何やら穏やかではなさそうな、ホラーちっくな雰囲気になったと思ったら、
最終的には太陽(北村匠海)の愛され話だった。
苦手とは言いつつも、何だかんだ印象深い思い出があった"タケシ"と再会する日が
亡くなった日なんて…と悲しい気持ちになっていたら、全然違う人だった。
みんなでせっかくサプライズパーティーの準備をしていたのに、誕生日が違う日だった。
凄い…この構成。お笑いで言う「天丼」よ(笑)
勘違いが勘違いを呼び、真空(高畑充希)からハグだのチューだの
小っ恥ずかしくなるような言葉を浴びせられる形で、
自分が想像していたよりも"3人の関係"を大切にしてくれている事を知る。
3人限定じゃないけど、好きでくっついていて仲の良い関係を作れていたつもりの相手から
実は嫌われていた時のショックは、私も学生時代に経験したから…
太陽が周りを信じきれないのも、「俺以外みんな死ね」を作ってしまうのも分かる気がしました。
某ドラマみたいに悪口をSNSに書きまくる事はせず、
もやもやしている事があるから今ちゃんと言いたい!って動いてくれる子で良かったです。
今までの自分を知らない人々のいる世界に行って、いろんな人と触れ合うって…やっぱり貴重ね。
太陽中心のエピソードも、タケシと霧ヶ谷(光石研)の小学生時代のエピソードも
どっちも興味深い内容だっただけに、
仲がさらに深まった所でもう最終回なのか…という物足りなさを感じたのは無きにしも非ず。
再び真空の病気についての話題に戻ったので、
これは最終回前でやるべき話じゃなかったのかもしれませんね。
だからと言って中間地点に持ってくるのも早い気がするし…
時間が経っていくうちに自分は本当に必要とされているのか不安になって、
愛を再確認する意味合いでは、5話での太陽回から話数を空けたのも
適切なタイミングだったんじゃないかとは思うし…
それに、話数を空けたお陰で、ドラマの世界でも時間が流れていて、
毎日ここの人々は何か新しい発見をしながら
充実した日々を過ごしているんだとも感じられますしね。
うーん、結局何が言いたいかって言うと、朝ドラくらいの期間と尺でも良いから、
もっともっと村人達の関係が親密になっていく様を見たい!日常を知りたい!って事ですな。
まぁ、それは編成上無理なんだけど。
夏休みとか、クリスマスとか…時期を変えて、また続編が見たいなぁという想いでいっぱいです。
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