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竜の道 二つの顔の復讐者 1話 感想|100万回生きる竜一さん?

 

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2時間SP…やっぱり長かった!!

当初は20分拡大だったであろう1話と2話途中までをくっつけたような初回。

 

これは勝手な憶測によるものですが、本来全10話で用意されていたのがコロナ禍で延期になり、

普通に放送しようとしたら今度は9月からの全5話の特別ドラマと

スケジュールが被ってしまったために、

1時間分を初回に持ってきて8か9話で調整するしか方法はなかった…って所なんでしょうか。

8年後にいつの間にかブラジル人の設定になって帰ってきた竜一(玉木宏)が、

「和田猛です」とターゲット先に対して名乗るシーンで終わらせた方が

次回への良い"引き"になったんじゃないかと思ったんですが、

もしそんな事情があるとしたら、ここは仕方ないと割り切るしかないですね。

 

さて、関テレ制作枠で定期的に作られる復讐ドラマ。

新作は…正直、掴みが弱かった気がします。

両親が追い詰められて自殺。新しい環境(親戚、施設etc)で引き取られた子供達。

数年の時を経てターゲットに近づく設定。そして、整形して別人に生まれ変わる設定。

この手のジャンルは上の4つの要素をやり尽くしてしまっている訳で、

そうなると「相手に復讐心を燃やす主人公に感情移入出来るか」が肝になってくると

個人的には考えているんですが、

本作の場合は構成が下手だったのが引っかかりました。

 

特に放送開始から20分くらいのシーン。

テンポ良く見せているつもりの演出なのでしょうが、復讐計画を実行するまでの過程を

小出しにして、後から時間軸行ったり来たりしながら説明する手法をとらなくとも、

普通に順番通りに…例えばアバンの段階で

「いつもの生活が霧島(遠藤憲一)との出会いを通して大きく変わってしまった(対比)」

「精神的に落ち込んでいる姿をよく見かけるようになった→やがて自殺」

「警察に頼んでも話を聞いてくれなかったため、そこで自分の手で潰す事を決心した」

この3つの要点を押さえた回想を見せていれば2人の行動も繋がってくるし、

彼はこういう気持ちで復讐しようとしてるのだな…とすんなり受け入れられたと思います。

 

しかし、全体的に薄暗い映像が功を奏しているのか、

所々にツッコミ要素があったとしてもそれが世界観を破綻させる事なく、

シリアスと程良いバランスを保っていたのは意外でした。

単独行動は単独行動でも、「録音は!?」って言わなくても既に録音していたり、

事前に撮影していたりもしているので、

ただ主人公が迂闊なドラマで終わらなそうな所は一安心。

後半になると、ヤクザ系出版社勤め設定が完全に消えた竜一ですが、

毎週毎週名前や職業を変えてターゲットの周りを狙っていくんでしょうかねぇ。

ちょっと「コンフィデンスマンJP」要素もあって面白いとも思ったり。

 

2時間放送で途中から集中力を切らしながら見ていたせいか、

全体的に展開がのっぺりしている…?もうちょっと盛り上がりが欲しいかも…?感は

否めませんでしたが、そこは約1時間になった次回を様子見してみます。

冒頭のシーンがどう繋がっていくのかも注目です。

 

ところで、OP曲…勿論主題歌も含めてかっこいいんですけど、

第二の♪ブラッラッラッライ(分かる人には分かる)に

なりそうな気がするのは気のせいですかね。

歌詞を特定したいなぁ…そしてカタカナで書き起こしたい(笑)

 

 

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SUITS/スーツ2 3話 感想|復讐編という割には相手が出てこない件。

 

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先週の合体編を見たはずなんだけどなぁ…

なんで上杉(吉田鋼太郎)と対立関係になっているのかを覚えていない(笑)

おまけに今回から「復讐編」とうたった割には彼は出てこない。

だから、復讐って何に対して?とか、物語の最後に上杉が登場してきて

あっと驚く展開があったりするのか?とか、

色々考えているうちに終わってしまった感じでした^^;

 

その他にも、久しぶりに視聴したからか、想像以上にアメリカナイズドな会話劇や手振りに

ここは日本が舞台の話なのかとツッコミっぱなしだったり、

案件自体が昨日の某ドラマと被る内容だったりした…というのも、

あまり話に集中出来なかった理由なのかもしれません(笑)

すぐに世界観に馴染めなかった点で考えると、

2話分だけ放送して3ヶ月休止になってしまったのは割と痛手でしたよね。

 

「蟹江先生、君はすごい」を録音してリピートアフターミーする

蟹江(小手伸也)が今回一番の見所だったかなぁ。

その言葉を聞いた次の日からは、イキイキした姿で部下に仕事を与える。

褒められて調子乗る性格なのが分かりやすくて、逆に可愛らしいな〜と思っちゃいました。

個人的には蟹江のキャラクターと玉井(中村アン)がノースリーブを着ているかどうかの2つを

見たさに見ているようなものなのでw

最初は安定のノースリーブ…おや、次のシーンでは半袖になってる…

袖が長くなってる!実は寒かったのか?…

なんて、変な所に注目してしまった私でありました。

 

 

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半沢直樹(2020) 2話 感想|顔芸ワンコが2匹いる銀行

 

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楽しそうだよなぁ。

前作より歌舞伎役者さんや見た目の濃い役者さんが増えた事で

治安が超悪くなっているんですけど、

同じ社会人の立場から見たら、みんなイキイキと仕事に打ち込んでるなぁ…って

ある意味羨ましくなっちゃいます(笑)

 

伊佐山(市川猿之助)に会った帰りに大和田(香川照之)に遭遇するとか胸焼けしそうですし、

「お・し・ま・い・Death」なんて新たな素材が出来ましたし、

おまけに広重(山崎銀之丞)の「声の調子悪いんか!?」と思うくらいの声裏返り具合には

笑わされましたし…で、今回も演技面では濃いぃ1時間。

 

中でも個人的にツボだったのは、お前も手加減しなくて良いぞ!と三笠(古田新太)が言った後の

伊佐山のクローズアップ演出。

ううううぅ…って歯を小さく噛み締めながら睨む顔がパグみたいでさ。

大和田のブルブル顔を揺らすのはブルドックみたいでさ(笑)

上司に躾けられたワンコ2匹に映ってしまいましたよw(もちろん、良い意味でね。)

他にもあるけど拾いきれない。

た・の・し・か・っ・たDeath!!

しかし、本当に顔と顔の距離が近いので、飛沫感染の方は真面目に心配ではある(苦笑)

 

物語の方は…危機一髪で助かるのが如何にも「半沢直樹」らしい。

圧の濃い役者さんを集めて、裏切り者は誰かを推理して、証拠を元に謎が全て繋がって、

最後は周りの人に向けて解明する…この流れはまるで2時間サスペンスのようですよね。

それに加えて、半沢(堺雅人)が人そのものをよく見ているという特性が効いていて、

思わぬ人物が活躍したり、逆に利用されたり…なんて意外性もある。

だから前作は高視聴率だったのだと、今回も本作の持つ"安定感"に惹かれたお話でした。

 

次回は黒崎(片岡愛之助)が登場。

総集編しか見ていないんですけど、個人的にはこの方のギャフン顔が好きでさw

親会社vs子会社の戦いの幕開け=新章?も含めて、期待しています。

 

 

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未満警察 ミッドナイトランナー 5話 感想|演出がちょっと勿体ない?

 

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「青春活動」の名目でクラブにいた2人のコント風のアバンや、

相変わらず警察学校が舞台である必要性を感じないほろ苦い結末に少し疑問は覚えたものの、

「一ノ瀬(平野紫耀)の秘めたる熱い正義感」「2人の間に築かれてきた信頼関係」

の2つを描く点においては、良く出来たシナリオだったのではないでしょうか。

 

悩める一ノ瀬にかけた「大切なものに限って正確でいられなくなる」という

本間(中島健人)のアドバイス

この前提があるから、本間がターザン風に助けに来た時に ←これは笑っちゃったんだけどw

俺の友達は頭良いやつなんだぞ!と相棒を純粋な言葉で自慢する一ノ瀬の姿に

グッと来てしまいましたし、

その後は「グーして…」なんて弱った声でいつものポーズを求めるくだりも印象に残りました。

本間が一ノ瀬の背中を押してあげたいという気持ち…

彼の言葉に支えられて一歩前へ踏み出す一ノ瀬…

2人の心情変化や動きに共感出来るような、自然な流れになっていたと思います。

最後に涙を流す平野くんの演技も、某ラブコメドラマの時より上手くなったなぁ…

なんて、勝手にしみじみ。

 

ただ、シナリオは良かったものの、その分逆に演出のメリハリが緩くなっていて

勿体ないんですよねぇ。

カメラワーク、劇伴の使い方、編集の仕方、どれにおいても。

特にアクションシーンなんか、刑事の丸橋(高橋努)を登場させた事で

サプライズの要素にはなっていたんですが、

その後は銃弾を間一髪で避けさせるくだりで視聴者をハラハラさせれば良いや感が

強く出ていたように思い、

劇伴が緩くて音量が小さいし、小さいからただでさえ動きが鈍いアクションも

余計に鈍くなるし…で、

もうちょっとどうにか臨場感を出せないものかというむず痒さがありました。

主題歌の「RUN」を流して「止まらないで 止まらないでよ」の歌詞と

2人の動きをシンクロさせてみた方が、映えたシーンになったのかも?

(一ノ瀬メイン回なので「Mazy Night」を持ってきても良かったんですが、

こっちの曲の方がぴったりハマる気がしたので。)

 

しかし、演出面で唯一良い所を挙げるとするならば、ラストの締め方ですかね。

窓が開いた誰もいない部屋を映し出し、外からはいつものランニング訓練の際に発される

掛け声が聞こえる…というラストは洒落てました。

自分にとって大切な人を逮捕するという苦い経験を味わったけど、

それでも彼は今日もまた、本物のヒーローになるために前進し続ける…

なんて"含み"を持たせているように感じられましたしね。

 

 

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MIU404 5話 感想|伊達眼鏡社会を生きる日本人

 

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初回の感想で「悪くないね」と書いた当時の自分に、これを見せてやりたい。

最初は「アンナチュラル」を少しライトな方向で仕上げてきたんだろうな〜

くらいの印象だったんですよねぇ。それが間違いでした。

だって…奥深くまで切り込まれた内容に圧倒させられて

何も言えなくさせる話が出てくると思わないじゃないですか…(泣)

 

ドラマの中の出来事だと分かる空想の話なら感想は何とでも書けますけど、

本作の場合は、取り扱った問題は我々にも投げかけている訳で。

伊吹(綾野剛)の言う通り、ロボットにされた何十万人の留学生に対して

一人が謝っても何も変わらない。

だから、素通りしてきた問題をこうやって娯楽の形で伝える事で

多くの人の目に触れさせるしかない。

そこで初めて現実に気づかされて、しっかり平等に接しようと動いてくれる

経営者や店長が出てくるのでしょうが、

逆にそういう権力のある人がアクションに移さない限りは

今の状態は大きく変わる事はないのだろう…という皮肉も突きつけられているようで、

マイ(フォンチー)達の姿を通して、自分がいかに無力であるかを思い知らされた内容でした。

 

遠い国からやってきてくれた人々に対して、

日本にも良さがあるから嫌いになって欲しくない…

日本の文化や自然に触れてずっと好きでいてくれたら嬉しい…

って思ってしまうのも、多分、日本人のエゴなんですよね。

でも、あんな事があっても、終盤で水森(渡辺大知)と見ていた木漏れ日のシーンを見て、

まだ日本が好きである気持ちが残っていて欲しいと期待してしまう。

ああ、なんてわがままなんだろうなぁ。

今度こそは素敵な環境で、素敵な人に巡り会えると良いんですけども。

 

留学生の労働問題=悪い所には目をそらして、良い所ばかり見させる。

そんな伊達眼鏡社会を生きている私たち。

 

ここで伊吹のサングラスを比喩的に使うのは上手いな〜!と感心させられましたし、

社会問題へと話を広げながらも、

最終的にはマイと水森の2人の物語に無理なく帰結出来ている

野木先生の脚本はやっぱり凄い。

本人のTwitterアカウントによると、前回の「手取り14万」の件も今回の「GO TO」の件も

たまたま被ったとの事ですが、

意図して挿入していないから逆に凄いんですよねぇ。

 

渡辺大知さんは視聴時は「べしゃり暮らし」の相棒役だったとは認識出来ず。

心が荒んでいて、自暴自棄になっているのが伝わる上での

「来るなーーーーーーーーー!」と叫ぶ演技には、

その言葉以上に色んな感情や経験談が混ざっているようで印象深いシーンでした…。

 

役者の扱い方が上手いドラマは信頼出来る説。

成川(鈴鹿央士)とユーチューバーが絡み出して新たな相関図が生まれたのと言い、

菅田将暉さんが何者かがまだ読めないのと言い、

志摩(星野源)の過去にミステリー要素が増したのと言い…

早く次回が見たいなぁ。いや、もう一気に見たい!!

 

 

余談:

前回でキーアイテムとなっていた「少年海外協力隊(女の子の顔が写った広告)」は

コンビニ店内の後ろにポスターとして貼られていて、

ウサギさんのぬいぐるみは機捜隊のキッチンの隅っこに置かれてました。

小さなネタでも、別の世界で青池さんは立派に生きているんだろうなぁと

思わされる感じがして良いですね。

(いつもこの手のものには鈍感なもので、

見返した時に初めて発見出来た事がちょっと嬉しくなっちゃって。つい♪)

 

 

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アンサング・シンデレラ 2話 感想|伝えたい事は分かるんだけど…

 

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患者のその後を描くエンディングのラストに

「葵」の押印がされた処方箋袋が映し出される演出を見ていると、

本作が視聴者に届けたいメッセージが何かは分かるんですよね。

ああ、ささやかながらも患者と"繋がり""心の拠り所"を築いていくのが

薬剤師のお仕事なんだなぁ…と。

エンディングやアバンの演出は折角よく作られているのに、

ぶつ切り過ぎるエピソードの構成に、出しゃばりな主人公、

薬剤師の度を超えているお仕事パートと色んな意味で違和感を覚える要素が多いので、

結果、全体的にギクシャクしているような作りになってしまうのに

歯痒さを感じてならないのです…。

 

大宮(小林隆)と娘の話、麻取が抜き打ちチェックしに来る話、

薬を飲ませるのに苦労する親子の話の3本を同時進行させる事で

「薬剤師って処方しているだけに見えて、こんなに多くの患者(人)と関わりがあるんだよ」

というのを示したかったのかもしれませんが、

麻取の話は無くて良かったんじゃないでしょうか。

残りの2本は好意的に考えて「薬の味見」で共通点を持たせてはいますが、

麻取だけはただ構成にメリハリを効かせるために

スケールを大き目にしてその役割を持たせた…としか思えません。

 

確かに、薬の認可を持続させるには彼らの調査が必要で、

病院に押し寄せる事があるというのは初耳でしたし、こういったある種のエンタメ的な話を

挿入するのも全然構いません。

あくまでも「ドラマ」であって、全部が全部をリアルに寄せる必要はないから。

しかし、普通だったら速攻クビになるであろう麻薬注射器の管理不十分の案件が

荒神(でんでん)のマジックで許されるというのは、正直言って"あり得ない"です。

漫画の世界でしか通用しない、いかにも漫画っぽく誇張されたキャラクターによって

丸っと解決させる話を挿入するくらいだったら、

3番目の薬を飲ませるのに苦労する親子のような話をじっくり見たいですし、

薬剤師がテーマのドラマって、良い意味で地味で、かつほんわかする内容で

十分成り立つんじゃないかという気持ちにさせられました。

 

処方箋も、特に子供向けのものだったら事前に「ジュースで服用しないで下さい」と

医師から口頭で伝えられるか、あるいは袋に注意書きとして記載されているはずです。

ジュースと混ぜると薬が苦くなるという特性を医師が知らないから、

代わりに薬剤師がわざわざ親子に出向いて説明する。

1人1人の子供達にこうやって教えに行かなきゃならないの?

刈谷桜井ユキ)も、最初に相談された時点でチョコアイスと一緒に飲ませる事を

オススメしていれば、みどり(石原さとみ)が余計な仕事をせずに済んだんじゃないの?

母親にしてもネットで薬について調べると言っていた割には

おくすり●めたねなどの服用補助食料の存在を知らないのは不自然だし…

薬剤師の度を超えている言動が目立つからか、あらゆる要素に粗っぽさを感じさせます。

 

登場人物に関しても、仕事が忙しくて"緊張感ある"というより

"ギスギスしている"の方が強く出ているようで、ちょっとキツイ…。

何というか、薬剤師も患者家族もネガティブな人が多い。

「そこまで言う?」って人が多いんですよねぇ。

常に怒っているような先輩とか、いつもサバっとして冷たくあしらう先輩とか、

何かあったらすぐ怒鳴り散らす上司とか、

微妙にこじらせてそうな謎にテンション高い同僚とか、

気持ち悪い!とストレートな言葉を投げかける娘とか…

もうちょっと和らげられないものかなぁと思います。

くるみ(西野七瀬)が緩衝材となってバランスを効かせてるつもりなんでしょうが、

「空気読めない新人」という設定だけでもテンポを崩すのに、

椅子を用意するシーンでの間抜けなSEやら関西弁設定やらのお陰で

更に加速させていっている気もします。

これは演技のせいではなく、キャラクターの膨らませ方そのものの問題ですが…。

 

人物の描写でこちら側もギスギスしてしまう所が多々あるので、

今後もそれが続くのであれば完走出来ない可能性も出てくるでしょう。

しかし、現状としては、「こうしたらもっと面白くなるのに!」と感じる部分が

何となく分かるから、元々期待度高めだったのもあって

徐々に良くなって行くと良いなぁ…という僅かな期待を込めて見ている感じです。

 

 

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ハケンの品格(2020) 6話 感想|言う程AIに仕事奪われてない気がする件

 

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コストカッターに、AIを過信して酷い目に遭う結末…

去年の「ドクターX」にもありましたね。同じような話。

まぁ、今回は中園脚本回ではないので

中園イズムがお2人の脚本家に伝わったって所でしょうけど…

この2人が担当すると粗っぽい内容が更に粗っぽくなる印象があるんですよねぇ(汗)

 

何かにつけては「利益」「コスト」を重視しまくる社長(伊東四朗)達ですが、

本来人がやる必要のない天気予報の情報収集を大前(篠原涼子)に

追加の仕事として毎日やらせたり、

赤字でもない弁当屋だけに目をつけて切ろうとしたりする方が

よっぽど時間的&労働的な意味でも"無駄"を生み出してると思うんです。

AIは気象予報なり情報収集なり、社員の手が回らない(回らない…事にしておくw)

業務を任せて、社員達は目の前にある仕事をやらせれば良い。

導入するにしても適材適所で良いんですよ。

 

あ、冒頭で「粗っぽい内容」とは書きましたが、

解決方法は今回が一番大人で現実味あるように感じられて、個人的には腑に落ちました。

ただ…わざわざAIを取り入れなくても良かったんじゃないかなぁ。

これは普段いる環境によりけりかもしれませんが、

「AIに仕事奪われる問題」を主題に置くほど

その件に対して危機感を感じていない社会人の方が多い気がしちゃいまして。

技術は確かに発展してはいるものの、何だかんだ人の手を必要としている考えが

この国にはまだ残っていると思うのは…私だけですかね?

職場にAIが導入された事もなければ、友人からも「AIが来てピンチ!」な話を聞いた事ない

からしたら、まるでどこか遠い世界のような設定でした。

 

で、最後のリストラの件は×が多いみたいですが…

宇野部長(塚地武雅)は!?部長は候補に入っていないのか!!?

あの人こそ切られるべき人材だと、ほとんどの視聴者は思っているはずだけど(笑)

 

 

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私の家政夫ナギサさん 3話 感想|お母さんとナギサさんの実態が気になる。

 

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娘に送った手作りの陶器に玉子粥を入れ、←まさか料理に使うとは思わんかったけどw

メイ(多部未華子)に食べさせながら懐かしい思い出話で盛り上がって、

はじめて親子で心を通じ合わせるシーンを見て…ちょっとピンと来ました。

お仕事ドラマでもなく、ドタバタなラブコメディでもない、

ようやく本作が描こうとしている物語の"本質"が見えてきた感じです。

仕事や人生の後悔に、どこか精神的に疲弊して凝り固まってしまった「頑張る人々」が、

ナギサさん(大森南朋)との出会いを通して徐々に考え方を変えていく…

いわば視聴者への応援歌ともとれるような

群像劇の要素が含んだ作りにもなっていくのでしょうか。

とりあえず…個人的には価値観押しつけがちの母・美登利(草刈民代)のキャラクターに

苦手意識があったので、今回の件で少し丸くなったとなると

来週からは見やすくなりそうで良かったです。

 

それにしても、お母さんの設定がやけに謎ですよね(笑)

今とは逆で、自分が仕事に勤しんでいたために家事もまともに出来なかった、

いつも遅くに帰宅するから子供と触れ合う時間もとれなかった、

そのせいで旦那とも離婚…だから代わりに子供達には家庭を選ぶ事も考えて欲しい

っていう設定であの家事の出来なささなら分かるんですけど、

お粥の作り方を伝授してもらうほどなんてさ…(苦笑)

専業主婦だから子供の面倒を見る時間も多かっただろうに、

長年いて向き不向きが何かも把握していないのも不思議な話だと思っちゃって。

そこらへんが引っかかったので、あの一件落着な結末も

凄くじんわりするまでには至らなかったのですが、

全体的に漫画ちっくなストーリーな分あまり気にしない方が良いのでしょうね。

ナギサさんの労働時間に関してもね。

夕方まで予約が入っているほど忙しい割には、助けを求められれば

すぐに家に駆けつけられちゃう…1日のスケジュールが知りたくなりましたw

これとは関係ないですが、お粥だけでなく熱の対処法も知っている辺り、

以前は医療関係の社員として働いていたりしてたんでしょうか?

 

ナギサさんとやっと契約を結んだ事ですし、今回までが長い長〜い1話だと思えば

次回以降は2人の絡みも増えそうで、ちょっとだけ期待しています。

 

ところで…恋のライバルになるのは田所(瀬戸康史)とばかり思い込んでいたので

まさか肥後先生(宮尾俊太郎)が参戦してくるとはビックリ!!

本作に恋愛要素はガッツリ絡めて欲しくないタイプですが、

肥後先生がどんなアタックをしてくるのかは興味はあるかも(笑)

 

 

8/4追記:

4話を見ました。

えっと…ナギサさんと契約した事で

今後やり取りが増えると良いなぁと期待していたんですが、

契約しても以前と変わらず、というかますます彼が脇役に追いやられた

ブコメディの路線に走って行ったので、

これ以上望んでも無理だろうと判断し、リタイアする事に決めました…。

 

主人公をとりまく話だけでなく、「私の家政夫ナギサさん」というタイトルらしく

ナギサさんと出会い徐々に仕事や恋愛の悩みを打ち明ける事によって、

本当の幸せとは何なのか?を二人で模索していく物語が見てみたかったです。

 

今までスポットが当たらなかった社員を、4話になって急に恋愛関係で深掘りしたり、

胸山(高橋メアリージュン)の婚活エピソードを長めに挿入したり

色々と蛇足な要素が多かった気がします。

メイのあのピンクの服×ひらひらリボンヘアゴムもまるでアパレル社員みたいですし…(汗)

 うーん、残念。

 

 

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ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜 1話 感想|佐野史郎さんなのにアッサリ解決

 

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事前情報をあまり入れない状態での視聴。

藤井夫婦が病院に訪れてきて、夫・宏明(佐野史郎)が真野(貫地谷しほり)に

強く物を言う辺りから「これは医師と患者の関係性を問うのがメインの作品なのかな?」

と思ったのですが…

全体を通して言えば、時々出てくるほんのミステリー要素と

座間(田中哲司)の登場シーン以外は

ありきたりな医療ドラマという印象が拭えないまま見終えてしまいました。

演出も悪くはないし、こんな患者がいるんだよ…なんていうリアリティも出せているのですが、

面白いかどうかと聞かれたら…という感じ。

 

それも、藤井夫婦の解決方法がやけにあっさりなんですよねぇ。

佐野史郎さんなのに?って思っちゃうのもありますが(笑)

初回だからと初期設定を紹介しがちな内容になるのも仕方はないのですが、

女医・真野の日常描写を通して「医者ってこんなに大変なのだ」という部分と

座間を始めとした恐怖で煽るような展開の2つを前面に出した構成になっていたためか、

肝心の「患者の背景」「患者の事情」といった要素が

薄まってしまったのが惜しかったです。

せめて、夫が妻をどれだけ愛していたのかを回想を交えながら描いていれば、

「お前がいなくなったら俺はどうして良いのか分からない」みたいな

ある意味"依存"(っていうのも何ですが…)ともとれる言葉にも

もう少し共感出来た気がします。

 

浜口(内田有紀)とあのノートの切れ端の事も気になりはしますし、

次回から座間をキーパーソンにして話が展開されていくのかもしれませんが、

「キラキラ」がないバージョンの「働く女性が頑張るお仕事ドラマ」という印象は

最後まで変わらないままだったので…恐らく今回でリタイアすると思います。

裏のドラマに専念したいっていう気持ちもありますしね。

 


SUITS/スーツ2 1・2話合体特別版 感想|テストを受けているようだった(爆)

 

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ただでさえ分かりづらい物語なのに(個人的印象)、

冒頭からいきなり新作エピソードをぶちこんで来るのはやめて欲しい(笑)

特に2話当時はウトウトしていたので、内容はあまり覚えていなくてですね。

だから…あれ?こんなに次回に引っ張る話で終わったんだっけ?

看護師の話だとは記憶していたけど、こんなに重要なシーンあったっけ?

なんて混乱してしまってましたw

無難に1,2話の再放送でも良かったのにね。

自分がいかに本作を集中して見ていなかったか…

まるでテストを受けているような特別版でした。←おいおい(爆)

 

なので、新鮮な気持ちで2話のパートは見ていたんですが、

解決方法が看護師側に立つでもなく医師側に立つでもなく

両方とも守った甲斐(織田裕二)の策士っぷりには、

「そう来たか!」という面白味は感じられました。

次回からもう復讐編との事ですが、内部で争うドロドロ展開が中心の話よりも

今回のようなスッキリとした余韻が残る"一話完結型弁護士ドラマ"を

もっと見てみたかったです。

 

上杉(吉田鋼太郎)vs甲斐の他に、大輔(中島裕翔)がクビになるかも?なんていう

2つの"軸"を平行して描いていく作りは原作通りなんでしょうかね。

そして、続編でもこの2つ(特に後者)は最後まで引っ張り続けるのでしょうか。

3ヶ月経って放送がやっと再開する事ですし、

やはり大輔の件はパラリーガルだの資格取らせるだので早めに解決させて

主人公のスマートさが光る話が多くあって欲しいですね。

 

ちなみに、3話以降からまた普通に感想を書くかどうかは未定です。

視聴のみか、不定期の投稿にするかどうかも分かりません。

まぁ、内容次第(あとはウトウトしないか次第)かな…?

 

 

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