2021年夏ドラマ一覧

彼女はキレイだった 4話 感想|実は私…の続きは2週間後

 

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愛(小芝風花)と一緒にいる時間を作りたいがために

手間をいくらでもかけられそうな納豆を混ぜて

食事しようとする樋口(赤楚衛二)…発想が可愛いなぁ。

オフィスで納豆&剥きっぱなしの玉ねぎを雑貨代わりにとなると、

臭いが充満しないかかなり心配なんですけど。

まぁそこは、フィクションだから無臭の世界だったって事にしておけば良いですかね(笑)

 

正直、愛と宗介(中島健人)の恋の行方を見守るより、

こんな感じで、樋口を応援するスタンスで見ちゃっているんですよねぇ。

納豆ももちろんですが、スマートに薬を渡すだけかと思いきや笑い所まで押さえて、

でも全ての関係図を把握してしまった時は空気が一変するくらいの表情をして、

2人の仕事が泊まりだと知ったら今度は思いっきり悔しがって…って

1時間の中でいろんな感情をコロコロ見せてくれるから面白いんですよ。

もう赤楚くんが主演の方が楽しめたんじゃないかという気すらします。

 

宗介も前回からポンコツ具合が滲み出て、2人の距離が縮まってはいるものの…

そうなればなるほど、

じゃあ職場で偉そうにしてたのは何だったんだ?

なんて引っ掛かりを覚えてしまって。

愛を幼少期の初恋相手と重ねているから、愛"だけ"にはデレるようにはなったけれど、

社員に対する態度は相変わらず感じ悪いままですし。

最初のロケハンの雰囲気も、タブレットをガン見、「ああ」「んん」の適当返事。

車を事故らせたのは自分なのに反省の気持ちもなし。

特別な想いが絡んでいない状態="素"の部分が現れるだけで、

根本的には変わってないんだとガッカリさせられるので…

せめて、優しくてどこか放っておけない愛との出会いを通して

人との接し方を改める過程もさり気なく描かれたら

1話2話の印象は最悪でもまだ取り返しはつくと思うんですが、

彼の性格面には踏み込まないつもりなのかなぁ。

 

で、「実は私…」で2週間も引っ張り続けるんですね。

2週間も引っ張っておいて、あの人気のない静かな場所で突然トラブルが起きて、

結局言えなかった!っていうアバンで片付けたら怒るでしかし(笑)←もちろん冗談

そろそろ正体はバラしてくれないと、話が停滞気味になってしまうので…お願いしますよ。

っていうか、幼少期の愛との思い出は鮮明に思い出せるのに、

目の前に本人がいて、仕事で一緒にいる時間が長くても

「もしかして…?」って勘づかない宗介…鈍感過ぎません?

傘を持っているのも見ていたのに。

 

 

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TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 4話 感想|命を救いたいという想いは同じ

 

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……………お?どうした??

流石にスルー出来ない粗い描写が目立った前回から一転、

今回は今までの中で最も見応えがありましたね。

 

確かにツッコミどころは相変わらずで、

瓦礫が肩に直撃した千住(要潤)の負傷シーンが

危険な現場を演出するためのアイテムとしか扱われなかったりだとか、

「死んでも落とさない」→いや、死んだらあかんやろ…とか

完璧とは言い難い内容ではあったけれども。

それでもいつもより、目の前の命を救うという強い意志を持って動く医療従事者の姿に

焦点を当てて描こうとする意図は感じられたし、

なんなら、政治絡みのゴタゴタが一切排除された事が

今回の話の見やすさに繋がったのではないかとすら思いました。

 

そして、今回はいつもと違って、

千住や駒場橋本さとし)、音羽賀来賢人)、高輪(仲里依紗)と、

喜多見(鈴木亮平)に感化される様子を

前面に押し出していた展開になっていたのも印象的。

いや、もちろん、それぞれ命を救う職業に就いていますから、

彼に感化されるの関係なしに、自分なりのプライドは持っているんですが…

でも、この展開にした事によって、

ある意味 スーパーヒーロー・喜多見の存在だけで成立しているように見えた本作に

TOKYO MER=チームならではの一体感がプラスされて。

さらに、自分を犠牲にしてまで臓器移植の子供を助けたい小山(高橋ユウ)の想いや、

そんな彼女も救ってあげたい千住の熱意、リスクを負ってでも成功させたい高輪の意志、

駒場や赤塚(石田ゆり子)の"指示する側の"覚悟といった、

喜多見の性格に通ずる "外部=TOKYO MERに所属していない者・直接関わりのない者" の

様々な感情を織り交ぜたお陰で、

職業や分野は違えど、目の前の命を救いたいという点は共通している

「熱きヒーロー(ヒロイン)達の物語」に昇華した、

思わず見ていて心が動かされる仕上がりになっていたのが良かったです。

 

個人的に何となく曖昧にされていた気がした駒場の車椅子のくだりも、

今回の話に繋げるためにあえて提示しなかったのかもしれませんね。

最初に登場した時点で「車椅子に座っている駒場」を強調した演出になっていたので、

自然と、ああ…この人もきっとトンネル事故と同じような大規模な事故で

失敗した過去があったのか…と、胸中を汲み取る事が出来ました。

もしこれが、本当に計算だったとしたら凄いですね。

 

 

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推しの王子様 2話 感想|航、一応高校生は経験してたらしい(笑)

 

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「何者かで居続けるのって、もっと大変なんだなって」

こりゃ刺さる人には刺さるよねぇ…。

言葉遣い・礼儀作法を教えてもらい、

自分のペースで着実に成長し続ける姿を見せる航(渡邊圭祐)と、

そんな彼から出る飾り気のない言葉にハッとさせられ

今の自分に自信を持とうと勇気づけられる泉美(比嘉愛未)の

持ちつ持たれつの関係…なんて微笑ましい事か。

主題歌も良い仕事してましたよね。

泉美が泣いてしまった時になぜかハンカチじゃなくてお手拭きを差し出すという

一見ガックリする行動でも、Uruさんの柔らかな歌声とゆったりとしたメロディが流れると、

その完璧になりきれていない所が可愛らしく映ってしまう不思議。

社長を傷つけている相手に水をかける思い切りの良さも含めて、

あんまり世間の言う"常識"に染まり過ぎない程度に育って欲しいなぁ…と思わされました。

 

教育している割には部下に何もかも任せっぱなしで、会社に連れてきた張本人なんだから、

まずはマンツーマンで言葉遣いとかビジネスマナーとか学ばせて、

社会に立つのに相応しいくらいのレベルになってから専門職の仕事を覚えさせれば良いのに…とか、

有栖川(瀬戸利樹)じゃなくて光井(ディーン・フジオカ)の方が面倒見が良いから、

メンタルケアラーとして定期的に面談する機会を設けても良いかも…とか

色々ツッコミどころはありましたけど。

航には割と記憶力や学習能力が備わっているので、

文句は言っても三日坊主で終わる事はなさそうなのが救いです。

 

初回で真面目過ぎる印象が強かった比嘉愛未さんの演技も心なしか、

(まだ真面目さは残っているものの)語尾の残し方や抑揚のつけ方で

大分コミカルな方向に傾いた気がしています。

特に、床に落としたものを食べる航に対して言ったモノローグ

「落としたものは食べないいいぃぃぃ」の「ぃぃぃ」の勢い余った感じが好きでしたw

 

初回よりも今回の方がより"本質"が見えた内容になっており、

今後を見守りたい気持ちがより強まった1時間だったと思います。

 

…ところで、航が一応高校も通っていたという設定、

なんか間違えてませんかね(笑)

漢字も丁寧語も分からないもんだから、てっきり親が育児放棄していて、

義務教育課程の時もまともに学校に通わなくて、

道端に落ちたものを食べる術を身につけるくらい貧しい幼少期を過ごしていたんだと

勝手に思い込んでいたんですが…

うーん、高校生だった時期があるとなると、

その高校は一体どんな教育をしてきたのか気になりますよ。

そう言えば、親が出て行った?回想もありましたし…

高校の同級生の古河(白石聖)がインターン生としてやって来たので、

そのうち彼の人生に触れる展開を待つしかないですね。

 

 

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緊急取調室(2021) 3話 感想|ボクサーだから殴らない…を守り抜いた男

 

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1話2話よりもスケールは小さくなったものの、

今回の方が"キントリらしさ"を取り戻した感じですね。

何と言っても、チームワークが好きでねぇ…。

重要参考人とじっくり向き合い、対面する形で本心を見抜こうとする係は

真壁(天海祐希)率いるキントリチームが。

張り込みや尾行などで、事件の真相を掴むべく捜査する係はモツナベコンビが。

そして、サイバー犯罪対策室に所属する者の強みでもある

読唇術による映像解析や銀行の防犯カメラの入手で、サポートする係は玉垣塚地武雅)が。

各々の特色や能力を活かしつつ、お互いに情報提供をしながら

連携プレイを行っている姿を見て「そうそうこれこれ!」って気持ちになりましたよ。

 

 

ただ、内容自体は…まだ犯人かも確定していない段階からずっと

石倉(岡山天音)が色眼鏡で疑われ続ける描き方が気になったかなぁ。

児童養護施設で育って、前科がある者は、やっぱり疑われる運命なんだろうか。

普通に気の毒でした(汗)

今回の事件を引き起こした元凶の加賀美(神尾颯珠)も、

2股をかけていたキャスター(逢沢りな)も、梅本(松本実)を殺した真犯人の記者も、

石倉に関与する怪しい人物は1度も取調室に呼ばれる事はなく、かたや石倉は2度も呼ばれ…。

真犯人が別の人だと分かっても謝罪せず、

加賀美を試合中に殺そうとしているの"前提"で彼を止める流れになるわ、

八百長疑惑が加賀美の仕業だったと判明したら、

今度は会長(阿南健治)を信じなかった事を責められるわで…(汗)

うーん、真相が分かった途端、キントリチームの誰か1人だけでも

「彼が再び犯罪に手を染めなくて良かった」なんて安堵の表情を見せる人がいたら…

という違和感は残ってしまいましたかね。

 

しかし、今回の役に合わせて体づくりをしたらしい岡山天音さんに関しては、

個人的には今までの出演作品から、柔らかくて、でも心が折れやすそうに感じるほど繊細で…

っていうイメージを抱えていた分、

飢えた目つきで自分自身を守り抜いてきた孤独なボクサーにしっかり見えたのが意外でした。

そして、神尾颯珠さんも、頭の切れる嫌味な悪役っぷりが結構似合っていて。

お2人の役者の新たな魅力を知る楽しさはあったと思います。

 

1話2話もこんな作りで、第4シーズンに突入したからって

変に派手に仕上げなくても良かったのになぁ。←まだ言ってる

本当、もったいないです。

で、本作も次回は3週間後とお休みに入るんですね…。

 

 

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漂着者 1話 感想|あっさり版「あなたの番です」だなぁ。

 

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予告を見る限り、もう少しホラーテイストなのかと思ったけれども…

案外そうでもなかったですね。

端的に言うなら「あなたの番です」をかなり淡白にしたような作り。

まぁ、秋元康さん監修作品だから、考察したくなるような謎をいくつか散りばめておいて、

毎回ラストには衝撃的なシーンを用意して…っていう"お馴染みのパターン"で

最終回まで視聴者を惹きつける作品にはなるんでしょう。

それに、オカルト演出で自由が利きそうな深夜帯ですし、時期も夏なので、

本作もある程度ヒットはするのかもしれません。

 

ただ、個人的には、その「次週も見たい気持ちにさせる」を意識し過ぎたのか、

初回の内容は放送開始40分くらいまで大きな動きがなく、

まったりしている感が否めませんでした…。

ヘミングウェイ斎藤工)が実は予言者であるという所が本作の肝なのに、

それを明かすまでが遅過ぎたんですよね。

間に詠美(白石麻衣)の仕事の様子や家庭事情、

(後でどうせヘミングウェイと繋がると分かりきっている)少女誘拐事件を

あたかも"繋がり"がないように捜査するくだりを挟むくらいだったら。

例えば、アバンまでに院長・国原(船越英一郎)か近くの患者に関する

直近の未来を示す絵を描いて、彼が予言者であると分からせるとか、

予言通りに患者が次々と亡くなっていくとかして、

序盤の段階で 彼がいかに近づきがたいミステリアスな人物かを提示してみせた方が、

後に展開される事件にも「彼は犯罪者なのか?女の子とどう関わっているのか?」

という恐怖が増して、インパクトが強くなったんじゃないかという気がしました。

 

まだ何とも言えない初回でも、回を重ねるごとに面白くなる事もありますが、

あの方の作品は最終回付近になると

風呂敷を畳みきれずに「実は二重人格者orサイコパスでした!」で

雑に終わらせる傾向にあるので、あんまり期待はしていません。

というか、このままダラダラした展開が続くと、

そのうち睡魔が襲ってきそうで、完走出来る自信すらありません…。

 したがって、リタイアしてしまう可能性が濃厚ですが、

仮に見続けたとしても、本作の感想は初回までとさせていただきます。

 

最後に余談ですが、あの女子高生3人を演じた役者さん、全然女子高生に見えなかったですね(汗)

なんか…無理してはしゃいでいる感じがしました。

実際の年齢は女子大生以上ですし、秋元さんなら坂道グループ辺りで

何人でもオファー出来たでしょうに、なぜ…?と思わずにいられません^^;

 

 

 

 

 

 


ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜 3話 感想|女性警察官だから出来ること

 

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本作におけるムロさんの存在って、雰囲気を作る上で必要不可欠だよなぁ…と思ってます。

警察官らしく頼もしい一面と

ゆるい一面を切り替える役者さんが揃う中で、唯一の脱力系。それが良い。

今回は性犯罪を扱うという事で、通常よりもしんどい内容だったんですけど、

フワフワした佇まいの永野芽郁さんとのシーンが多いのも相まって、

コントのようなやり取りと間合いの良さに大分救われました。

それに…伊賀崎が川合に優しくするくだりで毎回泣けるんですよねぇ(笑)

川合が机に頭ガンガンするのを止めようとする時に

一緒に頭を振るのが、個人的には好きなポイントで。

あの動作、アドリブだったのかどうか気になります。

 

「叱る」より「慰めて元気づける」タイプの伊賀崎。

「叱る」のではなく、人形のお直しの手伝い&警察界の実態を伝える形で

「人の気持ちに触れてもらおう」とするタイプの山田(山田裕貴)。

「叱る」けれども相手の話は聞き、その上で今度は似顔絵捜査という違ったやり方で

「チャンスを与える」タイプの藤(戸田恵梨香)。

三者三様に川合を一人前の警察官として育てようとする様子が伝わってくるから、

新人成長物語でも、「かわいそう」とか「きつい」とか、余計なストレスが残らなくて

安心して見られるんですよね。

 

中でも山田の場合、いつもは下っ端のイメージが染み付いている分、

捜査が人の人生を傷つけてしまう可能性を常に孕んでいる事や、

キャリアを積み重ねた上司でさえも壁にぶつかる案件がある事について力説する姿には、

彼もまた熱い正義感を持って仕事に取り組んでいたのだというギャップを感じさせて

ますます魅力的なキャラクターに。

川合と少し歳の近い彼が…っていうのが効いたエピソードだったとも思います。

藤が川合を教育するように、彼も藤とペアを組んでいた頃には

たくさんの知恵と言葉を教えてもらっていた…そんな背景が想像出来ました。

川合も将来、新しく出来た部下に教える時が来るのかな?

 

事件内容の方は、ドラマを見過ぎているせいか、

途中までは、1人の女子高生による痴漢冤罪か?なんて穿った目で見てしまいましたが、

それだとただの刑事ドラマですもんね(笑)

今回で終わらないのは意外でしたが、50分経った所でようやく来週に続くんだと

気づくくらい集中していたので、間延び感は全くありませんし。

川合にとって今回の事件が、成長する上で1つのターニングポイントになるのだと考えたら、

丁寧に描き上げるのも悪くないと思っています。

 

「誰かになりきろう」とするのではなく、

「自分のやり方でやってみよう」とする事が大切だと学んだ川合。

家に篭ってしまった女子高生になんて声をかけるのか?今度はどうやって聞き込みをするのか?

彼女が目の前の事件=壁を乗り越えていく姿が見られる次回が楽しみです。

 

 

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彼女はキレイだった 3話 感想|「まだ見られる」くらいのレベルに

 

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3話にして急に優しくなり始めた宗介(中島健人)。

不快だの、イライラするだの、視聴者の彼に対する評判があまりにも悪かったから

テコ入れでもしたのか?ってくらいのキャラ変っぷりですね(笑)

 

廃刊の話を愛(小芝風花)が盗み聞きしていて、

隠れているのに驚いた時のリアクションに子供の頃の宗介の面影を感じさせたり、

救急車のトラウマは母親の死が関わっていて、それを今でも引きずっている事が発覚したり…

人はこうやって弱点を見せて、初めて魅力的に映るとは言いますが…

彼の場合は、前回の羽田空港の件を筆頭に、酷い部分ばかり描かれてきたからなぁ。

極端な描写が本当に勿体なかった。

それに、好意を寄せる相手と気に入らない相手で態度を変える人だと

分かってしまっている以上、この先両想いの方向に向かっても応援出来ませんしね(苦笑)

たまたま自分の好きだった愛と重なったから優しくしただけで、

また社内で出会った頃の彼女と同じポンコツな人と接したら

恫喝するんでしょ?とも思ってしまうため、彼に対するイメージはそう簡単には変わりません。

まぁでも…本作は宗介のパワハラ気質な所が嫌で、視聴継続するかリタイアするか

今回で見定めるつもりだったので、今までよりも「見やすい」「何とか見られそう」くらいの

レベルに昇格したのは良かったです。

 

そして、本作を視聴する延命措置をもう少しとろうと決めた理由は、

四角関係になる梨沙(佐久間由衣)と樋口(赤楚衛二)の人柄が見えてきたから…

っていうのもあります。

成りすまして親友の初恋相手に会ったら、禁断の恋に踏み出してしまうという

想定内のルートを脱出し、一番傷つくのは愛だからと自ら引き下がった姿には

どうやら2人の間に本物の友情がありそうで意表を突かれましたし、

樋口を演じる赤楚さんはもう…明るく気立ての良い笑顔の奥底に

チクリとする傷が同居しているような表情が印象的で、

演技をまだまだ見てみたい気持ちにさせられました。

「チェリまほ」もそうでしたけど…やっぱり繊細な役が合う方なんだなぁ。

 

前回では仕事メインでほぼ無視されていた幼少期の設定も、

数々の「物を落とす」くだりを 後のパズルのピースの伏線回収として繋げたり、

宗介を雨の中錯乱させるなどして、ガッツリ活かしてきた感じ。

本作にとって重要であろう正体バラシの件を、

酔っぱらった勢いの電話で…という淡々とした見せ方で終わらせなかったのは安心しましたし。

特に、愛がジャケットで守るシーンは、宗介が彼女を見る顔の角度まで一緒で、

離れたくても離れられない"運命"を感じさせる点で

ロマンチックに演出されていたと思います。

 

さっきも書いたように、宗介を好きになる事は多分ないけれども、

今回くらいのバランスが続けば、子供の頃にいじめられたのを引きずっていて

人とのコミュニケーションの取り方が下手になっている…と脳内補完しておけば

いけそうな気はしてきました。

なので、次回以降も"イライラ"控えめでお願いしたいですw

 

 

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ナイト・ドクター(Night Doctor) 5話 感想|無許可で手術しても処分なし!

 

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あの〜…たとえいくらあり得ない展開だったとしても、

その前後に補足があれば、まだ受け入れられたと思うんですよ。

入れて欲しかったのは「実の両親に連絡したかどうか?」の1つだけ。

これがあるとないとでは、夜間医療チームの印象が全然違う。

誰か1人が実の両親の許可とろうとギリギリまで粘っていて

結局間に合わなかった…という所まで描いていたら、

目の前の命を救うためなら躊躇しない使命感の強い医者に見えていたかもしれないんですけど、

訴訟中の人に対して「そんなに訴えられるのが怖いんですか?」って嫌味は言うわ、

日向(正垣湊都)を連れてきた越川(紺野まひる)が

誘拐犯の可能性があると疑わず素直に言葉を信じるわで、

まるで頼もしい存在に映らないんですね。

そして、もしこのまま日向が無保険だったとなると

手術に関わった全員に相当な罰が下される訳で…

努力している様子もなく、後先を何も考えずに突っ走る無責任な医者の姿に

どう感動しろって言うんでしょうか。

まぁ、本作の事だから、今回の件もうやむやにしてなかった事にするんですよね(苦笑)

 

"チームの絆"の描写も極端なら、緊迫感の演出もズレていて。

毎回誰かしら感じ悪い登場人物がいて、

人のプライバシーにズカズカ入り込んで気まずくさせて、デイドクターといがみ合って…

医療ドラマにおける緊迫感って、人間関係のもつれで見せるものじゃないと思うんです。

肝心の医療現場は、立っていてはプライベートの話で揉めているか、

控室や屋上で喋っているかして暇そうだなぁ…といつも思いながら見ていますが…

今回はみんなが直立して説明台詞を話すシーンが多いのもあって、

画面に「動」が感じられず、余計に間延びしていた気がしました。

 

内容にしたって、前回のラストを考えれば

成瀬(田中圭)の過去に焦点を当てた話になるはずなんですけど。

これまで通りに"1人の人間の成長"を描けば良いものを、

なぜか彼と関わりのない人物のエピソードを混ぜ込んだために、

一応表上は「人生における究極の選択」というそれらしいテーマにまとめつつ

「で、結局何が描きたかったの?」みたいな主軸のぼやけた内容になってしまいましたね。

 

美月(波瑠)が過剰労働で倒れるのは予想通りで面白みはなかったですが、

分かりきった展開を2週間後に引っ張らなかった所や、

デイドクターから「親の同意書なしに手術するなんてあり得ない」という

マトモな言葉が聞けた所だけは良かったです。

本当、その2つだけ(笑)

 

 

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TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 3話 感想|さすがに今回の話は無理がある…

 

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基本的に力技ですよね、本作。

初回の感想でも書いた通り、医療ドラマというよりかは

戦隊モノとして見た方が楽しめるんですよ。

 

喜多見(鈴木亮平)を始め、TOKYO MERの面々の活躍ぶりを立てるために

あえて「チームを敵視する存在」「水面下で潰す計画を立てている政府」といった

日曜劇場らしい陰鬱な登場人物が多いのは確かに気になるし、

大規模な事故に派遣される医者なのにヘルメットを着けさせないとか、応援要員が少ないとか、

素人でもあり得ないと感じる部分も散見されるんですけど、

それでも最後まで見てネガティブな感情が残らないのって、

役者さんの演技力から出る頼もしさに助けられているからだと思っていて。

細部をどんなに荒削りしようが、役者さんがちゃんと"胸に訴えかけるシーン"を作ってくれるし、

立てこもり事件や爆発などで現場を派手にすればするほど、

ピンチな時に駆けつけるチームの絆の深さを描いて、見応えのあるものにしてくれる。

…で、手術シーンで手が震える事もなく、

どんな状況でも柔軟に的確に対応するスーパーヒーロー・喜多見に安心する。

今期は"プロ"とは名ばかりの社会人が目立つドラマが集っている分、

(一部を除いて)私情を絡めずに仕事をこなす人々の様子が描かれるだけで

個人的にはポイントが高いのです。

 

ただ、そうやって好意的に本作を見てきた私でも、

さすがに今回の話は無理がありました。

 

1つ目は、医療従事者以外の描写。

本作は別に刑事ドラマではないから、犯人の立てこもりの動機だとか、

どんな職業で、どこから銃や大量の弾を仕入れてきたのだとかは

掘り下げなくても良いとは思います。

問題なのは、保育士・SIT・警察上層部があまりにも無能に描かれている事です。

保育士に関しては、幼い子供達が立てこもり現場の生中継を見たらトラウマになり、

下手したら心的障害を起こす子だって出てくるかもしれないのに、

テレビを全く消さず、子供に見させないようにもしないで

夢中になって見ているのが不思議ですし。(そもそも保育園ってテレビ点けるのか?って話ですし)

SITの方は、人質の娘を手放し一旦顔を出したタイミングで犯人を狙撃したり、

近くまで出動させたりもしないで、なぜか指揮者となった喜多見の指示で

初めて動くというヘタレ具合。

そして、警察上層部は、あの…

「万が一の事があれば警察のメンツは丸潰れ」って言ってますけど、

冷静に考えれば、人質を死なせた方が

メンツが潰れるって事は分かると思うんですよ(苦笑)

どの職業にしたってプライドを持って目の前の物事に取り組む点は

共通している気がするんですが…

片方を上げるために、もう片方をまともに仕事をしていない風に下げる手法は好みませんね。

 

2つ目は、医療従事者の敬意・感謝の描写。

冒頭で蔵前(菜々緒)の「医療従事者差別」を持ってきたのは、

最後の方でSITに敬礼させて「彼らがどれだけ国に貢献しているか分かってくれる人がいる」

「頑張りをしっかり見ていてくれる人がいる」という有り難みを際立たせる、

医療従事者に対する偏見をなくす意図があったのかもしれませんが、

冒頭のシーンがなくても描けた事だと思います。

むしろ、それがあった事で不自然さが増しました。

医療従事者とその子供を嫌がる保護者達は

「うちの子が感染させられるかもしれないから」避けようとしているのに、

果たしてそういう人々が現場の中継を最後まで見て、拍手喝采して

心に響くものなのか?という疑問しか出てきませんでした。

 

3つ目は、死者ゼロの描写。

池井戸作品かのように大きなリアクションをする姿には小っ恥ずかしい気持ちを覚えても、

受け流してはきたんですが、

今回のケースは、流石に素直に喜べるものではないでしょう。

元旦那…殺し屋ですよ?娘を脅迫して人質にしたんですよ?

医者の立場なら、1人でも命を助けたいのは分かります。

しかし、さっき書いた話に関係してきますが、やっぱり犯罪を犯した者は

それ相応の罰を受けるべきですし、

治療して元の状態に戻して、万が一また2人に近づきでもしたら…

母親も娘も、なんであの人を助けたんだろうって思いますよね。

犯罪者を救った事で、再び危機にさらす可能性を生んでしまった。

「死者ゼロ」がコンセプトにしても、

命を救う事が全て誰かにとっての喜びに繋がるとは限らない…という

ある種の"責任の重さ"を仄めかす場面は欲しかったです。

 

医療従事者以外の職業との現場での対立、反対を押し切って強行突破する主人公、

そんな主人公&メンバーの行動を阻もうとするアクシデント展開、

外部の人間とも揉めるが最終的に都知事が助け船を出す、

…で、「死者は…ゼロです!」で大喜びするまで、

状況や人物は変えて一応違いを出そうとしているものの、

全体の流れもほぼ似通っている感じも否めませんね。

少なからず、たまには敵の存在をガッツリ描かない回があったって良いんじゃないでしょうか?

 

 

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ボイスⅡ 110緊急指令室 2話 雑感|ひかり(真木よう子)頼み感が否めない

 

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いや、なんでやねん…な展開ばっかりですねぇ。

2週連続で子供誘拐ネタという話の引き出しの少なさ。

息子が再び誘拐されたかと思ったら、CM明けになったらいつの間にか3日経っていて

保護出来たという中途半端な引っ張り方。

人物描写においてもツッコミ出したらキリがないんですが、

爆弾を抱えた白塗りJr.(←勝手に命名)に「撃つならここね〜」って言われて

言葉通りに心臓部分を撃つバカ正直な刑事だとか、

何の疑いもなしに息子が拘束されている場所に侵入するハマの狂犬とか、

エグい演出でドラマチックに仕立てるのを優先し過ぎて

細部やリアリティな部分を捨てている感が否めません。

前者の透(増田貴久)の場合、"大人の事情"で闇落ちさせる形で

また見せ場を作りたいって所なんでしょうが…

足を狙えば相手の身動きを防げて、手錠をかける事だって出来たはずですよね?

 

ひかり(真木よう子)の超能力者っぷりにしても、前回から思っていましたが、

ECUは前作以上に、彼女がいないと機能しない組織に成り果てていて。

そうなってくると、前回今回と、たまたま1つの事件が終わって次の事件に移ったから

対応出来たけれど、もし事件が同時に起こったら…?という疑問が当然出てきます。

ECUの他のメンバーはただの電話番に映るし、1人の超能力者に頼りっぱなしの状態で

ロールモデルになった意味が分からない。

樋口(唐沢寿明)も自ら捜査しているというよりかは、

彼女の勘に従って動いている感じ(前作はもう少し二人三脚だったような…)。

つまり、あれだけの人数を揃えといて、実質刑事らしい仕事をしているのは1人だけ。

彼女の判断力と分析力に"絶対にミスがない"前提で描かれている所なんかは、

もはやAIでしかありません(苦笑)

 

うーん、ファンタジーな世界観なら受け入れられたんでしょうけど…

現実世界をベースとした話でここまで警察官を下げる無茶苦茶な設定が続くと、

話も引き込まれませんね。

正直に言ってしまうと、今期の土曜日はNHKの次回作の発表がないし、

「オシドラサタデー」の新作も毎回感想を書くタイプの作品ではない気がしたので、

本作だけでも書くつもりでいたんですが、

やっぱり前作でも微妙に感じた作品を「続編だから」と言って

無理して書く必要はないと思えてきました。

 

したがって、(後は「ザ・ハイスクール ヒーローズ」の出来次第ではありますが)

土曜日はのんびりさせていただく事になるかもしれません…

とは言っても、ここ最近の休日は時間にルーズな投稿が多いですね。

待ってくださっている方には申し訳ありません。

特に今期は、感想を書くモチベーションが湧かないドラマが多くって…(滝汗)

 

 

↓前回の感想はこちら↓

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