未満警察 ミッドナイトランナー 3話 感想|後編はサービスシーン増し増しで!

 

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どんなに脱出しても、勝手に捜査しても退学処分にならない

甘々な教官達にはもうツッコまないさ。

退学させたらドラマが終わっちゃうもんね。

だからこそ…穴だらけな脚本を何とか改善して欲しいと思う訳ですよ(汗)

 

今回は「正義感」が軸となったお話だったと思うんですが、

それを体現するには2人の内面的な描写が足りなさ過ぎるんです。

将来警察官になる者としての正義感から、何とか自分達も捜査に加わりたいだとか。

ルールや規則関係なしに、素直に困っている女の子達を助けたいという熱意だとか。

行動に移すまでの原動力が十分に描かれていないから、

咎めなしな結末にも「この2人ならしょうがないよね」よりも

「周りがチョロいね」という印象が残ってしまいます。

 

そして、前後編にして話を伸ばした割には、

裸だの個人練習だの、ファンが喜びそうな"コンビでのイチャイチャ"の尺を

増やしただけっていうのが…(汗)

それに、身体を鍛えるだけで強敵の柴本(加藤雅也)率いる暴力団

太刀打ち出来るもんなんでしょうかね。

事前に人数が多いのも分かっているはずなのに、応援は呼ばないで2人だけで乗り込む。

でも勝てちゃった。

1週間くらいの独学であのアクションが出来るのなら

警察学校では一体何を教わっているのか疑問ですし、

もし相手側が銃やスタンガンを所持していたらどうなっていたのか。

あれだけ証拠は揃っているのにもかかわらずプロの警察官が対応しないで、

体力もテクニックもまだまだ劣っている状態の"未満警察"…いや、"警察もどき"が

大活躍して確保出来たというのは無理筋ですよね。

 

今後も規則違反の行動をしては何故か優しい教官のお陰で

退学を免れてホッとする…という流れもテンプレになりつつあるので、

中間の話に向けてテコ入れすべきです。

そして、2人の破天荒さを売りにするつもりなのであれば、

途中で講義シーンが少し映ったように、

「捜査方法」や「護身術」「逮捕のコツ」など

講義で学んできた事を実際に活用してみる展開を盛り込んでみても良いと思います。

 

しかし、今回は「警察学校の学生」と対の立場にいる

片野坂(伊勢谷友介)、及川(吉瀬美智子)、柳田(原田泰造)といった

「指導する側(大人)」の3人の掘り下げがあったので、

前回よりもまだ興味深くは見られました。

片野坂の抱える過去次第で、内容に奥行きが出る事を僅かに期待しています。

 

 

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