2019年11月一覧

少年寅次郎 4話 感想|父の事殴って良いぞ、寅さん!

 

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なんだって、平造(毎熊克也)はあんなに人を馬鹿にするんでしょうねぇ…

寅次郎(井上優吏)じゃなくても殴りたくなってしまったよ。特にラストのシーン(笑)

何やったってどうせ、みんな優しくしてくれるだろうとか甘えてるんですよね。

っていうか、戦争前より捻くれてないか?というのは置いといて…

 

今回は"現在の母"である光子(井上真央)と"かつての母"であるお菊(山田真歩)の、

二人の母親の我が子に対する想いが描かれました。

 

赤ちゃんの時以来の寅次郎に会いに来たお菊。

空白の数年間、今まで何をしていたのか?どんな想いで生活して来たのか?といった過去は

詳しく明かされはしなかったものの、

散歩先生(岸谷五朗)の提案で再会を果たし、腕を掴んで

ごめんね…ごめんなさい…と延々と泣きながら寅次郎に謝り続けるその姿には、

自身の行為をどんなに悔いてきたか…という背景が滲み出るようで

涙が止まらないシーンでした。

 

他にも、万年筆を見て寅次郎とお菊の関係を悟り、それをあえて話さない光子や、

神社で光子とお菊が対面し、一見神頼みするつもりで本当は光子に

「頼みましたよ?」と背中を押しているのが見て取れる様子など、

今回も視聴者がその人の心情を想像させる形で、優しさと温かみが感じられる描写が

盛り込まれていたのが良かったです。

 

親の承諾も取らず、寅次郎に心の準備をさせないまま

お菊を会わせるなんて良いの!?と思っていた散歩先生も…

愛する奥さんを亡くしてしまった今、彼女にも後悔のないように、

お互いが生きていて手の届くうちに会わせてあげたい、幸せになってもらいたい

という気持ちが働いての行為だったのかもしれませんね。

そして、その親の元で立派に育ち、

相手の立場になって考えられる子に成長した夏子(井頭愛美)。

2人の母親と更に、散歩先生と夏子も含めて4人なりの「思いやり」も

描かれたお話だったと思います。

 

光子もまた、寅次郎を心根真っ直ぐに育て上げてくれた。

産みの親も愛してくれていると分かって喜ばしい事だった。

でも…平造への憎しみは募る一方で、やはり家を出て行ってしまうんですね。

どうやって落とし所をつけるのか、気になります…。

 

 

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ドラマとは全く関係のない余談。

本当は日曜日に見て感想を上げるつもりだったものの、

録画が(いつもはちゃんと録れてるのになぜか)映像が乱れ乱れで、

気付いたら20分しか録れておらず…

再放送を待ち、視聴出来るチャンスを待ち…で、放送直前になってしまいました(汗)

 

感想を定期的に読みに来てくださる方もあまりいないとは思いますが、

もしいらっしゃったら、大変遅くなってしまってすみませんでしたm(_ _)m

HDDレコーダーくん、最終回はしっかり録ってくれよ〜!

 


時効警察はじめました 5話 感想|きのこヘッドホンの無理やり感(笑)

 

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親子の遺伝が、事件の重要な手掛かりとなっていた回。

 

夏歩(趣里)の丸い物丸呑みの件は、

本作なら絶対伏線として回収してくるだろうなぁと思っていたので

そこは予想通りではありましたが、

草履で痒くなったり、ネタとして捉えてたきのこくんを怖がったり…は重要視しておらず

まさかその2つも伏線だったとは!という面白さがありました。

っていうか…木能古 真朱(きのこ まっしゅ)って名前、なんやねん(笑)

ヘッドホンの耳当て部分に入るサイズのきのこ、よく見つけてきたよね…

いやいや、流石に気づこうよ(笑)

敷き詰められた小ネタに、相変わらずクスッとさせられます。

 

殺害動機としては、凡人の気持ちが分からない孤高の天才・村瀬(水川かたまり)への

恨みが故の…というもの。

自分を否定され、殺意が芽生えてしまう栗原(鈴木もぐら)の立場も分からなくもない。

しかし、売れっ子になった今、抗いたくなる気持ちは

マネージャーの安田(前野朋哉)にバトンタッチされたんじゃないでしょうか。

 

趣里さんの喜怒哀楽コロコロ変わる演技を、堪能した回でもありました。

最初は豹変っぷりにちょっと変わった人なんだという印象を与えられたものの、

終盤のマッサージチェアに座る父と笑顔を作るシーンでは、

ちゃんとしんみりした雰囲気を作り出すの…役者だなぁと思わされましたね。

 

 

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ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜 5話 感想|隠蔽が一番の失敗では?

 

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「まさかこんな事は起きないだろう」という油断が引き起こした医療ミス。

食塩水とアルコールを取り違えてしまった背景には医者の過剰労働があり、

この失敗を未来に活かす事が大切だ…といった

いつもの希望のあるラストで締めた訳ですが、

個人的には、ミステリーの捻り方的にも、遺族側の心情的にも

ちょっと釈然としない感じだったかなぁ。

 

本当にアルコールだとしたら匂いで分かるだろうから、

そういう意味でも前回の感想で触れた「紫の炎」に目を付け。

調べてみてセシウムがその色になり、医療業界で使われているとも分かった事から、

(ソースはこちら)→・セシウム - Wikipedia ・家庭でトライ!キッチンで炎色反応

真奈子(松雪泰子)達が「なぜ炎が出て、なぜ紫色だったのか?」

「その成分は何なのか?」を探る実証をする展開になるのだと想像していました。

しかし、実際にはストレートに容器の取り違えだった事が明かされ、

この多くの視聴者が読みやすいミステリー要素ならば

前後編にしなくても良かったのでは?と思ってしまいました。

(前後編にしたもう1つの理由としては、守康(寺脇康文)の件もあっただろうけど。)

 

そして、今回の事件が引き起こした原因を「過剰労働」だとした真奈子。

う〜ん、遺族側からしたら、それなら仕方ないね とはならないと思うんですよね。

大切な人が帰らぬ人となった今、ミスはミスなのに変わりなくて、

大体、病院の事情なんて知ったこっちゃないでしょうし。

展開としても隠蔽の件は二の次にして(という表現が合ってるか分かりませんが)

過剰労働が最大のヒューマンエラーだった…みたいな描かれ方だったのが

少し気の毒な感じがしました。

好意的に見ているポイントその2の、どの立場の人々にも必ずフォローを入れる…

というのも、遺族側にはなかったのも不思議。

 

面白い事には面白いし、本作なりの良さもあるのですが、

凄く面白い!までに行かないのは、脚本とキャラクターの全体的な軽さ、

そしてテレ朝ドラマを彷彿とさせる作りにあるのかなぁ…と思ってます。

 

 

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ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(2019) 5話 感想|私、秘密も口外しないので。

 

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あらあら…今までの微妙な感じは何だったんだ?と思うくらい

一番面白かった回でした。

 

いつものAI対決のくだりも、潮(ユースケ・サンタマリア)との確執シーンも

なくしたから見やすいし。

中の人が他のお仕事で忙しかったのか、

ニコタン(市村正親)の出番が一切なかったのもあり、

スッキリまとまっているようにも感じられるし。

…となるとやっぱり、変に登場人物や設定を増やして気合入れずに

シンプルに"大門の動き"に焦点を当てていた方が面白いのでは?なんて

思ったりもしてしまいましたね。(つまり、新キャラを上手く活かせていないという事。)

 

三原雅恵(岩下志麻)の件で、大門(米倉涼子)は信念の強い持ち主なのが分かりました。

それも、手術のために意識のない状態の雅恵だから、その時点で医療関係者に

背中の事を伝えても本人にはバラさなければ大丈夫…となるものを、

「女同士の約束だから」と、蛭間(西田敏行)達には何としてでも言わず。

また、1人の患者を助けるためなら

どんな秘密でも顔には出さないで静かに受け入れるし、

手術シーンもいつもよりじっくり見させてくれた事からも、

別の治療法を探る形で絶対に助けるんだ…という大門の"医者としてのプライド"を

ブレずに貫き通して描かれた作りになっていたのが良かったです。

 

そういえば、HIKAKINさんが出演されるって話…

どこで登場していたか全然分からなかったなぁ。

そして、突然のしんのすけの、突然のお尻ふりふりには癒されましたな(笑)

 

 

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俺の話は長い 5話 感想|家族と満の新たな一面を知る、変化球の回。

 

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其の九「銀杏と爪切り」

 

大切な我が子だし、優秀な高校に入っても今の状態に至る満(生田斗真)を

間近で見てきた訳だから、

偏差値の高い高校に行かせたい綾子(小池栄子)の気持ちはとても分かる。分かるよ。

でも…母親としてのその想いは届かず、

親でも兄でもない満の高校時代の話の方が、

春海がすんなり聞き入れちゃうというのがまた切ない。

 

友達と一緒に受けていた野球の名門校に自分だけが受かったものの、

結局甲子園には出られないまま終わってしまい、

逆に普通の高校へと行った友達の所属する野球部が決勝進出にまで勝ち進むという

満の話がとても面白かったです。

なんて理不尽なって思うんですけどね。

でも、そんな「昔はこうだったなぁ…」と自ら笑い話にする程の経験を重ねて

生きている人の方が多いのかもしれませんよねぇ。

 

銀杏を割る音と爪を切る音が同時に響き続ける中での、

満と綾子の会話、そこに途中から参加する春海のシーンも印象的でした。

言い返して、喧嘩して、ご飯を食べて落ち着いて…の繰り返しをするのが家族だという事が

今までのエピソードで描かれてきましたが、

今回はそれとは別の方向から「家族のあり方」を提示していたような気がして、

ただ思い出話で盛り上がっているだけなのに

なぜだか見ていて心が温かくなってしまった回でした。

 

其の十「シャンパンと合い鍵」

 

これから恋愛方面の話も繰り広げられてきそうな感じを仄めかす

明日香(倉科カナ)の登場は意外でしたね。

でも、折り返し地点なのを考えると、"家族以外の別の顔を持つ満"という点で

所謂マンネリ化を防いできたような印象で、これはこれでアリ…なんて。

 

しかし、満は将来、明日香の家に世話になるつもりなんでしょうかね。

最後のシーンで「文句があるなら家から出てったら」と言う春海の言葉が

妙に引っかかってしまいました。

 

仮に一緒に過ごす事になったとしても、

はたまた、明日香から資金をもらう形で、再び喫茶店を立ち上げる決意をしたとしても、

母・房枝(原田美枝子)の元から旅立ってしまうのには変わりなくて。

秋葉家の3人が住む新築がもうすぐ出来上がるらしく、

それと同時に出て行く日も刻々と近づいてきている訳で、

更に満も…となると、相当寂しくなりますよね。

 

いつかまた夢をまた見つけて欲しいと思う反面、

賑やかな家族をずっと見ていたいとも思えるジレンマ。

自立するためなら、親の元を去る運命も避けざるを得ないのかな。

 

 

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G線上のあなたと私 5話 感想|結婚とは何か?を体感して得た也映子の答え…

 

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「結婚とは何か?」を也映子(波瑠)が体感する回。

良いですねぇ。何というか、"人間臭い"恋愛パートを久しぶりに見ているような気がします。

 

冒頭では元彼とばったり出会って、誘いに付き合ってしまった也映子。

元彼とのくだりはもう少し後にも回せそうなものの、

なんで今?という理由が最終的に理解出来た構成でした。

 

人に合わせて、優しい言葉をかけてしまいがちだった彼女が、

幸恵の「"結婚したい"と"この人と結婚したい"は似て非なるもの」という言葉の真意を、

白鳥との交流、その話を受けた理人(中川大志)のアドバイスによって気づき、

結果、私は!今!2人の前でバイオリンが弾きたい!と人目を憚らず

今のありったけの想いを叫ぶ姿へと変われた。

「2人に出会う前の也映子」と「2人に出会ってからの也映子」の対比が効いていて、

バイオリン教室での出会いがどれだけ彼女の人生に影響をもたらしたか…という点で

また1つ胸に希望が満ち溢れるエピソードが見られた満足感を覚えました。

 

也映子が白鳥と付き合ってみて分かった時の台詞も

「心が動かなかったから」「結婚したい意欲が湧かなかった」とかではなく。

理人が眞於(桜井ユキ)に言われた「時間を無駄にしますよ」を彷彿とさせる台詞で

まず視聴者を引きつけ、そこから也映子の「バイオリンの練習してたら良かった」といった

率直な気持ちを語る様子をじっくり描写した事で、

結局は"一緒にいたいかどうかが大事"という答えに具体的な説得力が感じられ、

その答えに導くまでに全く説教臭さもなかったのが良かったです。

本作は共感性のある言葉を多く生み出すなぁと思えるのも、そこにあるのかもしれません。

 

一緒に過ごしてきた時間を捨てられないという幸恵の真理は勿論の事、

メガネ女子に萌えてしまう白鳥の真理もよく分かります(笑)

最初の也映子の「結婚したいから結婚する」じゃないけど、

多分「メガネ女子と」が目的だったのかなぁと…

(物件紹介するのは怖いけど)根は誠実そうなので、いつかこの人にも

メガネ女子という魅力を飛び越えた相手に出会えると良いですよね。

 

最後に。余談ですが…

結婚とは何かを話し合う也映子と理人のシーンの最中に

結婚発表速報が流れるとは、中々の妙でしたねぇ。

きっとニノもこの人だ!って思ったんだろうな。

 

 

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まだ結婚できない男 6話 感想|まどかルートで行く…のか?

 

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やっくん。

とうとう姿を現しましたね。

今回出てきた いとこの亮介(磯村勇斗)の名字が「矢野」だったので、

もしや…?と疑っていましたが、矢野でもなく薬丸(デビット伊東)でもなく

全くの別人でありました(笑)

う〜ん、確かに、あのブログを運営しているのも納得の見た目…

 

今回のテーマはまどか(吉田羊)と母の関係性も絡めて

「人の悩みを突き詰めると、お金と人間関係に行き着く」だったと思いますが、

大和さんがあんなに人を逆恨みするようになった根本的な原因は、お金なのでしょうねぇ。

でも、あの時計は割と高かったんじゃないのか?というのは置いといて。

この人に関しては気持ちを変えない限り、

いつまでも今の状況からは脱却出来なさそうな気がしました。

三四郎の相田さん、全然違和感なかったですね。調べてみてビックリ!)

 

一方で、もう1つの「人間関係」で悩むまどか。

最初はまどかの話がメインで動いている印象で、

また桑野(阿部寛)が隅に追いやられないかちょっと不安でしたが。

「一言余計だけど、向き合う時は自分なりにしっかり向き合う」という

桑野の良さを最終的に活かしつつも、

疎遠になればなるほど謝る行為への難易度は高まり…

それでも死んで後悔する前に、まずは些細な事でも良いから話しかけてみろといった教訓が

まどかの様子から感じ取れ、少し考えさせられるエピソードでした。

大和とまどかで、対比の構図にもなっていたのも良かったです。

 

そんな2人を見て「姉をよろしく」と言い、たった1回きりで退場してしまう亮介。

4話でも桑野の母・育代(草笛光子)がまどかに同じように伝えたけど…

スタッフ側は桑野とまどかのルートを押したいんでしょうねぇ。

個人的には「押したいのかな」と思えてしまうほど唐突な感じがするんですよね。

だって、前回では評価を下げていたし、

桑野も3人の女性陣と関わっていて楽しそうなのかどうかも分からなければ、

まどかを自然と気になっている描写も特に見受けられないし…

 

「もう結婚しない男」のオチで終わる可能性、高そうですけども。

 

 

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シャーロック 6話 感想|冷たい家族と対抗する少女。そして再びモリアーティ!

 

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前回は過保護な愛情が故に、我が子を追い詰める母親が事件の発端で、

今回は子育てと愛情を与える行為を放置したが故に、

我が子に良い気味と言われるまでになった母親が事件の発端だった…という

対照的な構成に。

両極端の"行き過ぎた"親の姿が描かれるのも今の時代だからこそなんだろうなぁと、

ちょっと考えさせられちゃいました。

 

さて、内容に関して。

少し整理させて良いですかね?

平田(伊藤洋三郎)を見殺しにした犯人=宇井(和田正人)で、

20年前のじゅんちゃんの殺人犯=ビデオに映っていた女性。

で、その女性が命令を受けた相手は守谷=モリアーティ。

宇井が綾香(吉川愛)に記憶操作の実験をした理由は

学生時代に綾香の母・美樹(霧島れいか)にラブレターを破られた上に

冤罪で高校中退までさせられた事への恨みから利用。

綾香が「私がじゅんちゃんを殺した」と言った理由は

冷たくあしらう家族への小さな対抗心から。

…で、合っていたかな。確か。

 

カナリアがピンポイントで何度も映っていたので

そこがヒントなんだろうとは思って見ていましたが。

真相が明かされてからの流れに、個人的にはいっぱい要素が詰め込まれているようで、

それを追うのに必死で、前回と前々回ほどの登場人物への深みは

感じられなかったのかなぁという気がしました。

 

事件自体よりは綾香の誕生日会での家族の態度の方が気になり、

綾香が構って欲しかったからと告げる場面は最後の台詞だけで落とし込むのではなく、

「なぜ今の状態に至ってしまったのか」を幼少時代からの回想を通して見せる事が出来れば

もう少し彼女の若干突飛な考えにも共感出来たと思います。

 

そして、3話以来の守谷=モリアーティ。

守谷の名前は出てきて、最後にサラッと紹介した記憶はあるだけで

詳しい過程を覚えていないんだけど…(笑)

とりあえず、20年前にもじゅんちゃんの事件に関わっていた事が分かりました。

これは…蔵之介さんの可能性、あるんじゃないですか〜??

(年齢的に全くおかしくないし)

 

今回はそこまで見応えは感じられなかったものの、

次回の少年シャーロックとの絡みは楽しみです。

 

 

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グランメゾン東京 4話 感想|リンダは尾花にとって敵か味方か?

 

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ビズリーチ…じゃなくて、萌絵(吉谷彩子)を仲間に入れる回。

 

「おばさん」「おじさん」と好きなように呼んだり、

実績を元に自分の料理に自信満々だったりする所は"女版"尾花(木村拓哉)という感じで

この職場に上手く馴染めるのか?尾花と対立するんじゃないかと最初は思いもしましたが、

まだ25歳の若さなので、新たな場所で働く事で色々と吸収出来たって所でしょうか。

 

どんなハプニングがあっても最後まで逃げず、料理も抜かず、

自分たちが今出来る事でお客様を感動させる。

最初はあのモンブランのアイデアは平古(玉森裕太)だったと言えなかった萌絵が

気持ちに正直になれた瞬間。

実績があるからこそ頑固になってしまって、

きっと、誰かと共同で作った事実はどこかで認めたくなくて、

「自分がやった」と見栄を張りたかったのだろうと思うと…

やっと吐露した事で涙を零す彼女の背中を押してあげたくなるシーンでした。

 

プレオープン当日がそう簡単に予定通りにいかないのといい、

基本的に先は読める王道のストーリーではあるんですが。

萌絵の強気な性格が尾花の料理魂に火が付き、逆に尾花たちが切磋琢磨する事で

平古(玉森裕太)も「俺たちの戦いだ」と言って本気になり…

ガチンコデザートバトルを繰り広げていく展開は、

一種の青春(部活系)ドラマを見ているようで自然と胸が踊らされました。

 

引き抜きネタは最早 日曜劇場ではお馴染みなので、もう驚きはしませんが(笑)

最終回ではギャフン顔が見られそうな江藤(手塚とおる)が

どれだけ暗躍出来るか、どこまで粘れるのかも注目しながら見続けます。

円城寺@ルパンの娘…じゃなくて柿谷(大貫勇輔)も予想通りスパイでしたけどね。

というか…いつから参加してた?そしていつの間に従業員が増えていた?と

思うのは気のせいです?

 

ラストの京野(沢村一樹)にはびっくりさせられましたが、

ただのミスリードなんじゃないかなぁと。

そして、リンダ(冨永愛)が尾花の過去まで記事にさせたのは真意があって、

尾花の成功を踏みにじる実は悪い奴…とかじゃなくて

あえてそうする事で真犯人を炙り出そうとしているんだと考えてます。

 

演出面では、前回からより 素材の持つ艶やかさや瑞々しさ、鮮やかさが

出ている印象で、相変わらず「美味しそう」よりは「綺麗」な料理が多いんですが、

1つ1つの料理がまるで芸術品みたいでウットリさせられて、

そんなグルメドラマもアリかもなぁと感じてきています。

 

でも…モンブランは見ていて食べたくなってしまったわ…(笑)

 

 

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リカ 5話 感想|抽選見合いに懲りない大谷亮平。

 

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抽選見合いでまた酷い目に遭いそうな大谷亮平さん(笑)

でも、今回の場合は、リカ(高岡早紀)と同じように個人情報を詐称していて、

仕事用に情報を得るために行動しているので、

前回までの大矢(小池徹平)よりは同情出来ないですよねぇ。

ひっきりなしに送られてくるメッセージの時点で、

この人粘着質そうだなって疑うべきでしたよ。

…同僚が余計なアドバイスするからな〜w

 

第1章では初回から獲物を狙う展開だったので、今回も早速誰かがヤられるのかと

思いながら見てましたが、それはなく。

けれども、もう隆雄(大谷亮平)の職場に乗り込んでしまうとは!という

意外性はありました。

下手したら1話分で完結しちゃうんじゃと思うくらいのスピードの速さ。

 

次回からは通常営業(?)で邪魔者を1人ずつ消していくのでしょうが、

子供には罪はないので…家族を失った過去を味わったなら

亜矢(新垣来泉)は殺しに利用しないであげて欲しいです。

 

「あなたがいてくれて良かった」で見事に大矢から隆雄に乗り換えるリカですが…

余計なツッコミするなら、小池徹平さんと大谷亮平さんって

完全に顔の系統違いますよね。

それなりに顔が整っていて、

自分を求めてくれるような言葉を投げかけてくれたら(前者はただの思い込みだけど)

どんな男でも好きになっちゃうんでしょうか(笑)

 

そんな感じで、よく分からなくて怖いリカの動きを、新章でも楽しみます。

 

 

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