2021年09月一覧

緊急取調室(2021) 9話(最終回) 感想|大國塔子を出オチ要員にした事が最大の失敗?

 

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前半で空見子(大塚寧々)の実態を掘り下げる必要はあったのかなぁ…。

前回のラストに急に現れた人に「私の両親は宮越の父に殺された!」

「宮越に復讐するために弁護士になって近づいた!」みたいな恨み節を言われても、

ついて行けないと言うか、感情移入しづらいと言うか…(汗)

最終回に入ってようやく縦軸にガッツリ触れてくれるかと思っていただけに、

蛇足感は否めませんでしたね。

 

そこに尺を割き過ぎてしまったためか、黒幕であるはずの宮越(大谷亮平)も

子供の志の強さに圧倒されて何も言い返せなかった

情けない人で終わってしまったのも物足りない。

キントリチームとしての最後の仕事…

なんであの尻切れとんぼな展開で解決させちゃったんでしょう。

いつもの"マル裸"はどうしたの?

何か引っかかる所があったら徹底的に追及して、相手を完全に落とす事が

キントリチームのやり方じゃないの??と疑問に思わずにはいられません。

まぁ…この物足りなさは、やっぱり大谷亮平さんは黒幕にするにはまだ早すぎたよね…

っていうのもありますけど。

猿芝居や動揺した表情を見ていれば、

"脅す側"よりも"やられる側"の方が似合うんですよね、残念ながら(汗)

そもそも大臣役にしてはあまりにも若いですし。

年相応で、かつ曲者を上手く演じられる俳優さんならいっぱいいそうなのに…

みんな日曜劇場に取られてしまったのかしら。

 

私が本作を見ていて高まった回は、今振り返ってみれば

初回のハイジャックくらいしかなかった気がします。

大まかに捉えれば面白い回もありましたけど、それは本当に"好意的に"解釈したからであって…

全体的に粗が多過ぎて、第2シーズン、第3シーズンよりも

パワーダウンしてしまった印象を受けました。

普段テレ朝の長期シリーズ作品をあまり見ないから何とも言えないんですけど、

シーズンを重ねるごとに巨大プロジェクトにしたがる傾向にあるんですかね?

それが逆に失敗に繋がっているような。

マンネリ化を恐れて変化を加えたくなる気持ちも分かるんですが、

本作の場合、毎回違ったゲストと演技合戦するだけで十分楽しめますし、

前回での主婦4人衆があったように、組み合わせ次第でいくらでも幅を効かせられるから

全然飽きを感じさせない作品に仕上がっていると思うのです。

 

まぁ、確実に言えるのは、縦軸が本作の良さを邪魔した…という事ですかね。

大國塔子(桃井かおり)を出オチ要員にしたのも勿体なかったです。

彼女を退場させた件にしても、後でそれ以上の緊迫感漂う話がくるんだろうと

ちょっと期待していた部分もあったから、何も言わないようにしていたのですが…

この中途半端な終わり方なら…死なせずに真壁(天海祐希)との取り調べを通して

改めてぶつかり合うとかした方が、最終回ならではの醍醐味が味わえたのかもしれません。

 

で、最後の「特別取調室」は、キャストを入れ替えて続編を作るための伏線なんでしょうか。

これも何個か前の「うぇ〜い」で一旦締めて、ブラックアウトさせてから少しチラ見せしたら

"匂わせ"としては良い感じで終われたのかなぁ…とは思ってます。

 

 

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ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜 9話(最終回) 感想|この完成度で続編をやらないのは勿体ない!

 

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いやぁ、すっごいねぇ…………。

刑事を取り扱っているのに、良い意味で最終回感がない最終回は初めて(笑)

 

最近の刑事モノと言えば、クライマックスに近づくにつれて結局復讐路線に走ったり、

新たな巨悪組織や黒幕に頼ったり、

警察上層部のお得意の"もみ消し"で主人公側が不条理な目に遭う展開をやったりで

「警察の世界はドス黒い」イメージを植え付けがちの既視感漂う内容で終わってしまう中。

本作はあくまでも「お仕事ドラマ」に特化し、

"いつものメンバー"で1つの事件を解決するまでの過程を

笑いあり、涙あり、学びあり、支えあり…といった日常生活ベースで描くスタイルを

最後まで貫き通したのには、もう非の打ち所がありません。

 

ギャグ要素も絶対欠かさないし、

楽しい時間が続くなぁと思っていたら、ある時はまるで鈍器で殴られたような

ショックな感覚が襲いかかる。

このコメディとシリアスの転調っぷりが、本作の先の読めない面白さに繋がっていて。

最終回にしても、川合(永野芽郁)の噛み言葉につられて

木村(森下能幸)も動揺から噛んでしまうエピソードでは、

川合のふにゃふにゃ具合に笑っちゃうけど素直に笑っていて良いのか、

臆病者に見えるけど実は裏の顔を彼女の目の前で見せるんじゃないか…などと

楽しさと緊張感の狭間で揺れ動かされっぱなしで、通常とは違った見応えがありました。

 

まぁ、結果的にはストレートに「娘に合わせる顔がないから逃げた」という動機で、

サイコパスとかじゃなくて安心しましたけどね。

犯行自体は許せないものでも、「娘に迷惑をかけたくなかった」

「捨ててしまった娘に似ている警察官がいるから見守っていた」といった所は

ちょっと切なくもなってしまうのでした…。

しかし、人を死なせてしまった罪悪感から逃げるために自分も死のうとするのは、

やっぱり罪を償うべき者がやってはいけない行為だと思うので。

いつか警察官である娘と再会し、諭してもらって初めて自分のした事の重大さに気づく日が

来ると良いなぁと願うばかりです…。

 

桜(徳永えり)の復帰の件は、事件は解決してもそこで得た傷は決して消えないので

辞めるのも仕方ないよね…と思っていたら、まさかの…でしたね。

ここのくだりはファンタジー

でも「川合だから」納得出来てしまう自分もいて。

そう思わせるのは物語の積み重ねと役者さんの演技あってこそなんですよねぇ。

藤(戸田恵梨香)との仕事を通して着実に成長してはいるんだけど、

根本的にはあどけなさがあって…

のんびりしているようで重要な場面で大役を果たす、

「ああ、ちゃんと周りの良さを吸収してきているんだなぁ」というのが伝わる

絶妙なさじ加減を演じる永野芽郁さんのコメディエンヌっぷりも良かったです。

あと、このエピソードと言えば…伊賀崎(ムロツヨシ)が桜を案内する時の

「ペアとしての、最後の公務をさせてよ」の「て↑よ」の語尾で、

平静を装っているフリして感情を堪えているのが伝わってきて、そこからもう泣けてきちゃって。

とっとと業務に戻れ!と警察官達を追い払いながらも

本当の所は桜との再会の時間を独り占めしたかった(ように見えた)

吉野(千原せいじ)もツンデレの極みで可愛らしい。

もう、町山署の面々は愛しかないですな…。

先輩後輩関係なく、頭ごなしに怒るでもなく、

相手にリスペクトを持って接する姿が描かれたのも、本作の好きなポイントでした。

 

今期一番面白かったドラマは何かと聞かれたら「ハコヅメ」と答えるのは勿論ですけど、

永野芽郁さんが演じた役の中で一番好きな役は何か聞かれたら川合って答えるし、

戸田恵梨香さんだったら藤さん、山田裕貴さんだったら山田くん、

三浦翔平さんだったら源さん、ムロツヨシさんだったら伊賀崎さんと答える事間違いなし。

「ボイス」が続編作られたんだから…

高評価の多い本作も続編、作りますよね??←圧をかけるな(笑)

伊賀崎の過去の職場や、桜の復帰とまだまだ触れられていない部分もあるし。

そもそも時期は夏の設定だったので、他の季節でも見てみたい!

Season2、お待ちしておりますよ〜〜!!

 

 

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彼女はキレイだった 10話(最終回) 感想|一部どころか一瞬生放送だったw

 

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書きたい事がいっぱい…

えーと…どこからツッコめば良いのやら…

 

まず、玉ねぎに指輪を通すサプライズはダサい!(笑)

ドレッシングのCMも含めて、ここまで玉ねぎを推してくるか…と笑ってしまいましたわ。

もうオニオンリングじゃないですか。

いくら汁が染みていないツルツルな皮であろうが、新鮮な玉ねぎのつもりであろうが、

生の玉ねぎが嫌いな私からしたら、あの皮に触れただけでエキスが染み込んで

匂いが付いているんじゃないかって気になっちゃうので…

私が愛(小芝風花)だったら、出来るならば交換してもらいたいですw

あと可笑しかった所と言えば…感性がおかしくなっているのかなぁ…

あのディープキスのシーンでキュンキュンどころか笑いが堪え切れなかったんですよねぇ…。

だって、家に引き戻した次のカットではもう食いついているんですよ!?

いや待て待て。急過ぎる。そこは一回勢いで抱きしめて

ゆっくりキスしてからだな…と動揺してしまったのでした。

 

最終回、そんな感じでいろいろツッコミながら見ていましたけど、

複数のエピソードを詰め込んだ構成になっていたためか、

全10話で予定通りのはずなのに打ち切りにでもなった?感は否めませんでしたね。

楠瀬(赤楚衛二)の件にしても…施設育ちや孤独だった過去に触れられていたのを考えると、

広げようによってはもう少し面白く出来た気がするんですが。

最終回前にパッと出てきて、10分もしないうちに廃刊を撤回させて去っていくんじゃあ、

樋口に別の顔を持たせた意味って結局何だったのかと思えてしまって。

正体についてもっと驚きたかったですし、せめて、「あ〜!だからあの時そうしてたのか…」と

当時の行為を振り返れるような"余白"が欲しかったです。

 

ちなみに、生放送は"一部"じゃなくて"一瞬"。

あるシーンを確認しにTVerで見返しましたが、

TVerバージョンには収録されていないのでご注意を(?)

まぁ、天気が味方して、2人の関係性を象徴する傘を差せる雨模様だったのが

本作らしくて良かったのかな?とは思いましたけど…

それにしても、カットしても何ら支障がないほど一瞬でしたね。

文章で説明すれば、2人がどこだか分からない場所の屋上から夜景を見ただけ。

一文で終わる(笑)

愛は虹にでもなったのかと思える5年後を挟むよりかは、

2人が再会してから始まる物語なのだから、あそこを「2年後の再会」シーンにして

夜景をバックにキス…というベタでロマンチックなラストで締めた方が

余韻は残っただろうし、生放送の醍醐味が感じられたのかもしれませんねぇ。

 

…火9枠最後の作品として良い形で幕を閉じられたとは言えませんが、

どんなに理不尽な目に遭ってもへこたれない芯の強い女性を演じた小芝風花さんと、

視聴者の心の拠り所となった樋口@赤楚衛二さんのお陰で

何とか楽しめたような作品だったんじゃないでしょうか。

納豆をかき混ぜる時は思い出します!!(泣)

ただ、初期設定は本当に大事ですよ…

その設定で登場人物を好きになれるか、あるいは性格が変化するまでの積み重ね方次第で

面白さは大きく変わる事に改めて気付かされたので。

"佐藤愛"以外の人には不快な態度をとっていた時の記憶はなくなり、

なぜか途中から「宗介はずっと優しい"あの頃"のままだった」で

印象が挿げ替えられていたのがどうも解せなくてですね…

ダサい服もモジャモジャ頭も大好きだと言ってくれていた樋口じゃなくて

なぜ宗介しか見えていなかったのか、

その点に対するモヤモヤはずっと残り続けると思います(汗)

 

 

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ナイト・ドクター(Night Doctor) 11話(最終回) 感想|絆アピールしても最後は離れ離れに

 

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治療法にいちゃもんをつけては、同僚の様子を見ている野次馬達…

気持ちは分かるが騒いだ所でどうにもならないやん…と思っていたんですけど、

まさか、深澤(岸優太)に「それに鳥山さんにはあなたのような仲間が

たくさんいるじゃないですか」って言わせて感動シーンを作るために

あの場に残らせていたんですかね(苦笑)

いや…ずーっと不自然だったんですよ。

実際の事故現場だったら、多分、二次災害に巻き込まれかねないから

近くにいるレスキュー隊か看護師だかが外に避難するよう誘導する訳で。

↑医療知識のない素人が言ってますけど、こんな流れじゃないのかな?

アナウンスする描写もなければ、なんで多くの人が長い時間滞在出来ているのか…?と

疑問でしかありませんでした。

どうしてもあの台詞を言わせたいんだったら、例えば、

同僚の何人かが鳥山を救い出そうとするも

危険だからと医者に止められる…という流れにした方がまだマシだったのかもしれません。

 

解雇予告並の残り少ない期間で言い渡された解散もねぇ…

やっている内容は最終回ではなくても特に支障のないレベルだったので、

ど定番の要素を入れてみたものの消化し切れなかった感が否めず。

というか…今回の内容は「ナイト・ドクター」である必要性はあったのでしょうか?

チームをバラバラにして、複数の事故現場に1人ずつ派遣させて、

病院に搬送して治療を続ける事もなくその場で完結じゃあ…

やっている仕事って、昼間夜間問わず働く昨日の某チームのような

"救急救命医"と変わらないですよね。

そして、前回で書かれた「受け入れを拒否したエピソード」もおざなりになっている件。

こんな事言っても仕方ないんですけど、

じゃああの状態で救急の受け入れ要請が入ったらどうするの?

病院に残っている少ない人数で足りるの?などと

あまりにもご都合主義な展開で色々と気になってしまいましたよ…。

 

少しずつ総括に入るとするならば…

まぁ、個人的にはやっぱり、「今模範解答を言ってます!」みたいな

美月(波瑠)のモノローグ&長台詞だったり、

想いを打ち明ける時は必ず5人集結して1人ずつ発表しなきゃならない

空気感を醸し出す流れだったり、

イカ割りやキャンプといった"青春の代名詞"の羅列だったり、

最終回で言えば、1人ずつ振り向く時にわざわざスローモーションにする演出だったり…

所々に散りばめられている"良い人""仲間"アピールをする要素に

小っ恥ずかしさを覚えたために、あまり物語に入り込めなかったって所でしょうかね。

 

ただ、ナイト・ドクターという設定だけで捉えたら、

薄暗かった空に太陽の光が差し込んで、制服のままお喋りして…

それだけで夜勤明けだと分かるシーンは、本作らしくて良かったです。

ワンパターンだと言われようが、このシーンが最終回だけでなく

毎回終盤の方で差し込まれていたら、

少しはナイト・ドクターとしての意義は感じられたんじゃないかと思っています。

そう…喋るにしても、今までは昼間か、夜勤明けの朝か、あるいは病院内だったので、

イマイチ夜間の医者達の話である事が伝わりづらかったのも勿体なかったんですよねぇ。

 

キャラクター造形も、"ポンコツ"で言えば

深澤と桜庭(北村匠海)が被る瞬間が多かったですし。

何かと上司ぶっている本郷(沢村一樹)も立ち位置や見解が最後まで曖昧で、

それだったら、後輩を指導している様子が見られる成瀬(田中圭)に

彼の全ての役割を担ってもらっても違和感がなかったような気がしています。

 

全体的に、新しさを出したいのは分かるけど、どこも準備し切れていない印象が強くて、

なんか、なんかなぁ…という気持ちで見終えてしまった作品でした。

 

あと余談…来期も医療ドラマなので、

患者を引き継ぐ手続きをするために会う機会を作ったりして、

「ラジエーションハウス」の誰かがゲスト出演するコラボも見てみたかったですねぇ。

出るとしたら、丸山智己さんか浜野謙太さんなのかしら。

そういうコラボも、ドラマ好きとしては楽しみの1つなんですよ(笑)

 

 

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緊急取調室(2021) 8話 感想|せっかくのバイプレイヤーズなのに…

 

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個人的に、"縦軸"部分には興味なし。

でもさ…最終回前に変に引っ張り過ぎよ(汗)

本作の良さは、キントリメンバーとモツナベ&ナベヤマコンビのチームワークや、

毎回個性的なゲストと共に繰り広げられる演技合戦にあるのに…。

縦軸をぶつ切りにして合間に入れ込んでくるものだから、

あっち行ったりこっち行ったり…で別々のエピソードが喧嘩し合って、

結果、その良さが打ち壊されてしまった感じでしたね。

 

最終回前なのだから、1時間まるまるガッツリ縦軸に触れた内容にするか、

1話完結パートの事件が縦軸に繋がるモノにするか、いろんな展開が出来たと思います。

もしどうしても今回の話で私が勝手に「こうしたら良くなったのかも」を考えるとしたら…

うーん…せめて、菱本(でんでん)が宮越(大谷亮平)の運転する車の進行を妨げてから

宣戦布告するまでの流れをカットしていたら、

別々に物語が進んでいる違和感は和らいだかもしれませんし。

拘置所に寄るシーンを最後になぜか逮捕されているラストに持って行く事で

衝撃度が高まったのかもしれません。

 

まぁでも、1人ずつキントリメンバーに例えるくだりは強引だったものの、

宍戸美和公さんを始めとした個性的なメンバーが集まった、

言わば"劇団"のようなグループ内での会話の応酬が楽しかったので、

それをもっと掘り下げるためにも

まるごと1時間で描いて欲しかったなぁ…っていう気持ちの方が強いですかね。

特に、4人の主婦アルバイトを一部屋に集めて取り調べ、

ポロっと出た言葉をきっかけに真相に迫る流れには斬新さがあっただけに。

最終章を盛り上げたい気持ちは分かりますけど…

せっかくの拡大10分も縦軸に尺を割かれて、やり過ぎだったのは否めません。

 

前回もイマイチ…というか、今シーズンは手放しで面白いと言える回があんまりない印象。

仮にチーム存続が決まったとしても、劇中でも触れていたように

小石川(小日向文世)も菱本も定年退職して、メンバー一新してしまう可能性があるので、

最終回はぜひとも有終の美を飾っていただきたいですね。

 

 

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TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 11話(最終回) 感想|LP9は椿1人だけの組織なの?

 

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まずおことわり。

最終回を見て感動した!泣けた!という方は、この稚拙な感想を読まない事をお勧めします。

読んでも共感は得られづらいと思うので…読まれる場合は自己責任で。

 

 

うーん…私は前回で感じた「なぜ涼香(佐藤栞里)を死なせる必要があったのか?」

「涼香の死と、喜多見(鈴木亮平)が闇落ちするきっかけ作りに

なぜ椿(城田優)が関わる必要があったのか?」といったモヤモヤを解決してもらうために、

答え合わせのつもりで最終回を見たのですが…

結局、最後になっても曖昧なまま片付けられてしまった事が残念でなりませんでした。

LP9とはどんな信念を持った組織なのか?なぜ椿1人しか現れないのか?

本来なら助けられてお礼を言うはずの喜多見に執着する理由は?

そもそもテロリストになった動機は?

答え合わせどころか、新しい謎がいくつも増えました。

 

個人的に本作の世界観にテロリストを絡めるのを快く思わない理由としては、

やっぱり、既に1つの群像劇として、物語として成立している本作独自のカラーに

"敵対関係"を強調する池井戸作品カラーを混ぜる違和感にあるんですけど、

ぶっちゃけて言ってしまえば、

テロ組織・LP9との対峙"自体"に興味がなくて。

じゃあ、なぜLP9=ラスボスとの対峙に心が盛り上がらないのか考えてみたら、

今更ですが、その組織の実体が掴みづらいから…なんですよね。

後に映画化するためにあえて掘り下げなかったのなら別に良いです。

でも、放送終了後にその発表はなかったから、実質今回でピリオドを打つ事にはなる訳で。

せめて連続ドラマ内で、LP9という組織についてや、喜多見との関係性には

触れて欲しかった…という気持ちでいっぱいです。

 

最終回で喜多見がまたどうせ椿を救う展開にはなるんだろうなぁとは思っていましたけど、

時間を拡大した割には、誰でも入れちゃうガバガバセキュリティの病院で

公安達が椿を撃つ形でその流れに持って行くという単純さ…(苦笑)

涼香の死にしたって、喜多見や音羽賀来賢人)を憔悴した状態から立ち直らせるために

その手段をとったのは頷けたとしても、意識不明の重体にするとか、

(こっちは酷過ぎるけど)一生歩けない体になり車椅子姿を強いられるとか、

もっといろんな方法があったんじゃないでしょうか。

だってねぇ…前回の爆発よりも規模が大きい今回の事故現場の方が

死者ゼロに出来たのも、不思議な話なんですよ。

まぁ、それを言っちゃ全てに当てはまるから元も子もないのか(汗)

 

本作はなぁ…何というか、良くも悪くも…

本当に"良く"も"悪く"も!

TOKYO MERチーム内での「絆」「医療従事者はスーパーヒーロー&ヒロイン」

重視して作られた作品だったという印象が強かったです。

良い意味で言ってしまえば、最初は木偶の坊もいれど、みんな頼もしい存在である事、

意見が割れて対立する根底にはそれぞれの葛藤や考えがある事、

そして早い段階から喜多見を筆頭にみんなの仕事ぶりが描かれたお陰で、

お決まりのパターンでもある「支え、支えられる展開」にもグッと来る事が多かったんですけど。

逆に言ってしまえば、描きたいのはそこ"だけ"…

つまり、他の要素は話を盛り上げるためにある程度付け加えておけば良いか〜という

意図が見える…とも言えるんですよね。

 

少し話はズレて、前作の「ドラゴン桜」の最終回の感想で

「年月が立たないうちに新しい池井戸作品(+"かぶれ")のドラマが

出てくるかもしれない」と書いたんですが。

目を充血させて飛沫飛ばしまくりまでは行かないものの、

分かりやすい悪党を生み出して勧善懲悪モノにするという所は共通していて、

ああ、最近の日曜劇場のフォーマットを真似た作品が

もう出てきてしまったのか…とも思えてしまいました。

 

日曜劇場は変に世界観を誇大化させない方が、

良さが活きる気がするんですよ。

ここ何作かはツッコミどころが多くて。

なので、前回と被りますけど、来期の「日本沈没」も

同じ感じになってしまうのではないか…という不安が過ってしまう訳なんです。

日10が全然期待出来ない分、どうか、どうか純粋に面白い作品であって欲しいです。

 

最後に、もう本作も最終回を迎えたので、これだけ書き残しますけど…

GReeeeNの主題歌が最後までしっくり来なかったですなぁ…(汗)

いやね。どうしても「ROOKIES」のイメージが強いんですよ。

曲調は青春!感あるし、声質は若々しいし…

なんで中堅どころが多い本作の主題歌だったんだろう…?って思ってますw

 

 

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古見さんは、コミュ症です。1話 感想|まっすーが35歳だった事が衝撃

 

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背景をわざとブレさせるカメラワークだったり、心の声を表す世界観だったり、

あ!瑠東さんが演出担当か!と判明した所で

担任役として星くんが出てきたのにはニヤリ。←「浦安鉄筋家族」繋がり

全く事前情報を入れない状態での視聴で、ポスタービジュアルだけで判断したら、

高校生活を淡々と描きつつも「どこからがコミュ症なのか?」という核心に徐々に迫る

考えさせられる系の作品なのかな〜?と想像していたため、

前半のコミカルな雰囲気には意表を突かれたんですが…

最後まで見てみれば、向かう方向性はそこまでズレていないっぽい。

 

池田エライザさんの、何か言いたくても言えない自分に嫌気がさすような、

泣きそうなのを堪えているようにも見える表情も印象的だったんですけど。

何より書き文字が良かったなぁ。

何というか…文字に柔らかさや繊細さがあって、

筆圧が弱い所なんかは、このまま消えて行ってしまうんじゃないかという儚さがあって。

自分の想いをただ書き連ねているだけなのに、詩を読んでいる感覚に陥ってしまいました。

本人の普段の字なのか、役に合わせて作った字なのかは分かりませんが、

少なからずクセは残る訳で、書き文字込みでのキャスティングなのかもしれませんね。

一方で、増田貴久さんの方は結構丸文字!(笑)

下手したら、男女逆では?と思うくらいw

後でwikiで年齢を確認したら、なんと35歳の高校生でして…

元々顔の作りが濃くないからあまり違和感がなかったんでしょうねぇ。

溝端淳平さんもちゃんと高校生に見える。役者さんの憑依力恐るべし…)

 

筆談でのコミュニケーション…後で付け加えるニコちゃんマーク…

書くスペースがなくなるほど筆談で埋め尽くされる黒板…

この一連の流れに甘酸っぱさも覚えてしまいまして。

「甘酸っぱい」はすぐ初恋に結び付けられがちですけど、

2人は恋愛関係には発展しなさそうな気がするし。

黒板に文字を書く行為も含めて"その時にしか作られない"事に対する尊さだってありますよね。

 

そして、古見さん(池田エライザ)が人と話さない理由は

吃音症だからじゃないか?と思ったりもしましたが、

物語が進むにつれて、そういう考えはこのドラマには野暮なのかも…と気づかされました。

ああ、だから"障"じゃなくて"症"にしたのかと。

下駄箱で挨拶した時に「あれ?なんか怒らせちゃった?」って

自分の発言に後になって後悔したり、空回っちゃったり。

今誰かとグループを作れている人はその時たまたま上手くいっただけであって、

実は只野くん(増田貴久)のような気持ちは誰もが常に抱えているんじゃないかと、

そんなメッセージを届けたい作品なんだろうなぁというのが伝わってきた初回でした。

 

そう考えると、片居くん(溝端淳平)も、万場木さん(吉川愛)も愛おしさが増します。

万場木さんは高校デビューなのかなぁ?

そのうち、古見さんとの黒板トークで友達だと受け入れてもらえる展開が来ると良いな。

 

最後に書いた古見さんの「よろしくお願いします」の筆圧の強さで、

今後の展開も見守りたくなってしまいました。

どの登場人物にも共感性があるし、人の書く文字を見るのは好きだし…視聴決定ですね。

ただし、これはやっぱり録画視聴でじっくり見たいタイプですなぁ。

だから、毎回感想を上げるにしても、土日になっちゃうかも。

 

個人的には「腐女子、うっかりゲイに告る。」「ここは今から倫理です。」と並ぶ

よるドラ枠の名作になりそうな予感がします。

 

 

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推しの王子様 9話 感想|傘下に入る事に良いイメージはないな〜

 

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何かを決断する事の怖さ、ですねぇ…。

ラブ・マイ・ペガサスをサービス終了させる道を選び、

泉美(比嘉愛未)は傘下に入る道を選び、

光井(ディーン・フジオカ)は"新たな物事から逃げる"のではなく

"社長とみんなとゲームを今後も作っていきたい"意思の元で今の会社に残る道を選ぶという

それぞれの決断が描かれたお話でした。

 

正直、ラブペガに関しては、航(渡邊圭祐)をきっかけに

社員達が自主的に企画書を作っては意見交換している件を聞いた時点で、

ああ、終わらせる話に向かうんだろうなぁとは思っていました。

始まりがあればいつかは終わりもある。

それは実生活において、人気グループの解散とか、好きだったアーティストの引退とか、

ハマって見ていたバラエティ番組の終了とか、何度だって経験している。

子供が自立して家を離れる時が来るように、ゲームもいつまでも続くとは限らないんですもんね。

特にソシャゲなんて…5年も持てば凄い方では?

 

最初に作ったのもあって、泉美(比嘉愛未)にとっては

思い入れのあるゲームだったのが伝わる流れだっただけに、

記事を公開するボタンを押すまでの間に何かしらのハプニングが起こって

結局押さない結末にならないかな〜とちょっとだけ期待していた私もいましたが、

ドラマだからと甘くせず、会社や社員の将来を考えてきちんとピリオドを打つ…という

内容に落とし込んだ所に逆に好感が持てました。

押すまでの時間の長さに、本当にこれで良いのか…

今ならまだ引き戻せるんじゃないか…なんて葛藤すら感じさせます。

今回の話は、航の成長を描く作品において欠かす事の出来ない話だったと思います。

 

でもな〜。そうなると、ランタンの傘下に入るのに同意した事になる訳で。ここが解せない。

まだ確定もしていない情報をリークする崖社長だもの…

絶対に「カレあみ」とかの企画をやらせてもらえそうにないんですけど!(笑)

(↑企画書を見て社長がどんな反応するかが見たかったw)

それに加えて、傘下に入る事自体に良いイメージもない。

そんなに自由性あるかなぁ?

個人的な話をすると、前いた1つの会社は完全に傘下って訳ではなく、

将来的に傘下に入るのを目的として某会社と業務提携を結んでいたんですけど、

元々社員数が極めて少なかった上に、辞めた先輩の仕事を受け持つのに手一杯な所で

「〇〇やろう」「〇〇もやらなきゃ」って向こうに合わせるために新たな仕事が舞い込んできて

苦しかった記憶があるんですよね…(汗)

同じ状況とは言えないけれども、

良いように十蔵(船越英一郎)の手のひらで転がされそうな気しかしませんね。

 

そして、泉美と光井の件。

「航くんの事は…好きなんだと思う」と言っていた前回から、

まさか泉美自ら歩み寄ってキスする展開になるとは思いもしませんでした(笑)

まぁでも、会社を立ち上げてブランドを築き上げた者同士で、

苦しい時を一番近くで、一番長く支えてくれたのは彼である事には変わりないし。

そんな素敵な彼がいるのに全く何も起こらないのも変な話で…アリだと思っています。

ただ、一度幸せな想いをする=付き合う展開は"当て馬あるある"なんですけど(泣)

もう航と杏奈(白石聖)、泉美と光井の2組で良いんじゃないですかねぇ。

「育成」がコンセプトの作品なんだから、自立した息子を影で見守る親…みたいな

ラストに落ち着いた方がらしい気がしてきましたよ。

 

 

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ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜 8話 感想|藤&川合コンビ、ずっと続いておくれ…

 

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前回が前回だったし、開始早々宮原(駿河太郎)から守護天使にまつわる真相を聞いていたので、

ああ、今回は最終章って事でさすがに縦軸メインになるのかな〜と思いきや…

まさか、張り込み捜査やレッドラン大作戦など、事件&捜査を何個か盛り込んでくるとは!

ネタの入れ具合も、本編を邪魔しないくらいのバランスで収まっているから丁度良い。

気まずいWデートに、 ←現場見られたらギャップでもっと好きになると思うけどなぁ(笑)

「山ぴょん」「もじゃぴょん」に、ストラップ川合に…

1捜査に必ず笑い所が押さえられているお陰で、

CMに入る度、最終章に突入しているのを忘れかけるほど楽しめましたよ。

 

川合(永野芽郁)が引っかかっていた囮の件については、囮とまでは行かなくても…

少なからず、藤(戸田恵梨香)の

「川合の近くにいたら守護天使が現れるかもしれないかすかな希望」発言で

彼女に対する印象は少し変わった部分はあったのかもしれません。

でも、"利用されていた"云々はもはや過去の話で。

最初の頃はヘタレだった川合が、今では謝る藤を励ますほど頼もしくなっている過程を見ていれば、

藤がどれだけ彼女を親身に見守って育ててきたかは本人じゃなくても分かるんですよね…。

公務中にトイレ行ったらいけないって言われてたんだった!私とした事が!って

言い聞かせているシーンも、

自然と自分の中に藤の存在が棲みついているのが伝わってきて可愛い。

それに、「ペアっこの命」も、もう川合との関係性の深さを物語っていて。

あんな鋭い眼差しで言われたら、それは愛の告白ともとれる訳で、

日常描写の中に笑いと闇を織り交ぜる事で定評のある本作が

さらに泣き所も加えてくるのか!ズルいぞ!!と思ってしまったのでありました(泣)

本来は桜のひき逃げ事件をきっかけに異動してきたのだけども、

守護天使を捕まえられたらコンビ解消…にはならないで欲しいなぁ。ずっと一緒でいて欲しい。

いつまでも「藤さんが一週間何食べたか覚えてます♪」って

マウントを取り続けていて欲しいですなぁ…。

 

いろんなエピソードを盛り込んではいるけれど、

藤から語られる真相や、事件の詳細や、守護天使の実態、犯人特定まで、

変に最終回まで引っ張らず、私達の知りたい内容を回収して

着々と物語を進めて行ってくれているのでノンストレス!

いつものスタイルで見せているようで、

縦軸にもガッツリ触れているのを"さり気なく"見せるのは、中々巧妙な脚本だと思うのです。

残るは、桜(徳永えり)のその後と、

守護天使森下能幸さんの逮捕…って所かな?

それにしても、あの似顔絵で一発で分かったんだから、やっぱり才能ありますな(笑)

 

元々10話を予定していたのが1話カットされたのかどうかは不明ですが、

次回で終わりなのは寂しいですね。

前作みたいに、好評につき来週はスペシャル放送決定!って事にはならないのかしら。

というか…同じキャストでSeason2、早くも望んでいます。

 

 

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彼女はキレイだった 9話 感想|イチャコラしてる内に樋口の裏の顔が明かされる

 

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過労だったんですね。まぁ…そっちの展開で良かったわ…

何の予兆もなく不治の病展開になったら困惑していたかもしれないんでね。

しかし!それ以上に怖かったのは、以前の自分の性格を覚えていない所!!!

横断歩道で倒れた時にマジで頭打って記憶が飛んだんじゃないかと

思うくらいの変わりようったらありゃしない(笑)

鳥のフンがついてもにやにや…転んでもにやにや…オフィス内でもにやにや…

「恋したのかな?」って社員に言われてましたけど、私にとってはホラーでしかなかったです。

初期設定があんなに酷くなければ、

今回の描写も「分かりやすくて可愛い♪」レベルで留まったのかなぁ…

いや、隙あらばキスする所に束縛心の強さが現れ出ているから、

やっぱり魅力的には映らないのかも…?

 

内容自体は、最終回に向けて

まだ残っていた「縦軸=モストの廃刊」をお掃除したって感じ。

なので、物語の進行はまったり。

にしても、宗介(中島健人)がモストに対してあそこまで思い入れがあったのが意外で…

あの回想を挿入するんだったら、"佐藤愛"に一途になる気持ちや、

樋口(赤楚衛二)を巻き込んでの三角関係を描く事だけに専念せず、

副編集長と社員達との関係性とか、雑誌への愛とか、社内におけるそれぞれの社員の役割とか…

せっかくの連続ドラマなんだから、もう少しいろんな登場人物を巻き込みながら

メインとなる舞台も肉付けして行って欲しかった気はします。

最終回前になって「ここで働くみんなとモストを制作してきた時間が宝物だった…」演出を

いきなりやられても…人が変わり過ぎているもんだからあんまり心に響かなかったんですよね(汗)

 

そして、樋口は物語を大きく動かす人物として1人で働かされ過ぎな件。

小説家・楠瀬凛の正体は…いや、実は副編集長の顔も持っているのか?と予想していましたけど、

半分当たって、半分違ってました。

宮城(本多力)が副社長に就任するパターンは全く読んでいなかったー!(笑)

で、どんな方向に進むんですかね、最終回…?

正体を明かしたのは、愛とは"最高の友達"であるとけじめをつけるためなんですかね。

 

どんな方向?と言えば、もう1つ気になったのは

愛(小芝風花)が「才能なんて〜」と言った時の夏川先生(日高のり子)の表情。

まだ続きがあるとしか思えなくて。

モストが本格的に廃刊になって、○年後に夏川先生の指導の元

絵本作家に転身するのもあり得るのかも?

 

 

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