前回は問題編なら、今回は解答編…という、実質前後編構成。
タイムスリップしながら、前回で残した数々のほんの違和感を
場面ごとに回収していく作りは、
本作のスタッフ的に「浦安鉄筋家族」の最終回辺りを思い出しますね。
玄之介(間宮祥太朗)の電話越しの声が、やけに頼もしくて落ち着いているなぁと思っていたら、
実はワンマン営業で疲れ切っているだけだったり、
「こえだ」「すな」が違う方向に勘違いされていたり(笑)
前回と照らし合わせながら見ていく楽しさはありました。
正直言えば、今回はそんな答え合わせの展開と恋愛要素の方に
重きを置いていた印象が強く、肝心の案件は一瞬進捗を忘れそうになるほど
影が薄かった気がしなくはないですが…
構成自体イレギュラーでしたし、四角関係も一気に終息を迎えたので、まぁ良いでしょう。
ただ…前回のオンオフの切り替えっぷりで少し見直していた
竜之介(吉野北人)についてはガッカリさせられましたかね(笑)
いや、仕事放棄して遊びに来たんか〜い!!っていうw
次男にも三男にも振り回される長男…(泣)優し過ぎる性格なだけに、気の毒案件でした。
そういう意味では、前回の内容を先週放送しておいて正解だったかも…ですね。
今回と前回が逆だったら、いくら小梅(波瑠)の実家で
間取りを提案している姿を見ていたとしても、
「本来受け持ってた仕事はどうしたのかな…」
「もしかして、小梅の実家だからアピールしておきたいのかな…」っていう余計な考えが
頭にチラついて、ますます案件に集中出来なくなっていたかもしれないので(苦笑)
ミコト(SUMIRE)は未練がましい性格でもなさそうですし、
竜之介については小梅がバシッと言ってくれたので、
もう2人が絡んでくる事はないだろうと確信出来るオチになっていたのは良かったです。
本作の恋愛絡みのゴタゴタは苦手なんですけど、
小梅と玄之介の恋の行方だけは、何だか初々しくて可愛らしくて
つい応援したくなっちゃうんですよねぇ。
2人の連携プレイを通して着実に成長しているのが伝わってくるし、
基本お仕事に私情を持ち込まないから、あんまり抵抗感ないと言いますか。
恋愛ドラマでお馴染みの「好き」や「愛してる」というワードを出さずに、
「始めてみないと、分からない……ですよね」の曖昧な間だけで
2人が既に両想いである事を悟らせるラストには、
私も店主と同じ気持ちになってしまいました(笑)
最終回は小梅と玄之介の住む"未来の家"を、
まるふくみんなでリノベーションする…といった内容になるんでしょうかね。
でも、その前に有川(原田泰造)の件をなんとかしないとですね。
まぁとりあえず…恋愛は解決したので、その点ではやっと?安心して見られそうですw
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