2019年11月一覧

リカ 4話 感想|滅茶苦茶なオチ。でも恐怖を煽る作品だから楽しい。

 

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いろいろ謎が残っている状態での第一部最終回だったので、

どうやってケリをつけるんだろうと思っていたら…

まぁ〜〜中々に滅茶苦茶な話でしたな(笑)

しかし、その滅茶苦茶さが逆に清々しい感じもしました。

 

早く警察頼ろう?とか、なんで彼女を一人にさせたの?とか、

明らかな跡があるのに解剖しないで焼死で終わらすの?とか粗はあったんですけどね…

でも本作は刑事モノやミステリーじゃないですし、

(そのジャンルだったら、むしろもっとツッコミまくっていたけど)

リカ(高岡早紀)の強烈さと怖さを楽しむドラマなので、別に許容範囲なのかなぁと。

 

二部構成、全4話ずつだから、展開もジェットコースターのように

物凄い速さで進むし、1人ずつターゲットを潰していくので、

それがテンポの良さに繋がっていたと思います。

最初は序の口かな?という印象だったものの、リカの過去は一切明かされない為に、

回を増すごとに彼女の持つ得体の知れなさに徐々に見入ってしまいました。

そして、豹変しないのかなぁと微かに期待していた大矢(小池徹平)も、

犯因症をチラつかせた殺気あるラストで満足。

 

今週はお休み。来週からは大谷亮平さんが狙われる…の巻ですが…

リカは3年後になっても28歳のままなんですねぇ。

25でもなく30でもなく、28という具体的さが逆に怖い(笑)

なんでその数字にこだわるのかが気になる。

 

 

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ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜 3話 感想|真奈子の人間性が見える回

 

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今回は野津田(堀井新太)が、過去のトラウマを乗り切る成長回。

とともに、深掘り調査から思わぬ発見が…といういつもの描写過程は多めに省き、

真奈子(松雪泰子)も含めて「失敗から立ち直れる環境・人がある(いる)事の温かさ」

がメインで描かれた回だったかと思います。

 

ここまでは、事件に食い入る姿勢を見せ、豊富なデータベースの量という点で

他の人にはない超能力の持ち主だと思わせられるような

変わった主人公として描かれた真奈子ですが、

そんな彼女にも、自らが起こした失敗にくじけて泣く事があるのだといった

人間性」が垣間見えたのが良かったです。

 

仕事の出来る上司としても、

野津田の元上司(千葉哲也)は彼をぞんざいな扱いにする一方で、

真奈子は彼の失敗と真正面から向き合い、そこから答えを導いていく…と

「野津田の失敗」を共通項に二人の考え・動きを対比させる事で、

真奈子の頼れる存在っぷりが明確になっていたような気がしました。

 

「あなたの失敗は、価値のある失敗」これ、良い言葉ですねぇ。

やっぱり捉え方次第で大きく変わるんだと気付かされます。

全く失敗のない人生なんてない。次に活かせるかどうかが大事。

ガールズバンドのメンバー達に「彼女は決して自殺なんかしていない」と

告げる野津田の表情、少したくましく映りました。1歩ステップアップ出来たんだね。

 

真奈子が野津田を雇ったのは、実力のある工学者だからというのも

あるのかもしれませんが、彼の抜けた所に救われる時もあったからなのかも。

欠けた部分を補い補われ…の関係、良いコンビになれそうです。

 

傷を負った者が最後には救われる、ほんの痛快さと優しさが混じったラストも好きなドラマ。

 

ただ、強いて言うなら、研究室の面々のノリが軽い感じがするのが気になるので…

(今回なら、実験シーンで「200ー!」って叫ぶ所とか)

男性の脇役を揃えても良かったかな?と思いました。

個人的には、荒川良々さんがいたらチームとして引き締まりそう。

まぁ、もう作品が始まってる時点で言うのもなんなんですけど…(笑)

 

 

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ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(2019) 3話 感想|時代劇は時代劇らしくキレがないと…

 

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まぁ、振り仮名をふってあるのに「さっしん」を「さつじん」と

読み間違えたって時点で、目も病気なんじゃないか?と疑ってたので、

やっぱり…という感じ。

更に、虫を捕まえるくだりや駒を間違えるくだりからし

多くの視聴者も察しはつくであろうに、

犬の文字を見て大門(米倉涼子)が明らさまに「もしかして…?」と閃くカットまで

入れちゃったものだから、全体的に先が読めやすい展開で物足りなかった回でした。

そこは視聴者の予想に委ねたままで良かったと思うんだけど…

 

また本作は時代劇だと捉えて見ているもんですが、

目はもう取り掛かっていて、舌の手術はあっさりと終わらせちゃった〜といった流れで、

肝心の大門の見せ場もキレがない気もしましたね。

突飛な行動にもっと「そう来たか!」という意外性が欲しいです。

 

新シリーズで持ってきたAIの出番が、3話にしてほとんどなくなるくらいだったら、

最初からポンコツじゃなくて大門と同等に争える存在として設定を練り上げるべきでした。

あとこれは、今回だけしか書きませんが、清水ミチコさんも医者にしては力んでらして、

怒った時なんかはモノマネしてるのか?という感じですし…

大門と同じ「私失敗しないので」キャラのニコラス(市村正親)も

上手く活かせてないように見えますし…

うーん、色々と勿体無い部分が目立ってしまいましたねぇ。

 

映画の予告みたいなED映像はカッコいいので、

キャラクターと展開が捻られていたらな…と思います。

 

 

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