パーフェクトワールド 9話 感想|つぐみが自己中にしか見えない…

 

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なんか、恵まれた世界だね…としか言いようがない(汗)

最終回でのハッピーエンドに向けて「あの災害がきっかけで」急にヨリを戻す事になり、

あれよこれよとライバル達は自分の人生を犠牲にし、

想いを断ち切れないまま二人の行方を見守らなきゃいけない苦行を強いられる…

登場人物が可哀想、というより、「他人の気持ちを尊重しない二人の身勝手さ重視で

都合良く描かれた物語に振り回される登場人物が」可哀想です。

 

長沢(中村ゆり)は役目を終えたと言って勝手に漂白されていったので、

発言などツッコミたい所は今回も山々でしたが、もうここは良いでしょう。

で、一番イライラしてしまったのはつぐみ(山本美月)かなぁ。

洋貴(瀬戸康史)が本当は一番泣きたいだろうに、

「自分は凄く苦しんでた」みたいなオーラ出して泣くつぐみが、

残念ながら自己中心的なキャラにしか見えなくて…。

泣けば済む話じゃないと思ってしまってね。

 

それと、自分の家族に謝るより

樹の母親(麻生祐未)に先に謝りに行くべきでしょうに。

たまたま「この人となら樹が幸せになれると思ってた!」って言って泣いてくれる

優しいお母さんで良かったですよ。

他の人であれば「また息子を裏切ったりしないでしょうね」って激怒するはずで。

何があっても息子には幸せになって欲しいって、つぐみも母自身の想いを聞いていたのに…

行間が含まれてたのかどうか知りませんが、付き合う事への誠意というものが

全く見えない彼女の描写にモヤモヤしっぱなしでした。

「つぐみにとっての」パーフェクトワールドを描きたかったんですか?

原作もこんな感じなのでしょうか。

 

しかしまぁ、山本美月さんも勝手ながら、あんな役やらされて気の毒に思えてしまいますね…。

「刑事ゆがみ」のヒズミ役で完全に自分の中でのイメージが変わった女優さんで、

その後他のドラマでも見る度に好きになって行ったのに、

本作のお陰で少し苦手になってしまいそうで(汗)

私としては、どんな役かで演者に対する印象が大分違ってくるんですよ。

だから、人物の心情や境遇は丁寧に作り込んで欲しかったです…。

 

 

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