君が心をくれたから 1話 感想|なぜ好きになったのか?が大事なのに…

 

 

他の感想でも何度か書いているかと思うんですが…

個人的に恋愛ドラマで何を重視しているかって、

「なぜその人を好きになったのか」が分かる説得力のある描写なんですよね。

それが過不足なく、視聴者にきちんと伝わるように描けていれば、

たとえ設定や展開がベタであっても、登場人物への共感度が増して

自然と応援したくなってしまうものですし。

逆に不足していれば、展開のスピードの速さだけが目立ってついて行けなくなってしまう。

ドラマ全般でも言える事ではあるんですが、

近年の傾向を考えれば、特に「両想いになった2人=物語のゴール」になりやすい

恋愛ドラマにおいては、"過程"が最も大事になってくる気がするんです。

 

この点を踏まえた上で、本作はどっちだったかと聞かれれば…

残念ながら、後者を選ばざるを得ませんでした。

 

理由は簡単で、とにかく時間軸の移動が激し過ぎるんです。

時間を前後させる手法は、頭の整理が中々つかなくて元から苦手ではあったのですが、

本作の場合は、雨(永野芽郁)の置かれた状況と太陽(山田裕貴)の置かれた状況、

さらには過去のエピソードまで盛り込むもんですから、

正直、情報量がパンパンでついて行けなかったんですよね。

内容をふわっと振り返ってみれば、「なぜその人を好きになったのか」が

全く描けていない訳ではないのですが…

上記で挙げた要素を細切れで見せていたために、

1つ1つがとても淡白に映って、印象には残りづらい。

いや、全く描けていない訳では…とは書いたけれども、

「俺(私)、好きな人のためにここまで全力でやってます!」みたいな

熱量たっぷりの台詞や動作で惹きつけようとするばかりで、

心情描写も追いついていなかったのかな。

とにかく、展開のややこしさと諸々の説明不足が物語の没入感の欠如を招いてしまっていて、

本当に勿体なかったです。

 

月9の初回が30分拡大なのは通常運転ですし、今後も変わる事はないでしょう。

だからこそ、まずはじっくり拡大分を使って学生時代のエピソードから掘り下げていれば、

太陽が雨に一途なのも、雨が太陽のために心を捧げようとするのも

もう少し理解出来たのかもしれません。

 

本作の言う"心"の概念については、公式サイトではこう書かれていて。

今作は、永野さん演じる主人公・逢原雨(あいはら・あめ、26歳)が、愛する男性、朝野太陽(あさの・たいよう、28歳/山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー。

事前にこの文章を読んでいて、てっきり、"心=思考・気持ち・感情"を失った

ロボットのような主人公・雨が、太陽との関わりを通して

人間らしい心を徐々に取り戻していく話だと思い込んでいたので、

"心=五感"は同意義にはならないんじゃないかと困惑していたのですが

(五感はそこまで思いを巡らせなくても使えるものだから…という認識)。

まぁでも…見えなくなって、聞こえなくなって、感覚が分からなくなって…と

出来る事が1つずつ減ってしまえば、自ずと考える事を諦めたり辞めたりするだろうから、

それが結果的に「心を失う」に繋がるのかな?と言い聞かせて、なんとか納得。

 

近年の月9だと…と言うべきか、

後ろが空いているにもかかわらず、なんでわざわざ人混みの中を選ぶんだとか、

高速バス停の近くでカウントダウンイベントをやっているのは変だとか、

なぜか所持している爆竹を投げるのは犯罪だとか

いろいろ不自然な部分もありましたし(苦笑)

ここまで書いてきたように、2人の関係性の掘り下げが弱いのは

恋愛ドラマとしてどうなんだろうか…という気持ちではいるんですが。

ただやっぱり、永野芽郁さんと山田裕貴さんの組み合わせは魅力的ですし、

永野さんが1つずつ五感を失うという難しい役を、

中でも、映像では伝わりにくい嗅覚や味覚を失っていく様を

どう演じるのかには興味があるので、最後まで見続けるとは思います。

ただし、感想は…来週から始まる「春になったら」次第かな?

 

それにしても、今期の月曜ドラマはどちらも系統が被ってしまってますね。

ファンタジーとうたうんだから…もう少し可愛らしいか、うっとりする内容だったら

「月曜から暗そうだから」と言って離れる視聴者も減ったかもしれないのに。

 

P.S.

あと超余談で…この感想が2024年初投稿となるんですね。

(書きかけの感想記事があったもんで…書き残したい事があるから完成させなきゃな。)

辛いニュースがあり、今年はお正月のご挨拶記事の投稿は辞めてしまったので

この場をお借りする事になりますが(汗)

今年もどうか、当ブログをよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

 

1/16追記:

 

2話も見ました。

現在と過去を行き来させるのがどうもお好きみたいで…(苦笑)

過去のエピソードをそこまで映像化する必要ある?という疑問もあるんですが。

せめて、どうしても描きたいのであれば、

画面のアスペクト比くらい変えて差別化して欲しいなぁと思えてしまいますね。

 

あと…今回を見ていてめちゃくちゃ気になったのは、本作の物語の方向性。

えーっと、「ファンタジーラブストーリー」で合ってるんですよね?

ラブストーリーをうたっている割には、2人の絡みやツーショットが極端に少ないし。

群像劇と言わんばかりに、太陽にも雨と同等の重たい設定を加えて

1人で行動している描写が多く見受けられるので、

思わず公式サイトに行って、どんな作品なのかを改めて確認しちゃいましたよ(汗)

 

雨の五感が徐々に消えていく件にしたって、

「もっとこうすれば良かった」と後悔するだけで、限りある時間の中で

何か再チャレンジしてみようという必死さがイマイチ伝わってこないと言うか。

今回は味覚で、次は嗅覚が控えている。

短期間で失われれば恐怖を覚えるだろうに、本人はそこまでではなさそうに見えるのは…

設定を活かせていない証拠なんじゃないかと思えてしまいました。

 

全体的に粗があり過ぎるので、終盤の夕陽をバックにマカロンを食べるシーンも、

視聴者をうっとりさせるために用意したシーンなんだろうなぁという

作り手側の意図が見え透いてしまって、あまり惹かれていません。

良くも悪くも、ワンシーンの美しさにこだわろうとする作品なんですよね。本作って。

宇多田ヒカルさんの主題歌をもってしても、カバー出来ていない気がします。

(補足すると、ご本人は悪くありません…。)

 

今日から始まった月10の方が興味深く見られたので、

本作の感想はここで終いにしようと思います。

 

 

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2024年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 

 

3/8:「グレイトギフト」最新話の感想記事をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。

 

12/30時点で発表されている冬ドラマを

「◉最後まで感想を書く可能性が高いドラマ」

「○内容次第では最後まで感想を書くかもしれないドラマ」

「△視聴はするが感想を書く可能性が低いドラマ(不定期で雑感集?)」

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

そして、感想本数は最終的に、ここで紹介した本数よりかなり減るかもしれませんが、

よろしくお願いしますm(_ _)m

 

ではでは…もう少しで今年も終わってしまうので

ここからは超簡単に書かせていただきます!

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

※冬ドラマを全部記載している訳ではありません(基本地上波のみ)

 

放送 作品一覧 主演 初回 優先度
月曜日
フジ
月9
君が心をくれたから 永野芽郁 1/8
フジ
月10
春になったら 奈緒木梨憲武 1/15
日テレ
月深夜
先生さようなら 渡辺翔 1/22 ×
火曜日
テレ朝
火9
マルス-ゼロの革命- 道枝駿佑 1/23
NHK
火10
正直不動産2 山下智久 1/9
TBS
火10
Eye Love You 二階堂ふみ 1/23 ×
フジ
火11
リビングの松永さん 中島健人 1/9 ×
テレ東
火深夜
夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2 高梨臨 1/9 ×
TBS
火深夜
瓜を破る 久住小春 1/23 ×
TBS
火深夜
#居酒屋新幹線2 眞島秀和 1/9
水曜日
日テレ
水10
となりのナースエイド 川栄李奈 1/10
フジ
水10
婚活1000本ノック 福田麻貴 1/17 ×
テレ東
水深夜
パティスリーMON 畑芽育 1/10 ×
テレ東
水深夜
推しを召し上がれ 鞘師里保 1/10 ×
木曜日
テレ朝
木9
グレイトギフト 反町隆史 1/18
フジ
木10
大奥 小芝風花 1/18
日テレ
木深夜
めぐる未来 萩原利久早見あかり 1/18 ×
テレ東
木深夜
ナースが婚活 矢田亜希子 1/11 ×
金曜日
テレ東
金8
ジャンヌの裁き 玉木宏 1/12 ×
フジ
金9
院内警察 桐谷健太 1/12
TBS
金10
不適切にもほどがある! 阿部サダヲ 1/26
テレ朝
金11
おっさんずラブ-リターンズ- 田中圭 1/5
テレ東
金深夜
闇バイト家族 鈴鹿央士 1/5
日テレ
金深夜
消せない「私」 志田彩良 1/5 ×
テレ東
金深夜
ハコビヤ 田辺誠一 1/12 ×
土曜日
NHK
土10
お別れホスピタル 岸井ゆきの 2/3
日テレ
土10
XXX占拠 櫻井翔 1/13 ×
テレ朝
土11
恋する警護24時 岩本照 1/13
テレ朝
土11
離婚しない男 伊藤淳史 1/20 ×
フジ
土11
おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか! 原田泰造 1/6 ×
テレ朝
土深夜
セレブ男子は手に負えません 若月佑美 1/20 ×
日曜日
TBS
日9
さよならマエストロ 西島秀俊 1/14
テレ朝
日10
アイのない恋人たち 福士蒼汰 1/21
日テレ
日10
厨房のありす 門脇麦 1/21
帯ドラマ
NHK
月〜木10
作りたい女と食べたい女 比嘉愛未 1/29

※朝ドラは基本視聴のみ

 

それでは、参りましょう〜。

 

 

2024年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の18作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/簡単なコメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、12/30時点のものです。

 

月曜日

 

君が心をくれたから(1/8・フジテレビ・月曜21時)★★

 

主人公・逢原雨が、愛する男性、朝野太陽のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー。

 

ピュアなイメージのある永野芽郁さんと、最近勢いのある俳優の1人・山田裕貴さんで

恋愛モノをやると聞いて惹かれはしたのですが…

スタッフが弱い事と、月9がここ2年以上微妙な作品続きである事から

期待度は低めに設定いたしました。

 

公式サイトのイントロダクションを読んだ方ならお分かりかと思うんですけど、

そんな物理的(?)な設定なんだ!?ってビックリしてしまいましたね。

(ネタバレ感が結構漂っていたので、こちらではあえて触れないようにしました…)

あとはやっぱり…ファンタジー要素がどこまで受け入れられるかどうか?でしょうか。

 

出演:永野芽郁山田裕貴白洲迅斎藤工松本若菜遠藤憲一余貴美子

脚本:宇山佳佑(「主に泣いてます」「信長協奏曲」「今夜、ロマンス劇場で ※映画」)

演出:松山博昭(「ミステリと言う勿れ シリーズ」「トレース」「親愛なる僕へ殺意をこめて」)

音楽:松谷卓 (「神様のカルテ」「僕等がいた」「君の膵臓をたべたい」※全て映画)

プロデュース:草ヶ谷大輔(「ミステリと言う勿れ シリーズ」「コンフィデンスマンJP」「トレース」)

主題歌:宇多田ヒカル「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/index.html

 

 

春になったら(1/15・フジテレビ・月曜22時)★★★

 

母を亡くし、反発しながらも支え合ってきた父娘が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していくかけがえのない3カ月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ

 

ここも、このお2人のドラマを見てみたい…と思わせてくれるキャストです。

あとは、「3ヶ月後にこの世を去る父」となると余命が絡んでくるでしょうから、

その設定の方を膨らませてお涙頂戴に持って行き過ぎなければ良いなぁと。

 

脚本家の福田靖さんは、ここ数年は微妙か惜しい作品続きなので、

そろそろ、やっぱりベテラン脚本家は凄い…と唸らされるような良作が出てきて欲しい限りです。

(あくまでも個人の意見です(汗))

 

出演:奈緒木梨憲武、深澤辰哉、見上愛、光石研小林聡美濱田岳

脚本:福田靖 (「まんぷく」「オールドルーキー」「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」)

監督:松本佳奈(「デザイナー 渋井直人の休日」「かしましめし」「きのう何食べた?2」)

   穐山茉由(「月極オトコトモダチ」「シノノメ色の週末」「#つんドル」※全て映画)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:岡光寛子(「姉ちゃんの恋人」「アバランチ」「時をかけるな、恋人たち」)

       白石裕菜(「姉ちゃんの恋人」「かしましめし」「時をかけるな、恋人たち」)

音楽プロデューサー:福島節(「ヒヤマケンタロウの妊娠」「かしましめし」「きのう何食べた?2」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ktv.jp/haruninattara/

 

 

火曜日 

 

マルス-ゼロの革命-(1/23・テレビ朝日・火曜21時)★★ ←リタイア

 

「何かを変えたい」そう願う高校生たちがカリスマ的なリーダーに導かれ、大人社会に反旗を翻していく、前代未聞の青春“クーデター”サスペンス。

 

「3年A組」脚本家の武藤将吾さんの完全オリジナル作品。

なんですが…教師から転校生に替えただけでは?感が拭えないんですよね。

当時は小っ恥ずかしく感じていた所々の厨二っぽさが増しているようにも思いますし、

キャストが学園モノというだけあってか若手俳優中心なので、

最初からZ世代の視聴者をターゲットにするつもりなんだろうなと。

とにかく、説教やら机蹴りやら、過激な展開推しで行くのであれば即リタイアします。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:道枝駿佑、板垣李光人、吉川愛、井上祐貴、泉澤祐希江口洋介

脚本:武藤将吾 (「家族ゲーム「3年A組」「ニッポンノワール」「桜の塔」)

監督:平川雄一朗(「義母と娘のブルース シリーズ」「天皇の料理番」「天国と地獄」)

   片山修  (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「七人の秘書」「波よ聞いてくれ」)

音楽:未知瑠(「ギヴン シリーズ※アニメ」「映画 賭ケグルイ(2021)」「鹿楓堂よついろ日和」)

ゼネラルプロデューサー:中川慎子 (「桜の塔」「NICE FLIGHT!」「ノッキンオン・ロックドドア」)

プロデューサー:田中真由子(「NICE FLIGHT!」「トモダチゲームR4」「ノッキンオン・ロックドドア」)

       中沢晋  (「豆腐プロレス」「桜の塔」「癒やしのお隣さんには秘密がある」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/mars/

 

 

正直不動産2(1/9・NHK総合・火曜22時)★★★★

 

シーズン2では、永瀬を“ライアー”に導いたかつての上司で、最強の不動産営業マンが登場。ライバル・ミネルヴァ不動産に入社した事で、登坂不動産に牙をむく。シーズン1より更にパワーアップしたあの“風”とともに、永瀬と月下が街の安寧を取り戻していく!

 

原作がありますし、シーズン1の頃のスタッフも再集結しているので、

今回も安定して楽しめる作りになっているだろうと既に期待しております。

営業マンも顧客も互いの経緯が感じられて、

働くって良いなぁと思える本作の作りが好きだったので、

また永瀬たちに会えるのが嬉しいです。

 

出演:山下智久福原遥市原隼人泉里香山崎努ディーン・フジオカ笹野高史

脚本:根本ノンジ(「正直不動産」「監察医 朝顔 シリーズ」「ハコヅメ」「祈りのカルテ」)

演出:川村泰祐 (「正直不動産」「屋根裏の恋人」「一億円のさようなら」)

音楽:佐橋俊彦 (「正直不動産」「大富豪同心 シリーズ」「集団左遷!!」)

制作統括:黒沢淳 (「正直不動産」「ギフテッド シリーズ」「みかづき」)

     山本敏彦(「正直不動産」「小吉の女房2」「あきない世傳 金と銀」)

     長谷知記(「八重の桜」「スカーレット」「鎌倉殿の13人」「大奥(2023)」)

プロデューサー:室谷拡  (作品不明)

      宇佐川隆史(「正直不動産」「半分、青い。」「一橋桐子の犯罪日記」)

主題歌:小田和正「so far so good」

原作 :大谷アキラ(漫画)、夏原武(原案)、水野光博(脚本)『正直不動産』

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/shojiki-fudosan/ts/2J96ZZK84Y/

 

 

#居酒屋新幹線2(1/9・TBS・火曜25時28分)★★★

 

損保会社の内部監査室で働いているサラリーマン高宮進の密かな楽しみは、出張帰りに新幹線の車内で堪能するご当地グルメ。シーズン2では、金沢~敦賀間の延伸が注目を集めている北陸新幹線上越新幹線沿線の街を訪れる。

 

当時は仙台に旅行に行っていて、本作でたまたまその地域のご当地グルメ

取り上げられていたのを見かけて、視聴するようになったんですよねぇ。

私自身も旅行が好きで、食べる事も大好きなので、

これはいつか食べてみたい…と思うものをメモしつつ、今回もゆったり楽しんでいきます。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:眞島秀和

脚本:木田紀生 (「#居酒屋新幹線」「牙娘<GARO> シリーズ」「ハムラアキラ」)

   黒沢久子 (「#居酒屋新幹線」「民衆の敵」「ハムラアキラ」「私と夫と夫の彼氏」)

   阿相クミコ(「#居酒屋新幹線」「マルモのおきて」「推しの王子様」「ばらかもん」)

   横幕智裕 (「#居酒屋新幹線」「名建築で昼食を シリーズ」「オー・マイ・ジャンプ!」)

監督:安村栄美 (「体感予報」)

   宗野賢一 (「科捜研の女 シリーズ」「刑事7人 シリーズ」「IP〜サイバー捜査班」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:(「」「」「」)

OPテーマ:(夜と)SAMPO「プラズマクラシックミュージック」

EPテーマ:杉本琢弥「また明日」

原作:天宮さろん、KADOKAWAジェイアール東日本企画「#居酒屋新幹線」

公式サイト:https://www.mbs.jp/izakayashinkansen2/

 

 

水曜日 

 

となりのナースエイド(1/10・日本テレビ・水曜22時)★★ ←リタイア

 

医療現場の縁の下の力持ちであるナースエイド・桜庭澪が、天才的オペスキルを持つ外科医・竜崎大河とともに患者のあらゆる問題を解決していく、コメディ&二転三転の裏も織り交ぜた病院リアルエンタメドラマ。

 

医療現場を舞台にしながら、コメディタッチやポップな雰囲気で

面白おかしく見せようって所にそもそも疑問が(汗)

 

ナースエイドの主な仕事は、患者の食事や排泄の世話、入浴は着替えの補助などで

医療行為は一切許されない。

でも、主人公は医療オタクとの事なので、悪目立ちし過ぎて

医者や看護師へのリスペクトが欠けた内容にならないと良いんですけどね…。

 

出演:川栄李奈高杉真宙矢本悠馬古田新太成海璃子小手伸也水野美紀

脚本:オークラ(「住住 シリーズ」「ドラゴン桜(2021)」「今日からヒットマン」)

演出:内田秀実(「あなたの番です」「恋です!」「それってパクリじゃないですか?」)

   今和紀 (「サムライカアサン」「恋です!」「ファーストペンギン!」)

音楽:井筒昭雄(「妖怪シェアハウス シリーズ」「民王」「今日からヒットマン」)

チーフプロデューサー:松本京子(「掟上今日子の備忘録」「獣になれない私たち」「ゼイチョー」)

プロデューサー:藤森真実(「ハコヅメ」「サヨウナラのその前に」「Dr.チョコレート」)

       藤村直人(「HiGH&LOW シリーズ」「未満警察」「逃亡医F」)

       森雅弘 (「未満警察」「恋です!」「それってパクリじゃないですか?」)

       白石香織(「君と世界が終わる日に シリーズ」「トップナイフ」「親バカ青春白書」)

       島﨑敏樹(「五つ星ツーリスト」「いつまでも白い羽根」「紅さすライフ」)

主題歌:Awesome City Club「ヒカリ」

原作 :知念実希人『となりのナースエイド』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/

 

 

木曜日 

 

グレイトギフト(1/18・テレビ朝日・木曜21時)★★★

 

主人公・藤巻が完全犯罪を可能にする殺人球菌「ギフト」を発見したのをきっかけに、それをめぐる陰謀の渦に飲み込まれ、壮絶なサバイバルに巻き込まれていく。とんでもない衝撃をはらんだノンストップサバイバル医療ミステリー。

 

病院とか、陰謀論とか、巨悪とか、

諸々の設定が良くも悪くもテレ朝のドラマっぽいな〜という印象。

個人的にはあまり新鮮味を感じないのもあって、現時点ではそこまで惹かれておりません。

でも、展開や演出次第では、回を重ねるごとにじわじわ面白くなっていくのかも…?

 

出演:反町隆史、波瑠、明日海りお、小野花梨坂東彌十郎津田健次郎佐々木蔵之介

脚本:黒岩勉 (「TOKYO MER」「らせんの迷宮」「消えた初恋」「ラストマン」)

演出:本橋圭太(「緊急取調室 シリーズ」「姉ちゃんの恋人」「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」)

   星野和成(「僕らは奇跡でできている」「桜の塔」「ゆりあ先生の赤い糸」)

音楽:得田真裕(「監察医 朝顔 シリーズ」「アンナチュラル」「silent」「いちばんすきな花」)

ゼネラルプロデューサー:横地郁英(「未解決の女 シリーズ」「六本木クラス」「シッコウ!!」)

プロデューサー:髙野渉(「相棒 シリーズ」「無用庵隠居修行 シリーズ」「ラストレシピ ※映画」)

       菊池誠(「未解決の女 シリーズ」「六本木クラス」「シッコウ!!」)

       岡美鶴(「コタローは1人暮らし シリーズ」「漂着者」「unknown」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/greatgift/

 

 

大奥(1/18・フジテレビ・木曜22時)★★

 

さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描く、最も切なくて美しいラブストーリー。

 

NHK版を見ちゃってるからなぁ……(汗)

元々時間をかけて構想を練られたであろう作品で

時期がたまたま前後になってしまったんでしょうけど、

せめて冬クールと春クールで逆の放送だったら…と思います。

そんなつもりがないのは重々承知しておりますが、

前期からの今期となると、話題に乗っかったようにも見えてしまうのが勿体ないです。

 

いや、それを抜きにしても、「ラジハ」「ナイト・ドクター」の脚本家の作品…(滝汗)

うーん…見応えよりもツッコみまくって見終えてしまいそうですね。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:小芝風花亀梨和也西野七瀬森川葵宮舘涼太高橋克典安田顕

脚本:大北はるか(「ラジエーションハウス  シリーズ」「ユニコーンに乗って」「女神の教室」)

演出:兼﨑涼介 (「刑事7人  シリーズ」「科捜研の女  シリーズ」「IP〜サイバー捜査班」)

   林徹   (「大奥(フジ)  シリーズ」「極悪がんぼ」「信長協奏曲」「黄昏流星群」)

   二宮崇  (「正義の天秤 シリーズ」「ゆるキャン△ シリーズ」「最高の教師」)

   柏木宏紀 (「刑事7人  シリーズ」「科捜研の女  シリーズ」「IP〜サイバー捜査班」)

音楽:(「」「」「」)

企画:安永英樹 (「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの シリーズ」)

プロデュース:和佐野健一(「刑事7人  シリーズ」「刑事ゼロ  シリーズ」「IP〜サイバー捜査班」)

     清家優輝 (「極主夫道 シリーズ」「新・信長公記」「君に届け(2023)」)

     出井龍之介(作品不明)

     庄島智之 (「彼女、お借りします」「極主夫道 ザ・シネマ」「スタンドUPスタート」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/ohoku2024/

 

 

金曜日 

 

院内警察(1/12・フジテレビ・金曜21時)★★

 

日本ではまだなじみの薄い院内交番を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の“正義”がぶつかり合う「刑事モノ×医療モノ」2大王道ジャンルのハイブリッド作品。

 

予告映像を見た時、シリアス調の劇伴と言い、取り扱っているジャンルと言い、

薄暗い映像と言い、テレ朝の木9枠のドラマと錯覚してしまいました(笑)

前作は弁護士モノで、本作は刑事モノ×医療モノのハイブリッドとの事なので

王道人気ジャンルでまずは地盤を固めようという方針なんでしょうけど、

スタッフが弱めなのが気になりますね…。

 

加えて、公式サイトのイントロダクションのプロデューサーからのコメントで

「『世にも奇妙な物語』で個性的な作品を執筆くださった3名の脚本家の方々を迎えました。

“コメディーの天本、ホラーの諸橋、ぶっ飛びの相馬”と私の中で呼ばせていただいております…が…しまった。

『院内警察』とジャンルが合致していないことに、今このコメントを書いていて気がつきました。」

と記載されていたんですけど、個人で担当される場合でも、複数で担当される場合でも

回によって作風にバラつきが出てしまわないかどうかも心配です。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:桐谷健太瀬戸康史、長濱ねる、さとうほなみ神尾佑、でんでん、市村正親

脚本:天本絵美 (「世にも奇妙な物語'22夏『メロディに乗せて』『電話をしてるふり』」)

   諸橋隼人 (「アイゾウ シリーズ」「テッパチ!」「テイオーの長い休日」)

   相馬光  (「新米姉妹のふたりごはん」「教祖のムスメ」「リズム」)

演出:石川淳一 (「リーガルハイ シリーズ」「海月姫」「ゴシップ」「テッパチ!」)

   木村真人 (「知ってるワイフ」「ゴシップ」「純愛ディソナンス」「ウソ婚」)

   北坊信一 (「危険なビーナス」「ミステリと言う勿れ」「ばらかもん」)

音楽:馬瀬みさき(「大雪海のカイナ シリーズ※アニメ」「おっさんのケーフェイ ※映画」)

編成企画:日高峻(「マスカレード・ナイト ※映画&プロデューサー」「Tokyo Woman ※SP」)

プロデュース:中村亮太(「世にも奇妙な物語 シリーズ」「半径1メートルの君 ※映画」)

OPテーマ:SennaRin「NOD」produced by 澤野弘之

主題歌:Eve「pray」produced by 澤野弘之

原作:酒井義、漫画:林いち『院内警察 アスクレピオスの蛇』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/innai_keisatsu/

 

 

不適切にもほどがある!(1/26・TBS・金曜22時)★★★★

 

令和にタイムスリップした昭和のダメおやじの「不適切」発言が、令和の停滞した空気をかき回していく、意識低い系タイムスリップコメディ。

 

もうね〜…予告映像の時点で、登場人物の掛け合いが可笑しくて可笑しくてw

雰囲気からして気軽に楽しめそうではあるんですけど、

TBSのドラマって、電車で異世界へ…とか、亡くなった妻が小学生に…とか、

加害者家族である息子が父の冤罪を晴らすべく昭和時代に…とか、

タイムスリップ&SFモノの作品がお好きなイメージがあります(笑)

「不適切」だけに、世間の批判的な声にも負けず

最後まで独自の世界観で突き進んで行ったら、

どことなく漂う既視感も払拭出来るんじゃないかと思います。

 

出演:阿部サダヲ仲里依紗磯村勇斗河合優実、山本耕史古田新太、吉田羊 他

脚本:宮藤官九郎(「ゆとりですがなにか シリーズ」「いだてん」「離婚しようよ」)

演出:金子文紀 (「逃げ恥」「大恋愛」「俺の家の話」「100万回 言えばよかった」)

   坂上卓哉 (「私の家政夫ナギサさん」「#家族募集します」「離婚しようよ」)

   古林淳太郎(「恋する男たち」「理想ノカレシ」「100万回 言えばよかった」)

   渡部篤史 (「チア☆ダン」「100万回 言えばよかった」「パリピ孔明」)

   井村太一 (「オー!マイ・ボス」「村井の恋」「ペンディングトレイン」)

音楽:末廣健一郎(「逃げ恥」「警視庁アウトサイダー」「真夏のシンデレラ」)

   MAYUKO  (「逃げ恥」「おいハンサム!!」「真夏のシンデレラ」)

   宗形勇輝 (「おいハンサム!!」「カナカナ」「受付のジョー」「ばらかもん」)

編成:松本友香 (「私の家政夫ナギサさん」「着飾る恋には理由があって」)

プロデュース:磯山晶 (「ごめんね青春!」「俺の家の話」「100万回 言えばよかった」)

     勝野逸未(「逃げるは恥だが役に立つSP」「俺の家の話」「王様に捧ぐ薬指」)

主題歌:Creepy Nuts二度寝

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/

 

 

おっさんずラブ-リターンズ-(1/5・テレビ朝日・金曜23時15分)★★

 

感動的な愛の結末で幕を閉じた前作から5年後の世界を描く。コロナを乗り越えて、あの3人はどんな日々を送っているのか?という、視聴者が見たかった愛すべき"3人の今"をお届けする。

 

パラレルワールドの「in the sky」は

SNSでのバズりを意識し過ぎて、恋愛で重要な心情描写が雑になってしまっていたし、

同じスタッフによる別作品「unknown」は

おっさんずラブ」ファン受けを狙って作っている感じがプンプン漂っていたので、

純粋な続編となる今回もあまり期待はしていないんですけど…。

本来の良さだった、ピュアさからくる可笑しさとか、

自然と応援したくなる愛らしさとかが描かれて

原点回帰してくれれば…という1ミリの可能性を信じて、初回を見てみます。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:田中圭林遣都内田理央、金子大地、吉田鋼太郎井浦新、三浦翔平 他

脚本:徳尾浩司 (「おっさんずラブ シリーズ」「私の家政夫ナギサさん」「unknown」)

監督:瑠東東一郎(「おっさんずラブ シリーズ」「unknown」「うちの弁護士は手がかかる」)

   山本大輔 (「おっさんずラブ シリーズ」「妖怪シェアハウス シリーズ」「マイホームヒーロー」)

   Yuki Saito (「おっさんずラブ シリーズ」「書けないッ!?」「リエゾン」)

音楽:河野伸  (「おっさんずラブ シリーズ」「俺の家の話」「unknown」)

エグゼクティブプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「ハヤブサ消防団」)

プロデューサー:貴島彩理 (「おっさんずラブ シリーズ」「にじいろカルテ」「unknown」)

       神馬由季 (「おっさんずラブ シリーズ」「DOCTORS シリーズ」)

協力プロデューサー:松野千鶴子(「おっさんずラブ シリーズ」「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」)

主題歌:スキマスイッチ「Lovin' Song」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove_returns/

 

 

闇バイト家族(1/5・テレビ東京・金曜24時12分)★★ ←リタイア

 

闇バイトに加担した5人の老若男女が、“とある事情”からニセ家族を演じつつ人生の再起を図る、スリリングでユーモラスなドン底エンターテインメント。

 

正直な所、視聴本数をあまり増やしたくなかったので

この枠の来期のドラマはスルーしようかと思っていたんですが、

好みの作品が多いふじきみつ彦脚本と知り、とりあえずチェックしてみる事に。

 

でもこれ、どうなんでしょうねぇ。

闇バイト自体が完全なる犯罪なので、それをエンタメで味付けした作品を

私が受け入れられるのかどうかと、闇バイトを始めた(をやる羽目になった)動機が

少しでも同情出来るように描かれているのか。

そこら辺がちょっと懸念材料になってます。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:鈴鹿央士、山本舞香光石研麻生祐未綾田俊樹吹越満

脚本:ふじきみつ彦(「きょうの猫村さん」「褒めるひと 褒められるひと」)

   金沢知樹 (「半沢直樹2」「新・信長公記」「Get Ready!」「サンクチュアリ-聖域-」)

監督:小路紘史 (「ケンとカズ ※映画」「GIVER 復讐の贈与者」「珈琲いかがでしょう」)

   宮脇亮(「最高の離婚」「理想のオトコ」「恋なんて、本気でやってどうするの?」)

   西古屋竜太(「家電侍 シリーズ」「筋トレサラリーマン 中山筋太郎 ※SP」)

音楽:遠藤浩二 (「スパイラル」「直ちゃんは小学三年生」「警部補ダイマジン」)

チーフプロデューサー:祖父江里奈(「きのう何食べた? シリーズ」「運命警察」「初恋、ざらり」)

プロデューサー:濱谷晃一(「バイプレイヤーズ シリーズ」「アノニマス」「弁護士ソドム」)

       木村綾乃(「みなと商事コインランドリー シリーズ」「病院の治しかた」)

OPテーマ:idom「アングラ」

EDテーマ:NEE「一揆

原作:オリジナル

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/yamibaito/

 

 

土曜日 

 

お別れホスピタル(2/3・NHK総合・土曜22時)★★★★

 

死の一番そばにある療養病棟を舞台に、患者さんやその家族、彼等と関わる医療従事者の赤裸々な感情を通して、「死を迎える」事と「生きる」事の意味を問いかけていく人間ドラマ。

 

「透明なゆりかご」の脚本家・安達奈緒子さんと演出家・柴田岳志さんの再タッグで、

これは見なければ!って気持ちになりました。

予告映像が12/29の時点でないのでまだ何とも言えませんが、

調査力と問題提起力の高さに定評のあるNHKドラマなので(個人的印象)、

今から名作になる予感がしております…。

 

出演:岸井ゆきの松山ケンイチ

脚本:安達奈緒子(「きのう何食べた? シリーズ」「おかえりモネ」「100万回 言えば…」)

演出:柴田岳志 (「平清盛」「透明なゆりかご」「空白を満たしなさい」)

   笠浦友愛 (「この声をきみに」「ミス・ジコチョー」「褒めるひと 褒められるひと」)

音楽:清水靖晃 (「夏目漱石の妻」「透明なゆりかご」「空白を満たしなさい」)

制作統括:松川博敬(「カーネーション」「おんな城主 直虎」「らんまん」)

     小松昌代(「花燃ゆ」「少年寅次郎」「プリズム」「悪女について ※SP」)

主題歌:「」

原作 :沖田×華『お別れホスピタル』

公式サイト:https://www.nhk.jp/g/blog/9k-ktg0xu9k/

 

 

恋する警護24時(1/13・テレビ朝日・土曜23時)★★

 

無骨なボディーガードが、父親殺しの犯人を追いながら、負けず嫌いで毒舌な弁護士の24時間警護を請け負っていく。事件の謎を追う考察あり、アクションあり、そしてラブありの"超新感覚"考察系アクション・ラブコメディー。

 

筋肉を鍛えるのにストイックで、アクロバットが得意で、優しさが滲み出ていて…な

岩本照さんがボディーガード役なのはぴったりだと思い、

肩の力を抜いて見る気満々でいたんですけど、考察も盛り込むんですね。

主人公が過去の事件を追う縦軸も同時並行で描かれるのはドラマあるあるなのに、

わざわざ"考察"で強調しなくても…と思えてしまうのは私だけでしょうか(笑)

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:岩本照、白石麻衣藤原丈一郎、吉谷彩子、小野武彦松下由樹溝端淳平

脚本:金子ありさ(「花燃ゆ」「FINAL CUT」「恋つづ」「ペンディングトレイン」)

演出:鈴木浩介 (「シグナル シリーズ」「24 JAPAN」「ブラックポストマン」)

   宝来忠昭 (「セミオトコ」「消えた初恋」「罠の戦争」「勝利の法廷式」)

   飛田一樹 (「僕とシッポと神楽坂」「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」)

音楽:髙見優  (「BG シリーズ」「義母と娘のブルース シリーズ」「六本木クラス」)

   信澤宣明 (「義母と娘のブルース シリーズ」「ギフテッド シリーズ」「中学聖日記」)

エグゼクティブプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「ハヤブサ消防団」)

プロデューサー:神田エミイ亜希子(「24 JAPAN」「消えた初恋」「キッチン革命 ※SP」)

       尾花典子(「コタローは1人暮らし シリーズ」「死役所」「ノッキンオン・ロックドドア」)

       石塚清和(「特命刑事カクホの女 シリーズ」「ピーチガール ※映画」「仮面同窓会」)

       岡田健人(「君が死ぬまであと100日」「犬と屑」)

主題歌:Snow Man「LOVE TRIGGER」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/love24/

 

 

日曜日 

 

さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜

(1/14・TBS・日曜21時)★★★

 

“ある事件”をきっかけに家族も音楽も失った元天才指揮者の父親と、父を拒絶し音楽を嫌う娘が、地方オーケストラを通して親子の絆と人生を再生させていく、とびきりアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ。

 

「音楽」「地方オーケストラ」を取り扱っているのはもちろん、

去年と同時期に放送された事から

どうしても「リバーサルオーケストラ」がチラついてしまうんですけど、

少し違うのは、"再生"を描く対象が複数から親子に絞られたって所なんでしょうか。

 

とりあえず、"ある事件"に対するトラウマが凄くあるので………←前期のドラマのせいですw

それが明かされてもなお、主人公の「また音楽をやりたい」という気持ちを

応援したくなるように描いていっていただきたいです。

 

出演:西島秀俊芦田愛菜宮沢氷魚新木優子石田ゆり子玉山鉄二西田敏行

脚本:大島里美(「忘却のサチコ シリーズ」「凪のお暇」「妻、小学生になる。」)

演出:坪井敏雄(「カルテット」「凪のお暇」「妻、小学生になる。」「王様に捧ぐ薬指」)

   富田和成(「桃とキジ ※映画&助監督」「マイファミリー」)

   石井康晴(「逃げ恥」「テセウスの船」「クロサギ(2022)」「フェルマーの料理」)

   元井桃 (「ラストマン ※プロデュース」)

音楽:菅野祐悟(「昼顔」「半分、青い。」「CODE」「ゆりあ先生の赤い糸」)

プロデュース:益田千愛(「妻、小学生になる。※協力プロデュース」「アトムの童」)

企画プロデュース:東仲恵吾(「重版出来!」「グッドワイフ」「最愛」「ラストマン」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/sayonaramaestro_tbs/

 

 

アイのない恋人たち(1/21・テレビ朝日・日曜22時)★★

 

恋愛にまるでいい思い出がなかったり、過去に大きな失恋を経験したりと、それぞれの理由で恋愛と距離を置いてきたアラサー男女7人が織り成す愛の物語。

 

遊川和彦さんの過去作である「家庭教師のトラコ」最終回の感想でも書いた通り、

主人公が超曲者で、人々の問題を解決し1つのコミュニティを形成していく物語で、

かつタイトルが「〇〇の〇〇(カタカナ)」の新作がまた発表されたら

今度こそ視聴をやめようと思っていたのですが。

(「〇〇の〇〇」の形ではあるものの)あらすじを読む限りは

ここ最近の系統の話からは外れそうなので、視聴リストに加えてみる事にしました。

 

まぁでも、遊川作品は最終回まで満足出来た試しがほとんどないので(汗)

とりあえず1話だけ見てみようかな…くらいの感覚で見るつもりです。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:福士蒼汰岡崎紗絵本郷奏多成海璃子、前田公輝、深川麻衣佐々木希

脚本:遊川和彦(「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「家庭教師のトラコ」)

演出:綾部真弥(「おいしい給食 シリーズ」「ねこ物件 シリーズ」「声優探偵」)

   吉川鮎太(「女ともだち」「恋に無駄口」「親友は悪女」「テイオーの長い休日」)

音楽:平沢敦士(「三匹のおっさん シリーズ」「娘の結婚 ※SP」「かりあげクン」)

企画・プロデュース:清水一幸?(「日曜の夜ぐらいは…」「たとえあなたを忘れても」)

プロデューサー:(「」「」「」)

        (「」「」「」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.asahi.co.jp/ainonai_koibito/

 

 

厨房のありす(1/21・日本テレビ・日曜22時30分)★★

 

自閉スペクトラム症の料理人・ありすの家族にまつわる過去の事件に迫りつつ、不器用で上手く生きていけない人々の凸凹を埋め合い、癒していく、すこし切なくて温かいハートフル・ミステリー。

 

何と言うか…設定が欲張りだなぁと(苦笑)

主演の門脇麦さんがハートフルもミステリーも両方行けるタイプの女優さんですし、

近年のトレンドを考慮してか、温かい世界観をストレートに描いただけじゃ

視聴者が食いつかないから、不穏な要素も混ぜて充実感を出したって事なんでしょうけど、

現時点では、前期の某野球ドラマの二の舞になりそうな気しかしません。

まぁ、ハートフルというジャンルそのものは好きなので、初回は見てみますが…。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:門脇麦、永瀬廉、前田敦子大東駿介阿南敦子皆川猿時大森南朋

脚本:玉田真也 (「女子高生の無駄づかい」「純愛ディソナンス」「かしましめし」)

演出:佐久間紀佳(「あなたの番です」「真犯人フラグ」「Dr.チョコレート」)

   鈴木勇馬 (「3年A組」「二月の勝者」「リバーサルオーケストラ」「最高の教師」)

   瀬野尾一 (「居酒屋ふじ」「コントが始まる」「泳げ!ニシキゴイ」「単身花日」)

音楽:横山克  (「わろてんか」「トップナイフ」「Dr.チョコレート」「転職の魔王様」)

チーフプロデューサー :三上絵里子(「二月の勝者」「初恋の悪魔」「セクシー田中さん」)

プロデューサー:鈴間広枝(「あなたの番です」「真犯人フラグ」「リバーサルオーケストラ」)

        諸田景子(「35歳の少女」「悪女」「春は短し恋せよ男子。」)

        松山雅則(「あなたの番です」「真犯人フラグ」「リバーサルオーケストラ」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/alice/

 

 

帯ドラマ

 

作りたい女と食べたい女(1/29・NHK総合・月〜木曜22時45分)★★★★

 

シーズン2では新たに、会食恐怖症の"食べたくない女"である藤吉さんと、食べる事は好きだけれど料理はしたくない"作りたくない女"である南雲さんが登場する。
様々な女性たちが心を通わせ、ときに支え合い、ときに料理を囲んで楽しい時間を過ごしながら、それぞれが抱える悩みや生きづらさと向き合っていく物語。

 

原作の名前を知っていたのを機に見始めたシーズン1は、

女性が抱える繊細な事情や過去に触れながらも、

「それで良いんだよ」と肯定してくれる相手との出会いの尊さがゆったりと描かれていて

好んで見ていた記憶があります。

温かみある世界観に合わせて、ご飯も美味しそうで…

また心地良い時間が味わえるのかと思うと、楽しみです。

 

※シーズン1の時は、連続ドラマが終わりかけの時期&10話放送なのもあって

2話合体の形で毎回感想を書いておりましたが、

今回は最後まで書くかどうかは未定です。行けても1週ずつかな?

 

出演:比嘉愛未、西野恵未、藤吉夏鈴、森田望智、ともさかりえ

脚本:山田由梨(「作りたい女と食べたい女1」「女子高生の無駄づかい」)

演出:(「」「」「」)

音楽:伊藤ゴロー (「作りたい女と食べたい女1」「君の膵臓をたべたい ※映画」)

制作統括:坂部康二(「オリバーな犬 シリーズ ※SP」「家族だから愛したんじゃなくて…」)

     大塚安希(「作りたい女と食べたい女1」「あれからどうした ※SP」)

     勝田夏子(「作りたい女と食べたい女1」「あれからどうした ※SP」)

主題歌:「」

原作 :ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』

公式サイト:

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 お別れホスピタル(NHK・土10)

2位 正直不動産2(NHK・火10)

3位 不適切にもほどがある!(TBS・金10)

4位 作りたい女と食べたい女(NHK・夜ドラ)

5位 春になったら(フジ・月10)

といった感じ。

 

いつも見ている「レコ大」が既に始まっているため、

今回のコメントは超簡単に書かせていただきますm(_ _)m

 

今期も続編や「〇〇スタッフ再集結!」がぼちぼち多いですね。

上記で挙げた「正直不動産2」「つくたべ」そして「お別れホスピタル」には、

これなら絶対に大丈夫だろうという信頼を寄せております。

でも、同時に期待度星★2つの作品も結構あるので…

そこを中心に、ダークホース的作品に出会えたら良いなぁと。

 

ちなみに今期からは、初回でリタイアする可能性が極めて高い作品は

視聴リストに加えない事にいたしました。

単純に、ドラマ枠が多過ぎるので(笑)全部チェックしていたら大変なんですよ…。

ただ、評判が良ければ、取捨選択しつつ後から遅れて視聴するし。

(↑とある春ドラマを年末で一気に見た事もあるんです…w)

そんな感じで、今後もマイペースに10〜15本のドラマを見ていこうと思います。

 

***

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

冬クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

最後まで閲覧ありがとうございました!

 

 

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下剋上球児 10話(最終回) 感想|最後まで余計な要素が多かったな…と(汗)

 

 

向上心もない、人数も足りていない弱小野球部が

強豪校に勝って大会に優勝する…という"設定"だけで今回の展開を見れば、

へぇ凄いなぁ…とは思います。

でも、"連続ドラマ"として見れば、部員たちの躍進に心動かされたとか、

過去と照らし合わせて感慨深くなるとか、そんな感情は個人的にはあんまり湧かなくて。

(↑補足しますが、役者さんの演技が悪かった訳ではありません!)

むしろ、王道の題材を取り扱っていて、盛り上がり最高潮であろう最終回で

この感想が出てきてしまう事自体悲しくて。

CM入りのぶつ切り感、(これは好みの問題ですが)挿入する事で

ワンテンポずれた印象を覚えてしまうアニメーション、そして謎の時間軸いじりも含めて、

なんでこんな仕上がりになっちゃったんだろう…という残念さともどかしさで

最後までいっぱいになってしまった作品でした。

 

下剋上」は本来、「地位が下の者が上の者に代わって実権を奪う事」を

意味する言葉ではあるんですが、決して"勝つ"のが全てではないと思うんですよね。

なぜそこまで強くなれたのか?どんな鍛錬を重ねてきたのか?

そういった過程を描く事で、初めてその言葉に重みと説得力が増して

ドラマチックな物語に映るはずなんです。

しかし本作の場合は、南雲(鈴木亮平)の無免許問題や

妻・美香(井川遥)と元旦那の訳あり事情など、

野球から脱線したエピソードをあれこれ追加して作品に充実感を持たせたあまりに

話数全体のバランスが悪くなり、

結果、後半でも日めくりカレンダーのごとくサクサク進んだ回もあったように

過程描写を疎かにしてしまった。

しつこい!それしか書けないのか!って言われるくらい書いてますが…

これが、本作において致命傷だったとしか言いようがないんですね。

だって、本当にそうだから(汗)

 

最終回のみに絞ってみても、

別にこれは入れなくても良かったのでは?っていう要素が多かったです。

例えば…前回の感想でも書いた通り、資金調達の件に関しては、

甲子園目指せるほど強くなるとは想定していなかった高校なら

あるある案件だとは捉えられるんですけど、

いざ問題が勃発して、数分で解決出来るんだったら、

じゃあ試合中に盛り込まない方が変に不安を覚えずに集中して見られたし、

あってもなくても関係なかったじゃん?って話になりますし。

前回のTシャツ取り違えも、野球ファンでもなかった人たちが応援に来てくれた

感動ムーブに繋げようとしたんでしょうけど、落とし所としては正直中途半端。

山住(黒木華)はもはや、ベンチで応援出来るくらいには動けてますし(苦笑)

前回脳震とうで緊急搬送された久我原(橘優輝)が試合に出て故意にこけるのなんかは、

症状が悪化するんじゃないかとヒヤヒヤしながら見ておりました。

 

犬塚(小日向文世)の目の病気の件にしてもね。

その設定はナシにして、普通にいつもの感じで

自作のビッグうちわや応援ボードを持って応援させた方が、

良くも悪くも親バカなキャラクターだからこそ、

盛り上がりを演出出来たのではないでしょうか。

…今まで書いてこなかったんですけど、

私、犬塚祖父×孫の関係性って結構好きだったんですよ。

どんだけうるさかろうが、翔(中沢元紀)しか見ていなかろうが、

時折、彼の才能を信頼していて、誇らしく思っているような優しさが垣間見える時があって。

ポジティブ&全肯定なおじいちゃんの存在が、今は鬱陶しくても、

いつしか心の支えになったりするのかも…って勝手に想像してはほっこりさせられて。

そんな犬塚の熱狂ぶりを決勝で活かさないのも勿体なかったですね。

 

ここからは素人の意見として軽く読んでいただきたいのですが…

令和に入ってから、視聴者を取り逃がさない・飽きさせないようにするためなのか、

主人公の秘密で考察させたりだとか、脇役でエピソードを膨らませたりだとか、

サスペンス要素を加えてギャップを持たせるだとか、

そういった"主軸以外"にも力を入れる作品が増えてきたのかなぁと。

一方で「日曜劇場」は、今までは勧善懲悪モノやサクセスストーリーといった

シンプルな設定を取り入れた作品が多くヒットして、

多くの視聴者に支持されるTBSの看板枠となっていた。だけれども…

前期で、毎度衝撃の展開を持ってきて、最後まで結末が読めない作りである

「VIVANT」が放送されていたように、

「日曜劇場」枠もマンネリ化を脱却したい、次のフェーズへと進みたい気持ちは

ここ最近で高まっていた。

で…どちらかと言うと金10のイメージが強く、

サスペンスやミステリー作品を手掛けられてきたスタッフを

今回の作品に起用したんだろうと思っています。

 

脚本家が奥寺佐渡子さんで、メイン監督が塚原あゆ子さんで、

プロデューサーが新井順子さんの組み合わせと言えば

「リバース」「Nのために」そして「最愛」。

だから、サスペンスの方がお得意なのも分かりますし、

サスペンス要素が加わるのも納得はいくんです。

でも、今回はやっぱり…題材が題材だからこそ、ストレートに魅せていただきたかったです。

他の作品ならそこまで支障はなさそうなんですが、

成長過程で視聴者を胸熱にさせるのが強みのスポーツモノとの

食い合わせは悪かったように思います。

 

鈴木亮平さんが主演だから、それなりに誠実な主人公には見えましたけど。

無免許の件が後半に影響をもたらさないんだったら、

以前も書いたように、かつての相棒を精神的に死に追いやってしまったのを機に

野球を諦めざるを得なくなったが…という設定の方が、

監督を再びやりたいという気持ちにも、より感情移入出来たんじゃないでしょうか。

加えて、家庭の事情も部員たちに焦点を当てていれば、

目の前の問題に向き合い乗り越えていく様子が描きやすくなったのかも。

 

主題歌自体も、物語の引き立て役にふさわしいタイミングでかかっていたし、

役者さんも野球経験者を結構揃えていただけに。

何だか、素材の良さを持て余したような…そんな記憶が残りそうです。

 

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パリピ孔明 10話(最終回) 感想|まさかの「大丈夫でした」w

 

 

最終回らしい最終回でしたね。

ミア(菅原小春)が英子(上白石萌歌)をバイクで会場に連れて行ってくれて、

「穴掘っちまったわ」と呟くカンフー(ELLY)がいて、

小林(森山未來)はマリア(アヴちゃん)に過去の失敗をきちんと謝れて、

英子とマリアがデュエットコラボ出来て、

その様子を見ていた七海(八木莉可子)が感慨深くなって…と、

これまで描いてきた内容の"その後"をぎゅっと詰め込んだ

集大成かのような仕上がりになっていたと思います。

 

集大成にちなんでアーティストも総出演で、

サマーソニアでは、音楽ならではの良さであるコラボを

先ほど挙げた英子&マリアの他にも存分に楽しみました。

 

初めて作ったオリジナル曲なのもあって

英子本人にとって思い入れの深いであろう「DREAMER」は、

サマソニで披露している様子は見られないんだなぁ…と思っていたら、

なるほど、恩人である孔明との2人きりのシーンのために取っといておいたんですね。

歌を聞かせる相手が最初は孔明しかいないからか、

英子の口ずさむ歌詞1つ1つが、今までの振り返りも相まって

まるで彼への敬意や感謝のメッセージとしてより真っ直ぐで重みのある言葉にも聞こえて、

これはこれで納得の展開でした。

 

夢の中で劉備ディーン・フジオカ)と再会したら、

英子の前から姿を消す事になってしまうと思い込んでいた孔明

でも…実際はただの勘違いだったというのがまた可笑しい(笑)

まぁ個人的には、原作が続いているから、まだ"続き"があるんだろうとは踏んでいたし、

小林が流れ星を見た際に「孔明…」と口パクしているシーンで

きっと彼の友達を失いたくない本音に応えてくれるだろうと解釈していたので、

「大丈夫でした」で終わるのもズッコケはしなかったんですけど、

えっ!?って驚いてしまう視聴者はかなりいたはず。

ただ、このオチにモヤモヤしている視聴者はお見かけしなかったので…

ファンタジー要素のある本作だから許された部分もあるのかもw

 

「撮りに行くよ」「とりに行きましょう」言葉遊びで締めるラストも洒落てました。

シーズン2は難しいかもしれませんが、SPの形でまたお会いしたいですね。

一大イベントのサマソニを終えて、2人の今後の大躍進を願いたくなる内容にまとまっていて、

めでたしめでたし!でした。

 

本作は前作「ばらかもん」が終わってから休みを挟まず放送をスタートしたので

当初はまだロスが拭い切れておらず、

この世界観に馴染めるのかと少し不安に感じてもいたのですが。

基本、性善説で作られている所が気に入って、

最後まで好んで見続けられた作品だったかと思います。

ライバルとか関係なく、英子もAZALEAもケイジ(関口メンディー)も…

アーティストの音楽にかける想いや、内に秘めた情熱を平等に描く。

それ故に、後半は孔明の出番が減り、テンポが悪くなった感じは正直否めなかったですが、

主人公だけを立たせるのではなく、自分らしい音楽をやりたい気持ちは皆同じなのだという

描写が終始一貫していたのが良かったです。

 

最終回だけ少し端折られてしまったものの、

OP映像で孔明のアップで終わるラストカットも

ビー玉のような綺麗で澄んだ瞳に魅せられて、毎回ワクワクさせてもらってました。

アニメの方は未視聴ですが、実写化ドラマでは珍しく成功した例だったのではないでしょうか。

 

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下剋上球児 9話 感想|高校野球の治安ってそんなに悪いかな〜?

 

 

試合当日に負傷者が出てピンチになるくだり、

大人だけじゃなくて部員でもやっちゃうんだぁ…というのが一番に出た感想ですね。

前回のラストで山住(黒木華)が急遽病院に向かうほど深刻そうに見せた割には、

(骨にヒビが入っているので危険ではあるんだけど)入院を強いられるまでは行かなかったし、

何なら久我原(橘優輝)の緊急搬送にも付き合っているし。

普通に動けているんだったら、別に…いや、やっぱり?

わざわざ山住の急病を盛り込む必要はなかったのでは?なんて思ってしまいました。

 

久我原が頭を打った件にしてもね…

まぁ、中々試合に出られなかった椿谷(伊藤あさひ)が託される事での

胸熱展開を狙ったっていうのは分かるんですが、

今まで散々、物語に没入する上でノイズになっているエピソードを

見せられ続けているために、ここも結局は"騒動"としか捉えられなくて(泣)

アクシデントを追加しなくたって、描写の積み重ねや演出次第でその展開は描けただろうし、

準決勝なんだから、純粋に試合で魅せてハラハラドキドキさせてくれれば

良いんだけどなぁって残念感の方が出てきてしまうんですよね。

 

その他にも、OBによるTシャツ取り違えだったり、観客問題だったり、

ファンダム同士での揉め合いだったり。

…終いには、決勝戦に進んでも資金調達の関係で甲子園に行けなくなるとまで言い出して。

最後に挙げた例は、元々スポーツに力を入れていない高校であれば

そんなケースもあるんだろうと思えるからまだマシだとしても、

本当、どこまでもトラブル好きなんですよね…本作って(苦笑)←もうずっと言ってる…w

 

野球じゃなくてサッカーの話になっちゃうんですけど、

私自身もかつてイベントスタッフをやっていた時に

強豪チームのファン同士の荒れ具合を目の当たりにした事はあったので、

今回のファンの描写もあり得なくはないんですよ。

ただ…高校野球の観客となると、ちょっと疑問が(笑)

社会人も巻き込んで喧嘩した壮磨(小林虎之介)の件もそうでしたが、

本作の舞台となっている三重県が治安悪く描かれているのが気になるのかなぁと。

観客には保護者が多いだろうから

子供の前でみっともない姿を見せる事もないだろうし、揉め合うまでの流れも唐突。

あれに関しては、大人たちに諭す賀門(松平健)の見せ場を作るための

エピソードだったという印象が残りました。

 

こういう事はあまり言いたくないんですが、騒動に騒動を重ねてくる辺り、

作り手がそこまで野球に興味がないんだな…と改めて感じさせる内容でしたね。

で、騒動とは言うけど、南雲(鈴木亮平)の無免許問題は

結構ご都合で片付けられてしまっているのがね…。

 

例えば、美香(井川遥)が観戦中に制作した動画をSNSに公開して

ザン高の観客を増やすくだりがあったじゃないですか。

加えて、南雲は南雲で、試合終わりに賀門から

「(教員免許の件は)これからもついて回るだろうが、負けんじゃねぇぞ」と励まされた

シーンを例に挙げれば分かっていただけると思うんですけど…。

憶測や批判・誹謗中傷がSNSですぐに広まりやすい今の社会なら

南雲が監督に復帰して表舞台に出るようになってからとっくに叩かれて、

しばらくは周りのチームや近隣住民から冷ややかな目で見られて

居心地の悪さを感じる日々が続く気がするんですね。

甲子園出場をかけた、注目度の高い三重大会なら尚更世間の目は厳しいはず。

なのに、当の本人たちは、犯罪発覚などまるでなかったかのように

今まで通り野球が出来ている(苦笑)

 

だからこそ、無免許問題を入れた理由は何?と余計に引っかかってしまう訳で。

盛り込んだのなら、最後までちゃんと描き切って、視聴者が少しでも納得行く形で終わらせる。

描き切れないんだったら、最初から盛り込まないで欲しいんですよね。

なんか…収拾がつかない感想になってしまってすみませんが(汗)

最終回もどうせ騒動が描かれると踏んで、期待はせずに見た方が良さそうですね。

 

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下剋上球児 9話 感想|高校野球の治安ってそんなに悪いかな〜?

 

 

試合当日に負傷者が出てピンチになるくだり、

大人だけじゃなくて部員でもやっちゃうんだぁ…というのが一番に出た感想ですね。

前回のラストで山住(黒木華)が急遽病院に向かうほど深刻そうに見せた割には、

(骨にヒビが入っているので危険ではあるんだけど)入院を強いられるまでは行かなかったし、

何なら久我原(橘優輝)の緊急搬送にも付き合っているし。

普通に動けているんだったら、別に…いや、やっぱり?

わざわざ山住の急病を盛り込む必要はなかったのでは?なんて思ってしまいました。

 

久我原が頭を打った件にしてもね…

まぁ、中々試合に出られなかった椿谷(伊藤あさひ)が託される事での

胸熱展開を狙ったっていうのは分かるんですが、

今まで散々、物語に没入する上でノイズになっているエピソードを

見せられ続けているために、ここも結局は"騒動"としか捉えられなくて(泣)

アクシデントを追加しなくたって、描写の積み重ねや演出次第でその展開は描けただろうし、

準決勝なんだから、純粋に試合で魅せてハラハラドキドキさせてくれれば

良いんだけどなぁって残念感の方が出てきてしまうんですよね。

 

その他にも、OBによるTシャツ受け取り間違いだったり、観客問題だったり、

ファンダム同士での揉め合いだったり。

…終いには、決勝戦に進んでも資金調達の関係で甲子園に行けなくなるとまで言い出して。

最後に挙げた例は、元々スポーツに力を入れていない高校であれば

そんなケースもあるんだろうと思えるからまだマシだとしても、

本当、どこまでもトラブル好きなんですよね…本作って(苦笑)←もうずっと言ってる…w

 

野球じゃなくてサッカーの話になっちゃうんですけど、

私自身もかつてイベントスタッフをやっていた時に

強豪チームのファン同士の荒れ具合を目の当たりにした事はあったので、

今回のファンの描写もあり得なくはないんですよ。

ただ…高校野球の観客となると、ちょっと疑問が(笑)

社会人も巻き込んで喧嘩した壮磨(小林虎之介)の件もそうでしたが、

本作の舞台となっている三重県が治安悪く描かれているのが気になるのかなぁと。

観客には保護者が多いだろうから

子供の前でみっともない姿を見せる事もないだろうし、揉め合うまでの流れも唐突。

あれに関しては、大人たちに諭す賀門(松平健)の見せ場を作るための

エピソードだったという印象が残りました。

 

こういう事はあまり言いたくないんですが、騒動に騒動を重ねてくる辺り、

作り手がそこまで野球に興味がないんだな…と改めて感じさせる内容でしたね。

で、騒動とは言うけど、南雲(鈴木亮平)の無免許問題は

結構ご都合で片付けられてしまっているのがね…。

 

例えば、美香(井川遥)が観戦中に制作した動画をSNSに公開して

ザン高の観客を増やすくだりがあったじゃないですか。

加えて、南雲は南雲で、試合終わりに賀門から

「(教員免許の件は)これからもついて回るだろうが、負けんじゃねぇぞ」と励まされた

シーンを例に挙げれば分かっていただけると思うんですけど…。

憶測や批判・誹謗中傷がSNSですぐに広まりやすい今の社会なら

南雲が監督に復帰して表舞台に出るようになってからとっくに叩かれて、

しばらくは周りのチームや近隣住民から冷ややかな目で見られて

居心地の悪さを感じる日々が続く気がするんですね。

甲子園出場をかけた、注目度の高い三重大会なら尚更世間の目は厳しいはず。

なのに、当の本人たちは、犯罪発覚などまるでなかったかのように

今まで通り野球が出来ている(苦笑)

 

だからこそ、無免許問題を入れた理由は何?と余計に引っかかってしまう訳で。

盛り込んだのなら、最後までちゃんと描き切って、視聴者が少しでも納得行く形で終わらせる。

描き切れないんだったら、最初から盛り込まないで欲しいんですよね。

なんか…収拾がつかない感想になってしまってすみませんが(汗)

最終回もどうせ騒動が描かれると踏んで、期待はせずに見た方が良さそうですね。

 

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下剋上球児 8話 感想|南雲の次は山住か…。

 

 

「どんな事も、積み重ねですよ」

丹羽(小泉孝太郎)のこの言葉が、

連続ドラマにおいて最も大事なのは何かを示しているような気がします。

 

正確には…俺らの代も甲子園に行けてたらな〜と言うOBに対して、

君たちがいたからここまで来れたんだと励ます際に出た言葉ではあるんですけどね。

でも本作って、駆け抜ける日々を表す演出や、

冒頭でほぼ必ずと言って良いほど用意されている試合シーンなどで

"部員たちの成長・変化"を描いているように見えて、

実際は南雲(鈴木亮平)を始めとした

野球と特段関係のない大人たちの問題に時間をかけ過ぎていて

イマイチ伝わりにくいから、上記の感想が出たんだと思います。

 

練習風景や部員自身が成長を実感するシーンを通して

積み重ねの描写がきちんとなされていたら、

部員たちが調子に乗り出すようになったくだりも、

ついにその段階に来たのね…って思えたでしょうし。

部員1人ずつ挿入される回想にも、ここまで変われたんだと感慨深くなったでしょうに。

何度だって言いますけど、南雲の無免許、元旦那とのいざこざ、

犬塚(小日向文世)の目の病気…本当に蛇足でしかなくて。

弱小チームが時に壁にぶち当たりながらも

のし上がっていく"人間ドラマ"を堪能したかったですし、

日曜劇場で放送するなら、ストレートに胸熱展開で魅せたって

視聴者からの根強い支持は得られたはずなんです。

↑何だか総括っぽくなってますがw あとは最終回にとっておく事にしましょう…

 

今回の内容自体は、大会に参加中という事もあって野球に専念するシーンが増えた上に、

ベスト8〜準決勝開始前で時間軸が短く設定されていたお陰で

それが多めに見られたのは良かったですけど、

本作は騒動を盛り込むのがどうもお好きみたいで(苦笑)

3年前には夢にも見ていなかった強豪校との勝負が控えていて

ただでさえ全体に緊張感が走ると言うのに、

ここに来て山住(黒木華)が急病って、おいおい………って感じでしたね。

 

まぁ、病院に行かず隠そうとしていた時点で

分かりやすくフラグを出してるな〜とは思いましたけどね。

彼女の容体次第では、また試合に集中させてもらえなくなりそうで、

もう野球以外の事で引っ張るのは無免許だけで勘弁して…という気持ちに既になってます。

この作りなら、別に野球を取り扱ったドラマじゃなくたって、ねぇ…(笑)

 

 

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下剋上球児 7話 感想|無免許も野球もあっさり。大人たちの問題はてんこ盛り(苦笑)

 

 

※先週(11/26放送分)の感想です。大変お待たせいたしました…m(_ _)m

 

本作がどんな作品なのかと聞かれて答えるとするなら…

もうこれ、「誠実で熱心な教師(?)が訳あり生徒たちに

一対一で向き合っていく"学園ドラマ"」と

「過去のトラウマや問題を抱えながら生きる大人たちによる"群像劇"」のミックスに

なってしまってますねぇ。

 

いや、前者に関しては元々、高校が舞台である事、

(無免許云々は一旦置いといて)監督でもあり社会科担当の教師でもある

南雲(鈴木亮平)が本作の主人公である事、

そして、移動距離や勉学などで落ちこぼれ状態になりかけている生徒が多い事の

3つの設定があるから、"学園ドラマ"とわざわざ例えるのも変な話ではないんですが。

まぁ…何が言いたいかって言うと、部活外でのやり取りや

大人たちによる騒動を盛り込んでは尺を食っているばかりに、

下剋上球児」というタイトルの割には、肝心の練習風景や成長過程は

まるで日めくりカレンダーのごとくあっさり描写されて。

いくら好意的に解釈しようとしても、

全然「弱小高校野球部が甲子園に初出場するまでの軌跡を描く物語」には

見えないのが頭を悩ませるんですね。

 

かつて、根室(兵頭功海)、日沖壮磨(小林虎之介)と向き合ってきた南雲が

今度向き合う相手は、留年危機に陥っているために退学を検討中の楡(生田俊平)。

南雲はもう1つ、目が見えてないのでは?と指摘したんですが…

コンタクトレンズショップでのわちゃわちゃした様子から

翌日の練習で劇的に上手くなるまでの流れがもう、CMに見えて仕方なくて(苦笑)

他にも、南雲がグラウンドにやってきて、さぁこれから本番だ!と思った矢先に

山住(黒木華)が熱を出すくだりとか、

犬塚(小日向文世)の目の病気のくだりとか、

今回も特段盛り込む必要のないサブエピソードが多過ぎました。

 

唯一の救いと言えば、各々の騒動をまぁまぁ早い段階で終わらせた所ですが…

それはつまり「今後の物語に影響するほど重要ではないから、

用意しなくても良いエピソード」とも言い換えられる訳で。

個人的にはそんな事よりも、南雲が監督として戻ってきてから

チームをどう強化していったのか、初対面の1年生との関わりはどんな感じだったのか、

どうやって部員たちの才能やスキルを伸ばしていったのか…の方を

じっくり見たい気持ちにさせられっぱなしでしたね。

 

あと、今回の話で最も腑に落ちないのは、

南雲が横田(生瀬勝久)とともに、学長・丹羽(小泉孝太郎)と対面するシーン。

一々クレームをつける犬塚に対して、

横田が「失敗した人間の背中、いつまでも蹴り続けて楽しいですか?」

「あんたは、いっぺんも失敗した事ないって言うんですか?

失敗を重ねて今があるんとちゃいますか?」と言いながら南雲を庇い、

最終的に丹羽に認めてもらうんですけど、

多分、世間的には「横田先生、優しい!」「感動した!」といった声が

多いシーンだったんでしょう。

でも…私はむしろ「え??」と思えてしまって(汗)

 

いや、間違いを起こした人間はいて当然ですし、

罪を犯した者に更生は許されない!なんて厳しい言葉をかけるつもりも

これっぽっちもないんですが…

正直、「本人も十分反省しているし、部員たちも南雲の監督復帰を望んでいるんだから

もう良いじゃありませんか」と許しを乞うて解決させるんだったら、

じゃあ、ただでさえ視聴者に受け入れにくい"無免許"を

初期設定に加えなくたって良かったんじゃん?という考えに辿り着いてしまうのです。

 

今までも無免許についてあーだこーだ書きつつ、それでも心の底では、

いずれ単位取得し忘れに気づいたエピソードが明かされるんじゃないか…

世間から冷ややかな目で見られながらも、

真摯な態度の積み重ねで徐々に認められていく様子が描かれるんじゃないか…

と期待していた部分もあったから、粘り強く顛末を見続けてきたのに、

まさか、こんなに綺麗サッパリ終わってしまうなんて。

とても「残念」の2文字では片付けられないくらい、ガッカリしました。

 

粘り強くと言えば、野球試合のシーンもそうなんですけど。

あくまでも「甲子園に出場」が本作のゴールだから、

最終回なら、尺をいっぱい割いてくれるんじゃないか…とは踏んでいるんですけど、

もうこのままの流れだと、部員たちの活躍ぶりに涙腺がやられるよりも、

「最初から部員たちにスポットを当てて描いてくれれば、もっと見応えがあっただろうに…」

と惜しむ印象の方が残ってしまいそうですね(汗)

ここまで来たので、最後まで見ますけども…。

 

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パリピ孔明 8・9話 感想|小林の過去と、ケイジの抱えるコンプレックス

 

 

なんとか最終回までに間に合わせたぞ…!(笑)

明日はリアタイ出来て、感想が書けますように。 ←今週中の投稿になります…(汗)

 

8話「孔明、仲間に策を仕掛ける!?」

 

8話では小林(森山未來)の過去が描かれました。

三国志マニアになったきっかけや、マリア(アヴちゃん)との関係性など

いろいろ知れはしたんですけど、うーん、そうですねぇ…

「下剋上球児」でも先日、無免許&免許偽造を犯した主人公が

何となく周囲に受け入れてもらえそうな様子を見て

尚更感じたんですが(※ちなみに、この感想を書いた日は11/23)

やっぱり、犯罪の設定をカジュアルに取り入れているのが引っかかるんですよね。

 

小林の場合は、過去に人を殺害している訳で、これって結構重い罪だと思うんです。

挫折した経緯には同情出来ますし、恐らく、森山未來さんで猟奇的なシーンを撮りたくて

その設定だったのかもしれませんが。

個人的には「やり直せて良かったね」というよりかは、

特に処分が下される事も、罪を償う描写もなく、

そのまま普通にオーナーとして働けているのはどうなんだろうなぁ…って感想が

先に出てきてしまいました。

 

軽く調べてみた所、小林のエピソードはオリジナルだったようですね。

えぇ…と思われた原作ファンの方もいらっしゃったのではないでしょうか。

彼の過去が、"やさぐれ"を描くにしてはあまりにも壮絶だったために、

後半の英子(上白石萌歌)が新曲を作るまでのエピソードも霞みましたし。

新曲披露の際、2人を重ねる演出も施されていましたが、

英子の方は母親との間でわだかまりがあっただけで、

「心に傷を抱えた者」で括るにはウェイトが違い過ぎないか?というのも気になって

素直に見られなかったのも残念でした…(汗)

 

孔明向井理)の策略に関しても、今回は結構ツッコミどころが。

えーっと…密偵石野理子)が後ろを通って行った時、気配に気づかない?

「ルーツ」への話の持って行き方が強引じゃない?

園児の年齢でカセットテープって、入れないんじゃないかしら(笑)

カンフー(ELLY)と会って以降は、自ら幼稚園を訪ねる展開で良かった気がします。

いや、または…孔明の聡明さを強調するなら、蒸発した父の所在も掴んで

偶然を装った形で英子と再会させて、父から当時の音楽への想いだったり

家族を自ら壊してしまった後悔だったり、

会えないと聞けないような話を聞いて、視野が広がって、それを歌詞に込めてみる…

でもアリだったのかもしれませんね。

 

そんな感じで、8話はいろいろと腑に落ちない回でしたね。

ここまでで意図が読めないケイジ(関口メンディー)が本格始動するであろう

次回に期待したいと思います。

 

 

9話「ケイジ始動! 孔明陣営、大ピンチ!?」

 

最終回に向けて準備は整えておきましたよ…って感じの回でしたね。

物語が動き出さない代わりに、冒頭のナレーションでも言っていましたが、

ケイジが孔明たちに近づく目的が明らかになりました。

 

かつて人気だったらしいイーストサウスをゴーストライターとして雇って

自分の曲を書かせたり、英子をV-EX所属扱いにして騙そうとしたり、

今回ではKABE(宮世琉弥)を仲間にしようとしたりで、

引き抜きを常套手段にしているケイジ。

これも自分の名声を得るためで、少し芽が出て来始めたライバルを片っ端から潰す事で

自分の今いる地位を守ろうとしていたんですね。

 

彼らからしたら、自分のやりたい音楽や活動が奪われてしまう訳で、

かなり憎たらしい存在かもしれません。

でも…ケイジがそんな動きをするようになったきっかけは、あの回想にもあった通り

オリジナリティ溢れる音楽を生み出せないコンプレックスから来ていると考えると、

個人的には、どこかしらに良心が残っている今までのライバルたちと同じで

完全な悪役には思えないんですよねぇ。

どっちかと言うと、人の歌をパクったり、発売前の音源データを盗んで

自作発言したりするより全然マシだなぁと思ってしまいます(笑)

彼もまた、孔明のような人がサポートしてくれたら、人生が違っていたんじゃないか…

と想像してしまう1人なんですよね。

 

対する孔明は、かなり対策を練ってきている様子。

ダイナー(渡辺大知)の前で揉めていたのも、あえて見せびらかしたんでしょうし、

KABEにきつい言葉を投げつけたのも本心ではなく、作戦でしょう。

あとは、KABEとどこまで連携済みなのか?かな。

 

揉めているとは書きましたが、

「あなたの優柔不断な所、軽蔑してます」

「あんたのそう言う偉そうな所が本当ムカつく!」

「ラップが上手く行った時のドヤ顔が嫌いです」

「あんたのスタンプ、全部三国志なのもイラつくんだよ!」

「ピンスタのアイコンが猫なのがあざといです」

といった孔明とKABEの掛け合いが、まるでリズムのないラップバトルのようにも聞こえて、

4話の冒頭を彷彿とさせてクスッと来てしまいました。

ここ…狙いましたよね?(笑)

最初から見てきた視聴者が自然と「あぁこの感じ、懐かしいな〜」と思える

遊びの取り入れ方が上手いシーンでした。

 

クスッと来ると言えば、PayPayの使い方も借地借家法も理解している

孔明の現代知識のアップデートっぷりも面白かったです。

借地借家法なんて、私にはちんぷんかんぷんなのにw

 

次回で最終回ですが、英子たちのパフォーマンスを存分に見られそうで、

あとは孔明による壮大な答え合わせも控えているので、楽しみにしております。

ケイジも打ち解けて、心から音楽が好きだと思える日が

サマーソニアの時に来るんだろうなぁ…。

何だか、爽やかに終われそうな気がしますね。

 

↓前回(6・7話)の感想はこちら↓

 

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大奥(2023) 18話 感想|幸せだった時間はもう戻ってこない…

 

 

家定(愛希れいか)を心から大切に想っていて、

陰ながら支えている存在だというのが分かる

胤篤(福士蒼汰)と瀧山(古川雄大)のやり取りだったり、

家定が初めて素直に「好きだ」と伝えられた様子を見て嬉しい気持ちが込み上げたり。

2人の間でじっくり育まれていく恋愛模様に、

お互い"自分"を見てくれる人に出会えて良かったと思うと同時に

この幸せがずっと長く続けば良いのに…と願いたくなったり、と…

今回は登場人物の関係性の描写が増えたからか、いつもより感情移入してしまいました。

何だか、久々に大奥らしい醍醐味を味わえた回だった気がします。

 

悲惨で残酷な現実を目の当たりにしながらも

それを乗り越えていく様を描くのも、また"らしさ"ではあるんですけどね。

でも…ここ最近の話と言えば、

吉宗編終盤〜医療編、特に後者の方は群像劇&お仕事ドラマ寄りの仕上がりで

少し毛色が違っていましたし、

幕末編に突入した前々回以降はダイジェストっぽさが強くて、

要所要所は押さえられていても、細部が欠けている勿体なさの方が記憶に残っていたのです。

だからこそ、冒頭のような感想が出てきたのかもしれません。

 

懐中時計を使った演出も、何ヶ月も前の恋人の死を人伝で知った事での

胤篤の喪失感と虚無感を引き立たせるのに一役買っていました。

カチカチカチカチと鳴る音は、耳に当てるととても胸が膨らむものですが、

鳴るスピードが速ければ速いほど緊迫した印象を与えるんですよね。

例えば今回だったら…瀧山が井伊(津田健次郎)に家定の状態を尋ねるシーンで、

不穏な劇伴とともにうっすらと懐中時計の音を流して、

「お変わりなかった」と言い張る姿に疑問を持ち始めた途端

その音が徐々に大きくなっていく所がそうで。

そんな意味深なシーンが続いた中で

お腹の子供とともに亡くなっていたと聞かされる展開も、

幸せな時間はあっという間である事、悲しんでいても時間は待ってくれない事を

物語っているようで切なかったです…。

 

来週からは和宮岸井ゆきの)がいよいよ登場します。

いよいよ…とは書いたものの、原作未読なのでどんな人物なのかは分からないんですが(笑)

原作ファンの方の呟きによると、

岸井ゆきのさんのキャスティングはピッタリ過ぎる!そうですね。

女性である事が早々に明らかにされましたが、周囲を翻弄するキャラクターなんでしょうか?

そして、彼女もまた、理不尽な過去で心に傷を抱えているのかどうか?

盛り返してきてきた今回からの次回、楽しみです。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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