俺の話は長い 1話 感想|「俺の理屈は長い」の間違いじゃ?

 

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今期、変わった主人公の話が多い気がしますなぁ(笑)

同じ偏屈なら火9がそうですし、変わり者でくくるなら月9や水10も入ってくる。

秋ドラマが始まったばかりなので、まだまだ出て来そう…

 

という余談は置いときまして。

そうですね〜…まずは「俺の話は長い」というより「俺の理屈は長い」主人公に映った

初回だったかと思います。

上に貼ってある公式画像にズラーッと文章が書かれているデザインが面白くて、

これと同じように、オチのない話(長台詞)を早口で一人語りしまくる主人公として

描かれていくのだろうと期待していた分、

想像していたのとはちょっと違う感じだったかな?という印象が残りました。

 

また、本作は「コメディホームドラマ」との事ですが、

今回が2話ともほっこり目のオチなのと、家族団欒のシーンが多いのを見ると、

ホーム色が強くてまだまだコメディらしい弾けっぷりは足りない気もしましたね。

まぁ、事前情報で「もみ消して冬」のスタッフが

再集結する事を知っていた上での視聴だったため、その分戸惑いを隠せないまま

見終えてしまったというのもあります…。

 

満(生田斗真)と綾子(小池栄子)のやり取りは

「もみ冬」の姉弟の関係性を彷彿とさせる

ブラックジョークを絡めたものになっていたと思いますが、

こちらの場合は二人とも我が強く妥協もしないので、

下手したら笑いよりもギスギスした雰囲気が勝ってしまいそうですし、

視聴者の好き嫌いが分かれるポイントにもなってしまいそうです。

個人的には笑えた方ですが、老若男女見やすい「家族」「日常から生まれる笑い」の物語を

土曜日に…というコンセプトで制作している以上、

「強さ」と「笑い」のバランス調整は重要になってくるのかもしれません。

 

あとは、珍しい試みである2本立て構成ですが、

「本来1話1時間で描くものを2つに分けただけ」という続きモノの印象が強かったですかね。

初回は人物や状況紹介を兼ねているので、そうなってしまうのも多少は

仕方ない事ですが、回を重ねるごとに「サザエさん」のようなオムニバス形式で遊べたら

もっと楽しい作品になるのではないかと思いました。

 

色んな意味で期待していたのとは違かったので、

今回は個人的に「あれ?」と感じた部分を並べた感想となってしまいましたが。

全体的には、経験を積んだ役者陣による会話劇(特に満と春海(清原果耶)のお二人)

の安定感や間は良く、1つ1つの台詞も癖があって、間延びする事なく楽しめました。

まぁ、次回以降かな…?

日テレドラマは何かしら惜しい所が多いので、

今度は普通に面白いものになると良いけども…

 

 

↓次回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 

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