今回で一番タメになった(?)のは、
純子は「じゅんこ」だけでなく「あつこ」とも読めるという事。
最初、「あつこ」の名前に反応していた奥さんは「じゅんこ」と呼ばれていたので
「淳子」という漢字で想像してしまいましたが、違うケースもあるのですね。
(変換出来ないじゃん…と思っていたけど、
調べてみたら実際に「あつこ」と読む歴史上の人物がいたみたいで。)
それを除けば、話の内容は凡そ察しがつくもので、特に意外性はありませんでしたが、
構成的には今まで不要に感じていた 複数の患者で詰め込み過ぎのエピソードが整理されて、
ようやく1人の患者の症例を見せる作りへとシフト出来たか…という安堵の気持ちにはなりました。
なので、最近の中では一番見やすかったです。
しかし、(余韻を壊すEDの事はもう置いといて)
物語の着地点のつけ方が雑なのは相変わらずで、今回も手術シーンが短かった所や、
今の自分に振り向いてくれないと、鬱々とした表情を見せていた奥さんが
手術して夫の病気が治ったからって急に前向きになれるものなのか?
というモヤっとした心地でも見終えてしまいました。
そして、深山(天海祐希)達が集められた理由が分かった回でもある今回。
相応しい人物を見極めていたんですなぁ。
彼女をチームで手術する流れがクライマックスとなるのでしょうが、
ただ影で部下をサポートするだけで「トップナイフ」とは名ばかりの印象の深山が、
最終章こそメスを持って、率先して活躍出来るのかどうか…に僅かな期待を寄せたいです。
ところで…有森也実さんの役名が「里美」の件。狙いましたよね?(笑)
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