緊急取調室(2019) 最終回 感想|"最後の仕事"にはならなそうなキントリチーム

 

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最終章後編。前回の感想で吉田鋼太郎さんと吉川愛さんの演技力の高さについては

言及しましたが、いや〜…序盤から魅せてくださいましたね!

キントリチームvs被疑者の攻防戦をメインに、梶さん(田中哲司)が無事かどうかと、

チームの解体危機など、「どうなってしまうのか」という様々なエピソードを織り交ぜた

充実した最終回だったと思います。

 

また、「最後の仕事」の点で、キントリチームと染谷(吉田鋼太郎)の仕事に対する姿勢を

対比させた構成になっていたのも良かったです。

自分の職務を全うする事は共通しているものの、

ただの仕事と割り切らず嘘偽りなく相手に立ち向かう前者と、

歪んだ正義感で相手に立ち向かう後者とで、どこから踏み間違えてしまったのか…という

考え方の違いが浮き彫りにされていたような気がしました。

 

レギュラー陣とゲスト同士での掛け合い、プロとしての誇りが滲み出る描写は

第3シーズンも安定していて、全体的にハズレのない、高水準な話ばかりでした。

モツナベコンビが少し丸くなり、チームに溶け込んでいく所が多く見られたのも嬉しい。

新メンバーの玉垣塚地武雅)の出番も、新しいキャラだから

前面に押し出すという訳でもなく、けれども彼自身にしかない能力を適切なタイミングで

見せてくれたので、あまり話数の重ならぬうちに迎え入れる事が出来ましたね。

 

テロップにあった「施行により、裁判員裁判対象事件の取り調べの

録音・録画が義務付けされた…」と同時に映るチームの面々で締めたラスト。

初回でも確かこれが使われていましたよね。

そして、初回では真壁のみのカットで締めていましたが、最終回ではそれが

チームに変わっているのも含めて、中々良い形で終われたと思います。

 

磐城(大倉孝二)のツンツンデレで解体は免れそうですし、

またいつか、続編の方を期待してます!

 

 

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パーフェクトワールド 9話 感想|つぐみが自己中にしか見えない…

 

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なんか、恵まれた世界だね…としか言いようがない(汗)

最終回でのハッピーエンドに向けて「あの災害がきっかけで」急にヨリを戻す事になり、

あれよこれよとライバル達は自分の人生を犠牲にし、

想いを断ち切れないまま二人の行方を見守らなきゃいけない苦行を強いられる…

登場人物が可哀想、というより、「他人の気持ちを尊重しない二人の身勝手さ重視で

都合良く描かれた物語に振り回される登場人物が」可哀想です。

 

長沢(中村ゆり)は役目を終えたと言って勝手に漂白されていったので、

発言などツッコミたい所は今回も山々でしたが、もうここは良いでしょう。

で、一番イライラしてしまったのはつぐみ(山本美月)かなぁ。

洋貴(瀬戸康史)が本当は一番泣きたいだろうに、

「自分は凄く苦しんでた」みたいなオーラ出して泣くつぐみが、

残念ながら自己中心的なキャラにしか見えなくて…。

泣けば済む話じゃないと思ってしまってね。

 

それと、自分の家族に謝るより

樹の母親(麻生祐未)に先に謝りに行くべきでしょうに。

たまたま「この人となら樹が幸せになれると思ってた!」って言って泣いてくれる

優しいお母さんで良かったですよ。

他の人であれば「また息子を裏切ったりしないでしょうね」って激怒するはずで。

何があっても息子には幸せになって欲しいって、つぐみも母自身の想いを聞いていたのに…

行間が含まれてたのかどうか知りませんが、付き合う事への誠意というものが

全く見えない彼女の描写にモヤモヤしっぱなしでした。

「つぐみにとっての」パーフェクトワールドを描きたかったんですか?

原作もこんな感じなのでしょうか。

 

しかしまぁ、山本美月さんも勝手ながら、あんな役やらされて気の毒に思えてしまいますね…。

「刑事ゆがみ」のヒズミ役で完全に自分の中でのイメージが変わった女優さんで、

その後他のドラマでも見る度に好きになって行ったのに、

本作のお陰で少し苦手になってしまいそうで(汗)

私としては、どんな役かで演者に対する印象が大分違ってくるんですよ。

だから、人物の心情や境遇は丁寧に作り込んで欲しかったです…。

 

 

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ラジエーションハウス 最終回 感想|続編が年またいだ新春SPよりかはマシ(何が)

 

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へぇ…ふーん…来週は特別編やるんですね。

だから「またこの場所で会おうぜ!」みたいなベタ臭い出迎えシーンがあったのかと。

こりゃあ、視聴率良いからって続編やる気満々だなぁと思いながら見ていたので、

もう?もう!!?ってビックリしちゃいました^^;

まぁ、本編で最終回と言いながら、SPという名の真の最終回は正月まで跨いだ

某モノづくりドラマよりは、まともな戦略でしょうけどね。

 

にしても、最終回はグダグダしたなぁ〜。

唯織(窪田正孝)が実は医師免許持ってたんだ!ってバラす件りをどうしてもやりたくて、

どうしてもそれを「意外性」のある話として引っ張りたかったのでしょうが、

残念ながら、やっと告白したか…遅いわ…としか思えず。

視聴者でも分かりやすい程、職の範疇を超えた仕事っぷりを散々見せられてきたので、

最終回まで引っ張るのなら

「あれ?もしかして?いや違うかな…」などのミスリードを盛り込んでみるとか

もう少し上手いボカし方はなかったのか

とツッコまざるを得ませんでしたね。

だって、周りの医師たちが唯織より、明らかに技術力が劣ってるように描かれてたからね…。

 

医師免許がどーのこーのの話で1時間弱やるのもどうかと思いますが、モヤモヤしたのは、

最終回での「免許秘密所持=悪」の描かれ方に納得出来なかったっていうのもありまして。

医師免許持ってないならそりゃ問題児で去るのもしょうがないけど、

「持ってるのに」手術したらダメなの?

何で予約キャンセルされる程の悲惨な状況に追い込む必要がある?

などと「?」が浮かびっぱなしの状態でした。

医療業界は免許を秘密にしている事が、そんなにタブーなのか…

というのが説明不足だから、なぜ今まで隠していたのかも、なぜあそこまで

唯織がバッシングを受けるのかも、イマイチ話にのめり込めません。

 

で、一番よく分からなかったのは

チームの面々は情緒不安定か!

って所。

免許の事を知れば急に冷たい態度とるし、

逆に唯織が病院を去る事を知れば、急に別れを惜しむかのような表情を見せてくる。

結局、絆の薄っぺらいチームだったっていうのが

滲み出ちゃった訳ですね…。

「チームワーク」「プロフェッショナル」を丁寧に描いてこないからこうなるんであって。

仕事ほっぽいて全員外出するのも、どんだけ思考が浅いんだと。急患来たらどうするの?

バスで「待てよ!」と言ってくるシーンも、キム○クの「ちょ待てよ!」を

彷彿させる感じで、なんかいきなりカッコつけて寒っ!って思っちゃいました(汗)

あ、誤解して欲しくないんですが、別にお馴染みの台詞自体も寒いという訳じゃありません。

俺たち仲間だろ?を露骨に出してきたのに違和感があって…伝わるでしょうか。

 

とまぁ、今回をもって一応最終回みたいなので、簡単に総括しちゃいますが。

視聴前は放射線科を題材にしたドラマが珍しいのもあって、

どんな内事情、放射線科だからこその苦労などが描かれるのかに興味があった分、

なんか…ガワだけ飾ったドラマに仕上がっちゃって残念って所ですかね。

やはり月9はこうなってしまうのだなぁと。

 

癖のあるHERO風演出、ファンタジー風な語り口、月9お馴染みの恋愛要素で

普段あまりドラマを見ないであろう役者目当ての視聴者を取り込むのは

1つの手段としてアリですが、もう良い加減、「役者目当て向け」「視聴率」に拘らず

内容を充実させたドラマを看板枠で作れないもんでしょうか。

去年から恋愛モノを多く生み出してきた「定番」から脱出し、

未然犯罪や科捜研、放射線科と様々なジャンルに挑戦しているのは面白い試みですが、

結局はその試みにそぐわない出来の作品ばかりで、何だか勿体ないです…。

 

次作は監察医だそうですが、刑事や医療などの視聴率が狙える題材続きなのを考えると、

あんまり期待しないで待っていた方が良いのかな。

 

 

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あなたの番です 10話 感想|木村多江劇場からの主人公、死す。

 

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えっと…最後のシーンはどう捉えたら良いのか…(困惑)

ハエ止まってましたね。じゃあ…体は腐ってて亡くなってるって事なんです?

命を取られた空っぽの人形みたいな顔されてたのが、地味にトラウマでした。

 

菜奈(原田知世)が退場したかどうかが視聴時には判断出来ないもんでしたが、

いつもの新ドラマ紹介CMの日10枠の顔が翔太(田中圭)だけに変わってて、

反撃編?新メンバーのユリユリ 横浜流星さんとバディを組む?っていう新章になるみたいで。

それで、ああ…いなくなるのね…とようやく理解した感じ。

あと1クールあるよ?恋人を失った憎しみだけで話もつのか?

亡くなった風に見せかけて終盤で生き返ったりするんじゃないのか??

と、未だに信じられませんが。

主人公(1番手)を退場させるとは、意外性で視聴者を惹きつけるにしろ

中々思い切った事考えましたね。

 

菜奈の件もそうですが、早苗(木村多江)劇場もパワーアップしてましたねぇ。

こちらも惹きつけ重視のためか、ハンドミキサーで脅迫したり外で周囲を巻き込んだりと

今回はミステリーから結構かけ離れていて、やり過ぎな気はしましたけどw

まぁ、安定の木村多江さんでした。怖いを通り越して面白かったです(笑)

とりあえず、生首と車の件は第1章までに回収されたのには安心。

 

第2章の11話が30日からという情報は事前に知っていたので、

来週はお休みになってしまうのかな〜と思っていたんですが…特別編というのをやるようで。

今までの事を総ざらいしてくれるのはありがたい!けど、

もう1つ言ってた2人の出会いパートの方は、あんまり長々とやらなくても良いかなぁ。

十分ラブラブっぷりを見せられているからね(笑)

 

 

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