うーん…この物事がとんとん拍子で進んで行く感じ…。
録画or一人で視聴する時は、感想を書く際に後でどんな展開だったかを振り返るために
台詞などをメモ書きしているんですが、
あまりの台詞量の多さに書きそびれて流しちゃったり、たまに巻き戻したり…
っていう事が多々ありましたね。
"縦軸"になるであろう白沢(浜辺美波)の父の件も、肝心の生い立ちは
「前も見たから軽くおさらいね」と言わんばかりに淡々と済ませて終わり。
復讐モノの醍醐味である「憎悪」「残酷さ」とは一味違う作品だとしても、
音楽は80年代っぽくてオシャレだな〜と思うくらいで
特に引き込まれるまでは行かない…といった初回でした。
一言で言うなら、復讐モノよりかは弁護士モノに近い感じ。
でも、全体的に台詞がひっきりなしに飛び交っているから、
依頼内容、調査過程自体に集中出来ないまま、
気づいたら、あ…いつの間にか解決してたわ〜という印象しか残らない。
終盤にあったビンタのシーンのように、
ターゲットが容赦なくお仕置きされる様を見て視聴者にスカッとしてもらおう、
キャラクターが何かちょこまかやっている所を楽しんでもらおうというのが
作り手の狙いなのかもしれませんが、
それならば毎回感想を書く必要はないのかな?という気がしてきました。
(それ以前に、金曜日は混み合っているので、視聴継続するかどうかも危ういですが…)
木村ひさしさん演出特有の「繰り返し」「変な動作」「カメラワークの切り替えの速さ」は
相変わらず健在で、いつもならそれらを執拗に続ける手法が
物語を遮っているようで好みではないのですが。
本作の場合は逆に考えてみれば、スイスイ進む作りのお陰で"悪目立ち"はせず、
上手い塩梅だったと感じさせられたのは唯一良かった点だったかと思っています。
浜辺美波さんはやはり、シリアスな役よりちょっと特徴的な役の方が合うとは思うんですが…
次回はどうしようかなぁ。
しれっと「執筆休止(視聴のみ)」コーナーに入っているかもしれない。
来週から始まる裏の金10ドラマが題材的に惹かれないので、
こっちが面白ければ良いなぁと期待はしたいんですけども。
10/18追記:
2話を見ました。
似ていると言われている「TRICK」は未視聴ですが、
前回よりも木村ひさしさん独特の演出が増え、
それなりにエンタメ感が出ていた印象はありました。
ただ、これは嗜好の問題で、私はあまり過剰にやるのは好きじゃないんですけどね…(汗)
(特にカメラワーク)
話の展開自体は前回と同じく台詞量が多いせいか、
抑揚がなくスイスイ進んでいるとしか思えず。
世界観に引き込まれず仕舞いだったのには変わりないです。
視聴継続するかどうかは通常回(?)に戻る3話次第で決めますが、
感想執筆の方は1話で断念します。