私には読めるぞ…
2人で1つのたい焼きパフェをつっついたり、ジェットコースターで思いっきり楽しんだり、
水族館デートも満喫したり…という
新谷(仲野太賀)が幸せな時間に浸っているエピソードをこれでもかと描いた後に、
最後には浅羽(中村倫也)&北川(石橋静河)ペアとばったり会って
複雑な心境になってしまう樹木(森七菜)の顔を見て落ち込む展開になるのだと…
と思っていたけれど、そんな事はなかった(笑)流石に単純過ぎたか。
ベタな要素が続いた恋愛ターンでも、そこはベタに行かなかったのはちょっと意外でした。
しかし…今回の新谷の"ベストオブ不憫ポイント"←ネーミング…w は
コンビニ仲間たちによる「良いやつ」評価止まりでしょうね。
「良いやつ」の一言で終わってしまうと、そこから発展しなさそうな気がするんですよ…(泣)
う〜ん、まさしく当て馬キャラである事を物語っていますなぁ。
しかし、物語の中間地点なので、何か大きな出来事はあるだろうと予想していた今回。
浅羽の社長解任が決まり、離れ離れになってしまう樹木…のラストがそうでしたね。
でも…捻くれ者の私は残念ながら
樹木みたいに「社長、行かないでよ!」なんて感情には特にならず、
社長という偉い立場なのに身を引くのが早くないか?といった
疑問の方が勝ってしまったんですけれども(汗)
専務・神子(山本耕史)一人の言葉だけでそんな簡単に退任を決めちゃうの?
他の役員に多数決も署名もさせていないのに?
いや、もっと自分の意見を押し通しなよ!!
とツッコみながら見てしまってました。
解雇通告にしたって1ヶ月前に言い渡されるのに、あまりにも急過ぎますって。
(それに、神子の無駄に動き回るくだりに日曜劇場っぽさを感じ…w)
まぁ、甘い物好きの樹木が、少年だった頃の浅羽と同じように、
今後物語を展開していくにあたって
「スイーツを落としてしまった=嫌いになったきっかけ(になるかもしれない)」という
共通点を持たせたいがための重要なエピソードにしたかったんでしょうけども。
それにしても…あまり現実味のない流れでしたね。
最後に、比較するような内容になってしまってすみません。
前時間の某ドラマと同じく、本作でも「グイグイ突っ込む主人公」
「主人公の存在に影響を受けていくヒーロー」の2つが今回はガッツリ描かれた訳ですが、
こちらの方が「まぁ主人公だからね」と思えてしまうのは…何ででしょうねぇ。
樹木と北川を通して、スイーツが苦手になったと言う浅羽への対応の"違い"を
描いたのもそうなんですけども。
視聴者側からしても「食べ過ぎて苦手になったから」という言葉で
はぐらかしている感満載なのに、そしてヨリを戻したい想いがあるのに
深く追求しようとせずに終わらせた北川を不思議に思ったからなのかしら?
その場で遠慮して言えなかったとしても、
私だったら「あれ、本当は違うんでしょ?」とか日が経ってから言っちゃうもの。
嫌な顔をしたら、もう違う話題に変えて誤魔化せば良い話だろうし。
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