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最愛 10話(最終回) 感想|最愛の人を想って姿を消すのもまた最愛

 

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なるほど、なるほど…そうまとめてきたか…な最終回でした。

最終回を見終えた率直な印象を書くとするならば、

「お、おぉ…」が2割(初見時は3割)、満足感が8割といった所でしょうか。

 

まず、一応前提として書いておくと、全ての事件に関わっていた犯人が

加瀬(井浦新)だったのにはとても腑に落ちました。

共犯者もおらず、どれか1つの事件が違う犯人って訳でもなく、

全て1人で罪を背負っていた事にするとは

なんて設定なんだ!?と最初は呆然としてしまいましたが(もちろん驚きの意味で)、

パンドラの箱の中で眠っていた事件の一部始終を見ていくと、

不思議と、犯人は加瀬しか"あり得なかった"と思わされるのです。

それは、梨央(吉高由里子)や優(高橋文哉)を守るためだったらどんな手段を使ってでも動く…

言わば、"ライク"にも"ラブ"にも括れない、大切な妹や弟に向けた"家族愛"のような愛情が、

「ここまで献身的だと犯人じゃないのでは?」と一瞬錯覚するくらいには

ずっと描かれてきたから。

普通だったら、15年前の事件で死体を遺棄してしまった時点で

何事もなかったかのようにそばに付き添っていられる冷静さはなくなり、

怯んで逃げてしまいたくなるとも考えられるんですが。

そこは、まだ青かった弁護士時代に達雄(光石研)と出会い、

「私は家族の話をしている」の"家族"とはどんなものなのか?

法を犯してまで、自分の身を犠牲にしてまで庇おうとする動機はどこから来るのか?を知るために

彼=父親の目線に立って支え続ける道を選んだと思えば納得出来ます。

 

では、ここまで納得しておいて、

なぜ冒頭で「『お、おぉ…』が2割」という表記をしたかと言うと、

8話からの構成と加瀬の描写にあるんだと考えています。

最終回の前半、匂わせていた藤井(岡山天音)や大輝(松下洸平)が

事件に関わっていない事が早々に明かされ、

「じゃあやっぱり"あの人"なのか…?」と、真相を知りたいけど知りたくないような葛藤の中

残り30分をドキドキしながら見守る展開には確かに引き込まれましたが、

それと同時に、ちょっとした唐突感も覚えたのも事実で。

理由はいろいろあり、8,9話で2つの事件とはあまり関係のない

不正問題や寄付金詐欺のエピソードを膨らませたために、

加瀬から梨央への"最愛"の描写が薄れてしまった事。

9話終盤か最終回前半までで、事件に関わっていた事を匂わせる言動が盛り込まれなかった事。

そして、加瀬の生い立ちがほとんど明かされなかった事が大きいのかもしれません。

特に3つ目に関しては、回想をチラ見せするだけだったので、

親を幼い頃に亡くした時の心情や、親からの愛情を十分に受けられなかったが故の苦さ…

といった背景をもう少し掘り下げてみたら、

達雄と同じく事件を隠蔽し続ける形で支えようとした姿にも説得力が増したんだと思います。

 

「お、おぉ…」と感じた理由は以上で、今度は満足感について。

ハッピーエンドのようでハッピーエンドじゃない…という

"グレーゾーン"で完結させたのは、実に本作らしくて良かったです。

思えば、優の病気の設定や、15年経ってから梨央と大輝が

重要参考人と刑事として再会した関係性が効いていて。

学生時代の話が弾んで楽しそうにしていても、ようやく一緒にいられる事になっても

「この幸せは2つの事件によって再び壊されてしまうのではないか」という漠然とした不安が

常に隣り合わせにあり、それが物語の緊迫感や見応えを生み出していたと思うんです。

もう悲劇は起こって欲しくない…いつまでもこの状態が続けば良いのに…

事件の真相がはっきり明かされない中で描かれ続けた"ささやかな幸せ"。

最終回でも、墓参りの後に2人で手を繋いだ時に感じる温もりに

その"らしさ"が反映されていました。

視聴者の希望を叶えて、梨央に寄り添った全ての登場人物が幸せになるラスト、

逆に犯人が加瀬だと判明した時に、最愛の1人である梨央の幸せを願って自殺する

バッドエンドにも出来たかもしれませんが、

この良い意味で曖昧なラストが、本作の集大成としてはぴったりだったでしょう。

2人の前から離れるのも、ついでに言えば、優が「過去の記憶は戻らない」と言い切ったのも

また"最愛"とも言えますしね…。

視聴者に1人1人の言動の真意を汲み取らせて終わらせたのも印象的でした。

 

正直言って、最終回を見るまではあまり期待していませんでしたが、

あまり期待していなかった分、よくここまで上手くまとめられたなぁ…と驚かされました。

井浦新さんはこの手の重い過去を背負う役が似合い過ぎますね。

「Lemon」だけでなく「君に夢中」もすっかり井浦さんの曲に…(泣)

松下洸平さんは体全体を使って「視聴者に想像させる」ような

自然体な演技をされていたと思いますし、

何より、本作を見るまでは、

いわゆる「タラレバ」的なラフな女性のイメージが強かった吉高由里子さんが、

あそこまで"涙"を通して感情を魅せてくるとは…という新たな発見もありました。

本作に満足出来たのは脚本や演出の力もありますが、

この3人でなければ見え方が全然違っていたかもしれません。

 

「サスペンスラブストーリー」とはうたってはいるものの、

その中に含まれている"ラブ"には、共感してしまいたくなるものから

どうしたって同情出来ないものまで幅広い。それを覗き見るのも面白かったです。

物語の中に多様性を取り入れる傾向のある昨今のドラマラインナップを考えれば、

"現代だからこそ出来た"作品だとも思います。

 

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SUPER RICH 10話 感想|空がメインの話の方が良かったんでない?

 

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いやー…いつも以上に台詞を羅列してますなぁ。

仕事パートにしても、「今ある仕事を1つ1つ丁寧に取り組んでいきたい」という

今後の方針を示した割には、基本的に複数人で座ったり立ち止まったりしながら

会話しているだけの"静"のシーンばかりだからか、余計退屈に感じてしまいました。

下手したら眠気が襲ってくるくらいには(苦笑)

 

本作って、登場人物が描けているようで描けていないんですよね。

というか、それぞれにしかない個性の描き分けや役割分担が不明瞭って言った方が正しいのか。

例えば、衛(江口のりこ)の場合は百歩譲って、裏切り者を特定する時の様子や

同期や後輩から語られる回想を通して"世話焼き"だという事は何となく解釈出来るものの、

ここまで見ても、なぜ社長の座にまで上り詰められたのか、

どれだけ仕事が出来る人なのかがよく分からないし。

優(赤楚衛二)の場合は、以前の海外留学のくだりが端折られたのか一番大きくて、

"社長が可愛がっている旦那だから"順調に出世しているとしか思えない。

そして、何度も言いますが、長年の付き合いである

今吉(中村ゆり)や鮫島(菅野莉央)との間にある

培ってきた信頼感とやらがイマイチ伝わらないから、

インターンのリリカ(志田未来)も含めて女子会をしているシーンが

まるでみんな"ただの部下"で、極端に言ってしまえば"モブキャラ"にも見えてしまう不思議。

登場人物1人1人に魅力を感じられないから、物語にも魅力を感じづらい。

それが結果的に「台詞を羅列しているだけ」という印象を強めてしまうのだと思います。

 

そして、困ったのは…セミファイナルになっても

柄や色味バラバラの布切れを繋ぎ合わせた

パッチワーク風群像劇みたいな作りを押し通している事。

話が1時間内で全然まとまっていないんですよね。

恋愛、仕事、デイトレーダー、裁判、ハゲタカ…

何が主体?どこが一番の注目ポイント?などと困惑しながら見終えました。

まっ、迷走しているのは今に始まった事ではないですが。

 

衛の病気のくだりも意味不明で…確か脳梗塞手前でしたよね?

1年後では既にケロっとした状態でしたし、

血圧が上がると病気が悪化する設定を無視して全力疾走させるくらいだったら

盛り込む必要はなかったんじゃないでしょうか。

で、恋愛や病気と、仕事以外の事に向き合っている衛の代わりに

躍進しそうな空(町田啓太)の件は…

ごく平凡な家庭で幸せに育った彼が、社会に出て待ち受けていたのは、

死を覚悟するほどのパワハラだった…という生い立ちから考えるに、

彼がCEOになるまでのサクセスストーリーで見せていった方が

"SUPER RICH"感も出て面白くなった気がしてなりませんね。

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 10話(最終回) 感想|2人を描く時間が足りてない気がした最終回

 

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※結論から言ってしまうと、褒めた感想にはなっておりません。

でもそれは、今までの回の感想を読んだ方なら分かっていただけると思いますが、

本作を好意的な目で見てきたからこその率直な内容です。

この前書きを読んでいただいた上で、大丈夫だよ!という方がいて下さったら嬉しいです。

そして、自己責任でよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

九州での経営の撤退に伴って森生(杉野遥亮)も退職→ニートになるって、

ユキコ(杉咲花)の顔を見に行く口実作りにしても強引では!?wと思ったけど、

まぁそれは置いといて。

最終回は…ざっくり言ってしまえば"多様性"でまとまりましたね。

自分のやりたい事を諦めずにやってみる。大切な人の人生に寄り添ってみる大切さ。

良くも悪くも普通の物語に落ち着いた感じです。

 

なぜ「普通の物語」という表現をしたのか?は、

前回まで散々掻き回すだけ消えていった緋山(小関裕太)の存在と、

獅子王鈴木伸之)の同性愛という設定の広げ方にあります。

特に後者の事について触れるなら…私は以前、5話の感想の終盤でこのような言及をしていました。

ただ、1つだけ不安になったのが、獅子王が森生に特別な感情を抱えている事について。

うーん…確かに"多様性の尊重"と言えば悪くないんですが、

そこに踏み込んでいくとなると、ちょっと次元が違ってくるし、

ユキコと森生の"自分は普通じゃないと感じる部分を普通に思わせてくれる"

2人の関係の変化を描くという主題が薄まってしまうような…?

過去にもこういった不安要素は、ハチ子(生見愛瑠)の嫌がらせを匂わせるオチや、

イズミ(奈緒)の偏見の描写にもあって。

それでも結局はズルズルと引き延ばす事なく、弱視を露骨に"かわいそう"演出するでもなく、

次回の前半部分(あるいは物語の前半の段階)でさっぱり解決してくれる所に

本作への信頼を寄せていたので、

獅子王の設定もそんなに不安に感じる必要はないだろうと思い

最後まで触れずにいたんですが…

ここまで見てきて、「ああ、やっぱりそうなっちゃったか」という

残念感は残ってしまいました。

 

ぶっちゃけ、本作のテーマである「普通じゃないを普通に変えてくれる」は、

ユキコと森生、空(田辺桃子)と青野(細野佳央太)の関係性、

あとは+α程度にハチ子とイズミの偏見を描く"まで"で成立出来ていたんじゃないかと思います。

こういう表現は失礼にはなってしまうのですが、

障がい者が目には見えない苦しみを抱えているように、健常者も同じような苦しみを抱えている

(だから健常者が不自由なく生活を送れているとは限らない)という部分を掘り下げるなら、

「顔の傷のせいで本来の自分を見てもらえない」「子供の頃にクリスマスの日に捨てられた」

経験をした森生がいるし。

ハチ子とイズミも含めたら、"今"のユキコとどう向き合って行けば良いのかと

悩める所が共通しているから。

そして、ここ最近で最も本作らしさが滲み出ていたのは

青野と空のエピソードだったのは言わずもがな。

 

もちろん、本作の登場人物はみんな大好きだから、

"登場人物を応援する目線"で見たら、ユキコを過保護な親のように面倒を見る事だけに

囚われていたイズミがああして解放されて、新たな恋にウキウキするまで変われたのは

純粋に良かったと思えるし、獅子王の人に対して真っ直ぐな性格は尊重したくなりますが…

"1つの作品"として客観的に見たら、獅子王の同性愛の設定と、

三角関係で揺れ動くイズミの心情描写は掘り下げる必要があったのかどうかは疑問。

もっと必要なかったのは、元彼・緋山の出番で…

8話であった、障がい者には優しくするフリして不良には差別する

謎の線引きの意図も明かされなければ、最終回で全く現れなかったのを考えると、

最初からいなくても良かったのでは?としか思えませんでした。

 

緋山を中心にベタなラブコメあるある展開に寄せていったり、

中盤での獅子王とイズミのエピソードにじっくり尺を割いたりするくらいだったら、

大切な人がいない新生活を送っていたユキコと森生の"1年間"の様子を描くなり、

調理専門学校に通うオチで終わらせずに

キッチンカーで商売繁盛するまでの紆余曲折を描くなりして

もっと2人の幸せな日常を見せて欲しかったというのが本音です。

最終的に「俺のやりたい事って、ユキコさんと一緒にやる事なんで」

「私は…黒川といる時が一番楽しくて、世界が広がる」という結論に落とし込むのであれば、

お互い離れ離れの場所で活躍して、ある程度順調に仕事は出来ているものの、

「あの人がいたら…」といったどことなく感じる物足りなさや心細さを描写した上で…だったら、

この台詞自体により胸を熱くさせられたのかもしれません。

 

という訳で、個人的には消化不良な最終回でした…。

本当は「ハッピーエンドで終わって良かった!」って

心の底から喜んで終わりたかったんですけどね…(泣)

今期のドラマの中でも1,2を争うほど好きな作品だったからこそ

終盤以降の展開には勿体なさが残りますし、

民放での放送じゃなければ他の要素も盛り込んでラブコメ路線に偏る事も

なかったのかな?とすら思いました。

 

ただ、初回から「これは良い意味で期待を裏切ってきたぞ!」という可能性を感じて

好意的に見てきた気持ちは忘れないでいたいので、6話までは心に閉まっておくつもりです。

あるあるエピソードから、言及されるまで気づかなかったエピソードまで、

考えさせられる機会を作ってくださり、ありがとうございました。

消化不良で終わった分…その後=SPでの続編をお待ちしております。

まぁ、この枠は反響が大きければ、放送する傾向にはあるんだけどもね。

 

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最愛 9話 感想|あとは最終回次第かな?

 

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フラグだらけですなぁ。

以前から少しずつ描かれていた真田ホールディングスの不正から発展した寄付金詐欺に、

前回で明かされたペンの所持者5人の動向に、再登場してきた藤井(岡山天音)の様子に、

そして、ラストには新たな事件まで…

様々な出来事を満遍なく描いては広げていっている感じ。

一方で、肝心の2つの事件に関しては、1話で梨央(吉高由里子)が血のついた手で

髪をかき上げるくだりが回収された以外は、特に進展はないまま。

 

もうこうなってくると…果たして最終回が整合性のとれた内容になるのか

だけが気になって仕方ありません。

出来事を追加している以上、(前回の感想で書いたのも含めた)数々の謎を

延長なしで全部回収し切るのは無理に近いだろうから、

あとは納得出来る仕上がりになるか。本当、そこだけなんです。

 

ここまで見てきた身としては、本作が「最終回だけ見ればOK」みたいな作りに

なっていない事は分かっているし、

「次回も見たい」という気持ちにさせる工夫として、怪しげな人物描写、煽り演出以外にも、

梨央と大輝(松下洸平)、優(高橋文哉)を中心にそれぞれの心の揺れ動きを

物やカメラワークで魅せてきたのには、

よく出来ているなぁなんて何度も思わされたりもしました。

正直言うと、後半はここ最近のミステリーと似通った展開になった感は否めないものの…

考察する面白さもありつつ、1人1人に感情移入して幸せを願ってしまいたくなるような、

そんな"余白"を与えてくれる本作は好きな作品の1つ。

だからこそ、その好意的に見てきた部分が

最後で裏切られてしまうんじゃないかという不安は隠せません。

途中までがどんなに良かろうと、脚本家の力量が最も問われるであろう最終回で転けると

作品の印象も変わってくるのでね…。

 

どこぞの膨らませるだけ膨らませて、SNSでバズらせるだけで

放置したまま終わった某局のヒット作ではなく、

この枠のヒット作を生み出してきた脚本家ですから、ある程度大丈夫だとは思うんですが。

…って、今回の内容だけでは何とも言えないので、

1つの事で引っ張るような感想になってしまいましたが(汗)

 

とにかく、"信じて"心待ちにしております。

 

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アバランチ 9話 感想|大山の出番がなくても"そこにいる"恐怖

 

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凄いなぁ。あえて意図してやったのか、

ご本人のスケジュールの都合なのかは分からないけど、

回想以外で大山(渡部篤郎)の出番が一切ないとは!(笑)

それでもなぜか、"そこ"に存在しているかのように感じてしまうのは…

連続ドラマならではの積み重ね方が上手かった証拠ですね。

そして、前回の角砂糖のくだりで恐ろしさに拍車をかけたのも大きい。

アバランチの人数や目的を見抜くなど

彼が切れ者である事は早い段階から示していただけに、

メンバーそれぞれの動向を監視して、待って待って待ち続けて…

最後の最後で奥の手を出して完全に潰すつもりなんじゃないかと

ドキドキしながら終始見守った1時間でした。

 

いや〜でも…大山が反撃して衝撃のラストになると本気で思い込んでいただけに、

次回までお預けになってしまったのは、

考えをまんまと見透かされているようで本当に悔しいなぁ(笑)

ちなみに、羽生(綾野剛)は生きているでしょうね。

藤田(駿河太郎)が死んだと見せかけてアバランチを騙したように、

最終回では羽生が死んだと見せかけて大山を騙す…

今回は逆襲するまでの準備回だったのもあって、

"逆雪崩"じゃないけど、羽生の出番をギリギリまで遅らせる形で

一気に叩きのめす展開だったら良いなぁと思ってます。

 

予想通り、記者が味方にはついてくれそう。

(警察署管理のパソコンで情報をやりとりしているのはちと心配だけど…w)

残りの内容的には、総理(利重剛)が今後大きく活躍する事はないのかも。

 

あと気になる点は…藤田が極東リサーチに入った目的が何か?くらいですかね。

彼が大山の味方であるのならば、仮に大山がアバランチの面々を野放しにしているつもりでも

1人で動く羽生や西城(福士蒼汰)の動向を監視するよう事前に指示しているはずで、

そういった行為は全く見られなかった。指示を無視した?

私が考えるに…彼もあくまでもアバランチ側の人間で、

大山の不正を暴くために極東リサーチに潜入したんじゃないかと。

だから、一発で仕留められるはずの銃撃をわざと外したのも、

本当に殺す気はなかったからだと踏んでおります。

 

しかし…きっちり片付けてくれるのかなぁ。

この手の作りでかつ関テレ制作である「CRISIS」「DIVER」の最終回が

モヤっとしたまま終わっただけに、そこら辺は少し心配です。

1時間分使って特別編やってる場合じゃないし、

こっちの方が2時間拡大版にすべきだったんでは??とすら思えてきますな(笑)

映画も明らかにこっちの方が向いてる。

羽生が運転している1カットだけでも、まるで映画を見ているかのような高級感…

 

何度でも言いますが、エピソード0を境に面白さが尻上がりして

楽しませてくれた本作だからこそ、

叩いても埃が出ないくらいスッキリとした最終回になりますように!

 

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日本沈没−希望のひと− 9話(最終回) 感想|脚本沈没って言った方がぴったりね…。

 

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2時間3分、長いを通り越してイライラしたわ〜…。

心の中でいちいちツッコんでいないと見ていられなかったかもしれません(苦笑)

本来は普通に1時間ずつ分離させて全10話でお届けする予定だったんでしょうけどね。

間に選挙が入ったために、急遽今回の形をとる事にしたんでしょう。

 

まぁでも、あの展開ならば、仮に分離させていたとしても

「この要素って必要だったか?」と思う気持ちは変わらなかったと思います。

だってねぇ…放送開始45分くらいから、感染症ネタをぶち込んでくるんですよ?

すいません。口が悪くなりますけど。

このタイミングで、正気か???

と目を疑いましたよ(滝汗)

で、結果的に、最終回で新たな要素を追加したお陰で、

スロースリップがまるで空気を読んでいるみたいに見えてしまったという(爆)

現実世界を考えたら、数ヶ月で治療薬・治療法が見つかって収束出来たのも

予定調和も良い所ですし、

コロナをモチーフにした割には、密での集団会議の姿勢は変わらない上に

マスクもしないという設定の緩さ加減。

日本沈没の話はどこへ?なんか、"日本の危機"を描くはずだったのが

"日本の復興"がテーマの話にすり替わってない?って疑問も出てきて。

感染症が流行りだしてから収束するまでの約35分間、いらないとしか言えませんでしたね。

ちなみに、本編の1/3が通話シーンだったのも、無駄of無駄…な引き延ばしですね。

 

あまりにも内容が酷いもんで、今回の感想のタイトルで「脚本沈没」なんて

例えてしまいましたが(苦笑)

最終回だけとは言わず、初期設定の時点で不要な要素が多過ぎる印象のある作品でした。

全体を踏まえて、盛り込まなくても成立したと確実に言えるのはこの4点。

・天海(小栗旬)家の離婚問題

・天海と椎名(杏)の中途半端な恋愛匂わせ描写

・裏切り者探し

・前回終盤からの爆破テロ

特に色濃く描かれていて、余計だったのは上2つ。

 

まずは離婚問題。

天海も役人の前に"1人の人間"だから、家庭を持っていても不思議ではないですが…

果たして、妻には既に再婚を約束した相手がいて

離婚寸前状態であるという設定は必要だったのでしょうか?

大切な人が心配だから今すぐにでも助けに行きたい…

でも日本国民の安全を守る立場にいるからその任務を果たさなければならない…

こんな感じで、役人だからこその葛藤や生き様をストレートに描くだけで

良かった気がしてなりません。

そして、椎名との2人きりでの絡みが妙に多かったのも、

そうではないとは分かっていつつもダブル不倫しているように見えて、

主人公が何を発言してもイマイチ説得力が伝わりづらくなってしまったのが

「危機的状態の中で懸命に動く人々を描く作品」としては致命傷だったとも思います。

 

あとは、描写不足な点を挙げるとするならば…チームの描写でしょうね。

主人公が単独で動いているシーンも多過ぎたために、他の仲間たちが"傍観者"に映って

「日本未来推進会議」の存在意義がなくなってしまった。

日本沈没ともなれば、移住問題とか、対策方法とか、いろんな考えがある訳で、

考えをお互いに共有したり衝突したりして初めて作品の深みが増してくるかもしれないのに…

ここ最近よく見かけるダブル主演、あるいは3人以上の群像劇仕立てにした方が

この手の作品にはぴったりだったんじゃないしょうか。

 

なんだかなぁ。

ラストで急に平和思考の日本人に警鐘を鳴らすような説教を入れて

それなりに見せてくるのもなんだかなぁ…って感じで(苦笑)

本当に、なんで最初っから"普通"に描かなかったのか…というモヤモヤが残る作品でしたね。

ここまで見てきましたけど、最近割と多い頻度で震度強めの地震が起きている

現実世界の方がよっぽど怖かったです。

っていうか、最終回であったような地割れシーンを初回から何度も見せていれば、

沈没の日が近づいてくるという緊迫感が少しでも出せたのでは?

 

近未来の設定ですし、初回での天海の様子を見て

現実世界と照らし合わせながら考えさせられる作品になりそう…という

期待を膨らませていたのに…正直言って、この仕上がりにはガッカリです。

 

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二月の勝者−絶対合格の教室− 9話 感想|今までの積み重ねが効いたセミファイナル

 

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視聴してからかなり日にちが経っているので、すみませんが簡単感想で^^;

 

本作のゴールでもある「受験合格」に突入する前の総まとめ…といった感じですね。

セミファイナルで最終回に繋がる派手なエピソードを描くのではなく、

焦燥感だとか、自身を奮い立たせる気持ちだとか、

そういった受験間近だからこそのリアルを

子供たちの心情に寄り添って描く構成になっていたのは良かったです。

と同時に、意志の強さに感情移入させられてきた子供たちの

"今後"を覗き見する作りにもなっており、

これまで積み上げてきた個々のエピソードが効いていたようにも思えました。

 

しかし、前回では物足りなかった黒木(柳楽優弥)の描写も、

今回は影で物語を牽引していくキーパーソンとして描かれて

少し軌道修正したのが見えてきたとなると…

最終章に向けてエンジンがかかる大事な回=8話で、

なぜ"塾が舞台のドラマ"である必要のないDV・離婚問題といった

現代的要素を盛り込んできたのかはよく分かりませんね(苦笑)

個人的にはそこの違和感がまだ残っているので、

最終回で有終の美を飾れるのかどうかが少し心配…というのも本音です。

 

他のドラマの感想でも書きましたが、

途中がどんなに良かろうと、最終回でコケると

作品全体の印象も変わってくると思っています。

「中学受験」というニッチな題材を

老若男女見られやすいであろうこの枠に取り入れた本作のチャレンジングな所が好きで、

応援し続けてきたのには変わりないので、

「終わり良ければ全て良し」な最終回になる事を期待します!

 

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SUPER RICH 9話 感想|もはや不運のごった煮状態。

 

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「あなたに話したい事が1500個ある」ねぇ…。

正直、回を重ねるごとに改善されて面白くなっていくどころか迷走していく一方だし、

本作の粗削りな内容には毎回の感想で散々ツッコんできたので、

今となってはもはや書く気力すらないんですが(苦笑)これだけは言いたいですよ。

本当に…どうしてこうなった?

 

物語の中盤は恋愛事情で膨らませてきて、今回はとうとう病気ネタまで盛り込んでしまった。

盛り上がりには欠けたまま"不幸あるある"オンパレードで話は進んで行く。

(そして次回はこれまたベタな裏仕事の誘い展開も入ってくるのかな…。)

もう一度似たような事を言いますけど、本作ってどこを目指したいの?って感じで。

こうすれば波瀾万丈っぽく見えるだろうとか、

こうすればジェットコースターの展開っぽくなるだろうとか、

とりあえず視聴者が取っつきやすい設定やエピソードを色々取り入れてみた結果、

上っ面な内容に仕上がっている気がしてなりません。

 

本作は"お仕事ドラマ"ではないから、仕事パートを細かく見せる必要はないし、

恋愛も人生においては多くの人が経験する事だから不要とは言いませんが、

「スリースターブックスに復活の兆しが見えるかどうか」

そこは最低限しっかり描くべきだったと思います。

そして、江口のりこさんを出来る社長風に見せたい!

でも人気俳優で取り合っている話も描きたい!などと

目先の欲望を埋めるような事はせず、仕事と恋愛の分量も整理整頓出来ていれば、

"二兎を追う者は一兎をも得ず"状態にはならなかったのかもしれません…。

 

さっさとリタイアすれば良かったじゃん?って声も出てきそうですが、

この破綻した作りで最終回はどうまとまるのかという怖いもの(?)見たさと、

俳優見たさに見ているようなものなんです。

そう考えると…今回はいつだったかと同じで、

優(赤楚衛二)の出番が大分多かったですね(笑)プロモーションビデオかな?

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 9話 感想|好きだから別れる…も定番だねぇ。

 

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ブコメあるある。

セミファイナルの段階で遠方への転勤を勧められる。

ライバルが恋人をハグする所に遭遇する間の悪さ。(あれはどう見ても一方的なハグだったけど)

2人が両想いになりつつある時に限って、自分の進みたい道がお互いに見つかって

どんな選択をすれば良いのか迷いだす。

そして、必ずどっちかが「大切な人の幸せを想って」本音を言わずに身を引く…。

こんな感じで、定番の要素がてんこ盛り!な内容になっていましたね。

 

思えば、ユキコ(杉咲花)と森生(杉野遥亮)は

「"普通じゃない"を"普通"に変えてくれる」存在に出会う所から物語が始まって、

それからは現在進行形で「今の自分に何が出来るのか」という想いが

ポジティブに描かれてきました。

つまり、社会人になったらどう過ごす?とか、どんな仕事をしたいのか?とか

そういった現実的で少し先の未来の話にはほとんど触れてこなかった訳で、

いざ自分と向き合う際に「私が重荷になっている」と感じて

すれ違ってしまうのも"訪れるべき試練"だったのかな…という気がします。

 

ただ、冒頭でも例を挙げたように、今回の2人の別れ方や動機は

弱視の設定を取り入れなくても成立出来るもの。

別に、定番の展開がダメだと言いたいんじゃないんです。

けれども、「私が重荷になっている」と感じた

ユキコだからこその苦悩や葛藤の描写に物足りなさを覚えてしまったんですよね。

う〜ん…何というか、これからも森生と一緒にいたいというわがままな気持ちと、

自分の存在を理由に可能性を狭めて欲しくないという大人目線の気持ちの

どっちを優先するか、私たち以上に迷ったんじゃないかな?って。

 

例えば、遠距離恋愛

この表現は語弊があるかもしれませんが、

健常者だったら「遠くても会おうと思えば会えるし、テレビ電話もあるからへっちゃら!」と

強気に捉えられる人だっていると思うんです。

でも、ユキコの場合、遠距離恋愛をするにはハードルが高過ぎる。

もっと具体的に書くなら、飛行機のチケットをとって会いに行くにしても、

空港の中が広い上に慣れない道を歩くから希望の場所に中々辿り着けないだろうし、

そうなってくると誰かの手が必要になる訳で、状況によっては迷惑をかけるかも…と考えて

会いに行くのを遠慮してしまうかもしれない。

そして、テレビ電話は"会いに行かなくても顔が見られる"文明の利器ではあるけれど、

そもそもユキコは近づけて見ないとどんな顔をしているのか分からないので、

コミュニケーションも純粋に楽しめなくなってしまう恐れがある。

森生の事がどれだけ支えになっていて、どれだけ大切かは

前回の台詞「黒川と会うまでの私は、そんなに強くなかった」

「全部…黒川がいてくれたから出来たんだよ?」でも証明済みだからこそ、

彼と過ごす日々を犠牲にすると分かっていながら

別れる決心をしたユキコの心境をもっと深堀りして欲しかったです。

 

前半の森生の部屋に招待するシーンまでは

本作らしさが上手く取り入れられた"考えさせられる"内容にはなっていたんですけど…

正直に言ってしまうと、放送再開してからの話は

構造がベタなラブコメ寄りになっている感は否めません。

その理由は、脚本協力が関わるようになったからなのか、

原作が完結していないが故にオリジナルの話を考えた結果

そうなってしまったのか…が考えられますが。

最終回は「終わり良ければすべて良し」になる事を願うしかありませんね。

 

 

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最愛 8話 感想|真田HDの不正の全容がほぼ明らかに

 

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最終章に突入する前に、以前から触れられていた

後藤(及川光博)が関与しているらしい真田ホールディングスの不正の全容を

ほぼ明らかにした…って所でしょうか。

梓(薬師丸ひろ子)が不正を知っていながら知らないフリをしていたのか、

その辺は曖昧にされた気もしますが、

とりあえず、渡辺親子の事件とは離れた出来事が1つ解決されたのには安心しました。

 

しかし、正直に言ってしまうと…過去から現在まで事件が多ければ"謎"も山積み過ぎて、

前回から混乱している自分もいます。

後藤の件が済んだと言えど、

・15年前に梨央(吉高由里子)に性的暴行を加えた康介(朝井大智)を殺した犯人は誰か?

・遺体を遺棄したのは達雄(光石研)単独ではなく2人と言われていたが、そのもう1人とは?

・優(高橋文哉)に池に落とされた後に上がってきた昭を殺したのは誰か?

それに加えて…

・転落死した橘(田中みな実)は自殺か?他殺か?他殺だとしたらその犯人は?

・(終盤での記憶喪失がサラッと描かれた事から)優がやはり何かの(どれかの?)

 事件の殺害に関わっているのでは?

恐らく残り2話の時点で、まだこんなにも片付けられていない謎が残っているんです。

橘の件に関しては、新たに勃発した割に次回以降も引っ張るのであれば、

渡辺親子の事件のどちらかでも結びつくものであって欲しい…というのが本音。

もっと言うなら、今回で「もしかして?」などと、

何か繋がりを匂わせる"手がかり"も欲しかったような。

なので、謎を次々と足して肝心な所を引っ張り続けた挙句、風呂敷を畳みきれないまま終わる

連続ドラマがここ最近で増えてきているのもあって、

本作もそうなってしまうのではないか?という不安な気持ちは特に変わっていません。

 

ただ一方で、そのぼかし具合が

脚本を描いていくうちに"そうなってしまって"出来たのではなく、

最終章のために"あえて残して"出来たのが何となく伝わる部分もあるんですよね。

そう思わせてくれたのは、梓のラスボスっぽさをまとった存在感。

「見〜つけちゃった♪」「ふふっ」と梨央を軽く弄んでから、

今まで誰が犯人か想像の域を出なかった状態だったのを、

ボールペンの所持者を教える形で候補者を一気に断定づけてきた急展開っぷりには

ワクワクさせられてしまいました。

梓、梨央、兄の政信(奥野瑛太)、後藤、加瀬(井浦新)の5人。

そこから、加瀬はミスリード要員なんじゃないか?とか、

事件に関わる人々は皆"最愛"の誰か(何か)を大事にしながら動いているから、

そう考えると兄って何か関係あるのか…?とか、

優が借りていたように他の誰かにペンが行き渡っているんじゃないか?

まだ出番の少ない藤井(岡山天音)は??とか、

いろいろ考えられる楽しさも生まれる訳で…。

次回を早く見たい!早く真相を知りたい!

そんな興味をそそられる内容で終わったのは良かったです。

 

どことなく怪しい印象のあった梓が頭角を現してきた今回。

次回で渡辺親子の事件が大きく動く事を期待したいです。

 

 

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