隕石家族 1話 感想|どんなテンションで見れば良いのか…

 

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前作の最終回で流れた予告映像を見ちゃったからかなぁ…想像していたのと違いましたね。

隕石が地球にやって来るというトンデモ設定だから、

てっきりそれに寄せたツッコミ甲斐のある

ジェットコースターのようなテンポの良い作風になるのかと思いきや、

いざ蓋を開けてみれば、コメディの皮を被っただけの昼ドラ風愛憎劇…

という印象で見終えてしまった初回でした。

 

本編で描かれた主人公・久美子(羽田美智子)の秘密も、

実は隕石の襲来を食い止めるための機密組織に所属しているだとか

世界規模のものだと予想していたのですが、

「実は不倫してましたー!」じゃあ隕石を絡める必要はありませんよね。

初回で久美子・和彦(天野ひろゆき)・片瀬(中村俊介)の三角関係を提示したとなると、

回を重ねるごとにどんどんテーマとはかけ離れた別の話が展開しそうですし、

"主人公の秘密"を引っ張る事で間延びしてしまうのではないか?という予感もさせられました。

 

隕石がやって来る地球を舞台としている所はカオスだけど、

主人公をとりまくエピソードは昼ドラっぽい内容で、

でも洒落たバーで歌われているフォーク調の歌のチョイスは謎で…

SFなのに昭和感が漂う作りに、どんなテンションで見たら良いのかも掴みかねます。

 

それに、本業が芸人なのでツッコむのも野暮かもしれませんが、

天野さんの演技が若干浮いているような気がしますね。

決して本人が悪いと言いたいのではなく、芸人を起用するのだったら変に気取った役にしないとか。

逆に、厳格で頑固そうなキャラクターを貫き通したいのであれば、

もう少しそれに見合った俳優さんを起用するべきだったかと。

 

悪くはないんだろうけど特に惹かれもしない…という訳で、次回を見るかどうかは未定です。

感想は書けていない&2話をまだ見ていないものの、「いいね!光源氏くん」の方が

純粋に楽しめたので、もし今後感想を書くとするならばそちらが優先的になると思います。

 

最後に余談ですが、ウド鈴木さんは前作の鈴木拓さんみたいに、

毎回違った役でちょこちょこ出演されたりするんでしょうかね?

 

 

4/19 追記:

 

2話も見ました。

前回の内容に加えて更にオカルト要素も入ってきて、

ますますどう見たら良いのか分からなくなってしまいました…(滝汗)

設定がゴチャゴチャ過ぎやしませんかね?

 

それぞれ怪しい動きを見せていく所を踏まえると

世紀末版「10の秘密」とも捉えられますが、

個人的には、登場人物の抱える秘密で物語を引っ張っていく作りは

もう飽きてしまったので、そこの部分にはあんまり惹かれません。

裏に面白いドラマもありますし、これはリタイアしようかなぁと思います…。

 


浦安鉄筋家族 1話 感想|実写化してみせた勇気は買いたい

 

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喫煙所の感染リスクだとか、室内原則禁煙だとかで騒がれている中、

原作ではお馴染みらしいカートンを丸ごと吸うシーンや

煙を人の顔に思い切り吹きかけるシーンを遠慮なく映した所は、

自由の効いたテレビ東京、かつドラマ制作枠の中では最も遊んでいる印象のある

ドラマ24」での放送だからこそ実現出来たものだとは思いますし。

特に原作は知らなくても、水野美紀さん、岸井ゆきのさん、染谷将太さん、坂田利夫さんなど

それぞれの持ち味も、超個性的で独特なキャラクターを通して活かせているとも感じさせられます。

が、しかし、演出が悪目立ちしていたのが残念でならない初回でした…。

 

個人的にコメディテイストのドラマにおいては、登場人物を一人ずつ膨らませて、

性格やそれぞれの動きをじっくり描いていく事がポイントだと考えているので、

人物紹介よりも「あ、この監督だな」と明らかに分かるクセの強さを前面に押し出した

作品づくりをしてしまっては、視聴者の飽きが来るのも早くなると思うのです。

(私も実際、途中から笑える頻度も減ってしまったし…。)

おっさんずラブ」の大ヒットで味をしめたのかは分かりませんが、

初回は飛ばし過ぎな気がしました。

せっかく経験を積んできた役者をキャスティングしているのですから、

原作漫画の背景は無しにして、ビュンビュン飛ぶカメラワークや色彩鮮やかな照明を

減らす代わりに、もっと「タール吸うやつ大体友達♪」やタクシーでのシーンなど

会話劇に力を入れてみた方が、本作の持つ面白味は増すんじゃないでしょうか。

 

花丸木(染谷将太)のキャラクターが気になるので次回以降も様子見してみますが、

初回同様にてんこ盛りな演出が続くと、ちょっと完走はキツイかも…。

テンション高めな作りが苦手なので、これは趣味嗜好の問題かもしれませんが(汗)

 

OP映像は前作に引き続き、センスの良さが感じられて好きです。

サンボマスターと本作の親和性はバッチリだと思います。

 

 

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きょうの猫村さん 1話 感想|可愛い可愛い言ってたら終わった(笑)

 

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これはまず、松重豊さんをキャスティングした企画の勝利でしょうねぇ。

似合ってるな〜可愛いな〜なんて言ってたら、あっという間に2分半経ってしまいました(笑)

(いや、事前にその放送時間なのは知っていたけれども。それにしても一瞬w)

 

内容としては、特に初期設定・人物紹介もないまま、

猫村さんがどんな日常を送っているのか…という「漫画の1ページ」を

切り取ったようなもの。

 

今回は初回だったのもあり、人間には猫村さんはそこらにいる"猫"として見られているのか?

二足歩行なのを何で不思議に思わないんだ??などと気になる点がいくつか浮かび、

主人公が人間とすぐ親しい関係になれたオチに、フィクションにしかない

シュールさを感じて見終える事となりましたが。

これは「こういう作品なんだ」と思って、何も考えずに見れば

純粋にひたすら癒されるものになるのかもしれませんね。

 

勿論、既に癒されはしたのですが、初めて見たため、

あらゆるインパクトが大き過ぎて…という感じです(笑)

 

「あーあ ボルシチって どんなお味かしら♪」「猫でも 食べられるのかしら♪」

という超呑気な歌から始まるオープニングも、

エンディングで(恐らく)アコーディオンを使用するというチョイスも何もかもツボで、

伸びやかで暖かい世界観を醸し出そうという作り込みが

しっかり伝わってきた初回でもありました。

 

OP曲のこなれてない歌い方が、逆に味わいがあるなぁ…なんて思っていたら、

松重さん本人が歌われていたんですね。

本業の歌手に敢えて頼まないのも、なんだか本作らしいです。

市川実日子さんとの共演も「アンナチュラル」を彷彿とさせられます。

 

今回の話はまだ続くのか?それとも全然別の話になるのか?は分かりませんが、

コロナの影響で日々の楽しみが減り、寂しい心境の中、

通常放送してくれる"有り難み"を感じながら次回以降も見ていこうと思います。

しかし、感想は初回のみにする予定です。

 


死にたい夜にかぎって 6話(最終回) 感想|夢でまた逢えたなら

 

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「よく出来たドラマだった」とか「素敵な終わり方だった」とか

一言でまとめるのは勿体無いくらい、二人の関係に心揺さぶられた最終回でした。

別れ話となるとしんみりさせられる内容も多い中、

思い出の街を歩いて、当時を語って、「最高に楽しい時間の無駄づかい」という手紙を渡して…

ああ、こんな風に"二人だけの秘密"を共有し尽くした上で

1つの出会いにピリオドを付けられたら、どんなに素晴らしいか…と、

ちょっと羨ましくもなってしまいます。

 

本作の魅力はやはり「多くを語らない」作りだと思っていて、

最終回でもそれが一貫して貫き通されていました。

 

物語は震災でアスカ(山本舞香)の心が壊れていく場面から始まり、

OPが終わった後は時間軸を1ヶ月飛ばした状態で進みます。

その間に描かれるであろう"気持ちが徐々にすれ違っていく二人の姿"を

一切盛り込まない手法は、喧嘩するけど仲直り…というこれまでの話や

冒頭で既に印象強いシーンが描かれたために、

視聴者に自ずと想像させる"行間"の役割にもなっていたと思いますし、

また、震災をきっかけに一気に浩史(賀来賢人)の事を信じられなくなってしまった

アスカの繊細で複雑な心情をも表しているようでした。

 

最終回になって初めて登場したホームレスも、

普段は何しているだとか、今の姿に至るまでの背景とかは語られないままではありましたが、

逆にそうした事で、「どんな人もどうせいつかは縮んで死んでしまうから、

若いうちに楽しんだ方が良い」という言葉が、ドラマ用に作られたものではない

飾り気のない言葉として、ストンと胸に響くものになっていたと思います。

 

そして、本作の集大成かのように、湯豆腐やアサリの話をしながら

街を一軒ずつ訪れる二人を映した後は…

とうとう来てしまった別れの時。

 

新幹線で別れを告げるシーンには、涙を流さずにはいられません。

「もっと一緒に美味しいもの食べに行けば良かったね」

「もっとアスカの曲をちゃんと聞いとけば良かったね」

そんな風にタラレバを並べ立てながら、虫の裏側に似ていると言われる精一杯の笑顔を見せて

手を振っている浩史に対して、

一切顔は見ないものの、目には確かに涙が溢れているアスカ。

"動"と"静"で対比にはなっているけれど、大切な人に対する気持ちは同じだという事。

そこに後押しするかのように、アイナさんの主題歌の

夢で逢えたら 矢継ぎ早に 息を吐くのだろう」という歌詞が重なってからの

あの手紙…まで、流れが完璧としか言いようがありませんでした…。

 

どうしても印象的なシーンが多く、1つずつ解説してみました…みたいな

感想になってしまいましたが。

それだけ、周りから見たら「ろくでもない」かもしれない立場にいる人々を

視聴者にも共感してもらえるように、

優しく、温かく照らし続けた、作り手のセンスが光った作品だったと思います。

 

個人的には、世間では「福田ファミリー」の一員として見られがちな賀来賢人さんが、

唇カサカサで無精髭で…という、どこかの街でふらっと見かけそうな

素朴な佇まいを演じ切った事。

山本舞香さんが、唾で生計を立てていたのが精神疾患者になってしまい…という

深夜らしい過激で難しい役どころを体現されていた事。

そして、「平成物語」を始め、「俺スカ」「部活好きじゃなきゃ〜」など、

放送枠&その時間帯に見るであろうターゲット層に合わせた脚本を作り上げる

加藤拓也さんの柔軟性と力量を、また1つ知れた事。

語りきれませんが、それぞれの分野で、今後のドラマ業界の

ポテンシャルを感じさせてくれました。

 

冬ドラマ最後の作品が、本作で良かったです。

ありがとうございました。

 

 

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あと3回、君に会える 感想|あと1回は、どこで会う?

 

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U-NEXTと連携したSPドラマである事、山本美月さんが出演される事は知っていたけれども、

どんな内容なのかはあまり情報を入手しないまま見始めた本作。

 

タイトルから察するに、告白出来ないまま後悔していた人にチャンスを与える

タイムスリップモノなのか?

いや、無難にラブストーリーなのか?

おやおや、突然超能力の設定が出てきた…こりゃどんな話なんだ?

などと途中まで困惑した状態で見ていましたが、

征史郎(眞栄田郷敦)の 相手の背中にあと何回会えるかの数字が見える能力が

生まれつき備わっていたものだと分かった途端、物語にみるみる引き込まれてしまいましたね。

(放送中にとある芸能人がまた一人コロナにかかったというニュースを知って

パニック状態になりましたが、"何とか"乗り切りました…(泣))

 

少しでも運命に抗おうとはしないのかと最初は思いましたが、

いざ能力が備わってしまうと、しかも付き合っていく月日が長ければ長いほど

人は運命の前では無力である事を痛感させられてしまうのかな…と。

 

別れから何年か経って、同じ仕事先でクライアントになる相手がたまたまあの人だった…とか、

人ごみの中、通り過ぎた時に「もしかして…?」とお互いが振り返るだとか

といったドラマチックなラストではなく、

2人とも運転している最中にばったり出会うという

"ごくごく普通"のラストで幕を閉じた所に好感が持てました。

その後をあえて見せないのも、妙な清々しさと

胸がきゅっと締め付けられるほんの切なさが感じられて、個人的には中々好きです。

「エモい」なんて普段は使わないけど、こういう時に使うんだろうなぁ…と。

 

ヒゲダンの曲になると音量がデカイな(笑)なんてツッコンでたりもしていましたが、

大人で、哀愁があって、甘酸っぱくて…という、一言では表しきれない

様々な要素が入り混じったムードを演出するには、最適過ぎるチョイスでしたね。

 

カメラワークや青みがかった映像が映画っぽくて、特殊な設定を織り交ぜているとなると、

編成のインターバル期に30分×四夜連続の深夜ドラマを見ているような

不思議な心地になれた作品でもありました。

 


死にたい夜にかぎって 5話 感想|積み重ねた幸せの中にも、小さな綻びが…

 

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「お前は音楽の天才じゃない」

ああ…なんて直球で、なんて酷い事を言うんだ、浩史(賀来賢人)…と、

彼からアスカ(山本舞香)に放たれた言葉に、頭を抱えながら見てしまっていました。

 

たとえ大好きな彼女の作る曲が聞くに堪えない変な曲だったとしても、

自分に一番に聞かせたくて大きな声で起こしたりする姿が愛おしい気持ちが勝ってしまう訳で、

なぜ彼女ごと受け入れる事が出来なかったのだろう…という疑問もあった。けれど…

それと同時に、物語の最後に毎回語られる浩史のモノローグを思い出しもして。

何かあるたび自分の中のモヤっとした感情を押し込めて、

いくらプラス思考に考えたとしても、薄々と感じる理不尽さを我慢し続けているしわ寄せが

あの浩史の言動だったのかもしれない…とも納得させられてしまいます。

 

 

最後は遠くの吉野家へ行く事で、いつものように仲直り…と行きたかったのでしょうが、

月日が経ち、とうとう震災の日が来てしまいました。

初回で揺れを感じたアスカが「別れよう」と告げたのも、ここに繋がって来るのですね。

 

地震が来て、アスカの様子を心配するよりも、

落ちてくる唐揚げを必死に拾い上げる事を優先してしまう浩史の図…

彼と黒田(戸塚純貴)が話している所にフォーカスを当てている隅っこで、

音楽を聴いて微妙な反応を見せる部員達を映す遠目のカメラワーク…

 

この2つのシーンが、幸せや充実感を育んできたように見えて、少しずつ"綻び"が出始めている

アスカとの関係を表していると考えると、

最終回も含めて、もうその関係にピリオドを打つのだと覚悟した方が良いのかもしれません…。

 

 

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あまんじゃく 元外科医の殺し屋 最後の闘い 感想|楽しい時間をありがとう。また続編を!w

 

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初っ端から色々とツッコミどころを盛り込んできたなぁ。

明智小五郎ネタを思わせる顔面ベリベリシーン、よく出来てるチョコレート死体、

血糊で「ごめんなさい」と書かれた皿にショッカー…

CM入ってようやく息を落ち着かせられるくらいには笑わされたわ。

その後はちょこちょこ挟まれていたけど、

最初の30分くらいまでは一切挟んでくれないんだもん。容赦ない(笑)

 

前作は1時間経っても、一応シリアスで渋い雰囲気を装っていたもんだから、

今回はネタてんこ盛りで突っ走っちゃって大丈夫か?

続編となると、視聴者の笑いを狙った作りが優先的になって

所謂「あざとい」作りになってしまうのではないか?とも少し不安になりましたが。

舞台や設定にSF味が増したのが効いていて、

海外ドラマのような異空間と、アクションや銃撃戦による緊迫感と、

冷静に見ていたら可笑しい"抜け"感が、内輪ネタにならないギリギリのさじ加減で

上手くまとめられていて、極上のエンターテインメント的作品に仕上がっていたと思います。

 

クライムサスペンスとうたいながら、指笛が鳴らないのを撮り直しさせてもらえなかったり、

カッコつけた割にはコイントスを失敗したりする悪役が見られるのは、本作だけでしょうし。

幸薄枠同士のバリバリアクションが見られるのも本作だけ。

特に、松本若菜さんに「シィーイーエゥエゥエェルズ」「クライマックスだぜ」を言わせたのは天才でしょ(笑)

ネイティブな発音するたび、よく笑わずにやり切りました。…そこは、女優魂ですね。

ちょいダサゲスの山中崇さんも、絶妙に気持ち悪い表情を魅せる野口五郎さんも良かったけれど、

松本さんが一番輝いていたんじゃないでしょうか。

 

最後のシーンを見るに、もう木村多江さんの出番はなくなってしまうのかもしれませんが、

またいつか、同じSPの形で折壁(唐沢寿明)さんにお会いしたいです。

 

…こう言ってしまうと語弊を招きそうな気もしますが、

とある大御所芸能人の訃報で気分がドンヨリしていた所だったので、

現実を忘れさせてくれるほど心から笑える作品が、今日の放送で良かったとも思えてしまいました。

楽しい時間をありがとうございました。

トンチキドラマは不滅なり!!

 


陰陽師(2020) 感想|蔵之介さんに安っぽいCGは付き物なの?

 

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これは…あれだな。

すべて演出のせいだな(笑)

全体的に「低予算でやってるんだな」というのが画面から伝わってきて、

更には佐々木蔵之介さんの具合悪そうな目の周りのメイクまで気になって、

世界観に引き込まれないまま見終えてしまった…という感じ。

 

テレ朝のドラマになると、どうしてもパッキリとした色合いの良い映像になってしまう

傾向にあるので、本作は別の局で作った方が合っていたんじゃないでしょうか。

衣装自体には何の問題もないのかもしれませんが、映像のせいで衣装がコスプレに見えてしまって、

セットも合わせて、まるで日◯江戸村などのような作り物の印象を受けました。

…って言ったら、日◯江戸村に失礼なんでしょうけどね。

どんな話なのか調べてみてようやく分かったくらいで、神秘的なファンタジー時代劇なら、

明るめの映像より暗めの映像の方がしっくり来ていたと思います。

 

冒頭で「演出のせいだ」とは書きましたが、いまいち引き込まれない原因は他にも色々あり、

台詞の詰め込みによるテンポの悪さ、妖しげな雰囲気を醸し出しているようで

軽く聞こえてしまう劇伴(しかもひっきりなしに流れているのでガチャガチャしてうるさい…)、

「カキーン!」「ブシュイッ!」といった一昔前のチャンバラ風SEと、

あらゆる面で原作の良さを壊している気がしてなりませんでした。

鮮やかなCGも、何だか戦隊モノ臭が…(滝汗)

 

所々の台詞も軽いし、ツッコミどころは多いし、

トンチキドラマとして見るのが正解だったのかもしれませんが、

特に突き抜けている様子もないので、明日の「あまんじゃく」にはかなわないでしょうねぇ。

 

蔵之介さん目当てで見たものの、どうも妖気を帯びた役には合わず、

京都が舞台でも京言葉で話す主人公でもないとすると…

もう少し若い俳優を起用した方が、市原隼人さんとのコンビ感も強まって良かったと思います。

 


ゴールド! 感想|「老い」「衰え」は誰にでもやってくる

 

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面白かったです。

「おじさんは頑固だから〜」という話を親からよく聞いていましたが、

歳をとり始めると、実際にこんな人が多くなるんだろうな…と妙に納得させられるお話でした。

 

暗闇の中、ケーキを買いに車を出そうとする柴田(藤竜也)の姿には最初、

もしかしたら、いつも付き添ってきた自分より孫の顔の方を覚えていた妻・冨美代(吉行和子

へのショックによる不注意で事故を起こして、初めて「衰え」を認めざるを得ない状況に

立たされる展開となるのか…?なんて思っていましたが。

あえてその"ドラマらしい"展開はやらず、自分にとって身近で年上の友人が事故を起こし、

帰りに運転しようとしたら、パニックでアクセルペダルとブレーキペダルを

踏み間違えてしまう事で気づかされる…という描写にした所にリアリティがありました。

 

序盤はまるで別ドラマかのような、悪者は絶対に見逃さない正義のヒーロー!といった

コミカルな流れから始める事で、視聴者の興味を惹かせつつ。

最終的には、高齢者運転と介護、社会的な題材が上手く絡められていた作品でした。

ラストは夫婦の若い頃のエピソードで、物語は綺麗に終わりはしましたが、

「過去にこだわり続ける事は災いをもたらす。」

「しかし、現実を見るのに辛くなったら、過去を思い出してみる事で救われる時がある。」

というメッセージにも感じられ、現実と架空の塩梅も効いていたように思います。

 

藤竜也さんの、空を見つめる時の哀愁漂わせる目線も印象的でした。

存在を初めて本作で知りましたが、無名の役者さんを使って再現VTRを見せるよりも、

今後は本作を教習所の高齢者講習で見せていった方が、

「藤さんもこんな歳とったんだな〜」とも実感させられて

他人事には思えなくなるんじゃないかな?という気がします。

 

 

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2020年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

 

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5/13:「行列の女神」最新話をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

視聴予定の4月期のドラマを紹介して行こうと思います。

 

↓ の横の文字をクリックすると、そのページに飛べる仕組みになってます。

〜目次〜

2020年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

 1話は必ず視聴&感想を書くであろう全17作品の視聴リストです。

 作品概要やスタッフ情報も掲載しております。

番外編

 1クールで終わらない作品と地方局&BS作品の視聴リストです。

 また、ここで取り上げているものは感想を書かない可能性大です。

視聴未定なドラマ

 記事作成段階で、視聴しようか考え中のリストです。

まとめ

 春ドラマの視聴リストだけを見たい方は、

 上の「まとめ」を押すことをお勧めします。

 

それでは、参りましょう〜。

 

       

2020年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴予定の17作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

 

月曜日

 

SUITS/スーツ2(4/13・フジテレビ・月曜21時)★★

 

“月9” 史上、歴代最長話数にて放送決定!全米メガヒットドラマをリメイクした『SUITS/スーツ』が、続編として帰ってくる。更に、新キャラの登場により、シーズン1以上に「幸村・上杉法律事務所」のメンバーの人間模様が色濃く描かれていく。

 

前作は正直、"リメイク"とは名ばかりの出来で、

中途半端にアメリカンな会話劇や所作を取り入れたお陰で、

日本のドラマとしては成り立っていない印象がありました。

そして、普通なら見やすいであろう1話完結式も、

2つの事件を同時進行で進めて、調査過程が曖昧なまま

残り10分で無理やり繋げ合わせるという展開で

物語の流れが分かりづらく感じる事が多々あったのも、あまりハマれなかった理由です。

 

甲斐と蟹江のコンビは好きだったので、その2人を見たさに見るつもりです。

しかし、上に書いた内容に加えて、今年の月9は続編続きで「平均視聴率を10%以上に戻そう!」

という局側の保守的な考えが見え透いてしまう事から(これは邪推ですが)、

今作も「視聴者のファンが楽しめれば良いドラマ」になってしまいそうで、

特に期待はしていません…。

 

出演:織田裕二、中島裕翔、新木優子吉田鋼太郎鈴木保奈美

脚本:小峯裕之(「SUITS/スーツ」「家政夫のミタゾノ シリーズ」「砂の器(2019) ※SP」)

演出:平野眞 (「5→9」「Chef〜三ツ星の給食〜」「監察医 朝顔」)

   森脇智延(「SUITS/スーツ」「好きな人がいること」「黄昏流星群」)

   星野和成(「僕らは奇跡でできている」「アリバイ崩し承ります」)

音楽:眞鍋昭大(「SUITS/スーツ」「モンテ・クリスト伯」「アライブ」)

プロデュース:後藤博幸(「SUITS/スーツ」「突然ですが、明日結婚します」)

       荒井俊雄(「モンテ・クリスト伯」「砂の器(2019) ※SP」「ルパンの娘」)

主題歌:「」

原作 :The 'Suits' series by NBCUniversal

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/SUITS2/index.html

 

   

行列の女神〜らーめん才遊記〜(4/20・テレビ東京・月曜22時)★★★

 

これまで数多くの食をテーマにしたドラマを生み出してきたテレビ東京に、ビジネスを切り口にコメディタッチで味つけした、新たな作品が誕生!ラーメン業界をけん引する主人公が、苦境にあえぐ街のラーメン店を繁盛店へと導くフード・コンサルティングの物語。

  

最近のこの枠は、再建モノが主流になってきましたね。

スタッフも悪くないですし、鈴木京香さんと黒島結菜さんの組み合わせで

どんな化学反応が生まれるのか興味があります。

 

孤独のグルメ」をはじめ、「きのう何食べた?」「忘却のサチコ」など

グルメを取り扱ったドラマを多く生み出してきたテレビ東京なので、

その強みがビジネスドラマにも活かされると思うと楽しみです。

しかし、「ラーメンハゲ」でおなじみの主人公の設定が女性に変わってしまったとの事で、

原作の"改悪"にならないか若干心配です。

 

出演:鈴木京香黒島結菜高橋メアリージュン小関裕太前野朋哉

脚本:古家和尚(「ON」「明日の約束」「ハゲタカ(2018)」「イノセンス」)

監督:星護  (「高校入試」「dinner」「ヘッドハンター」)

   池澤辰也(「相棒 シリーズ」「警視庁・捜査一課長 シリーズ」「ミラー・ツインズ」)

音楽:佐藤俊彦(作品不明)

チーフプロデューサー :浅野太 (「バイプレイヤーズ シリーズ」「病院の治しかた」)

プロデューサー:中川順平(「娘の結婚※SP」「東野圭吾 手紙※SP」「リーガル・ハート」)

        倉地雄大(「電影少女 -VIDEO GIRL- シリーズ」「天」「死役所」)

        黒沢淳 (「執事 西園寺の名推理 シリーズ」「みかづき」)

        雫石瑞穂(「いつかこの雨がやむ日まで」「マンゴーの樹の下で※SP」)

主題歌:THEイナズマ戦隊「WABISABIの唄」

原作 :久部緑郎(作) 河合単(画)『らーめん才遊記』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/gyouretu/

 

 

火曜日

 

竜の道 二つの顔の復讐者(4/14 放送日未定・フジテレビ・火曜21時)★★

 

両親の敵討ちをするために復讐を誓い合った双子の兄弟の、犯人に立ち向かっていく姿が描かれる本格サスペンス。 「これからは、なんでも二人だ」ーコインの裏表のような正反対の立場の双子による、波乱万丈の復讐劇が幕を開ける!

 

整形する所は違いますが、3兄弟が子供の頃に両親を殺され、何年後かに復讐する…

という設定は「流星の絆」を彷彿とさせられますね。

  

ここ最近の火9枠はサスペンスドラマが作られる頻度が増えてきていますが、

テーマにぴったりの役者陣を揃えては、結局、最後まで緊迫感のないまま終わってしまった

前作「10の秘密」からの次作なので、あんまり期待はしていません。

予告映像の「おにいちゃーん!」も、ちょっとサムい感じがします…(汗)

 

出演:玉木宏高橋一生松本穂香細田善彦奈緒

脚本:篠﨑絵里子(「まれ」「人魚の眠る家 ※映画」「グッドワイフ」)

   守口悠介 (「フリンジマン」「左ききのエレン」「ランチ合コン探偵」)

演出:城宝秀則 (「フラジャイル」「メゾン・ド・ポリス」「4分間のマリーゴールド」)

   岩田和行 (「福家警部補の挨拶」「美しき罠 〜残花繚乱〜」)

   紙谷楓  (「実況される男」「海月姫」「結婚相手は抽選で」)

   吉田使憲 (「ウォーターボーイズ2」「インディゴの夜」「聖母・聖美物語」)

音楽:村松崇継 (「もう一度君に、プロポーズ」「未解決の女」「昭和元禄落語心中」)

プロデュース:米田孝 (「健康で文化的な最低限度の生活」「まだ結婚できない男」)

       水野綾子(「犯罪症候群」「68歳の新入社員 ※SPドラマ」「後妻業」)

原作:白川道『竜の道』

主題歌:SEKAI NO OWARI「タイトル未定」

公式サイト:https://www.ktv.jp/ryu-no-michi/

 

 

私の家政夫ナギサさん(4/14 放送日未定・TBS・火曜22時)★★★★

 

働き盛りで仕事に一直線!だけど家事と恋は不器用な28歳の独身女性の元に現れたのは、家事全般をパーフェクトにこなすおじさん家政夫。そんな見ず知らずの家政夫を雇うことから巻き起こる、ハートフルラブコメディ。

 

「これは経費で落ちません!」に続くバリバリのキャリアウーマンを演じる多部未華子さん、

かわいい"おじさん"の大森南朋さん、そして、甘いマスクの瀬戸康史さんの配役で、

視聴者のニーズをよく分かっているなぁ…という印象があります。

TBSは、ドラマを何本も見ている層、そんなに見ない層にかかわらず

話題になる題材選びとキャスティングが上手いですよね。

 

家政夫姿の大森さんで癒されるだけでも十分楽しめそうな気はしますが、

公式の"共に時間を過ごす中で、いつしかナギサさんの存在に安らぎや温かみを感じていく"

という文言に惹かれました。

擬似家族…とまでは行きませんが、大切な人との"愛""温もり"が感じられる作品は好きなので、

本作も、ただのラブコメではない作品になると良いな…と思っています。

 

出演:多部未華子大森南朋瀬戸康史

脚本:徳尾浩司(「おっさんずラブ シリーズ」「チア☆ダン」「ミス・ジコチョー」)

演出:坪井敏雄(「カルテット」「中学聖日記」「凪のお暇」)

   山本剛義(「Nのために」「わたしを離さないで」「凪のお暇」)

音楽:(「」「」「」)

編成:松本友香(「3人のパパ ※プロデュース作品」)

プロデューサー:岩崎愛奈(「プリズンホテル」「家族のはなし ※映画」)

        加藤章一(「警視庁ゼロ係 シリーズ」「ファーストラブ(2020) ※SP」)

主題歌:「」

原作 :四ツ原フリコ『家政夫のナギサさん』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/WATANAGI_tbs/

 

 

水曜日

 

ハケンの品格4/15 放送日未定・日本テレビ・水曜22時)★★★

 

一匹狼の最強ハケン社員・大前春子が、13年ぶりに帰ってくる!「働き方改革」「AI導入」「過労死」…職場がカオスと化した令和の時代で働く、社会人の品格を問うドラマとなる。

  

13年振りの続編。当時の最終回では26%を叩き出すほど人気作だったみたいですが、

私は未視聴なので、面白いかどうかは初回を見てみないと分かりません。(予習はするつもり)

正規雇用よりも非正規雇用の割合が多くなっている現代社会と、派遣社員の描写に

大きな"ズレ"を感じさせない作りになっていると良いですよね。

 

出演:篠原涼子小泉孝太郎勝地涼大泉洋伊東四朗

脚本:中園ミホ(「ハケンの品格」「ドクターX シリーズ」「西郷どん」)他

演出:佐藤東弥(「地味にスゴイ!」「サバイバル・ウェディング」)

   丸谷俊平(「世界一難しい恋」「母になる」「ゼロ」「イノセンス」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :西憲彦 (「地味にスゴイ!」「知らなくていいコト」)

プロデューサー:櫨山裕子(「ハケンの品格」「世界一難しい恋」「俺の話は長い」)

        山口雅俊(「闇金ウシジマくん シリーズ」「新しい王様 シリーズ」)

        秋元孝之(「世界一難しい恋」「もみ消して冬」「俺の話は長い」)

主題歌:鈴木雅之「Motivation」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/haken2020/

 

      

レンタルなんもしない人(4/8・テレビ東京・水曜24時12分)★★★

 

常に“ なんかする” 事に追われている現代人があふれている今の時代に、” なんもしない” が生み出すものとは何かを問う、不思議で新しいヒューマンドラマ。

 

特に際立った能力のない主人公の設定、のほほんとした穏やかな劇伴、ウェットな映像で、

ザ・深夜ドラマらしい世界観だな〜という感じ。

Twitterを通してお悩み解決していくサービスには今時っぽさがありますが、

「何もしない人が依頼人を救う」という設定は前期の「コタキ兄弟と四苦八苦」と

既視感を覚えるので、上手く差別化出来るかどうかが気になります。

 

出演:増田貴久、比嘉愛未葉山奨之古舘寛治 他

脚本:政池洋佑 (「天 天和通りの快男児」「絶対正義」「死役所」)

   本田隆朗 (「サイレント・ヴォイス」「ハル 総合商社の女」)

   竹川春菜 (作品不明)

監督:草野翔吾 (「にがくてあまい ※映画」「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」)

   タナダユキ(「東京女子図鑑」「昭和元禄落語心中」「東京独身男子」)

   棚澤孝義 (「半沢直樹(2013)」「大恋愛」「スパイラル」「死役所」)

   進藤丈広 (「ヌヌ子の聖★戦 ※映画」「こんな未来は聞いてない!」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :山鹿達也(「特命刑事カクホの女 シリーズ」「死役所」「僕はどこから」)

プロデューサー:稲田秀樹(「リーガル・ハイ シリーズ」「病院の治しかた」)

        小松幸敏(「孤独のグルメ シリーズ」「リーガル・ハート」)

        尾花典子(「死役所」)

        近添有賀(作品不明)

        渡邉崇 (「LE CHOCOLATE DE H ※ドキュメンタリー映画」)

主題歌:NEWS「ビューティフル」

原作 :森本祥司『〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます。』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/rentalsan/

 

       

きょうの猫村さん(4/8・テレビ東京・水曜24時52分)★★★★

 

累計330万部を誇る大人気コミックが実写化。性別も生物の垣根も超えて、松重豊が“ 猫の猫村さん” に化ける!?個性豊かな登場キャラクターたちを演じる豪華俳優陣と共に、心温まる2 分30 秒のミニドラマをお届けする。

 

おじさんを愛でる枠がもう1つ。いっぱい食べさせると思ったら、今度は猫役を任せる…

テレ東は松重豊さんで遊ぶのが好きみたいです(笑)

脚本家と監督が「デザイナー 渋井直人の休日」のお2人なので、

おじさん俳優を愛らしいキャラクターに描く事には長けていると思います。

2分半のミニドラマ×24話という企画も斬新で、応援したくなってしまいます。

 

出演:松重豊濱田岳石田ひかり松尾スズキ安藤サクラ

脚本:ふじきみつ彦(「バイプレイヤーズ シリーズ」「デザイナー 渋井直人の休日」)

監督:松本佳奈(「娘の結婚 ※SP」「デザイナー 渋井直人の休日」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:濱谷晃一(「執事 西園寺の名推理 シリーズ」「コタキ兄弟と四苦八苦」)

        千原秀介(「2クール」)

主題歌:「」

原作 :ほしよりこきょうの猫村さん

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kyouno_nekomurasan/

 

 

木曜日 

 

アンサング・シンデレラ(4/9 放送日未定・フジテレビ・木曜22時)★★★★★

 

薬剤師がフォーカスされる医療ドラマは史上初。医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、“ 縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)” として患者のために奮闘する、病院薬剤師たちの日々が描かれる。

 

腫瘍内科の次は、薬剤師。そして、清原翔さんは転職(笑)という冗談は置いといて…

「がん」をお涙頂戴のアイテムにはせず、視聴者の目線に立って「希望」も「苦しみ」も

ありのままの姿を真摯に描いた「アライブ」からの次作なので、つい期待してしまいます。

最近面白い作品続きで、波に乗っている印象のある黒岩脚本なので、

手堅い作品になるだろうと踏んでいます。

 

出演:石原さとみ西野七瀬清原翔桜井ユキ田中圭

脚本:黒岩勉 (「僕のヤバイ妻」「モンテ・クリスト伯」「グランメゾン東京」)

演出:田中亮 (「コンフィデンスマンJP シリーズ」「コード・ブルー3」)

   相沢秀幸(「貴族探偵」「グッド・ドクター」「モトカレマニア」)

音楽:信澤宣明(「義母と娘のブルース」「中学聖日記」「べしゃり暮らし」)

プロデュース:野田悠介(「レ・ミゼラブル」「コード・ブルー特別編」※共にSP)

主題歌:DREAMS COME TRUE「YES AND NO」

原作 :荒井ママレ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/unsung/

 

 

金曜日

  

らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜(4/24 放送日未定・テレビ東京・金曜20時)★★★

 

「DNAは嘘をつかない」が口癖で、数億桁の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者が、熱血刑事や科捜研の美女とともに難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るミステリー。

 

普段は見ない金8枠ですが、DNAから人間の"隠された真相"を辿っていく設定が面白そうで。

そして、こちらもまた黒岩さんが携わるという事で、初回を見てみるつもりです。

田中圭さんも安田顕さんも、連続ドラマに引っ張りだこで、すっかり人気俳優になりましたね。

 

(※感想は初回のみの予定です。)

 

出演:田中圭安田顕倉科カナ松坂慶子

脚本:黒岩勉 (「僕のヤバイ妻」「モンテ・クリスト伯」「グランメゾン東京」)

   酒井雅秋(「仰げば尊し」「名探偵・明智小五郎(2019) ※SP」)

   福田哲平(「&美少女〜NEXT GIRL meets Tokyo〜」「インハンド」)

監督:岩本仁志(「時をかける少女(2016)」「崖っぷちホテル!」「大全力失踪」)他

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー:濱谷晃一 (「執事 西園寺の名推理 シリーズ」「コタキ兄弟と四苦八苦」)

プロデューサー:山鹿達也(「特命刑事カクホの女 シリーズ」「死役所」「僕はどこから」)

        北川俊樹(「銀と金」「あまんじゃく ※SP」「僕はどこから」)

        尾上貴洋(「ヒガンバナ シリーズ」「ブラックリベンジ」「ボイス」)

主題歌:BTS「Stay Gold」

原作 :夏緑(作) 菊田洋之(画)『らせんの迷宮ー遺伝子捜査ー』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/rasen/

 

 

ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜(4/17 放送日未定・NHK総合・金曜22時)★★★

 

昨今増え続けるクレーマー患者たちに悩む女性医師が、先輩医師や同僚とともに患者たちと真摯に向き合い寄り添おうと努力する中で、人と人との絆を見つけ出してゆく、感涙のヒューマンサスペンスストーリー。

 

どんな話になるのか、まだ掴めていません。

しかし、NHKのドラマは基本的にハズレなしだと思っているので、

「透明なゆりかご」に続く新たな良作ドラマになる事を期待しています。

 

出演:貫地谷しほり内田有紀田中哲司浅香航大伊武雅刀

脚本:荒井修子(「マザー・ゲーム」「ツバキ文具店」「プリティが多すぎる」)

演出:西谷真一(「あさが来た」「植木等とのぼせもん」「サギデカ」)

   福井充広(「全力離婚相談」「おんな城主 直虎」「ミス・ジコチョー」)

   武田祐輔(作品不明)

音楽:兼松衆 (「僕らは奇跡でできている」「4分間のマリーゴールド」)

制作統括:真鍋斎(「立花登青春手控え」「コピーフェイス」「まんぷく」)

     高橋練(「チェイス 国税査察官」「まれ」「ミス・ジコチョー」)

主題歌:「」

原作 :森杏子『ディア・ペイシェント』

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/drama/drama10/dearpatient/

 

 

MIU404(4/10 放送日未定・TBS・金曜22時)★★★★★

 

唯一の武器は機動力。誰よりも早く、犯人を追え!ー『逃げ恥』『アンナチュラル』の脚本家・野木亜紀子による、警視庁 ” 機動捜査隊” が舞台のオリジナル脚本。24時間というタイムリミットの中で、犯人逮捕にすべてを懸ける姿が描かれる、一話完結のノンストップエンターテインメント。

  

まず、お2人の組み合わせと、ポスタービジュアルが好きです。

見ただけで、警察業界では問題児っぽくてちょっと危なっかしそうな人と、

真面目で頭の切れそうな人なんだな…という、個人的に好みの"凸凹コンビ"感を強く覚え、

この2人からどんな物語が繰り広げられるのだろう?とワクワクさせられてしまいます。

つまり、それだけ初期設定がしっかりしてるって事なんですよね。

 

「アンナチュラル」スタッフなので間違いはないでしょう。

米津玄師さんの「感電」もどんな曲になるのか楽しみです。

 

出演:綾野剛星野源、岡田健史、橋本じゅん麻生久美子

脚本:野木亜紀子(「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」「コタキ兄弟と四苦八苦」)

演出:塚原あゆ子(「リバース」「アンナチュラル」「グランメゾン東京」)

   竹村謙太郎(「あなたのことはそれほど」「アンナチュラル」「G線上のあなたと私」)

   加藤尚樹 (「コウノドリ シリーズ」「あなたには帰る家がある」)

音楽:得田真裕 (「家売るオンナ シリーズ」「アンナチュラル」「俺の話は長い」)

編成:橋本孝  (「新しい王様 シリーズ」「メゾン・ド・ポリス」)

   渡瀬暁彦 (「メゾン・ド・ポリス」「病室で念仏を唱えないでください」)

プロデュース:新井順子(「リバース」「アンナチュラル」「わたし、定時で帰ります。」)

主題歌:米津玄師「感電」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/

 

     

家政夫のミタゾノ(4/24・テレビ朝日・金曜23時15分)★★

 

皆さま、ご無沙汰しておりますー『家政夫のミタゾノ』第4シリーズ、スタート! 伊野尾慧&飯豊まりえとともに、これから行われるビッグイベントを前に、TOKYOを“ キレイ” にいたします。

  

ミタゾノシリーズは全作品視聴済みですが、年々パワーダウンしている感じが否めず…

という事で、そんなに期待せずに見るつもりです。

ミタゾノさんが前面に出る所が本作の一番面白い所だと思っているので、

家政夫(婦)は2人体制で良いのに…。

 

出演:松岡昌宏、伊野尾慧、飯豊まりえ 他

脚本:小峯裕之(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「ヒモメン」「砂の器(2019) ※SP」)他

演出:片山修 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「黒革の手帖」「サイン」)

   小松隆志(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「美しい隣人」「まだ結婚できない男」)他

音楽:ワンミュージック(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「向かいのバズる家族」「ハル」)

エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「ドクターX シリーズ」)

プロデューサー:秋山貴人 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「BG」「ヒモメン」)

        木曽貴美子(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「まだ結婚できない男」)

        椋尾由希子(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「脳にスマホが埋められた!」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/mitazono/#/?category=drama

 

   

浦安鉄筋家族(4/10・テレビ東京・金曜24時12分)★★★

 

実写化不可能といわれた大人気ギャグ漫画シリーズが、遂に笑撃のドラマ化!?千葉県浦安市に住むパワフルな一家・大沢木家が巻き起こす、どんな些細な出来事もドンチャン騒ぎになってしまう、エクストリーム・ホームコメディ

  

個人的には苦手な、ドタバタ!ギャーギャー!なテンションが高いだけの

作品になってしまいそうな可能性は孕んでいますが、

水野美紀さんの順子役は合ってそうで(原作は未読)、

彼女のコメディエンヌっぷりを見たさに初回を見るつもりです。

 

 

ドラマとは直接関係ないですが、佐藤二朗さんとのやり取りは結構好きです(笑)

 

出演:佐藤二朗水野美紀岸井ゆきの坂田利夫

脚本:上田誠  (「ちょい★ドラ2019」「ハゲしわしわときどき恋」※共にSP)

   諏訪雅  (「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド ※SP」)

   酒井善史 (「さぼリーマン甘太朗」「アフロ田中」)

監督:瑠東東一郎(「おっさんずラブ シリーズ」「黒い十人の女」「探偵が早すぎる」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :阿部真士 (「きのう何食べた?」「コタキ兄弟と四苦八苦」)

プロデューサー:藤田絵里花(作品不明)

        神山明子 (「新・ミナミの帝王 シリーズ ※SP」)

OPテーマ:サンボマスター「タイトル未定」

EDテーマ:BiSH「タイトル未定」

原作:浜岡賢次浦安鉄筋家族

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/urayasu/

 

  

土曜日

 

未満警察 ミッドナイトランナー(4/11 放送日未定・日本テレビ・土曜22時)★★

 

セクゾ” の中島健人×” キンプリ” の平野紫耀が、最強バディを結成!警察学校を舞台に、まだまだ” 警察未満” の状態である2人が難事件に挑んでいく、予測不能なフルスピードクライムサスペンス。

  

 

ジャニーズの人気若手アイドルを揃えて、正式なタイトルが決まる前から

大々的に新ドラマの発表するほど力を入れているという印象はありますが、

本作こそ「出演者のファンだけが楽しめるドラマ」にならないかどうか不安です。

警察や医療、弁護士と、視聴率が取れそうな題材選びを意識したは良いものの、

非現実的な設定や展開、特定のキャラクターの誇張描写が気になってしまって

本筋に興味が持てない…という作品がこの枠には多いのが現状なので…。

 

出演:中島健人平野紫耀吉瀬美智子伊勢谷友介

脚本:渡辺雄介(「レンタル救世主」「dele 2話」「ザ・ファブル ※映画」)

演出:南雲聖一(「過保護のカホコ」「イノセンス」「同期のサクラ」)

   長沼誠 (「奥様は、取り扱い注意」「ブラックスキャンダル」)

   大谷太郎(「ヒガンバナ シリーズ」「ドロ刑」「ボイス 110緊急指令室」)

音楽:木村秀彬(「コウノドリ シリーズ」「ブラックペアン」「TWO WEEKS」)

チーフプロデューサー :池田健司 (「ドロ刑」「俺の話は長い」「トップナイフ」)

プロデューサー:藤村直人 (「HiGH&LOW シリーズ」「居眠り磐音 ※映画」)

        森雅弘  (「生田家の朝 シリーズ」「地味にスゴイ!」「偽装不倫」)

        柳内久仁子(「家売るオンナ シリーズ」「ニッポンノワール」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/mimankeisatsu/

 

     

隕石家族(4/11・フジテレビ・土曜23時40分)★★★ ←リタイア

 

巨大隕石が接近し、地球滅亡まであと半年と告げられた所から物語が始まる。「最後まで家族一緒に…って、わたし、このままでいいの?」そんな主人公の暴走により家族を巻き込んでいく、地球最後の“ スペクタクルホームドラマ” が、ここに開幕する。

 

昼ドラっぽいキャスティングだな〜…「隕石家族」だから、

きっと隕石が落ちる=世界が終わる、つまり、家族の崩壊を描くドロドロ劇になるのかな〜…

なんて呑気に想像していたら…

予告映像では、まさかのB級感たっぷりのコメディになっていてびっくりしました(笑)

ギャップにやられた!という勢いのまま、見てみるつもりです。

 

出演:羽田美智子泉里香北香那松原智恵子天野ひろゆき

原作・脚本:小松江里子(「花燃ゆ」「いつまでも白い羽根」「大富豪同心」)

演出:竹村謙太郎(「あなたのことはそれほど」「アンナチュラル」「G線上のあなたと私」)

   千葉行利 (「悪夢ちゃん」「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」)

   トミー・チャン(作品不明)

音楽:富貴晴美 (「さくらの親子丼 シリーズ」「西郷どん」「僕の初恋をキミに捧ぐ」)

音楽制作:藤田雅章(「ガラスの仮面」「おまえうまそうだな」※共にアニメ)

企画・チーフプロデューサー:市野直親(「火の粉」「パパがも一度恋をした」)

プロデューサー:松崎智宏(作品不明)

        千葉行利(「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」)

        宮川晶 (「エンジェル・ハート」「僕らは奇跡でできている」)

主題歌:PassCode「STARRY SKY」

公式サイト:https://www.tokai-tv.com/io/insekikazoku/

 

 

日曜日

 

半沢直樹4/19 放送日未定・TBS・日曜21時)★★★

 

銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするも、まさかの出向を命じられてしまうという展開で、多くの視聴者に衝撃を与えて幕を閉じた前作。果たして、半沢直樹は出向先でも次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突き付ける相手に「倍返し」出来るのか…!? 型破りのバンカーの新たな伝説が、令和の歴史に刻まれる!

  

こちらも人気作で、最近増えている「10何年ぶりの続編!」とは違って

そんなに時間が経っている訳ではないのですが…実は、前作は見た事はないのです(恥)

4/5、12に総集編をやるそうなので、未視聴の私には助かりますが、

正直、年末年始の一挙放送で1話ずつ見てみたかったですかね。

 

顔芸、顔どアップ、憎っくきライバルの存在の三拍子である池井戸(班)作品が続いてきた今、

視聴者にとって飽きのこない続編に出来るのかどうか気になります。

脚本家が前作に携わっていない丑尾健太郎さんなのが、少し不安ですが…。

 

出演:堺雅人上戸彩及川光博賀来賢人香川照之 他

脚本:丑尾健太郎(「小さな巨人」「ブラックペアン」「ノーサイド・ゲーム」)他

演出:福澤克雄 (「半沢直樹」「下町ロケット シリーズ」「ノーサイド・ゲーム」)

   田中健太 (「半沢直樹」「下町ロケット シリーズ」「恋はつづくよどこまでも」)

   松木彩  (「わにとかげぎす」「花のち晴れ」「テセウスの船」)

プロデューサー:伊與田英徳(「半沢直樹」「ノーサイド・ゲーム」)

        川嶋龍太郎(「流星ワゴン」「陸王」「ブラックペアン」)

        青山貴洋 (「ブラックペアン」「下町ロケット(2018)」「グランメゾン東京」)

主題歌:「」

原作 :池井戸潤半沢直樹3 ロスジェネの逆襲』『半沢直樹4 銀翼のイカロス

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/

 

   

美食探偵 明智五郎(4/12・日本テレビ・日曜22時30分)★★★

 

「もし、明日死んでしまうとしたら、あなたは最後に何を食べますか?」超美食家で超変わり者のイケメン探偵が、” 食” を通じて連続殺人鬼の真相とハートに迫る、恋する毒殺サスペンス。

 

何作か続いてきた「人気役者を揃えたよ」「アクションもあるよ」「考察も出来るよ」

が特徴のサスペンスミステリーから離れそうな気がするので、期待度も★星3つにしました。

また、脚本家の過去作品を見てみる限り、ある程度楽しめそうです。

 

出演:中村倫也小芝風花北村有起哉小池栄子

脚本:田辺茂範 (「表参道高校合唱部!」「インハンド」「女子高生の無駄づかい」)

演出:菅原伸太郎(「世界一難しい恋」「トドメの接吻」「白衣の戦士!」)

   水野格  (「俺のスカート、どこ行った?」「生田家の朝 2019秋」)他

音楽:坂東祐大 (作品不明)

チーフプロデューサー :西憲彦  (「地味にスゴイ!」「知らなくていいコト」)

プロデューサー:荻野哲弘 (「視覚探偵 日暮旅人」「イノセンス 冤罪弁護士」)

        本多繁勝 (「Missデビル」「これは経費で落ちません!」)

        西紀州  (「ブラックスキャンダル」)

協力プロデューサー  :吉川恵美子(「デスノート(2015) ※ドラマ」)

原作:東村アキコ「美食探偵 -明智五郎-」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/bishoku/

 

        

番外編 

 

エール(3/30・NHK総合・月〜金曜8時)★★★

 

本作のモデルは、数々のヒット曲を生み出してきた古関裕而。幼年期から戦後まで、一人の有名作曲家の半生を描く。

 

朝ドラは長期間放送されるので、特に過剰な期待もせず見てみよう…というのが、

初回を視聴するにあたっての最近の心境です。

しかし、脚本家の3人体制で、物語がますます箇条書きになってしまわないかどうか…。

 

出演:窪田正孝二階堂ふみ

脚本:林宏司(「コード・ブルー1,2」「医龍1〜3」「BOSS」「トップナイフ」)

   清水友佳子(「不機嫌な果実」「リバース」「わたし、定時で帰ります。」)

   嶋田うれ葉(「スミカスミレ」「大全力疾走」「リカ」)

演出:吉田照幸(「マリオ〜AIのゆくえ〜 ※SP」「弟の夫」「八つ墓村 ※SP」)

   松園武大(「龍馬伝」「とと姉ちゃん」「4号警備」「半分、青い。」)

音楽:瀬川英二(作品不明)

制作統括:土屋勝裕(「花燃ゆ」「アシガール」「フェイクニュース ※SP」)

主題歌:GReeeeN「星影のエール」

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/yell/

 

            

視聴未定なドラマ 

  

捨ててよ、安達さん。(4/17・テレビ東京・金曜24時52分)

 

主人公「安達さん」を演じるのは、安達祐実本人。様々な“ 捨てられないモノ” の中から擬人化したモノが彼女の夢の中に各話現れ、自分を捨ててほしいと名乗り出るシュールな世界観を展開する。

 

作品概要を書いていて、ちょっと面白そうだな〜…と思えてきました。

初回は見るかな?

 

出演:安達祐実

脚本:下田悠子(「ぼくは麻理のなか」「青と僕」「コーヒー&バニラ」)

   大九明子(「勝手にふるえてろ ※映画」「時効警察はじめました」)

監督:大九明子(「勝手にふるえてろ ※映画」「時効警察はじめました」)

   成瀬朋一(「勝手にふるえてろ」「記憶にございません!」※共に映画)

   林雅貴 (「ブラックスキャンダル」「わたし旦那をシェアしてた」)

音楽:侘美秀俊(「眠り姫」「代行のススメ」「もぎりさん」※全て映画)

プロデューサー:漆間宏一 (「トモダチゲーム」「テレビ演劇 サクセス荘」)

        加藤伸崇 (「インベスターZ」「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」)

        坪ノ内俊也(「天国の恋」「新・牡丹と薔薇」「家族の旅路」)

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/suteteyo_adachisan/

  

 

いいね!光源氏くん(4/4・NHK総合・土曜23時30分)

 

源氏物語」の中で、雅(みやび)の世に生きていた平安貴族・光源氏が、まったく世界観の違う現代、地味で自分に自信がないこじらせOL・沙織の元に現れる。思わぬ出会いが奇跡を巻き起こす、ゆる~く笑える千年の時を越えた“ いけめん” 居候コメディ!

 

今期の土曜深夜ドラマ3本はどれも、特に「これが凄く見たい!」という

気持ちにはまだなれないんですよねぇ。(「隕石家族」を優先しちゃってますが。)

テレ朝の方は、見るからにネタドラマ臭がしそうなので、スルーする予定です。

こちらは初回放送日が早いので、時間が合えば&評判が良ければ見てみようかな?

 

出演:千葉雄大伊藤沙莉桐山漣

脚本:あべ美佳(「ピアノの森 シリーズ」「団地ともお」「鬼平」※全てアニメ)

演出:小中和哉(「ダークシステム」「南くんの恋人」「VAMP ※映画」)

   田中諭 (「るろうに剣心 シリーズ ※映画助監督」「ぬけまいる」)

音楽:小畑貴裕(「植木等とのぼせもん」「ミラー・ツインズ」)

制作統括:管原浩 (「全力失踪」「ダイアリー」「これは経費で落ちません!」)

     竹内敬明(「精霊の守り人」)

主題歌 :岡崎体育「ニニニニニ」

原作:えすとえむ『いいね!光源氏くん』

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/hikarugenji/

 

       

まとめ

 

以下、視聴予定の17作品です。

 

・SUITS/スーツ2(フジ・月9)

・行列の女神〜らーめん才遊記〜(テレ東・月10)

・竜の道 二つの顔の復讐者(フジ・火9)

・私の家政夫ナギサさん(TBS・火10)

ハケンの品格(日テレ・水10)

・レンタルなんもしない人(テレ東・水深夜)

きょうの猫村さん(テレ東・水深夜)

・アンサング・シンデレラ(フジ・木10)

・らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜(テレ東・金8)

・ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜(NHK総合・金10)

・MIU404(TBS・金10)

・家政夫のミタゾノ(テレ朝・金11)

浦安鉄筋家族(テレ東・金深夜)

・未満警察 ミッドナイトランナー(日テレ・土10)

・隕石家族(フジ・土11)

半沢直樹(TBS・日9)

・美食探偵 明智五郎(日テレ・日10)

 

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば…

1位 MIU404(TBS・金10)

2位 アンサング・シンデレラ(フジ・木10)

3位 私の家政夫ナギサさん(TBS・火10)

4位 きょうの猫村さん(テレ東・水深夜)

5位 行列の女神〜らーめん才遊記〜(テレ東・月10)

 

 

今期はまぁ、他のドラマブログでも既に書かれているかと思いますが、

とにかく続編が多いですね。

そして、なんと…オリジナル脚本が17作品中4作品しかないという悲劇(笑)

なのでその分、確実に視聴率が取れるであろう続編に対抗出来る作品が

出てくると良いなぁ…と願っております。

 

上に期待度ランキングを書きましたが、3位と4位は"割と楽しみ"で、

5位以下は正直そこまで差がありません。

私的には、脚本・演出・役者どれをとっても完璧の「MIU404」と、

こちらは原作モノですが、医療ドラマの新たな"可能性"を再び見出せそうな

「アンサング・シンデレラ」の2作品に賭けるクールとなりそうです。

 

ちなみに、木9枠の「BG 〜身辺警護人〜」ですが、

前作を既にリタイア済なので、今回はスルーさせていただきます。

  

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ…

春クールのドラマを楽しみに待ちましょう( ´∀`)