茶子先生(山口智子)も非常勤講師としてやり取りが増える。
桑原(風間俊介)も五十嵐(松角洋平)のお陰で神奈川県警に戻れる事になった。
(まぁ、その代わり誰かが退場になるんじゃ…と疑ってしまうけどw多分なさそう。)
仕事の部分は苦く、家庭の部分はほっこりとさせるメリハリを効かせた作りも帰ってきて、
最終章で"元の形"に戻ろうとしてきている。
ただ、以前と違うのは、やっぱり平(時任三郎)のアルツハイマーの進行の件で、
つぐみ(加藤柚凪)と一緒に居るシーンに癒されたのが、
今では「2人で大丈夫かな?」「行方不明になったりしないかな?」と
心配になってしまうシーンになりつつあるのがちょっと悲しい。
でも…きっと、老後はまだまだ長い。
朝顔や桑原やつぐみがいれば、今回の事も思い出の一部に変わるだろうし、
お酒を飲みながら昔を語り合ったり、ごめんポイントで盛り上がったり、
そうして笑顔が戻ってくる日が増えるんじゃないかなぁ…と思ってます。
事件の方は、本人の意思で体の中に遺書を入れてもらうのには驚いたけれど、
同時期にキャストと境遇が被るのは、ジャンルによってはあまりよろしくないのかも(笑)
序盤の方で藤堂(平岩紙)が関西弁が移ったっていうくだりもあっただけに、
ますます「美保純の家の話」に思えてしまいましたw
という冗談は置いといて…
包まれていた歯、里子(石田ひかり)のものではない事が判明しましたね。
40キロ遠くの町の人だと、そんな細かい所までよく分かったもんだと思いましたが、
今回の事件の娘のように"生きた証"をただただ知りたくて、
時間やお金を犠牲にしてまで根気強く探し続けてきた人が向こうにもいたのでしょう。
その一方で、「もう調べない方が良いんじゃないか」と捉える存在もいる。
私は多分前者の考え方になるだろうけど、後者もその人の事を想って言っているのは分かるし。
自身が歳を重ねて死に不安を覚えるようになったら、どん底を味わったら…
後者のような考え方にもいつかなるのかもしれない、とも考えさせられました。
そして、とうとう嶋田(柄本明)が危篤状態に。
違う人の歯だと分かった今、人生の終わりを迎えるであろう彼に
真実を伝えるのか。それとも秘密にしておくのか。
その答えは、来週に出されるのでしょうかね…。
↓前回の感想はこちら↓