シャーロック 3話 感想|守谷の正体は江藤さんだったりして?

 

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捜査過程での獅子雄(ディーン・フジオカ)と若宮(岩田剛典)のやり取りに

江藤(佐々木蔵之介)が加わるコミカルな描写が増えた事で、

今回が一番、気軽に楽しく見られる点では良い作りだったと思いますし、

犯人を追い込む獅子雄の姿には、その切れ者っぷりにワクワクさせられる所があります。

ゲストのキャスティングも上手く、毎回爪痕をしっかりと残せていて、

「役者の演技で魅せる」点でも申し分ないです。

そんな訳で、全体的には面白いのです。

 

ただ、ちょっとだけ物足りなく感じてしまうのはトリック部分で…

ゲスト=犯人という設定で行くのだとは最初から分かっていますし、

本作は「誰が犯人か?」を予想する楽しさよりも

犯人の動機を映し出す描写で見せるのが「らしさ」だと思って見てもいるのですが、

もう少しトリックに意外性があったらなぁ…とついつい求めてしまうんですよね。

 

今回はモールス信号によるダイイングメッセージという

ミステリーでは王道のトリックが扱われていた分、

謎解きも凝っているんじゃないかと期待しましたが、

「ほなみ」の「ほ」だけって、ねぇ…(笑)

意味深に映していたハイライトも、結局何だったんでしょうね。うーむ。

もっと「これが繋がっていたとは!」っていう驚きが欲しいところ。

 

そして、先ほど"犯人の動機を映し出す描写で見せるのが「らしさ」"とは書きましたが、

それから生まれる人間模様の深さや心の闇も回を増すごとに薄まっている気もして、

ごちゃっと解決しては結局「役者ありき」で作っているんじゃないかとも

感じられてしまうように…。

 

 

ミステリーの話はここまでにしておいて、

今回は守谷が何者か?誰なのか?がおそらく最終章に向けての縦軸となる

重要な回だったのではないかと思います。

前回の佐和子の死の真相もハッキリ明かされないままなのも含め、

最終回に近づくにつれて散りばめられた伏線が回収される

怒涛の展開になると良いけども、さて、そこはどう進めていくか…?

 

で、その守谷=モリアーティの正体ですが、

個人的には江藤なんじゃないかと予想してます。

これと言った確信的な理由はないんですけど、

主人公に一番近い存在が実は裏の顔を持っていて、「そんな風には全然見えなかった…」

と視聴者の盲点を突く流れは、ミステリーでは鉄板だと思うので。

あとは、「意外に頑張ってるな」「本当に刑事だったんだな」は笑いを誘うシーンでしたが、

今回のテーマにも絡めて「騙す人」だというヒントにもさり気なくなっていたりして…?

まぁ、ファン目線で言えば、愉快な蔵之介さんも良いけど

影のある蔵之介さんも見たい!って気持ちもあるんですけどね(笑)

でも、それは暫くお預けという事で…。

 

今までは女性が犯人の回のみでしたが、

来週は金子ノブアキさんが登場してくるようです。

キャラクターは面白いので、あとは本当に、トリック次第なんだなぁ…!

 

 

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グランメゾン東京 1話 感想|ビストロSMAPが恋しくなる…

 

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早見(鈴木京香)のいるオーディション会場に乱入する形で出会ったり、

関係ない店で尾花(木村拓哉)が料理作ってくれって頼む→で作る 流れだったり、

前半は90年代の月9を見ているみたいだ…という感覚を覚えました。

主題歌がかかった途端、一気にトレンディっぽくなりましたしw

 

個人的には、鈴木京香さんにあの役は若々しいような気もしましたねぇ。

でも、木村拓哉さんも同じく歳を重ねて味わい深い役者さんになったから、

顔ぶれ的にはおかしくない…。

ん?となると、本作は90年代でやっていた方が

お二人にはピッタリだったのかもしれないなぁなんて…

そう思ってから、サラサラヘアーだった頃の木村さんを重ねながら

いつの間にか見てしまっておりました(笑)

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↑(拾い画ですが)こんな感じの髪型。分かってくださる方いるかしら…

 

他にも、ミステリアスなイメージが強くて、及川光博さんが料理人に見えないとか、

カチカチ野郎の兄がまだ印象に残っていて)

手塚とおるさんが何か企んでるようにしか見えないとか、

尾上菊之助さんのキャスティングや赤い店内で日曜劇場っぽさ出してるね…とか、

色々ツッコミどころはありました。

 

しかし、後半になってからは日曜劇場らしいストーリーになり、

悔しいほどに王道×木村拓哉さんの組み合わせはグッと来るなぁと思わせられる流れに。

基本的に強気で天才肌な役なのは、どこのドラマでもそうなんですけど、

胸に秘めたる野望と熱い男っぷりを演じさせたら安心感がある方だと再認識。

 

尾花と早見の説得により今回は京野(沢村一樹)が仲間入りしましたが、

回を重ねるごとに1人1人増やして絆を深める展開になっていくのでしょうね。

でも、それだけでなく、脚本家が黒岩勉さんという事もあり、

「ナッツを仕込んだのは誰か?」の点でミステリー要素も繰り広げられそうで

今後に少し期待の持てそうな初回でした。

あのEDでの新キャストの見せ方…

個人的には序盤で追い出されたうに料理のシェフじゃないかと疑ってましたが、

あそこで登場してきた内の誰かが犯人って事なんですかね?

分かんないですが、あとはちょっと先輩ぶってる平古(玉森裕太)も怪しい感じ。

 

今期はグルメドラマが多いですが、本作は高貴な料理がメインなので

美味しそうというよりは「綺麗」「美しい」と言いたくなりますね。

で、キムタクが料理をしているシーンを見て

やっぱり思い出しちゃうのはビストロSMAP…。

中居くんの「オ〜ダ〜!」を聞きたい衝動に駆られました(笑)

 

そして、黒岩勉さんは1月に同局で「メゾン・ド・ポリス」の脚本を

担当されたのもあり、民放の次のお仕事でまたメゾンが付くのね…と。

そんな所もツッコんでましたが、次回からが本番だと思います。

 

とりあえず、王道時々ミステリーな本作を楽しみます。

 


俺の話は長い 2話 感想|話の筋は通る満と、依存し合う家族

 

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其の三「焼きそばと海」

 

ニートだと早く働けよと思っちゃうし、あれこれ言っても生意気にしか聞こえなくて

基本的にその人が好きになるって事がないんですけど、

なんでしょうね、満(生田斗真)は全然憎めないのです(笑)

例えがめちゃくちゃでもぶっ飛んでても、話の筋は通ってるんですよねぇ…

前回なら「ビジネスの基本として相手の好きな物をリサーチする事が大事」とか、

今回なら「どうしても出たくない授業に出るからこそ、

吹っ切れた事になるんじゃないの」とか。

だから前回の感想のサブタイは「屁理屈」じゃなくて敢えて「理屈」にしました。

 

春海(清原果耶)が不登校だったのは、気になっていた男の子と失恋したからだと。

最初はそんな気はなかった。

友達が彼が気になってるんだという話をただ聞いていただけだった。

しかし、聞いていくうちに恋が芽生え始めてしまった…。

彼女は人生でおそらく初めてであろう「苦い経験」を覚えた。

 

「大抵の事は傷ついて覚えるしかないんだよ」

「たまに教えてくれる人もいるんだけど、

聞いてる時はそんな大事な事って気付かないもんでさ」

海を見て、なぜ失恋した時はそこに行きたがるのかが何となく分かった春海。

満の1つ1つの言葉が胸に染み渡り、徐々に心が開いていく変化が伝わる

清原果耶さんの演技が素晴らしかった。

 

会話劇はどれも面白いんだけど、やっぱり、満と春海の間に流れる空気が好きだな…

と改めて感じられた回でした。

お二人、似た者同士ですよね。

 

其の四「コーヒーと台所」

 

こちらはまた何とも切ないお話。

 

母・房枝(原田美枝子)が 息子が再び立ち直ってくれるようにと期待している気持ちを

綾子(小池栄子)は知っているから、

母を想うばかりか、「コーヒーを淹れて貰うことと息子が定職に就くこと、

どっちがお母さんにとって幸せか分かるでしょ?」と

満につい突っぱねた言い方をしてしまった。

満は彼女の強さに押され、じゃあ良いよ!と言い残し部屋を出て行ってしまった。

 

しかし朝の5時半…房枝はいつも通りに起床。

足音が聞こえてきて、ついつい振り返るけれど、そこには綾子の姿があった。

「自分がお願いした事ではない」とやんわり言いつつも、

息子のコーヒーと愛情で満たされる「小さな幸せ」をどこかで欲していた房枝。

お茶を待っている姿を見て、自分がその幸せな時間を壊してしまった事に気付いた綾子。

 

壊してしまったのに気付いたなら、本来なら満の所に謝りに行って

母のためにコーヒーを淹れてくれないかと頼むべき流れなのでしょうが、

その行為をしたら満のニート生活は終わらない事になる訳で。

でも、いつもの朝が来ないかと期待してしまっている矛盾と葛藤…

家族は結局、誰かの優しさを求めて、依存し合って生きていくものなのだという

皮肉が込められた、ライトに見えて考えさせられるような回でした。

 

相手がいればありのままの気持ちをぶつけられるけど、

自分の事となると素直になれない満。

家族の前ではコーヒーに未練があるなんて言わない。言えない。

直接的には分からないけど、箱を捨てないって事はそういう事でしょう?

コーヒーを淹れる時の眼差しは真剣に見えるのに…意地を張って売ってしまった。

本当にそれで良いの?全然吹っ切れた感じはしませんでした…。

 

話は戻っちゃいますが、房枝が席に着いた時にかかり始めた主題歌のタイミングが絶妙で。

温かいけれど少し哀愁も感じられるような曲調に、ああ…この作品にしっくり来るな…

とも感じられました。

 

 

***

 

本作は2話構成なのもあり、今回から感想も2つに分ける事といたしました。

 

前回は想像していたのと違う戸惑いがあり、

あまり良さを見出せられないまま終わりましたが、

「本作はこのスタイルで行くんだ」と知った上で今回を視聴してみた所…

おや?意外と面白いんじゃないか?意外と深い内容なんじゃないか??と

本作への好感度がじわじわ上がってしまう結果に。

 

会話劇も好きですが、個人的には不憫な役の安田顕さんがお気に入りです。

どこか頼りなくて、へなっとしてる所が愛らしいのです(笑)

ギター、残している事綾子にバレなくて、

そしてバーに置いてもらえるようで良かったねぇ…買い直したら高いしね。

 

房枝の喫茶店にやってきた男の子の真意も気になる所ではありますが、

バーテンダーの家族が金持ちかどうかも気になります。

4LDKオーシャンビューが庶民的な部屋…

経営してるバーは集客率が極めて高い訳でもなさそうですし、

親が大手企業の社長だったりするんですかね?恩恵を受けているとか?

 

 

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少年寅次郎 1話 感想|母親役の井上真央さんと寅次郎役の子が良過ぎる!!

 

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ああ、良いなぁ…昭和らしい世界観。

ゆったり時間が流れているかのような雰囲気。

 

全体的に劇伴が抑えめで、あくまでも寅次郎(藤原颯音)の動きと

母・光子(井上真央)との会話に重点を置いた物語に仕上がっていたのが、

そう感じられた理由なのかもしれませんね。

にしても、ゲンコツを久しぶりに見た気がするなぁ…(笑)

どこか懐かしくて微笑ましい そんなクスッと出来る所もありつつ、

細かな表情や動きで魅せる、深い愛情で結ばれている寅屋の人々の温かさに

ジーンと心が満たされつつ…最後まであっという間に楽しんだ1時間でした。

 

そして何より一番良いと思ったのは、

井上真央さんが寅次郎の母親役としてしっくり来過ぎる件ね!

姉御肌というか何というか、凛とした女性ではあるんだけど、

本当は人一倍人情深くて、弱さも抱えていて…といった

一言では表せないような様々な面を持った役を自然と演じられていて、

もう初回を見ただけで「この役は井上さんでしょ!」と確信してしまいました。

あとは寅次郎役の颯音くん。

寅さんシリーズは正直名前とテーマ曲を知ってるだけで、全く作品は見た事ないんですけど、

それでも本当に寅さんなんじゃないかと思えるくらいソックリでしたなぁ。

個人的には、笑った時の目が線になっている表情がお気に入りです。

可愛い。もっと笑顔を見せて欲しい(笑)

 

次回は何やら戦争描写が増えるようで、

初回よりはシリアスな展開になってしまうかもしれませんが、

基本的には温かくホッコリした世界観に魅了されそうな気がします。

 

それにしても、ナレーションが付くと朝ドラ風味で…

岡田脚本となるとすぐさま「ひよっこ」を彷彿とさせられましたね。

声が増田さんに似てるなぁと思いながら見てましたが、

調べてみたら原由子さんだったのにはビックリ。

 

 

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ひとりキャンプで食って寝る 1話 感想|孤独のグルメとはまた違う飯テロドラマ。

 

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キャンプを題材にしたドラマと、三浦貴大さんと夏帆さんが隔週で出演される構成が

珍しかった事から、初回を視聴してみました。

 

いやぁ〜しかし、このような作品が作られるとは…時代ですね。

小学校の時に家族で行ってたキャンプですが、

今や一人だったとしても特に変だとは思わない。

一人焼肉も一人カラオケも日常に浸透しつつあるので、

周りで実際にやってる人がいなくても自然と受け入れられちゃうものです(しみじみ)

 

前作の「サ道」もそうでしたが、元々役者を自由自在に扱う作品作りに

定評のある(と思っている)テレ東深夜枠が、

今度は趣味に没頭する姿を描く=新たな価値観 の段階へと

独自の作風を極めていってるような気がしました。

そして、やっぱりご飯の撮り方は上手い。

そこは今までのグルメ系ドラマのノウハウが効いたという所でしょうか…

チーズがトロッとしているシズル感が堪りません。

 

冒頭で流れた野生っぽい劇伴も印象的で、

また、森の住人かと思わせるような寡黙な役がハマる渋川清彦さんとの

男同士ならではの雰囲気も味わった、不思議な時間を過ごせました。

 

本作を見て、いつか実際に一人でキャンプに行くかどうかは分かりませんが、

とにかく、画面の中で流れる日常と五感、景色を

追体験してみたい気持ちにはさせられた初回でした。

 

今後はじっくりと楽しもうと思います。

 


ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜 1話 感想|失敗は成功のもと。サバっとした作りが良い!

 

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OP映像がテレ朝っぽかったり、変わり者で「それ面白い」と事件に興味を示す

主人公と彼女に振り回される部下の構図は「ガリレオ」、

大規模な実験は「イノセンス」を彷彿とさせたりと、

中盤までは色んな作品の既視感が漂ってちょっと困惑しましたが…

最終的には、面白く視聴出来ました。

 

しかしまぁ、「私、失敗しちゃった」と言わせる脚本、

中々攻めてましたな(笑)

曲者だけど品のある佇まいとか、愛嬌もある所とか、

そして黒縁メガネが似合う美しさとか…この主人公は松雪泰子さんにはピッタリだな、

とも感じさせてくれるキャラクター造形だったと思います。

(また離婚した過去を持つ役なのかというのは置いといてw)

↑本作の場合は過去が過去なので、これはあんまり強く言えませんが…初回なので。

 

他の部分に関しては、まだ研究室の面々が上手く活かされてないのかなと思いもしましたが。

ガリレオっぽくてもぶっ飛んでいた実験方法は見てて楽しかったですし、

失敗を責めるのではなく、逆に長台詞で同情して泣かせるでもなく、

あくまでも「失敗は未来の成功につながる」だから前向きに受け止めようとした

爽やかな解決シーンで締めくくったのには好感が持てました。

 

コンセプト自体が斬新で、その時点で期待度も高かった作品でしたが、

フィクションに仕立てても現代の社会問題や過去の大災害・大事件を

改めて考え直すきっかけをさり気なくくれる作りは、流石のNHKといった所。

この手のドラマを作らせたら、最早右に出るものがいないですね。

…事件が原因でカレーが暫く提供中止になるどこぞの学校も、

カレーを出さなくするんじゃなくて

教師の体制と指導法を見直す事が大事なのにさ…←おっとw

やっぱり枠被りはキツイですよ。これこそ、色んな世代の人が見るべきだと思います。

 

「あの頃に戻りたい」とする大事件が起きた3つの日付のメモ。

だからタイムマシーンか…とリンクさせる結末の持って行き方にもゾクッとさせられました。

社会派でもありつつ、コミカルに富んだ言葉遊びもありつつ。

次回も楽しみです。

 

 

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ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(2019) 1話 感想|医療ドラマで最新技術が勝った試しナシ。

 

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事前に放送されたSPでも書いた通り、今までのシリーズは未見です。 

そこんとこ、よろしくお願いしますm(_ _)m

 

さて、2年ぶりの続編な訳ですが…

予告映像で感じた「何だか気合い入ってるなぁ」という印象が

そのまま残ったような初回でした。

ライバル役は市村正親さん。

新キャストにユースケサンタマリアさん清水ミチコさんと、武田真治さん。

今時らしいAIを扱ったコンセプト。で…日曜劇場よりも長い会議用テーブル(笑)

テレビ朝日開局60周年記念と冒頭で謳っていたので、

揃える所は揃えたという所でしょうか。

 

しかし、今回はAIが誤診をした事で大門(米倉涼子)が勝つ流れとなりましたが、

「私、失敗しないので」という決め台詞があるくらいスーパードクターなのだというのは

既に周知されているように思います。

なので初回では、上手くいったと見せかけたものの、いっその事AIに負ける展開にして、

彼女にとってそれがいかに強敵なのかを思い知らせる結末にした方が、

「どんな難病でも助けられる」イメージが定着していた時代劇風シリーズ物に

ありがちなマンネリ化を払拭出来、物語にもっと面白味が増したのかもしれません。

 

それに、恐らく毎回ニコラス(市村正親)との一騎打ちになるでしょうから、

潮(ユースケサンタマリア)と浜地(清水ミチコ)などのキャラクター追加で

豪華&強烈そうに見せるよりかは、

ニコラスを大門が対抗出来ない絶対的な腕前を持つ相手として

もっと徹底的に練り上げるべきだと思いました。

 

まぁ、いろいろ書きましたが、最後に一番書きたいのは

医療ドラマで最新技術が勝ったケースってなくない?

って所でしょうか(笑)

序盤でそれを、医者達を圧倒させる素晴らしい物として描いた所で、

結局は主人公が勝って、技術がどれだけ凄かろうが

人間の能力が全てなのだという逆転の流れ…。

別にAIがギャフンと言わせたって良いと思うんだけどなぁ。フィクションなんだし。

先が読めてしまったのも、シリーズが続くのも分かるほど凄く面白い!

とはならなかった要因かしら。

 

 

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まだ結婚できない男 2話 感想|結婚したいのか、したくないのか

 

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本人の知らない所で、勝手に上司の名前と顔写真で婚活アプリに登録…

いや〜悪趣味ですなぁ(苦笑)

友達同士ならまだ「おふざけ」程度で

終わるかもしれないけどさ(それでも私だったら辞めて欲しいと思うけど)。

にしても、弁護士の前でよくそんな話が出来たもんだ(汗)

 

でも桑野(阿部寛)は特に怒りはしないし、むしろパスワードを変えてまで登録を続け、

終いにはそこで知り合った女性と会おうと自ら行動を起こしてしまう。

あら、結構ノリノリじゃないですか!

13年前の件もあって、結婚に興味を持ち始めてきたのか?と思うけれども、

「結婚しない」と相手に言ったり、冒頭で模型に置く家族を取っ払ったりする所を見る限り

やっぱり一人の人生を謳歌したいのかともとれますし…。

何というか、桑野のキャラがちょっとブレた?という感じがしましたね。

結婚したいのか、したくないのか。単に女性好きなのか。よく分からない。

 

桑野の動きを周り(視聴者)が見てツッコミながら楽しむ物語なのは

前作もそうで、キャストの設定含め、今作もあくまでも同じフォーマットで

進めていくんだろうなぁと思うのですが。

折角の続編なんですから、毒のある喋り方だけじゃなくて

「俺は結婚なんてしないし恋愛には興味ないぞ!」みたいに

徹底的に偏屈な性格に仕立てた方が、「"まだ"結婚できない男」にちなんで

こんな50代が結婚出来るの!?という先が読めない点で、

もっと面白くなったのかもしれません。

 

まどか(吉田羊)のキャラもなぁ…「結構です。関係のない話しちゃったんで」とか

「バナナありがとうございました!」って強気な言い方とか、

早坂先生が言いそうだとどうしても思えてしまう。

年代もほぼ一緒だし、どちらもサバッとした役がハマる方だし。

そうなると、前作と比べたくなくても比べたくなっちゃうんだなぁ…

パグが隣の部屋の人の飼い犬になる展開も同じですしね。

 

色々書きましたが、阿部寛さん演じる桑野というキャラクターは本当に好きで、

表情も口の動きも見ていて飽きないので、

もっと「偏屈だけどどこか憎めない」部分が重点的に描かれる事を期待してます。

 

 

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G線上のあなたと私 1話 感想|バイオリン教室でなければ出会えなかった3人

 

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あ、これは好きかも。

見ていくうちにジワジワその世界観にハマっていく作品はよくあるけれども、

初回から「好き」だと感じられる作品に出会ったのは、かなり久しぶりかもしれないなぁ…

そんな感じで、視聴前はそこまで期待していなかった分、

良い拾い物だったと思える1時間でした。

 

自由気ままな也映子(波瑠)、気持ちの伝え方が不器用な理人(中川大志)、

正反対な2人を取り持つ幸恵(松下由樹)の、

年代も性格もバラバラの3人が同じ「バイオリン教室」で出会って仲を深めていく

という関係性も面白ければ、とにかくボケツッコミの構図のような会話劇も楽しい。

けれども、楽しいだけじゃなくて仲間割れするのも、「出会い」あるある…

 

3人にはそれぞれ、

婚約破棄や慰謝料問題、兄の元婚約者への恋心、浮気、

できちゃった結婚、姑との共同生活など複雑な過去と現状を抱えています。

これだけの要素があれば、人物を描写するのに軸がブレて

よく見かける群像劇になってしまいがちなものの、

あくまでも本作は「バイオリン教室という第三の居場所」をテーマとして

押し出している作りなのでとても見やすいですし、

終盤では3人なりの希望と頑張りが感じられる展開になっていて、

視聴後は清々しい感覚を覚えます。

 

大体折り返し地点でやりそうなチーム解散危機の展開を

初回でもうやってしまうんだという驚きはありましたが。

本作の時間軸が去年の夏頃なのを考えると、

年月を重ねて味わい深い音色になるバイオリンと一緒で、

衝突も喜びの繰り返しの日々だったけど、

私たち何だかんだで良い思い出たくさん作ってきたよね…

という"絆が構築されていく様"を、現在になった最終回に向けて

描いていきたいのかもしれません。

 

たまたまこうやって知り合うのって奇跡です」

也映子たちと違って、新たな出会いのチャンスがあって

友達と関わる機会も多い環境にいる理人には、その言葉の重みがまだ伝わらない様子。

あのショーを見ていなければ、同じバイオリン教室に入会していなければ、

出会わなかったであろう3人…。

いつか、そこが分かる時が来ると良いですよね。

個人的には、一度言いだすと止まらない所とか、色んな意味で若かった学生時代とか、

そんな過去を理人の言動に重ねて、一番共感しながら見ておりました。

 

基本的には「なんて事ない日々」を描く物語で、劇的な展開がある訳ではないのですが、

3人がどうやって関係性を深めていくのか…だけでも興味深いです。

学校や職場ではエリートだという立ち位置のキャラクターがおらず、

皆それぞれなりに年代ごとに苦労を抱えている所も、純粋に応援できる作品。

 

火曜日は久しぶりに充実した日になりそうだなぁ。

 

 

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シャーロック 2話 感想|佐和子の死の真相は闇の中…

 

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リアルタイムで見ていて「あれ?よく分かんなくなってきたぞ?」と感じたため、

改めて最後の方を見返しましたが…

そのモヤモヤ状態は、佐和子が自殺ではなかったと明かされただけで

真相は語られなかった、という所だと知れてスッキリ。

未解決となると、後半になってまた美沙(岸井ゆきの)と藍子(菅野美穂)が

出て来そうな感じがしますね。

警察に連行される時、藍子も笑みを浮かべてましたし…。

 

さて、今回の内容。

前回は出会いも絡めたからか、今回のはあまり間延びしなかったように思いました。

シリアスな雰囲気の中にいきなりトンチキ要素が入ってくる違和感のあった

サンドバッグタイムやバイおディーンタイム← も慣れてきたかな?

クルーザーじゃなくて東京の街で全て推理が繰り広げられる作りも

「TOKYOを、解け」のキャッチコピーに合っていましたし、

何より、前回ではいまひとつ物足りなかった獅子雄(ディーン・フジオカ)の

変わり者っぷりも、今回はボイスチェンジャーで遊ぶ姿や若宮(岩田剛典)を振り回す姿を

全体的に盛り込む事で、彼がいかにユニークなキャラクターであるかが

ハッキリ掴みやすくなっていたんじゃないでしょうか。

 

しかし、前回と今回を見るからに、本作はおそらく

そんな愉快なやり取りと大人のミステリーを融合させて、

人間の心の闇を映し出す…という世界観で作って行きたいのかもしれませんが、

肝心のミステリー面は、有名な小説を借りるほど

まだ捻られたものではないのかな?とも思います。

美沙は元々は免許証に載っていた高橋博美の顔で、

今は整形後の顔ではないか?という予想は外れたものの、

藍子がその免許証を見て「博美で間違いない」の証言が嘘だったり、

受講者に語った自身の過去は綺麗事だったり…は最初から読めてしまったので、

もう少しミステリーに面白さを見出したいなぁという気持ちにさせられました。

 

それに、証拠隠滅せず、博美を殺した鈍器がそのまま置かれているのも疑問でしたし、

「偽物」だと罵られたからキレて殺すのも、動機としては弱い感じがしました。

藍子の今までの仕事・功績を認め、

「本物だろうがなかろうが、あんたに救われてきた人はいるんだろ?」と

寄り添ってあげるかのような獅子雄のシーンが良かっただけに、

藍子と母の関係性・後悔の念といった心情を

台詞だけではなく、回想や形見を使ってもっと描写した方が

彼女の動きにも感情移入出来た気がします。

 

とはいえ、今回は菅野美穂さんの演技の凄さを堪能し、

その点ではかなり見応えのある回だったと思います。

微かな笑み、声のトーン、そしてグラスを置く音でさえ怖さが伝わるのには

自然とゾクッとさせられました。

悪女役がこんなにもハマるとは…という新たな収穫。

ディーンさんとのやり取りも、艶めかしさや高貴さが滲み出ていて、

まるで1枚の絵を見ているかのような贅沢感がありました。

 

色々まだ惜しい所はあるものの、こんな雰囲気で行くのだというのは掴めたので、

次回以降も楽しみに待とうと思います。

 

 

そうそう、これはふと気づいた事ですが、獅子雄がマジックペンで書く

1話のタイトルバックの文字が赤=赤羽で、2話の文字が青=青木 と想像出来ますが、

単純にスタッフの遊び心なんですかね?

それとも、色が増えていって、最終章に向けての何かの大きな伏線だったりするのかな?と。

後者だったら面白いなぁ…なんて。

 

 

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