2023年02月一覧

警視庁アウトサイダー 5話 感想|ま〜たぶり返しちゃったよ…。

 

 

あぁあぁ…2話分お休みでようやく自分の担当回が回ってきて、

早く演出したくてしょうがなかった!!っていうウズウズした気持ちが

画面全体に出ちゃってるんですよ…。

本題にちょいちょい挟み込んでくるプロレスネタに、

カメラワークの切り替えの頻度の高さ。もうややこしいったらないです。

お陰で、開始数分で事件を理解する気が失せました(滝汗)

 

小ネタは小ネタでも、今回はやけに"中の人ネタ"が多かったと思うんですけど、

そもそも私からしたら、プロレスの選手だのムエタイの選手だの、

ドリアンだので盛り上げられてもさっぱり分からないんですね。

だから…まぁこれは主観でしかないんですが、小ネタそのものに興味が持てません(苦笑)

個人的には、限られたターゲット層に受ける笑いに力を注ぐよりも、

コメディ要素を水木(上白石萌歌)が一番に担ってしまった方が"癒し"も生まれるし、

事件パートに特に捻りがないだけに、「役者さんの振り切った演技を堪能するドラマ」として

多くの視聴者も割り切って楽しめるはずなんですが…。

癖の強い小ネタもコミカル演技も、どっちも欲張る作りになっているから、

何を一番の見所にすれば良いのか分からず、"渋滞"しているように感じるのかもしれません。

 

とりあえず…1話完結の話に、中途半端に前回の縦軸の続きを絡めたら

難解さが増すだけなので、そこだけは止めていただきたいです。

っていうか、今回の事件パートって必要だったんでしょうかね?

前回でせっかく縦軸の話で進めてきたんだから、

シリアスになり過ぎない程度に、そのままの勢いで展開していったら

盛り上がったと思うんですけども…。

何だか、肩透かしを食らった気分です。

 

 

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警視庁アウトサイダー 5話 感想|ま〜たぶり返しちゃったよ…。

 

 

あぁあぁ…2話分お休みでようやく自分の担当回が回ってきて、

早く演出したくてしょうがなかった!!っていうウズウズした気持ちが

画面全体に出ちゃってるんですよ…。

本題にちょいちょい挟み込んでくるプロレスネタに、

カメラワークの切り替えの頻度の高さ。もうややこしいったらないです。

お陰で、開始数分で事件を理解する気が失せました(滝汗)

 

小ネタは小ネタでも、今回はやけに"中の人ネタ"が多かったと思うんですけど、

そもそも私からしたら、プロレスの選手だのムエタイの選手だの、

ドリアンだので盛り上げられてもさっぱり分からないんですね。

だから…まぁこれは主観でしかないんですが、小ネタそのものに興味が持てません(苦笑)

個人的には、限られたターゲット層に受ける笑いに力を注ぐよりも、

コメディ要素を水木(上白石萌歌)が一番に担ってしまった方が、"癒し"も生まれるし、

事件パートがベタなだけに、「役者さんの振り切った演技を堪能するドラマ」として

多く視聴者も割り切って楽しめるはずなんですが…。

癖の強い小ネタもコミカル演技も、どっちも欲張る作りになっているから、

何を一番の見所にすれば良いのか分からず、"渋滞"しているように感じるのかもしれません。

 

とりあえず…1話完結の話に、中途半端に前回の縦軸の続きを絡めたら

難解さが増すだけなので、そこだけは止めていただきたいです。

っていうか、今回の事件パートって必要だったんでしょうかね?

前回でせっかく縦軸の話で進めてきたんだから、

シリアスになり過ぎない程度に、そのままの勢いで展開していったら

盛り上がったと思うんですけども…。

何だか、肩透かしを食らった気分です。

 

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リエゾン–こどものこころ診療所– 2話 感想|お父さんのフォローは…??

 

 

初回の感想で「これは良作になるのでは?」と書いたのですが、

今回を見て、早くも暗雲が立ち込める事態となってしまいました…。

 

え?あれだけ褒めてたのに??と思われるのも無理はないですよね(苦笑)

というのも…あくまでも"私は"そう感じたって話なんですが、

悠里の父・治(岡田義徳)が「子育てを放棄した悪い父親」風に

描かれているのにモヤモヤしてしまったんです。

 

確かに、悠里(浅田芭路)の視点に立って行動する志保(松本穂香)の思いやりも、

児童相談所が動かないから万引きしてしまったんだと責める

川島(戸塚純貴)の気持ちも分かります。

周りの物事に敏感な年頃だからこそ、子供に寄り添うのって大切な心のケアだと思います。

でも、それは"子供に対して"であって、ここまでで苦悩や葛藤をたくさん抱えてきたであろう

治への配慮は足りていない気がするんですね。

 

例えば…父親を「こんなの」呼ばわりする児相もどうなの?っていうのはもちろん。

今回のように、環境が整っていないのならこっちが保護します…なんて

一方的なやり方じゃなくて、心療内科のカウンセラーとも連携しつつ、

児相と一緒に今後どうして行きたいかを考えながら

子供の成長を見守るのもまた"子育てのあり方"だと思うんです。

佐山(山崎育三郎)も医者だから、専門病院や

適切な薬を処方してくれる薬剤師を紹介だって出来たでしょうし。

それが「あなたの心の健康取り戻しませんか」と提案した人なりの

フォローの仕方でしょうし(汗)

大体、暴力的なイメージが強い「虐待」や、

まだ上手く言葉に表せない年齢なのに「一緒にいたくない」って言葉を

そっくりそのまま伝えたら、

最悪、症状が悪化して自殺してしまうのではないか?とも考えられる訳で…。

本作がいくら「児童精神科」が舞台の作品だとしても、

登場人物みんなが、子供の方に心配が集中していて、

父の症状や想いには目を向けようとしない…という描写だったのには、

どうしても違和感を覚えずにはいられませんでした。

 

1話も正直、子供中心に描いているな…とはうっすら感じていましたが、

その時は日常の何気ない動作を通して

「ああ、普段からこうやって乗り越えてきたんだろうな」という

母親の"リアル"が垣間見えたシーンがあったので、特に不自然さはなかったんですよね。

で…こう書いていて今思いついたんですけど、

本作って割と、シングルマザーとか今回の病気持ちとか、

親の状況を過酷に設定している事が多い傾向にあるんですね。

「発達障がいを持つ子供(と大人)」にスポットライトを当てる作風を今後も貫くのであれば、

そこの設定はもう少し控えめにすれば、

まだ今回のようなモヤモヤも薄れたんじゃないかな…とも思います。

(まぁ、親にも寄り添ってあげて欲しいのには変わりありませんが…。)

 

あと、もう1つ感じたのは"その後"の描写でしょうか。

発達障がいって、1度や2度病院に行って、処方してもらった薬を飲んで治って終わり!

という訳にはいかない、長年向き合わなければならないもの。

だからこそ、前回の子供と親が今どうしているのか?を、

子役のスケジュールを押さえるのも難しいなら、せめて、回想も交えながら、

和樹(栗山千明)が佐山に「そう言えば先日のあのお子さん…」「お母さんも最近は…」と

近況を伝えてみるなどの手法をとった方が、

発達障がいを取り扱った本作"ならではの"仕上がりに

なったのではないかという気もしました。

ただ…まだ2話の段階なので、今後次第ではそうなる可能性も十分に秘めてはいます。

 

子供と親の描写の匙加減が難しい作品だと思います。

患者への向き合い方への真摯さは伝わってきますし、

発達障がいを真正面から描いた作品もあまり出てこなくて貴重なだけに、

引き続き好意的に視聴するつもりではありますが…

この手の題材は、描きようによっては、かえってリアリティに欠けたりするので、

そうならないよう願いつつ、応援していきたいですね。

 

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リバーサルオーケストラ 4話 感想|「こうあるべき」に囚われていた母と娘

 

 

まさか、2つのエピソードを同時進行させてくるとは。

不思議な構成だなぁ…と途中まで思いながら見ておりました。

勝手に推測するに、きっと、初音(門脇麦)はトラウマになっている曲に向き合い、

みどり(濱田マリ)は大好きな音楽を続けづらい環境下にいるという

「"課題"を与えられた者同士」で共通項を作って、

お互いが協力しながら乗り越えていく姿を描こうとして

今回のような内容になったのかもしれませんが。

初音の"その後"に進展はなく、次回に引っ張ったとなると…

最初から「みどり回」としてガッツリ描いていった方が

見やすかったのかな?という気がします。

彼女に玉響に復帰してもらう作戦を練り、暗躍する団員たちの様子なんて、

1人ずつ個性が確立されているのもあって絶対面白いでしょうからね。

(特に女子高生に、亜美の好きな曲が何かを尋ねる佐々木のシーンは(笑))

個人的には、そこにもっと尺を割いて欲しかったです。

 

とは言え、みどりのエピソードについては…今回もすっかり魅せられました。

最初は友達にみどりとの関係性をはぐらかしていた亜美(凛美)が、

彼女の楽しそうに演奏している姿を見て、気持ちが変わって

堂々と母親だと紹介するようになるといった"逆転""変化"のオチは

王道中の王道だと思います。

でも、その状態に至るまでのプロセスが地道に積み重ねられているから、

王道だと分かっていてもグッと来るものがあるんですよねぇ。

 

みどりは音楽が好きで、亜美はそんな「音楽を伸び伸びとやっている母」が好きである事。

しかし、2人とも中々、希望や願望の言葉は口に出せないままで、

周りの顔色を伺いながら過ごしていたが故に、「こうあるべき」という型に

いつの間にか自分を嵌めてしまっていた事。

この2点が描かれた上での「Mela!」は、

張り詰めた心を優しくほぐしてくれているようで泣けてしまいました…。

 

それに、最初はみどりのソロ演奏から始まって、徐々に人が歩み寄ってきて、

徐々に音が重なっていって…で、

「欠けてはならない存在」である彼女に対して、

団員たちが敬意を示しているのが伝わって来る演奏スタイルだったのもニクい見せ方でした。

 

選曲もまた良いんですよね。

前回は「威風堂々」で、メロディーを聴けば誰もが知っているクラシック音楽から始まったので、

オーケストラだから次はより専門的な曲を演奏する事になるのか?と言ったらそうではなく、

今度は聴き馴染みのあるポップソングを持ってくる。

劇中でも朝陽(田中圭)が、ヨーロッパだとオケと市民の距離が近いと話していたように、

音楽ってそもそも、みんなにとって身近にあるものなんだと思わせてくれるのです。

 

そして、共通テストを終えて、今日から私立大学入試が始まったタイミングで、

いよいよ受験生だという現実味を帯びてきた高校2年生にとっては、

今回の「Mela!」は心の支えになったんじゃないかなぁ…とも。

私ももし、その歳で今回の内容を見ていたら、忘れられない出来事になっていたでしょう。

 

素人視聴者なだけに、次はどんな曲を演奏するんだろう?ってワクワクさせられますね。

そこも見所の1つになりつつあります。

 

 

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6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱 3話 感想|父とひかり、案外似てるのかも?

 

 

はぁ…毎回思っているし、多分今後も書くかもしれませんけど、

3人での会話劇が本当〜に面白過ぎる!(笑)

「どんな偶然で裸見られるかも分かんないし」いやどんな偶然!?wwとか、

見えても聞こえてもいないはずなのに

会話が成立しちゃう航(橋爪功)やひかり(本田翼)とか、

3分に1回?のペースでツボに嵌まるシーンがやって来るので、

そこだけでも肩の力を抜いて楽しめます。

やっぱり、現在81歳と大ベテランの橋爪功さんが中心にいるのが大きいんでしょうね。

 

ベテランの役者さんって良い意味で「演じない」んですよね。

これだけだと語弊を招くので、もう少し具体的に書くとすると…

今まで様々な作品で、様々な個性を持った役を演じて場数を踏んできたからこそ

生まれる"余裕"や"達観"みたいなものがあって、

「上手く演じよう」という力んだ感じではなく(役に憑依した演技ももちろん好きです)、

演じられているのか素なのか区別がつかなくなるくらいの演技で

根太い存在感を残すと言いますか。

橋爪さんもその内の1人で、橋爪さんの自然体な演技を受けて、

高橋一生さんも本田翼さんも伸び伸びと演じられているのが画面上から伝わってくるんです。

だから見ていて楽しいんだろうし、

新コーナーでスタッフの笑い声も聞こえたりして(笑)

現場の雰囲気もきっと和気藹々としているんだろうなぁ…とすら思えてきます。

 

毒づく本田翼さんも良いですね。

ひかりに振り回される星太郎(高橋一生)の図も面白いんですけど、彼女の吐く毒は、

前回の「記憶に残るのは、誰とどんな気持ちで見たかどうか?」も含めて、

ハッとさせられる的確さが魅力的です。

で、今回刺さった言葉は…

「即答出来ないっていう事は、適当に理由をつけてダメって言ってるようなもんですよ」

これには私もギクリ!と(苦笑)

でも彼女の言動はいつも正直で、そこが、何かとグルグル考えては

目の前の向き合わなければならない事を避けてきた星太郎にとっては、

背中を押された気持ちにさせられるんでしょう。

 

また、航もひかりと、自分の考えをポロっと吐き出す所は共通している気もします。

特に似ているなって思ったのは…

「5年後にはお前、絶対パソコンで打ち上げしてんだよ?

お前がやれるんだったらさ、今辞めたって3年後辞めたって5年後辞めたって同じだろ?

だからお前…とっとと辞めんだよ!」

この言葉が上記の言葉と重なりました。

父の死を受けてからのひかりとの出会いは運命のようなもので、

父の存在と過去の思い出を感じながら、

その父の面影を残すひかりの言葉に感化されて

星太郎は少しずつ前向きさを取り戻していくんですね。

 

作ったご飯を日常的に、何気なくテーブルに置いている時に、

ちょうど目に入った新聞がきっかけで

今まで溜めていた新聞をゴミに出し始めるといった終盤の一連の流れは、

まずは"小さな一歩"からコツコツと…という星太郎の心境を思わせて印象的なシーンでした。

やっとこさお客さんが依頼してくれて、

航にツッコまれつつ「うるせぇよ」と返した時の表情が

内心嬉しそうだったのもほっこりさせられました。

 

会話劇で気軽に楽しめる部分もあるけれど、

内容の本質を読んでいくと、何だか考えさせられたり、

ちょっとした心のビタミンにもなったりして。

回を重ねるごとに、本作への好感度が上昇し続けております。

現時点では、深夜ドラマの中で一番好きな作品かもしれません。

(だから、感想投稿が放送時から1週間ズレたとしても、書きたい!と思える訳で…。)

 

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大奥(2023) 4話 感想|女将軍の誕生

 

 

家光(堀田真由)と有功(福士蒼汰)による、葛藤と決心の回…ですね。

 

初回の感想でライティングについて言及したんですけど、

やっぱり今回も、緻密に計算されているのが見て取れますね。

全体の演出含めて、登場人物の心情の"引き立て役"に徹しています。

 

例えば…個人的に特に上手いなって思ったのは、

放送開始から10分辺りの、2回目も結局子供を授かる事はなかった2人が

部屋で話しているシーン。

「出来てみれば、子は愛おしいの」という言葉で、

(画面の)奥にいる家光の姿をぼかす演出を施してきたのが、

有功の心が彼女から離れて行っている様を表しているようで印象に残ったんですよね。

そして…その後の「わしの心にいるのは其方だけじゃ」と言ってもらえた時の、

陰影をくっきり映し出した有功の横顔のカット。

さり気ない事なんですが、この一連の流れで、

2度もチャンスを与えられたにもかかわらず子供が作れない無力さ、運命の残酷さ、

自分を想っていても「違う人との間に生まれた子供」が今後成長して

遺伝を目の当たりにするのには変わりないという現実…と、

有功の中で駆け巡るいろんな感情が画面上から伝わって来るのでした。

 

そこから…今の自分には何が出来るのかを模索する有功。

その答えは、病に侵されている人の看病に尽くす事。

「やりたいんや」そう言いながら、日光を目いっぱい浴びる有功の表情は、

玉栄(奥智哉)に弱音を吐き出せたのもあってか

今までよりも凛々しく、前向きさを取り戻しているように見えました。

福士蒼汰さんの微かな微笑みも良かったです。

 

展開自体は、原作を知らない私でも、

結構カットしている所もあるんだろうなぁ…とは分かるんですが。

このサクサク進む感じが、あまりにも時代の流れが早過ぎるために

過去に取り残されたままになってしまった春日局斉藤由貴)と、

逆に、過酷な環境を乗り越えてきたからこそ立ち向かう意思を持つ有功と家光の対比を

意味しているようにも思えるんですよね。

 

徳川家を守りたいがために、"普通の女の子"だったはずが

無理やり将軍の人生を背負わされる羽目になる…という

衝撃的な内容から始まった2話。

それからも、目をそらしたくなる酷な出来事が続いただけに(それをずっと見てきただけに)、

家光が正式な将軍として、大衆の前で初お披露目した時の彼女の啖呵は、

もう〜〜本当に本当にかっこよくてしょうがなかったです!

堀田真由さんに「惚れた」という気持ちが芽生えたのは初めてでした。

また、斉藤由貴さん演じる春日局が、

有功に本音を漏らす最期のシーンには泣けてきてしまって。

実は繊細な一面も持ち合わせていた人間味溢れる姿を、

とてもナチュラルに演じられていたなぁ…と思います。

 

次回は、途中から綱吉編に変わるんでしょうかね?

このスピードだとやっぱり全10話にはなるんでしょうけど、

1クールで良いの…?とは言いたくなっちゃいますよ(笑)

 

 

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星降る夜に 3話 感想|年下わんこ、ステイを覚える。

 

 

良いですね。回を重ねるごとにより"日常"らしさが増して、

本作への抵抗感が徐々になくなってきております。

「ステイ」と言われて不貞腐れた顔したり、ショックで熱を出したり、

「ステイ」の重要さを学んでからは、今度はそれを自分でアウトプットしてみたりと…

そんな一星(北村匠海)の素直さが、まるでわんこみたいで本当に可愛いんですよ(笑)

年の差による純愛モノで、2人が惹かれあっていく様に見惚れてしまうのは

個人的にかなり久しぶりかもしれません。

 

そう感じるようになった理由は、

ロマンチックな雰囲気作りへのこだわりが伝わる映像美も、もちろんそうなんですけど。

もう1つは、「自分にとって忘れられない"死"があって、今がある」というのを、

鈴(吉高由里子)と一星の2人の関係性を通して、過去エピソードを絡めながら

重点的に描いているのが大きいのかな?と思ってます。

 

例えば…今回の相手のように突き飛ばされたり、怒鳴られたりするのは、

一星が人情深い性格である以上、初めてではないんだろうな…という事が分かりましたが、

それでも彼は、遺品を届ける事を決して辞めようとはしませんでした。

それは、自分が両親を亡くした時に、お食い初めの食器や、

自分とお母さんを撮ってくれたお父さんのカメラといったたくさんの"思い出"を

遺品整理士が届けてくれたという記憶が、頭の片隅に残り続けているからなんですよね。

そして、世界旅行も含めて、今こうして"自分らしさ"を曲げずに生きていられるのは、

引き取って育ててくれたおばあちゃんの存在がいるからなのかも…とも察せられます。

柄物だらけの服装で、発想もかなりユニークな人でしたが、

あのおばあちゃんが育てていなかったら、今の一星はいなかったのかもしれません。

 

一方で、鈴は10年前、まだ新人だった頃の自分が関わった患者も、

その赤ちゃんも亡くしてしまうという、同じく辛い経験をしました。

しかし、一星と少し違うのは、数々の命と向き合いつつ、

それを全部、先輩の元で学びながら(恐らく)1人で乗り越えていった…という所。

彼と出会うまでは、身近で支えてくれる人はいなかったので、

吸収するので精一杯だったんだろうなぁと。そんな背景が読み取れます。

 

だからこそ、自分が当時上記のような経験をしたのとちょうど同じ年齢で、

両親の死が早くにあっても、傷1つ見せず

あんなに伸びやかに、たくましく生きている一星に惹かれたんでしょう。

(もちろん、鈴も鈴で十分たくましいですが。)

一星が遺品整理士になったきっかけエピソードをガッツリ描いたのが効いていて、

今を一生懸命に生きる2人を、思わず応援したくなってしまうお話でした。

 

今後も2人の関係性が上手くいくと良いな…

そう願える内容になっていただけに、終盤の「黒いコートの人物」が

何やら不穏な空気を醸し出していて気になりますねぇ。

役者名を隠す演出で、鬼が過ってしまったのは置いといて(笑)

今回で本作が好きになり始めただけに、

あまりサスペンスな方向には寄って欲しくはないのですが、

一星の支えとともに、被害者遺族に立ち向かう展開に繋がるのだとしたら…

これもきっと鈴にとっては"試練"で、避けては通れないエピソードなのかもしれませんね。

 

 

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