病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜 6話 感想|最終回に合わせて副頭取がピンチ!

 

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今回は一人の患者・芳恵(市毛良枝)に焦点を当てたエピソード。

なので、患者が何に困っていて、その悩みをどうやって解決してあげたら良いか

医者達が向き合っていく流れは「ザ・医療ドラマ」といった感じですが、

ただの熱心で人想いな主人公…で終わらせない本作らしさもきちんと残せています。

そこから経営のヒントを得て、退院後とのギャップを埋める

「退院支援プラン」という発想も興味深く。

今までで一番、医療ドラマと再建ドラマのいいとこ取りが出来ていた回でした。

 

しかし、ここまで視聴してきて、ちょっと個人的に引っかかる部分もありました。

それは、有原病院の再生計画に"変化"や"復活の兆し"があまり感じられない…という点。

経営面ではまだ半人前なものの、有原(小泉孝太郎)に仕事の腕があるのは確か。

倉嶋(高嶋政伸)も江口(稲葉友)も頼りになる存在。

ですが、基本的に話の構成が、有原の暴走で「〇〇を取り入れよう!」と難題を提案→

他の医者や事務員と意見が合わなくて対立→改善案を考える→ハプニング→

ヒントを得る→上手くいきそう という多少堂々巡りな展開になっており。

肝心の計画の描写過程も、物語の終盤になって1ヶ月後、3ヶ月後…ですっ飛ばされてしまう所が

惜しかったのかな?と思いました。

つまり、駆け足気味だったんですよね。

話数が2、3話多ければもう少しゆとりがあったのかもしれません。

 

で、まるで、最終回に合わせて倒れてしまった!感の漂う米田(中村雅俊)。

ある意味衝撃的なラストでした。いや、予兆もなく急過ぎるやろ!って。

さすがにここは実話ベースじゃないですよね…?(笑)

まさか、某元教師の毒入り羊羹を食べさせられたとか…

 

次回で最終回。

「行く道が暗くとも恐れることはない」「手にした灯りを頼りに進んでいけ」

無事に灯りが消えないまま終われると良いですが…。

どんな着地点になるのか、半分不安で、半分楽しみです。

 

 

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