オシドラサタデー第1弾の作品。
初っ端から個人的な話をするんですけど、
なぜかオジドラサタデーだと勘違いしていてねぇ…(笑)
中堅どころの人気俳優とか名バイプレイヤーを主演にした作品をお届けするのではなくて。
もうジャニーズ事務所のタレントに限定するらしいです。
「シンドラ」「ドラマホリック!」に続いてまた新たな固定枠が出来た訳ですが…
とりあえず、注目されやすい第1弾の作品の主演に実力派の生田斗真さんを起用したのは
中々上手い戦略だったんじゃないかなぁと思ってます。
こっちでは一応職業はあるけれど、家で過ごしている所とか、
(心の中でだけど)饒舌な所とかは「俺の話は長い」の満と重なる感じ。
基本的にモノローグ&台詞量多めの構成は、物語に追いつくのに必死になりがちで
あまり好きではないんですけど、「俺話」、去年放送されていたSP「JOKE〜2022」と
よく喋る役で経験を積んでいるからなのか、斗真さんの一人芝居は安心して見られます。
妄想がヒートアップしたり、良いアイデアが浮かんでご満悦だったり、
分かりやすくしょんぼりしたり…
モノローグに合わせていろんな演技を見せて下さるから飽きない。
特に"オシドラサタデー"という名に相応しいシーンだなぁ…と思ったのは、
書けなくて焦って手がもじょもじょする圭佑(生田斗真)を
冷静なアドバイスをしながらサポートしてくれる妻・奈美(吉瀬美智子)の2人のシーン。
子供を慰めてあげるママの関係性に映りましたw
なるほど、"推しを満喫する"からその名前なのだと納得。
スタッフに振り回される話なのは知っていたから、
脚本が出来上がるまでを描くという生々しさも相まって、
あまりの無茶振りの連続に、視聴者側もしんどくなっちゃうんじゃないかな〜…
ギスギスした雰囲気になるのかな〜…などと若干の不安もありましたが。
正論は言うものの鬼嫁ではない奈美の存在のお陰で
お仕事パートと家庭パートでバランスがとれ、気軽に見られそうな気がした初回でした。
夫婦で揉め合っているのは木10だけで十分だからさ(泣)
あまりの辛辣さに寝つきが悪くなるような感じじゃなくて良かったですよ。
強いて言うなら、恋する家庭教師とかいう仙川(菊池風磨)の存在は
初回だけだと必要性を感じなかったんですけど、
ただのスピンオフ要員じゃない(多分)、途中で彼を絡めた展開もやってくるんでしょうかねぇ。
「1本のドラマが出来上がるまで」をテーマにした作品は今までに何作か見た事はありますが、
「脚本が出来上がるまで」の作品は見た事はないですし。
しかも福田靖さんの実話だそうなので、特にドラマ好きなら楽しめるかと思います。
怪我して降板はあまりないでしょうけど、某朝ドラの件があったように、
担当する予定だった脚本家が代わるケースは、業界内ではかなりあるある案件なのかも…ですね。
公表されていないだけで。
短い期間の中、そうやって汗水垂らして作り上げた作品に対して
色々ツッコミを入れてしまう自分にちと反省。
まぁでも…感じた事を書き残すためのブログなので、
これからも悪口にならない程度に書くつもりではいますがw
話の内容的に、やはり1時間じゃなくて30分でちょうど良い感じではありましたが、
台詞の面白さとこのテンポの良さなら、次回以降も期待出来そうですね。
「ケイジとケンジ」での自虐的な台詞といい、福田脚本は言葉選びも上手い。
次回も感想を書くかどうかは、来週から始まるドラマ2本の出来次第で判断します。
う〜ん、土曜日、中々混み合ってるんですよねぇ(笑)
裏の「その女、ジルバ」も思った以上に良くて、後で感想を書きたいくらいですし。
NHKの方は評判が良ければ…再放送を視聴するのかなぁ。
どうしようかしら。
1/31追記:
3話まで視聴済み。「脚本家あるある」もあって楽しい事には変わりないんですが、
やっている内容は基本的に「プロデューサーに振り回されている」だけなので、
こちらはわざわざ感想は残さずに純粋に見た方が合っているだろうな…と判断しました。
よって、こちらも感想は初回のみといたします。
最後に。回を重ねるごとに"家族"要素が強まってきたのもあって(特に3話の後半は)、
ホームドラマなのかコメディドラマなのか曖昧になってきている所はちょっと気になりますね。
ツルツル男の見せ方くらいに、前番組の「モコミ」との差別化も踏まえて
もっと全体的に"尖った"描写や台詞にすれば良いのかも…。