忍者に結婚は難しい 7話 感想|宇良くん以外みんな迂闊過ぎない?

 

 

第2章…じゃないですけど、お互いが伊賀忍者甲賀忍者の末裔であると認知した今、

これまでとは違った雰囲気になってきましたね。

 

忍者同士で敵対関係にあれば、本来、今回のように情報共有する機会はないでしょうし、

「実は〇〇やってたのは私で…」なんていうマル秘情報を得る事もなかったのかもしれません。

闘って終わりなはずの2人が「夫婦だから」「今までの幸せな日常を壊したくないから」

相手を尊重して歩み寄ろうとしている描写は、

"設定"を踏まえると不思議な魅力がありますし。

そして、2人の距離が縮まれば縮まるほど、それを良く思わないライバルの存在も出てくる訳で、

敵対関係"なのに"仲を取り戻しつつある夫婦の日常をもっと見たいと思う一方で、

甲賀忍者だとバレて、関係性がいつ壊れてしまうのかとハラハラする緊張感も同居していて、

その2つが結果的に「次回が気になる」興味へと繋がっています。

…また言いますけど、前回の内容が初回で、

今回の内容が2,3話辺りで放送されていたらな…と、改めて勿体なく感じてしまいました。

 

それにしても、宇良(藤原大祐)が忍者よりも忍者な件。

前々から思っていたんですけど、

忍者を本業としている人たちって、"忍び"が全然出来ていないんですよね(笑)

例えば…GPSを仕込んだ事については、宇良が悟郎(鈴木伸之)に教えるまで

誰もその線を疑う人がいないし。

姉妹どちらも癖で正体がバレちゃってますし。

普通に人通りのある公園で、雀(山本舞香)がしのびぃだというのも、

3話の任務の件も堂々と喋ってますし。

小夜(吉谷彩子)に至っては、「幼馴染のマウント」なんて

思った事をすぐ口に出すタイプですし。

宇良の賢さを見ていると、今までよく忍者やってこれたなぁ…とすら思えてきますw

 

したがって、甲賀忍者が"新"で、伊賀忍者が"旧"である事を度々強調しているものの、

詰めが甘い所は大して変わりない気がします。

最後まで「甲賀忍者vs伊賀忍者」の構図で続いていくんでしょうかね?

個人的には、どうも宇良が忍者説を捨てきれなくて…

最終章辺りで、どちらにも属さない新たな忍者一族が登場してきて、

赤巻議員を殺害した犯人が甲賀一族ではないと判明してから和解し、

両者が共闘する流れになってもアリなんじゃないかと思っております。

 

 

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警視庁アウトサイダー 7話 感想|登場人物が多過ぎて訳ワカメ

 

 

今回の演出担当は木村ひさしさん。

カメラワークの切り替えの早さだったり、「えっ?」ネタの繰り返しだったり、

相変わらず"らしい"な…とは思うけれども、

縦軸がメインになっているだけあってか、

話の流れを遮るような癖の強い演出は少し控えめになっていた印象。

まぁそれよりホッとしたのは、面白いかどうかは別として、

1話完結型エピソードと縦軸で行ったり来たりで宙ぶらりん状態だったのが、

今回でようやく1つに絞ってくれた…って所でしょうか。

 

ただ…ぶっちゃけ言うと、縦軸の話はあまり興味が持てていないんですよねぇ。

元々は個性的な3人の掛け合いで事件を解決していくという設定に重きを置いていたのが、

縦軸が前面に出てきてからは、テレビ朝日の従来の刑事ドラマっぽさが増して、

コメディとシリアスで本来相容れない2つの要素が混ざり合っているのに

違和感を覚えてしまっているっていうのもありますが。

一番の原因は単純に、登場人物が多過ぎる事にあると考えています。

 

船津(金児憲史)は…調べてみたら、4話にも出ていたそうで。

もうすっかり忘れております(苦笑)

おまけに、顔をすぐに覚えられない私からしたら、

警察関係か暴力団関係かもはっきり紹介されずに、椛島、当麻、船津と

名前と出番だけ次々と出されても、

(過去の事件に絡んでいるからなのか)みんな同じ顔に見えてしまって区別がつきません。

 

初回で、架川(西島秀俊)が事件を整理する時に

〇〇を組長に、姐さんに、若頭に…と、登場人物を「ヤクザ」に例えて

ホワイトボードに書き込むシーンがありましたが、

個人的には、それを今やるべきなんじゃないかとすら思います。

当時は「なんでそこでヤクザ!?」と笑いながら見ていましたけど、

今になって振り返ってみたら、突飛なくだりだから記憶にも残りやすいし、

架川の極道だと勘違いされる見た目や言動が最も活かされていますし。

何より"階級"になっているから、それぞれの力関係が一発で掴めて、良いとこ尽くし。

とりあえず、最終章を本格的に進める前に、一旦「今までのあらすじ」代わりに…

回想や図解も含めて、ちゃんと整理する機会を設けて欲しいです。

 

一応、感想を書く都合上、ちょこちょこと話の内容はメモしていますが…

相関図が複雑なので、もはや何となくで見てしまっております。

恐らくあと2話でしょうから、完走はするつもりですけども…。

 

 

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リバーサルオーケストラ 6話 感想|エリートになり切れなかった者ならではの苦悩

 

 

もしかしたら、前回と今回で、ある意味セットになっていたのかもしれませんね。

まぁ…登場人物が多いが故に、個々のエピソードを膨らませ過ぎて

物語が散漫としていたという、前回で感じた印象は変わらないし、

それが原因で話の進みが遅くなっていたのは事実ではあるので、

あの作りに完全に賛同とまでは言い切れませんが。

前回で何かと"含み"を持たせるような描写が続いたのが、

今回で綺麗さっぱり回収されていくのを見て、

こういう展開にしたかったからか…とちょっとだけ腑に落ちた自分がいました。

 

玲緒(瀧内公美)は案の定といった所か、

幼少期は初音(門脇麦)と同様に"天才"と称され、

「才能のある人は忘れない」と言う記者・廉太郎(山中聡)から

取材を受けていた過去がありました。

しかし、覚えてもらえていないって事は、

世間の期待に上手く応えられずに挫折した…(そして玉響に)と察せられる訳で。

演奏会の件で再びブランクに陥りそうになる彼女に、朝陽(田中圭)と藤谷(渋川清彦)を

絡めていたのが良かったです。

 

藤谷と玲緒は、大まかに言えば「エリートになり切れなかった者」同士。

朝陽は天才指揮者として立派な活躍を見せているので、

一見2人とはカテゴリーが違うように思うかもしれません。

ですが…ここで思い出されるのは、前回の終盤で、かおり(相武紗季)の口から語られた

「『音楽と生きる』と決意したきっかけになった初音との出会い」。

彼もかつて、音楽を続けていく事に躊躇いがあった時期を過ごしていた点では、

2人と共通していると言えるでしょう。

団員たちに裏切られ、自信をなくし、音楽を諦めようかと考えた経験もある彼だからこそ、

この手のパターンだといつもなら初音に任せるものを、

今回はあえて自ら介入しようとしたのにも納得出来ましたし。

また、前回のそういったエピソードがあったために、

本当は音楽が一番好きなのに、なぜ自分を偽るのか?と図星を突く

朝陽の描写にも説得力を感じさせました。

 

オケの成長過程において、初音の存在や演奏に影響を受けた者が、

今度は誰かに影響を与えていく…という見せ方は丁寧な印象があります。

そこがやっぱり、登場人物を応援したくなる理由に繋がっているんでしょうね。

 

ただ、その部分で今回個人的に、ちょっとだけ惜しいかな?と思ったのは、主人公の扱い。

主人公の割には存在感が薄くて、メインエピソードにあまり参加していないからか、

グッズ担当の役どころになってしまっている感は否めませんでした。

オーケストラで大所帯である以上、

他の人の見せ場も作るのはごく自然な事だと思いますし、

別に、もっといろんな人と絡めて主人公の出番を増やせ!と言うつもりも全くないですし。

今回のキーワードになっていた"元天才〇〇"を、

玲緒や藤谷と重ねながら描いていたのも理解出来ますが…

こう言っちゃなんですが、内容を見ていると、

主人公がいなくても成立している話にはなっているんですよね。

1話分使って団員1人の事情を描いた回もせっかくあるんですから、

例えば、初音の"お陰"で「音楽を再び楽しいと思えるようになった」「音楽を続けられた」

そんな風に変われた蒼(坂東龍汰)やみどり(濱田マリ)の演奏シーンを、

まだ僅かに迷いがある玲緒が練習終わりにたまたま目撃して。

で…見られたのに気づいた2人が、当時と今とでの心境の変化を何気なく話した事で、

やっぱり音楽が好きだな…と心動かされるエピソードが

復帰シーンの前後に挟まれていてもアリだったのかもしれません。

まぁ本当に、強いて言うなら…くらいのもので、内容自体は全然悪くなかったんですけどね。

 

恋の三角関係に陥りそうな所はベタだったり、

本宮(津田健次郎)の嫌がらせが

バス会社ごと訴えられるレベルで凄くしょうもなかったりと

多少のツッコミどころもありますが(笑)

私としては、前回からの今回で、少し持ち直した感じです。

 

 

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大奥(2023) 6話 感想|綱吉もまた「大奥のしきたり」に苦しめられてきた者の1人…

 

 

綱吉編が本格的に開幕。

私の体調も関係しているんでしょうし、

家光編の余韻が残っていたっていうのもあるのかもしれませんが、

歴史モノや時代劇が苦手な私からしたら、

言葉遣いが複雑化していて話が頭に入って来づらい…という理由で

正直、途中まではあまりのめり込めずに見ておりました。

 

ただ、「もしかしたら綱吉編も面白いのかも?」と思えたのは、

娘の松姫の死を受けての後半の展開。

ああ、そうか…前回では綱吉(仲里依紗)がやけに

趣味・教養とあらゆる分野で周りよりも一枚上手に描かれていたのは、

後半の激情を魅せるためでもあったのか…と納得させられましたね。

賢い人であればあるほど、状況を察して事前に動くようになる。

そして、大奥から逃げる事など決して許されないと知っているが故に、

自分に課せられた運命を否が応でも全うしようとする。

 

3◯描写自体初めて見ましたし、あまりにも生々しかったので

目を背けたくなってしまうほどだったんですけど、

あえて"プライム帯で"、ギリギリまで放送する事に意味があって。

そのシーンから「子を産むロボット」として生き続けなければならない絶望感や残虐さ

綱吉から伝わってくると同時に、

女性が将軍だったとしても、男女逆転の世界であっても関係なく、

女性に求められるのはいつだって「男性受けしそうな可愛い外見」と「子作り」なのだ…

という、現代にもまだまだ通ずる社会の皮肉も感じさせて、

いたたまれない気持ちにさせられました。

 

母親の顔、娘の顔、女性の顔、花魁の顔。

様々な表情を見せる仲里依紗さん…いやはや、魅力的な女優さんでした。

目線1つでも、流し目を取り入れたりして妖艶な女性を演じられる時もあれば、

キリッとした目つきで迷いがない女性を演じられたり、

時にはあどけない涙を見せたり…目の演技だけでも引き込まれてしまいましたね。

福士蒼汰さん、堀田真由さんに続いて、

役者さんに新たな発見を見出す楽しみも得られる物語となりそうです。

 

 

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星降る夜に 5話 感想|一星の存在が誰かにとっての"支え"になってるんだな…と知る

 

 

今回は大分エピソードがてんこ盛りでしたね。

前回からの春(千葉雄大)とうた(若月佑美)の育児についてだけでなく、

一星(北村匠海)と春の喧嘩もあるし、

その上、鈴(吉高由里子)につきまとう5年前のトラウマも描かれる。

で…根本はやはり恋愛モノだからか、

深夜(ディーン・フジオカ)との三角関係"風"の話も欠かせません。

 

エピソードだけを見れば明らかに盛り込み過ぎではありますし、

普段の感想だったらただツッコんで終わりなんですけど、

本作に関してはなぜかそんな気持ちにはならないのです。

過去を交えつつ、登場人物の抱える苦悩をじっくり描いているのが大きいんでしょうね。

そして、春が勇気を振り絞ってうたと今後の話をするためには一星の後押しが必要で、

目に見えない恐怖に怯えている鈴にも一星の存在が必要…というように、

全てのエピソードに「大切な人がそばにいてくれるからこそ、

"心の支え"になって、人は前を向ける。」

という共通点を設ける事で、1本の物語に見せていく。

散漫になりそうな内容を、よく繋ぎ合わせたな…と思わされました。

 

一星の設定も物語にしっかり活かされています。

彼でなければ今回の話は成立出来なかった…と思えるほど

キーパーソンとしての役割を全うしていました。

「年下で」「世界旅行の経験があるからこそ感情が豊かな人で」というのもありますけど、

何と言っても「手話」でしょう。

特に…外の世界との接触を絶っていた春が、一星に手話を教わってからは

コミュニケーションを積極的にとるようになった理由として

「本当の気持ちも手話でなら言えた」と語るシーンが印象的でした。

 

確かに、実際に声に出して伝えようとすると中々勇気がいるもので。

手話だったら身振り1つで相手に"意味"は届くし、相手にだけ見せる言語ではあるので、

春にとってはそれが気持ちを楽にさせてくれたのかもしれませんね。

うたに本音を伝える前に、自分を落ち着かせるお守りとして

一旦手話を挟んでから話したのも、

一星と手話で話して救われてきた友情の深さを感じさせて、ジーンと来ました…。

本作で見せる千葉雄大さんの繊細な演技も良かったです。

 

鈴のストーカーの正体はまだ引っ張るようで。

まぁ…今回でそこまで描いたら、さすがに内容がボリューミーになる可能性は高いので

次回以降に持ち越したのは英断だったかと思います。

声を聞いて確信したんですけど…ム◯さんの方ですよね??

 

 

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罠の戦争 5話 感想|権力側の人間になりつつある鷲津

 

 

選挙活動の様子をドラマで見るのは何だか新鮮。

でも、ただの「仕組み紹介映像」に留まらず、罠や探り合いを絡めながら

今回もちゃんと"本作らしさ"を保った作りになっているのが上手いですね。

 

亨(草彅剛)の対立候補は有馬(真田麻好美)になる訳ですが、

彼女のバックには総理・竜崎(高橋克典)がついている事を聞かされるのです。

で…総理の思惑を知った所で頭を過ぎったのは、

前回、鷹野(小澤征悦)から告げ口された「隠蔽に関わったのは永田町の人間」の件。

汚い手を使っているのだから、

息子の事件の隠蔽を操作しようとしたのもきっと彼なのかもしれないと思い込みます。

 

こんな流れで、本来復讐とは無縁の選挙と復讐劇の2つを結びつけていったのも

凄く自然だったのですが、

もう1つ「そう来たか!」と思ったのは、現実世界でもよくありそうな

(というか一部は実際にあった)政治界隈ならではの裏事情も盛り込んできた所。

例えば、ウグイス嬢の引き抜きだったり、

完全に忖度が働いてそうな応援団員の要請だったり、

市議会議員への活動費の提供だったり…

ニュースで取り上げられていた事柄を、亨を陥れるために用意した"罠"の1つとして

見せていたのも面白かったです。

 

あとは、今回の話の中心軸を担っていた「悪評を流すスパイが誰なのか?」

前回の感想でも書きましたが、ここは、亨を囲む人物が一筋縄ではいかない、

それぞれキャラクターが多面的に描かれている良さが活きた

エピソードになっていたと思います。

特に眞人(杉野遥亮)ですね。

兄を精神的に追いやったのは亨だと知っているのか?知らないのか?

仮に知っていたとしたらまだ恨みを持っているのか?

何を考えているのか、何の意図があって亨の復讐に協力しているのかが

中々見えてこない彼だからこそ、友達に牛丼をおごった件が

「わざとでは?」「もしかしてスパイでは?」と疑われるきっかけになってしまいました。

まぁ、結果的には違ったんですけど(個人的には貝沼を疑っていたんですけど、そこも違くてw)

一番身近な仲間が裏切る展開はドラマではお馴染みなだけに、

眞人(と梨恵)には最後まで味方でいて欲しい…と、

ちょっぴりハラハラさせられる気持ちになっちゃいましたね。

 

そして、最大の見所はやっぱり、草彅剛さんの演技で魅せる

主人公の"嘘と誠"の使い分けでしょうか。

情に訴えかける事で相手の心を絆していく展開もこれまた王道なんですが、

本作の場合は本音の演説もずる賢さから来るもので、

その時見せていた泣き顔も、自分が当選して事が有利に運ぶための作戦に過ぎなかったのです。

でも、息子と会う時には、心からの涙を見せる…

回を重ねるごとにどんどん人間臭さが出ています。

自分が嫌々やっていた事をやらせる側になっていると本人は自覚しているみたいですが、

演説しようとした瞬間「犬飼さんならこんな時、泣いて土下座してるだろうな」と思い立って

あの言動になった辺り、

犬飼(本田博太郎)を軽蔑はしているけど、秘書として長い間共にしてきた以上

彼の思考や人柄が無意識に移ってしまったんだろうな…と、

そんなちょっとした切なさも残りました。

 

市議会議員になった事で、ここから第2章スタート…といった感じでしょうか。

犯人に近づくにつれて、亨もかつて犬飼がいた権力側の人間になりつつあります。

犬飼と言えば…っていうのも変ですが。

梨恵のあの書類隠しの件は、やっている事は事件を隠蔽した人と同じになってしまうような?

引き続き、それぞれの動向が気になりますね。

 

 

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ブラッシュアップライフ 6話 感想|17時のチャイムが沁みますなぁ…。

 

 

おおお…つらっ……。

今回は主題歌なしだったのも、後半戦になって「今までとは違うぞ!」という

空気の引き締まった感じが出てますね。

まぁ、強いて言うなら、17時のチャイムが主題歌代わりにはなっていましたが。

 

いやぁそれにしても、こんな佗しい余韻が残るとは思っていなくてね…

麻美(安藤サクラ)同様、すんごい沁みちゃいましたよ。

子役たちの若干距離を置く演技のリアルさも、何とも言えませんでした(泣)

 

人生3周目はメタなお仕事ドラマっぽさが増して、

視聴者(=テレビ業界に携わっていない一般人)にとっては空想的な話が続いていただけに、

今回は2・3話辺りにあった"哲学"を久々に感じさせる内容になっていた気がします。

4周目になって、もう同じ行為の繰り返しは面倒臭いと感じた麻美は

あれやこれやとショートカットしながら、より効率的な「徳の積み方」を試みる。

そうすれば自分の人生がよりブラッシュアップされていくかと思いきや、

結果的に、夏希(夏帆)や美穂(木南晴夏)という

大親友の存在を損失する形になってしまった。

よく「人付き合いは大事にした方が良い」とは耳にしますが、

今回の内容を見ていると、親友が出来て大人になっても関係が続いてるって、

本当に奇跡なんだなぁ…と身につまされました。

 

たった少しの行動でも、積み重ねていくと人間関係にも大きく影響を及ぼす。

子供も大人も問わず、今まで「3人での何気ないおしゃべり」のシーンに

じっくり尺を割いてきたのが、薬服用後かのように、

今回になってじわじわと効いてくるんですね。

改めて、緻密に計算された脚本だと思います。

 

オオアリクイときて、ニジョウサバ、ムラサキウニなので、

高価な食べ物になっている点では少しでも徳は積めているのでは?って気もするんですが、

それでも赤ちゃんからのやり直しの人生を選んだ麻美。

次回からは水川あさみさんが今度こそ(?)登場するみたいです。

 

何となくの予想だと、確か「あの子絶対人生2周目だよね」と小学校時代に言われていた

宇野真里なんじゃないかなぁ…と。

真面目っ子な所は4周目の麻美と重なりますし、

予告だと4人で仲良くしている辺り、実は元々"仲良し4人組"だった可能性もありそうですし。

今回は意外な結末だった分、

早く麻美が報われて欲しい…早く先が見たい…そんな気持ちが高まってしまいますね。

 

 

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Get Ready! 6話 感想|心の傷は物一品でチャラにはならないよ?

 

 

あーあ、せっかく良くなってきたのに…

今回は脚本・演出共々、何だか詰めの甘い作りでしたね。

特に脚本に関しては、DVについてちゃんと調べたの?と思うくらいで、

2話と同じモヤっとした感覚が残ってしまいました…(汗)

 

今回は4話から続く人情劇仕立てに、1〜2話の頃の悪事を少し加えた内容になっていた訳ですが、

悪事を働いているターゲットが改心するまでの"変化"を盛り込む以上は、

やっぱり、視聴者が「この人には助かって欲しい」と思わず願いたくなる

判断材料をきっちり揃えて欲しいんですね。

しかし…嶋崎(鶴見辰吾)の場合は、子供の頃の思い出だったケーキと手紙を

家に置いてきた(?)だけで、

その時は、娘に八つ当たりしてしまった事に対する謝罪の言葉は一切なし。

これではただ物で釣っているだけで、根本的な問題は解決していないんじゃ…

っていうのもそうですが。

私としては、彼は本当に死のうと覚悟を決めているんじゃなくて、

時々優しさを振りまけば、娘も考えを改めてくれるだろう…という思惑が透けて見える辺りに、

DVの典型例を感じてしまってしょうがなかったです。

 

それに、右手が治ったらまたパティシエの仕事も出来て、

精神的に安定して親子仲直り!ではなく、

右手も含めて元気な体にしたからこそ、アクシデントや老化などで再び挫折を味わった時に、

今回の「最初は助けてくれなかった」件を引き合いに出して虐待をする可能性が出てきた…

そんな将来の不安ばかりを考えてしまったんですけど、これって捻くれているんですかね。

からしたら、男手1つで育ててもらっているだけに、

小さい頃の「楽しかった思い出」を引きずるのも自然な事。

仮にもし父が亡くなってしまったら、後々罪悪感を覚えるだろうし…

諸々を踏まえると、エース(妻夫木聡)が娘に父を生かすかどうかの選択を委ねたのも

中々酷だと思いましたよ。

 

そして、演出面で疑問に感じたのは、"お決まり"の見せ方の締まりが悪かった所。

一番「?」だったのは…なぜ決め台詞の直後にCMを挟んだんでしょう。

決め台詞を言った後に手術室の機械が動く流れは、ダサさは漂わせつつも

毎回やっているので、何だかんだで見所に繋がっている気がするんです。

マンネリ化を防ごうとしたのか、その流れに変化球をつける事自体は否定しませんが、

タイミングって大事で。

"休憩タイム"の意味合いもあるCMを挟んで、

明けてからもすぐに手術シーンに切り替わらなかったのは…

うーん…山場が盛り上がりに欠けてしまうんじゃないでしょうか。

おまけに、手術シーンも妙にあっさりで(汗)

おふざけ演出はここ数回で良い感じに落ち着きを見せてきている代わりに、

違う所が気になってしまいました。

 

仮面ドクターズが仮面をつけたり外したりするのも謎ですが、

そんな事していたら、身バレするのも時間の問題じゃない?とか。

他にも…女子高生が1人で暗い場所にいる?とか、

そこであの光る仮面の男が現れたら、不審者扱いしてもっと怖がらない?とか、

なんか、全体的にツッコミどころ満載の回でしたね。

 

 

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東京の雪男 1話 感想|ピリッとした冷たさも感じさせるほんわかファンタジー

 


実はこれ、昨日初めて知りました(笑)

SNSで偶然本作の名前を目にして、割と好感触な呟きをされていたので、

公式サイトに飛んでキャストやあらすじをざっと読んでみたら、何だか良さげだなぁ…と。

で…NHKプラスで滑り込みで初回をチェックしてみた訳ですが、

どんな答えを出すのか見てみたいと興味を持たせてくれる内容に仕上がってました。

 

本作の題材は「雪男と人間の出会い」でファンタジー寄り。

でも、奇を衒った演出を施す事なく、"日常生活の一部"のように淡々と描かれていて、

その塩梅が上手いなぁと思います。

そして、実は本作の前に「リエゾン」3話を見ていたので、尚更考えさせられるんですけど、

(そちらも遅くなっちゃったので、4話とまとめて後々感想をUPするつもりです。)

持ってる個性や特性が初見だと判断しづらい見た目をしている人こそ、

いざそれが垣間見えた時に「自分や周りとは違うから」

「人生経験を考慮して、自分の周りにはいなかったタイプの人だから」ってだけで

否定されたり、腫れ物扱いされたりするのが、残念ながら現状ではあって。

例えば、発達障がい、ろう者、同性愛…と、様々な"生きづらさ"に触れた作品は

今まででも多く生み出されてきましたが、

それらを全て内包したのが雪男(磯村勇斗)というキャラクターな気がするんですね。

 

デフォルメ化された人物を通して物語を進めていく事によって、

「もし"その人"と出会ったら、あなたならどうする?」

自然と自分事に当てはめながら

大人も子供も一緒に考える時間を与えてくれるような作りは、Eテレ"らしさ"を感じさせます。

NHKNHKでも、ドラマ好きのみぞ知る…みたいな

マニア向けの作品が作られやすいNHK総合ではなく、

教養番組がメインのEテレでの放送なのも頷けました。

 

強いて言うなら、全5話×30分という短さが関係しているのか、

まだ付き合ってもいない段階で「愛の確かめ合い方」についての話題になるのは

ちょっと唐突かな?とは思いましたが。

ただ、基本淡々と、ほんわかした雰囲気の中で鋭さも残していく…という

本作が目指そうとしている方向性みたいなものも、そのシーンで同時に見えてきたので、

少なからず、盛り込んだ意味はあったのかもしれません。

 

入江陽さんのほわんほわんほわん…な劇伴も、中々好みでした。

木漏れ日のような静かな温もりと、泡となって弾けてしまいそうな儚い感じが

本作の世界観を彩っていて良いですね。

思わぬ拾い物な気がしております。

また感想は遅くなると思いますが…次回以降もマイペースに書き続けていきたいです。

 

 

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忍者に結婚は難しい 6話 感想|1時間闘って終わったぞ!(笑)

 

 

闘いのシーンが予告映像で流れるたびに、ワクワク楽しみにしていた私。

いや、4話の時みたいに、あっさり疑惑が晴れるケースがまたあるかもしれないから、

過度な期待はするんじゃない…と言い聞かせてはいたし。

今回の、朝になった途端唐突に闘いが始まったのだって、

きっと夢オチだろうな…と予想していたのだけれども。

とりあえずは、前回に引き続き「見たかったもの」が見られて満足満足!でした。

まぁ、まさか、周りはいろいろ動きを見せている中で、

夫婦2人はひたすら闘って終わりなのは意外でしたけどね(笑)

 

特に面白かったのは、ふるさと納税カニが届いてからの2人のやり取り。

そうそう…「実は敵対関係にある忍者一族の末裔の2人」と「夫婦あるある」は

あのくらいのバランスで描いていただきたかったんですよ〜。

今までの回は真逆で。

夫婦あるあるネタがベースとなっている話の中に

たま〜に忍者っぽい要素が混ざり込んでくる感じだったので、

本性(裏の顔)を現さないかとヤキモキしていた方は多かったんじゃないかと思うんです。

 

そして、もう1つ思うのは…今回の闘いが初回の時点で盛り込まれていたら、

掴みとしては抜群だったのかもしれないなぁと。

例えば、近年のドラマで割と見かける「先見せ展開」を利用して、

冒頭で本格的に闘っている様子を映してから時間を遡る構成をとって。

まずは"普通の幸せ"を感じている夫婦の日常をじっくり描いて、

ある日のふとした動作に違和感を覚え始めて、気づいたら相手が忍者だと分かった…

という流れになっていたら、エンディング映像でしか味わえていなかった

2人にもより感情移入出来たような気がします。

 

某仮面医療ドラマもそうですが、どの段階で何を見せるか?で

作品に対する第一印象ってガラッと変わってしまうものなので。

とにかく、蹴りの演技ならお馴染みの菜々緒さんと、

ギャップで魅せるならもってこいの鈴木伸之さんなら

絶対面白いはずのキレッキレなアクションを

6話までとっておくなんて…本当に勿体ない事をしたと思います。

 

あと特筆しておきたいのは、エンディング映像と本編の繋がりについてですかね。

「何も知らなかった頃」の微笑ましい出来事や馴れ初めのエピソードが、

本編でも2人の"葛藤"や"覚悟"を通して、少し感じられたのも個人的には良かったです。

先日コメントをいただいた読者様も仰っていましたが、

本編だけだと蛍(菜々緒)は、悟郎(鈴木伸之)の事大好きなのかなぁ…?と

疑ってしまうほど、基本ツンケンした態度ばかりとっていたために、

エンディング映像とで温度差を強く覚えていたのです。

…正直に言うと、あんなにお互い両想いで結婚したのに〜!という切ない成分は、

エンディング映像から摂取出来た事に変わりはないものの(笑)

でも、チグハグな感じが今回で薄まったのには安心しました。

 

やっとこさ、本作がうたっていた「ロミオとジュリエット」っぽくなりましたね。

正体に気づいた蛍と悟郎以外にも、

甲賀忍者伊賀忍者とで接近していく様子が描かれるみたいで、

後半戦に向けて、どんどん核心に触れる話になりそうです。

 

 

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