スタッフクレジットに「吉田沙保里」の名前が載っていたから
どこに出るんだろうと思っていたら…まさかの華役でたまげた!!
あちらが泥棒界最強なら、こちらは霊長類最強なので
キャスティングしたのも分かる気がするけど(笑)
実録ドラマも凄く面白そうでしたよ。
スピンオフとして配信…いや、Lの一族のキャストを置き換えたバージョンで
まるまる本編1話分使ってもアリなんじゃないですかね。
「モス」をバックに猛々しく戦う吉田版華の活躍、じっくり見てみたいですw
とまぁ、初っ端から1つのネタを拾い上げてしまうほど盛り沢山だった初回。
話自体が動いたのは約30分と遅かったけれど、
それでも同窓会のような懐かしさが主に前半で味わえたので十分満足しています。
もう続編ともなってしまえば、本作もある意味"時代劇"なんですよね。
「鉄板のアレ…早く来ないかな」「お、そろそろ来るぞーー!!」という
"安定感"をソワソワしながら待つ楽しさがある。
で、作り手側は1つも欠かさずに"安定"の持つ面白さをしっかり供給してくれるから信頼出来る。
続編が上手く行くかは、視聴者が「見たいモノ」と作り手が「見せたいモノ」が
一致しているかどうかにかかっている…とここ最近思っていて。
その点では初回の時点で大成功でした!
個人的には、今回の「都合の良いスプレー」とか「捕まり癖のある和くん」とか
視聴者の気持ちを率直に代弁してくれるツッコミが地味に好きでねぇ…
劇伴も主題歌も、キャストも含めて、前作の世界観がほぼそのまま帰ってきたのが
嬉しくて仕方なかったですよ。
でも、拾い切れないネタに笑わされるだけでなく、
展開に"捻り"を入れてくる所も本作の魅力の1つ。
前作では確か5話辺りで華(深田恭子)の正体が和馬(瀬戸康史)にバレてしまう
くだりを描いていた記憶。
そして今回は…別れを告げられる悲劇と、子供を授かってしまうハプニングという
またもや後半に持って行きそうな要素を早速盛り込んできた!
最初からそんなに飛ばしちゃって大丈夫なの!?と思うんですけど、
前作でダレずに"ラブ&コメディ"("ラブコメ"ではなく、あえてこの表記)を
描き切った例があるので、これからどんな風に翻弄されて行くんだろう?と
期待してしまう気持ちの方が大きいです。
みんな大好き円城寺(大貫勇輔)も…
イスタンブールから帰国してきた時は赤いジャケット=本作の世界の中では大きな出来事
華の元で歌って踊る時は青いジャケット=自分らしさを存分に見せる(通常運転)
華に「アドバイスなんか聞かなきゃ良かった…」と言われた時は黄色いジャケット
=これから2人の間に起こる危機を暗示
と、「信号」に絡めて物語の案内役的な見せ方になっていたのも
芸が細かいなぁと思わされました。
ゲストの坂口涼太郎さんは、「恐怖新聞」のあの役が貴重な経験になった感満載の
イキイキとした演技をされていましたな(笑)
美雲(橋本環奈)がLの一族と関わってくるのは次回以降ですかね。
本能寺の変みたいなシーンに巌(麿赤兒)は関係していないような…?
むしろ、OP映像で和馬と接近、それを華が遠くで"見てしまった"ともとれる
構図だった所が気になります。何か共通の過去が?
まぁ、何はともあれ、
前作を総括した時も「木曜日の生き甲斐」と評しましたが、
今回もまた生き甲斐となりそうです。あ〜幸せ♥
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