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ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ 前編 雑感|賢さが問われるラップバトル

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雑感で。

トクサツガガガ」の小芝風花さんを見て好感度が上がり、

彼女目当てで、とりあえず前編を視聴。

うむ…やっぱり、上に挙げた作品で主演を張った事への影響は大きいですねぇ。

乗りに乗った「旬」みたいなモノが感じられました。

茨城弁も可愛いし…これはこれで魅力が伝わる役だったんじゃないでしょうか♪

 

ストーリーの方は特に書く事がないんですが、

ラッパーに対して「それ、韻踏めてないやん!」とか「リズミカルなラップやん」とか。

題材の通り全体的にラップが多いので、時々ツッコミを入れつつ

ゆる〜く楽しめたら良いかなぁと思ってます。

…っていうか、前後編にしなくても単発で足りたような気が(笑)

まぁそこは置いといて。

 

明日もリアタイはする予定ですが、多分後編の感想は書かないかもです。

 


2019年 春ドラマ 総括|上位4作品が飛び抜けていたクールでした。

 

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どうも、りんころです。

本来なら私の見ているドラマは皆6月には終わっているのですが、

更新頻度を調整しようと思ってちょっと遅らせたら…

もう夏ドラマが始まってる頃になってしまった(笑)

なので、ざっくりとまとめて行きますね。(と言いつつ結局長いです…w)

 

ちなみに、視聴前に付けた期待度ランキングはこんな感じ↓

1位 俺のスカート、どこ行った?(日テレ・土10)

2位 インハンド(TBS・金10)

3位 家政夫のミタゾノ(テレ朝・金11)

4位 きのう何食べた?(テレ東・金深夜)

5位 賭ケグルイ Season2(TBS・火深夜) 

この中から2作品がTOP5に入る結果となりました。(大体察しがつくと思うけど…)

 

まぁ、今期は一言で言うならば

上位4作品のためのクールだった

って所ですかね。大袈裟かもしれないですけども。

4つの作品は、どれを1位2位3位にするか…こっちが良い!あ、やっぱりこっちかなぁと

順位を付けるのを最後まで迷う程でした。なので、順位はほぼ大差ないです。

いつも3位のみに付ける「作品賞」も、今回は3位4位で2つ付けちゃいました♪

 

5位以下の作品に関しては、勿論ちゃんと面白いものもあるのですが、

下に行くにつれて惜しい部分が目立ったり、なんでそんな作りになってしまうかね…と

残念な印象で終わってしまったり、というのが多かったかな。

  

最近ではWOWOWや深夜ドラマの方が面白いという声も増え、

一番見られるであろうプライム帯のドラマが、

出演者揃えれば&人気ジャンルであれば&シリーズ物であれば高視聴率でテレビ局大成功!

みたいな風潮のままで良いのだろうか。

もっと挑戦心がなければ、本当のテレビ好きやドラマ好きはどんどん

離れて行ってしまうんじゃないかと、今後が不安になったクールでした。

(来期は原作実写化多いしなぁ…(汗)) 

 

 

ここから下は、あくまでも個人的なランキングです!!

下に行くほど褒めるだけでないコメントも出てきます。

(そして、全部ランキング&ノミネート賞をやっただけあって、

ボリューム大な記事となってます。お時間のある方にオススメ。)

ではでは…

 

(⚠︎「あなたの番です」は4月期・7月期の2クール編成のため、

夏ドラマとしてランキングに入れさせて頂きます。)

 

2019年 春ドラマ ランキング

 

視聴した17作品の順位を発表していきます。

※上から
順位 タイトル(放送局・曜日・時間)視聴前期待度(最大:★5つ)
という構成になっております。

感想記事のリンクも貼ってあるので、詳しい内容を見たい!という方は、よろしければ。

 

1位 最優秀作品賞

きのう何食べた?テレビ東京・金曜24時12分)★★★★

 

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視聴前は「可愛らしい二人のやり取りを見て、癒されるドラマになるんだろうなぁ」

「ご飯も美味しそうに撮ってくれるんだろうなぁ」くらいにしか思っておらず。

また、キャラの見た目の完成度も高い事から、

それらの点で原作ファンも期待を寄せているんだろうとも思っていたのですが。

 

いざ視聴してみると、そんな浅はかな予想を飛び越えて

「食の役割の重要さ」「パートナーと生涯共にするという事」

「周囲の同性愛者に対する理解のズレ」に踏み込み。

それも決してシリアスにせず、あくまでも日常生活の舞台でそっと描いてくれる作りで

大変満足する作品となりました。

 

内野聖陽さんは去年の「ブラックペアン」とはまるっきり別人ですし、

西島秀俊さんはさり気なく西島さんらしさは残しつつも、

家族に対する気持ちは凄くあって、気にしいで、思いやり深くて…という

シロさんの人柄を体現されていました。

メインの2人だけでなく、小日向さん、年上カップル、富永家、依頼人、両親と…

どの人々にもその人だけの「人生」がちゃんとドラマ上で見えました。

 

全てのキャラクターに共感できて、応援したいと思えて。

全体的に大好きな作品でした。

 

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2位 優秀作品賞

インハンド(TBS・金曜22時)★★★★

 

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山下智久さんを「クールなイケメン」とイメージされてる方にこそ、

今すぐこのドラマを見るんだ!面白いぞ!! 山Pの印象が変わるぞ!!!

と推したくなる作品。

 

コード・ブルー」での藍沢先生も良かったのですが、

個人的には本作が一番の代表作になったんではないかな、と思っています。

 

クールというか澄ました佇まいは残しているものの、

寄生虫に急に「セクシー」と言うギャップ、時折見せる生物に対するリスペクト心。

涙やほんの笑みで伝わる成長過程。「天才」から滲み出る人間らしさ。

色々な表情や姿を見せようとキャスティング起用したプロデューサーもお見事ですが、

その期待に応えようと地に足をつけて「紐倉の成長」を演じた山Pが特に良かった。

 

そんな彼の周りを固める濱田岳さんと菜々緒さんも、

濱田さんはそばにいるだけで安心感がありますし、菜々緒さんは今までの「かっこいい」路線

とはまたちょっと違った、新たな一面を見せてくださいました。

 

3人の掛け合いは毎度クスッと笑えて、とにかく楽しかったけれども、それだけでなく

寄生虫や菌への理解も深めながらも「綺麗好きな日本」への警鐘を鳴らす作りに。

 

紐倉の成長から生まれる言葉選びの丁寧さも、劇伴も、また劇伴のタイミングで

ワクワク感を彷彿とさせる演出も。

「泣かせようとしてないのに泣ける」「登場に自然と胸が高まる」

気持ちにさせるのが上手くて。

どの分野においても作り手のセンスが光った作品な事、間違いなしでした!

 

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3位 作品賞

腐女子、うっかりゲイに告る。(NHK総合・土曜23時30分)(-)

  

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きのう何食べた?」と同じ同性愛者を取り扱った作品なのですが、

まず、アプローチの仕方が全く違っていたのが面白かったですかね。

 

「何食べ」は人と人の繋がりを重点的に描いた、温かみのある世界観だった訳ですが

(勿論温かいだけじゃなくて、今に至るまでの苦悩も表現されていましたが)、

本作は集団という学校・クラスの中で生きる主人公の心情を

エグいほど、胸が締め付けられるほど…映し出していました。

キラキラしたイメージの「青春」の闇にまで踏み込んでいたので、

うわぁ…この作品を放送するNHK、攻めてるな…と思います。

 

最終回での感想でも書いた通り、私は身近に同性愛者はいませんが、

本作のお陰で、同性愛者の気持ちを徐々に理解出来たんじゃないか、と考えています。

それくらいには、主人公を演じる金子大地さんが上手かった。

あの肉まんを揉むシーンだって、普通だったら何やってんのって笑うとこなのに、

全く見ていてそんな感情にならないのって本気で凄い。

 

藤野涼子さんも「この人じゃなきゃ」という立ち位置に説得力のある演技で、

真っ直ぐさ、透明感が一際輝いていました。

今後期待の星になるであろうお二人の演技力も堪能した、という感じです。

(藤野さんはいつか朝ドラで主演になって欲しい…)

 

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4位 作品賞

向かいのバズる家族(日本テレビ・木曜23時59分)(-)

 

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この枠ねぇ…しかもあまりハマれないのが多いマギー脚本か〜…と思っていたんですが、

そんな不安はバッサリ消え去りました(笑)

個人的には、今期一番のダークホースだったし、この枠で珍しく次回が気になる作品に。

 

SNS・ネット社会が題材のドラマは近年で増えてきていて、

それも「ネットの闇」「ほんの呟きが誰かにとっては傷となる」などの

悪い部分を中心に描いてきたようなものが多かったですが。

本作は「良い所も」「悪い所も」どっちも持ってるツールなのだと提示する視点に

新鮮味がありました。

 

家族全員がバズるというのはフィクションかな?と思う部分もあるのですが、

全く他人事だと捉えられなかったのは、思わずバズった時の浮かれっぷりや、

バズったらどんな危険が待っているのか、そして料理を美味しいと言ってくれない

母親の気持ちなどの「家族構成」がしっかり描けてたからなんじゃないかと。

 

それらをストレートに表現せずに、

大衆の前に立つ自分、崖の上に立つ自分、MV風映像といった

あえて遊び心の効かせた演出のお陰で、逆に「もしかしたら私もこうなるのかも」

という生々しさが活きた意欲作になったとも思っています。

 

主題歌も、辛い状況にいる人物を応援しているかのようなタイミングで

毎度かかってくるので、そこもお気に入りの1つでした。

 

(感想は4話までしか書けませんでしたorz) 

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5位

わたし、定時で帰ります。(TBS・火曜22時)★★★

 

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「仕事を早く切り上げる事の意義性」「自分の生き甲斐とは何か」を

提示する事だけに留まらず、

新人、就活失敗した若者、子持ち社員、リーダー、引退した父、部長など…

様々な年代の心情も、過不足なく寄り添うようにして描かれた所が良かったです。

多分、「こういう事、私もあったわ〜」「こんな人いたわ〜」と

一度でも共感する部分があったんじゃないでしょうか。

(私はそれでボロボロ泣いた回があった(笑))

 

働き方を題材としたドラマは大抵、あるある過ぎてグッタリする気持ちになる描写が

多いイメージにあるんですが、本作の場合は「明日もお仕事頑張ろう」という

希望の持てる作品となりました。

こう思える作品に出会えるのって、本当に貴重な事ですよね。

 

本作での吉高由里子さんも、今までの役で一番好きでした。

恋愛描写においては、はっきり別れる、これから種田とくっつく、という

分かりやすい終わらせ方にせず、仕事と同じで何か希望の持てそうな感じで

まとめ上げていたのも、らしいなぁと思います。

 

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6位

緊急取調室(テレビ朝日・木曜21時)★★★

 

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本作が得意とする「レギュラー陣とゲスト陣の演技合戦」が、

キャスティングの上手さもあり、存分に発揮されていた第3シーズンだったと思います。

時々事件描写にツッコミどころはあったものの、それを気にしなくなるくらいには。

 

捜査一課のモツナベコンビとも、今までで一番連携がとれていたように思いますし、

何より、新メンバーの玉垣の才能を目立たせ過ぎず、それでもちゃんと「出来る男」に見せて

頼もしい存在にさせようとする塩梅も良かったです。

キントリチームの描写も、どんな大きな危機を抱えていても

目の前の仕事に真っ当に立ち向かう「プロフェッショナル」の集大成といった感じでした。

 

ゲストの中では、松本まりかさんはやはり期待を裏切らない!と感じる程の怪演を

見せてくださいましたが、吉川愛さんも将来が楽しみになる女優さんとなりました。

「はじこい」のエトミカだって、SNS上で誰かが呟くまで全然気づかなかったよ…!

 

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7位

賭ケグルイ season2(TBS・火曜25時28分)★★★★

 

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これはもう、安定して楽しめた続編モノでした。

でも、全5話故に対戦相手2人分で構成を引っ張ってしまったのが惜しかったのかな?

前半はアイドル対決で異色だった分、正々堂々の面と向かった対決を

連ドラでもっと見たかった気はします。(映画はまだ見ておらず…どうだったんだろ?)

 

4、5話の豆生田戦のセットは作り込まれてましたね〜。

髪の毛が一気に白くなるシーンは度肝を抜かれる程の衝撃で、

今でもインパクトに残っています。

多分実写化だと再現するのは難しかったろうに…

あれは、スタッフの本気を見た!って感じですね。

 

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8位

俺のスカート、どこ行った?(日本テレビ・土曜22時)★★★★

 

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如何にもな日テレっぽい学園ドラマだったものの、のぶお先生の人となりに

グイグイ引き込まれ、最後には純粋に「先生を見れないのは寂しいな〜」と

思えるくらいには好きになった作品でした。

 

いじめっ子、クラスのリーダー的存在、突如変わった教師がやってきて

学校の雰囲気を変えていくという、設定はベタofベタなものが多かったですが。

ベタはベタなりに定番となる見せ所は押さえて、台詞や行動の豊かさで

老若男女楽しめる作りになっていたと思います。

 

余命云々の設定も扱い方次第では、

本作に対する印象が下がってしまう可能性がありましたが、

生徒達の感謝の気持ちで余命リセット!カツラ取れる!という結末になっていて、

清々しく締められたのは良かったです。 

 

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9位

遊戯みたいにいかない。(日本テレビ・水曜24時59分)★★★

 

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最近ではあまり見かけなくなった、ワンシチュエーションコメディ。

前作「漫画みたいにいかない。」もワンシチュエーションだからこそ活かせる

個性豊かな5人のやり取りを楽しみましたが、

今作はゲストとのぶつかり合いも含めて、更にパワーアップしていたような気がします。

 

本作の強みである「オチの上手さ」「天丼」「ショートコント風構成」も、

ゲームによくあるステージ1、2…といった段階を踏まえていて、

毎回テンポ良く、肩の力を抜いて笑えるものが多かった所も高ポイント。

 

ローカルドラマで知名度が少ないものの、

地道に、長く、長〜く続けて欲しい作品です。EDは、上がったわ!!

  

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10位

スパイラル〜町工場の奇跡〜(テレビ東京・月曜22時)★★★

 

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後半になるにつれて、再建物語というより中小企業vs大企業の買収物語という

イメージが強くはありましたが、

モノづくりの世界で働く人々の「信頼感」「誇り」が地道に描けていたのかなぁと。

 

芝野さんも、浅子さんも、桶本さんも、クマちゃんも、田丸さんも、望くんも…

どの人も自然と応援したい気持ちにさせられました。

特に望くんは営業パートでの成長が垣間見えて、

勝手に我が子を想う親の立場になったりもしました(笑)

それだけに、村尾のゲスっぷりにはね…マジテックに不安が募るばかりで

何度「早くギャフンと言わせて!」と思った事かw

 

劇中の人間関係がじっくり描かれていた分、村尾のスパイス的存在が効いていて、

実況し甲斐はありました。

 

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以下は、ちょっとだけ簡単に。

10位まで見られれば良い!ノミネート賞の方を見たい!という方は、

こちらを押すと「超個人的なノミネート賞」のページに飛びます。

 

 

11位

執事 西園寺の名推理2(テレビ東京・金曜20時)★★★

 

チェロは弾けるわ、殺陣は出来るわ、マジック出来るわ、子供はあやせるわ…で、

最早完璧過ぎて執事らしくない執事を前作よりも堪能しました(笑)

もうこのままシリーズ化させていって、釣りでもバスケでも色んな事に挑戦して頂きたい。

 

丸山刑事とのやり取りが減少気味だったのには物足りない感じもしましたが、

多分また来年春に続編はやるでしょうから、

最低でも今のキャスト陣は確保していて欲しいかなぁ。

 

ゴスペラーズの主題歌は毎度晴れやかになる心地がして、

入れるタイミングに妙なスカッと感がありましたね。

 

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「出来る執事シリーズ」は、この回が一番お気に入りだったかな♪

 

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12位

デジタル・タトゥー(NHK総合・土曜21時)★★★

 

まぁ〜一言で言うならば…タイガと岩井の縦軸を盛り込み過ぎちゃっていて、

肝心の「ネットの闇」が薄まってしまったって所かな?

個人的には、そこまでグッとくる事がなかったです。

 

娘と友人、ゲストと岩井、近藤公園さんとタイガの対峙シーンなど、

役者の演技力で確かに見応えある部分もありましたが、5話という短さですからねぇ…。

タイガのパートで1話完結パートの腰を折る印象が見受けられましたし、

無難に「過去に傷を負った元検事が、弁護士として様々な人を救っていく」という

岩井の活躍だけでも良かったんじゃないでしょうか。

 

岩井とタイガの近くにいる人物描写に焦点を当てるのも良いですが、オリジナルならば、

もっとSNSの情報に翻弄される一般市民にも向けた「ネット社会」「SNS社会」を

提示した作りにして欲しかったかなぁ…と。

 

(2話までしか書けませんでしたorz)

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13位

家政夫のミタゾノ(テレビ朝日・金曜23時15分)★★★★ 

 

1年後に再びカムバック!は嬉しかったものの、今回はパワーダウン感が否めず…(汗)

3人体制になって大人の事情がムンムンで、

ミタゾノさんの破天荒っぷりが薄まってしまったのが残念でした。

来年またやる場合は、お話自体も色々と練り直した方が良いかと思われます〜〜。

 

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14位

ミラー・ツインズ Season1(フジテレビ・土曜23時40分)(-)

 

警察がザル過ぎたり、勇吾の復讐動機も甘かったりと…

まぁ、色々とツッコミどころが多かったので、

そこまで物語にのめり込む事はなかったんですが(笑)

個人的には、藤ヶ谷くんがちゃんと役者だなぁと思い知らされただけでも、

最後まで見た価値はあったと思ってます。

 

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15位

ストロベリーナイト・サーガ(フジテレビ・木曜22時)★★★

 

グロテスクな世界観だと、見終わった後に脱力感に襲われるようなもんだと

思うんですけど…なんか、全体的にあっけなかったっすね。

歌い上げる主題歌でしか存在を強くアピール出来ない亀梨くんが気の毒でね(苦笑)

最後までW主人公にした意味が分からず仕舞いでした。

 

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16位

パーフェクトワールド(フジテレビ・火曜21時)★★★

 

これに関しては、どうしてこうなっちゃったんだろうな…って言葉しか出てきません(汗)

1話の美術館シーンのような「普通の」日常でぶち当たる壁を乗り越えていく

二人をもっと見たかったです。

途中から人災や震災に頼っちゃって、あざといが過ぎました。

(序盤の想定してたランキングでは、3位に入ってたのにな…)

 

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17位

ラジエーションハウス(フジテレビ・月曜21時)★★★

 

放射線科に焦点を当てたドラマって事で、今までの医療モノとは違った

新しいアプローチがされるんだろうなぁと多少期待してましたが、

やっぱり月9は月9クオリティのままなのね…と。

 

主人公上げ周りの先輩技師医師下げ。暇そうな印象しかないチーム。

いつも全員仲良く定時で切り上げる。全員でレントゲンを覗き込む。

そして頼まれれば必ず再検査はしてくれる病院(笑)

いくら私が医療関係に詳しくないど素人でも、こんだけ「いやいやあり得ないでしょ」

って要素が重なると、フィクションだとしても素直に楽しめません。

 

とりあえず、最後に一言…

その人、医師免許持ってますよって何回言わせんだっ!!!

  

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リタイアしたドラマ…

 

白衣の戦士!(日本テレビ・水曜22時)★★ 

 

1話のみ視聴。正直「ナースのお仕事」とは比べ物にならない出来で、

早々にリタイアしても後悔なし!でした。

中条あやみさんはああいう「頑張ってます!」な役じゃない方が良いかな…。

 

 

ミストレス〜女たちの秘密〜(NHK総合・金曜22時)★★ 

 

4話まで視聴。

サスペンスな雰囲気から内容がどんどん離れちゃったのがな〜…。

それでも、モルヒネや友美&安岡の事など気になる部分はあったから、

最後まで見ようかとは思ったんですがね。

録画も5話以降溜まってましたし、最終回を見た方の評判も良い感じではなかったんで、

しれっと辞めちゃいました(汗)

杉野遥亮さんの、ゾクッとさせられるような静か〜に怖い目力は印象に残りました。

 

 

東京独身男子(テレビ朝日・土曜23時15分)★★★ 

 

2話まで視聴。何であのキャストで女子受けドラマを作ろうとしたんだろうな…と

勿体ないと思わざるを得ませんね。

あと、話の内容が時代遅れ過ぎました。

 

 

集団左遷!!(TBS・日曜21時)★★★ 

 

3話まで視聴。「頑張る」の表現方法が、その言葉の多用だとか走るシーンだとか、

主人公の単独行動とかばっかりで、安易だなって。

他の作品では良かったんですけどね、主演の方の顔芸も見てられなかったです。正直…

 

                 

超個人的なノミネート賞

 

主演男優賞 金子大地(腐女子、うっかりゲイに告る。)/

        内野聖陽きのう何食べた?

高校生ならではの繊細な気持ちを、目線、顔の角度、声、何から何まで

体現されてたと思います。正直、こんなに演技が上手いとは…とビックリ。/

内野さんは最早、説明不要でしょう!特に凄かった所を挙げるならば、

最終回でのトレンチコートが全く似合ってないように見えるのが、ああ、役者だなぁ…と。

 

 

主演女優賞 吉高由里子(わたし、定時で帰ります。)

ハイボールのCM、「東京タラレバ娘」の役など、

ちょっとキラキラした社会人を演じるのに定評がある女優さんだと

個人的には思っていて、その点でも「わた定」の役も期待しておりましたが。

最終的に良いステップアップが出来たんじゃないかと。

仕事の出来る先輩だけど決して超人な訳ではなく、人間臭い過去のトラウマも抱えつつ、

その経験を元に周りの人々をフラットに変えていくという一人の女性を

自然に演じられていたと思います。

 

 

助演男優賞 ユースケ・サンタマリア(わたし、定時で帰ります。) 

ここの部門は迷いましたが、「うわ〜、この人と関わったら超面倒臭そう」感が

満載だったユースケさんを選ばせて頂きました。

絶対上司にしたくない俳優No.1のイメージが着いてしまったわ(笑)

 

 

助演女優賞 藤野涼子腐女子、うっかりゲイに告る。)

真っ直ぐさといい、純粋に生きる姿といい、もう明るい女の子で…。

金子大地さんの相手役に選ばれたのも納得のキャスティングでした。

「純くん、三浦さんがそばにいてくれて良かったねぇ(泣)」と何度思った事か…。

 

 

新人賞 該当なし

 

  

主題歌賞 山下智久「CHANGE」(インハンド)←OP曲ですが今回だけ特例/

     きゃりーぱみゅぱみゅ「きみがいいねくれたら」(向かいのバズる家族)

ちょっと大人っぽいメロディーなんだけど、聞き進めると自然とワクワクさせられて

しまってねぇ…OPで流れた歌詞の後のイントロの重低音に痺れました。/

劇中で流れるタイミングが秀逸だと、曲自体も良いよねって思えてしまうんですよね。

主人公たちを支えてくれているような歌詞も良かったです。

CHANGE(通常盤)(特典なし)

CHANGE(通常盤)(特典なし)

 
きみがいいねくれたら

きみがいいねくれたら

 

 

 

OP/ED映像賞 インハンド OP

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新たな発見をするような好奇心溢れる自然いっぱいのイラストからの、

先ほど書いたイントロとタイトルバックを重ねて締めるセンスの良さ…!!!

2枚目の画像の「_ 」が点滅する所がツボでした。

 

 

脚本賞 マギー「向かいのバズる家族」

成人を過ぎた子供二人と、その親からなる家族の裏事情が

よく反映された脚本だったと思います。

SNSの描写もありきたりな感じが全くしませんでした。

 

 

演出賞 藤井道人「向かいのバズる家族」/

     平野俊一、岡本伸吾、青山貴洋「インハンド」

物語を覗き込んで行くと、あれくらいハッチャケていた方が作品的には丁度良い。

深夜ならではのユルさも相まって、的確な演出でした。/

ユルいイラストも寄生虫の気持ち悪さが緩和されていて、視聴者への思いやりが

感じられたのは勿論ですが。

「今は高家がそばにいるよ…」というのが、映っている物だけでも伝わる

カメラワークの技巧にも惚れました。

 

 

劇伴賞 得田真裕「インハンド」 

ウォオオオ〜で胸が高まり、ディスコティックな曲調で気分がノリノリになり、

終盤の解決シーンで流れる「悲しいけれど希望はあるよ」感の強い劇伴に好感を持ち。

一度聴いたら忘れられなくなるようなインパクトは残しつつ、

ドラマの雰囲気を彩る劇伴ばかりでした。サウンドトラックは買いです。

TBS系 金曜ドラマ「インハンド」オリジナル・サウンドトラック (通常盤) (特典なし)

TBS系 金曜ドラマ「インハンド」オリジナル・サウンドトラック (通常盤) (特典なし)

 

 

 

特別賞 眞島秀和(スパイラル)

ゲスの極み演技でドラマを盛り上げてくださいました。

そして、遺影になるぞ!の他に、理事長にパスワード聞かれるぞ!が追加された

眞島さんでありました…(笑)

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以上、春ドラマの総括でした。

来期も素敵な作品との出会いがあればな〜と思います。

 

閲覧ありがとうございました!

 


2019年 春ドラマ 総括|上位4作品が飛び抜けていたクールでした。

 

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どうも、りんころです。

本来なら私の見ているドラマは皆6月には終わっているのですが、

更新頻度を調整しようと思ってちょっと遅らせたら…

もう夏ドラマが始まってる頃になってしまった(笑)

なので、ざっくりとまとめて行きますね。(と言いつつ結局長いです…w)

 

ちなみに、視聴前に付けた期待度ランキングはこんな感じ↓

1位 俺のスカート、どこ行った?(日テレ・土10)

2位 インハンド(TBS・金10)

3位 家政夫のミタゾノ(テレ朝・金11)

4位 きのう何食べた?(テレ東・金深夜)

5位 賭ケグルイ Season2(TBS・火深夜) 

この中から2作品がTOP5に入る結果となりました。(大体察しがつくと思うけど…)

 

まぁ、今期は一言で言うならば

上位4作品のためのクールだった

って所ですかね。大袈裟かもしれないですけども。

4つの作品は、どれを1位2位3位にするか…こっちが良い!あ、やっぱりこっちかなぁと

順位を付けるのを最後まで迷う程でした。なので、順位はほぼ大差ないです。

いつも3位のみに付ける「作品賞」も、今回は3位4位で2つ付けちゃいました♪

 

5位以下の作品に関しては、勿論ちゃんと面白いものもあるのですが、

下に行くにつれて惜しい部分が目立ったり、なんでそんな作りになってしまうかね…と

残念な印象で終わってしまったり、というのが多かったかな。

  

最近ではWOWOWや深夜ドラマの方が面白いという声も増え、

一番見られるであろうプライム帯のドラマが、

出演者揃えれば&人気ジャンルであれば&シリーズ物であれば高視聴率でテレビ局大成功!

みたいな風潮のままで良いのだろうか。

もっと挑戦心がなければ、本当のテレビ好きやドラマ好きはどんどん

離れて行ってしまうんじゃないかと、今後が不安になったクールでした。

(来期は原作実写化多いしなぁ…(汗)) 

 

 

ここから下は、あくまでも個人的なランキングです!!

下に行くほど褒めるだけでないコメントも出てきます。

(そして、全部ランキング&ノミネート賞をやっただけあって、

ボリューム大な記事となってます。お時間のある方にオススメ。)

ではでは…

 

(⚠︎「あなたの番です」は4月期・7月期の2クール編成のため、

夏ドラマとしてランキングに入れさせて頂きます。)

 

2019年 春ドラマ ランキング

 

視聴した17作品の順位を発表していきます。

※上から
順位 タイトル(放送局・曜日・時間)視聴前期待度(最大:★5つ)
という構成になっております。

感想記事のリンクも貼ってあるので、詳しい内容を見たい!という方は、よろしければ。

 

1位 最優秀作品賞

きのう何食べた?テレビ東京・金曜24時12分)★★★★

 

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視聴前は「可愛らしい二人のやり取りを見て、癒されるドラマになるんだろうなぁ」

「ご飯も美味しそうに撮ってくれるんだろうなぁ」くらいにしか思っておらず。

また、キャラの見た目の完成度も高い事から、

それらの点で原作ファンも期待を寄せているんだろうとも思っていたのですが。

 

いざ視聴してみると、そんな浅はかな予想を飛び越えて

「食の役割の重要さ」「パートナーと生涯共にするという事」

「周囲の同性愛者に対する理解のズレ」に踏み込み。

それも決してシリアスにせず、あくまでも日常生活の舞台でそっと描いてくれる作りで

大変満足する作品となりました。

 

内野聖陽さんは去年の「ブラックペアン」とはまるっきり別人ですし、

西島秀俊さんはさり気なく西島さんらしさは残しつつも、

家族に対する気持ちは凄くあって、気にしいで、思いやり深くて…という

シロさんの人柄を体現されていました。

メインの2人だけでなく、小日向さん、年上カップル、富永家、依頼人、両親と…

どの人々にもその人だけの「人生」がちゃんとドラマ上で見えました。

 

全てのキャラクターに共感できて、応援したいと思えて。

全体的に大好きな作品でした。

 

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2位 優秀作品賞

インハンド(TBS・金曜22時)★★★★

 

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山下智久さんを「クールなイケメン」とイメージされてる方にこそ、

今すぐこのドラマを見るんだ!面白いぞ!! 山Pの印象が変わるぞ!!!

と推したくなる作品。

 

コード・ブルー」での藍沢先生も良かったのですが、

個人的には本作が一番の代表作になったんではないかな、と思っています。

 

クールというか澄ました佇まいは残しているものの、

寄生虫に急に「セクシー」と言うギャップ、時折見せる生物に対するリスペクト心。

涙やほんの笑みで伝わる成長過程。「天才」から滲み出る人間らしさ。

色々な表情や姿を見せようとキャスティング起用したプロデューサーもお見事ですが、

その期待に応えようと地に足をつけて「紐倉の成長」を演じた山Pが特に良かった。

 

そんな彼の周りを固める濱田岳さんと菜々緒さんも、

濱田さんはそばにいるだけで安心感がありますし、菜々緒さんは今までの「かっこいい」路線

とはまたちょっと違った、新たな一面を見せてくださいました。

 

3人の掛け合いは毎度クスッと笑えて、とにかく楽しかったけれども、それだけでなく

寄生虫や菌への理解も深めながらも「綺麗好きな日本」への警鐘を鳴らす作りに。

 

紐倉の成長から生まれる言葉選びの丁寧さも、劇伴も、また劇伴のタイミングで

ワクワク感を彷彿とさせる演出も。

「泣かせようとしてないのに泣ける」「登場に自然と胸が高まる」

気持ちにさせるのが上手くて。

どの分野においても作り手のセンスが光った作品な事、間違いなしでした!

 

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3位 作品賞

腐女子、うっかりゲイに告る。(NHK総合・土曜23時30分)(-)

  

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きのう何食べた?」と同じ同性愛者を取り扱った作品なのですが、

まず、アプローチの仕方が全く違っていたのが面白かったですかね。

 

「何食べ」は人と人の繋がりを重点的に描いた、温かみのある世界観だった訳ですが

(勿論温かいだけじゃなくて、今に至るまでの苦悩も表現されていましたが)、

本作は集団という学校・クラスの中で生きる主人公の心情を

エグいほど、胸が締め付けられるほど…映し出していました。

キラキラしたイメージの「青春」の闇にまで踏み込んでいたので、

うわぁ…この作品を放送するNHK、攻めてるな…と思います。

 

最終回での感想でも書いた通り、私は身近に同性愛者はいませんが、

本作のお陰で、同性愛者の気持ちを徐々に理解出来たんじゃないか、と考えています。

それくらいには、主人公を演じる金子大地さんが上手かった。

あの肉まんを揉むシーンだって、普通だったら何やってんのって笑うとこなのに、

全く見ていてそんな感情にならないのって本気で凄い。

 

藤野涼子さんも「この人じゃなきゃ」という立ち位置に説得力のある演技で、

真っ直ぐさ、透明感が一際輝いていました。

今後期待の星になるであろうお二人の演技力も堪能した、という感じです。

(藤野さんはいつか朝ドラで主演になって欲しい…)

 

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4位 作品賞

向かいのバズる家族(日本テレビ・木曜23時59分)(-)

 

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この枠ねぇ…しかもあまりハマれないのが多いマギー脚本か〜…と思っていたんですが、

そんな不安はバッサリ消え去りました(笑)

個人的には、今期一番のダークホースだったし、この枠で珍しく次回が気になる作品に。

 

SNS・ネット社会が題材のドラマは近年で増えてきていて、

それも「ネットの闇」「ほんの呟きが誰かにとっては傷となる」などの

悪い部分を中心に描いてきたようなものが多かったですが。

本作は「良い所も」「悪い所も」どっちも持ってるツールなのだと提示する視点に

新鮮味がありました。

 

家族全員がバズるというのはフィクションかな?と思う部分もあるのですが、

全く他人事だと捉えられなかったのは、思わずバズった時の浮かれっぷりや、

バズったらどんな危険が待っているのか、そして料理を美味しいと言ってくれない

母親の気持ちなどの「家族構成」がしっかり描けてたからなんじゃないかと。

 

それらをストレートに表現せずに、

大衆の前に立つ自分、崖の上に立つ自分、MV風映像といった

あえて遊び心の効かせた演出のお陰で、逆に「もしかしたら私もこうなるのかも」

という生々しさが活きた意欲作になったとも思っています。

 

主題歌も、辛い状況にいる人物を応援しているかのようなタイミングで

毎度かかってくるので、そこもお気に入りの1つでした。

 

(感想は4話までしか書けませんでしたorz) 

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5位

わたし、定時で帰ります。(TBS・火曜22時)★★★

 

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「仕事を早く切り上げる事の意義性」「自分の生き甲斐とは何か」を

提示する事だけに留まらず、

新人、就活失敗した若者、子持ち社員、リーダー、引退した父、部長など…

様々な年代の心情も、過不足なく寄り添うようにして描かれた所が良かったです。

多分、「こういう事、私もあったわ〜」「こんな人いたわ〜」と

一度でも共感する部分があったんじゃないでしょうか。

(私はそれでボロボロ泣いた回があった(笑))

 

働き方を題材としたドラマは大抵、あるある過ぎてグッタリする気持ちになる描写が

多いイメージにあるんですが、本作の場合は「明日もお仕事頑張ろう」という

希望の持てる作品となりました。

こう思える作品に出会えるのって、本当に貴重な事ですよね。

 

本作での吉高由里子さんも、今までの役で一番好きでした。

恋愛描写においては、はっきり別れる、これから種田とくっつく、という

分かりやすい終わらせ方にせず、仕事と同じで何か希望の持てそうな感じで

まとめ上げていたのも、らしいなぁと思います。

 

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6位

緊急取調室(テレビ朝日・木曜21時)★★★

 

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本作が得意とする「レギュラー陣とゲスト陣の演技合戦」が、

キャスティングの上手さもあり、存分に発揮されていた第3シーズンだったと思います。

時々事件描写にツッコミどころはあったものの、それを気にしなくなるくらいには。

 

捜査一課のモツナベコンビとも、今までで一番連携がとれていたように思いますし、

何より、新メンバーの玉垣の才能を目立たせ過ぎず、それでもちゃんと「出来る男」に見せて

頼もしい存在にさせようとする塩梅も良かったです。

キントリチームの描写も、どんな大きな危機を抱えていても

目の前の仕事に真っ当に立ち向かう「プロフェッショナル」の集大成といった感じでした。

 

ゲストの中では、松本まりかさんはやはり期待を裏切らない!と感じる程の怪演を

見せてくださいましたが、吉川愛さんも将来が楽しみになる女優さんとなりました。

「はじこい」のエトミカだって、SNS上で誰かが呟くまで全然気づかなかったよ…!

 

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7位

賭ケグルイ season2(TBS・火曜25時28分)★★★★

 

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これはもう、安定して楽しめた続編モノでした。

でも、全5話故に対戦相手2人分で構成を引っ張ってしまったのが惜しかったのかな?

前半はアイドル対決で異色だった分、正々堂々の面と向かった対決を

連ドラでもっと見たかった気はします。(映画はまだ見ておらず…どうだったんだろ?)

 

4、5話の豆生田戦のセットは作り込まれてましたね〜。

髪の毛が一気に白くなるシーンは度肝を抜かれる程の衝撃で、

今でもインパクトに残っています。

多分実写化だと再現するのは難しかったろうに…

あれは、スタッフの本気を見た!って感じですね。

 

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8位

俺のスカート、どこ行った?(日本テレビ・土曜22時)★★★★

 

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如何にもな日テレっぽい学園ドラマだったものの、のぶお先生の人となりに

グイグイ引き込まれ、最後には純粋に「先生を見れないのは寂しいな〜」と

思えるくらいには好きになった作品でした。

 

いじめっ子、クラスのリーダー的存在、突如変わった教師がやってきて

学校の雰囲気を変えていくという、設定はベタofベタなものが多かったですが。

ベタはベタなりに定番となる見せ所は押さえて、台詞や行動の豊かさで

老若男女楽しめる作りになっていたと思います。

 

余命云々の設定も扱い方次第では、

本作に対する印象が下がってしまう可能性がありましたが、

生徒達の感謝の気持ちで余命リセット!カツラ取れる!という結末になっていて、

清々しく締められたのは良かったです。 

 

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9位

遊戯みたいにいかない。(日本テレビ・水曜24時59分)★★★

 

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最近ではあまり見かけなくなった、ワンシチュエーションコメディ。

前作「漫画みたいにいかない。」もワンシチュエーションだからこそ活かせる

個性豊かな5人のやり取りを楽しみましたが、

今作はゲストとのぶつかり合いも含めて、更にパワーアップしていたような気がします。

 

本作の強みである「オチの上手さ」「天丼」「ショートコント風構成」も、

ゲームによくあるステージ1、2…といった段階を踏まえていて、

毎回テンポ良く、肩の力を抜いて笑えるものが多かった所も高ポイント。

 

ローカルドラマで知名度が少ないものの、

地道に、長く、長〜く続けて欲しい作品です。EDは、上がったわ!!

  

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10位

スパイラル〜町工場の奇跡〜(テレビ東京・月曜22時)★★★

 

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後半になるにつれて、再建物語というより中小企業vs大企業の買収物語という

イメージが強くはありましたが、

モノづくりの世界で働く人々の「信頼感」「誇り」が地道に描けていたのかなぁと。

 

芝野さんも、浅子さんも、桶本さんも、クマちゃんも、田丸さんも、望くんも…

どの人も自然と応援したい気持ちにさせられました。

特に望くんは営業パートでの成長が垣間見えて、

勝手に我が子を想う親の立場になったりもしました(笑)

それだけに、村尾のゲスっぷりにはね…マジテックに不安が募るばかりで

何度「早くギャフンと言わせて!」と思った事かw

 

劇中の人間関係がじっくり描かれていた分、村尾のスパイス的存在が効いていて、

実況し甲斐はありました。

 

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以下は、ちょっとだけ簡単に。

10位まで見られれば良い!ノミネート賞の方を見たい!という方は、

こちらを押すと「超個人的なノミネート賞」のページに飛びます。

 

 

11位

執事 西園寺の名推理2(テレビ東京・金曜20時)★★★

 

チェロは弾けるわ、殺陣は出来るわ、マジック出来るわ、子供はあやせるわ…で、

最早完璧過ぎて執事らしくない執事を前作よりも堪能しました(笑)

もうこのままシリーズ化させていって、釣りでもバスケでも色んな事に挑戦して頂きたい。

 

丸山刑事とのやり取りが減少気味だったのには物足りない感じもしましたが、

多分また来年春に続編はやるでしょうから、

最低でも今のキャスト陣は確保していて欲しいかなぁ。

 

ゴスペラーズの主題歌は毎度晴れやかになる心地がして、

入れるタイミングに妙なスカッと感がありましたね。

 

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「出来る執事シリーズ」は、この回が一番お気に入りだったかな♪

 

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12位

デジタル・タトゥー(NHK総合・土曜21時)★★★

 

まぁ〜一言で言うならば…タイガと岩井の縦軸を盛り込み過ぎちゃっていて、

肝心の「ネットの闇」が薄まってしまったって所かな?

個人的には、そこまでグッとくる事がなかったです。

 

娘と友人、ゲストと岩井、近藤公園さんとタイガの対峙シーンなど、

役者の演技力で確かに見応えある部分もありましたが、5話という短さですからねぇ…。

タイガのパートで1話完結パートの腰を折る印象が見受けられましたし、

無難に「過去に傷を負った元検事が、弁護士として様々な人を救っていく」という

岩井の活躍だけでも良かったんじゃないでしょうか。

 

岩井とタイガの近くにいる人物描写に焦点を当てるのも良いですが、オリジナルならば、

もっとSNSの情報に翻弄される一般市民にも向けた「ネット社会」「SNS社会」を

提示した作りにして欲しかったかなぁ…と。

 

(2話までしか書けませんでしたorz)

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13位

家政夫のミタゾノ(テレビ朝日・金曜23時15分)★★★★ 

 

1年後に再びカムバック!は嬉しかったものの、今回はパワーダウン感が否めず…(汗)

3人体制になって大人の事情がムンムンで、

ミタゾノさんの破天荒っぷりが薄まってしまったのが残念でした。

来年またやる場合は、お話自体も色々と練り直した方が良いかと思われます〜〜。

 

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14位

ミラー・ツインズ Season1(フジテレビ・土曜23時40分)(-)

 

警察がザル過ぎたり、勇吾の復讐動機も甘かったりと…

まぁ、色々とツッコミどころが多かったので、

そこまで物語にのめり込む事はなかったんですが(笑)

個人的には、藤ヶ谷くんがちゃんと役者だなぁと思い知らされただけでも、

最後まで見た価値はあったと思ってます。

 

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15位

ストロベリーナイト・サーガ(フジテレビ・木曜22時)★★★

 

グロテスクな世界観だと、見終わった後に脱力感に襲われるようなもんだと

思うんですけど…なんか、全体的にあっけなかったっすね。

歌い上げる主題歌でしか存在を強くアピール出来ない亀梨くんが気の毒でね(苦笑)

最後までW主人公にした意味が分からず仕舞いでした。

 

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16位

パーフェクトワールド(フジテレビ・火曜21時)★★★

 

これに関しては、どうしてこうなっちゃったんだろうな…って言葉しか出てきません(汗)

1話の美術館シーンのような「普通の」日常でぶち当たる壁を乗り越えていく

二人をもっと見たかったです。

途中から人災や震災に頼っちゃって、あざといが過ぎました。

(序盤の想定してたランキングでは、3位に入ってたのにな…)

 

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17位

ラジエーションハウス(フジテレビ・月曜21時)★★★

 

放射線科に焦点を当てたドラマって事で、今までの医療モノとは違った

新しいアプローチがされるんだろうなぁと多少期待してましたが、

やっぱり月9は月9クオリティのままなのね…と。

 

主人公上げ周りの先輩技師医師下げ。暇そうな印象しかないチーム。

いつも全員仲良く定時で切り上げる。全員でレントゲンを覗き込む。

そして頼まれれば必ず再検査はしてくれる病院(笑)

いくら私が医療関係に詳しくないど素人でも、こんだけ「いやいやあり得ないでしょ」

って要素が重なると、フィクションだとしても素直に楽しめません。

 

とりあえず、最後に一言…

その人、医師免許持ってますよって何回言わせんだっ!!!

  

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リタイアしたドラマ…

 

白衣の戦士!(日本テレビ・水曜22時)★★ 

 

1話のみ視聴。正直「ナースのお仕事」とは比べ物にならない出来で、

早々にリタイアしても後悔なし!でした。

中条あやみさんはああいう「頑張ってます!」な役じゃない方が良いかな…。

 

 

ミストレス〜女たちの秘密〜(NHK総合・金曜22時)★★ 

 

4話まで視聴。

サスペンスな雰囲気から内容がどんどん離れちゃったのがな〜…。

それでも、モルヒネや友美&安岡の事など気になる部分はあったから、

最後まで見ようかとは思ったんですがね。

録画も5話以降溜まってましたし、最終回を見た方の評判も良い感じではなかったんで、

しれっと辞めちゃいました(汗)

杉野遥亮さんの、ゾクッとさせられるような静か〜に怖い目力は印象に残りました。

 

 

東京独身男子(テレビ朝日・土曜23時15分)★★★ 

 

2話まで視聴。何であのキャストで女子受けドラマを作ろうとしたんだろうな…と

勿体ないと思わざるを得ませんね。

あと、話の内容が時代遅れ過ぎました。

 

 

集団左遷!!(TBS・日曜21時)★★★ 

 

3話まで視聴。「頑張る」の表現方法が、その言葉の多用だとか走るシーンだとか、

主人公の単独行動とかばっかりで、安易だなって。

他の作品では良かったんですけどね、主演の方の顔芸も見てられなかったです。正直…

 

                 

超個人的なノミネート賞

 

主演男優賞 金子大地(腐女子、うっかりゲイに告る。)/

        内野聖陽きのう何食べた?

高校生ならではの繊細な気持ちを、目線、顔の角度、声、何から何まで

体現されてたと思います。正直、こんなに演技が上手いとは…とビックリ。/

内野さんは最早、説明不要でしょう!特に凄かった所を挙げるならば、

最終回でのトレンチコートが全く似合ってないように見えるのが、ああ、役者だなぁ…と。

 

 

主演女優賞 吉高由里子(わたし、定時で帰ります。)

ハイボールのCM、「東京タラレバ娘」の役など、

ちょっとキラキラした社会人を演じるのに定評がある女優さんだと

個人的には思っていて、その点でも「わた定」の役も期待しておりましたが。

最終的に良いステップアップが出来たんじゃないかと。

仕事の出来る先輩だけど決して超人な訳ではなく、人間臭い過去のトラウマも抱えつつ、

その経験を元に周りの人々をフラットに変えていくという一人の女性を

自然に演じられていたと思います。

 

 

助演男優賞 ユースケ・サンタマリア(わたし、定時で帰ります。) 

ここの部門は迷いましたが、「うわ〜、この人と関わったら超面倒臭そう」感が

満載だったユースケさんを選ばせて頂きました。

絶対上司にしたくない俳優No.1のイメージが着いてしまったわ(笑)

 

 

助演女優賞 藤野涼子腐女子、うっかりゲイに告る。)

真っ直ぐさといい、純粋に生きる姿といい、もう明るい女の子で…。

金子大地さんの相手役に選ばれたのも納得のキャスティングでした。

「純くん、三浦さんがそばにいてくれて良かったねぇ(泣)」と何度思った事か…。

 

 

新人賞 該当なし

 

  

主題歌賞 山下智久「CHANGE」(インハンド)←OP曲ですが今回だけ特例/

     きゃりーぱみゅぱみゅ「きみがいいねくれたら」(向かいのバズる家族)

ちょっと大人っぽいメロディーなんだけど、聞き進めると自然とワクワクさせられて

しまってねぇ…OPで流れた歌詞の後のイントロの重低音に痺れました。/

劇中で流れるタイミングが秀逸だと、曲自体も良いよねって思えてしまうんですよね。

主人公たちを支えてくれているような歌詞も良かったです。

CHANGE(通常盤)(特典なし)

CHANGE(通常盤)(特典なし)

 
きみがいいねくれたら

きみがいいねくれたら

 

 

 

OP/ED映像賞 インハンド OP

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新たな発見をするような好奇心溢れる自然いっぱいのイラストからの、

先ほど書いたイントロとタイトルバックを重ねて締めるセンスの良さ…!!!

2枚目の画像の「_ 」が点滅する所がツボでした。

 

 

脚本賞 マギー「向かいのバズる家族」

成人を過ぎた子供二人と、その親からなる家族の裏事情が

よく反映された脚本だったと思います。

SNSの描写もありきたりな感じが全くしませんでした。

 

 

演出賞 藤井道人「向かいのバズる家族」/

     平野俊一、岡本伸吾、青山貴洋「インハンド」

物語を覗き込んで行くと、あれくらいハッチャケていた方が作品的には丁度良い。

深夜ならではのユルさも相まって、的確な演出でした。/

ユルいイラストも寄生虫の気持ち悪さが緩和されていて、視聴者への思いやりが

感じられたのは勿論ですが。

「今は高家がそばにいるよ…」というのが、映っている物だけでも伝わる

カメラワークの技巧にも惚れました。

 

 

劇伴賞 得田真裕「インハンド」 

ウォオオオ〜で胸が高まり、ディスコティックな曲調で気分がノリノリになり、

終盤の解決シーンで流れる「悲しいけれど希望はあるよ」感の強い劇伴に好感を持ち。

一度聴いたら忘れられなくなるようなインパクトは残しつつ、

ドラマの雰囲気を彩る劇伴ばかりでした。サウンドトラックは買いです。

TBS系 金曜ドラマ「インハンド」オリジナル・サウンドトラック (通常盤) (特典なし)

TBS系 金曜ドラマ「インハンド」オリジナル・サウンドトラック (通常盤) (特典なし)

 

 

 

特別賞 眞島秀和(スパイラル)

ゲスの極み演技でドラマを盛り上げてくださいました。

そして、遺影になるぞ!の他に、理事長にパスワード聞かれるぞ!が追加された

眞島さんでありました…(笑)

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以上、春ドラマの総括でした。

来期も素敵な作品との出会いがあればな〜と思います。

 

閲覧ありがとうございました!

 


もみ消して冬 2019夏 感想|約1年振りでも、北沢家のヤバさは健在だ。

  

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ああ〜そうそう…そんな感じだったわ。

北沢家全員がやる事考える事クレイジーだったとか、

「例えばの話」を尾関(小瀧望)にする所とか、火サスのテーマ多用や変顔とか。

視聴するごとに、連ドラの頃の懐かしさに浸りながら見続けた2時間でありました。

 

山田涼介くんは、昨日の金ローの「ナミヤ雑貨店の奇蹟」も見ていたもんですが、

昨日と今日では全くの別人みたいで(笑)

ジャニーズのアイドルなのに!!! 不憫過ぎて、可哀想で、でもそんな彼が可愛らしくて

応援したくなる…本作ほど中の人を推して上げて描かないのも珍しい。

普段では見られないような変顔やブサイクなキス顔←役柄として褒めてる

久々に見て満足出来たのも、続編をやる価値があるなぁと思える一つの要素でした。

 

メイド役の桜井日奈子ちゃんが出なかった事や、主題歌が「上を向いて歩こう」な

良い感じ風にする気満々な曲に変わってしまったのは、少々残念ではありましたが…

そこに行き着くんかい!なカオスさや、気軽に楽しめるユルさは健在で、

程々に面白かったです。

 

けど…残り30分まではちょっとグダッた感じがしたかな?

本作は「あり得ない方法で事件をもみ消す」「兄妹に振り回されて結局頑張っちゃう秀作」

が見所だと思ってるので。

1時間半分の話は秀作の恋や仕事の奮闘記がメインで、

彼に茶々を入れる博文(小澤征悦)や千晶(波瑠)の出番が少なかったように感じられて、

「もみ消し案件、来た〜!」などと、残り30分までは

見たいものを中々見させてくれない もどかしさがあった気がします。

連ドラの頃は、今回はどんな事件をもみ消すのか?という楽しさもあったので、

本作は2時間SPよりも連ドラの形の方がハマるのかもしれませんね。

 

ともあれ、続編・単発として約1年後に帰ってきても、どのキャラも相変わらず立っていて、

今後また続編やるにしても誰一人欠けて欲しくないなぁと純粋に思える作品でした。

ドラマロスを埋めてくれて感謝!

カンニングペーパーの件りには一番声出して笑いましたw

 

 

↓連ドラ時代の感想はこちら(今より拙いですが〜〜)↓

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もみ消して冬 2019夏 感想|約1年振りでも、北沢家のヤバさは健在だ。

  

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ああ〜そうそう…そんな感じだったわ。

北沢家全員がやる事考える事クレイジーだったとか、

「例えばの話」を尾関(小瀧望)にする所とか、火サスのテーマ多用や変顔とか。

視聴するごとに、連ドラの頃の懐かしさに浸りながら見続けた2時間でありました。

 

山田涼介くんは、昨日の金ローの「ナミヤ雑貨店の奇蹟」も見ていたもんですが、

昨日と今日では全くの別人みたいで(笑)

ジャニーズのアイドルなのに!!! 不憫過ぎて、可哀想で、でもそんな彼が可愛らしくて

応援したくなる…本作ほど中の人を推して上げて描かないのも珍しい。

普段では見られないような変顔やブサイクなキス顔←役柄として褒めてる

久々に見て満足出来たのも、続編をやる価値があるなぁと思える一つの要素でした。

 

メイド役の桜井日奈子ちゃんが出なかった事や、主題歌が「上を向いて歩こう」な

良い感じ風にする気満々な曲に変わってしまったのは、少々残念ではありましたが…

そこに行き着くんかい!なカオスさや、気軽に楽しめるユルさは健在で、

程々に面白かったです。

 

けど…残り30分まではちょっとグダッた感じがしたかな?

本作は「あり得ない方法で事件をもみ消す」「兄妹に振り回されて結局頑張っちゃう秀作」

が見所だと思ってるので。

1時間半分の話は秀作の恋や仕事の奮闘記がメインで、

彼に茶々を入れる博文(小澤征悦)や千晶(波瑠)の出番が少なかったように感じられて、

「もみ消し案件、来た〜!」などと、残り30分までは

見たいものを中々見させてくれない もどかしさがあった気がします。

連ドラの頃は、今回はどんな事件をもみ消すのか?という楽しさもあったので、

本作は2時間SPよりも連ドラの形の方がハマるのかもしれませんね。

 

ともあれ、続編・単発として約1年後に帰ってきても、どのキャラも相変わらず立っていて、

今後また続編やるにしても誰一人欠けて欲しくないなぁと純粋に思える作品でした。

ドラマロスを埋めてくれて感謝!

カンニングペーパーの件りには一番声出して笑いましたw

 

 

↓連ドラ時代の感想はこちら(今より拙いですが〜〜)↓

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きのう何食べた? 最終回 感想|締めはやっぱり「いただきます」

 

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終わっちゃった……………。

良い意味で全然最終回らしい内容じゃなかった分、

何だかショックが大きい(泣)

でも、いつもの生活で、いつもの食卓で二人が「いただきます」をしたシーンで締めたのは、

中々本作らしいラストだったんじゃないでしょうか。

 

同性愛者だろうが関係なく、カップルが長続きする根幹は「食」にあるという事。

日常で欠かせない「食」を心から楽しんでいれば、どんな悩みやモヤモヤも飛び越えて

そこには温もりの詰まった空間が生まれるという事。

「美味しい」「ごちそうさま」「ありがとう」が愛情表現に繋がるという事。

人生を共にする相手と付き合っていく過程で、「食」がいかに重要な存在なのかを

丁寧に伝えてくれた作品でした。

 

そのメッセージ性が十分にあるから、シロ(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)も

心から幸せになって欲しいと思えます。

周囲を気にしいなシロが変われたのにも、納得感があります。

 

また、西島さんや内野さんは勿論ですが、本作の役者さんは皆自然体に演じてらして、

どれだけ苦しい想いをしてきたか、どういう心境を抱えて生活してきたか、が

台詞と台詞との間、息継ぎ、タメの抑揚で登場人物に感情移入出来る部分が多々あり。

パートナーがいて、同性愛者である自身を否定的に捉えてる(または誤解している)両親の

いる人の心理をちゃんと突いているなぁ…と素直に感じ取れる所も、好感度が高かったです。

 

食の重要性、結婚観、同性愛者とそうでない人での考え方の違い、などを

奇を衒わずに提示してみせた秀作ではありますが、

それは「キャラのハマり具合」「演技力の高い役者揃い」もあってこそ、だと思っています。

 

同じキャストで、同じ脚本家で、同じ演出家で、同じスタッフで…

本作で流れる日常を延々と見ていたい気持ちにさせられました。

原作はまだ続いているそうなので、愛を確認し合ってからの今後の二人の様子を

スペシャルでも何でも良いのでお願いします…。

ジルベールと小日向さんにも、またお会いしたい。

 

ホッコリとじんわりのバランスも心地良ければ、

時折のアドリブを交えたやり取りも、演じてる役者自身が楽しそうで。

最終回ではそれをたっぷり入れてくれたのもあり、満足度高い春ドラマの締めとなりました。

ありがとうございました。

 

 

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きのう何食べた? 最終回 感想|締めはやっぱり「いただきます」

 

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終わっちゃった……………。

良い意味で全然最終回らしい内容じゃなかった分、

何だかショックが大きい(泣)

でも、いつもの生活で、いつもの食卓で二人が「いただきます」をしたシーンで締めたのは、

中々本作らしいラストだったんじゃないでしょうか。

 

同性愛者だろうが関係なく、カップルが長続きする根幹は「食」にあるという事。

日常で欠かせない「食」を心から楽しんでいれば、どんな悩みやモヤモヤも飛び越えて

そこには温もりの詰まった空間が生まれるという事。

「美味しい」「ごちそうさま」「ありがとう」が愛情表現に繋がるという事。

人生を共にする相手と付き合っていく過程で、「食」がいかに重要な存在なのかを

丁寧に伝えてくれた作品でした。

 

そのメッセージ性が十分にあるから、シロ(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)も

心から幸せになって欲しいと思えます。

周囲を気にしいなシロが変われたのにも、納得感があります。

 

また、西島さんや内野さんは勿論ですが、本作の役者さんは皆自然体に演じてらして、

どれだけ苦しい想いをしてきたか、どういう心境を抱えて生活してきたか、が

台詞と台詞との間、息継ぎ、タメの抑揚で登場人物に感情移入出来る部分が多々あり。

パートナーがいて、同性愛者である自身を否定的に捉えてる(または誤解している)両親の

いる人の心理をちゃんと突いているなぁ…と素直に感じ取れる所も、好感度が高かったです。

 

食の重要性、結婚観、同性愛者とそうでない人での考え方の違い、などを

奇を衒わずに提示してみせた秀作ではありますが、

それは「キャラのハマり具合」「演技力の高い役者揃い」もあってこそ、だと思っています。

 

同じキャストで、同じ脚本家で、同じ演出家で、同じスタッフで…

本作で流れる日常を延々と見ていたい気持ちにさせられました。

原作はまだ続いているそうなので、愛を確認し合ってからの今後の二人の様子を

スペシャルでも何でも良いのでお願いします…。

ジルベールと小日向さんにも、またお会いしたい。

 

ホッコリとじんわりのバランスも心地良ければ、

時折のアドリブを交えたやり取りも、演じてる役者自身が楽しそうで。

最終回ではそれをたっぷり入れてくれたのもあり、満足度高い春ドラマの締めとなりました。

ありがとうございました。

 

 

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わたし、定時で帰ります。最終回 感想|働く目的は人それぞれ。

 

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「人は何のために働くのか…うーん、分からない!」

ああ、なるほどね。この台詞を最終回という集大成で伝えたかったのね、と

今までの登場人物を見てきて納得の行く締めだったと思います。

働く目的はこうあるべし!と限定付けないのが本作らしい。

 

給料のためだという人もいれば、子供、家族のためだという人もいる。

種田(向井理)みたいに、仕事にやり甲斐を求めるためだという人もいる。

皆それぞれに目的がある。

ただ、そうすると自ずと「〇〇の為に頑張らなくちゃ」

「誰々に迷惑かけないようにしなくちゃ」と周囲に合わせ、自分に気合を入れたりして

無茶をする人間は必ず出てくる。

一人一人違った目的を持つ事=仕事に対する価値観 は否定しないけど、

たまには自分を労わる事、休む事も大切なのだという考え方にブレがない

主人公の姿は終始頼もしいものでした。

 

社長の元に東山(吉高由里子)がジョギングしながら訴えるシーンで、

こんな台詞がありました。

東山「現場の人たちはみんな不安なの。居場所がなくなるんじゃないかと怯えたり

   認められたくて無理をしたり、孤独を仕事で埋めようとしたり、

   変わっていく世の中についていけなかったり、誰にも言えなくて怖がってる。」

回想に出てきた登場人物は一見仕事の出来る完璧人間に見えるけど、

誰にも言えない悩みを抱えている人々だらけだった。

本作の世界だけに留まらず、多分、現代の社会人でもこんな人が多い。

働く人全ての気持ちを東山が代弁した、心がぱあっと晴れやかになる

素敵なシーンだったと思います。

 

これはただの思いつきですが、みんな社会人になる前は学生で。

卒業して舞台はガラッと変わったけれど、集団=チームの中で生活していくのは

学校の延長線上な訳であって。

居場所をなくしたくない。仲間に溶け込んでいきたい。流れに遅れたくない。

そういった長年の経験で培った心理も掴んでいるんじゃないかという気すらしました。

このように感じられるだけ、言葉選びが上手かったって事ですよね。

 

初回を見た時は如何にもなデフォルメキャラという感じで、どうかな〜?状態でしたが、

回を重ねる毎に、新人から定年まで幅広い世代の気持ちに踏み込みつつ、

定時で帰る事の大切さを伝える、新時代に相応しいドラマだったんではないでしょうか。

見終わって毎回「働くって、良いな」と純粋に思えるのは貴重です。

 

そして、人物の描き方は回によって凄く共感しきりで、

家族のために何かを犠牲にする父親にいるいる〜!って頷いたり、

同世代の役故に、当時の自分の状況と重ねてボロボロ泣いてしまったり(笑)

上辺じゃなくて、ちゃんとその人の置かれている状況を根っから描こうとしている

姿勢も伝わってきて、最終的に好感の持てる作品となりました。

 

いつも冷静に、親身に、フラットに対応して気配りを見せる

東山さんも大好きなキャラクターでした。

吉高由里子さんは、この役が一番適役だったんじゃないかしら。

 

 

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わたし、定時で帰ります。最終回 感想|働く目的は人それぞれ。

 

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「人は何のために働くのか…うーん、分からない!」

ああ、なるほどね。この台詞を最終回という集大成で伝えたかったのね、と

今までの登場人物を見てきて納得の行く締めだったと思います。

働く目的はこうあるべし!と限定付けないのが本作らしい。

 

給料のためだという人もいれば、子供、家族のためだという人もいる。

種田(向井理)みたいに、仕事にやり甲斐を求めるためだという人もいる。

皆それぞれに目的がある。

ただ、そうすると自ずと「〇〇の為に頑張らなくちゃ」

「誰々に迷惑かけないようにしなくちゃ」と周囲に合わせ、自分に気合を入れたりして

無茶をする人間は必ず出てくる。

一人一人違った目的を持つ事=仕事に対する価値観 は否定しないけど、

たまには自分を労わる事、休む事も大切なのだという考え方にブレがない

主人公の姿は終始頼もしいものでした。

 

社長の元に東山(吉高由里子)がジョギングしながら訴えるシーンで、

こんな台詞がありました。

東山「現場の人たちはみんな不安なの。居場所がなくなるんじゃないかと怯えたり

   認められたくて無理をしたり、孤独を仕事で埋めようとしたり、

   変わっていく世の中についていけなかったり、誰にも言えなくて怖がってる。」

回想に出てきた登場人物は一見仕事の出来る完璧人間に見えるけど、

誰にも言えない悩みを抱えている人々だらけだった。

本作の世界だけに留まらず、多分、現代の社会人でもこんな人が多い。

働く人全ての気持ちを東山が代弁した、心がぱあっと晴れやかになる

素敵なシーンだったと思います。

 

これはただの思いつきですが、みんな社会人になる前は学生で。

卒業して舞台はガラッと変わったけれど、集団=チームの中で生活していくのは

学校の延長線上な訳であって。

居場所をなくしたくない。仲間に溶け込んでいきたい。流れに遅れたくない。

そういった長年の経験で培った心理も掴んでいるんじゃないかという気すらしました。

このように感じられるだけ、言葉選びが上手かったって事ですよね。

 

初回を見た時は如何にもなデフォルメキャラという感じで、どうかな〜?状態でしたが、

回を重ねる毎に、新人から定年まで幅広い世代の気持ちに踏み込みつつ、

定時で帰る事の大切さを伝える、新時代に相応しいドラマだったんではないでしょうか。

見終わって毎回「働くって、良いな」と純粋に思えるのは貴重です。

 

そして、人物の描き方は回によって凄く共感しきりで、

家族のために何かを犠牲にする父親にいるいる〜!って頷いたり、

同世代の役故に、当時の自分の状況と重ねてボロボロ泣いてしまったり(笑)

上辺じゃなくて、ちゃんとその人の置かれている状況を根っから描こうとしている

姿勢も伝わってきて、最終的に好感の持てる作品となりました。

 

いつも冷静に、親身に、フラットに対応して気配りを見せる

東山さんも大好きなキャラクターでした。

吉高由里子さんは、この役が一番適役だったんじゃないかしら。

 

 

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パーフェクトワールド 最終回 感想|中盤が残念過ぎた。それだけ!

 

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つぐみの父・元久松重豊)も樹(松坂桃李)と同じ立場になる事で改心し、結婚を許し、

つぐみ(山本美月)と樹が晴れ姿を披露して…無事、ハッピーエンド。

 

この手のドラマではベタな流れですが、やっぱり、幸せそうな二人を見ると

こちら側も純粋に「良かったねぇ…」と微笑ましくなれるものでして。

今回だけ見たら、本当に考えさせられる、良い話だったと思います。

 

「誰一人とて弱点や欠点のない人間はいないのだから、

一緒に欠けてる部分を補い合って行けばどんな壁も乗り越えられる。」

「二人で選んだ未来を、パートナーと生きて行く。」

元久のリハビリ、樹の語りを始めとして、最後にドラマとして

これを伝えたかったのだと腑に落ちるような締め方で。

終わり良ければすべて良し…までは行きませんが、

少しでも好印象に感じられる最終回でホッとしました。

 

元久が子供の頃のつぐみを公園に連れて行った話を、樹がつぐみに話すシーンは、

子を抱える視聴者にとっては身近であろう事で、特に印象に残ったものでした。

樹「お父さんと行った公園でさ、小さい頃、つぐみとしおりを連れてきたって話聞いてさ。

  目が離せなくて苦労したって言いながら、お父さんは幸せそうだった。」

 「うちの母さんもさ、大変だったはずなのに…全然苦労と思ってないっていうか。

  でも、子供育てるってそういう事なんだろうって思った。」

この内容だけで先ほど書いた「パートナーと支えあう大切さ」が

提示されてしまったのは惜しいですが、もっとこういう…つぐみの親子のような

"些細な困難" "必ず経験するであろう困難" を織り交ぜたエピソード運びだったらな、

と思わずにはいられません。

そして、どうも転落事故から9話までの災害に頼った展開があざと過ぎて、

どの登場人物も強気&重く描かれ過ぎで。

初回の美術館でのくだりを見て、王道のラブストーリーを描きながら、

いざ障がい者と付き合うとなると あんな事やこんな事にも配慮しなきゃいけないし、

乗り越えるのも大変な事なのだ、という内情に踏み込むのだと期待していただけに、

勿体無い部分が多々あった…。

中盤の話が残念だった。ただ、それだけです。

 

最終回は最終回で、「同じ立場の気持ちを分かち合う」というのを見せるために、

元久が車椅子姿を経験して、それもリハビリしたらあっという間に治っちゃった〜…

みたいな展開は、まるで車椅子の人を軽く捉えるような感じで何だかな。

と、ツッコミたくなる所はありましたが、

(無難に、入院して家族に支えてもらって初めて気づく…で良かったと思いますが。)

まぁ…大団円で終われたなら良いですかね。

 

踏み込んで欲しい所を踏み込んでくれなかった、むず痒いドラマでした。

感想はここらにてお終いにします。

洋貴は来期で深キョンと幸せになってくださいまし…。

 

 

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