なるほど〜…現代の世で生活を続けていったら、それはそれで問題が山積みですな。
戸籍を持っていないとあらゆる方面で支障が出る。
家も買えない、保険証もない、免許もそもそも住民票が発行されていないから取れない…
身分証明書で一番身近にとれるものとして
パスポートやマイナンバーカードがあるけど、それもない。
今は沙織(伊藤沙莉)の居候しているから良いけど、
仮に1人でいて職質されたらたまったもんじゃないじゃないだろうなぁ。
中将(桐山漣)も…よくここまで生活出来てましたね。
って、なんか文章が真面目な方向に行っちゃったな(笑)
現代にいるから何もおかしい事ではないんでしょうが、
中将の口から「行きつけのヘアサロン」という言葉が出たのには笑っちゃいました。
そして、ヘアサロンでもなりふり構わず和歌を披露する光源氏(千葉雄大)…
「烏帽子で人前で取るなんてありえん!」「ここでそれ言う?」
「うぅん…」のちょっと泣きそうな子供っぽさも…
サ◯ヤ人みたいな金髪、三つ編み、中将の接客で鍛えられた感じの美容師も…
あそこのシーンはどこもかしこもツボ!
おすすめされるがまま、ヘッドスパもやってもらって、
肌もツヤツヤにしてもらって帰って来たら高額で
沙織に怒られるくだりも見てみたかった気がしなくもないです。
全4話という短さだから仕方ないけど、
平安時代とのギャップに驚きつつも、それを心から楽しんでいる様子が
ひしひしと伝わって来る所から滲み出る可笑しみも本作の魅力の1つだったので…
早くも"すれ違い"モードに突入してしまうのには寂しさがありますね。
おまけに、カイン(神尾楓珠)は紫の上(紺野彩夏)に一目惚れ。
まさかこっちの恋愛も描くとは。
タイムスリップした事に気づかず、
撮影場所だとポジティブに受け入れてしまうほどの懐の広い彼と、
今まで穏やかな生活を過ごしてきた彼女は相性が良さそうな予感はしますが…
一条(一ノ瀬颯)も含めたら五角関係を描かなければなりませんし、
残り2話で果たして収まるのか!?
が気になります。
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