ナンバMG5 9話 感想|普通の高校生活を送りたいだけなのに

 

 

分かってはいたけれども、ああ…つら…………(泣)

今回って1時間もやったんだっけ??っていう感覚が残ってます。

いつものワイワイガヤガヤした雰囲気からは到底想像出来ない

お通夜モードに胸が苦しくなり、親友との友情には安堵感からボロボロ泣けて、

終盤のシーンではまるで悪夢を見せられているよう。

悲し涙やら、嬉し涙やら、感情が忙し過ぎて

視聴後はどっと疲れが襲ってきてしまいました(笑)

こんなにどっぷりのめり込める王道ヤンキードラマも貴重ですね…。

 

カミングアウト回だからと言って、終始暗い雰囲気をまとわせるとか、

最後まで引っ張るとかではなく、

ある意味"緩衝材"ポジションである松と3人のやり取りを間に挟んできた所がズルいんですよねぇ。

伍代(神尾楓珠)と大丸(森本慎太郎)は良き理解者であるのは勿論なんですが、

松に関しては唯一、当初から剛(間宮祥太朗)の後を追っていて、既に秘密を知っている。

その事を踏まえて見てみると、難破家に残るのではなく、剛のそばにいる…という事実に

何だか温かさを感じてしまう訳なんですよ。

まぁ…家に帰りたいとは呟いていたけれども(笑)

それでも一緒にいてくれているって事は、少なからず、彼の想いを今まで見てきた上で

尊重したい気持ちはどこかにあるんだろうなぁ…と。

過去から現在までを知る者。彼の意志と人となりを知る者。

そんな仲間たちが集ったエピソードを中盤で盛り込み、

「もしかしたらこの仲間たちみたいに最後は分かってくれるかも…」と

希望を持たせる内容を持ってきたお陰で、

前半と後半のエピソードの不条理さが際立つものになっていた気がします。

 

そして、もう1つズルいと思ったのは、何と言っても終盤ね!

これもうっすら察してはいたけど、

喧嘩シーンなのに主題歌が流れない!!(泣)

剛がボロボロになった所で、猛(満島真之介)が助けに来たタイミングで

あの主題歌がかかる…という流れを、多くの視聴者が願っていたはず。望んでいたはず。

その視聴者心理を分かっているから、次回に持ち越したんですよね…

もう、まんまと手のひらで転がされてます(笑)

WANIMAさんの挿入歌も世界観に合っていて良いけれど、

喧嘩シーンで流れて欲しいのはしっとりとした曲ではない。

音量を大きくして欲しいのもその曲ではないし、剛が連行されるというタイミングでもない。

校長の意味分からなさも、ラストも含めてもどかしいw

 

今更なんですが、私、主題歌「眩光」って剛のキャラソンだと思っていて、

喧嘩に駆けつけた時にかかると「キターーー!!!」ってテンション高くなれて

かなり好きなんですよね。

冒頭から歌詞とメロディのパンチ力が強いから、

その曲がかかっただけで"勝ち確定"とも言えるのか。頼もしさを感じてしまうんです。

 

最終回はどうまとめてくるのか。

あの流れだと退学にはなってしまうんでしょうが、

あくまでも本作の舞台は"高校"で、"学生生活"を描く物語なので、

どうか◯年後に飛ばさず、3年間をしっかり描ききって欲しいですね。

そして、カタルシスからの痛快劇が見所でもある本作ですから、

今回で溜めて溜めて溜めた分、最後は「ヤンキー=悪」で終わらず

ハッピーエンドになってくれる事を信じてます!

 

卒業式もあるし、兄弟での共闘も見たいし…ああ、期待が膨らむばかり。

 

 

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