なぜ賀門(松平健)と会いたがらなかったのか。

最後まで見て、ああ、だからかぁ…と納得しましたよ。

南雲の意味深な様子を引っ張らず、2話という早さで明かしてくれたのは潔かったですが、

その理由が想像の斜め上を行き過ぎていて

ラストまでで書こうとしていた感想が吹っ飛びました(笑)

 

正直、一部の部員を贔屓している感は否めませんでしたが…

野球部は厳しい指導が当たり前とされている風潮の中で、長所を見極めて伸ばす

南雲の優秀さや頼もしさを描き、

それも「TOKYO MER」の主人公を演じられた鈴木亮平さんともなれば

より魅力的なキャラクターに映る訳で。

彼に優れた人間だというイメージを持たせた前半から、

その性格とは到底かけ離れた過去がラストで判明する急転っぷりには目を引きましたし。

同時に、3年後でも監督を勤める様子が見えた事から、

どうやって続けられたのか?また、うっかり単位を落としたのにも何か事情があったのでは?

という新たな謎も増えて、次回も見てみたくなる締めにはなっていたと思います。

 

ただ、サスペンス要素をあそこまで色濃く出してくるとなると…

やっぱりチグハグにはなりそうで、不安な気持ちは拭えません。

というのも今回は、ラストの展開を除けば

普通に"成長物語"仕立てになっていて見やすかったですし、

前回よりも生徒たちの事情や葛藤に焦点を当てていた事で、

高校生&運動部ならではの青春を感じさせる内容になっていたんです。

そう…個人的には、前回と今回、今回の終盤までとラストで

どことなく別物のように思えてしまったんですよね。

もっと分かりやすく言えば、野球部の立て直しを描きたいのか、

生徒の成長を描きたいのか、大人たち(主に主人公)のリブート物語なのか、

それともサスペンスなのか…

描くべき物事がてんこ盛りで、どれをメインにして

どれをサブストーリーにするかが絞り込めていないために、

物語の方向性がイマイチ掴みきれないんです。

 

話は戻って…南雲の件、今後どうやって処理するつもりなんでしょうかねぇ。

れっきとした犯罪なので、それじゃあしょうがないか…では済まされなければ、

もし生徒たちが知ったとして、「それでも俺は先生に指導してもらいたい!」

「先生とみんなで一緒に甲子園に行きたい!」という感動ムーブに持っていったりしたら、

本作への印象も悪い方に変わると思います。

まぁ、信頼出来るスタッフではあるので、そこら辺は大丈夫だと信じていますが。

うーん…でも、サスペンス要素が悪目立ちしそうで一気に心配……(汗)

 

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