幸子(福田麻由子)、よく雨宮家の家政婦を再度引き受けたよなぁ…正気か??
一度死にそうな想いしたなら、普通はもう関わりたくないほど嫌がるのよね(笑)
なので、彼女もやっぱり変わり者なんだな。
怖いもの見たさで麗美(高岡早紀)や周りの人々の実態を追う視聴者的ポジションでもあるのか。
消されないと、良いですね…。
麗美の躾は、基本的に誰かが幸せになって終わるという事はなく、
つくづく「連帯責任」「依存」で出来ているんだなぁ…と思いますよ。
誰かが反省をしていたら、自分も同じ気持ちを味わなきゃいけないんじゃないかという
罪悪感が襲ってくる。
梨花(田辺桃子)につられて、特にする必要のない結花(山口まゆ)まで
定規で手首を叩く姿を見ていれば、いかに母親の存在が脅威なものであるかがよく分かる。
手首が赤く腫れた母子3人の食卓シーン…微笑ましくなるはずが、凄く異様な光景でした。
異様と言えば、ミートソースによる感情表現も印象的でしたね。
フォークを立ててぐりぐり混ぜて、
徐々に怒りメーターが上昇していく様を表しているのも面白かったけれど、
勢いでシャツにぶちまけたソースがさ…一瞬、血に見えましたわ(笑)
電話がなかったら、近くにナイフがあったら、あのまま殺していたのかも…
あと気になるのは、「結花は私から宗像先生を奪ったりしないよね?」と詰め寄る梨花の台詞と、
「お姉様のように…なりたい」と結花がボソッと言った件。
これは多分、オチがどうなるか何となく分かってきた気がしますなぁ。
麗美の恐ろしさを常日頃肌で感じているから、
そのうち殺害&隠蔽方法も身につけるようになるはずなんですよ。
同じく宗像(浅香航大)が好きな結花の嫉妬心で梨花を殺して、
今度は全てにおいて優秀な"リカ"と名乗る人生を送っていく…
そんな流れじゃないかと予想してます。
でも…千尋(阿部純子)と武士(小田井涼平)が「死ねばいい」と言われて恐れられていたのも、
シンプルに麗美がやって来たからだとは思えなくてねぇ。
得体の知れないものを見るかのようなリアクションなのが気になる。
考えられるとしたら、予想外な所から来ている訳で…普段から怖いイメージのある麗美じゃなくて、
これも結花の仕業なのかな?という気もしないでもないです。
次回はもう最終回。
親子3人のターミネーター…今から楽しみでしょうがないですわ。
もし本作の放送が1週間早かったら、月曜日にやっていた「お宝映像アワード」で
タクシーを追いかけるシーンのNG集を流してくれたかもしれませんな(笑)
っていうか、本作自体のNG集を見たい!!w
ちなみに、もう原作者も発表されているんで言っちゃいますと、映画化されるんですって。
ドラマはドラマで一旦完結してくれると嬉しいですね。
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