2020年11月一覧

危険なビーナス 7話 感想|院長のクセがスゴイ。

 

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毎回必ず1回は入れなきゃいけない決まりでもあるんか!!と思う妄想シーンを

冒頭で入れてくるという変化球(苦笑)

まぁ、はい…先に済ませてくれたお陰で話のテンポが崩れる事なく、

次々と明かされていく"真相"に集中してのめり込めた…と考えましょう。

 

さて、やっぱり前回から内容に面白味は出てきました。

物語を進めていくにあたって、伯郎(妻夫木聡)の家族にまつわる謎に絞った事、

主人公が積極的に動き出すようになった事が大きいです。

特に後者においては、睨みを効かせながら佐代(麻生祐未)に

直球な質問を投げかけるシーンを中心に、

"主人公らしさ"が存分に発揮された場面が今回で最も増えていて、

「やっとか…」という安堵さえ感じました。

 

最終回に向けて着々と準備を…というよりかは、前半4話分の内容は無視した形で

そろそろ片付けなきゃやばい!と急ピッチで進めている印象を受けた作りからするに。

これは前々から書いてきた感想と被りますが、

全10話にしなくても良かったのに…と思ってしまいますね。

なんて惜しい構成にしたんだろうか。

原作&東野圭吾さんファンからしたら、「ようやく東野圭吾作品らしくなってきた!」

って感じなんでしょうかねぇ。

 

そして、山積みにされていた謎の一つ"院長の存在"もしれっと明かされましたね。

胸にしまわれたバラに、重低音が響く渋い声に…院長にしてはクセが強過ぎた(笑)

遺産が絡んでいないのに、そんなに引っ張るほどのものではなかったよね…などと

少しモヤりはしましたが、もう解決したのでここは軽く受け流す事にして。

 

それにしても…みんなが口を揃えて言う「楓(吉高由里子)は只者じゃない」件。

今までの彼女の行動を見てきた視聴者には分かっているので、

登場人物が疑う事自体は何も不思議ではないんですよ。

むしろ、あれだけ大豪邸で資産も蓄えてそうな家なら、誰か一人でも探偵を雇う形で

楓の素性を調べる人はいないのかな?とはずっと思っていますけども。

 

 

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ルパンの娘(2020) 6話 感想|深キョンvsハシカンの戦いの火蓋が切られる…

 

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今回の内容を超ざっくりとまとめるならば、

捕まり癖!捕まり癖…からの真の捕まり癖の人物現る!の巻でした。

本当はこれを感想記事のサブタイトルに持って来ようかと思っていたけれど、

あまりにも意味不明過ぎるので却下しました(笑)

いやぁ〜…でも、こんな風に例えちゃうくらい

本当に「そう来たか!」の連続で全く飽きない1時間ですよ。

正直、コメディで大いに楽しめる作りは前回がピークで、

これから徐々にシリアスになっていくのだろうと思っていましたからね。

"本作らしさ"を保ちつつ、連続ドラマならではの醍醐味を残した点では

今回もまた最高の出来だったんじゃないでしょうか。

 

前半は主に華(深田恭子)の心の中でのツッコミで笑わせ、

後半はLの一族VS美雲(橋本環奈)でいよいよ戦いの火蓋が切られる展開が繰り広げられていく。

前半と後半で作風が違うと、世界観が乖離してしまいそうなものですが、

場面場面でリンクさせている所がよく出来ているな〜…と思わされます。

 

劇中の言葉を借りるならば、

「物流の仕事」が今回の話の軸を作るキーワードにもなっていたんですよね。きっと。

ストレートに言えば、家族の仕事内容がある意味(笑)そうなんですが、

「骨董品」「美術品」「しのび足」…おいおい、そんな言葉の羅列で世間にバレやしないか?

というドキドキ感と。

ニセ職場見学をきっかけに"純粋な心が泥棒の手元に行き渡ってしまいそうな"杏と

それを何とか止めたい華の関係性。

証拠資料を盗みに入る尊(渡部篤郎)の動き。

逆に、Lの一族の真相を掴むため本格始動する美雲の動き。

そして…最後には捕まり見事に利用されてしまう猿彦(我修院達也)。

物流=相手に何が届くのか? 広く解釈すると、誰にどんな結果をもたらすのか?を

前シーズンからの伏線回収も含めてコメディとシリアスの両方で描いた事が、

物語の構造が全く破綻していないと感じさせたもう1つの理由なのかもしれません。

 

新キャラである杏(小畑乃々)と美雲の絡め方も上手いし。

"Lの一族と和馬(瀬戸康史)を脅かす存在"として2人の存在意義がしっかり描かれた事で

今後何が起こるんだろうという面白味も生まれました。

これは…楽しみですねぇ。

 

そうそう。実を言うと、杏ちゃん役の子の演技(表情と発声?)が

若干オーバー気味なのがいつも気になっていたんですけど、

この子をキャスティングしたのは

ミュージカルパートに参加させるためでもあったのか〜…と腑に落ちました。

声が通るわぁ。ア○ーの出演経験はないのかな?と思って軽く調べましたが、

その手のものには全然携われていないみたいで。

円城寺(大貫勇輔)がまた、役者の新たな可能性を見出してくれる存在に。

もし私が子供だったら…彼の職場見学をしてみたいですw

 

 

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#リモラブ〜普通の恋は邪道〜 6話 感想|良い所で来週はお休み(泣)

 

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かつてのマスク越しのキスもトキめいたもんですが…

消毒した手で相手のマスクを直してあげるっていうくだりに

甘酸っぱさと初々しさしか感じないでしょ!!

これが新しい時代の「ラブコメ」ってやつなのか!と。

コロナ禍のない世界でこの行為に近い胸キュン要素を例に挙げてみるとしたら、

口についたソースを指で拭うとか、顎クイするとか

直接肌に触れる形で"嫌らしい""あざとい"というイメージを与えそうなものを、

マスクをワンクッションとして挟む事であそこまでドキドキさせられてしまうのかと

新たな発見を得ましたわ…。

ブコメだけどご時世がご時世なので、キスシーンもなければハグもない。そこも新鮮。

物語の展開的には「近づきそうで、中々近づかない」をベースとした

ベタな流れではあるんですが、ベタの中にもちょっとずつ新しさを取り入れていく

本作の描写、やっぱり面白いです。

 

中盤で美々(波瑠)が言った「私も檸檬の事が好きですが、青林の事はよく分かりません」は、

恋愛に関係なく、SNSでやり取りしていて実際に会ってもみた人全てに通ずるもので。

SNSだけでその人の事を知ろうとすると、美々の「優しいツッコミをする方」じゃないけど

イメージをどんどん膨らませていったがために

いざ会ってみたらギャップを強く感じてしまったという事もありますし。

ちょっと話からは逸れて、SNSではお喋りでも現実世界では無口で人見知りという

別人格に見えてしまう事だってある。

だから…心の準備が出来ていない青林(松下洸平)の気持ちにも共感出来ました。

 

でも、"やり取りした日々"が2人の間では楽しかった思い出として

変わらないままなのもまた事実だから。

「ラーメンに胡椒をかけてあげますね」と言っていた事を覚えてくれていた青林。

胡椒のつもりが爪楊枝をドバッと出しちゃった…で

クスクス笑い合う2人が可愛らしくて。←元の容器に入れるのは不衛生だと思うけどw

戸惑いはまだ隠せなくても、まずは「檸檬」と「草餅」の関係から始めて

いつしか「青林さん」と「美々先生」になれたら良いよね…♪ そうやって見守っていきたい…

で、私の感想は終わるつもりだったんですが、

最後の急展開にはまんまと意表を突かれてしまいました(笑)

 

マスクはある意味、素顔を隠すフィルターでもあり、

それを取っ払ったという事は

もう完全に「青林さん」と「美々先生」としてお互い急接近していくのでしょう。

ごく普通の"恋が始まる瞬間"を描いているのに、

コロナ禍が舞台になっているお陰で

一気に距離が近づいた嬉しさを感じさせるラスト…素晴らしかったです。

 

青林、まさか後で自信なくしたりしないよね?

「あれはつい勢いで…」と恥ずかしがったりしないよね!?

と、今後の展開が気になってしまう所で

来週はお休みというタイミングの良さ。うぅ、ニクい(笑)

 

 

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この恋あたためますか 5話 感想|浅羽社長のメンタルが弱過ぎる。

 

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私には読めるぞ…

2人で1つのたい焼きパフェをつっついたり、ジェットコースターで思いっきり楽しんだり、

水族館デートも満喫したり…という

新谷(仲野太賀)が幸せな時間に浸っているエピソードをこれでもかと描いた後に、

最後には浅羽(中村倫也)&北川(石橋静河)ペアとばったり会って

複雑な心境になってしまう樹木(森七菜)の顔を見て落ち込む展開になるのだと…

と思っていたけれど、そんな事はなかった(笑)流石に単純過ぎたか。

ベタな要素が続いた恋愛ターンでも、そこはベタに行かなかったのはちょっと意外でした。

しかし…今回の新谷の"ベストオブ不憫ポイント"←ネーミング…w は

コンビニ仲間たちによる「良いやつ」評価止まりでしょうね。

「良いやつ」の一言で終わってしまうと、そこから発展しなさそうな気がするんですよ…(泣)

う〜ん、まさしく当て馬キャラである事を物語っていますなぁ。

 

しかし、物語の中間地点なので、何か大きな出来事はあるだろうと予想していた今回。

浅羽の社長解任が決まり、離れ離れになってしまう樹木…のラストがそうでしたね。

でも…捻くれ者の私は残念ながら

樹木みたいに「社長、行かないでよ!」なんて感情には特にならず、

社長という偉い立場なのに身を引くのが早くないか?といった

疑問の方が勝ってしまったんですけれども(汗)

専務・神子(山本耕史)一人の言葉だけでそんな簡単に退任を決めちゃうの?

他の役員に多数決も署名もさせていないのに?

いや、もっと自分の意見を押し通しなよ!!

とツッコみながら見てしまってました。

解雇通告にしたって1ヶ月前に言い渡されるのに、あまりにも急過ぎますって。

(それに、神子の無駄に動き回るくだりに日曜劇場っぽさを感じ…w)

まぁ、甘い物好きの樹木が、少年だった頃の浅羽と同じように、

今後物語を展開していくにあたって

「スイーツを落としてしまった=嫌いになったきっかけ(になるかもしれない)」という

共通点を持たせたいがための重要なエピソードにしたかったんでしょうけども。

それにしても…あまり現実味のない流れでしたね。

 

最後に、比較するような内容になってしまってすみません。

前時間の某ドラマと同じく、本作でも「グイグイ突っ込む主人公」

「主人公の存在に影響を受けていくヒーロー」の2つが今回はガッツリ描かれた訳ですが、

こちらの方が「まぁ主人公だからね」と思えてしまうのは…何ででしょうねぇ。

樹木と北川を通して、スイーツが苦手になったと言う浅羽への対応の"違い"を

描いたのもそうなんですけども。

視聴者側からしても「食べ過ぎて苦手になったから」という言葉で

はぐらかしている感満載なのに、そしてヨリを戻したい想いがあるのに

深く追求しようとせずに終わらせた北川を不思議に思ったからなのかしら?

その場で遠慮して言えなかったとしても、

私だったら「あれ、本当は違うんでしょ?」とか日が経ってから言っちゃうもの。

嫌な顔をしたら、もう違う話題に変えて誤魔化せば良い話だろうし。

 

 

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姉ちゃんの恋人 4話 感想|吉岡くんの過去が想像以上に重かった…

 

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とうとう明かされた吉岡(林遣都)の過去。

これは…何て言ったら良いのか…………

まず言える事としては、彼に下される判決があまりにも厳し過ぎないか?と(泣)

 

男たちに襲われたという事実も、取り憑かれたかのように男たちを殴った時の

吉岡の姿が怖かったという記憶も

全てなかった事にしたい彼女の気持ちも確かに分かります。

でも…彼女のためにと必死で行った行為が勝手に"なかった事"にされた側の気持ちを

ちょっとでも考えたりしないのは…。

幸いにも殺人事件には至らなかったのに。

繁華街なんだから、誰か一人でも目撃者がいそうなものなのに。

吉岡の背負った十字架が重過ぎて…

恋愛に後ろめたさを感じてしまうのも無理はないと思いました。

 

彼の過去が明かされるエピソードの前に、

怖いもの知らずな和輝(高橋海人)がみゆき(奈緒)をリードしたり、

実は恋しちゃって!という日南子(小池栄子)の率直な理由にも

職場のみんなは泣いて笑ってフォローしてくれたり…といった

平和で愉快なエピソードが立て続けに流れていたのも、

今回ショックを受けた原因ではあるけれど…。

「愛情」「思いやり」「感謝」をはっきりと言葉にして伝えられる安達家と、

お互い本心は分かっているものの、自ら距離を遠ざけて遠慮がちになってしまう吉岡家の

"家族"の対比が何とも切ないんですよね。

同じ家族なのに、どうしてこんなにも違いが出てしまうんだろう…

ここまで辛い目に遭わせる必要はあったのだろうか…

考えれば考えるほど、吉岡と母・貴子(和久井映見)の今の関係性に

早く希望の光が見つかって欲しいと願いたくなる気持ちにさせられます。

 

そんな吉岡の過去、取り巻く環境が描かれた分、

桃子(有村架純)の言葉には今回もグッと来てしまいました。

「吉岡さんは私と付き合った方が良い!」

ああ、やっぱり、今の彼を救ってくれるのはこの人の存在なのだと。

"強さ"が彼の心を温かく照らしてくれるのだと。

ちょっとずつではあるけれど、桃子の存在に惹かれていく描写に

目頭が熱くなってしまうラストでした。

 

バーベキューデートも純粋に楽しんでくれているし、一歩前進している。

桃子と出会った事で影響を受けていく過程…その記録を閉じ込めたような、

まるで思い出のアルバムを1ページずつめくっているかのような吉岡の変化も

純粋に応援したくなりますね。

 

…過去の内容が内容だっただけに、

今回は完全に、彼目線の感想になってしまったなぁ。

 

 

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監察医 朝顔(2020) 3話 感想|知らせたい事と、知らせたくない事

 

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本作の何が好きかって、共働き家族による子育て&家事描写、

「仕事終わった!今日のご飯なに?」の他愛もないやり取りといった

日常パートの丁寧さは勿論なんですが、

家族や職場仲間と触れ合う事で"普通の幸せを送れる毎日"に感謝しながら、

突然命を絶ってしまったご遺体にはじっくり向き合っていくという

朝顔上野樹里)達の"姿勢"が見えて来るような、

仕事に対する真摯な描き方にもあるんですよね。

今回の場合は、さらにその真摯さが見えた話になっていた気がします。

休みを使ってでもどうしても調べたいという気持ち。

遺体の胃の中にあった小骨から真相を掴み取る探究心の強さ。

凄いなぁ…一度ハマったら抜け出せない監察医ならではの仕事ぶりを

見せてもらえた満足感がありました。

 

結局、父が愛していた女性はどんな人で、

父はどんな風に亡くなっていったのかは遺族の娘に伝えないまま

事件は幕を閉じましたが、

それもまた、朝顔と茶子先生(山口智子)なりの優しさなのでしょうね。

恐らく、言っていないだけで全てを知っているのかもしれないけれど…

何を伝えたら元気づけられて、何を伝えたら傷つけてしまうのかは

日々ご遺体と向き合う生活の中で自ずと分かってくると思うから。

とにかく、娘にとっては「おじいちゃんになった父を幸せにさせてくれた存在がいた」

という真相を知れて良かったです。

"生きた証"を探してくれる人も朝顔達で良かった。

「どんな事があっても、そばにいますので」と相手を想って接してくれる

言葉をかけられていなければ

一歩前に踏み出す勇気は持てなかっただろうと思うと…

今回も温かい結末に、一視聴者の私も心救われる内容でした。

 

で、嶋田(柄本明)が、朝顔が帰省するのを拒んでいる件。

やっぱり"あの歯"が関係しているんでしょうねぇ。

先週はつぐみ(加藤柚凪)の歯のくだりもあって

捨てられなかった乳歯を大切にとっておいているのかな…?とも思いましたけど、

よくよく見たら大きいし、茶色いし…で、違いましたね。

もうすでに遺体が見つかっているという"現実"で朝顔達を悲しませたくないがための

あの行為なのは察しは付きますが、

う〜ん…歯だけって…殴られて取れるくらいの想像しか出来なくて(汗)

それとも、形見としてこっそり持ち帰って来たとか…?

 

次回は大谷亮平さんにともさかりえさん、高梨臨さんが登場するとの事で、

こちらも楽しみですね。

最後に余談ですが、カエルのお肉は鶏肉みたいな食感と味で美味しいですよ♪

実は、焼いた状態のものを食べた事がありまして(笑)

 

 

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極主夫道 6話 感想|最後はやっぱり頼もしいアニキでなくちゃね〜

  

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今回は内容的にも演出的にも「切り替え」による面白さを見せたお話。

「割り込んだ方が…」「やめとけ!どんな時でも相手の事を考える、それが人の道ちゃうんか」

と龍(玉木宏)が雅(志尊淳)にアドバイスしてからすぐさま

「いや割り込まなきゃダメでしょ!」と

美久(川口春奈)に秒でツッコまれる流れが本当にツボでした(笑)

恋愛には完全に疎いんだなぁ…とw

 

他にも、ヘタレな性格の雅が"漢"を見せたり、

家事の凄さで周囲をあっと言わせる龍と、家事はてんでダメな美久の2人の立場が

恋話になると逆転し、美久が主導権を握って元天雀会の面々を「すいやせん!」と

土下座させてみたりと、

"いつもとは違う"事から生まれる楽しさがありました。

 

でも、龍は一歩下がって見守りっぱなしという訳ではなく、

最後にはきちんと主人公らしい頼もしさを残す。

トラックに潰れてダメージを受けたたぬきパンに因んで…

弱った者が強くなって立ち向かう「アンパンマン、新しい顔よ〜!」的な

鉄板の盛り上げ方ではあるんですけども、それでもアツい。

個人的には、4話がごちゃついていて、5話が縦軸にガッツリ踏み込んだ話になっていた所に

いつもの弾けた"本作らしさ"がなくて寂しいと感じていた部分があったために、

今回の展開に満足出来たのかもしれませんねぇ…。

雅を守る方法がラッパー対決だったのも、予想の斜め上を行き過ぎて最高でしたし(笑)

お皿=レコード、トラック=楽曲…

本作は基本的に勘違いで構成されているにしても、この発想には中々辿り着かないでしょ!

テレビ出演しているMC三枚おろしがルー大柴さん状態になっているのも

どこもかしこもカオスの極みで、もう…ツッコミが追いつきませんw

 

あ〜、今回はただただ笑えました。

しかし、向日葵(白鳥玉季)の悩みは詳しく明かされませんでしたが、

龍にはきっと全てお見通しなんでしょうね。

難しいけど、かっこ悪うても真っ直ぐぶつかって行くんが一番…

経験を積んで、パパみたいに立派な大人になるんやで!!

 

 

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危険なビーナス 6話 感想|(朗報?)明人は妄想シーンのみの出演じゃなかった!

 

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前回の作りにあまりにも"引き延ばし感"を感じた分…

いや、今までの話と比較してみても、今回が一番物語が動いていて

面白くなった気がしますな。

(相変わらず、妄想とか痴話喧嘩とか、無駄な部分はあるんですけどね。)

「遺産相続」を書くにあたって最も重要になってくるのは

ミステリーあるあるの誰かの失踪や殺人事件、揉め事ではなく

「禎子(斉藤由貴)の死」と「明人(染谷将太)を誘拐した犯人は誰か?」の

2つだと思うからさ…

そこをようやくガッツリと描き進めていったのは良かったです。

っていうか、6話でこんなに動くのであれば、

小出しにしたままになっている数々の謎(楓(吉高由里子)が本当に明人の妻なのか、

兼岩家が怪しい件、叔父が言うお宝、池田院長の存在の有無など)を一まとめにして

初回2時間で放送しても良かったんじゃないでしょうかね?

 

そして、前回の義父・康治(栗原英雄)に続き、今回も明人との関係性を深堀りしていく形で

伯郎(妻夫木聡)が"遺産相続に興味を持ってくれるようになった"と感じさせる

描写になっているのも良い流れだと思います。

最初から変な妄想や解説を挟まずに、遺産相続の根本的な謎に踏み込んで、

回想だったとしても登場人物とのやり取りを描きつつ

主人公を 真相を積極的に突き止めるキャラとして前面に押し出していれば、

本作に対する印象も変わったかもしれないのに…勿体ない限りですよ。

 

拘束された明人が登場した最後のシーンも、妄想じゃないって事でOKですよね?

まぁ…3話で楓を突き落とした犯人が遺産相続とは関係ない人物だったのを考えると、

文章を読ませている長身の男性が新キャラな可能性は高そうですけども。

 

話が進んだ今、次回は"お宝"とやらにも進展がある事を微かに期待してみます。

 

 

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今後の更新についてのお知らせ|感想を書く本数を減らします。

 

こんにちは、りんころです!

まずは、拙い感想ブログでも訪問して下さる読者の皆様、いつも本当にありがとうございます。

スターやコメント、検索エンジンTwitterにほんブログ村からのアクセスも、

書き手としては大変励みになっております。

 

さて、今回はドラマの感想…ではなく、

今後の更新についてお知らせしたく、このような記事を作らせていただきました。

これから書くのは私の個人的な話も含まれています。

興味ないよという方はブラウザバックしていただいても構いません。

また、今期に限っては、正直言ってそんなに変更はありませんし、

大々的にお知らせする程なのかな…?とも考えましたが、

何名だったとしても、ドラマの感想(1本でも)を待って下さっている

読者様がいらっしゃいますので…

その方々のためにもお知らせしようと思います。

 

前置きが長くなるのは悪い癖ですね(汗)

では、本題に入らせていただきます。

 

今期(恐らく来期も)感想を書く本数を減らします

 

11/15現在、最新話の感想をまだ投稿していないドラマも含めて

「監察医 朝顔」「姉ちゃんの恋人」「この恋あたためますか」

「#リモラブ」「ルパンの娘」「35歳の少女」「先生を消す方程式。」「さくらの親子丼」

「危険なビーナス」「極主夫道」

と計10本の記事を書いておりますが、

今期はプライム帯(21・22時台)のドラマの感想、

計8本(もしかしたら7本…?)に絞ろうと思っています。

 

そのため、深夜帯に分類される

「先生を消す方程式。」は、3話を見ずにこのままリタイア。

「さくらの親子丼」は視聴を続けるも、感想はリタイア…という形になります。

しかし、後者に関しては、シーズン1も2も毎話書いてきたから

3も書き残しておきたいな…という気持ちはあるので、

恐らく3話感想記事の下のコメント欄に雑感として追加していくかもしれません。

ちなみに、書く予定だった「世にも奇妙な物語」の感想も今回は中止といたします。

こちらの3作品を楽しみに待っていて下さった方は、本当にすみません…。

 

今期は幸いな事に、既に木9のドラマをやめ、本数が多い金曜日が空いているので

そこまで大きな変更はないとは思いますが、

私自身の調子次第では、来期も最初から、基本的にプライム帯のドラマ中心、

深夜に面白いのがあればどれかをやめての投稿…になる予定です。

それ以降はまだ何とも言えません。

 

プライム帯に絞る事に決めた経緯は、次の章で書かせていただきます。

 

昨日(11/14)、耳鼻科に行ったら…

 

ここからは本当に個人的な話になります。

備忘録も兼ねて経緯を辿っていくので長いです。

 

2週間前辺りから左耳が詰まって、音が篭っているような感覚を覚えました。

お恥ずかしい話ですが、これは「耳垢栓塞」という、

溜まった耳垢が詰まって外耳道(鼓膜に繋がる管)を塞いでしまう状態の事を指します。

私にとっては"いつものやつ"です(苦笑)

 

元々外耳道の幅が狭い体質なのもありますが、

こまめに耳掃除をしているつもりでも、そのうちサボりがちになってしまったり、

溜まった耳垢を取ろうと奥の方まで綿棒を突っ込んでしまったりするもので、

結果的に耳鼻科で除去してもらわざるを得ない状態に…という流れを

小学生の時から何年かに一回は

繰り返しておりました(それで"いつものやつ"という表現)。

だから、耳が篭って聞こえる症状になる度に

あぁ、またあの耳鼻科の院長に「毎日掃除して下さい」と静かに怒られるんだろうな…と^^;。

 

しかし、今回の場合は数年前との状況と違っていて

仕事の方が最近忙しくて時間が取りづらい上に、

今月は土曜日がほぼ予定で埋まっていまして…

(中々会えない友達に会うので、予定をズラしたくはないし…)

丸々空いている日は月末しかない事、

そして「耳鼻科に行くのが面倒」というのを言い訳に、

最初は 頬から耳の方へ押し流すように指を強く動かしていれば

はっきり聞こえるようになったので、それを何度もやって誤魔化していました。

でも、一度そうなった耳を素人が元に戻すのはやはり至難の業で、

先週の金曜日(11/6)から完全に左耳が詰まり、たま〜に音が聞こえる…という

不安定な状態になってしまったため、

これは来週、時間を割いてでも行かなきゃダメか…と思い、耳鼻科に行く事を決めました。

 

友達に昼に集合してもらう事をお願いして、11/14の土曜日、ようやく耳鼻科へ。

案の定「りんころさんの耳はこうなんだから、毎日掃除しなきゃダメですよ」と注意され、

ついには「毎月に一回は受けに来て下さい」とまで言われました(笑)

その時点では、「ほら、やっぱり"いつものやつ"だったね…」と、

自分の耳の事を軽く捉えていました。

 

点耳薬を両耳ずつ垂らして安静な体勢をとってから、

強大な吸引力を持つ器具で 奥に詰まっている耳垢を取り出すという

"いつもの"治療が始まります。

しかし、聴力検査をした所で"いつもの"ではなくなりました。

 

「どうやら、りんころさんの左耳が聞こえづらくなっているのは

耳垢だけが原因じゃないようです」

「(結果を見せながら)左耳が突発性難聴の状態になっています」

そう診断された時は正直ショックを覚え、

本来ならやる予定である赤外線を耳に当てる治療もなく、

更には点耳薬ではなく大量の違う薬を処方された事、

突発性難聴とは?」というミニガイドブックを渡された事に

「"いつも"とは違う」という現実を突きつけられた恐怖を感じ、

不安で落ち込まざるを得ませんでした。

 

えーっと…長い長い文章で申し訳ございませんが、

要は「突発性難聴」という診断を下されたのです。

 

思い当たる原因は多々あり…

 

渡されたガイドブックには、考えられている原因として

「耳の中の血流障害」「ウイルスによる感染など」と書かれており、

特徴として「ストレスが誘引になる事もある」と書かれています。

原因がはっきりとは分からないため「突発性」と表記しているようです。

 

しかし、「心掛けるようにしましょう」という事項を読んでみたら、

思い当たる原因が多々ありました。

・栄養のバランスを考えた食事をとる。

・睡眠をしっかりとる。

・耳と目の刺激を避ける。(テレビ、読書などは程々に)

(一部抜粋)

その下には、「ストレスをためないように、精神的な安静も心掛けましょう」という

メッセージも。

 

私の生活習慣を順に沿って照らし合わせてみると…

・栄養のバランスを考えた食事をとる。

 →実家暮らしで、夜は有難い事に母がバランスの良い食事を作ってくれているので、

  他の時間帯の食事に原因がある。

  朝はパパッと済ませるために仕方ないにしても、

  昼はカップラーメン、コンビニ弁当、パンという、

  値段をケチりながら自分が食べたいものを優先させた 野菜の少ない食生活になっていた。

・睡眠をしっかりとる。

→平日は、帰宅するのが遅くなって「もっと自由な時間を過ごしたい!」と感じたために、

 寝る前には動画を見たりして睡眠時間が少なくなる事が多々あった。

 金曜日と土曜日の夜の場合は、明日が休みだからという事にかまけて、

 遅い時間(最悪5時まで…(恥))まで夜更かしして昼に起きるという生活が続いていた。

・耳と目の刺激を避ける。

→主にドラマ、録画したバラエティ番組を見たり、パソコンを使って感想を書いたりと、

 画面を見る時間が多過ぎるんだと思う。

・ストレスが誘引になる事もある

→19〜20時、この間は22時半まで会社に残って仕事していたので、その疲れから。

(残業に関しては、私だけに当てはまる事ではありませんが…)

 とまぁ、いかに自分の生活習慣が乱れているかを思い知らされました。

 

発症してから2〜3ヶ月間は聴力の回復が期待出来るそうですが、

私としてはそれを素直に受け取る事が出来ません。

耳垢栓塞のつもりで行ったら難聴と診断された=早期発見出来て良かったね と

捉えるべきなのか…。

もし耳鼻科に行っていなかったら症状が悪化していただろう…とは考えられますが、

「いつから」発症していたのか自覚がないから怖いのです。

 

他に挙げられる症状として、調べてみたら

めまいや耳鳴り、吐き気を伴う事があるらしいですが、

耳鳴りはたま〜に起こる程度で、めまいや吐き気は全然ないし、

この記事を書いている現在は普通に聞こえているので

都合良く"軽度"と捉えても良いのでしょうか…。

 

生活習慣を見直す事から始めたい

 

ここでやっと更新の話に戻ります。

栄養バランスに関しては、サラダか野菜ジュースを買って栄養を補え!で終わりますが、

睡眠不足と目と耳の酷使に関しては、生活を改善する意識がないと無理だと思い、

「ドラマの感想記事の更新頻度を減らす」という判断をさせていただきました。

 

プライム帯の感想に絞ったのは、深夜帯よりも多くの読者様に読まれているため、

早く書いて睡眠時間を確保するため、

深夜帯のドラマは土日に一気に視聴せざるを得ないので、感想を書こうとして

どうしてもパソコンを使って、ストレスを引き起こす原因となる

目を酷使する時間が増えてしまうため…と

様々な原因が挙げられます。

(深夜帯のドラマの視聴も、微妙だと感じた場合は即リタイアするつもりです。)

 

まだ若い年齢なので、早いうちから聴力を失いたくはありません。

今後もいろんなドラマを見ては「ここが面白いから書きたい!」

「ここにツッコみたいから書きたい!」とその時の感情や想いを書き残していく

生活はしていきたいですし、

本ブログを長く続けてもいきたいのです。

 

訪問して下さっている読者様には、

どうか、この事を理解いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

そして、ダラダラと長い文章を最後まで読んで下さった方、

誠にありがとうございました。

 

 


極主夫道 5話 感想|ちゃんと病院に連れて行ってあげましょう。

 

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全て「勘違い」でお送りした話でした(笑)

龍(玉木宏)が頼んだのはカレイの煮付けで、雅(志尊淳)はカレー…

カレイとカレーで語呂が似ているのが面白いとは思ったけど、

まさか「子持ち」で引っ掛けていたとはねぇ。

子持ちはまぁ分かるんだけど…「けっこん」という言葉を聞いたら、

極道に関係していない者からすれば「結婚」と捉えられてしまうのも無理ないと思いますよ。

グラスから垂れるいちごソースを見ていてもねw

 

でも、真相が分かったとしても、

「私のどこが良かったの?」「全部や」と胸張って言える龍はとても頼もしい。

少なからず、雨の中、一本のバラを持って…というシチュエーションも含めて、

自分のために体を張ってケジメをつけてきた姿に胸を打たれた事は間違いないでしょうし。

龍も、他の店員が無視していくのが寂しい中、

美久だけがきちんと接客して近づいてきてくれるから嬉しいと感じる部分はあったでしょうし。

勘違いから始まった恋ですが、2人の様子を見ていると

家族になるのも必然だったんだろうなぁ…と思ってます。

 

前回に引き続きシリアスの雰囲気を漂わせた内容ではありましたが、

ホームドラマ要素を忘れず、小ネタはほどほどに盛り込んだ作りになっていて、

変わり者の主人公が周囲を巻き込んでいくという"らしさ"も残していたので

満足して見終える事が出来ました。

ただ、エンジン全開の弾けた演技を見せる玉木宏さんを、本作ではやはり堪能したいですね。

通常運転に戻るであろう次回以降に期待しています。

 

そうそう…車にぶつかった相手が異常なしだったとしても、

ちゃんと病院には連れて行ってあげて下さいね(汗)

状況は違うものの、某ニュースの件もあってちょっとヒヤヒヤしちゃいましたわ。

 

 

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