#リモラブ〜普通の恋は邪道〜 1話 感想|設定は面白いんだけど…

 

f:id:rincoro_ht:20201014230838p:plain

 

や〜…確かに、マスクを付けての撮影、緊急事態宣言下の状況を

連続ドラマで描くのは斬新な発想だけれど、

別に恋愛モノにしなくても良かったような…?

設定を変えても結局は「30代間近で恋人がいないのってヤバい!?」

「一人でも良いって思ってたはずなのに…」という流れに落ち着いてしまう。

美人で完璧そうに見えて実は恋愛下手な役をまた波瑠さんが演じる所も

どことなく既視感を覚える原因なのかも…と思いました。

世界観はそのままにして、

コロナ禍の状況をどう乗り越えていったかを産業医の視点で描くお仕事ドラマか、

恋人=幸せ 推奨ではなく、様々な人とアプリを通して出会う事で

「一人でも、遠くでも誰かと繋がれる」というこのご時世においての"SNSの価値"を問う

社会派ドラマかで、本作を見てみたかった気がします。

 

肝心の内容にしても、主人公・美々(波瑠)の心情に共感しづらいのが

ちょっとなぁ…という感じ。

初回はエピローグのつもりなのでしょうが、

それにしても"過程"をすっ飛ばし過ぎじゃありませんか?

なぜあんなに、下手したら情緒不安定ともとれる性格にしたのかが不思議。

まず見知らぬ人に対して「下手ですね」って直接送れる精神が凄いですし、

緊急事態宣言下の話をサクサク進めたお陰で、日が過ぎていく度に寂しさが募る…のではなく

まるで「新しい生活が始まったら急に一人が辛くなった」ようにしか見えない。

終盤のくだりは、私が見逃していたらすみませんが、

なんで「もう良いです」と一方的に関係を断ち切る気持ちに至ったのかが理解出来ませんでした。

そして後になってからかまってちゃんになる。うーん、なんか面倒臭い(笑)

 

檸檬檸檬で、PCで送ってるのかと言わんばかりに矢継ぎ早に返信してくる&

5分とは言えど一日中やり取りしているからストーカー気質にしか見えなくて怖い。

夢中になるほど その人のどこに惹かれたのかも分からず仕舞い…。

 

次回からガッツリ恋愛モードになって行くでしょうから、

後は美々と檸檬の恋の行方を応援したい気持ちにさせられるかどうかって所でしょうか。

食べ物に例える部分など、気軽に笑える部分もありますが…

とりあえず、様子見です。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 

 


DIVER-特殊潜入班- 4話 感想|前後編でも中弛みなし。面白い!

 

f:id:rincoro_ht:20200922232009p:plain

 

前後編ともなると、どうしても前編に「起」「承」中心の話が来がちで

「まぁまぁ、今回で終わらないからね」「最終回に向けての、だからね…」と

ある程度の諦めが付くものですが、

本作に関しては視聴者を飽きさせないための「転」要素が随所に施されているから面白い。

 

事務職員が横になる事で佐根村(野村周平)が圧迫されそうになるソファの演出…

空気清浄機は正直だったというコミカルなオチ…

最終章=最大の危機が迫ってくる がテッパンの流れが故に

皆本(片瀬那奈)が怪しい人物に襲われるのにも純粋に騙されつつ…

一か八かの作戦が最早犯罪者集団にしか見えない所に笑わされます。

(英語で脅迫している音声を流しているのをそのまま見せるというのも斬新。)

ドキドキとクスクスの展開が交互に続いた構成になっていたお陰で、

一切中弛みを感じさせなかった前編は珍しいかも。

 

そして、福士蒼汰さんはやっぱり本作のような役が良いなぁ…と。

英語の出来る方だったんですね。

不思議と日本語より英語の方が、発声に抑揚と勢いがある気がしたような?

というのは置いときまして…

「お前の命はないと思え」と言った時にニヤッと笑いながら

去っていく表情が何とも活き活きされていて、

本当に主人公を演じるが楽しいんだろうなぁと思わされました。

逮捕された時のイかれた目つきも、恋愛ドラマじゃ出来ないから(笑)

貴重な出会いですよね。

 

前回からの流れで個々の活躍が目立ってきて、

チームワークも着実に良くなっていると感じさせられた所で次回は最終回。

話自体は5話でコンパクトにまとめられているとは思いますが、

もっと"D班"を見ていたかったな〜という寂しさも芽生え始めて来ました。

まだ黒沢(福士蒼汰)や、新たに出てきた阿久津(りょう)の過去の真相も残っています。

どうケリを付けるのか…駆け足にならないか若干不安はありつつも、楽しみです。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 

↓前回の感想はこちら↓ 

kimama-freedays.ddns.net

 


SUITS/スーツ2 14話 感想|やっと上杉の本性が見えてきた。

 

f:id:rincoro_ht:20200413223755p:plain

 

私の中でやっと、ほんの少しだけ盛り上がってきたって所でしょうか…。

そりゃあ最終回前後編なので、1つの物事を集中的に描く=ラスボスに立ち向かう

展開になるのは当たり前っちゃ当たり前なんですけど、

本筋に全く関係のない恋愛要素がなくなるだけで

こんなにも弁護士同士の対峙に面白みが出てくるのか…と思わされました。

ただ、上杉(吉田鋼太郎)の不当解雇とフォルサム食品の案件が

ごちゃ混ぜに描かれているので、話の進行が分かりづらい部分はあるんですけどね。

 

上杉の最後の高笑いも、最っ高に憎たらしくて良かったですよ。

あのシーンだけでやっと彼の本性が見えてきた気がしました。

何度も言うようですみませんけど、大輔(中島裕翔)の不倫云々がなければ…

「あ、そういえば加入してたんだっけ」程度の出番しかもらえていない

藤嶋(上白石萌音)に尺を取らなければ…

もっと「ファームを脅かす上杉の襲来」が1話分だけじゃなくて

段階的に表現出来たかもしれないのになぁと思わずにはいられませんでした。

 

今まで色々不満はあったけれど、次回で最終回後編。

私としては、尾形(松本若菜)に上杉を全力でビンタしてもらいたいです。

あのペチペチ程度のビンタじゃスカッとせん。

日本だったら思いっきり一発食らわすイメージなんですが…

すぐさま2回目をやる所はあちらのスタイルなんでしょうかね。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 

↓前回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 


極主夫道 1話 感想|可笑しな玉木宏さんをただただ見ていたいw

 

f:id:rincoro_ht:20201011233845p:plain

 

す、すごい…あんなにコメディに振り切った玉木宏さん、

「のだめ」の千秋先輩ぶりかもしれない…(笑)

新人扱いのルンバに本気でキレているのとか、全員で体操するシュールなOPとか、

ネタがぎっしりな前半パートに涙が出るほど笑ったわぁ。

そして竹中直人さんとの共演にもアガる!

稲森いずみさんに、志尊淳さんに、経験を積まれた役者さんが揃っているから、

キャラクター面においては基本的には安心して見られそう。

ただ…くっきー!さん云々関係なく、尺をガッツリとる役に

芸人さんはキャスティングしなくても良かった気はするけど。

無理やりコントを入れて笑かそうとしているのが見え見えで…

そこだけはちょっと勿体なかったですね。

 

このまま気軽に楽しむ路線でもアリかもしれませんが、

「家庭を支える専業主夫」「妻と子供が安心して暮らせる街の平和のために動く」設定、

そして終盤にあった手を繋いで仲良く帰るシーンから察するに、

本作を"新感覚ホームドラマ"だと考えるとすると、

「俺の話は長い」みたいな2本立て構成にしてみたら

テンポも良くなって行ったんじゃないかなぁという気もしました。

後半になると若干グダり始めて、龍(玉木宏)の登場だけで

本作の面白さが成立しているような感覚を受けたので。

まぁ、物語が締まって来るかどうかは

初期設定を紹介し終えた2話以降にかかっているって所でしょうか。

 

でも、基本的に日10枠とは相性が合わないという理由で

そこまで期待していなかった分、想像以上に楽しめた気持ちの方が大きいです。

Huluへの誘導がなかった所も好感が持てる。

晴郎くん…じゃなくて本多力さんの起用も嬉しいし、

賑やかで充実した日曜日になりそう。

感想は…物語性があったら継続かな?

 

 

↓次回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 


危険なビーナス 1話 感想|いろんな意味で"賭け"に出た感じ。

 

f:id:rincoro_ht:20201011233651p:plain

 

「24 JAPAN」に続いて、こちらも相関図と照らし合わせながら

見なければいけない案件…(笑)

しかも、本作の場合は一族の話なので尚更ややこしい。

とりあえず、波恵(戸田恵子)と祥子(安蘭けい)が異母姉妹である事、

養子同士の勇磨(ディーン・フジオカ)と佐代(麻生祐未)がどう見ても恋人関係で

7話辺りで物語を大きく動かすキーパーソンになりそうな予感しかしないって事だけは

頭に入れておきました。

しかしまぁ…おディーンさんと洋館の組み合わせは、何度見ても絵になるわ。

 

大ヒットドラマ「半沢直樹」の次回作って事で、プレッシャーがかからざるを得ない本作。

でもこの枠にしては、かなりイレギュラーな世界観で挑んで来ましたね。

日曜劇場で今まで放送されてきた作品は基本的に

「大衆受けしやすいかどうか」が軸になっているイメージがあって、

そこから悪者を懲らしめる勧善懲悪や、1話完結型、

涙を誘う感動要素などいろいろ派生させて行っている傾向にあるんですが、

初回を見た限りでは、本作にはそういった"分かりやすさ"はないように思いました。

(あ、今度は誰が退場するんだろう?という楽しさはあるかな?)

集中して見ないと肝心な内容を逃してしまいそうな連続ミステリー。

複雑過ぎて困惑する登場人物の関係性。

これでも12%程の高視聴率が取れるのかどうか…

あの人気コンテンツが終わった今、日曜劇場のブランド力を保つために

大きな賭けに出ているのかもしれませんね。

 

もっとシリアスでドロドロした雰囲気になるのかと思っていたけれど、

伯朗(妻夫木聡)が結構不純だったり、谷間だったり、

軽めのピアノ調の劇伴やSEが主に前半に使われていたりと、

ある意味フジテレビのドラマを彷彿とさせる"ユルさ"が垣間見える作りも珍しい。

共同テレビが関わっていると知って、納得しましたが。

 

個人的には、小日向文世さんがただの良い人キャラで終わらない所にも期待してみたいです。

ちょっと小難しいですが、相関図を頼りに今後も見ていきます♪

 

 

↓次回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 


タリオ 復讐代行の2人 1話 感想|ポップというよりはスピーディ…?

 

f:id:rincoro_ht:20201010165351p:plain

 

うーん…この物事がとんとん拍子で進んで行く感じ…。

録画or一人で視聴する時は、感想を書く際に後でどんな展開だったかを振り返るために

台詞などをメモ書きしているんですが、

あまりの台詞量の多さに書きそびれて流しちゃったり、たまに巻き戻したり…

っていう事が多々ありましたね。

"縦軸"になるであろう白沢(浜辺美波)の父の件も、肝心の生い立ちは

「前も見たから軽くおさらいね」と言わんばかりに淡々と済ませて終わり。

復讐モノの醍醐味である「憎悪」「残酷さ」とは一味違う作品だとしても、

音楽は80年代っぽくてオシャレだな〜と思うくらいで

特に引き込まれるまでは行かない…といった初回でした。

 

一言で言うなら、復讐モノよりかは弁護士モノに近い感じ。

でも、全体的に台詞がひっきりなしに飛び交っているから、

依頼内容、調査過程自体に集中出来ないまま、

気づいたら、あ…いつの間にか解決してたわ〜という印象しか残らない。

終盤にあったビンタのシーンのように、

ターゲットが容赦なくお仕置きされる様を見て視聴者にスカッとしてもらおう、

キャラクターが何かちょこまかやっている所を楽しんでもらおうというのが

作り手の狙いなのかもしれませんが、

それならば毎回感想を書く必要はないのかな?という気がしてきました。

(それ以前に、金曜日は混み合っているので、視聴継続するかどうかも危ういですが…)

 

木村ひさしさん演出特有の「繰り返し」「変な動作」「カメラワークの切り替えの速さ」は

相変わらず健在で、いつもならそれらを執拗に続ける手法が

物語を遮っているようで好みではないのですが。

本作の場合は逆に考えてみれば、スイスイ進む作りのお陰で"悪目立ち"はせず、

上手い塩梅だったと感じさせられたのは唯一良かった点だったかと思っています。

 

浜辺美波さんはやはり、シリアスな役よりちょっと特徴的な役の方が合うとは思うんですが…

次回はどうしようかなぁ。

しれっと「執筆休止(視聴のみ)」コーナーに入っているかもしれない。

来週から始まる裏の金10ドラマが題材的に惹かれないので、

こっちが面白ければ良いなぁと期待はしたいんですけども。

 

 

10/18追記:

2話を見ました。

似ていると言われている「TRICK」は未視聴ですが、

前回よりも木村ひさしさん独特の演出が増え、

それなりにエンタメ感が出ていた印象はありました。

ただ、これは嗜好の問題で、私はあまり過剰にやるのは好きじゃないんですけどね…(汗)

(特にカメラワーク)

 

話の展開自体は前回と同じく台詞量が多いせいか、

抑揚がなくスイスイ進んでいるとしか思えず。

世界観に引き込まれず仕舞いだったのには変わりないです。

 

視聴継続するかどうかは通常回(?)に戻る3話次第で決めますが、

感想執筆の方は1話で断念します。

 


恐怖新聞 7話(最終回) 感想|ツッコミ甲斐のあるドラマでした(笑)

 

f:id:rincoro_ht:20200830023431p:plain

 

ちょっと待って…アンケートの形で契約者を引き継がせた作戦は優秀だけど、

普通、街中で不特定多数に配る用紙に名前って記入しなくないか?

性別と年代に丸を付けるだけじゃないのか??と疑問に思ってしまいました。

あ…そこ、気にしたら負け?こうしないと話が進まないってね。

はい、分かりました(笑)

 

終盤は詩弦(白石聖)が亡くなってしまう展開を存分に描いて、

最後の最後で「ん?詩弦が今度は配達人になってる?」という意味深なラストを

チラ見せして終わるのかと考えていたので、

まさか"配達人サイド"で世代が代わってからの話もガッツリやるとは思わず、

鬼形(坂口涼太郎)が登場してくるまでは冗長感があるような気がしなかったでもないですが。

まぁ、彼のシーンがいろんな意味で面白かったので良いかなぁ〜…とw

 

ガクガク踊り凄いな!急にスケキヨみたいなマスク剥がし来たよ!

で…某テロップのあまりのタイミングの良さに、不謹慎ながらもトドメを刺されるという。

あ〜これは確かに衝撃の○○秒だったわ。

私、お化け屋敷でもホラー映画でもなんでも、

怖いものを見ても恐ろしいと感じるより笑ってしまうタイプなので、

最後の方はもう楽しくて仕方なかったです(笑)

 

なぜ誰も関わりのない「S」が地獄に落ちた件が

5ちゃんねるで知れ渡っているのかは謎でしたけど。

っていうか、掲示板がネットの主流になっている描かれ方ってちょっと古い…

そんな事言ったら恐怖新聞だって、スマホタブレットを通しての

効率の良い読ませ方があるじゃんね…と思いもしましたが、

原作が元々昔のものなのでご愛敬って所ですかね。

今更ですが、80年代感漂う、デジタルをまだ駆使しきれていないようなOP映像も

作り込みの高さが感じられて好きでした。

 

ツッコミ甲斐があって、全体的に飽きのこない作品でしたよ。

あとは、私の所に恐怖新聞が来ない事を願います(笑)

 

 

↓前回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 

↓今までの感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net


35歳の少女 1話 感想|良くも悪くも遊川脚本らしい。

 

f:id:rincoro_ht:20201011005907p:plain

 

好き嫌いが分かれそうな内容でしたね。

ミステリアスな劇伴と共に大きく映し出される家のカットが既に…

なぜだか遊川作品っぽさを感じさせます。

主人公・望美(子供時代:横田英怜奈)が事故に遭ってしまうという

ショッキングな展開を冒頭で見せてくるのも、人によっては中々エグいかもしれません。

状況は全然違えど、ナイーブな気持ちになりやすいこのご時世だから、

今は暗い話題は見聞きしたくない!という方は

視聴しない方が良いのかなぁ…と思ったりもしました。

 

柴咲コウさんと5年ぶりのタッグとうたわれている「〇〇妻」は未視聴。

でも、最近の遊川作品を見ていて思うのは、

「主人公が変わって行く話」か?「周りの人々を変えて行く話」か?

それともどちらにも当てはまる「群像劇」なのか?

全部まとめてしまえば「成長物語」が軸になっているものが多いんですよね。

それに加えて、ちょっと変わった主人公(+子供っぽい無邪気な性格付き)に、

不気味な母親に、訳ありだらけの登場人物に、親依存がテーマと…

いろんな設定が最早お馴染みになりつつある。

良く言えば「遊川さんらしい」けど、

逆に捉えれば「またこのパターンか…」とも言えるでしょう。

実際、私も望美(柴咲コウ)が理想と現実のギャップを目の当たりにせざるをえない

シーンを見て、「これは1話ごとに「初めて」を経験する

過保護のカホコ」みたいな話になって行くのかな?」とか、

結人(坂口健太郎)は後の麦野くんになるのかな?とか、

橋本愛さん&竜星涼さんの共演も含めて過去作品と重ねてしまう部分があったから。

 

しかし、内容や設定は似通っていても、

主人公を応援したい、どう変わって行くのか見守り続けたいという気持ちにさせる

描写が上手いのが悔しいんですよねぇ…(笑)

キャスティングがまた演技力のある方ばっかりで、センスが良いんだ。

今回の場合は、柴咲コウさんの中に本当に子供の心が宿っているように見えました。

人の目を気にせずわんわん泣きじゃくる演技も勿論凄かったけれど、

特に印象に残っているのは、鍋を囲みながら

結人が教師だった頃のエピソードを話しているのを聞いている時の表情。

ん?何かピンときた?何か嬉しそう?などと、

その時は少しずつ変わって行く表情に注目していたのですが、

終盤の方になって「結人に教師を勧めた張本人だった」というのが分かって妙に納得。

思っている事が顔に出ちゃう所が、実に子供らしくて良かったなぁ。

 

初回は基本的に人物&状況紹介で尺を取られがちなので

このまま「アナザーカホコ」的な話になるのかどうかはまだ掴めませんが、

とりあえず、多恵(鈴木保奈美)があんなに冷静だったのは、

25年経っても目覚めない望美を殺して、自分も自殺しようとしていたからなのかな〜…

という気がしています。

 

さっきも書いたように好みは分かれると思いますが、個人的には惹かれるものがあります。

どんな結末になるのか知りたいから…っていう怖いもの見たさも含まれているのかな?

(「〇〇妻」はバッドエンドだったって聞くし…)

 

 

↓次回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 


24 JAPAN 1話 感想|どきどきキャンプの岸学さんはいつ出るの?

 

f:id:rincoro_ht:20201010010633p:plain

 

案の定、「海外ドラマが原作です!」感丸出しの作りでしたね。

まず…現馬(唐沢寿明)達が所属するCTUのアジトがもう日本っぽくないですもん(笑)

私、あの空間デザインを見て、すぐにディ○ニーのスペースマウンテンという

アトラクションの室内が頭を過ぎりましたよ。

後でgoogleで検索してみたら、本作の方が照明が暗かったけれど…

所々で細長い明るいライトが設置されているのとか、SF風な世界観だとか、何となく似てません?

本作と全く関係ない事なので画像は載せませんが、

騙されたと思って(?)検索してみて、共感してくださる方が出てきて欲しいですw

 

他に気になった事と言えば…

やはり20世紀FOX社との大型プロジェクトだけあって、キャストがかなり多め。

相関図を見に行ったら、こんなに役者さんが出演されるのかとびっくりしちゃいました。

視聴前に、唐沢寿明さん&木村多江さん&桜田ひよりさんで

「あまんじゃく」だとは思ったけれど、

いざドラマを見てみたら、佐野史郎さん&仲間由紀恵さん(SP)は「ハラスメントゲーム」ですし、

佐野さん(2回目)&片瀬那奈さんは「ラストコップ」…

最近の主演ドラマの共演者も多いな!という"新たな発見"もありつつ。

(と同時に、「将軍刑事」要素も仄かに匂わせつつ。→LOVE PAPAって…w)

 

池内博之さんは映し出されるだけで一気に海外ドラマ風味が増しますし、

台詞の発し方で言えば、栗山千明さんが一番

本家に寄せているような感じがしますね(ちなみに、本家は未見)。

会話の応酬は吹替版を聞いているようでしたけど…

「SUITS」よりは違和感はないのかなぁと思っています。

倒置法の多用は共通しているものの、タメる演技はなかったからなのかな?

 

サブタイトルを見る限り、物語は1話=1時間で構成していくそうで。

てっきり、丁寧にゆったりと物事が描かれて行くのかと思っていましたがそんな事はなく、

1時間内に色々起こり過ぎでしょ!とツッコミたくなるくらいの情報量。

なので、初回は「面白い!」よりも、

登場人物と内容を把握して行く事に必死な方が勝ってしまったって所でしょうか。

"謎"を幾重にも重ねて緊迫感を生み出す作りが海外ドラマの特徴なのかもしれませんが、

この盛り込み具合について行けるかどうかで

本作の印象も変わってくるのかなぁという気がしています。

 

ぶっちゃけ、木9枠で見たかった感じは否めませんが。

通常全8話程度で終わる「金曜ナイトドラマ」枠が

「24」だけに全24話もやるという気合いの入りっぷりに

期待はしてみたいと思います。しばらく、様子見です。

 

 

10/17追記:

2話を見ました。

えっと…残り20話以上も見続けられる自信がなくなりました(笑)

 

1時間の動きを1話分使って描くという手法が弊害を及ぼしているのかもしれませんが、

話が進んでいるようで全然進んでいないように感じるんですよねぇ。

ざっくり言い換えると、トロい。

物語の進行にメリハリがなく、淡々としているから引き込まれない。

 

原作「24」のジャック・バウアーって、もっと焦燥感に駆られていて

口調が荒っぽい男性のイメージがあったんですけど違うんですかね。

話が折り返し地点に突入したらそうなるとか?

今の所、現馬も感情が薄く冷静なキャラクターの印象があるから、

「ボイス」で「ハマの狂犬」と呼ばれていた主人公に寄せていた方が

本作にスリリングな雰囲気をもたらしていたように思ってしまうのは私だけでしょうか。

 

CTUのアジトも外の風景が見えないから"セット感"丸出しだしなぁ…(笑)

トンチキ要素が前回よりなくなったのも、面白味が減った原因ですかね。

 

って事で、感想はリタイアします。視聴も止めてしまうかも。

 


キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木 5話 感想|彩乃が余計なお世話過ぎる件

 

f:id:rincoro_ht:20200918231336p:plain

 

えええ〜…

神崎(山田涼介)の真相、警察仲間でも家族でもない

彩乃(関水渚)の"余計なお世話"で知らされる展開になっちゃうんか〜い。

そこは、発言でも行動でも、何かをずっと不審に感じていた神崎が

個人で調べていくと…とか、

勢いのあまり黒木(田中圭)がポロっと口に出してしまった…とか、

もっと重要な人物と絡める形で行って欲しかったなぁ。

 

彼女の場合、今でこそまるでルームメイトのように居座ってますけど、

過去のファミレス事件には全然関係ないですからね。

(というか、父の話も特に出てきませんが、あれから元気にやっているんでしょうかねぇ)

なんで第三者に物語を大きく動かすキーパーソン的役割を担わせちゃったんだろう。

黒木も黒木で…なんで賢造(椎名桔平)から託された手紙をタンスにしまいっぱなしにするのか。

自分の判断で勝手に手紙を読ませるわ、手元に置いておかないわ。

なんかもう…どっちもどっちとしか言えません(笑)

 

「犯罪者の子供」の件、やはり神崎は黒木と異母兄弟ではなく、

ヤクザの井原(高橋努)と元ホステスの"松原光"の間に生まれた子供だったらしく。

でも、怪しげに登場した仙道敦子さんが母親じゃなかった事だけは意外でしたね。

 

次回でいよいよ全ての謎が明かされますが…

まぁ、本作のテイストがテイストなので、あっさり解決しちゃうんでしょう。

っていうか…前科持ちではなくても、警察も採用前に身辺調査をしないものなのかしら。

賢造のお陰で刑事になれたとか?

 

 

↓次回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 

↓前回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net