2023年夏ドラマ一覧

この素晴らしき世界 1話 感想|烏丸マル太の正体が気になって気になって

 

 

そう言えば、本作のポスタービジュアルって

初期のピンク背景×赤字の頃の記憶で止まってたな…と思い、公式サイトをチェックしてみたら

上の↑ミュージカル仕立てのデザインに変わっていたので、

遊びをふんだんに取り入れた愉快な話が見られるんじゃないかと期待していたんですが。

何だか、思っていたのと違った…って感じの初回でしたね。

 

若村麻由美さんや木村佳乃さん、沢村一樹さんなど、個性豊かな役者さんが集っていますし、

「ごく普通の主婦がある日いきなり大女優のなりすましをする事に!?」という

荒唐無稽な設定なら面白くなりそうなのに、

劇伴はゆったりしているし、演出にはメリハリがないし、話の進みは遅いし…で、

それらを上手く調理出来ていないようなむず痒さを覚えました。

 

序盤の日常パートに関しては、

古い洗濯機を用いての天丼(=同じ事を繰り返す手法)だったり、

赤ピーマンとパプリカで、妙子(若村麻由美)がこれから

大女優に擬態する事を仄めかしていたり、

「もう3年くらい経つか?」「(丸まりっぱなしの靴下を見せながら)何が〜?」のやり取りが

<洗濯機を買った時期>と<夫に不満を持ち始めた時期>のダブルミーニングになっていたりと、

所々に洒落を効かせていて悪くなかったんですけどね。

やっぱり…主人公からしたら華々しい世界であるはずの女優パートが

日常パートの雰囲気と同等に描かれてしまったのが痛手だったかと思います。

内容にしたって、今回は記者会見がゴールにはなってしまうし、

本作がどんな話なのかは既に解禁されている訳ですから、

もうちょっとテンポ良く展開していって欲しかったです。

 

そして、予告映像で薄々感じてはいましたが…

若村さん演じる妙子、変装しなくても既に女優のオーラが漂ってましたよね?

"ごく普通の主婦"の時点であまりにも綺麗なものだから、

個人的には、そりゃカツラ被ってるから…ってのもあるけれども

変装した状態だとコスプレ感の方を強く覚えてしまいましたよ(苦笑)

この手の作品って、元の素材が良く撮れていると、ビフォーアフターの差がなくなって、

いざ大変身を遂げた時に盛り上がりに欠ける気がするんです。

だからこそ、老けメイクと老けて見えるような演技指導で

カバーしていただきたかったなぁ…とも思ったのでした。

 

元々は鈴木京香さんが主演の予定だった本作ですが、ご本人も女優のオーラが強いですし、

この作風となると、どちらも同じ印象を持つ事になっていたかもしれませんね。

で…「脚本家・烏丸マル太」の正体の件は、

噂されていた某大河ドラマの方は自ら否定されたそうで。

「30年くらい経った今、引き出しの奥から引っ張り出した」企画であるという発言からして、

もしかして、プロデューサーが脚本家も兼任されているのでは?なんて考えております。

 

思ったよりも内容に惹かれなかっただけに、このままだと

一番の楽しみは「果たして、烏丸マル太が誰なのか?」になってしまいそうです…(汗)

前時間のドラマが来週お休みなので、一応次回も感想を書く予定でいますが、

3話から視聴のみに切り替える可能性大ですね。

(※時間が遅くなったため、前時間のドラマの感想は日曜火曜までに投稿する事にします…)

 

 

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ばらかもん 2話 感想|1番じゃなきゃダメなんです

 

 

いやぁ…清舟@杉野遥亮さんのふとした表情がやっぱり良いです。

いつもはやらない事をして感謝された時の、嬉しさを隠しきれない表情だったり、

「俺、田舎に染まる気はないのに…」がそのまま現れ出たようなジト目だったり、

例え話でヤスバァ(鷲尾真知子)に相談した時の不安げな様子だったり、

思いがけないアドバイスを聞いた途端イキイキし始めたり。

性格は素直じゃなくても、

顔には割と出やすいタイプの主人公だからか(また、そう演じるのが上手いお陰で)、

何を見聞きしてどう感じたのかがこちら側にもスッと入ってきて、

見ていて気持ち良いんですよねぇ。

もはやこの自然体さが、本作の魅力を引き立たせているような気すらしています。

 

今回はタイトル通り「前途多難」で、

清舟のポンコツっぷりを愛しく描いた話になっていましたが、

ストーリーも何気に綺麗に構築されていると思います。

例えば…話の中で取り上げられたのは、優勝を逃した件に、体育祭用のゼッケン、

防犯ブザー、嵐の夜、黒電話、薪風呂、そして餅拾い。

こんなに多くのネタを1話内で扱おうとすれば、ただのエピソードの箇条書きで

とっ散らかって終わりかねないんですけど、

放送開始から7分程度で「島に来れば良い字が書けると思ってたのに」と嘆く

清舟のシーンを用意する事で、

これから、上しか見ていない、1番にこだわろうとする彼の変化を描くのだというのを

提示してきているのです。

 

で…日常の中に転がっている数々の"気づき"を描いた所で、

最終的には、餅拾いのエピソードを通して1つの結論を導き出す。

「たまには足元にも目をやって、大らかにどっしりと構えていれば、

意外な形で幸運が訪れてくるのかもしれない」

清舟がこんな風に考えを変えられるようになるには最適なエピソードでしたし、

パンチが人一倍餅を取っていた理由にもほっこりさせられました。

 

また、個人的な事で言えば、

焦りともとれる「俺から書道を取ったら何もないから」の台詞や、

「世の中には、取れる人間と取れない人間がいる。…俺は確実に後者だ。」と

自分を下げて考えるのには、私も心当たりあってかなりグサッと来ましたね。

悲しいかな…今私たちが生きているのは競争社会。

勝ち負けにこだわろうとしなくても、必ずどこかではそれが生まれてしまいます。

だから、就活生や社会人なら特に、今いる状況・立っている場所で

何とかして生き残ろうと必死な人も多いでしょうし、

最悪、無理がたたって、体調を壊してしまうケースも少なくありません。

常に誰かと比べられ、常に誰かから評価される…そんな日々を送っているからこそ、

本作の作風に救われ、癒されるんじゃないかなぁと思ったのでした。

なんか…真面目寄りな文になっちゃいましたけどね(苦笑)

 

今期はもう1つ田舎を舞台にした「ハヤブサ消防団」という作品がありますが、

本作では田舎の温かさ、そちらの作品では田舎の恐ろしさで

真反対の事を描いているのはもちろん、

水曜木曜と連続で放送されているのも面白いんですよねぇ。

奇しくも、雷にまつわる話も被ったというw

1つのエピソードをどうやって膨らませていくのか、

そこを見比べてみる楽しみ方も出来そうです。

 

 

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シッコウ!!〜犬と私と執行官〜 3話 感想|ここまでが第一章。良いタイミング!

 

 

今回の債務者には、ちょっと同情してしまいたくなる…

というか、切ない気持ちにさせられましたね。

同じ「同情させる話」でも、1話の二川家はやり直せるチャンスはいくらでもあったのに

口だけで行動に移さなかったり、2話のEXTuberは自業自得案件なのに

急に繊細で寂しがり屋の人の印象を持たせてきたりで

疑問に感じる事が多かったのですが、

今回に関しては、重い運命を若い頃から背負わされてしまっているのが大きかったです。

 

本作では高橋光臣さんが演じられていて、

年齢的に恐らく30代後半〜40代前半で設定されていたと想定しますが、

高齢者が家賃滞納で部屋をゴミ屋敷化してしまうニュースはよく見聞きしますし、

実際に部屋に立ち入ってみたら、既に亡くなっていた…という話があってもおかしくありません。

だけど、矢上(高橋光臣)の場合は、ゴミ屋敷はゴミ屋敷でも

袋にまとめて縛った上で部屋に残していたし、飼っていた猫の毛並も綺麗に見えて。

その2点から、絶望は感じつつも、

少なからず、生きる事はまだ諦めてはいないのだろうとは察せられました。

重い運命を…に加えて、こういった"日常の片鱗"が描かれた事が、

今回の感情移入に繋がったんだと思います。

 

内容で言えば…今までとは違い、前半は工事費未払いによるパチンコ店への執行、

後半は公団住宅の賃料不払いによる部屋の明け渡しと動産執行の

二部構成になっていました。

2つのエピソードを用意する事で生まれる

ドラマあるあるの"関連性"が後に出て来るかと思いきや、

前半パートが尺埋め的な扱いで終わってしまったのは残念でしたし、

売上は順調でも工事費を支払おうとしない理由も明かされなかった(自転車操業?)ので

多少の消化不良感は残りましたが(汗)

ただ、全体を通して見れば、第一章として綺麗にまとまった話になっていた気がします。

 

1話で取り扱った家賃滞納を、3話という短いスパンで再び取り扱う事で、

最初は執行官に対して「泥棒」「犯罪者」という凝り固まったイメージを持っていたのが、

執行補助者として仕事に携わっていく上で「ざわざわする」気持ちが芽生えるようになった

ひかり(伊藤沙莉)の変化を描く。

そして、元々は犬が苦手な小原(織田裕二)の護衛のつもりで働いていたものの、

今回の仕事は犬とはあまり関係がなくなってきた所も、また"狙い"ではあるんでしょうね。

 

「執行官ならではの苦悩」を存分に提示してきた3話分。

ひかりは小原の考え方に刺激を受け、

「人生をリスタートをしてもらうための職業」だと前向きに捉える事が出来たし、

小原は執行官でありながら、案外私たちと同じ

繊細さを持ち合わせた人間なのだというのがよく分かりました。

来週はお休みを挟んでしまいますが、逆に良いタイミングだったと思います。

放送スケジュールを事前に把握した上でのプロットなのかも…という綿密さも感じさせますね。

お互いのキャラクターをはっきり描き分けた所での休止なので一区切り感が際立ちますし、

これから本当の意味での"コンビ"になっていくんじゃないかと、

そんな期待すら抱かせてくれた〆でした。

 

次回はゲストがゲストなのもあって、よりバラエティに富んだ話になりそうで楽しみです。

ところで…ここまで脇役的な立ち回りだった栗橋(中島健人)は、

今後ラブコメ要員にもなっていくんでしょうかね?

 

 

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転職の魔王様 1話 感想|この主人公は割と良いかも?

 

 

※外出先にいるので、初回ではありますが簡単感想とさせていただきます…m(_ _)m

 

なるほど、その人に合った転職先を見つけるまでの物語というよりかは、

人間を修復していく物語なのかもなぁ…というのが読み取れた初回でした。

説教する訳でもなく、お涙頂戴を誘う訳でもない。

とりあえず、主人公が比較的真っ当な人物だと分かって、ホッとしましたね。

 

現実を突きつけるような発言を容赦なくしたり、千晴(小芝風花)の前の職場に行かせる形で

わざわざ彼女の心を抉る行為に出たりするくらいにはドライな性格ではあるものの、

困っている人を目の前にしたら最後まできちっと面倒は見るし、

その人のためなら、退職するきっかけとなった相手に正論をぶつける事だって出来る。

 

一見人が良さそうだけど、実際は部下を道具にしか思っていない

千晴の元上司・竹原(堀部圭亮)の存在が効いていて。

彼と対比させるように描く事で、来栖(成田凌)の人柄を浮き彫りにしていく手法は、

初回でお馴染みの初期設定の紹介としては中々秀逸だったと思います。

 

千晴の件は、心療内科も紹介してあげて…とは思わなくもないけれど。

でも、まるで、昔の自分から変わろうとしている彼女を

鼓舞してくれているようにも捉えられる

主題歌の「♪ここにいる 私はここにいる」という歌詞と。

その歌詞が流れるまでに、心機一転バイトとしてしばらく働く事になった社内を見回して…

千晴のアップに切り替えて…という演出を施したのを見聞きしていたら、

これから伸び伸びと社会のいろんな事を吸収して、成長していく姿が見られるんじゃないかな?とも

期待してしまいたくなるのでした。

 

来栖と千晴が3年前に出会っていたらしい事実はもちろん、

初回で来栖なりの"やり方"を提示した所で、

これから2人で、様々な悩みを抱えた求職者を

どんなゴールへと導くのか?など、気になる部分はたくさんあります。

本格始動するであろう次回以降が楽しみです。

 

 

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VIVANT 1話 感想|ドラムが人気者になりそうって事だけはよく分かった。

 

 

自分で自分の首を絞めた感じですねぇ…。

放送開始まで内容を明かさなかった事、54分拡大にした事が痛手になっていた気がします。

 

まず、前者に関しては…ここ最近はコンセプトよりも

旬な役者さんや知名度・注目度の高い役者さんのキャスティングを

売りにしているドラマが多い傾向にあるので、あえてそこだけに絞ってみたんでしょう。

その戦略自体は否定しません。むしろ、潔くて良いとも思います。

でも、大事なのは「ドラマの面白さは、役者さんの演技で決まる訳ではない」という事。

確かに、演技力が高ければ高いほど登場人物が魅力的には映りますし、

感情移入もしやすくなりますけど、それはあくまでも第一印象にしか過ぎない訳で…。

初回はいろんな意味で未知数だから、まず役者さんと役の親和性に目が行くけれども、

あとは脚本や演出の質を高めない限り、そのうち世界観についていけなくなって

徐々に離れていってしまう視聴者も出てくると思うんです。

 

だから、あえて"役者さんのみ"で勝負するなら、

最初の30分で初期設定をきちっと紹介してから物語を展開していって欲しかったですし、

どうしてもあの壮大なスケールの話で魅せたいのであれば、

公式サイトにはあらすじや相関図は掲載して、普通に宣伝して欲しかったです。

主人公のいる主な舞台はどこで、社内ではどんな立場で、どんな物語になるのか…

そんな情報が一切ないまま、起承転結の"承"だけを膨らませるような話を続けられても、

正直「で、結局何がしたいの?」って気持ちにしかなりませんでした(汗)

最後まで見ても、分かりそうで分からない感じで終わっちゃいましたしね。

 

で、後者に関しては…ハードルを上げ過ぎましたよね。

最近のドラマの初回はせいぜい90分で、

約2時間も初回を放送するケースなんてプライム帯では滅多にないので、

それだけ期待値を上げた視聴者も多くいたかもしれません。

でも、蓋を開けば…2時間も尺を取った割には、放送開始30分以降は逃亡劇の繰り返し。

背景がぼんやりしているから、この展開いつまで続くんだろう…って

途中で何度も時計を確認してしまいましたし、

画面を派手にしまくったからこそ、かえって内容の乏しさが目立っていたような気がします。

 

唯一面白かったのは、やけに言い慣れてそうな「日本人だ」のくだりと、

語尾に毎回ハートがついているかのような喋り方をする翻訳アプリくらいでしょうか。

そこ以外は、役者さんとロケのお陰で面白そうに見えたけど、

やっぱり面白いとは言い切れない…と言った方が個人的にしっくりきます。

何度も言いますが、初期設定さえ固めていれば、

初回の内容もロードムービーならではの醍醐味が感じられて、

次はどう巻き込まれて行くんだろう?っていうワクワク感が生まれたかもしれないのに…

本当、勿体ない仕上がりでした。

 

回を重ねるごとに軌道修正されていく事はあっても、

初回の内容で本作の方向性はある程度決まってくる(と考えている)ので、

初回で物語に少しでも興味が持てなければ、

次回以降に期待を抱くって相当難しいと思います。

今の所、来週もまた訳の分からない話が続くんじゃないかな〜…

そしてまた都合良く解釈するしかないのかな〜…って不安の方が先行しております。

おまけに、日本での話に戻るらしく。

初回は肉弾戦で何とかスケールを大きく見せていたけど、

頭脳戦に切り替えた途端、しょぼさが加速して行くのでは?とも過ってしまいますね。

 

とりあえず、2話は通常通り15分拡大になるだろうと思っていたら、

まさか来週は25分拡大だとは…(震)

余計なお世話ですけど、そんなに力まなくても良いのに。

まぁ……長い目で見させていただきます。

 

 

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こっち向いてよ向井くん 1話 感想|何となくの幸せも大事だと思うけど。

 

 

えんらいマッタリしてるなぁ…というのが第一の感想。

 

初回を見る限り、どうやら本作は、恋愛観の分かっていない男性が

恋愛を熟知している女性に指南され、成長していく物語らしく。

でも…"恋バナ"で男性が主人公になる所は斬新でも、

根本的な内容は今までのその手の作品と特に代わり映えはしないし、

「誰かが誰かを指南する」の構図自体も、男女逆転させているだけでこれまた一緒で、

あの手この手で形を変えて生まれた作品をここ数年で何度も見てきた訳なんですね。

 

じゃあ、設定や内容に既視感を覚えるなら、

キレ味の鋭い演出や、痛快なやりとりで楽しめたら良いかな?と思っていたんですが、

残念ながら、さら〜っと見終える事となってしまいました…。

 

はっきり言ってしまうと、話のテンポがとにかく悪かったんですよね。

劇伴は、カフェで流れてそうな洒落たBGMがずっと流れていると思えるくらい

似通った曲調が続く上に、かかるタイミングにもメリハリがないから

単調な印象を受けてしまいますし。

演出もその単調さに拍車をかけていて、前半は向井視点、

後半は片想い相手の女性視点という二部構成で、

最終的に「なぜ向井くんはフラれてしまったのか?」を紐解く

考察も交えた作風なら面白くなりそうなものなのに、

コミカル成分が足りないからか、前半も後半も"同じ"に見えてしまうのです。

 

坂井戸(波瑠)がビシッとツッコむ立ち位置である事は事前に知っていたので、

前半で既にマッタリしていても、途中からは雰囲気が一気に変わって。

教室を舞台とした妄想の世界で、学生の格好をした向井が、教師っぽい格好をした坂井戸に

指導されていく様子が見られるのかな〜とか、

時間巻き戻し演出とともに、向井が今どの地点にいるか分かる

横のバーが表示されたりするのかな〜とか(説明が下手ですみません…)、

波瑠さんの早口で捲し立てる演技を堪能出来たりするのかな〜とか

いろいろ想像を膨らませていたんですが…

まさか、そんな"遊び"がほとんどないまま終わるとは、ある意味 意外でした(汗)

 

そして、本作にイマイチ惹かれなかった理由は、坂井戸のキャラクターにもあって。

なんか…個人的には"良い人"には映らなかったんです。

確かに彼女の言う事は一理ありますし、彼の言動に落ち度があったのも事実ですし、

彼が意見を案外すんなり受け入れたのも図星だったからだと理解は出来るんですけど…。

もし私が向井くんの立場だったら、友達でも恋愛カウンセラーを専門職としている訳でもない、

会って間もない人になんで"人生の大先輩"みたいに偉そうに言われなきゃならないんだと

キレたくなる感情が先に込み上げてきてしまいそうな気がしました。

(だから、一切キレなかった向井くんは、心優しい性格なのね…と思うなど。)

 

それに、「昭和の家庭」をぼんやり理想としている考えも、

価値観は人それぞれなので悪くないと思いますし。

現実世界には明確な夢や目標に向かって行動する人もいるだろうけど、

「何となくの幸せ」を考えながら生きている人だって同じくらいいると思います。

そもそも…向井くんが恋愛が分かっていない人なら、

坂井戸は傷ついた相手に上手く寄り添えない人とも言えて、

人の気持ちが分からない点では、どちらもお互い様なんじゃないでしょうかね?

 

だから、メインテーマは「主人公の成長物語」でも、

回を重ねるごとに、坂井戸も人の多様性に触れて、

最終的に「何となくの幸せ」も肯定出来る人に描かれて行けば良いんですけどねぇ。

彼女が正義感を振りかざす事で向井の心を抉って、"勘違い男"のイメージを植え付けていく…

という話だけ展開されていくのであれば、見続けるのは辛いかもしれません。

 

まっ…恋愛指南だけでは終わらない事を信じて、3話くらいまで様子見してみます。

 

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トリリオンゲーム 1話 感想|果たしてどこまでついて行けるか…

 

 

まず…若手俳優陣のなりきり具合は凄かったですね。

各々ドラマや映画に引っ張りだこなのも頷ける演技で、見ていて圧倒されるようでした。

目黒蓮さんは私が見てきた作品だと、ここまで「教場Ⅱ」「消えた初恋」「silent」

「舞いあがれ!」で寡黙かつ誠実寄りの役が続いたので、

本作はそれらとは真逆の役で上手くハマるのかな…?というの気がかりでしたし、

佐野勇斗さんも、同じく企業を扱った作品なら、

起業してブイブイ言わせている側のイメージが先行します。

そして、今田美桜さんが社長役はまだ若過ぎるんじゃないか…(失礼)と

視聴前はいろいろと不安要素はあったのですが。

いざ蓋を開けてみれば、今まで演じられてきた役の面影をかき消すくらい、

初回でもうキャラクターを定着させてきたのには意外に感じましたね。

 

そんな訳で、役者さんの演技ややり取りを楽しむには、申し分ない作りだとは思います。

そこから溢れ出る"勢い"に、身を任せて見てみるのが本作の良さなのかもしれません。

ただ…"ドラマ"は「役者さんの演技」よりも「内容」を重視したいというのが

私の考えではありますし、

一種のサクセスストーリーであれば尚更、どうやって突破口を見つけ出したのか?

なぜトップに上り詰める事が出来たのか?といった描写過程が大事になり、

物語に説得力が生まれるとも考えています。

その点を踏まえて、初回の印象を正直に書いてみるなら…

後半の展開を中心に置いてけぼりを食らう部分が多々あって、

話についていけないのが残念でした……(泣)

 

これは恐らく、脚本と演出どちらにも原因があると思うんですね。

脚本で言えば、諸々の流れは原作に忠実なんでしょうけど、

ハル(目黒蓮)の考えた作戦にもう少し理屈を持たせて欲しかったですし、

あの大会も、何が良くて何がダメなのか、

そもそも得点を奪うためだったら何でもアリなのか、

ルールを事前にきっちり定めた上で物語を進めて欲しかったです。

例えば…ハルが電波障害を起こしていると分かった時点で

失格扱いで警備員に追い出されているはずなのに、ゲーム終了まで放置して、

2人の優勝が決まった途端「不正を働いていたから」とリークして取り消すのは

今更?って感じでしたし。

ルールはあっても、禁止事項が何なのかが明確化されていないから、

ギリギリの範疇でズルをしていく所に緊迫感がイマイチ伝わって来ないんです。

そして、話のスピードが早いためか、作戦が全体的にぼんやり。

一応"種明かし"の描写はされていましたが、倒叙ミステリーみたいに、

先にハルの際どい行為をとことん見せてから、時間巻き戻し演出や回想などで

その場その場の行為の意図を解説していく形式だったら、

彼の破天荒さもより魅力的に映って、今後の躍進に興味も持てた気がします。

 

で…演出は演出で、主人公をかっこよく魅せるのに力を入れ過ぎていて

なんか勿体ないなぁ…と。

冒頭のシーンの、影の方向はさておき(苦笑)

漫画の世界観に負けじと、合成を使って大迫力を生み出そうとしているのは分かるんですが、

それはあくまでも"飾りつけ"であって、肝心の本筋の演出は至って普通なんですよね。

大会のエピソードをまた蒸し返しますが…あんまり上手くは言えませんが、

「ガク(佐野勇斗)vs参加チーム」の構図にして

両者の強張った表情をアップの映像で交互に映してみるとか、

(これはベタではあるものの)制限時間のボードを画面いっぱいに映して、

途中からは得点の推移を隠した上で、時間ギリギリの所でCMに直行させるとか、

ハラハラさせる方法はもっと他にあったはずなんです。

あれだと、ただハルがはしゃいでいるだけにしか見えず…(汗)

とんでもない事をやっているんだというのが画面からも感じられるように、

いろいろと工夫していただきたいな…と思ってしまいました。

 

冒頭でも書いた通り、役者さんは良いですが、

話には乗り切れていないので、感想はどうしようかなぁって感じですね。

金曜日(と土曜日)のドラマ、ここ最近は書こう書こうと思っていても

途中で諦めてしまいがちなので、今度こそは…のつもりでいたんですけど、

次回の内容次第では視聴のみに切り替えるかもしれません。

その代わり、まだ初回も未視聴の某深夜ドラマの感想に取り掛かろうかな…?とか。

まぁ、しばらく様子見してみます。

 

ところで…井田くん×橋本さん、柏木学生×大河内教官、久堂清霞×斎森美世で

キャストの再共演率が高過ぎじゃないですか?(笑)

感想を書こうとして上のポスタービジュアルを貼り付けた際、

5人のうち3人は目黒さんと共演した事のある役者さんで改めてびっくりしましたよw

 

 

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ハヤブサ消防団 1話 感想|こりゃ面白い!夏にぴったりのドラマだわ。

 

 

ここ最近はミステリーには食傷気味になってしまっていた私。

本作も「もしかしたら良さげ…?」と思いつつ、強く期待はしておりませんでした。

と言うのも、犯人候補となる登場人物を露骨に怪しく見せたり、意味深な言葉を並べ立てたり、

思わせぶりなカットの連続だったり、不穏な空気を作るための展開が強引だったり…

次々と生まれていく同系統の作品のほとんどは

やたら不自然さを強調しがちだったので(特に日テレ)、

また"そのパターン"に陥ってしまうのではないか?と不安に感じていたからなんですよね。

 

しかし、いざ初回を視聴してみたら意外と…いや、かなり面白かったです。

確かに、上記に挙げたような定番は所々押さえてはいるんですけど、

全体的には新感覚ミステリーの印象を受けました。

何より、謎多き連続放火事件の真相に迫っていく物語のはずなのに、

住民たちの優しい人柄やアットホームな雰囲気を前面に押し出してきたのが意外だったのです。

親しみやすいキャラだとイメージづけるからこそ、

逆に奇妙な事件が相次ぐ集落の不気味さが際立つと言うか…。

のどかな田舎町のロケーションも効いているし、

不協和音じみた劇伴のかかるタイミングも抜群で、

不穏と温かみのアンバランスさが妙に癖になる内容でした。

 

そして、視聴者の多くが言及しているでしょうが、消火活動のシーンでの長回しの演出も

静かな緊迫感を生み出していて良かったですねぇ。

周囲を見回すカメラワークがね…まるで、現実離れした世界を

動揺しながら目の当たりにしていく主人公視点にも思えたんですけど、

実際の主人公はただ画面に映り込んでいるだけだったんです。

それがまた、どことな〜くゾワっとした感覚を覚えまして。

小さい頃の出来事とは言え、太郎(中村倫也)が何も覚えていないっていうのも不思議で、

もしかして催眠術で記憶を操作されている…?

実はカメラマン側も登場人物で、彼が無意識に閉じ込めていた"分身"として描かれたりして?

なんて、考察が苦手ながらもぼんやり想像してしまいました。

まぁ…さすがに後者は考え過ぎかしら。

 

キャストもみんな、犯人役を卒なくこなされる(こなされそう)な

方々ばかりなのも興味がそそられます。

というかむしろ…周りの顔圧が強めだからか、中村倫也さんの元々さっぱりした顔立ちが、

短髪なのも相まって余計にさっぱりして見えるような(笑)

 

太郎と一対一で関わった人は、彼の前から姿を消す法則でもあるのか…?とすら思える

強烈なラストもミステリーにおいては定番ではあるんですが、

話がどう転がっていくのか探り探りで見てきてからの衝撃展開なので緩急が凄まじく、

純粋に、早く次を見たい気持ちにさせられましたね。

 

実写化されるのは銀行!買収!ばかりの池井戸作品ではありますが…

そっち方面じゃないお話の方が楽しめるのかもしれません。

そして、昨日は「ばらかもん」が今期1位かも?なんて事を書きましたが、

本作の初回を見て、早速心が揺らいでおりますw

テレ朝のドラマでガッツリ掴まれたのも久しぶりですし、

「今日は〇〇だ♪」と思わず心が弾んでしまうドラマが何作かあるのも久しぶり。

今期は火・水・木曜が充実しそうです。

 

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ばらかもん 1話 感想|悩める青年の杉野くん、似合うねぇ…。

 

 

今期の本命でしたが…うん、私の予感は外れていなかったようです。

週の真ん中の水曜日での放送という事で、それはそれは癒されるんですけど、

何でしょうねぇ…子供の頃、夏休みの時期になると見ていた昼ドラのような

懐かしさと安心感すら感じさせました。

 

話のテンポも良し。程良く気の抜けた劇伴も、島を舞台にした作品にぴったり。

苦手な視聴者も多そうな、他人のプライベート空間にズカズカ入ってくるくだりも、

序盤の方で、"非日常"の象徴でもある海と

島の人ののんびりした人柄に触れてくれたお陰で微笑ましく見られる。

そして、重たくなりやすい葛藤の描写も、子役の存在がアクセントになっているためか、

本作のうたう"ハートフル島コメディ"とバランスが取れていたと思います。

 

挫折を覚え、田舎に引っ越した若者が

住民たちとの交流を通して再生していく…という設定自体は確かにベタではあるけれども、

ベタだからこその味わいがあって。

個人的には、「この島で暮らしてみるのもアリかもな」と思えるまでの

主人公の気づき・心情変化を、段階を踏んで丁寧に描かれている所に好感が持てました。

 

もう少し詳細に書くと…ストーリーの構成が「①非日常の世界に触れてみる主人公」

「②現実に引き戻される主人公」「③島での暮らしを改めて受け入れる主人公」の

三段階に分かれている気がしたんですよね。

 

まず「①非日常の世界に触れてみる主人公」で言えば…

引っ越しの手伝いに来た住民たちを清舟(杉野遥亮)が見送るシーンがあったんですけど、

なる(宮崎莉里沙)に「明日は来なくて良い!」と断る際の表情が、

そこまで嫌にも思っていなさそうで、どちらかと言うと充実感を覚えてそう?で

妙に印象に残ったのです。↓

で…実際に、まだ会って間もない人たちがぞろっと来て、荷物をどんどん手分けされた事を

どう感じたのか?に対する"答え"は…

おじいちゃんの残した「粉もん」を手に取ってみて、

あまりの美味しさに思わず再び笑みが溢れてしまう様子で、何となく察せられます。

また、順を追ってではなく、引っ越し手伝いシーンの前に

清舟が五島列島に越してきたきっかけエピソードが挿入されていたのも効いていて。

「天才書道家の息子だから」という色眼鏡で見てくる人や、

自分の作品を認めない(否定する)人がおらず、

むしろ1人の人間として普通に接してくれる環境だったからこそ

居心地の良さを感じたのかもしれないな…とも想像させられました。

 

次に、「②現実に引き戻される主人公」。

島での生活に触れてみて、学生2人に書道を褒められて

ますます島と住民たちに好感を持った所で…純粋さが故に出た

なるの「先生が書いた字みたい」という言葉で地雷を踏まれた感覚を覚えてしまうのです。

やっぱり、いつまでもここで立ち止まる訳にはいかない。

早くここで良い作品を作って、東京に戻って見返さなければ…。

父に憧れ、書道家を目指すと決めた少年時代の回想と、

体を壊してまで書道に打ち込む姿は、島と距離を置こうとした清舟の心境そのものでした。

 

最後に、「③島での暮らしを改めて受け入れる主人公」。

先ほど「子役の存在がアクセントになっている」と書きましたが、

物事に真っ直ぐ向き合う子供だからこその解決方法でしたね。

なるに続いて海に飛び込むシーンなんかは、

着衣のまま飛び込んで、泳いで、盛大に濡らして…

何と言うか、童心に帰ったかのようで刺さりましたし。

一緒に夕陽を見るシーンは…五島列島でのロケ当時は天気は悪かったそうですが、

分かりやすくオレンジ!ではなく、逆に雲がかった淡い景色だから

良さが出たんだと思います。

まるで、清舟にそっとエールを送ってくれているみたい。

 

島に来るまでは、自分らしい作品を追求するため、恐らく家に閉じこもりっぱなしの

生活を続けていて夕陽を見る事を考えもしなかった。

そんな彼が久々に夕陽を見て、新鮮な体験を得られて、

あの景色も彼の中では忘れられないものになるんだろうなぁ…と思うと、

ちょっとだけ目がウルッとしてしまうのでした。

最後の書道も楽しい感情が伝わってきて、

これからいろんな事を吸収して、伸び伸びと育っていく様子が見られそうで

ワクワクさせられましたねぇ。

 

しかし、ここまで褒め褒めの感想を書いてきましたが、気になる部分もなくはないです。

本作は漫画原作なので、多分、漫画の作りに引っ張られているのもあるのかもしれません。

たま〜に、四角いスペースやもわもわスペース(?)などで記載されているような心の声を

台詞に起こし過ぎかな?というのは引っかかりました。

 

漫画ならではの良さとドラマならではの良さって違っていて、

本来の台詞をそのまま持ってくると、過剰説明になりかねないんですね。

ドラマはドラマで、漫画では中々描けない"行間"を役者さんが演じて下さるから、

視聴者はその演技や表情からキャラクターの心情を読み取れる。

もう少し、あえて語らない部分も作った方が自然に映るかも…と思いました。

 

という訳で、一部惜しい所はあったものの、

今期のトップ間違いなし!とすら感じられる仕上がりでしたね。

はっきり言って、好きです(笑)

島が舞台の話になるとどうしても評価が甘々になってしまいがちですが、

"1つの作品"として、これからもじっくりと見届けていきたいです。

(それにしても、文章が結構長くなってしまったなぁ…w)

 

 

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18/40〜ふたりなら夢も恋も〜 1話 感想|瞳子(深田恭子)は元教師かなんかなの?

 

 

う〜ん…なんで「妊娠を通しての出会い」にしちゃったんでしょうねぇ…。

個人的に"火10枠"でシスターフッド(=女性の絆)を題材にしようとしていた事に

微妙にむず痒い感覚を覚えたのって、こういう所にあるんですよね。

 

本作の場合は、学芸員・キュレーター志望の有栖(福原遥)と

アート会社に勤める瞳子深田恭子)で、お互い"アート"に共通点があって。

有栖はキャリアが豊富な瞳子に影響を受けながら、夢に励んでいって、

一方で瞳子はそんな直向きな有栖に刺激をもらいながら、仕事により邁進していく形で、

その共通点だけでも両者の変化や成長は十分に描けただろうし。

そして、私が今まで見てきた、シスターフッドを取り入れた作品の中では珍しい

年の差設定も含まれているので、最初はひょんな事から一緒に住み始めたものの、

ジェネレーションギャップに悩まされた2人が、徐々に擬似姉妹になっていく…

という流れでも、話を膨らませたんじゃないかと思うのです。

 

なのに、この枠でやりがちなのは…いつもの"恋愛"、本作の場合は妊娠といった

キャッチーで話題性のある要素を盛り込んだ結果、

じっくり描く事で面白くなりそうな題材もかえって持て余して終わる…というもの。

初回を見た限りでは、いろいろと欲張り過ぎではないか?と思えてしまいました。

 

2人の恋模様はもちろん、妊娠の設定自体も特に必要には感じませんが、

少なからず、物語の後半辺りに妊娠のくだりを持ってきた方が、

瞳子が人のプライベートに介入してくるのもまだ説得力があった気がするんです。

まぁ、そんな作品は今年の冬クールにもありましたが…年の差で差別化は図れるという事で。

後半であの展開なら、もう2人の関係性は構築されているから、

瞳子の「自分の生きたい人生、諦めないで」「人生これからだから」

などのお説教も心に響くシーンになっていたかもしれません。

 

逆に、まだ初対面の段階で、どんな人かもあんまり知らない相手から説教されても、

美人で、キャリアがあって、良い会社に勤めてそうな人に自分の何が分かるの…

って感情が先に出てきそうですよね(汗)

クリニックで自分語りを始めるくだりにしたって、そこでコミュニケーションを交わす前に、

例えば、1人で苦しそうにしているのをお互い何度か見かけていたとか、

数年前に何かしらのイベントで関わっていて顔見知りだったとか、

そういった"前提"が用意されていたなら理解出来ますが…

「その子ちょうだい!」発言も、瞳子と加瀬(上杉柊平)の接近も含めて、

全体的に距離の詰め方に強引さを感じたのが残念でした。

話題性で飾り付けをして終わりではなく、中身(主に過程)もしっかり描いて欲しかったです。

 

胸キュン演出が一切なかったのは、挑戦なんだろうな…とは思いますが、

瞳子の土足で踏み込むキャラクターをもう少し抑え目にしていただかないと

今後見るのがキツくなりそうです…。←この話ばっかりしてますね(汗)

元教師なら話は別ですが(苦笑)いくら何でも、"深キョン"パワーではカバーしきれません。

 

まぁ、これ以上恋愛パートが悪目立ちしないようにと願いつつ

しばらく様子見してみますが、前時間のドラマの感想を書く事に決めたので、

本作の感想は初回のみとさせていただきます。

 

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