今回で分かった事。
複雑に考えるまでもなく、東朔也は師匠・湯浅(迫田孝也)で、
入れ替わっているのは彩子と日高だけらしい。
女装が上手いとか、陸(柄本佑)にときめいているような表情は何だったのかとは思うけれど、
彩子<日高>(綾瀬はるか)が「兄さん」と呼んでいたので、
中身が女性である説も、彩子と入れ替わる前に朔也と入れ替わっていた説も
ナシと見て良いらしい。
個人的には入れ替わりの詳細を一番知りたかったから、
最終回まで勿体ぶらず、変に風呂敷も広げずに
少しずつ繋がりかけているピースとピースから生まれる隙間を
補填してくれたのは嬉しいですね。
その他に今回心が盛り上がったのは、河原(北村一輝)が彩子<日高>に問い詰めるシーン。
一度失敗して表から退いた人が着実に真相を突き止めていって、
やがて陥れられた相手を形勢逆転出来るほど頭角を表す流れは、何度見てもワクワクします。
彩子<日高>の焦りが隠しきれていないともとれるし、
兄が自分の乳歯を持っていたと知って少し安堵の表情を見せたともとれる、
複雑な気持ちが表情に出る綾瀬はるかさんの演技も良かった。
乳歯が犬から見つかった事で、追い込まれてしまう2人。
日高<彩子>(高橋一生)が逮捕される前に入れ替わってあげようとしているのだから、
日高はやはり善良な人間だとは思うし、
朔也も濡れ衣を着せられていた事が分かって、元々サイコパスという訳でもなかった。
「お前が15分先に生まれてきてたら」この台詞が全てなんですかねぇ。
サイコパスという恐ろしい犯罪者になった理由は、ほんの少しの時間差で
大きく運命が変わってしまった妬みから来ているのか。
そして、入れ替わった相手が彩子である意味は何なのか。
(「だから、あなたなんですねぇ」という台詞もあるし…)
最終章は人間ドラマ方面で、この2つをじっくり描いていく感じになるのでしょうか。
で、最後は…多分入れ替わってはいないだろうなと。
彩子が顔を手でベタベタ触る動きは、次回予告の後で流れた
「全話の見逃し配信はParaviで!」…だったか忘れたけど。
日高<彩子>がやっているのと同じ動きっぽく見えたので、
もしかしたら元に戻ったのか?とも思えるんですが…
何となく、違う気がしてます。
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