コントが始まる 2話 感想|感情を直接伝え合う3人に胸熱

 

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「あなたを選んで良かったわ」

うわ〜〜こんなん泣いちゃうでしょ…っていうか、私が泣いちゃったよ。

もう愛の告白ですよね、これは。

 

1本のストーリーとして既に成立している1話の内容に

瞬太(神木隆之介)と潤平(仲野太賀)という別の視点が加わった構成になっていたお陰で、

マクベスがなぜ10年もの長い関係を築き上げてきたのかがよく分かった回。

3人は高校からの腐れ縁という以前に、互いを戦友でもないし、リスペクトでもない…

言うならば、恋心に近いような想いを抱えてしまっているんだなぁと思いました。

潤平のアドリブ告白もそうだけど、瞬太の春斗(菅田将暉)に対する、

いつも自分を正しい方向に導いてくれるからそれを信じて待つという一途さも可愛らしいし。

自分が第一志望でなかった事にやきもちを妬いてしまう春斗も可愛らしい(笑)

 

恋に進路に、同じ青春時代を過ごした頃を知っている3人の関係はやっぱり素敵で。

私も数少ない友達の中で、今でも連絡を取り合ったりしているのが高校時代の友達で、

それもよく行動しているのが3人というのも一緒でさ…

だから、居酒屋で思い出話に花を咲かせて、心から笑える関係性が

一番理想的だなんて思いながら見てもいます。

 

そして、何が心に響くかって、感情表現を直接会って伝える描写がメインな所。

スマホは持っているけど、今時の若者ならLINEでメッセージを残したり、

Twitterで今の心境を呟いたりするものを、本作の登場人物にはSNSを利用するシーンが一切ない。

その代わり、自宅で揉めて、急いで自転車を漕いで、早く駆けつけようと走って

とにかく相手に生の言葉をぶつけようとする。

デジタル要素で言えば唯一ブログは出てきましたけど、

想いを残すツールは手書きの遺書もありましたしね。基本的にアナログなんですよね。

1話の感想で「昭和の世代の方が刺さりそう」と書いた理由としては多分ここにもあって、

SNSや、最近ではリモートが主流になっているドラマが増えている分、

本作のひと昔っぽい作りが逆に懐かしく映るからなのかな?という気がしました。

若者があえてアナログな手法をとるアンバランスさもクセになりますね。

 

芳根京子さんは前回の文化祭で観客として登場していたのは知らなかったですし、

中村倫也さんは全然コーヒーを入れそうにないくらい別人…。

で、次回は春斗の兄役として出演される毎熊克哉さんは、系統が確かに似ています(笑)

物語とキャスティング、どっちも充実出来そうですな。

これからどんどん化けるかも…?

 

 

↓次回の感想はこちら↓

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