ドラゴン桜(2021) 7話 感想|学園売却の話も…いらんなぁ(笑)

 

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今回はそれぞれのキャラの個性が活かされていて、面白かったですね。

坊主頭のヤンキー2人は、生徒達のカウンセリングまでやってくれて

もはや天使に見えますし(笑)

早瀬(南沙良)を最初に励ましにやって来るのが

言葉が率直で単純な健太(細田佳央太)って所が、心を和らげてくれるようで良いです。

そして、唯一運動部所属だった楓(平手友梨奈)が常日頃心がけていたコンディションの維持が

受験で活きてくるんだ…そのための彼女か…という新たな発見もありました。

 

桜木(阿部寛)の、励まされて元気になった早瀬がラーメンをもりもり食べ始めると、

安堵の気持ちなのか微笑みを浮かべながら横で一緒に食べる優しさにも、

藤井(鈴鹿央士)と天野(加藤清史郎)の和解を後ろから見守る姿にも…

ちょっとグッと来ます。

今回は桜木の恩師ぶりに心動かされる。

 

早瀬が場の空気に呑まれがちな性格なのは、最初に東大専科に加入してすぐに辞めた

"意志の弱さ"の点では共通しているし。

今までの展開に対する悪い印象は完全には変えられないものの、

ここ最近訳あり家族の様子やモンペを描写してきたのは、

逆に早瀬のいる環境がラッキーだと思わせる意味合いも含まれていたのか…と

(ほんの僅かですが)その意図に納得は出来ました。

彼女の親と言えば、東大を受験させる事に文句言ってきたくらいですしねぇ。

今思えば、うん、まだ平和な方だ(笑)

 

今回の内容を担当した脚本家と演出家は誰か調べてみたら、

演出家はカメラワークやテロップの遊び具合的に福澤監督ではないだろうとは分かっていたけど、

脚本家も変わっていたんですね。

オークラさんと青山貴洋さん。どちらも4話ぶり。

この方々が担当されている回だと、きっと面白いと感じるんだろうな。

で、福澤監督回になると、陰鬱さが増して作品本来の魅力は半減されるという。

脚本家や演出家が複数体制だとこういう所に"ズレ"が出てきて、

同じドラマであるはずが違うドラマを見ている感覚になったり、

回によって面白さにバラつきを感じさせたりするから、

本当にそこが気になって仕方ないです。

 

でも、演出家が変わっても、メインがメインだから「池井戸作品要素」は健在なんですね。

シューフィッターは良いとして…売却の話っている!?

原作には多分ないでしょう。

物語が終盤になるにつれて、そっちの話が大きく膨らんでいくと思うと…

はぁ…心配だわ…(滝汗)

 

 

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