永野芽郁ちゃん、かわええ〜〜……
いや、いつも可愛いとは思っているんだけど、これだけ可愛くて癒されたのって初めてかも。
良い意味で腹筋に力が入っていないような、
おっとりしていて伸びやかな声が合っているんだなぁ。
ポンコツな新人警官・川合にピッタリでした。
で…芽郁ちゃんの声がキー高めならば、戸田恵梨香さんはキー低めのサバっとした声で、
声の凸凹具合だけでも2人のキャスティングは抜群だと思いました。
戸田恵梨香さん演じる藤は藤で、姉御肌っぽい性格だけど、
怒らせたら怖そうだから余計な事言わんとこ…みたいな、
どう接していけば良いのかが掴みづらい雰囲気を醸し出している所も魅力的。
ムロツヨシさんの独特な演技も、本作の世界観を邪魔しないちょうど良い塩梅に落ち着いているし、
最近コミカルな役が増えてきた三浦翔平さんと、実力を付けてきている山田裕貴さんお2人の
間の取り方もセンスが感じられるので、キャスト面においては本当に文句のつけ所がありません。
そして、意外だったのは、交番勤務の警官の"お仕事パート"もしっかり押さえて、
それも前半までのゆるく笑えるコメディパートと浮かないように絡められていた事。
なんかもう…もしかしたら大袈裟かもしれませんが、
「こういうお仕事ドラマが見たかった」がこの作品に詰まっていた気がします…。
上司としての威厳はあるし、仕事も冷静に行うけれども、
ドジでノロマな新人に対してガミガミ怒鳴ったりはしない。
対立構造にして「どうせ交番勤務だから」と刑事課が見下す描写もなければ、
どちらかの立場を"下げる"描写もない。
で…当たり前ですが、先輩に対してタメ口を利かなくたってフラットな職場は描ける(笑)
伊賀崎(ムロツヨシ)の肩ポンには泣けてきちゃって…
どんなに完璧でなくても、その人の良さを誰かが見ていて尊重してくれるような作品は、
やっぱり心地良いものがあるし、純粋に好き。
今期のドラマで足りていない部分を全て補ってくれそうな予感がさせられました。
水10枠は恋愛モノよりお仕事系の方が
しっくり来ますね(個人的にはこの枠が"元祖"だと思っているもので…)。
久々に期待出来そうな作品で良かったです。
藤の"あの事件"は、当時の相棒が関係しているのかな?とも考えられますが、
そういうのも含めて来週が楽しみです!
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