緊急取調室 特別招集 2022 感想|これで新シリーズもアリかもな〜

 

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1/3はSPドラマが3本も被っていて…(笑)

三が日で休みの人も多くて、視聴者を集めたい気持ちも分かるけども、

4日も5日もドラマがなくて暇だからどれかズレてくれれば良かったのに〜…

と思いながら、当日は前番組の流れで「カッペリーニ」を視聴。

NHKの方は録画の都合で諦める事に。

で…録画しておいた本作を、暇な今日(1/5)さっさか見てしまおう…といった感じで

今回感想記事を投稿するに至りました。

 

そんな超個人的な事情はもう置いといて。

さて…本作の感想ですね。

一度解散させたキントリチームも「特別招集」と銘打てばいつでも再集結出来て、

今回のSPのような続編がいつでも作れるという

シリーズ作品を何作も生み出し続けているテレ朝ならではの

ある種の"あざとさ"は感じさせましたが(笑)

昨年の第4シーズンにマイナスイメージが残っていてあまり期待していなかったのもあってか、

純粋に面白く見られました。

 

そして、酒井(野間口徹)と生駒(比嘉愛未)の加入。

柔和でありつつトゲを残すタイプの人と、ひたすら真面目で男女平等にこだわるタイプの人…

どちらも対比が効いていて、チーム内でもバランスがとれていて良い感じですね。

新メンバーの件は、最終回でも何か"含み"を持たせて終わったラストになっていて、

メンバーを一新した状態で続編を作る気なのかもな〜とは思っていたので

想定内ではあったのですが。

みんなのリーダー的存在として今まで描かれていた真壁(天海祐希)が

今回では"取調の先輩"という新たな面も持ち合わせて、

お手本を間接的に伝授する姿を見るのは何とも新鮮で。

生駒のキャラ造形自体は俗に言う"新人ポジション"に近くて、正義感が強いが故に

真壁のやり方が気に食わなくて反抗的な態度をとるといった描かれ方に関しては

特に新鮮さはないけれども、

こういう形でまた違った、今まで見た事のない真壁やチームが今後も見られるとしたなら、

新生キントリで第5シーズンをやるのも良いのかもなぁ…と思えるくらいには

納得させられた気がします。

あと…これはドラマ好きならではの楽しみ方でもあって、

去年同じ夏クールで9時は「キントリ」、10時は「推しの王子様」で

木曜日を賑わせていた主演同士が同じチームに…というのにもニヤリ(笑)

 

ただ、強いて言うならば、新メンバーの教育面はもちろん、8億円も絡んで、

家族それぞれ訳ありで、しおり(菜々緒)には秘密の過去があって…と、

約2時間でそれらのエピソードを描き切るには情報量が多くて、

少し膨らませ過ぎだったかな?と感じたのも事実。

個人的には、しおりと8億円の結びつけ方かな…。

後半で田坂(浜田信也)と共犯だったと判明した途端、

「まだなんか設定あるの!?」と思ってしまったもんでして(汗)

うーん…良い女性になろうとしている人は実は悪い女性のままだったという

結論に持っていったお陰で、途中までの個性的な家族の綻びエピソードが薄まって、

下手したら、別の回の話(本来なら2つに分けてやる話)をくっつけたような感覚を覚えましたし。

「家族に救われた者もいれば苦しむ者もいる」というラストの台詞、

で、せめて、正義や地位を貫き通したいが故に悪事に手を染めそうになる女性、

正統派で目の前の仕事に取り組み続ける女性、

変わりたくても過去の経歴が邪魔して今も苦しみを抱えながら生きている女性の

3種の女性像を描く物語で"2時間で"まとめたいのであれば、

8億円絡みの回りくどい設定はやめて、

無難に 田坂が修一(木村了)と娘との結婚を許してもらえない根本的な原因で、

家まで来てお金せびりにしつこくつきまとう彼をウザったく感じて殺害を犯してしまった…

という動機でも整合性は取れたのかもしれません。

 

しかし、それはあくまでも許容範囲で、

満足のいくSPだったという良い印象の方が残るでしょう。

第4シーズンで最も不満点だった縦軸がなくなったのが大きいです。

あとは、理解者の磐城(大倉孝二)が戻ってきて、キントリの動きを阻止する者がいないから、

本作の魅力でもある メンバーの頼もしさと被疑者&重要参考人の演技合戦を

存分に堪能出来たのもありますね。

ボロを出しそうにもないほど手強い"ラスボス"感を漂わせていた秀子(高畑淳子)が

ある事を境に徐々に崩れていく意外性も、

相手の心を揺さぶる点では一番曲者っぽそうな悦男(井上順)の掴み所のなさも、

そんな強烈な親から一歩引いた立ち位置にいる息子・秀一とのバランスも…

それぞれが自分なりに良い気になり、もがき苦しんでいく様は見応えがありました。

 

お馴染みのメンバーに関しては…

菱本(でんでん)は少し顔を出すシーンはあっても、

春夫(小日向文世)はご本人がお忙しいのか別撮りが続いて、彼のシーンになると

もう完全に別ドラマ(教場と言えば…)を見ているようで寂しい気持ちにはなりましたが(泣)

今後も出番があるのならば、"お得感"…というか、

今まで見てきた者にしか分からない見所が加わって、新たな面白味に繋がると思ってます。

 

続編は是非、出来れば原点回帰がコンセプトで!

今回の内容に近い仕上がりになる事を期待して、お待ちしております。

 

↓第4シーズンの最終回の感想はこちら↓

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潜水艦カッペリーニ号の冒険 感想|トンチキなのに目から汗が…

 

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特に期待はしていなかったSPドラマ。

予告映像の時点で、昔の時代を扱っている割には軽そうに見えたし、

いざ視聴してからも劇伴やテンポがどことなく呑気で、

第二次世界大戦中なのに緊迫感が感じられないんだけど、これで大丈夫なの…?

やっぱり裏のキントリに替えておけば良かったかなぁ…などと思いもしたんですが。

中々どうして、見ていくうちにこの軽さがやみつきになってしまいました。

 

日本人とイタリア人3人のやり取りと、そこから生まれる台詞遊びがひたすら楽しかったなぁ。

「お前ら死んだのか」「(メタ的な意味で)日本語急に上手くなりましたね」

「礼を言う」「ごちそうさまです」「俺もアベだ」「こんな顔阿部ではない」

物語自体に派手さはなくとも、ついついクスッとしてしまうシーンがたくさん。

どうしても踏み込まなければならない部分を除けば

戦争を描く作品ならではの悲愴感は終始漂っていなくて、

みんな生き残って、体も丈夫で、プロポーズも出来て…という

珍しく綺麗なハッピーエンドで終わった訳ですが。

「人生は食べて歌って恋をするためにある」と言っていたように、

戦時下の日常生活でのささやかな幸せ、

この先もずっと大事にしておきたい幸せをメインで描きたかったから

あえて重くしないようにしたんだろうという意図は

物語を最初から見ていれば伝わってきたので、私はこれはこれでアリだと思えました。

外国人への差別、日本とイタリアの格差の描写もちゃんと取り入れていましたしね。

賛否両論は生まれようが、軽い"だけ"の作品ではない事は確かでしょう。

 

ただ、構想25年って本当なの…?と言いたくなるくらいには

トンチキっぷりは目立ってましたけど(笑)

ほら…港から船上を見た時の人と景色の合成感(人の輪郭がぼやけてたようなw)とか…

深海のシーンでの少々安っぽいCGとか…

ボートレースや喧嘩のシーンでなぜかオペラ音楽が流れるとか……

「クスッとしてしまう」「やみつきになる」と書いたのは

こういう所も含まれていたりするのかもw

 

まぁでも、アベ、シモネ、アンジュの3人の陽気さから来るボケと、

速水(二宮和也)の的確なツッコミのコンビネーションが心地良くて。

可愛らしい早季子(有村架純)も含めて、

いつまでもこの関係性が続くと良いな…と願いたくなる仕上がりで良かったです。

「香苗〜♪」の歌は今でも頭で流れておりますw

終盤で仏壇に3人が映った写真が置かれていたカットがあったから、

てっきり可笑しかったはずのあのシーンが本当に伏線として使われてしまったのか…

そんな…(泣)と一瞬悲しくなるくらいには、キャラに愛着が湧く作品でもありました。

 

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義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル 感想|もう完結するのかもね…

 

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がっつり前作(2020年SP)からの続きのお話でしたね。

記憶がおぼろげになっていたもので、新作を見る前にざっとでも見返しておいて良かった…(笑)

ついでに、私の前作の感想も読み返してみたら、

どうやらラストで描かれた良治(竹野内豊)のくだりは

Paraviでしか描かれないと勘違いしていたらしくw

まぁそっちは、続きを地上波でちゃんと見られて嬉しいって事にしておきましょう。

 

さて、新作の感想。簡単に書くとするなら…

前作より登場人物の動機に違和感はなく、エピソード"自体"は面白かったものの、

ぎぼむす"らしさ"で考えると

日曜劇場が大好きな企業買収物語にほんの少しの恋愛要素を足した内容になっていて、

下手したら別作品を見ているかのような感覚に陥ったという所でしょうか。

事前に公式サイトの相関図ページをチェックしてみたら企業名も複数表記されていたので、

もしかしたらそっち寄りになってしまうんじゃ…と予感していたのがまさしく的中。

また、基本的に亜希子(綾瀬はるか)と良治、麦田佐藤健)中心で物語が動いていて、

娘であるみゆき(上白石萌歌)の出番が少なめだったのもあり、

本作の、義母と娘の距離が少しずつ縮まっていき、

良きパートナーになるまでの"家族愛"の描写が好きで見ていた私からしたら

そこにも物足りなさを感じてしまいました。

 

そして、個人的に腑に落ちないのは写真撮影のくだり。

確かに、連ドラ時代からの流れで、当時撮影出来なかったのが心残りだった点を踏まえれば

"一区切り"はつけられたとは思うんですが…

うーん…最後まで悪いやつだった良治にヒゲを剃ってもらって、

良一になりきってもらってまでした記念写真撮影が

果たして綺麗に"良い思い出話"で終わるのか?むしろそうして良いのか?が

引っかかるんですよね。

これで罪滅ぼしにはならないだろうし、顔が似ているだけで性格は別人だからなぁ。

私だったら、この撮ってもらった写真を数年後に見たら、

「ちゃんと続きが出来て良かったなぁ」じゃなくて

「この人に騙されかけたっけなぁ…ストライキまでして大変だったわ…」っていう

嫌な記憶の方が蘇りそうです(苦笑)

"家族愛"と"小さな奇跡"を描く物語で、あのポスタービジュアルや

良治があの時の亜希子を頭に浮かべながら「似てるな〜」と呟いていたシーンを踏まえれば、

亜希子もストレートに良治の元妻(若い頃?)にそっくりで、亡くなったという話も本当で、

恋人を亡くした者同士が同じ顔をした相手に再び出会い恋をする…

そして再婚してハッピーエンド…の流れに持っていっても

良かったんじゃないかと思えてなりませんでした。

 

正直言うと、連ドラの頃が一番面白かった…に尽きるんですよね。

今回の話が連ドラの中の1話分だったらまだ受け入れられたんでしょうけど、

あの時点で物語が完結したと言ってもおかしくない訳で。

そこからSPドラマという形で続編を作るとするならば、数年後の設定で

大事に育てられてきたみゆきが大樹(井之脇海)と付き合い、結婚し、

自立=家を出るまでの話を描いて欲しかったです…。

と言っても、あのエンドロールを見る限りは

もう続編が作られる気配はなさそうなんですけども。

まぁ、2本のSPの仕上がりを考えたら、終わらせるべきなのかな?とも思います。

 

同一人物で、いくらヒゲありの竹野内豊さんの方が好きだとしても、

良治がちゃんと嫌味ったらしい人に映るし。

ニカッとした笑顔も何か企んでそうで、

回想の良一と見比べてみると、発声から全然別人だという事が分かる。

竹野内豊さんの役の演じ分けは楽しんで見られました。

やっぱり役者さんは凄いなぁ…なんて。

 

↓2020年SPの感想はこちら↓

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2021年のドラマを総まとめ〜69作品もの出会いをありがとうございました

 

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こんばんは、りんころです!

今年も残りあとわずかとなりました...って作成時には書いていたんですけど、

日付変わって、もう新年になってしまいました(笑)

どうか、2021年に戻った体で読んで下さいませm(_ _)m ではでは...

 

いつもご訪問して下さる方、最近ご訪問して下さるようになった方、

こんな拙いブログですが...2021年もお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

今回が初めてだよという方も、もちろん嬉しいです!ありがとうございます。

 

えーと...本来だったら、1クールが終わったごとに総括記事を上げているはずなんですが...

今年は全く上げられてなくてすみません(苦笑)

やりたかった気持ちはあるんですけどね。気力が足りなかったもんでして^^;

でも、流石にこのままランキングもまとめもしないまま年を越すのは気持ち悪いし、

総括を待っていて下さった読者さんもきっといらっしゃるでしょうから、

超簡単でも良いから何とか今年中に完成させよう!という事で

今回の記事を作成いたしました。

 

今年の連続ドラマは69本視聴しました。

とは言っても、現在まだ4本(「阿佐ヶ谷姉妹の〜」「東京放置食堂」「らせんの迷宮」

「和田家の男たち」)が残り3,4話くらい溜まっていて完走出来ていないので...(笑)

作成したは良いものの、未完成の状態です。

現時点では65本でランキングを付けますが、

残り4本は完走出来次第、こっそりと加えるかもしれません。

 

さて!前置きが長くなりました。

ここからも長くなるので、一応目次をつけておきます。

↓ の横の文字をクリックすると、そのページに飛べる仕組みになってます。

〜目次〜

2021年 ドラマ年間ランキング

 冬〜秋クールに視聴した65作品を全てランキング付けしたものです。

視聴のみのドラマについてちょこっと

 当ブログで一度も感想を書いていない、又は途中で終わってしまった作品の雑感集。

超個人的なノミネート賞

 主演俳優賞、主題歌賞、OP/ED映像賞、脚本賞などなど…

超簡単な総括

 最後はぼんやりと2021年のドラマを振り返ってみます。

 

これはあくまでも個人的に付けたランキングです!

それでは、発表します…ドコドコドコドコ

 

2021年 ドラマ年間ランキング

 

視聴した69作品(うち4作品は追記する予定)の順位を発表していきます。

1位〜10位は簡単なコメント付きです。

全部コメントを付けると多い上に、多分間に合わなくなりそうなので

11位以降はタイトルのみで割愛しております。すみません。

(ただし、作品によっては次のコーナーで雑感は残しております!)

 

ちなみに、上から 順位→タイトル(放送局・曜日・時間・放送クール)です。

感想記事のリンクも貼っておくので、詳しい内容を見たい!という方は、よろしければ。

 

1位 最優秀作品賞

ここは今から倫理です。(NHK総合・土曜23時30分・1月期)

 

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見ていて自然と心が浄化されるだけでなく、

自分の視野においてもドラマ界においても「新しい扉を開いた」ような、そんな作品でした。

 

様々な問題を抱える生徒たちに教師が関わり、

教師の言葉によって徐々に変化を見せ始める...といった構図自体は、学園モノではあるある。

しかし、哲学者や思想家の言葉を引用して導いた高柳の"倫理"は

毎回ハッとさせられるものが多く、

最後も「考え続けて欲しい」で、あえてボカして完結させた所に

従来の学園モノとは違った斬新さを感じさせました。

 

あとは...個人的に高く評価したいのは、"今までの集大成"で魅せるのが定番の最終回を、

卒業式でもなく、教師の生徒たちへのメッセージでもなく、グループでの対話で魅せてきた事。

あれは本当に新しかったなぁ…。

生徒それぞれが自分なりの考えを述べ、徐々に対話が盛り上がっていくのを

見ているだけでも面白いんですが。

その考えの中には、様々な境遇に置かれ、様々な経験を送り、

様々な想いを抱えた十人十色の背景や、それを乗り越えて強くなるまでの過程も垣間見えて、

ああ、"成長"ってこんな風に日常会話でも表現出来るもんなんだなぁ…と

感心させられたような記憶があります。

 

夏休み期間や年末年始に再放送して、多くの方に見て欲しい作品の1つです。

 

 

2位 優秀作品賞

コントが始まる(日本テレビ・土曜22時・4月期)

 

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視聴前は得体の知れなかった作品ですが、

いざ蓋を開けてみれば、お笑いで"青春"を送ってきた仲間たちが

志半ばで新しい人生へと踏み出すまでの物語でした。

 

お笑いの世界に少し疎い私でも「芸人の道は険しい」というのはよく聞く話です。

マクベスの3人も中々日の目が当たらず、時に同級生や担任、小さな子供などに

直球の言葉をかけられるシーンを見て辛くしんどい気持ちになったりもしましたが、

それと同時に...いや、それ以上に、

身近な存在や何気ない言葉で救われる瞬間も多々ありました。

本作は基本的に"挫折"を描いていて、

"挫折"を描くならもっと薄暗い話に出来たかもしれないのに、

物語の根底にはほんの少しの希望があるような、ちょっぴり元気になれるような

そんな雰囲気が一貫して漂っていたのが、

本作を好きで登場人物を応援したくなった大きな理由だったのかもしれません。

 

また、視聴者の年齢や境遇によって、どんな形にも受け取れて、

少し考える時間を与える余地を作ってくれる作品だったとも思います。

私は歳が近いのもあって、マクベスの3人に感情移入する形で見る事が多かったですが、

歳を重ねたら重ねただけ俯瞰的に見られる、また違った面白さがありそうです。

 

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3位 作品賞

大豆田とわ子と三人の元夫(フジテレビ・火曜21時・4月期)

 

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坂元裕二脚本ならではのエッセンスも感じられつつ、今の時代にふさわしい作品でした。

 

結局、三人の元夫誰ともくっつく事はせず、今後も同じ距離感を保ち、

四人目の夫との再婚もなく、社長業も継続する...と、文字だけで見れば特に変化はなし。

キャッチコピーを引用するなら、

「ひとりで生きたいわけじゃない。」で始まって終わるとも言える。

でも、最後まで見てきた者にだけ分かる、その言葉のニュアンスの違いと充実感...

 

1話完結型や勧善懲悪といった

「分かりやすい」「途中を見逃しても困らない」作品の方が視聴率をとりやすいこの時代に、

あえて「毎週欠かさずじっくり見る」層をターゲットにした所が

本作の面白さに繋がったと思います。

もちろん、ライトに見ていても、とわ子と三人の元夫のやりとりで

クスリと楽しめる部分もあるでしょうけど、

咀嚼すればするだけ、その一見コミカルな世界観の中には深さが含まれている...

そんな2つの魅力があったとも言えるでしょう。

 

これまでとわ子が三人の元夫やかごめに注いできた愛情がとわ子自身に返ってきて、

自分の人生を肯定してくれるようなラストも良かったです。

 

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4位

古見さんは、コミュ症です。NHK総合・月曜22時45分・10月期)

 

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これはひたすら可愛い作品でしたねぇ…。

外面では周囲に溶けこめるようにと明るく振る舞うものの、内面では皆それぞれ繊細で、

上手くコミュニケーションをとれているのか常に不安で…っていう、

生活していく中で誰もが抱えて使い分けるであろう"取り繕った自分"と"本音"の二面性を

ゆっくり丁寧に描いている印象がありました。

 

その結果、片居くんや万場木さんなど、外見・態度は強烈でも

何だか抱きしめたくなっちゃうような愛しいキャラがたくさん生まれました。

「コミュ症あるある」に自身の当時の思い出も重ねつつ、

親心の(?)つもりで最後まで応援するように見てしまった

魅力的な仕上がりになったと思います。

 

他のドラマの悪そうなキャラを見ていても、

「実はこの人も本当は…」と違う視点でその人の事を見てしまうような、

そんな新しい"ドラマの楽しみ方"にも出会えた作品でもありました。 

 

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5位

その女、ジルバ(フジテレビ・土曜23時40分・1月期)

 

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枠もジャンルも関係ないドラマの台詞の引用で大変恐縮ですが、

かつて「逃げるは恥だが役に立つ」でこんな台詞がありました。

「私たちの周りにはね、たくさんの呪いがあるの。自分に呪いをかけないで。」

本作はそんな、印象に残った台詞を具体化してみせたような作品だったと思っています。

 

バーの人々と関わる事で、新が勇気を持てるようになるまでの成長物語なんだろうな〜と

最初はふわっと捉えて見ていましたが、

実際に描かれたのは、戦争孤児や震災、詐欺や失恋と、かなり重たく幅広いもの。

しかし、本作の何が良かったかって、

「私たちが生きていた時代はこんな事があったんだよ」という思い出語りや、

「歳を重ねたらこんな辛い事があるから気をつけてね」という教訓でそれらを扱うのではなく、

「いつの時代だって年齢関係なく、悲しい出来事や、嬉しい出来事を経験する」などと

どの世代も同じ目線で、寄り添うように描かれた所。

その積み重ねのお陰で、外見的にも内面的にも変わっていく女性の真の美しさを感じさせ、

見終わった後には自然と元気づけられる作品になっていた気がします。

 

また、どういう選択をするのが正解か?ではなく、

どういう選択をしたって良い...という、自分らしさを肯定してくれる描き方も好きでした。

 

 

では、6話以降はもっと簡単に〜...

 

6位

俺の家の話(TBS・金曜22時・1月期)

 

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最初は、介護がテーマの作品なのに

能もプロレスも盛り込んで大丈夫?という不安はありましたが、そこは流石のクドカン脚本。

結果的に野暮な考えで終わりました。

 

話を見ていけば、能もプロレスも"マスク(仮面)を被る"点では共通しており、

登場人物の心情を引き立てる上で最も効果的で感情移入しやすい設定だったと思います。

介護をしている人、してもらっている人は、

家族の前では"仮面"を被ったり、時に外したりしながら生きている...という

それぞれの登場人物を尊重してくれているようでした。

 

そこにクドカン脚本ならではの青臭さ、少年っぽさが加わり、

世界観はキテレツながらも どこか子供の頃を彷彿とさせる純粋さも感じさせる、

一言では言い表せられないような面白さがあった作品でした。

 

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7位

ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜(日本テレビ・水曜22時・7月期)

 

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最後まで期待を裏切らない作品でした。

この手の明るくて楽しい作品は、最終章に近づくにつれ"縦軸"が邪魔をし、

"縦軸"がメインの話になれば作風がシリアス寄りに変わって

尻すぼみになってしまう事が多いのが最近のイメージなのですが。

本作は一貫して"らしさ"を忘れず、かつ"縦軸"もきちんとまとめ上げてみせた点では

珍しい作品だったと思います。

 

ザ・現代っ子でありつつも着実に成長が見える川合の描写も、

年齢経歴関係なく相手にリスペクトを持って接しているのが伝わる上司の描写も、

普段は中々見られない交番での仕事ぶりも、クスッとさせられるコメディ要素も...

どの点においても、満足に見せてくれました。 

 

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8位

お耳に合いましたら。(テレビ東京・木曜24時30分・7月期)

 

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「好き」という気持ちを尊重すれば、周りを巻き込んでいく勇気に変わるし、

影響を与えていくし、心のビタミンにもなる...というのが

じっくりと描かれていた優しい作品でした。

そして、いろんな形のチェンメシがあるように、いろんな形の思い出もある…という

メッセージ性にもブレを感じさせませんでした。

 

"思い出のお店とご飯"は全ての飲食店に共通していますが、

チェンメシは「どこでも・いつでも・お手頃な価格で食べられる」という利点があります。

だから、職場の近くだけに留まらず、自宅近くや遊び先、出張先の近くにそのお店にあったら

ふっと寄っていけるし、同じメニューを注文して「こんな事あったよね〜!」なんて

当時の思い出に浸ったり、共有したりしやすい。

他にも、思った事をぶちまけるんだったら串カツ田中でお酒と串カツを追加。

親友とだったらリーズナブルなファミレスでポテト。

頑張ってる部長にはボリューミーなバーガーと、それぞれの状況や背景に合わせて

食べる物を変えていた所も、チェンメシという特性を上手く活かせていた印象がありました。

 

"味変回"もあったりして、深夜ならではの遊び心も感じさせる作品でした。

最初は1人だったのが、そのうち誰かと一緒に踊るED映像も微笑ましかったなぁ...。

 

 

9位

直ちゃんは小学三年生(テレビ東京・金曜24時52分・1月期)

 

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小学生を大人が演じるという出オチ的な作品かと思いきや、

価値観を土台から掘り下げてくれる仕上がりで、

かつ小学生男子ならではのおバカなやりとりで笑わされたりもして...という

何とも不思議な魅力で溢れた作品でした。

花屋や「ぶじゃらー」を通してジェンダー論を学んだり、

ある日ぽっかりとなくなってしまった"当たり前にあったもの"を通して

生と死を考えたりする姿には心揺さぶられ、大変面白く見られました。

(本作を知らなかったという方は、本当は全6話(3時間)という短さなので

全話見て欲しいくらいですが、特に3話は見る価値はあると思っています。)

 

大人が演じるからこその皮肉もあるし、当たり前過ぎて忘れかけていた"気づき"もある。

子役をキャスティングしなかった所にも作者の意図を強く感じさせました。

子供と違って身体的な成長はないでしょうから(笑)また続編をやって欲しいですね。

 

 

10位

最愛(TBS・金曜22時・10月期)

 

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これはもう脚本力が大きいですね。

2つの事件とはあまり関係のない事件まで勃発させて、

新たな謎も追加して...という風呂敷の広げっぷりで、

「そんなに広げてちゃんと収められるの?」といった不安でいっぱいなまま

後半は見続けていたんですが。

他のこの手の作品だったら強引過ぎる!と言いたくなるものを、

今までの描写の積み重ねのお陰で一気に納得させられる結末を描けた作品は

そうそう現れないと思わされました。

 

話数を重ね、登場人物の真相が明かされるごとに

「最愛」の意味に広がりを感じさせたり、同時に切なくなったりもして...

従来の謎解きミステリーに留まらない、様々な"感情"が注ぎ込まれた作品でもありました。 

 

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それでは、先ほども書いた通り、

11位以下はタイトルのみの発表とさせていただきます。

感想記事のリンクはタイトルに貼っておきます!

 

11位 恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜(日本テレビ・水曜22時・10月期)

12位 リコカツ(TBS・金曜22時・4月期)

13位 レンアイ漫画家(フジテレビ・木曜22時・4月期)

14位 スナック キズツキ(テレビ東京・金曜24時12分・10月期)

15位 珈琲いかがでしょう(テレビ東京・月曜23時6分・4月期)

16位 今ここにある危機とぼくの好感度について(NHK総合・土曜21時・4月期)

17位 生きるとか死ぬとか父親とか(テレビ東京・金曜24時12分・4月期)

18位 六畳間のピアノマン(NHK総合・土曜21時・1月期)

19位 にじいろカルテ(テレビ朝日・木曜21時・1月期)

20位 イチケイのカラス(フジテレビ・月曜21時・4月期)

 

21位 おかえりモネ(NHK総合・月〜金曜8時・4〜10月期)

22位 コタローは1人暮らし(テレビ朝日・土曜23時30分・4月期)

23位 おいしい給食 season2(テレビ神奈川 他・木曜23時・10月期)

24位 消えた初恋(テレビ朝日・土曜23時30分・10月期)

25位 二月の勝者-絶対合格の教室-(日本テレビ・土曜22時・10月期)

26位 あのときキスしておけば(テレビ朝日・金曜23時15分・4月期)

27位 おじさまと猫(テレビ東京・水曜24時58分・1月期)

28位 アバランチ(フジテレビ・月曜22時・10月期)

29位 准教授・高槻彰良の推察 Season1(フジテレビ・土曜23時40分・7月期)

30位 半径5メートル(NHK総合・金曜22時・4月期)

 

31位 着飾る恋には理由があって(TBS・火曜22時・4月期)

32位 孤独のグルメ Season9(テレビ東京・金曜24時12分・7月期)

33位 サ道2021(テレビ東京・金曜24時52分・7月期)

34位 推しの王子様(フジテレビ・木曜22時・7月期)

35位 きれいのくに(NHK総合・月曜22時45分・4月期)

36位 知ってるワイフ(フジテレビ・木曜22時・1月期)

37位 ソロ活女子のススメ(テレビ東京・金曜24時52分・4月期)

38位 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜(TBS・日曜21時・7月期)

39位 八月は夜のバッティングセンターで。(テレビ東京・水曜25時10分・7月期)

40位 群青領域(NHK総合・金曜22時・10月期)

 

41位 モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜(テレビ朝日・土曜23時・1月期)

42位 バイプレイヤーズ名脇役の森の100日間〜(テレビ東京・金曜24時12分・1月期)

43位 ミヤコが京都にやって来た!(朝日放送 他・日曜23時55分・1月期)

44位 天国と地獄 〜サイコな2人〜(TBS・日曜21時・1月期)

45位 ざんねんないきもの事典(テレビ東京・水曜24時52分・10〜1月期)

46位 監察医 朝顔(フジテレビ・月曜21時・10〜1月期)

47位 お茶にごす。テレビ東京・木曜24時30分・10月期)

48位 ラジエーションハウスⅡ(フジテレビ・月曜21時・10月期)

49位 緊急取調室(テレビ朝日・木曜21時・7月期)

50位 いいね!光源氏くん し〜ずん2(NHK総合・月曜22時45分・4月期)

 

51位 #家族募集します(TBS・金曜22時・7月期)

52位 ボクの殺意が恋をした(日本テレビ・日曜22時30分・7月期)

53位 彼女はキレイだった(フジテレビ・火曜21時・7月期)

54位 書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜

    (テレビ朝日・土曜23時30分・1月期)

55位 IP〜サイバー捜査班(テレビ朝日・木曜20時・7月期)

56位 正義の天秤(NHK総合・土曜21時・10月期)

57位 青のSP-学校内警察・嶋田隆平-(フジテレビ・火曜21時・1月期)

58位 桜の塔(テレビ朝日・木曜21時・4月期)

59位 レッドアイズ 監視捜査班(日本テレビ・土曜22時・1月期)

60位 ドラゴン桜(TBS・日曜21時・4月期)

 

61位 日本沈没-希望のひと-(TBS・日曜21時・10月期)

62位 ボイスⅡ 110緊急指令室(日本テレビ・土曜22時・7月期)

63位 婚姻届に判を捺しただけですが(TBS・火曜22時・10月期)

64位 ナイト・ドクター(フジテレビ・月曜21時・7月期)

65位 SUPER RICH(フジテレビ・木曜22時・10月期)

 

 

視聴のみのドラマについてちょこっと

 

初回のみor途中で終わってしまったものor視聴のみの作品の雑感を

時系列順でここに書き残していきます。(TOP10で既に発表した作品は除く)

 

ざんねんないきもの事典

純粋に「へぇ〜」と言いたくなるようなタメになる知識もありつつ、

ほどほどに楽しく見られました。

一番好きだったのは10話のオオカミ回。好きで1人である訳じゃないんだよねぇ...

人と心が通じ合えた瞬間を垣間見て、短時間ながらジーンと来てしまった記憶。

 

おじさまと猫

主人公にとってふくまるは、妻を亡くした悲しみを埋めるための"代替品"ではなく、

"人生の扉を開いてくれる存在"であるというのがブレない作品でした。

おじさまと一緒にいられて夢見心地にもなれたり、孤独な心境を表したりも出来る、

ささやかだけど丁寧なライティングも好きでした。

 

バイプレイヤーズ名脇役の森の100日間〜

これはねぇ...普通にドラマ内ドラマの主演を立てる話もあって、完全に別作品と化してましたね。

終盤で寺島進さんが合流するシーンでやっと「バイプレイヤーズだ!」と思えるほどには。

正直、役者をずらっと揃えて巨大プロジェクトにするくらいだったら、

もう続編は良いんじゃないですかね...。

 

レッドアイズ 監視捜査班

うーん...見せ方や登場人物で一応違う話に見せているつもりなんでしょうけど、

やっている事は「仲間が攫われる」「危機的状態に遭う」で

何も代わり映えしなかったような...?

 

書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜

身内でアイデアを出す以外の家庭パートが多過ぎる!に尽きる。

期待していた内容と違ったな...という残念感が残る作品でした。

 

ミヤコが京都にやって来た!

ストーリーはごく普通だったような(笑)

京都の観光めぐりとともに、不器用ながらも娘想いのお父さんを演じる

蔵之介さんを堪能出来ただけで満足。

 

あのときキスしておけば

おっさんずラブ」の二番煎じ的作品になるんじゃないか...という不安は払拭され、

最後までみんな愛らしく感じられる作品でしたね。

蟹釜ジョー先生@唯月巴さんを外見ではなく、

人として好きだという人たちばかりだというのが伝わってきた描写が大きいんだと思います。

そして、松坂桃李さんは複雑な困り顔が似合う(笑)

「ももち」と呼んでしまいたくなる魅力がありました。

 

生きるとか死ぬとか父親とか

今元気で過ごしていて、身近な距離にいる両親がいる事の貴重さと有難さを

噛み締めたくなるような味わいがありました。

ドラマ用ではない、飾り気のない親子での会話が、毎回ツボに刺さりました。

 

ソロ活女子のススメ

「ススメ」だけに、ただのソロ活マニュアルという印象が残っていたのが...

後半からは、明日に繋がる活力だとか、自分を労う時間だとか、

"ソロ活をする事で心を満たす"を描く話が多くて、最終的にはほどほど面白く見られました。

 

コタローは1人暮らし

これもほのぼの可愛い...では終わらず、

子供たちを取り巻く問題とか、それを引き起こしている大人の問題とか

いろいろ考えさせられる要素が入っていて、実は深い深〜い作品でした。

コタローのタフさも良かったですね。

置かれた状況は辛いだろうけども、変に湿っぽくならない所が

すんなりと物語に入り込めた要因だったと思います。

 

八月は夜のバッティングセンターで。

名前だけ知ってる野球選手が2人しかいないほど、野球に疎い私でしたが(笑)

悩める登場人物の特性に合わせて、選手や関わり方を変えている所に工夫が感じられて

それなりに楽しく見られました。

個人的には板谷由夏さんの、外野席に来て励ましてくれる回が一番好きでした。

 

IP〜サイバー捜査班

せっかくの蔵之介さんなのに眠気が...(汗)

この枠ならではの「そうそうこれこれ」「待ってました!」っていう

"お約束"が足りなかったですよね。

神社バックで自転車漕ぐとか、専用部屋でのひらめき演出とか、甘い物好きの設定とか、

毎回主人公の引き立たせ方が安定していなかったような?

 

#家族募集します

1人が好きな私にとっては、誰かが悩んでいたら"全員で"解決しよう!っていう

家族アピールが強過ぎて、感動よりもちょっと引いちゃう時もあって(笑)

あんまり入り込めませんでしたね...。

あとは、みどりの死を受け入れて絵本製作に取り掛かるまでの変化が急っていうのもある。

せめて時間経過演出でもしていたら、主人公の決意にも応援出来たかも...。

 

孤独のグルメ Season9

コロナ禍の中で経営するお店への敬意と応援の気持ちから来ているのか、

いつもより食いっぷりが凄かったなぁ...五郎さん。

2話のオリジナルパフェと、8話の寿司感覚で食べられるおむすび店...

あとはいつだったか、メインではないものの、わさびご飯が特に食べてみたくなりました。

 

サ道2021

こちらもコロナ禍をガッツリ反映。

サウナ施設紹介番組という印象が強かった前作とは違い、

今回はコロナ禍でも頑張って働き続ける社会人の"唯一の癒し"として

サウナを取り入れた話が多く、好みな仕上がりでした。

 

ボイスⅡ 110緊急指令室

謎を引っ張り過ぎた結果、不完全燃焼で終わってしまった感じかな。

動機もただの逆恨みだし、悪の制裁も中途半端。

主人公だけ狙えば良いのに、周りの人ばかり巻き込むもんだから

後半からは飽きてました...(苦笑)

 

准教授・高槻彰良の推察 Season1

初めて心から信じられる相手に出会った所から始まり、終わった物語。

最終回でも「孤独になる呪(のろ)い」が「大切な人に出会うまでの呪い(まじな)い」と

読み方次第で新たな気づきを得たように、タメになる話も含まれつつ、

個人的には演技方面で見るのは新鮮だったお2人のコンビネーションも楽しんだ作品でした。

 

ボクの殺意が恋をした

何やかんやで最後まで見ちゃったなぁ...(笑)

複雑な設定を作ってどんどん物語を膨らませては、肝心な所は引き延ばして見せるという作りから

抜け出せないんですかねぇ、この枠は。

新手の「ロミジュリ」にしたかったんでしょうけど、

コメディにしたいのかシリアスにしたいのかもずっと中途半端な印象がありました。

 

ラジエーションハウスⅡ

最終章辺りは露骨な技師いびりや、

灰島の謎の漂白があったので(そうするなら、この人の存在意義ってあったのか?っていう...w)

微妙でしたけど、トータルで見てみれば、前作よりも悪くなかったと思います。

チーム内での役割分担も描かれていたし、1人の技師の個性や特性を絡めた

患者との1対1のエピソードも普通に興味深く見られたものが多かったような。

みんなで1つの画面を見るのはもう恒例行事って事で良いでしょう(笑)

軒下さん回、悠木さん回、田中さん回が好きでした。

 

お茶にごす。

7割方「不良と喧嘩」の話でしたね(苦笑)

良い意味で低予算感あるコメディ要素や、

まーくんのおバカなピュアさのお陰で最後まで見ましたけど...

もっと茶道を通して心身共に変わっていく姿が見たかったかなぁ。

 

群青領域

国籍関係なく、主人公をなぜ外国人の設定にしたのか最後までよく分からず。

深海を映して「群青領域=誰にも触れられない領域」とうたうくらいだから、

みんなに隠してきただけでこれが本来の私なのだ!という"人間臭さ"だとか、

こんな自分が嫌になるほどの"弱さ"とか、もっとそういう描写で掘り下げてくれるのを

期待していたのですが...結局よくある群像劇で終わってしまった感じ。

"よくある群像劇"と例えた理由としては、同性愛とか陽樹の今後とか、妹の事故とか、

設定を盛り込み過ぎていたのも挙げられますね。

後半は、ジュニがトラウマを抱えていた要因が「ジウの死」に替わっていた辺り...

陽樹は脱退させるのではなく、

ジウの設定をそのまま持ってきても違和感なかったのでは?とも思います。

ただ、ピアノを弾くまでのジュニの決意、聖夜の日にぴったりのサプライズ演出には

素直に涙腺がやられました。

あとは安易に恋愛方向に持って行かなかった所は唯一良かったかな?

 

スナック キズツキ

ヘンテコなような、温かいような、真理を突く言葉に思わず刺さってしまうような、

いろんな魅力がある作品でした。

特に7〜9話の"子を抱える親三部作"が良い!なんて思ったりもしましたけど、

それからも良い回がどんどん出てきて選べなくて。全体的に満足度は高かったです。

トウコ@原田知世さんの自由でゆったりとした合いの手も最高だったな〜♪

 

消えた初恋

"すれ違い"と言っても、後半は王道のラブコメに落ち着いた印象があったものの、

どこまでもピュアで、真っ直ぐな4人が

誤解や若さ故の青臭さという障がいを乗り越えていく姿はとても可愛らしく、

その可愛らしさで最後まで癒されまくりました。

あとは主題歌ね!主題歌というよりかは、もはやサントラと言っても良いくらいには

物語との親和性が抜群でした。

「Secret Touch」は切ない感情を増幅させたし、

「初心LOVE」は学生時代ならではの初々しさが映し出されるようで、

ただ単に若手注目株の2グループのメンバーを立てるために作られたタイアップではなく、

曲の使い分けでその時の雰囲気を彩っていた所も含めて、好意的に見られた作品でした。

 

おいしい給食 season2

うちの母は最終回を見て泣いて、

もう一回おかわりするくらいにはハマってしまったようです(笑)

続編もエンジン飛ばしまくりで、時に合唱会とか、シンプル(牛乳)isベスト!だとか、

ゴウくんとの結託とかの変化球もアリで、ひたすら楽しかった!

甘利田先生の給食前の時の動きを見ては

合唱会で忠実に真似して歌うのなんかは...一番笑ったかもなぁ。

あのエンターテインメントっぷりで賞を取れないのがおかしいですわw

 

おかえりモネ

これは複雑な気持ちで見終えましたね…。

さっきもこの記事を書いている時に、紅白で「なないろ」が流れたら

条件反射で目頭が熱くなるくらいには好きな作品なんですけど、だったはずなんですけど...

島に帰ってからの話をやらなければ間違いなく秀作だったでしょう。

 

モネの態度から島にこだわる意志が見えてこなかったり、

「誰かの力になりたい」で始まった物語なはずが

なぜか楽器箱を開ける事がゴールになっていたり、そもそも結果を残せていなかったりと

いろいろ物足りなさが残る結末にはなってしまいましたが。

心が傷ついている者、傷を隠そうとしている者、乗り越えようとしている者、

それぞれに平等にスポットライトを当てて寄り添ってくれている描き方が好きで、

最後まで見てきた事には変わりないので...

モヤっとした記憶はここで書き残して終わりにして、

東京編までを頭の片隅に焼き付けておきたいと思います。

 

 

あとは見終わり次第、ここに「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」「東京放置食堂」

「らせんの迷宮」「和田家の男たち」の雑感を載せるつもりです。

 

 

超個人的なノミネート賞

 

時系列順となっております。

 (王冠マーク)が付いたモノが「最優秀賞」です。

 

主演男優賞

大倉忠義(知ってるワイフ)

菅田将暉(コントが始まる)

鈴木亮平(レンアイ漫画家、TOKYO MER〜走る緊急救命室〜) 

柳楽優弥(二月の勝者-絶対合格の教室-)

 

主演女優賞 

綾瀬はるか(天国と地獄 〜サイコな2人〜)

吉岡里帆(レンアイ漫画家)

永野芽郁(ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜) 

池田エライザ古見さんは、コミュ症です。

吉高由里子(最愛)

 

助演男優賞 

西田敏行(俺の家の話)

角田晃広(大豆田とわ子と三人の元夫)

山田裕貴(ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜)

松下洸平(最愛) 

 

助演女優賞 

江口のりこ(その女、ジルバ) 

有村架純(コントが始まる)

井桁弘恵(お耳に合いましたら。)

吉川愛古見さんは、コミュ症です。

 

新人賞 

羽村仁成(俺の家の話)

佐藤栞里(TOKYO MER〜走る緊急救命室〜) 

生見愛瑠(恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜)

 

主題歌賞 

関ジャニ∞「キミトミタイセカイ」(知ってるワイフ)

OKAMOTO'S「Young Japanese」(直ちゃんは小学三年生)

佐藤千亜紀「カタワレ」(レンアイ漫画家) 

milet「Ordinary days」(ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜)

JUJU「こたえあわせ」(恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜)

 

OP/ED映像賞 

直ちゃんは小学三年生 OP

大豆田とわ子と三人の元夫 ED

お耳に合いましたら。 ED 

アバランチ OP

 

脚本賞

宮藤官九郎「俺の家の話」

坂元裕二「大豆田とわ子と三人の元夫」

金子茂樹「コントが始まる」 

奥寺佐渡子、清水友佳子「最愛」

 

演出賞

椿本慶次郎、副島正寛「おじさまと猫」

中江和仁池田千尋、瀧悠輔「大豆田とわ子と三人の元夫」

松木彩、平野俊一、大内舞子「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」

塚原あゆ子、山本剛義、村尾嘉昭「最愛」 

 

劇伴賞

河野伸「俺の家の話」

服部隆之イチケイのカラス」

坂東祐大「大豆田とわ子と三人の元夫」 

林ゆうき「緊急取調室」

岩本裕司「東京放置食堂」

 

今年の推しだったで賞

杉野遥亮(直ちゃんは小学三年生、恋です!)

竹野内豊イチケイのカラス)

角田晃広(大豆田とわ子と三人の元夫)

鈴木亮平(レンアイ漫画家) 

永野芽郁(ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜)

鈴木伸之(ボクの殺意が恋をした、恋です!、お茶にごす。

溝端淳平古見さんは、コミュ症です。

何とか絞ってこの人数になりました(笑)

 

特別賞 

長瀬智也「俺の家の話」またいつか会える日を願って...

 

超簡単な総括

 

この記事を書いている間に年を越してしまったので(泣)本当に簡単で行きます。

 

今年はいろんな秀作に出会えた1年でした。

冬クールはしみじみ良い作品が集まり、春クールは全体的に質が高く、

夏クールはあまりモチベが上がらなかったものの...

特に好きな2つの作品に出会えた事に喜びを感じ、

秋クールはリタイアした作品がないくらいには

それなりに良い作品が多かった...といった所でしょうか。

 

局別で特筆すべき箇所を絞って言うならば...

日テレはピンからキリまで作品が並んではいますが、

「コントが始まる」「ハコヅメ」次点で「恋です!」「二月の勝者」と

素敵な作品も生まれました。

微妙でザルな仕上がりになりがちな"日テレドラマ"のイメージを変える

きっかけにも繋がったと思います。来年はもっと良い作品が生まれますように。

 

TBSの金10枠は安定のクオリティですが、

「日曜劇場」枠は「危険なビーナス」以降ずっとハマれておりません....。

「天国と地獄」は世間的には大変好評らしく、その好評たる所以も分かる部分はあるんですが、

シリアス寄りの雰囲気に軽めの劇伴の組み合わせが最後まで馴染めず、

真相までの物語の落とし方や入れ替わった後の描写に腑に落ちない部分もあって

世間と同じようには引きつけられなかった...というのが個人的な感想です。

あとの3作品はまとめて「素材は良いのに味付けで台無し」に尽きますね。

半沢直樹」風の分かりやすい悪役を作っての勧善懲悪を求めている視聴者がいる限りは、

しばらく大きな変化を加える事がないんだろうな...と思うと、

来期の「DCU」も心配です(苦笑)

 

フジドラマは、再盛期だった(個人的印象)2018年から考えたら

ちょっと落ち込んじゃってはいるのかな。

特に月9は医療ドラマばかりで、保守的に走っていたのが残念だったので、

新感覚ミステリーをうたう「ミステリと言う勿れ」には期待したい所。

イチケイのカラス」はチームのプロフェッショナルさが感じられて好きでした。

フジドラマが面白かった場合、「(良い意味で)フジテレビらしくない」仕上がりで

そう評価される事が多いイメージがあるだけに、

イチケイ〜」は人情劇、キャッチーな台詞やキャラクター、仲間の絆を描くという

"月9あるある三拍子"で、フジテレビらしくて面白いという点では

希有な作品だった気がします。

 

NHKは「きれいのくに」「今ここにある危機とぼくの好感度について」

「ここは今から倫理です。」と、現代問題を取り入れガンガン切り込んでいく

"攻め"の作品が生まれました。

しかしそれと同時に、"攻め"を求めようとするあまり、

NHK本来の良さが薄まり、民放テレビ寄りになってしまった作品も生まれたと思っています。

金10枠はそろそろ、満足度の高い作品に出会えると良いなぁ...。

 

そんな感じで、総括はここまで。

そして、名作入りは…1〜3位の「ここは今から倫理です。」「コントが始まる」

「大豆田とわ子と三人の元夫」の3作品を認定させていただきます。 

...と言っても、「ここは今から倫理です。」は当時一気見していて感想は書いていないため、

お気持ちのみにはなってしまいますけども(汗)

 

今年も、69作品もの出会いをありがとうございました。

 

***

 

以上、「2021年のドラマを総まとめ」でした!

閲覧ありがとうございました〜。

 

ここで簡単な新年のご挨拶となってしまいますが、

2022年も当ブログをよろしくお願いいたしますm(_ _)m

みなさま、良いお年を!良いお正月を!!

 

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岸辺露伴は動かない 4話 感想|岸辺露伴の災難と執着

 

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すごーい!相変わらず面白い!!

キテレツな世界観でも、少し時間が経ったとしても(再放送は結局見れず)

スーッと入っていける作り込みの高さよ…。

やっぱり、視覚と聴覚による魅せ方が上手いんだろうなぁと思います。

 

今回はトレーニングに取り憑かれる男の話…ですね。

アニメを見た視聴者からは

「"あのシーン"は特殊メイクかCGでやるのでは?」という声が散見されましたが、

CGを使う事なく、トリッキーな演出を加えるでもなく、

ささやかな劇伴と、速度が上がると同時にヒートアップしていくマシンに倒れる自転車の余韻、

全身を使った息切れの声といった"日常音"を最大限に使って

陽馬がいかに頭がおかしい奴かを表現していた印象がありました。

架空ではなく現実で起こった出来事に寄せているから余計ヤバさが増してくるし、

どうかしているとも言いたくなってしまう。

まぁ…登場するたびに体が逆三角形に近づきつつあるほど実際に鍛えられた

笠松将さんの役者魂も効いているんですけども。

凄いよなぁ役者って…台詞通り本当に「変わって」見える。

 

あとは話を変えて、"視覚"で特にギョッとさせられたのはロッククライミングのシーン。

彼女が帰宅した時にね…後ろにチラッと映り込んでいるのを見て

「ん?ロッククライミング?」って判断した途端、次のカットでは壁中いっぱいそうなっていて。

狂気の沙汰以外の何物でもなかったんです(笑)

なんか…何となく、よく見かけるロッククライミングよりも

敷き詰められた石の密度が高かったような気もして、そんな所も含めて強烈な1シーンでした。

 

内容自体は、大分変わり者であるはずの露伴高橋一生)ですら彼を「ヤバイ」と

他人事っぽく捉えてしまうものの、

そういう本人も「ヤバイ」と分かっていながら中身を知るのをやめられない、

面白い話題を見つけては漫画のネタにしたくなるのをやめられない点では

彼と同じ"取り憑かれている"者の1人なのだ…という皮肉めいたオチに。

ちょっと引いていた泉(飯豊まりえ)の反応が物語ってましたねぇ。

そして、かなり次元の違った例えをするけれども、

ゲームをやり出したら、それを制止する親がうざったく思えるほどどっぷりハマり込むとか、

デブの素だと分かっていながらマヨネーズ中毒になるだとか、後は犯罪で言えば薬物だとか。

そういう日常生活で起こりうる話も同じ部類に入るんだと思います。

いくら何でも陽馬のようにはならないでしょ〜と、彼の行き過ぎた言動にホラーを感じつつも、

見終わってみれば「似たような経験はちょっとだけした事あるかも…」という

ほんの"気づき"を残す今回の作りは、2話の「くしゃがら」のオチを思い出させたりもしました。

 

構成としては去年と同じく、

1つ1つの話は独立しているものの、それらをまとめてパッケージ化させたら

1つの物語が出来上がる…といった感じになるみたいですね。

中村倫也さんがその役割を担っていたのを、今度は六壁坂村が代わりに担う事に。

 

高橋一生さんのキャラ作りも心なしか、去年よりも声のトーンが上がったり、

喋り方にクセの強さを付け足したりして

岸辺露伴というフィクションでしか成立し得ないキャラクターを

自分なりに消化しようという意気込みも感じさせます。

 

明日も、明後日も、もちろん見ます!楽しみです。

 

↓前回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 

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【お知らせ】「2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度」は一旦非公開にしました。→復旧完了しました!

 

本日の経緯をざっくり書くと…

 

こんばんは、りんころです。

今朝からお騒がせしてしまい申し訳ございません^^;

今ようやく自宅で記事を書ける状態にあるので、

本日の経緯を簡潔にまとめさせていただくと、こんな感じです…。

 

12/27

①1:00頃「2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度」記事を投稿

②9:50  出社。通勤中にふと読み返したら表記ミスがあった事に気づいたので、

      職場のパソコンで編集画面を開き、修正しようと試みる

③9:57 いつも利用しているブログ編集画面(上図の赤線部分)が全然表示されず(下図)、

     後で手をつけようと思いブログに飛んだら、

     書いていた内容がごっそり消えていた事が発覚。何度更新しても変わらない。

     スマホでも消えている。管理画面の記事リストも真っ白。「!?」状態。

 

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④10:05 幸い、iPadで確認用に開いていた記事がそのまま残っている事が分かり、

      トイレにこもりながら(←おいw)全ての内容をスクショしたり、

      ちまちま編集画面へとコピペしたりして対処する。

      しかし、手が滑って更新ボタンを押してしまい、残っていた内容もパーとなる。

⑤10:15 これはまずい!しばらく手をつけられなさそうだ…と感じた私は

      該当記事のためにご訪問して下さった読者の皆さまへと

      お知らせ記事を書こうとするが、③の画面のようにまた表示されない。

      「HTML編集」という、コーディング(Web上で表示させるためのプログラムを組む事)

      をする画面で一通り書いてはみたものの、その内容も丸ごと消えてしまった。

      なので仕方なく、タイトル部分にざーっとお知らせの内容を書く事にした。

    (タイトルが長過ぎるのはそういう訳です...)

⑥13:30 休憩時間中にiPadを使い、音声入力で文章を作成。しかし全然進んでいない...

⑦20:30 帰宅してようやくノートパソコンの前へ。

     しかしそのままコピペしたため、コーディングがしっちゃかめっちゃかになっており、

     試行錯誤を重ねた結果、前期の「秋ドラマ 視聴リスト&期待度」の

     フォーマットを借りて、一から文章を打つ事にした。

⑧21:55 ドラマ視聴もあり、本日中に間に合わないと判断し、

    「2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度」は一旦非公開に戻す。

 

という経緯なのでした…。

 

とある読者さんによると、全部表示はされていたらしい…

 

スマホiPadもどこも映らない!間違えて消してしまったのか!?と思い、

お知らせ記事を書く事もままならないから、Twitterでも呟いた所...

ありがたい事に、1人の読者さんから「読めますよ!私からはその記事見れてます!」

返信後→「今見たらゴシップ以降消えてました(汗)」とのご報告をいただいたので、

どうやら私が、記事の内容が消えてしまったと勘違いして、焦って動いたのが

事の発端だったのかもしれません…。(先にTwitterでお願いしてみれば良かったかしら...)

 

詳しい原因は今もよく分かっていないんですが、

とりあえず、考えられるとしたら、

職場のパソコンのバージョンが古くて表示されなかったのか、

ネット環境が悪かったかのどちらかである事は確かでしょう。

 

記事は複製しましょうねという事で...

 

自身の今後の反省点として最後に書くとするなら、

「記事は事前に複製して残しておきましょう」これに尽きますね...(苦笑)

「視聴リスト&期待度」のような文字数の多い記事は特に危険。

というか最低でも、その類の記事は絶対に複製する!と心に誓い、

以後、気をつけます...。

ああ、何やってんだかって感じですな......(汗)

 

 

本当にお騒がせしましたm(_ _)m

完成次第、再投稿いたしますので、

まだご覧になれていない方は、どうかもう少しお待ちいただけると幸いです。

 

ちなみに、この後「岸辺露伴は動かない」4話の感想を投稿予定です!


【緊急連絡】「2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度」の記事内容が消えております…(泣) って記事を書こうとしたのに、その内容も消えた…^^; ブログ編集画面の表示がおかしいようです。バックアップが完了するまで(10:53現在、木曜日分までバックアップ済)、どうかごゆっくりお待ちいただけると幸いです…。デザイン表示含めての完全復旧は20時以降になるかもしれません……。


2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 

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1/25:「ミステリと言う勿れ」の最新話の感想をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。

(そして、ようやく復旧出来ました。大変お騒がせしましたm(_ _)m

自業自得なんですけどね...前々から時間かけて作成する記事だけに、

もう心折れかけながら一から打ち直しましたよ...orz 複製大事!w)

 

今回からは少しアップデートして、12/26時点で発表されている冬ドラマを

「◉毎回書く可能性の高いドラマ」

「○大きく外さなければorスケジュール次第では毎回書くドラマ」

「△初回だけしか書かないor内容次第では初回も書かない可能性のあるドラマ」

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

 

放送 作品一覧 主演 優先度
月曜日
フジ
月9
ミステリと言う勿れ 菅田将暉
フジ
月10
ドクター・ホワイト 浜辺美波
NHK
月10
恋せぬふたり 高橋一生岸井ゆきの
テレ東
月11
ユーチューバーに娘はやらん! 佐々木希 ×
日テレ
月深夜
恋の病と野郎組 Season2 HiHi Jets ×
火曜日
TBS
火10
ファイトソング 清原果耶
水曜日
日テレ
水10
ムチャブリ!わたしが社長になるなんて 高畑充希
テレ東
水深夜
部長と社畜の恋はもどかしい 中村ゆりか ×
日テレ
水深夜
FUN! FUN! FANTASTICS SEASON2 FANTASTICS ×
テレ東
水深夜
僕を主人公にした漫画を描いてください! 町田啓太 ×
木曜日
テレ朝
木9
となりのチカラ 松本潤
フジ
木10
ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇 黒木華
金曜日
テレ東
金8
駐在刑事Season3 寺島進 ×
NHK
金10
しもべえ 安田顕
TBS
金10
妻、小学生になる。 堤真一
テレ朝
金11
愛しい嘘〜優しい闇〜 波瑠
テレ東
金深夜
シジュウカラ 山口紗弥加 ×
テレ東
金深夜
鉄オタ道子、2万キロ 玉城ティナ
土曜日
NHK
土9
わげもん〜長崎通訳異聞〜 永瀬廉
日テレ
土10
逃亡医F 成田凌
テレ朝
土11
もしも、イケメンだけの高校があったら 細田佳央太 ×
テレ朝
土11
鹿楓堂よついろ日和 小瀧望
フジ
土11
おいハンサム!! 吉田鋼太郎
テレ朝
土深夜
封刃師(ふうじんし) 早乙女太一 ×
日曜日
TBS
日9
DCU 阿部寛

 

 

2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の17作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、12/26時点のものです。

 

月曜日

 

ミステリと言う勿れ(1/10・フジテレビ・月曜21時)★★★

 

天然パーマがトレンドマークの主人公が淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく、"ミステリのようでミステリでない"令和版・新感覚ミステリードラマ。

 

発表された時の設定を読んだ時点で面白そうだと思ったし、劇伴も良いし、

淡々と語られる主人公の独白シーンを聞くと良作になる予感はするんですが…

それでも期待度を星★4つに出来ないのは、

「トレース〜科捜研の男〜」スタッフなのが引っかかるからなんですよねぇ………。

(確か、キャッキャうふふな恋愛とか、

某崖さんが演じた癖強な刑事&新人のパートが多かったせいで、

科捜研らしく真相を追い求める主人公の姿が十分に描かれなかった印象が…

実際に原作を読まれた方も「原作は面白かったのに」って呟かれていたような…?^^;)

 

そしてこの枠は、説明し過ぎる台詞でお涙頂戴路線にしがちでもある。

本作の場合、会話劇が肝だと思うんですが。さて、今回はどうかなぁ…?

 

出演:菅田将暉伊藤沙莉尾上松也筒井道隆遠藤憲一

脚本:相沢友子(「鍵のかかった部屋」「人は見た目が100パーセント」「トレース」)

演出:松山博昭(「ライアーゲーム シリーズ」「人は見た目が100パーセント」「トレース」)

   品田俊介(「ナオミとカナコ」「隣の家族は青く見える」「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜2」)

   相沢秀幸(「グッド・ドクター」「ラジエーションハウスⅡ」「SUPER RICH」)

音楽:Ken Arai(「鍵のかかった部屋」「トドメの接吻」「トレース」)

プロデュース:草ヶ谷大輔(「コンフィデンスマンJP」「トレース」「ラジエーションハウスⅡ」)

       熊谷理恵 (「おじさんはカワイイものがお好き」「カラフラブル」)

主題歌:「」

原作 :田村由美『ミステリと言う勿れ』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/mystery/

 

 

ドクターホワイト(1/17・フジテレビ・月曜22時)★★★★

 

白衣だけをまとい現れた謎の女性・白夜が、豊富な医療知識と天才的な診断能力で数々の病名を覆しては患者の命を救っていく、新感覚の医療ミステリードラマ。

 

全体的な雰囲気も原作者も違うし、浜辺美波さんが出演されてたからって言うのに

引っ張られているだけかもしれないんですけど…

主人公の設定を読む限り、なんとな〜く2015年放送の「無痛」を彷彿とさせて

ワクワクしちゃっている自分がいるんですよねぇ。

前作に続いて、主題歌もOP映像も含めて、引き込まれる作りだったら良いなぁと。

そして、最近作品に恵まれていない(個人的印象)感じのする浜辺美波さんの

久々の当たり作品となるかどうか?

 

出演:浜辺美波柄本佑瀧本美織勝地涼片桐仁

脚本:小峯裕之(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「SUITS/スーツ シリーズ」「アノニマス」)

演出:城宝秀則(「フラジャイル」「4分間のマリーゴールド」「竜の道」)

   河野圭太(「僕らは奇跡でできている」「危険なビーナス」「推しの王子様」)

   北坊信一(「She」「実況される男」「危険なビーナス」「プロミス・シンデレラ」)

音楽:福廣秀一朗(「東野圭吾 手紙 ※SP」「女の戦争〜バチェラー殺人事件〜」)

プロデューサー:河西秀幸(「嘘の戦争」「パーフェクトワールド」「10の秘密」「青のSP」)

        小林宙 (「家族ゲーム」「海月姫」「SUITS/スーツ1」「レンアイ漫画家」)

主題歌:「」

原作 :樹林伸『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』『ドクター・ホワイト 神の診断』

公式サイト:https://www.ktv.jp/dr_white/

 

 

恋せぬふたり(1/10・NHK総合・月曜22時45分)★★★★

 

人を好きになったことがない、なぜキスをするのか分からない…そんな女性が出会ったのは、恋愛もセックスもしたくない男性だった。恋人でも夫婦でもない2人が始めた同居生活は、周りに波紋を広げていく…。この社会に生きる全ての人がきっと笑顔になれる、ラブではないコメディ。

 

最近のNHKドラマの作りって「民放ドラマ寄り」か「"攻め"を意識した仕上がり」の

2パターンに分かれると思っていて。本作の可能性を考えるとしたら...後者ですかね。

でも、脚本家は恋愛ドラマにある程度携わっている方ですし、

刺激的な場面作りよりかは、淡さや切なさを醸し出させる雰囲気になるだろうと踏んでいます。

 

初回を見てみない事にはまだ分かりませんが...題材自体に新鮮さはあるので、

物語で魅せつつほんの少し考えさせられる作品になると良いなぁと。

 

出演:岸井ゆきの高橋一生

作 :吉田恵里香(「花のち晴れ」「Heaven?」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」)

演出:野口雄大 (「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」「エール」)

   押田友太 (「舞え!KAGURA姫 ※SP」「おかえりモネ」)

   土井祥平 (「ダークスーツ」「真田丸」「半分、青い。」「ドリームチーム」)

音楽:阿部海太郎(「スローな武士にしてくれ」「ライジン若冲」※全てSP)

プロデューサー:大橋守 (「お母さん、娘をやめていいですか?」「ハムラアキラ」)

        上田明子(「この声をきみに」「伝説のお母さん」「おかえりモネ」)

主題歌:CHAI「まるごと」

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/VWNP71QQPV/?cid=orjp-drama-lineup

 

 

火曜日 

 

ファイトソング(1/11・TBS・火曜22時)★★★

 

夢破れたスポ根ヒロイン、一発やミュージシャン、万年片想いの一途な幼馴染...そんな不器用な3人が恋をし、立ち直っていくまでの成長物語。今までの火曜ドラマとは一味違った「ヒューマン+ラブコメディ」となっている。

 

ブコメ売りの火10ドラマとは基本的に相性は合わないのですが、

今回はそのイメージを少し払拭してくれる作品と出会えそう。

なぜなら...登場人物同士のやりとりだけでも成立出来るような

"愛らしい人物造形"が強みの脚本家さんの作品だから。

 

少なからず、主人公や主要人物の不快な態度が決め手となって

リタイアした事が多い私にとっては、そこは一番の安心材料となるでしょう。

そして、恋愛よりも"成長物語"をうたっている所も、

ある種のマンネリ化を防いでくれるのかもしれません。

 

出演:清原果耶、間宮祥太朗菊池風磨

脚本:岡田惠和(「ひよっこ シリーズ」「この世界の片隅に」「にじいろカルテ」)

演出:岡本伸吾(「99.9 シリーズ」「大恋愛」「この恋あたためますか」)

   石井康晴(「逃げるは恥だが役に立つ」「テセウスの船」「ドラゴン桜(2021)」)

   村尾嘉昭(「アンナチュラル」「死にたい夜にかぎって」「#家族募集します」)

音楽:大間々昂(「花のち晴れ」「おカネの切れ目が恋のはじまり」「ボクの殺意が恋をした」)

編成:宮﨑真佐子(「逃げるは恥だが役に立つ」「大恋愛」「婚姻届に判を捺しただけですが」)

   中西真央 (「書類を男にしただけで ※SP」「最愛」)

プロデューサー:武田梓 (作品不明)

        岩崎愛奈(「プリズンホテル」「私の家政夫ナギサさん」「#家族募集します」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/fight_song_tbs2022/

 

 

水曜日 

 

ムチャブリ!わたしが社長になるなんて

(1/12・日本テレビ・水曜22時)★★ ←リタイア

 

出世欲ナシ!争いごとキライ!仕事もほどほどにやり過ごしていたごく平凡な社員が、ある日いきなり子会社の社長に大抜擢!?正反対の男たちに板挟みされながらも仕事に恋に奔走する、爽快お仕事エンターテインメント。

 

"ひょんな事から"展開、三角関係で繰り広げていく

恋愛&お仕事両立ドラマって感じですかね。

火10の新ドラマに岡田惠和先生のエッセンスが加わった代わりに、

今度はこっちが従来の火10ドラマっぽくなりそうな。

...って書いてたら、「恋つづ」の脚本家さんでしたか...私には合わなかったのでねぇ......(汗)

 

出演:高畑充希、志尊淳、松田翔太

脚本:渡邉真子(「表参道高校合唱部!」「プリティが多すぎる」「恋はつづくよどこまでも」)

演出:猪股隆一(「家売るオンナ シリーズ」「私たちはどうかしている」「コントが始まる」)

   狩山俊輔(「俺のスカート、どこ行った?」「知らなくていいコト」「恋です!」)他

音楽:河野伸 (「おっさんずラブ シリーズ」「俺の家の話」「正義の天秤」)

チーフプロデューサー :加藤正俊 (「偽装不倫」「白衣の戦士!」「ハコヅメ」「恋です!」)

プロデューサー:鈴木亜希乃(「君と世界が終わる日に シリーズ」「高嶺の花」「トップナイフ」)

        柳内久仁子(「家売るオンナ シリーズ」「ニッポンノワール」「未満警察」)

主題歌:ENHYPEN「Always」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/muchaburi/

 

 

木曜日 

 

となりのチカラ(1/20・テレビ朝日・木曜21時)★★

 

思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な主人公が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションがひとつのコミュニティーとなって強い繋がりを持っていく様子を描く社会派ホームコメディー。

 

遊川脚本の作品は、基本的にはフォーマットは変わらないイメージ。

木10の新ドラマがあまり期待出来そうにないので、こちらだけでも面白ければ良いんですが、

ここ最近は強引に漂白させるラストが続くからなぁ...正直、食傷気味です。

ただ、松潤とのタッグには興味はあります。

 

出演:松本潤上戸彩小澤征悦映美くらら

脚本:遊川和彦 (「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「35歳の少女」)

演出:遊川和彦 (「遊川和彦への挑戦状 ※SP」「恋妻家宮本 ※映画」「ハケン占い師アタル」)他

音楽:平井真美子(「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「35歳の少女」)

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「BG シリーズ」「消えた初恋」)

プロデューサー:秋山貴人 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「BG シリーズ」「先生を消す方程式」)

        松野千鶴子(「緊急取調室 シリーズ」「おっさんずラブ シリーズ」「にじいろカルテ」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/tonarinotikara/

 

 

ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇(1/6・フジテレビ・木曜22時)★★

 

大手出版社運営のニュースサイトがモチーフとなっている。思わぬ広がり方を見せる現代のネット社会において、メディアがどうあるべきか?そして、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の"人と人とのつながり"をも描く、完全オリジナルの社会派"風"お仕事エンターテインメント。

 

本作に関しては懸念点がたくさんありますね。

出版業会を舞台にしておきながら、公式の概要では"お仕事"と"恋愛"を同列で扱っている上に、

「社会派"風"お仕事エンターテインメント」とうたっている事。

脚本家が弱過ぎる事。

そして、そもそもゴシップの題材自体がお腹いっぱいである事。

"風"だけに、"風"穴を開ける作品になってくれると良いんですが...

内容次第では、仕事も恋愛も配分なく盛り込んだ結果

何を描くドラマなのかが曖昧になった前作の簡易版になりそうです。

 

出演:黒木華溝端淳平野村周平野間口徹

脚本:関えり香(「ハロー張りネズミ」「後妻業」「ストロベリーナイト・サーガ」)

   橋本夏 (「おっさんのケーフェイ ※映画」「おしえて北斎!※アニメ」)

   青塚美穂(「伊藤くん A to E」「この恋あたためますか」「じゃない方の彼女」)

演出:石川淳一(「リーガルハイ シリーズ」「海月姫」「レンアイ漫画家」)

   木村真人(「絶対零度(2020)」「知ってるワイフ」「推しの王子様」)

   木下高男(「メゾン・ド・ポリス」「M 愛すべき人がいて」「彼女はキレイだった」)

   淵上正人(「新宿セブン」「デイジー・ラック」「レンアイ漫画家」)

音楽:得田真裕(「監察医 朝顔 シリーズ」「アンナチュラル」「#リモラブ」「ナイト・ドクター」)

編成企画:渡辺恒也 (「警視庁いきもの係」「海月姫」「ストロベリーナイト・サーガ」)

     髙木由佳 (作品不明)

プロデュース:芳川茜(「メゾン・ド・ポリス」「リカ」「彼女はキレイだった」)

主題歌:キタニタツヤ「」

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/gossip/index.html

 

 

金曜日 

 

しもべえ(1/7・NHK総合・金曜22時)★★★

 

突如、高校生・ユリナのスマホに現れたおじさん。彼女が何かに困っているたびに助けてくれる存在だったが、無言で現れ、すぐ去っていくので正体は不明...。そんな謎のおじさん・しもべえと、夢に向かって動き出すユリナの2人の姿を描いていく。

 

ストレートなコメディで行くのか。コメディと社会派の二面性で行くのか。

これは..初回を見てみないとよく分かりません(笑)

でも、安田顕さんの時点で、ある程度の面白さは確保されてそう。

 

出演:安田顕白石聖、金子大地、矢作穂香、内藤秀一郎、矢田亜希子

脚本:荒木哉仁 (「世にも奇妙な物語『タテモトマサコ』『配信者』『デジャヴ』※SP」)

   遠山絵梨香(「警視庁・捜査一課長2020 10話」「ハルとアオのお弁当箱」)

演出:山内大典 (「海月姫」「ストロベリーナイト・サーガ」「知ってるワイフ」)

   紙谷楓  (「海月姫」「血こなに手は抽選で」「竜の道」「彼女はキレイだった」)

音楽:大友良英  (「いだてん」「不要不急の銀河 ※SP」)

制作統括:谷口卓敬(「男の操」「デイジー・ラック」「決してマネしないでください。」)

     小林宙 (「家族ゲーム」「海月姫」「SUITS/スーツ1」「レンアイ漫画家」)

主題歌:「」

原作 :村田ひろゆき『しもべえ』

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/P84K566R3V/?cid=orjp-drama-lineup

 

 

妻、小学生になる。(1/21・TBS・金曜22時)★★★★

 

10年前に妻を亡くしてから生気のない日々を送っていた主人公の元に現れたのは、なんと小学生!元愛妻家の男と、外見は小学生の妻、そして大人になりきれない娘の、ちょっと変わった3人による家族再生の物語が始まる。

 

この手の設定だと、亡くなった奥さんor彼女がおじさんに生まれ変わる...

っていう作品はありましたね。で、今回は小学生。

原作もありますし、脚本家も個人的にツボな作品を生み出す方なので、安心感は強いです。

そして、疑似家族モノとか、ハートフルな世界観とか、

心の傷ついた主人公が徐々に前を向き始めるまでを描いた話とか、

今のところは好き要素が多そう...

お涙頂戴に寄らずに、純粋に"良い"作品であって欲しいですね。

 

出演:堤真一石田ゆり子蒔田彩珠、毎田暖乃 他

脚本:大島里美(「忘却のサチコ シリーズ」「凪のお暇」「おカネの切れ目が恋のはじまり」)

演出:坪井敏雄(「カルテット」「凪のお暇」「この恋あたためますか」「リコカツ」)

   山本剛義(「Nのために」「凪のお暇」「私の家政夫ナギサさん」「オー・マイ・ボス!」)

   大内舞子(「女はそれを許さない」「屋根裏の恋人」「この恋あたためますか」)

   加藤尚樹(「コウノドリ シリーズ」「あなたには帰る家がある」「MIU404」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:中井芳彦(「義母と娘のブルース」「凪のお暇」「この恋あたためますか」)

主題歌:「」

原作 :村田椰融『妻、小学生になる。』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/tsuma_sho_tbs/

 

 

愛しい嘘〜優しい闇〜(1/14・テレビ朝日・金曜23時15分)★★

 

懐かしい同級生に、初恋の人との再会...そんな胸躍る同窓会を夢見ていたが、出席者を待ち受けていたのは、胸をかきむしる"悲劇のはじまり"だったーー。回を重ねるごとに登場人物たちの化けの皮が剥がれ、状況の見え方すらも超高速展開で二転三転していく本格ラブサスペンス。

 

うーん...どことなく漂う"某有名Pの原案"臭...(滝汗)

原作があるとは言え、かつてこの枠で放送された「漂着者」で培ったノウハウを

テレ朝側が吸収して、今度はそれをアウトプットしたような

そんな作品になりそうな気がしております。

つまり、内容の充実度よりも、SNSでバズらせるのが最優先なんじゃないかってね...。

 

出演:波瑠、林遣都溝端淳平本仮屋ユイカ黒川智花松村沙友理

脚本:丑尾健太郎(「ブラックペアン」「ノーサイド・ゲーム」「半沢直樹(2021)」)

   神田優  (「ブラックペアン」「アライブ」「アリバイ崩し承ります」「漂着者」)

演出:樹下直美 (「未解決の女 シリーズ」「この声をきみに」「東京独身男子」)

   日暮謙  (「過保護のカホコ」「FINAL CUT」「あのときキスしておけば」「言霊荘」)

   木内健人 (「さくらの親子丼 シリーズ」「TWO WEEKS」「24 JAPAN」)

音楽:横山克  (「わろてんか」「トップナイフ」「ドリームチーム」「ネメシス」)

プロデューサー:大江達樹 (「ドクターX シリーズ」「スミカスミレ」「七人の秘書」)

        中込卓也 (「明日の君がもっと好き」「やすらぎの刻〜道」「モコミ」)

        山本嘉彦 (「時効警察はじめました」「泣くな研修医」)

        小路美智子(「先生を消す方程式。」「泣くな研修医」)

主題歌:「」

原作 :愛本みずほ『愛しい嘘 優しい闇』

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/itouso/

 

 

鉄オタ道子、2万キロ(1/7・テレビ東京・金曜24時12分)★★★

 

鉄道オタク歴10年の道子が、日本全国に散在するローカル駅を目指し旅に出る。それぞれの場所で生きる人々、景色や絶品グルメを堪能しながら本当の自分を探す、オムニバス形式の旅情ドラマ。

 

鉄オタというほどではないんですが、私も馴染みのない駅を探索したり

電車に乗ったりするのは好きなので(笑)

「こうなってるんだ〜」って楽しみつつ、見るつもりです。

 

出演:玉城ティナ栗原類、六角精児 他

脚本:竹村武司(「サ道 シリーズ」「山田孝之のカンヌ映画祭」「このマンガがすごい!」)

   たかせしゅうほう(「日本ボロ宿紀行」「ひねくれ女のボッチ飯」)

   鈴木史子(「片恋グルメ日記」「それでも愛を誓いますか?」)

   中村允俊(「SUITS/スーツ2」「JKからやり直すシルバープラン」)

   市川榮里(「ケータイ少女 〜恋の課外授業〜」)

監督:古澤健 (「朝が来る」「パーフェクトクライム」「お茶にごす。」)

   ヤング・ポール(「それでも僕は君が好き ※SP」「ゲキカラドウ」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:村田充範(「JKからやり直すシルバープラン」)

        山野和也(「聖アリス学園 シリーズ」「ケータイ少女 〜恋の課外授業〜」)

        涌田秀幸(「このマンガがすごい!」「荒ぶる季節の乙女どもよ。」)

OPテーマ:「」

EPデーマ:「」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/tetsuotamichiko/

 

 

土曜日 

 

わげもん〜長崎通訳異聞〜(1/8・NHK総合・土曜21時)★★★

 

わげもんとは、和解(わげ)者=通訳者の事を指す。江戸時代に「西洋への窓口」として栄えてきた長崎が舞台となっており、そこに父の失踪の謎を追って江戸からやってきた青年・壮多が、オランダ通詞を目指しながらも、仲間と共に父の真実に挑んでいく。

 

「おかえりモネ」の"りょーちん"を好演した永瀬廉さんの主演作。

時代劇はあまり見慣れていなくて苦手寄りのジャンルではありますし、

通訳者のルーツを描くというよりかは、

最終的によくある"縦軸"を使った復讐モノに落ち着くのかな...?とも思いますが、

とりあえず見てみます。

 

出演:永瀬廉、小池徹平久保田紗友

作 :宮村優子(「花燃ゆ」「相棒 season14,15」「アシガール」)

演出:盆子原誠(「ごちそうさん」「とと姉ちゃん」「西郷どん」「おちょやん」)

   椰川善郎(「純と愛」「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」「おちょやん」)

音楽:森悠也 (「ブラッククローバー」「ウルトラマンタイガ」「怪物事変」※全てアニメ)

制作統括:内田ゆき(「アシガール」「スカーレット」「六畳間のピアノマン」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/Y3V69G2P4K/?cid=orjp-drama-lineup

 

 

逃亡医F(1/15・日本テレビ・土曜22時)★

 

天才外科医がある日恋人殺しの濡れ衣を着せられる!?医師の手を必要とする人々を救いながらも、恋人の兄や国家権力など自身を脅かす追手から逃げ、真犯人を突き止め復讐するまでの物語を描く。

 

もうね..。公式の作品概要読んでるだけで、設定が盛り盛りなのが伝わってきて...

まだ始まってもないのに「作品の方向性が迷子になってない?

っていうか、主人公を医師設定にする必要あった??」ってツッコんじゃいそうです(苦笑)

この枠は定期的に大コケする上に、「あな番」の脚本家なので、全然期待はしておりません...。

 

出演:成田凌、森七菜、桐山照史前田敦子安田顕松岡昌宏

脚本:福原充則(「視覚探偵 日暮旅人」「ヒーローを作った男 ※SP」「あなたの番です」)

演出:佐藤東弥(「地味にスゴイ!」「サバイバル・ウェディング」「ハケンの品格(2020)」)

   大谷太郎(「ボイス 110緊急指令室 シリーズ」「ドロ刑」「未満警察」)他

音楽:今堀恒雄(「はじめの一歩 シリーズ ※アニメ」「脳男 ※映画」)

チーフプロデューサー :三上絵里子(「孤食ロボット」「きよしこ ※SP」「ボイスⅡ」「二月の勝者」)

統轄プロデューサー  :萩野哲弘 (「視覚探偵 日暮旅人」「イノセンス」「美食探偵 明智五郎」)

プロデューサー:藤村直人 (「HiGH&LOW シリーズ」「未満警察」)

        本多繁勝 (「これは経費で落ちません!」「美食探偵 明智五郎」)

主題歌:「」

原作:伊月慶悟 作画:佐藤マコト『逃亡医F』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/toubouif/

 

 

鹿楓堂よついろ日和(1/15・テレビ朝日・土曜23時30分)★★

 

いろいろな悩みを抱え、ちょっぴり人生に傷ついたお客さんを、4人のイケメン着物男子が心地良い距離感とさりげないおもてなしで癒していく、おいしくて優しい"癒し系飯テロ"ドラマ。

 

4人のイケメン着物男子...で、公式サイトのページをもっと読み進んでいくと

「あなただけの"推し"を見つけて、癒やされてくださいね。」とも書かれてあるので、

乙女ゲー色が強い作品だったとしたら、私はお呼ばれはしてないんですけどね。

↑いやでも、枠名は「オシドラサタデー」だから...そんな事言っても...って感じかw

 

とりあえず、食べる事も、癒されるドラマも好きなので、

初回はチェックしてみようかな...くらいのレベルです。


出演:小瀧望葉山奨之大西流星、佐伯大地、白洲迅

脚本:泉澤陽子   (「お迎えデス。」「いつまでも白い羽根」「ギルティ」「リコカツ」)

監督:Yuki Saito(「おっさんずラブ シリーズ」「書けないッ!?」「あのときキスしておけば」)

   柴田啓佑 (「天 天和通りの快男児」「ミリオンジョー」「ゲキカラドウ」)

   佐藤恵梨子(作品不明)

音楽:未知瑠  (「ギヴン ※アニメ」「映画 賭ケグルイ(2021)」)

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「書けないッ!?」「消えた初恋」)

プロデューサー:貴島彩理 (「おっさんずラブ シリーズ」「あのときキスしておけば」)

        都志修平 (「僕はどこから」「メンズ校」「DIVE!!」)

        新野安行 (「鈍色の箱の中で」「劇場 ※映画」「家裁の人 ※SP」)

        疋田理紗 (「鈍色の箱の中で」「ハゲしわしわときどき恋 ※SP」)

主題歌:ジャニーズWEST「黎明」

原作 :清水ユウ『鹿楓堂よついろ日和

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/rokuhodo/

 

 

おいハンサム!!(1/8・フジテレビ・土曜23時40分)★★★

 

ランチの女王」のクリエイターが監修。3人娘の幸せを願い奮闘する父親が巻き起こす奇想天外な出来事にクスッと笑えて、ほっこりさせられて、思わずお腹が空いてしまうような...そんな全く新しいラブ&ファミリードラマが誕生!

 

ごく普通の昔ながらのホームドラマって感じはするんですけどね。

まぁ...吉田鋼太郎さんのハッチャけた演技は本当に面白いので(笑)

気軽に見ていこうと思います。

 

出演:吉田鋼太郎木南晴夏佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMI

脚本・演出:山口雅俊(「闇金ウシジマくん シリーズ」「新しい王様 シリーズ」「ハケンの品格2」)

音楽:(「」「」「」)

エグゼクティブプロデューサー:宮川朋之(「三屋清左衛門残日録 シリーズ ※SP」「アイヌモシリ ※映画」)

プロデューサー:山口雅俊(「闇金ウシジマくん シリーズ」「ハケンの品格2」「恋はDeepに」)

        遠山圭介(「限界団地」「仮面同窓会」「その女、ジルバ」)

        塚田洋子(「山おんな壁おんな」「冬の日 ※SP」「小さな橋で ※SP」)

        藤井理子(作品不明)

        森正文 (作品不明)

主題歌:和田アキ子「YONA YONA DANCE」

原作 :伊藤理佐 『おいピータン!!』『おいおいピータン!』

         『渡る世間はオヤジばかり』『チューネン娘。』『あさって朝子さん』

公式サイト:https://www.tokai-tv.com/oihandsome/

 

 

日曜日 

 

DCU(1/16・TBS・日曜21時)★★

 

普通の捜査では困難な日本全国の河川や湖などあらゆる水中に潜り、隠された証拠を探し事件を解決する「DCU」の人々の物語。ルールを無視してでも必ず真実を突き詰めるまで諦めない主人公が、様々な難事件を解き、その裏に潜む悪に立ち向かっていく。

 

前クールの期待度で書いた「素材は良いのに味付けで台無し」通りの

出来になってしまった前作...からの次作。

というか、ここ最近はそういう作品が続く印象です。

ハリウッドの制作会社とタッグを組めば、そりゃあ演出は見応えあるんでしょうが...

結局また悪党を加えてくるとなると、

「TOKYO MER」と似たような仕上がりになるのかな?と思ってます。

 

出演:阿部寛横浜流星中村アン、山崎育三郎、趣里

脚本:(「」「」「」)

演出:(「」「」「」)

   (「」「」「」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:伊與田英徳(「半沢直樹 シリーズ」「陸王」「ノーサイド・ゲーム」)

        関川友理 (「SAKURA〜事件を聞く女〜」「ドロ刑」「神ちゅーんず」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/DCU_japan/

 

 

真犯人フラグ(日本テレビ・日曜22時30分)現在放送中

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 妻、小学生になる。(TBS・金10)

2位 恋せぬふたり(NHK総合・月10)

3位 ドクターホワイト(フジ・月10)

4位 ミステリと言う勿れ(フジ・月9)

5位 しもべえ(NHK総合・金10)

といった感じ。

 

ここからは、ドラマのラインナップを見ての超個人的な所感をつらつらと...。

 

1クールに最低1作品あると言っても過言ではない医療ドラマ

 

まぁ、これは主に月9に多いんですけど(笑)

医療器具は使い回せるし、活躍するのは基本的に病院内だから

場所を押さえる事さえすれば他のロケ代は節約できるだろうし、成功例もあるし、

あとは生きる上で一番身近な題材だし...って事で生み出しやすいんでしょう。

...っていう勝手な憶測は置いといて。

 

今期の場合は「ドクターホワイト」「逃亡医Fが医療モノに該当するものの、

片方はミステリー、片方は逃亡劇と、ジャンルの違った要素を組み込ませて

既視感をなくしたドラマに仕立てようとしている感じですね。

月9もミステリーで被ってるやん...とは言わないでおこうw

 

これが吉と出るか、凶と出るか。そこも注目ポイントです。

 

日テレのドラマ大丈夫!?問題←個人の意見です

 

世間で好評だったのも含めれば、

去年は「コントが始まる」「ハコヅメ」「恋です!」「二月の勝者」と良作を何作も生み出し、

「日テレだから」というイメージを変える事に成功した日テレドラマ(あくまでも印象)。

私自身もよっと考えを改めるくらいでしたが...

今期のプライム帯ドラマ3本に関しては、今の所どれも惹かれないんですよねぇ...残念ながら。

 

余計なお世話なのは重々承知ですが、いい意味で期待を裏切ってくれる出来じゃないと

水10と土10はリタイアしてしまいそう。

(日10はあの...キャストの都合で切れないんです...orz)

特に土10は不安でしかない。

 

いつものごとく、月曜日に書くドラマは1本に絞ります

 

前々から訪問して下さっている読者さんならご存知の方もいると思いますが、

月曜日は深夜から大好きな某バラエティ番組(夜〇〇〇)を見ている都合で

月9か月10のどちらかしか書けません。

(ちなみに、「よるドラ」枠のドラマは録画視聴なので、ここの対象には含みません。)

 

ですが...今期に限ってはどちらも面白そうなのが困り所(笑)

どれを視聴継続して、どれをリタイアするか...で様子見して、

リタイアするのが火10か水10だった場合は

そこに月曜のどっちかのドラマ感想をスライドさせようかなぁと考えております。

あとは...土曜日かな?遅くはなってしまうけれども。

 

冬季オリンピック」が作品のクオリティを左右する?

 

これは憶測of憶測なので、軽く読み流して下さい。

実際に、去年の夏クールは、一部良い作品はあったものの

あまり気乗りしない微妙な作品ばかりだった記憶があるので...(汗)

杞憂に終わってくれる事を願ってます。

 

***

 

感想は初回のみにする予定の作品も何作がありますが、また余裕があれば

前期のように「雑感集」としていくつかの感想をちょこっとずつまとめた記事を

上げるつもりです。

ただ、前期は2回やって終わったので...(苦笑)これもあくまでも"予定"です。

 

そして、新年を節目にいろいろとフォーマットを改造してみたのですが、

いかがだったでしょうか?

特定の曜日のドラマだけをチェックしたいという方にとっては

指やマウスのスクロールで動かしての確認しか出来ないので、

不便だったのではないかな〜と感じたのがきっかけで、手探りでいじってみました。

tableタグは普段全然触れないもので忘れてて、表を作るのにかなり苦戦しました(笑)

見づらい!分かりづらい!など、何かご不便な点がありましたら

教えていただけると幸いです。

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

冬クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

 

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SUPER RICH 11話(最終回) 感想|よく分からんドラマだった…で終わる残念感

 

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初回からずっとだったんですけど…

本作って、"目を引かせる展開"をいろんなパターンで作っては見せてきて、

それなりに工夫はしていたんですよね。今思い返してみれば。

アバンで起こった出来事を種明かししていく流れとか、恋愛のいざこざとか、

頻繁な時間経過とか、裏切り者探しとか、

あとは…2人で食べる素朴なご飯の美味しそうな演出とか。

それらが面白さに繋がったかどうかは別として、

作り手側も、お堅いビジネスドラマではなく、

「エンタメ作品に仕上げている」つもりで制作に携わっているのは

何となく伝わってはいたんです。

ただ、そういった事情を踏まえても、

私が本作を"雑"だと捉える理由は…全てが空回りで終わってしまった事。

これに尽きると思っています。

 

空回りになってしまった原因は2つあります。

スリースターブックスの描写の曖昧さと、会社&登場人物の魅力の感じ取れなさ…です。

 

まず、前者を具体的に書くとするならば…

最終回で今更「こんなに社員いたの!?」と思うくらいには、

社員たちの仕事ぶりが最後まで全然見えてこなかったんですよね。

なぜそうまでして会社を守っていきたいのか、

会社を築き上げていくまでにはどんなストーリーがあったのかも分からない。

会社についての設定描写が不足しているから、

当然、復活の兆しを見せ始めるまでの過程が不明瞭に感じてしまうのも無理ない訳で、

毎回各々が騒ぎを起こしている割には「どうして追い込まれているのか」という

"その時の状態"が伝わってこないのです。(伝わったとしても個人の話ばっかりだったし…)

本来は、会社を復活させるまでの成功譚を主軸にした話なはずだったんですけどね…。

盛り上がりに欠けたのは、そこの描写の物足りなさにあったでしょう。

 

そして、後者の「会社&登場人物の魅力の感じ取れなさ」。

突飛な時間経過で、「SUPER RICHも1人の繊細な人間」で見せていくのも

悪くはないかもしれません。

けれども、主人公の波瀾万丈を描く物語であれば、

"社長・氷河衛"と彼女を慕っている社員たちの個性、初期設定で、

早い段階で視聴者の心を掴んで初めて

「この人を、この人の経営している会社を応援してみよう」という

気持ちにさせるような描写をすべきだったと思います。

本作の場合、キャスティングの話題性と役者さんの魅力だけで

引っ張ってきた印象が強かったので…本当に勿体なかったです。

 

恋愛要素を強調した数々の無駄なエピソードをカットして、

最終回で急に前面に出してきた"スリースターブックスの危機"を

今までの話にも反映させていたら…とも思わずにはいられない作品でした。

「お金は可能性です。それを使って何かを出来る可能性があるって事なんです。」

という初回の台詞にも興味は惹かれたし、

やり方次第では斬新な面白さが残る作品になっただろうに。

ビジネス用語を言いたいだけ言って終わった…で幕を閉じてしまったのは

何とも残念な限りです。

 

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婚姻届に判を捺しただけですが 10話(最終回) 雑感|結婚しても拗れそうな気しかしない。

 

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ながら見してた時もありましたけど、やっと終わったか……というのが率直な感想。

坂口健太郎さん目当てによく完走出来たと自分でも思いますw

宇宙人並みに意思疎通がとれない百瀬(坂口健太郎)と、

ただひたすら面倒臭い明葉(清野菜名)による

コミュニケーションすれ違い劇を延々と見せられてきた印象が強く残る作品でした。

もう少し噛み砕いて書くとするなら…仲直りするまでの"繋ぎ"として、

美晴のドッペルゲンガーだとか、

前回の偶然会った審査員に土下座して心を入れ替えてもらうだとか、

キスで強引にロマンチックな雰囲気にしようとする所だとか。

ドラマの世界でしか成立し得ない非現実かつ予定調和な展開を盛り込む形で、

1つの"モヤモヤ"をまるまる1時間引っ張るという

ワンパターンな話が多かったと表現した方が分かりやすいのかな。

 

「2人が両思いになってから」の話を本当にやりたかったんだとしたら、

今回の内容だって本来は6,7話辺りが妥当なのに…。

少し拗れたと思ったらすぐに意見共有する

「着飾る恋」の2人の清々しさに懐かしささえ感じました(苦笑)

最終回になっても、百瀬は自分で何でもかんでも決めちゃうし、

明葉は仕事面で、あの先生に見放された時と同じ上の空状態になっているし。

何度も何度も目の前の試練(?)を乗り越えてきた割には

2人の人間的な成長が実感しづらかったのも、

好意を持って見られなかった原因の1つかもしれません。

 

急な"結婚観"もなぁ…「いろんな夫婦の形があって良い」なんてモノローグで

良い感じにまとめて、何の脈絡もなくいろんな登場人物をバタバタとくっつけて

カップル成立を匂わせる終盤のくだりをやるくらいだったら、

2人の描写に時間を割いて欲しかったですね。

さっきまで「勝手に決めるな!」って言ってた人が、

「また判を捺してみたら良いんじゃないですか?」って軽く受け流しているのも

考えが変わり過ぎていて違和感があるし。

あいみょんさんの主題歌とイルミネーションの力でもカバーし切れないでしょ…あれは(汗)

っていうか、「感動のフィナーレ」の舞台が

住宅街に飾ってある木というショボさもねぇ。

まぁ、2人が過ごした思い出の場所だと考えたら良いとしても…

ライトアップされたタイミングが、まるで空気を読んでくれていたかのようで

何だか可笑しかったのは私だけでしょうか(笑)

 

うーん、リタイアもいくつかしているからあまり説得力はないだろうし、

良さげな作品もありましたが、

この枠の作品を見ていて思うのは、もうネタ切れなんじゃないかなぁって。

「ラブコメ+お仕事パート」のフォーマット、

話題に上がりやすいキャスティングだけで押し通していくには、その2つに縛られ過ぎていて

ここ最近は雑な仕上がりになっている気がしてなりません。

こうなってしまった発端は恐らく「恋つづ」のヒットにあると考えています。

この枠で再び面白い作品が生まれるには、

その作品がヒットしたから設定や展開もそれに倣おう…という

呪縛から逃れるしかないんでしょうね。

 

さて、来期の作品はその兆しとなるのかどうか。

初回も始まっていない段階なので何とも言えませんが、

今の所は、火10枠らしいライトな雰囲気と、岡田脚本らしいキャラ造形と作風で

半分ずつ良いとこどりしているな〜という印象はあります。

火曜日はもう1本しかドラマがないので…面白くなって下さい!頼みます!!(切実)

 

↓1〜3話の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 

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