真柴(川口春奈)と駿(横浜流星)の距離が徐々に近くなっていく様子に
胸がときめく話だったでしょうが…
個人的には、妊娠検査薬と検査を控える羽瀬(中村アン)に関する描写がどうも気になって、
きゅん!というよりかは、えぇ…?の印象の方が残ってしまいました。
何というか、デリカシーのなさを無視して進んでいく展開にモヤッと。
うーん、いくらひとつ屋根の下で暮らす同居人とは言え、
顔見知りの女性にお願いするのも勇気が要りそうな妊娠検査薬の購入を、
買い物に同行する男性にもはっきり伝えて一緒に探すようなものなのか?
女性同士でコソコソやっているのに気づいて男性が参加する形じゃなくて、
最初からオープンにするものなのか?
そして、検査薬の結果ってそんなに他人に見せられるものなのか?
(そもそもばっちいし…)
私だったら誰にも見られたくないから、自分の部屋でこっそり確認するけどな。
そこら辺がイマイチ理解しづらかったです。
前回も気になっている部分はあって、感想の流れに合わないと思って結局書かなかったんですが、
カウンセリングで得た個人のプライバシーを同居人にあっさり口外する
"プロ"のカウンセラーの描かれ方にも疑問が残りました。
羽瀬を全力で支えようとする陽人(丸山隆平)、同居人に助けを求める羽瀬、
真柴(川口春奈)がピンチな時に協力する2人、恋が芽生える真柴と駿、
そんな若者を大人の視点でしっかりまとめ上げる香子(夏川結衣)と、
恋に、友情に、悩みに…をシェアハウスの仲間内で育んで解決して、
徐々に関係性を深めていく今回の描かれ方自体は最も"らしさ"が感じられて良かっただけに、
エピソード選びにはもう少し慎重であって欲しいと思ってしまいました。
レストラン時代に献身的に支えていたらしい駿の元カノが
2人の前にそのうち現れそうな予感をさせましたが、
それともう1つ注目しているのが「駿はなぜ真柴を好きになったのか?」。
真柴が彼を好きになるのは分かりますが、
彼の場合は初回のラストで彼女が放っておけないと感じさせる描写があっただけで
動機などはまだ不透明…。
以前に出会っていて、駿が一方的に知っていたんでしょうかね?
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