物語がまどろっこしくなっている代わりに、色々とツッコミどころが。
バイトの配達先でカレーをぶっかけてしまったお詫びという名目で
お客さんに名前をわら半紙に書かせるのですが、なぜか住所も書くよう促す。
えっと…どうやってここまで来たんですかね(笑)
しかも、アパートとなると住所も長くなる訳で、途中でインクが切れちゃってますし…
電話番号を書かせる方が一般的だと思うんですけど、
なんでそっちにしなかったのかがよく分からず。
お客もお客で家にいるんだから、謝れ!って文句言ってる暇があるんだったら
すぐさま洗ってみれば良いのに。
恐怖新聞の事で神経質になっている割には、恋愛関係にはかなり鈍感な
詩弦(白石聖)の描写も不思議なんですよね。
大学の広場で桃香(片山友希)が勇介(佐藤大樹)がイチャついてるのに、
さらには腕を抱きしめてるのに、悪い方向に考えたり疑ったりせんのか!
カフェで浮気現場を見てから気づくなんて遅っ!ってツッコまずにはいられません。
篠崎(駿河太郎)は何やら、詩弦の自宅に侵入してまで恐怖新聞を手に入れたいらしいし、
勇介は一度ベッドで寝た罪悪感もなく、他の女性と浮気したと思ったら
息を吐くように歌詞みたいな綺麗事を並べて詫びるし、
だいたい、桃香においては犯罪まがいの行為でしょ。
本作の登場人物、真面目にヤバい人しかいない。
もれなくこの3人には恐怖新聞の購読権を差し上げたいです。
唯一"良い人ポジション"の母親がまだ信じきれなくて、
だって、2話の時と温度差激しいよ?あの頃の精神状態どこ行ったの?って話ですよ。
最終章になって、実は恐怖新聞を扱う闇の印刷工場で働いていました…
という設定が来ても全然受け入れられる自信があります。
それにしても、回を重ねるごとに
坂口涼太郎さんと幽霊役の親和性がどんどん高くなって行ってますね。
白塗りしているんじゃないかと思えるくらいの肌の綺麗さが効いてます。
おかっぱ頭で眉毛が隠れているから、余計に怖く映りますし。
あちらの弁護士の世界でも…最近は幽霊にしか見えませんw
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