2020年冬ドラマ-僕はどこから一覧

僕はどこから 11話(最終回) 感想|僕はどこからもやって来ない

  

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既に放送が終わった今期の作品の中では(まだ録画しっぱなしの作品もありますが)、

一番と言って良いほど満足させてもらえた最終回でした。

 

中盤までは"薫(中島裕翔)が潜り込んだ世界"を表す映像や、玲(笠松将)と母親の回想を

これでもかと詰め込む展開続きだったので、今回だけ見た人にとっては「???」と

パニック状態になったかもしれませんが。

逆にそうした事で、薫と同様にどっぷりとその世界観の中に浸かり込んだような

感覚を覚えましたし、また、この物語はどうなってしまうのだろう?というハラハラを

最後まで持続しながら見る事が出来ました。

 

ラストにしても、智美(間宮祥太朗)が亡くなってバッドエンドとか、

今回の件で二人は逮捕され、何年か後に再会しそうな雰囲気を匂わせてハッピーエンドとか、

ドラマであるあるの流れしか想像していなかったので、

こんな着地の仕方があるのか…と意表を突かれました。

「薫の話はな、あいつが書き上げた小説で聞くよ」が、すっごくシビれたなぁ…。

 

能力は失った。智美とはしばらく会っていない。

でも、今でも親友の「書け」という言葉に勇気をもらい続けながら生きている。

以前よりもほんの少し力強い声で届けるモノローグと、家族の前で見せる嬉しそうな表情で、

"希望"に満ち溢れている姿を体現する中島裕翔さんの演技が、とにかく素晴らしかったです。

 

最初は、特殊能力、認知症の母、薄暗いアパート、ヤクザ社会といった異空間の中で

「ファミラブ」という言葉が浮いているように映りましたが、

回を重ねるごとに「ファミラブ」そのものの話になって行き、

境遇は違えど どの人々にも同じ優しい血が流れているんだ…

そして、その愛をどう受け取るかは自分次第なんだ…と背中を押してくれる、

これから出会いや別れが増えて行く時期に相応しい作品だったんじゃないかと思います。

 

 

途中、何話か中だるみした回もありましたが、総じて面白かったです。

"山場"と"伏線回収"がきちんと用意された最終回を見て、

ここまで視聴してきた甲斐があったなぁと実感させられもしました。

 

本作で新たな一面を見せてくれた、中島裕翔さんと間宮祥太朗さんの今後も楽しみです。

 

 

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僕はどこから 10話 感想|私を、私として見ていてくれる人

 

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まさか、駿(岡崎体育)に泣かされるとは思ってもみなかったなぁ…。

薫(中島裕翔)と駿はある意味似た者同士で、

薫がお母様に育てられてきて、自分を勇気付けさせてくれる

智美(間宮祥太朗)の存在がいたように、

駿は園長からたくさんの愛を受け取ってきて、一人ぼっちだった自分の唯一の心の拠り所となる

山田(高橋努)の存在がいたんですよね。

 

境遇は通ずるものがあったし、連携プレイや射撃で鍛えるなどしてそれぞれの形で

「何もなかった自分」が「力ありきの社会」に適応しようとしていたはずなのに…

どこで間違えてしまったのか、運命というのはやはり残酷で、

お互いの想いがすれ違ったまま別れを告げる事になってしまった駿と山田の関係性が

何とも切ない気持ちにさせられました。

 

けれども、前半で、周りからしたらちょっと痛々しいほどの

強烈な山田への愛を訴え続ける駿の姿が描かれてきた分、

終盤では、失いかけようとしている目の前の命にすぐさま駆け寄り泣き叫ぶ山田を見て、

ああ、この人もまた受け取った愛をどうしたら良いのか分からなかった不器用な人で、

ちゃんと想いは伝わっていたのだな…という、ほんの少しの"救い"が感じられたのは良かったです。

 

種明かしばかりであまりにも話が進まなかった前回の反動か、

今回の銃撃戦はまるで海外ドラマを見ているようで、終始ハラハラさせられっぱなしでした。

今までの役でも銃を何度か扱った経験があるのだろうと思わせられる

間宮祥太朗さんの華麗な銃さばき。荒い呼吸。余裕を醸し出してみせる表情。

黒シャツでビシッと決めた服装も含めて、ちょっと惚れかけました(笑)

ドンキのくだりもそうでしたが、「お前、間宮祥太朗に似てるって言われない?」なんていう

時々差し込まれる遊び心も結構好きです。

 

さて、本日(苦笑)最終回。

権堂(音尾琢真)の行動の真意は何なのか?千佳(上白石萌歌)はどうなるのか?

玲(笠松将)はどこに行方をくらませたのか?

そして、"薫と智美の二人で"無事に元の生活に戻れるのか?

などなど、気になる部分はいくつかありますが、

本作に身を委ねて、最後まで楽しみたいと思います。

 

 

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僕はどこから 9話 感想|種明かしに1話分使わんでも…

 

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あれ?権堂(音尾琢真)と智美(間宮祥太朗)のドンキのくだりも、

千佳(上白石萌歌)が薫(中島裕翔)の前の座席にいるシーンも見たぞ?

TVerでの視聴だったので)公式が配信する回を間違えたのか?なんて思っちゃった。

今回は完全に種明かし回なんですね。

しかし、種明かしにしても前回のと重複する要素ばっかりだったので、

合わせて1話分にした方が見やすかったんじゃないでしょうか。

 

そして、智美の過去は以前書かれていたから、山田の部下を撃つ時の少し憂いを帯びた表情も

「はじめに力ありき」だと心に誓った当時の彼の姿と重なって印象に残るシーンだったものの。

一方で、薫と母の関係性は、終盤で回想を矢継ぎ早に見せるだけで、

この二人の描写が今までいかに不足していたかに気づいてしまう回でもありました。

毎回冒頭で薫と智美の青春の日々が描かれていたように、

時々そこに、まだ薫が小さかった頃、

母が認知症を患い始めた頃の親子関係が掴み取れるような回想を挿入して、

彼がどんな気持ちで母の面倒を見ていたか、

初めて自分の能力がわかった時、それとどう葛藤していったのかという心情変化を

じっくり描いてみても良かったと思います。

(勿論、主人公の能力を存分に物語に活かせてない…という勿体無さもあります。)

 

しかし、序盤こそあまりに進まない話にもたつきを覚えてしまいましたが、

千佳が薫の近くに座り、ワードを通してやりとりをするシーンから

一気に物語が動きだしました。

今回はただの種明かし回でしたが、住所が書かれたメモを渡すくだりは

「これから薫の能力が発揮される伏線になるかもしれない」という”暗示”のようにも思えて、

次回の展開に少し興味が湧いてきました。

 

予告を見る限り、いかにも最終回っぽい緊迫感ある雰囲気なので

まだ引っ張り続けるのだろうという不安はありますが、

とにかく、薫と智美の「ターニングポイント」も、

駿(岡崎体育)がどれくらい狂気的な存在なのかも気になります。

 

 

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僕はどこから 8話 感想|勝利を掴みとるのは誰だ?

 

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前回で山田(高橋努)の出番を増やし、彼と駿(岡崎体育)の過去をガッツリ描いたのが、

やはり今回になって効いてきました…。

と同時に、山田が今の計画を、警察を巻き込んでまで

実行しようとした背景・動機も知れた回でした。

 

「お前の存在を脅かす悪いものは、全て外からやってくる。

でもな、人を成長させる良いものも、全て外からやってくる。」

薫(中島裕翔)の心を動かした相棒が智美(間宮祥太朗)だったように、

山田にも人生のバイブル的存在の恩師(仲本工事)がいたのですね。

 

今までの振り返り、そして「これからの僕はどこから」の流れは

まるで劇場版の予告みたいでワクワクさせられます。

メールの違和感に気づけるIQの高い薫&智美コンビが果たして逃げ切れるのか?

救われない人生を送ってきた山田の執念が報われるのか?

それとも、薫の作戦にまんまと騙された悔しさから再び逮捕するチャンスを伺ってきた

警察の手柄となるのか?(「竹内から離れろ〜!」と言われた時に

素直にその場から離れたのはポンコツ過ぎたけど(笑))

三者の間で繰り広げられる攻防戦の結末が楽しみでなりません。

 

次回以降、駿がどんな暴れっぷりを見せてくれるのかにも期待していますが。

思い切り撃たれてしまった智美がどうか死にませんように…

実はチョッキを着ていました〜なんて事になっていれば良いなぁ…と願っております。

 

 

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僕はどこから 7話 感想|前々回で学習済みなので寛容的に…

 

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また引き伸ばし感を覚えたなぁ。

 

山田(高橋努)の心理を、能力を使って探ろうとする薫(中島裕翔)の対峙シーンや、

母・陽子(仙道敦子)を縛る事で覚悟を露わにするシーンなど

確かに見所はあったものの、山田に関する描写・説明が多過ぎたのか、

前回で強く感じられた薫と智美(間宮祥太朗)の確固たる"絆"や存在感が

薄まってしまったのが残念。

まだ二人の学生時代の回想が盛り込まれていたから良かったですが、

それがなかったら、下手したら再び

「これ、どんなドラマだったっけ?」状態になっていたかも…。

 

けれども、4話と5話が前後編だったのを考えると、

今回も前編だと思えば良いのでしょうね。

なので、次回と合わせて見てみないと、感想は書きづらい感じです。

スッキリ片付けてくれる事を期待しています。

 

「明日、必ず、助けに行きます。」というメールを見た智美…銃を持って行った薫…

その時点で、山田の企みに気づいた上で動いているのかどうか?が気になります。

 

 

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僕はどこから 7話 感想|前々回で学習済みなので寛容的に…

 

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また引き伸ばし感を覚えたなぁ。

 

山田(高橋努)の心理を、能力を使って探ろうとする薫(中島裕翔)の対峙シーンや、

母・陽子(仙道敦子)を縛る事で覚悟を露わにするシーンなど

確かに見所はあったものの、山田に関する描写・説明が多過ぎたのか、

前回で強く感じられた薫と智美(間宮祥太朗)の確固たる"絆"や存在感が

薄まってしまったのが残念。

まだ二人の学生時代の回想が盛り込まれていたから良かったですが、

それがなかったら、下手したら再び

「これ、どんなドラマだったっけ?」状態になっていたかも…。

 

けれども、4話と5話が前後編だったのを考えると、

今回も前編だと思えば良いのでしょうね。

なので、次回と合わせて見てみないと、感想は書きづらい感じです。

スッキリ片付けてくれる事を期待しています。

 

「明日、必ず、助けに行きます。」というメールを見た智美…銃を持って行った薫…

その時点で、山田の企みに気づいた上で動いているのかどうか?が気になります。

 

 

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僕はどこから 6話 感想|ガッツリと"第2章モード"に入る展開。

 

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いつも冒頭にあった薫(中島裕翔)と智美(間宮祥太朗)の学生時代の回想がなくなり、

前回のあらすじへと差し替えられたのを見て、

「物語が"第2章"にいよいよ突入しようとしているのだな」という感じが伺えました。

出会いのきっかけ、当時の関係性…といった初期設定を大幅に排除した分、

二人の間にしかない、警察の持つ正義感や反社会勢力の仁義以上に揺るぎない

「友情」「絆」がより明確化されたような気がします。

 

会長(若林豪)の思惑、山田(高橋努)の企み、駿(岡崎体育)の気味悪さ、

井上(笠松将)の危うさなど、それぞれの人物の動きをチラつかせて

視聴者に興味を持たせる手法は初回の作りと似てはいるものの。

ここまでで、薫と智美が過ごした青春の日々というバックボーンが

十分に伝わる内容になっており、

また、警察に連行されてしまう危機を、連携プレイで乗り越えてみせた

熱い前回からの今回…という流れでもあるので、

今度こそ、水面下で動く強力な支配者の手によって

二人の友情が壊されてしまうのではないか?と、今後の行方にハラハラしてなりません。

 

実母は暴力を振るう実父から、兄妹を守る事が出来なかった。

そこで、血の繋がりは何の足しにもならないと思い知る。

誰にも頼らない。だから自分が強くならなければならない…という

智美の少年時代も印象的で。

そんな「はじめに力ありき」が必須の環境の下で過ごしてきた智美と、

人を疑う事をまるで知らないような、純粋で素直な心の持ち主である薫が、

千佳(上白石萌歌)の救出を通して、初めて正反対な二人が出会えた事が

改めて素敵だなぁとも思える話でもありました。

 

漢字の間違い探しゲームのくだりも、その事について話している最中に

学生の頃の二人の面影が現れていたように感じられて、中々好きです。

 

 

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僕はどこから 5話 感想|やっぱり、薫の才能を活かさないとね〜。

 

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始まってから約15分間は、前回の感想にも書いた通り

「果たして薫(中島裕翔)は罪を犯したのか?冤罪なのか?」といった

弁護士ドラマのような印象が拭えないままで、不安だったものの…

千佳(上白石萌歌)と権堂(音尾琢真)が付箋に想いを念じる

シーンになってから、一気に物語が動き出しましたね。

 

本作の見所は「他人の文章を書き写す事で、まるでその人になったかのように

どっぷりと浸かれる"薫の才能"」。

つまり、主人公を前面に押し出す事だと思っているので、

今回は、前回であれだけ裏切る行為をした智美(間宮祥太朗)が

実は薫と一緒に計画を練っていた…という意外性も含めて、

"彼にしか出来ない能力"を存分に活かした作りに満足感を覚えました。

 

作風が変わっちゃって微妙だった前回も、「前後編構成の前編」だと思えば、

あえてあの内容にした意味も納得出来るものになっており、

薫が無事に危機から逃れた!というカタルシスが味わえたのも嬉しかったです。

 

最初は1人1人の依頼人の悩みに答える1話完結式だと思っていましたが、

今回のようなどんでん返しを踏まえるに、予想の斜め上を行く展開続きで

中々目の離せないドラマになっています。

釈放されたからって元の生活に戻る訳はなく、

立ちはだかる現実の壁や、井上(笠松将)を攫った組織、

新キャラとして今後出番が増えそうな駿(岡崎体育)、

そして、権堂と会長(若林豪)の意味深なラストなど…

折り返し地点=第2章の始まり という一区切りを付けるのにも相応しいお話でした。

 

 

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僕はどこから 4話 感想|何のドラマだったっけ?

 

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4話にして突然のトンチキ要素。

ヤクザのトップが、出来たての熱々のハンバーグを手でグシャア…とやるのなら、

この人恐ろしいわ…という感じはまだするんですけど、

なぜ話し合いの場で生のハンバーグを捏ねているのか。

お袋みたいな衣装も相まって、真剣な話をしているのに

そっちに気をとられてしまいましたよ(笑)

 

さて、内容の方は随分と風変わりしましたね。

前回までとは別のドラマのようでした。…これはちょっと悪い意味で。

衝撃的な展開は確かにあったものの、

「果たして薫(中島裕翔)は本当に犯罪を犯したのか?それとも冤罪なのか?」といった

弁護士モノでよく見かける流れになっていて、

「家族愛」と「青春」をテーマに掲げる本作にしては、かなり話が逸れ過ぎてないか?

という印象を受けました。

薫の出番を減らし、智美(間宮祥太朗)の所属する組織内での陰謀パートを

増やしたのも大きいと思います。

 

2、3話はそこそこ面白かったですし、

特に3話で何を強調したいのかが見えてきた気がしたのですが…

私が思い描いていたドラマとは変わってしまったみたいです。

次回、そこの"ズレ"が大きくなってしまったら、

視聴のみ、あるいはリタイア…なんて事もあるかもしれません。

 

 

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僕はどこから 3話 感想|「自分」がない者同士が共鳴し合う

 

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てっきり今回で解決して、次回はまた別の案件を…なんていう

1話完結式だと思ってました。

毎回同じような事書いちゃいますが、起承転結の"起"が長いから

本来収めるべきであろう終盤のシーンの"転"の部分が持ち越しになっちゃうんですよね。

 

しかし、"起" いわば、玲(笠松将)の置かれる環境、玲と母親の関係性といった

人物紹介を多めに描写した事によって生まれた良さが感じられたのも確かで。

トイレで着替え交換をする時に、本作のタイトルを引き出す形で、

薫(中島裕翔)と玲が互いに「誰かに否定され続けた自分」である事が分かって

"共鳴し合う2人"を表現したシーンは、何とも印象に残るものがありました。

 

千佳(上白石萌歌)の方は、謎めいたキャラクターの割にはちょっと軽くて

本作の世界観で浮きがちな気もするのですが、

その分、主演の中島裕翔さんが、将来がどうなるか分からない不安や葛藤と

常に戦っているかのような現代の若者特有の心境を丁寧に演じられていたり、

気軽に近づけないような奇妙な佇まいがゲストの笠松将さんにハマっていたりと、

それぞれの役者さんがカバーして物語を魅せて行っている感じです。

 

自分が今やろうとしている行為の汚さと

「これで良いのだろうか」という純粋な心の対比=ズレが

薫が替え玉受験に堂々と取り組もうとする事で徐々に大きくなっていく様は、

滑稽でもあり哀しげでもあります。シュールさがあってまた面白い。

 

取り憑かれていると思える程、玲になりきっているという事は…

表面張力、最後に見えたほんの殺意から察するに、

次回は犯罪に加担してしまう衝撃展開が待っているのでしょうか。

 

 

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