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ちょっとだけエスパー 1話 感想|「ちょっとだけ」に惹かれる

 

 

私はいつも、来期のドラマの情報を入手するにあたって、

スタッフリストやお知らせページもざっとチェックするんですが、

原作なしのオリジナルだと分かると、それだけで僅かに興味が湧いてしまうんですね。

なぜかと聞かれたら、原作となる漫画や小説などを扱っても良いドラマは作れるのに、

あえて真っ白な状態から作ろうする選択をとられた…のも関係していますが。

「なぜこの俳優を主演にして、なぜこのようなドラマを作ろうと思ったのか?」という

脚本家(そしてプロデューサー)ご自身の意図や嗜好、常日頃の考えみたいなものが

作品を通して見えてくる所が、

オリジナルドラマならではの醍醐味だと考えているからなんです。

 

それを踏まえて本作の初回の感想を書くとするなら…

オリジナルの良さが存分に活かされた初回でした。

内容自体は、なんで冒頭でVR体験?あそこはレンタルスーツ屋?

四季(宮﨑あおい)は記憶喪失?アプリの指示役は預言者?など

よく分からない事ばかりなんですけど、

大泉洋さんだからあの面白さが成立すると言いますか。

集団面接の若者たちへの説教も、

大泉さんご本人のぼやきセンスが反映された台詞になっているからか

聞いていてどことなく可笑しかったんですが…

採用されてからの文太の置かれた状況や、文太の近くに現れた人物たちがみんな社員で

四季について何か察してそうな所を見て、

「またしても何も知らない大泉洋(あの画像)」が頭に過ってしまいました(笑)

 

でも、大泉洋さん演じる主人公だけじゃなくて、1時間内での展開方法にも理由はあって。

どういう事?状態になっている視聴者の興味を引く要素を

挿入するタイミングが絶妙だったんですよね。

確実に分かっているのは、文太には、相手の体に触れると

相手の心の声が読める能力が備わっている事。

それに気づいた時は、男性なら誰にでも触れて、

いろんな声が聞こえて楽しい気分になるんですが、

だんだん触れていくと、現代社会の生きづらさや憂鬱さを知るようになる。

この"明"と"暗"の切り替え演出が忘れられませんでした…。

 

先ほど、よく分からないとは書きましたし、まだ初回を見ただけではあるんですけど、

もしかしたら、上記を描いていく作品になるんじゃないかとは思うんですよね。

もう1つ記憶に残っているのは、赤信号のアップが、都会の人混みの映像と重ねるように

何度か映っていた事(青信号の点滅→赤信号に切り替わる映像があったのも含めて)。

で…文太は、ノナマーレに就職する前は、家なし家庭なし金なしの絶望的な状態。

現代社会への問題提起だけだと真面目で堅い雰囲気になってしまうため、

SF要素を取り入れて、誰でも見やすいファンタジー寄りにした…

といった感じなのかもしれませんが。

「徳を積む」じゃないですが、元はどん底にいた文太が

エスパーが実在する世界で小さなミッションの遂行を積み重ねていく事で、

やがて本当に世界を救い、彼自身も自分にほんの少しの希望を見出せるようになる…

情報で溢れたSNSや日常生活で、他人と比較して落ち込んだり、自分を責めたりしやすい

繊細な社会に向けた作品なのではないかという気がしました。

 

まぁ、早とちりの可能性は大いにありますが(苦笑)

もし今後も現代社会を絡めていくなら、

非現実的なSFとリアルな日常が同居するという物珍しさで

中々興味深い作品になりそうです。

ちょっとだけコミカルで、ちょっとだけ不穏で、ちょっとだけミステリアスで…

そんな「ちょっとだけ」の塩梅に惹かれます。

 

それにしても、火曜日のドラマは21時も22時も面白いですね。

月曜日と火曜日で極端じゃないかと思えてきます(笑)

 

 

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ちょっとだけエスパー 1話 感想|「ちょっとだけ」に惹かれる

 

 

私はいつも、来期のドラマの情報を入手するにあたって、

スタッフリストやお知らせページもざっとチェックするんですが、

原作なしのオリジナルだと分かると、それだけで僅かに興味が湧いてしまうんですね。

なぜかと聞かれたら、原作となる漫画や小説などを扱っても良いドラマは作れるのに、

あえて真っ白な状態から作ろうする選択をとられた…のも関係していますが。

「なぜこの俳優を主演にして、なぜこのようなドラマを作ろうと思ったのか?」という

脚本家(そしてプロデューサー)ご自身の意図や嗜好、常日頃の考えみたいなものが

作品を通して見えてくる所が、

オリジナルドラマならではの醍醐味だと考えているからなんです。

 

それを踏まえて本作の初回の感想を書くとするなら…

オリジナルの良さが存分に活かされた初回でした。

内容自体は、なんで冒頭でVR体験?あそこはレンタルスーツ屋?

四季(宮﨑あおい)は記憶喪失?アプリの指示役は預言者?など

よく分からない事ばかりなんですけど、

大泉洋さんだからあの面白さが成立すると言いますか。

集団面接の若者たちへの説教も、

大泉さんご本人のぼやきセンスが反映された台詞になっているからか

聞いていてどことなく可笑しかったんですが…

採用されてからの文太の置かれた状況や、文太の近くに現れた人物たちがみんな社員で

四季について何か察してそうな所を見て、

「またしても何も知らない大泉洋(あの画像)」が頭に過ってしまいました(笑)

 

でも、大泉洋さん演じる主人公だけじゃなくて、1時間内での展開方法にも理由はあって。

どういう事?状態になっている視聴者の興味を引く要素を

挿入するタイミングが絶妙だったんですよね。

確実に分かっているのは、文太には、相手の体に触れると

相手の心の声が読める能力が備わっている事。

それに気づいた時は、男性なら誰にでも触れて、

いろんな声が聞こえて楽しい気分になるんですが、

だんだん触れていくと、現代社会の生きづらさや憂鬱さを知るようになる。

この"明"と"暗"の切り替え演出が忘れられませんでした…。

 

先ほど、よく分からないとは書きましたし、まだ初回を見ただけではあるんですけど、

もしかしたら、上記を描いていく作品になるんじゃないかとは思うんですよね。

もう1つ記憶に残っているのは、赤信号のアップが、都会の人混みの映像と重ねるように

何度か映っていた事(青信号の点滅→赤信号に切り替わる映像があったのも含めて)。

で…文太は、ノナマーレに就職する前は、家なし家庭なし金なしの絶望的な状態。

現代社会への問題提起だけだと真面目で堅い雰囲気になってしまうため、

SF要素を取り入れて、誰でも見やすいファンタジー寄りにした…

といった感じなのかもしれませんが。

「徳を積む」じゃないですが、元はどん底にいた文太が

エスパーが実在する世界で小さなミッションの遂行を積み重ねていく事で、

やがて本当に世界を救い、彼自身も自分にほんの少しの希望を見出せるようになる…

情報で溢れたSNSや日常生活で、他人と比較して落ち込んだり、自分を責めたりしやすい

繊細な社会に向けた作品なのではないかという気がしました。

 

まぁ、早とちりの可能性は大いにありますが(苦笑)

もし今後も現代社会を絡めていくなら、

非現実的なSFとリアルな日常が同居するという物珍しさで

中々興味深い作品になりそうです。

ちょっとだけコミカルで、ちょっとだけ不穏で、ちょっとだけミステリアスで…

そんな「ちょっとだけ」の塩梅に惹かれます。

 

それにしても、火曜日のドラマは21時も22時も面白いですね。

月曜日と火曜日で極端じゃないかと思えてきます(笑)

 

 

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緊急取調室(2025) 1話 感想|前後編だけど蛇足感なし。

 

 

本作のシリーズは、シーズン1から視聴済み。

感想はシーズン3から書いています。

新作ドラマを放送するとの事で凄く久しぶりに感じていたんですが、

私の過去感想を調べてみたらちょうど4年前で、そう感じるのも無理はなかったんですね。

 

これも調べた情報で、本当は「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」も

2022年に公開予定だったのですが、

当時、実際に起きた事件を想起する描写があった事で一度延期。

その後、2023年6月の公開を予定していたものの、

出演者の1人に事件が発生した事から再度延期し、出演者の調整や公開時期の考慮、

スケジュールの関係もあってか、ようやく今年、正式に公開が決まったようです。

 

つまり、本来だったら、2021年10月期放送のシーズン4→翌年の新春スペシャルの流れで、

2022年か2023年にはとっくに完結していた訳で。

長い年月をかけ公開日が決定したのにもホッとしましたが、

またこうして、連続ドラマとして新たに撮影して下さった事を嬉しく思います。

 

前置きが長くなってしまったので、初回の感想に移りますが…

一定時間ごとに新たなゲストキャラが登場してくる時点で、もしかして?とは思いましたが、

やはり今回は前後編の前編でしたね。

前編で引き延ばしを露骨に感じる内容だと、

後編だけ見れば十分じゃない?わざわざ分ける必要ある?と思ってしまうタイプなので

個人的にはあまり好まない構成なんですが、これは面白く見られました。

 

新春スペシャルから約4年ぶりにキントリメンバー&モツナベコンビを見る事になるので、

最初はぼんやりとした記憶でも、重要参考人の本質を見抜こうとする

真壁(天海祐希)の動きや、それに気づいていた春夫(小日向文世)との聡明な関係性、

菱本(でんでん)の荒ぶりっぷりといったレギュラーメンバーの様子を見ていると、

そうそう、そう言えば…!と徐々に思い出す感覚にもなりましたし。

ゲストキャラにもそれぞれしっかり見せ場が用意されつつ、

まずは「第一、第二の事件」を解決し、いよいよ最大の目玉である

「倉持(山本耕史)&利津子(若村麻由美)夫婦の取り調べ」へとバトンを渡す

ストーリー運びになっていたお陰で、

無駄な印象は覚えず、次回にも期待感を膨らませながら見終える事が出来ました。

 

シーズン4は全体的に、少し惜しさが残った記憶がありますが、

前後編&初回拡大放送でも良いスタートを切った今シーズンなら、きっと大丈夫でしょう。

あとは、集客目的のため多少の"謎"や"軸"が描かれるとは言え、

「映画のためのドラマ」ではなく「ドラマはドラマ。映画は映画。」で

終わってくれると良いな…と思ってます。

 

↓シーズン4最終回の感想はこちら↓

 

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じゃあ、あんたが作ってみろよ 2話 感想|鮎美の初めての反抗

 

 

鮎美(夏帆)が初めて派手髪に挑戦するきっかけを与えたのは、

距離感が近過ぎるものの、「やってみなきゃ分かんなくない?」と

相手の心を動かす言葉をフランクにかけてくれる美容師・渚(サーヤ)。

私は人見知りの人間なので、こういうグイグイ来られる系の接客は苦手ですが…

若い頃から他人軸で生きてきた鮎美にとっては、

自分自身を改めて見つめ直すための必然的な出会いだったんでしょう。

 

母は父と上手くいかず、姉も恋愛面で上手くいっていなかったのを長年近くで見てきて、

家族を反面教師にし、愛されるとは何かを学んできた鮎美。

相手に気に入られ、安定した人生を得るためにモテに全ベットした結果、

勝男(竹内涼真)に出会ったと。

(素直な勝男は、ベタなモテテクで落ちたのかな…と想像すると、ちょっと面白い(笑))

前回だけなら、勝男に合わせよう合わせようとする彼女を気の毒に思っていましたが、

自分の意見を押し付けがちな勝男と、逆に自分の意見が出せない鮎美の関係性は、

鮎美が理想の人生を描く上で、ある意味"ちょうど良かった"のかもしれませんね。

自由ってこんなに素敵な事なんだよ!思考の渚と出会うまでは…。

 

一方、勝男については…

彼女を迎えにきてくれるなんて優しいじゃ〜んと思わせてから、

すぐさま作り置き料理にダメ出ししてくる勝男には、そういう所!とツッコんだものの、

コークハイともつ焼きの組み合わせを試してみたり、カレーに挑戦したりと、

今回も、この1時間内で著しい成長を見せてくれました。

特に、反省の意を示すために、顆粒だしを握ったまま外に飛び出して結局話しかけられず、

犬に吠えられて転けてしまった様子は、

あまりの一生懸命さ&情けなさで可愛らしく見えてきちゃって…(笑)

前回で、料理初心者にもかかわらず顆粒だしに頼ろうとせず、

一から出汁を作った苦労を身を持って経験したから、

彼女がいつの間にか顆粒だしに切り替えていた心情も、出汁から作るしんどさも理解出来て

あの行動に走ったのでしょうし。

やっぱり、彼の事は応援したくなってしまう訳です。

 

鮎美はピンク髪とテキーラで、勝男はコークハイとモツ焼きで新しい扉を開いた今回。

今までは固定観念が邪魔して勝手に可能性を狭めていただけで、

「自分ってこんな一面があったんだ!」「こんな面白いものがあったんだ!」と気づいた時の

キラキラした表情を見ていると、不思議と心が軽やかになります。

相手に懲らしめられる、思い知らされる形で"過ち"を自覚する…

それも自身を改めるきっかけの1つだと思いますが、

周囲のフォローに助けてもらいながら、自ら試して、何が問題点だったのか自分で気づく…

その描写過程が、軽やかさに繋がっているのかもしれません。

 

一方で、今回を見てもう1つ感じるのは…

お互い、ある種の"呪い"を解くにはまだまだ時間がかかりそうだという事でしょうか。

勝男は、子供の頃からの父の

「いつか一家を支える存在が、人前で弱みを見せるな!男だろ!」という教えが

染み付いてしまっている状態で、

いつか弱音を吐き出せる時が来ると良いなと思うんですけど。

やや深刻なのは鮎美で、彼女の周りには距離感の近過ぎる人が集まりがちな辺り、

相手の影響を受けやすい&翻弄されやすい体質からは中々抜け出せない気がします。

美容師は良い人だったものの、酒屋・ミナト(青木柚)の方は

このまま彼のペースに流されていったら悲しい未来が待っていそうで心配です。

だって、交流して間もない人に「可愛い」発言でツーショットですからねぇ…(汗)

 

笑える要素もあり、学びの要素もあり、次回への繋ぎもしっかり用意されており、

もちろん恋愛描写もあり…で、豊かで楽しい火10です。

相手の気持ちへの歩み寄りが少ないと、次第に相手を孤独にさせてしまう。

手繋ぎにしても、お花見にしても、これが今回の一番の学びでしたね。

※来週はテレ朝火9の初回感想を優先します。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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終幕のロンド −もう二度と、会えないあなたに− 1話 感想|え〜っと…どうした?

 

 

※本作の初回を見て「泣けた」「良作の予感」とポジティブに思われた方は、

 この感想を読まない事をお勧めいたします(褒めが1つもないからです…)。

 それでも読んでいただける場合は、自己責任でお願いいたします。

 

私が毎期ごとに投稿している「2025年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度」で、

本作の事はこう書いておりました。

遺品整理士のドラマという事で、

切なさと温かさでほろりと泣ける系かな…と思うんですけど、

依頼人の娘であり大企業グループ時期社長の妻でもある女性との恋も描かれるようなので、

仕事と恋の比重・魅せ方次第な所はあります。

書きながら、我ながらハッキリしないコメントだというのは自覚していました。

その上で、期待度ランキングTOP5で5位にしていたのも理由がありまして。

カンテレ制作ドラマ「僕シリーズ」「戦争シリーズ」で

草彅剛さんとは長い付き合いのスタッフ何名かとの再タッグで、

さらに草彅さんの演技が好きともなれば、無条件で上位にしたって良いはずなんですけど、

脚本家の高橋美幸さんの過去作品の視聴経験がなかった点と、

遺品整理士のドラマで恋愛も…?という点の2点で、

私の中ではどうも引っかかりを覚えていたのです。

 

で、いざ視聴してみたら、あ〜…やっぱり嫌な予感が当たってしまったか〜…でしたね(汗)

一言で言うなら、えっと…話の流れが情緒不安定?←こらw

今回の内容をざっくり説明するなら…

ベタに泣かす系の遺品整理士パートで進めたかと思いきや、

木曜劇場で放送されていそうな

姑による嫁いびりのギスギスした雰囲気に切り替わって。

樹(草彅剛)の家庭パートで一旦癒しを挟んだかと思いきや、

劇伴も含めて、事実を隠蔽しろという御厨親子による陰謀論が始まって。

CM明けになったら、樹の職場「Heaven's messenger」では

みんなが豆大福を食べてほのぼのと…

で、何か急に真琴(中村ゆり)との恋愛を匂わせ始めて、

終盤は磯部(中村雅俊)の息子と「御厨ホールディングス」が繋がるらしい

サスペンスの雰囲気を漂わせたまま終わり。

 

最後まで見てひたすら思いました。

あそこまで遺品整理士パート以外の描写を盛り込むなら、

なんで「終幕のロンド −もう二度と、会えないあなたに−」というタイトルにして、

なんで主人公を遺品整理士の設定にした?と…(滝汗)

メリハリと言えば聞こえは良いのかもしれませんが、

人物描写も、雰囲気も、劇伴の曲調も全くバラバラな要素をあちこち描かれても、

何か1つ共通したテーマがあり、それが視聴者が自然と想像出来るもので、

テーマに沿った描写がなければ、「話の腰を折っている」「見たかったのはこれじゃない」と

感じてしまうのも仕方がない気がします。

視聴者の多くにしたって、あの予告映像であのポスタービジュアルを見たら、

ヒューマンドラマだと期待してしまうはずなんですよね…。

 

本当は、遺品整理士のパートをメインで見たかった…とも書きたかったんですけど、

先ほど「ベタに泣かす系」と書いた通り、

話の持っていき方や演出に既視感が漂っていたため特に泣けず。

(ついでに、仕事を優先して妻の電話に出なかった事を後悔…

当時の遺品整理士が今の社長で…という樹の過去描写も、極めて"あるある"だなぁと。)

恋愛描写にしても、樹と真琴が出会って恋に落ちる事は事前に知ってはいたものの、

肝心の出会い方がなぁ…あそこで一気に視聴意欲が下がりましたね。

足がよろけて危なそうだったから、

庇いに行ったらいつの間にか押し倒していたってパターン…

こういった、"きっかけ"を用意して強引に関係性を作ろうとするのを見ると

冷める人なんですよ…(汗)

 

草彅剛さんご出演のドラマで、なんじゃこりゃ…と困惑したのは初めてでした。

このバラバラのエピソードをどうやって繋げていくのかはある意味見所かもしれませんが、

感想を今後も書く気はしなかったので…今回のみだと思います。

 

最後に余談で…昼ドラ風の妙に渋重〜い主題歌は誰が歌っているのか?

中村雅俊さん?(歌手活動をやられていたのは知っていたものの、歌声は分からず)と思って

後で調べてみたら、まさかのあの方でおったまげました(笑)

 

 

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じゃあ、あんたが作ってみろよ 1話 感想|筑前煮男、現る。

 

 

(実は放送日に書いており、雑感集として他のドラマの感想と一緒に載せようと思い

下書きに残していたのですが、やっぱり単体で投稿する事にしました。)

(でも、そうなってくると、某火9が始まったらどうしよう…とも思っています。

そんな訳で、今後も投稿するかどうかは未定です。)

 

面白い。このドラマの竹内涼真さん、良い!最高!!!

竹内さんの元々持っている爽やかな雰囲気とか、スポーツマンな一面とか、カッコ良さとか、

そういった今まで蓄積された好感度の高さをあえてドブに捨てて

海老原勝男という主人公を演じ切ろうとしているので、

逆に好感度が上がりますし、応援したくなってしまいます(笑)

 

冷凍食品を入れた弁当は手作り弁当ではなく解凍弁当だの、

カレーって野菜切って炒めるだけでしょ?だの、

筑前煮が作れる女性が理想だの、

開始早々、タイトル通り「じゃあ、あんたが作ってみろよ!w」と言いたくて

ウズウズする発言オンパレードだったけれども、

話が進んでいくごとに、亭主関白らしい父親に似ただけで

根が悪い訳ではない事が分かる。

無駄に完璧主義で見栄張りな性格だけれども…

裏を返せば、反省をすれば即行動に移せる学習意欲の高い人とも言えるので、

そこは腰の重い私からしたら、ちょっと尊敬したくもなる。

あとは何と言っても、素直なのが大きいですね。

自分の考える計画が完璧だと信じてやまない時は上機嫌だったり、

彼女に振られた時はずぶ濡れになるほど落ち込んだり、

スカウトの女性たちからの誘いはすんなり受けたり…はもちろん、

極め付けは、スーパーからルンルンしながら出る所で、妙に可愛く見えてしまって(笑)

 

事前情報で「古い価値観を持つ男」だとは知っていたため、

イライラしたまま終わったら嫌だなぁ…と思っていましたが、

初回のうちから、彼の足りない部分も、隠れている良い部分も

不憫な一面も知る事ができたので、

このまま言動にツッコミつつ、成長を楽しく見守れそうです。

…まぁ、第三者目線で見ているからこう書ける訳で、

現実世界では、分かりやすく不快な人よりも、

彼のようなぱっと見明るくて憎めないタイプの人の方が

"モラハラ男"としてはリアルなんだろうな…とも思います(苦笑)

 

次回は、鮎美(夏帆)サイドのお話でしょうか。

圧倒的に非があるのは彼ですが(←ここは強調しておかないとw)、

彼女は彼女で、別れて次の彼氏を作った途端ピンク髪にしてクラブに通う辺り、

相手に合わせようと頑張りがち、影響されやすい人にも思えます。

勝男がプロポーズに誘ったあの日に、実は筑前煮を作ってくれていて、

次に再会した時には風貌が様変わり…

彼女は付き合っていた当時から現在まで、彼の事をどう思い、何を抱えていたのか

自然と気になってしまうような締め方でしたね。

 

ポップな演出も火10お馴染みな感じではありますが、

料理で言う胡椒やパセリのような、

物語やキャラクターの個性を引き立たせる塩梅に留まっており、

勝男のズレた男っぷりに拍車をかけていました。

 

掴みとしては抜群で、シンプルに楽しめた初回でした。

金曜も含めて、今の所、初回を見て素直に面白かったと言える作品は本作だけなので…

既に始まっている他の作品も、今後徐々に伸びる事を期待したいです。

 

 

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小さい頃は、神様がいて 1話 感想|54日後に離婚するかもしれない夫婦

 

 

口でカッコカッコ鳴らすわ、食べ終わった食器や捨てるものをシンクに置くわ、

傘を斜めにして持ち歩くわ、若者に通じない昭和ネタで1人盛り上がるわで、

この主人公・渉(北村有起哉)も絶妙に嫌〜なおじさんなんですが…

一昨日の主人公がインパクトが強過ぎたために、

まだ良い意味で「普通」に見えてくるという(笑)

娘・ゆず(近藤華)が20歳間近になっても、

実家に住みたいと思っている事が答えみたいなもんですよねぇ。

言うほど悪い父親ではないのかもしれません。

 

むしろ気になるのは…母・あん(仲間由紀恵)の息子・順(小瀧望)へのベッタリ具合。

もし順が結婚したら、婚約相手からしたら物凄く面倒臭い義母になりそう…

っていうのもありますし。

本気で離婚しようと決意したのは恐らく2人目を産んだ後の事で

(じゃなきゃ、2人目も産もうとはならないはずだから)、

娘を育てるにあたって、この子が20歳になれば離婚出来る…!という願望が

度々頭に過ぎっているんじゃないかと考えたら、少し気の毒にもなってきますね。

 

台風の接近で川が氾濫する可能性があるから、

この日は住民たちで3階の小倉家に泊まる事になる展開は、岡田作品らしく。

共同住宅に住んでいるか、家族年齢バラバラないろんな人たちが1つの家に集まる事で

小さなコミュニティが育まれていく…

この流れは数々の作品を見ているとお馴染みにはなっていて、

それが岡田惠和さんにとって、作品を描く上でのブレない軸なのだろうなと思います。

 

あの環境を私自身に置き換えたら、別に集まりたくない…1人にさせて〜と

思っちゃうタイプですし、

現実的に言えば、避難場所になっている近くの学校に行くんじゃない?と

ツッコミたくなるのも確かなんですけど、

岡田作品の中で描かれる小さなコミュニティは、どの人も温かくて、優しくて、

でもちょっぴり不器用で…。

あの全くタイプの違う3組の関係性がどう変化していくのか、

そして、ただ1人何も分かっていない渉の不穏さが、今後も周囲をどう巻き込んでいくのか、

"非日常"としての面白さがあるんですよね。

 

集まりの描写で個人的に嬉しくなってしまったのは、

同性カップルの奈央(小野花梨)・志保(石井杏奈)に対して

みんなニコニコしながら「可愛いね」「いつも楽しそう」「仲良いのかなと思ってた」と

ポジティブな言葉を投げかけていた光景でした。

今までまともに会話もしてこなかったほぼ初対面の相手に、

過去の嫌な出来事や日頃思っている事を話せるって、早々ないと思うんです。

それだけ、渉たちから醸し出る温かさで心が解れた訳で。

かつて同枠で、同性カップル(男性の方)を取り扱った

「隣の家族は青く見える」というドラマが放送されていて、

確かその時は、抵抗感のある反応を見せていた人がいたと記憶しているんですけど、

本作では全然顔に出ず、むしろ好意的に見ていそうな人ばかりだった辺りに、

この約7年半で、世間の多様性への理解が広まりつつあるのを実感させられもしましたね…。

 

あと54日後に離婚するかもしれない夫婦。

でも、黙って離婚すれば良いものを、

わざわざ設定したカウントダウン画面を見せてまで報告するんだから、

渉の成長にわずかに期待してはいるんでしょう。

「あの約束、生きてるから」の件は最後の最後まで引っ張ったため

(というか、なんで23時のタイミングでCMに入る…とは(汗))

かなりゆったりとしたお話ではありましたが、見ていて心地が良いので、次回も見ます。

ただ…来週からは、シーズン3から感想を書いている「緊急取調室」が始まり、

今回でファイナルシーズンとなるため、感想は両方は難しいかも…。

 

p.s.本作の略称が「ちいかみ」なの、可愛いですね。あの名前に似ているからか…(笑)

 

 

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もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう 2話 感想|そうだ、劇団を作ろう。

 

 

ふと時計を見てみたら52分で、あれ…?まだ終わらない…?と思って

慌てて番組表を調べたら、今回は15分拡大でした。

初回は30分拡大で、今回も…という気合の入りっぷりは、フジドラマで言えば本当に、

カンテレ制作ドラマ枠が月10に移動してくる前の月9以来久々ですね。

長い歴史を持つ看板枠である月9も木10も、今期はどちらも

中高年以降を意識した作りになっていますが…(木10はこの時点で初回未放送ですが)、

やはり、若者をターゲット層にしたドラマを、まだ知名度の低い水10に絞る事で

話題性を狙いたいとする局側の意図は確かなのかもしれません。

 

でも、拡大放送にすべき内容だったのかと聞かれたら…

初回は個性的な登場人物が点在していて

ただ「1984年の渋谷を生きていた人」止まりの描写になっていたのが、

今回では久部(菅田将暉)がWS劇場に雇われた事で、各人物との関係性が構築され始め、

物語の散漫化が緩和されてきて見やすくなったとは思うのですが、

まだどこかキレが足りない感じがして、欲してしまう自分がいたのかなと。

久部の目の奥で光る野心や、周りを引っ張っていく力が"勢い"となって

物語に反映されたら面白くなりそうなんだけど…と、

途中まで悶々と考えながら見ていたのが、正直な所でした。

 

しかし、最後はそれを見せてもらえた気がします。

むしろ、せっかく30分拡大したのだから、今回のラストまでが1話の内容だったら

世間の本作への不評も減ったんじゃないかとも思います(汗)

前回でも感じた事ですが…やっぱり、夢や目標に向かってひたすら真っ直ぐな

菅田将暉さんの目つきが良い。

それはもちろん、演出・カメラワークも関係しているんですけど、

暗い空間の中で、閃光のように強く一心不乱な目のハイライトを見ていると、

彼(久部)なら面白い事をやってくれるんじゃないかと

自然と胸を躍らせたくなるんですよねぇ。

 

後ろに大きな蚊取り線香を引っ提げている所も笑っちゃいました。

初回のポスターでも見ていて謎だった蚊取り線香…にこだわりがあるらしい(笑)

あのインパクトも含めて、次も気になる終わり方です。

あと3週間で潰れる劇場を立て直そう!という1本の軸が明確になった事ですし、

次回からが本番かもしれません。

 

 

10/22追記:

3話、4話と見ました。

先週の「週刊ナイナイミュージック」で、

三谷監督が1話=1日の構成でやっている旨の発言をされていたのを聞いて、

個人的にハマり切れない理由が分かったような気がします。

 

トニーを筆頭に、キャラクターにはクスッとさせられるんですけどね。

決して微妙とは言わないんですが。

どの人物も満遍なく描こうとするから、話に抑揚を感じにくいですし…

4話に至っては舞台外の出来事も盛り込んでいるので、

間延び感が強くなってしまったのが残念でした。

 

期待値を高く設定し過ぎたが故に、思っていたほど…というのが正直な所です。

よって、今後は視聴のみとさせていただきます。

 

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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絶対零度〜情報犯罪緊急捜査〜 1話 感想|突然のVaundy

 

 

絶対零度」シリーズ(とも呼べないでしょ、もう…)はシーズン1から見てはいます。

とは言っても、かなり年数が経っているので、

上戸彩さん主演で宮迫博之さんが出演、LOVE PSYCHEDELICOのOP曲が

かっこよかったくらいの記憶しかありません。

シーズン3,4の沢村一樹さん主演版に関しては、5年前の放送が最後のはずですが…

これもまた、沢村一樹さん@役が一線を超えそう超えそう詐欺をしていたのと、

家入レオさんの主題歌が、ドラマの苦い雰囲気と合っていて

良かった所しか覚えていません(苦笑)

 

今まで見た事のある私の記憶がこのレベルなので、

今回が初めてな方も全然ついて行けると思います。

サブタイトルもほぼコロコロ変わって、情報犯罪を取り扱っていますしね。

っていうか…部署や題材、キャスト、スタッフを変えてまで、

頑なに「絶対零度」というブランドにこだわり続ける理由がよく分からないのですが。

 

唯一、横山裕さんだけは長く出演されていますが…

横山さんも正直、シーズン2最終回からのご出演で実質皆勤賞ではありませんし、

出番も撮影時期がマラソン練習中と被っていたのか、序盤と終盤でちょっとあっただけ。

なので…横山裕さんのキャスティングと、桜木泉という名前の使用で匂わせる事で

絶対零度」であり続けようとするのは無理があると言いますか…

どうせ看板を継ぐのなら、横山さんを主演にしたら

その意味が出てくるのでは?と思ってしまいます。

おっと、話が逸れてしまいました。

 

さて、内容自体は、いたってベタな刑事モノ。

情報犯罪を取り扱った内容は近年で何度か見かけるようになったため、

特にそこに真新しさはありません。

真新しさを感じるとするなら…

やっぱり「テレ朝の人」「科捜研の女」のイメージが強い沢口靖子さんが

久々にフジテレビで主演!って所なのでしょう。

しかし、いざ視聴したらあらかた予想通りだったか、

沢口さん演じる二宮奈美という主人公に魅力を感じる以前に、

沢口靖子さんに〇〇をさせたらSNSで話題になるだろうという

スタッフや上層部の思惑が前面に出ていたように感じました。

 

やたら走らせたり、叫ばせたりする所も疑問でしたが、

一番疑問…というか呆れ笑いが出たのは、病院内でカラオケで「怪獣の花唄」を歌う所。

あれ、何ですか?ほっこりするシーンだったんでしょうか…?(困惑)

その割には切ない系の主題歌がすぐ流れてきて、

その温度差をどう受け取れば良いのか分かりませんでした…。

 

唯一、「二宮奈美」の良さとして、取り調べの際に受け子に対して

「あなたは被害者ではない」と投げかける形で、安易な同情に走らず、

簡潔に冷静に対応する事に徹していたのは好印象でしたが…

それ以外は、若手刑事と何ら変わりない行動をしているので、

なぜそんな役を沢口靖子さんに?という…(汗)

沢口さんで魅せるとするなら、社交的でアクティブな刑事よりかは、

チームの指揮を取るリーダー的立ち位置でもお似合いだったのかもしれません。

っていうかそもそも論…せっかくのフジドラマなら、

同ジャンルで「科捜研の女」がチラつきそうな刑事モノではなく、

全く毛色を変えて、ホームドラマやお仕事ドラマでお見かけしたかったかな…

という感想にもなりますね。

 

DICTという組織の描写にしても、全体的に動いてはいるようなんですが、

捜査を通して手柄を得ていく様子を見ていると、

ぶっちゃけ、奈美と清水(黒島結菜)のコンビだけで成立するんじゃないか?とも思います。

掛川金田哲)や南方(一ノ瀬颯)はアクション班らしいですが、別々のシーンですし…

あとの2,3人は見所が薄く、それぞれの個性が見えてきません。

いろんな個性が際立って初めて"連携"が見えると思うんですけど、

何というか現時点では、"チーム"感は伝わりづらいですね。

 

沢口靖子さんが何かしているのをツッコみながら楽しめば良いんでしょうけど、

果たしてそれがどこまで続くかな。

一緒に見ていた母は「え〜?……」と何度も言っておりました。

しばし様子見です。

 

p.s. 実は非公開のままにして書き残すか、雑感集としてまとめて出すか考えていたんですが、

書いてみたら意外と長くなったので、普通に感想として上げる事にいたしました。

次回、もし再び投稿する機会があっても、もうこんなにガッツリは書かないと思います(汗)

↑10/21追記:2話途中でリタイアしました。もう感想を書く事はありません…。

 

 

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もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう 1話 感想|プロローグ的な初回。

 

 

水10枠にしては珍しく30分拡大。

看板枠の月9ではあるけれど、他のフジドラマ枠で…っていうのは中々ないので、

フジテレビ側としても、今期はここに賭けているんだろうと察してからの視聴でした。

 

で、初回を最後まで見た感想としては…率直に言うなら「見られた」かな。

開始5分は、劇場から始まり大きな悲劇が描かれるからか、

まるで主人公・久部(菅田将暉)の人生を表した演劇を見ている感覚に陥り、

久部目線で街が徐々に明るく色づきだす光景には、

ああ、ここから"ドラマ"が始まるんだとワクワクさせられましたし。

数分ごとに登場する個性豊かで賑やかな出演者の方々に目移りしつつ、

良い意味で浮世離れした、ネオン色溢れる煌びやかな街並みにはずっと見惚れていたので

基本飽きる事はなかったんですけど…話の動きは非常〜に遅い(笑)

 

そのため、売れなくてももがき続ける役どころの菅田将暉さんと

狭い部屋で芸人に助言する役どころの神木隆之介さんを見ていて、

「コントが始まる」の前世の姿かな?と思ったり、

その2人が交わらないかな〜…そう言えば「らんまん」夫婦もいるじゃん…とか考え出したり、

日本語をバリバリ喋る小池栄子さんに慣れない…(※「新宿野戦病院」)と感じたりで、

途中まで出演者の過去作品がチラつきながら見ておりました。

主人公の動きを書こうとすれば一言二言でまとめられるくらいには、

初回はとにかく、人物紹介・舞台(となる渋谷の)紹介の印象が強かったですね。

 

初回は初期設定の紹介ばっかりでそこまで…期待していたほど…状態でも、

回を重ねるごとに世界観にハマって面白くなってくる作品を何度も見てきたので、

ある程度ドラマ視聴経験が積み重なると、

点と点がいつか繋がっていくのね…みたいな視点で寛容的には見られるんですけどね。

でも、ストーリー自体も、人物紹介に合わせてもうちょっとギアを上げても

ついて行けた気がします。

やや散漫気味だったのは否めませんでした。

 

しかし、ラストのシーンにはぐいっと引き込まれたのも事実で。

言葉に出さなくとも、我慢出来ない!俺は今すぐあいつを演出したい!という

演出家の血が騒ぐ瞬間が、久部の内側から出る熱量で真っ直ぐ伝わってきましたね。

リカ(二階堂ふみ)のあの妖艶なダンスを見たら照明を当てたくなる気持ちも頷けますし、

その時の久部の目が、何かに取り憑かれたかのように豹変していて…

劇場の立て直しも描かれるのか?いずれにせよ、ここから面白いものを見せてもらえそうな

期待感が生まれ始めた初回ラストではありました。

 

登場人物は久部とリカ以外、しばらく人物名と俳優が結びつかないかもしれませんが(笑)

1984年の渋谷を生きる人々が絡み出してから物語が本格化すると思うので、

引き続き見てみます!

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

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