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ルパンの娘(2020) 7話 感想|歌って踊る環奈ちゃんが可愛いんえ〜♪

 

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物語がクライマックスに突入しているからなのか、

今回は全体的にえらいシリアスでしたなぁ。

でも、(特に前半に)クスッと笑える部分もあるので、物語の結末がどうなるのか気になりつつ

ワクワクしながら見られるんですけどね。

 

「とっとと引っ込んでてよ!」「バカなの?」

いつも以上に毒っ気のある華(深田恭子)のツッコミも楽しいし、

うっかり和くん(瀬戸康史)…じゃなくて

うっかり円城寺(大貫勇輔)も中々癒しキャラだ。

 

で、あのミュージカルには魔力がある事を初めて知りましたよ(笑)

…まぁ、確かに、回を重ねるにつれて役者さんをほぼ強制的に参加させているもんなぁw

そこに今回は橋本環奈さんが参戦。可愛かったえ〜〜♪

アイドル出身だからかダンスが上手いなぁと思いながら見ているんですが、

手をふりふりさせるなどの女の子っぽい振り付けが加わる事によって

環奈さんの持ち前の可愛らしさが更に活かされていたミュージカルだった気がします。

もう私情で動かないで、ずっと踊っていたら良いのに…

手錠をはめて動きを制限させていなければ、

和馬にあんな災難が起こらずに済んだでしょうにね。

 

これは前から思っていたのですが、

北条"美雲"と"三雲"華で"みくも"が共通しているのには

何か因縁の繋がりがあるからなのか?も気になります。

そしていきなり登場してきたナターシャ(太田莉菜)がLの一族を探している理由は…

北条家の火災事件と絡んでいたりして。

巌(麿赤児)も全然現れないし、事件の真相も未だに謎のヴェールに包まれたまま。

美雲の詮索を止めさせるためには、そこを突き止めて

「Lの一族は敵ではない」という事をはっきり分からせるしかないんですけどねぇ。

 

まだまだ伏線が残っている状態で、残り2話をどうやって描き切るのか…

そのヒントはもしかしたら、まるで天国からの使者(?)みたいな

次回予告での円城寺の姿に隠れされていたりして(笑)

 

 

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この恋あたためますか 6話 感想|スマホがあってもすれ違いが起きる時代

 

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あの〜…ココエブリィに社長・経営者研修はないんでしょうかね。

浅羽(中村倫也)が社長に任命されて何ヶ月か?経ってから

「いつもそこにある日常だからこそ大切にしなければならない」と気づいたようでしたけど…

そういう方針って最初にコンビニ見学する段階で

マニュアルを通して学んでいくもんじゃないのかと思うんですよ(笑)

つまり、何も知らない状態で改革に手を出していたって事になる訳でさ。

一方的な辞めさせられ方でしたが…勝手に噂が広がってしまうのも仕方ないのかなと

妙に納得させられてしまいました。

 

そして、社長の座を降りた浅羽がアルバイト店員になる形で心機一転してからは、

まるで人間の姿になって"初めて"を覚えていくような

ポンコツカワイイキャラとして描かれる流れに。

「社長なのに制服が似合わない」というドンピシャな言葉を突かれたり、

店長・上杉(飯塚悟史)達にいじられたり…と、

いつものクールな感じとは違う浅羽が見られたので、これはこれで楽しい。

しかしまぁ…何が個人的に"ポンコツポイント"だったかって、

「街を移動するコンビニ」の発想をしちゃう所でしょ(笑)

私が学生の時にはよく出て来るようなアイデア過ぎて。

いや、コープがあるやん?

なんなら、「遠くまで足を運べないお客さん」をターゲットにするんだったら

ネットスーパーたる便利なものがあるやん??

でも、あまりにも真剣な表情で話すもんだから、

そのシーンではうんうんと乗っかるしかなくて…w

本当に知らない事だらけなんだなぁってちょっと思っちゃいました。

 

回を増すごとにラブコメ色強めな話になってきている本作ですが、

今回のキーアイテムは「スマホ」ですかね。

スマホというハイテク通信機器があっても、"すれ違い"は作れる。

90年代の某恋愛ドラマだと、手軽な通信機器がない事で

"すれ違い"が生まれる面白さを描いた作品がありましたし、

最先端になった今、それだけで成立させるのは時代的に無理だと

言われてきたもんですけどねぇ…

確かに、連絡がとれる機会はいつでもあるはずなのに返信が全くない…

っていうほど不安になる事はない。

仕事で忙しいのなら分かるけれど、今回の場合は完全に旅行気分の写真ですからね。

 

ただ、それ以上に気になる部分を最後に書くとするなら…

北川(石橋静河)を新谷(仲野太賀)と同じようなポジションに回し、

安易に"不憫キャラ"にして、視聴者に同情させようとしている描き方にありますかねぇ。

北川が浅羽のアルバイト先に来た時、

(あの場所に行くよう言ったのは恐らく樹木(森七菜)だろうから)

樹木が彼をアルバイトとして雇わせたと知った時、

どういう感情が働いたのかを、台詞や演出で知りたかったです。

 

ある時は新商品対決で切磋琢磨する関係、ある時は浅羽にお互いが想いを寄せている関係…で

公私ともに"ライバル"であるはずなんですが、

なぜそこを、三角関係である事を強調せずに

「樹木が浅羽の反応に一喜一憂しながら好意を寄せている」所だけをダラダラと描くのか…。

以前にも「なぜ好きになったのかがよく分からない」といった旨の感想を書きましたが、

各登場人物に明確な"感情"が見えてこない描き分けが

ブコメにおいては一番致命傷なのかな?という気がしています。

 

 

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あ!ちなみに、ここでご連絡を。(後でプロフィールの方にも書きますが)

前時間の「姉ちゃんの恋人」は、仕事が多忙で視聴が間に合いませんでしたん(泣)

じっくり見たい作品ですし、金曜は有給をいただいたので

まだ書けていない「35歳の少女」「極主夫道」も合わせて

木曜深夜〜日曜のうちに書けたら…と思っています♪

11/29追記:11/29までに上の作品3作の感想をUPしました(^-^)

       この文は後ほど消します。

 


監察医 朝顔(2020) 4話 感想|大谷亮平さんはただの年上キラーなの?

 

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家族の一人に、事件が起こる前の出来事を告げる展開が共通している。

前回は「知れて良かった事」でしたけれど、

今回は「知りたくなかった事」で対比になっていた辛いお話でしたね…。

 

救急車ではなく、まずお姉さんに連絡した辺り、

亜衣(椚ありさ)にとってはそれほど信頼を寄せる人だったのでしょう。

もし電話に出ていれば、少しは助かる可能性があったのは事実な訳で。

だから、「お姉さんは悪くないですよ」なんて気立ての良い言葉はかけてあげられない。

朝顔上野樹里)もそういった後悔を抱えながら生きていて、

本作では「"面倒臭い"が大切な人の死に繋がるかもしれない」という事を

描いているから、事件の真相にはほろ苦い余韻を感じさせるんですよねぇ。

うーん…それにしても、一回命を吹き返して無事に助かるか、

犯人にトドメを刺すかの2パターンは見た事はあるんですが、

"まだ生きられる喜びを感じたのに"ゆっくりと亡くなってしまうケースもあるとは…

本当、虚し過ぎます(泣)

 

事件パートはそんな感じで興味深く見られますが、今回で気になった所が2点。

まず、桃とリボンのように、事件の内容に関連性を持たせる形で、

お姉さんポジション&新キャラの忍(ともさかりえ)を登場させたのにも

美優(高梨臨)の心情と重ね合わせようとした意図があったのかもしれませんが。

正直、"刑事ドラマ"っぽい異質感が強まった事、

中堅で信用組合から刑事になれるもんなのか?とか

新人なのに先輩刑事が同行しなくて平気なのか?とか設定に気になる部分があった事からして、

忍の存在意義にはあまり重要性を感じませんでした。

でも、これでいつもと同じ分量で震災パートをガッツリ入れていたら

間違いなく軸がブレそうな気がしたので、

今回に関しては、そのパートを控えめにした構成にしたのは

良い判断だったんじゃないかと思っています。

 

そして、これは今回だけに言える事じゃなくて、

シーズン2からの話になるんですが…

何と言うか、2クールやるからってそんなに外側を飾り立てて

盛り上げなくても良いんじゃないかなぁ?という勿体なさは感じるんですよね。

前回の山倉(戸次重幸)のくだりも、キャラ自体は可愛いんですけどね。

ただの年上キラーで終わりそうな大谷亮平さんのキャスティングとか、

(多分ミスリードだろうけど)不倫を匂わせる"聖奈"の存在とか、

「そうだ、これを入れてみよう!」っていう思いつきを並べているように

感じてしまうのは気のせいでしょうか。

 

物語のベースとして"震災"がどっしりと構えているのだから、

事件も"命の尊さ"を絡める形でもっと丁寧に描いても良いし、

朝顔達の日常は淡々と描いていくだけでメッセージ性も十分にあるのに。

表現はシビアになってしまいますが…

個人的に視聴前から不安であった「2クールであるが故の弊害」とやらが

徐々に滲み出てしまっている雰囲気は漂っている感じですかね。

 

 

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危険なビーナス 7話 感想|院長のクセがスゴイ。

 

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毎回必ず1回は入れなきゃいけない決まりでもあるんか!!と思う妄想シーンを

冒頭で入れてくるという変化球(苦笑)

まぁ、はい…先に済ませてくれたお陰で話のテンポが崩れる事なく、

次々と明かされていく"真相"に集中してのめり込めた…と考えましょう。

 

さて、やっぱり前回から内容に面白味は出てきました。

物語を進めていくにあたって、伯郎(妻夫木聡)の家族にまつわる謎に絞った事、

主人公が積極的に動き出すようになった事が大きいです。

特に後者においては、睨みを効かせながら佐代(麻生祐未)に

直球な質問を投げかけるシーンを中心に、

"主人公らしさ"が存分に発揮された場面が今回で最も増えていて、

「やっとか…」という安堵さえ感じました。

 

最終回に向けて着々と準備を…というよりかは、前半4話分の内容は無視した形で

そろそろ片付けなきゃやばい!と急ピッチで進めている印象を受けた作りからするに。

これは前々から書いてきた感想と被りますが、

全10話にしなくても良かったのに…と思ってしまいますね。

なんて惜しい構成にしたんだろうか。

原作&東野圭吾さんファンからしたら、「ようやく東野圭吾作品らしくなってきた!」

って感じなんでしょうかねぇ。

 

そして、山積みにされていた謎の一つ"院長の存在"もしれっと明かされましたね。

胸にしまわれたバラに、重低音が響く渋い声に…院長にしてはクセが強過ぎた(笑)

遺産が絡んでいないのに、そんなに引っ張るほどのものではなかったよね…などと

少しモヤりはしましたが、もう解決したのでここは軽く受け流す事にして。

 

それにしても…みんなが口を揃えて言う「楓(吉高由里子)は只者じゃない」件。

今までの彼女の行動を見てきた視聴者には分かっているので、

登場人物が疑う事自体は何も不思議ではないんですよ。

むしろ、あれだけ大豪邸で資産も蓄えてそうな家なら、誰か一人でも探偵を雇う形で

楓の素性を調べる人はいないのかな?とはずっと思っていますけども。

 

 

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ルパンの娘(2020) 6話 感想|深キョンvsハシカンの戦いの火蓋が切られる…

 

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今回の内容を超ざっくりとまとめるならば、

捕まり癖!捕まり癖…からの真の捕まり癖の人物現る!の巻でした。

本当はこれを感想記事のサブタイトルに持って来ようかと思っていたけれど、

あまりにも意味不明過ぎるので却下しました(笑)

いやぁ〜…でも、こんな風に例えちゃうくらい

本当に「そう来たか!」の連続で全く飽きない1時間ですよ。

正直、コメディで大いに楽しめる作りは前回がピークで、

これから徐々にシリアスになっていくのだろうと思っていましたからね。

"本作らしさ"を保ちつつ、連続ドラマならではの醍醐味を残した点では

今回もまた最高の出来だったんじゃないでしょうか。

 

前半は主に華(深田恭子)の心の中でのツッコミで笑わせ、

後半はLの一族VS美雲(橋本環奈)でいよいよ戦いの火蓋が切られる展開が繰り広げられていく。

前半と後半で作風が違うと、世界観が乖離してしまいそうなものですが、

場面場面でリンクさせている所がよく出来ているな〜…と思わされます。

 

劇中の言葉を借りるならば、

「物流の仕事」が今回の話の軸を作るキーワードにもなっていたんですよね。きっと。

ストレートに言えば、家族の仕事内容がある意味(笑)そうなんですが、

「骨董品」「美術品」「しのび足」…おいおい、そんな言葉の羅列で世間にバレやしないか?

というドキドキ感と。

ニセ職場見学をきっかけに"純粋な心が泥棒の手元に行き渡ってしまいそうな"杏と

それを何とか止めたい華の関係性。

証拠資料を盗みに入る尊(渡部篤郎)の動き。

逆に、Lの一族の真相を掴むため本格始動する美雲の動き。

そして…最後には捕まり見事に利用されてしまう猿彦(我修院達也)。

物流=相手に何が届くのか? 広く解釈すると、誰にどんな結果をもたらすのか?を

前シーズンからの伏線回収も含めてコメディとシリアスの両方で描いた事が、

物語の構造が全く破綻していないと感じさせたもう1つの理由なのかもしれません。

 

新キャラである杏(小畑乃々)と美雲の絡め方も上手いし。

"Lの一族と和馬(瀬戸康史)を脅かす存在"として2人の存在意義がしっかり描かれた事で

今後何が起こるんだろうという面白味も生まれました。

これは…楽しみですねぇ。

 

そうそう。実を言うと、杏ちゃん役の子の演技(表情と発声?)が

若干オーバー気味なのがいつも気になっていたんですけど、

この子をキャスティングしたのは

ミュージカルパートに参加させるためでもあったのか〜…と腑に落ちました。

声が通るわぁ。ア○ーの出演経験はないのかな?と思って軽く調べましたが、

その手のものには全然携われていないみたいで。

円城寺(大貫勇輔)がまた、役者の新たな可能性を見出してくれる存在に。

もし私が子供だったら…彼の職場見学をしてみたいですw

 

 

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#リモラブ〜普通の恋は邪道〜 6話 感想|良い所で来週はお休み(泣)

 

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かつてのマスク越しのキスもトキめいたもんですが…

消毒した手で相手のマスクを直してあげるっていうくだりに

甘酸っぱさと初々しさしか感じないでしょ!!

これが新しい時代の「ラブコメ」ってやつなのか!と。

コロナ禍のない世界でこの行為に近い胸キュン要素を例に挙げてみるとしたら、

口についたソースを指で拭うとか、顎クイするとか

直接肌に触れる形で"嫌らしい""あざとい"というイメージを与えそうなものを、

マスクをワンクッションとして挟む事であそこまでドキドキさせられてしまうのかと

新たな発見を得ましたわ…。

ブコメだけどご時世がご時世なので、キスシーンもなければハグもない。そこも新鮮。

物語の展開的には「近づきそうで、中々近づかない」をベースとした

ベタな流れではあるんですが、ベタの中にもちょっとずつ新しさを取り入れていく

本作の描写、やっぱり面白いです。

 

中盤で美々(波瑠)が言った「私も檸檬の事が好きですが、青林の事はよく分かりません」は、

恋愛に関係なく、SNSでやり取りしていて実際に会ってもみた人全てに通ずるもので。

SNSだけでその人の事を知ろうとすると、美々の「優しいツッコミをする方」じゃないけど

イメージをどんどん膨らませていったがために

いざ会ってみたらギャップを強く感じてしまったという事もありますし。

ちょっと話からは逸れて、SNSではお喋りでも現実世界では無口で人見知りという

別人格に見えてしまう事だってある。

だから…心の準備が出来ていない青林(松下洸平)の気持ちにも共感出来ました。

 

でも、"やり取りした日々"が2人の間では楽しかった思い出として

変わらないままなのもまた事実だから。

「ラーメンに胡椒をかけてあげますね」と言っていた事を覚えてくれていた青林。

胡椒のつもりが爪楊枝をドバッと出しちゃった…で

クスクス笑い合う2人が可愛らしくて。←元の容器に入れるのは不衛生だと思うけどw

戸惑いはまだ隠せなくても、まずは「檸檬」と「草餅」の関係から始めて

いつしか「青林さん」と「美々先生」になれたら良いよね…♪ そうやって見守っていきたい…

で、私の感想は終わるつもりだったんですが、

最後の急展開にはまんまと意表を突かれてしまいました(笑)

 

マスクはある意味、素顔を隠すフィルターでもあり、

それを取っ払ったという事は

もう完全に「青林さん」と「美々先生」としてお互い急接近していくのでしょう。

ごく普通の"恋が始まる瞬間"を描いているのに、

コロナ禍が舞台になっているお陰で

一気に距離が近づいた嬉しさを感じさせるラスト…素晴らしかったです。

 

青林、まさか後で自信なくしたりしないよね?

「あれはつい勢いで…」と恥ずかしがったりしないよね!?

と、今後の展開が気になってしまう所で

来週はお休みというタイミングの良さ。うぅ、ニクい(笑)

 

 

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この恋あたためますか 5話 感想|浅羽社長のメンタルが弱過ぎる。

 

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私には読めるぞ…

2人で1つのたい焼きパフェをつっついたり、ジェットコースターで思いっきり楽しんだり、

水族館デートも満喫したり…という

新谷(仲野太賀)が幸せな時間に浸っているエピソードをこれでもかと描いた後に、

最後には浅羽(中村倫也)&北川(石橋静河)ペアとばったり会って

複雑な心境になってしまう樹木(森七菜)の顔を見て落ち込む展開になるのだと…

と思っていたけれど、そんな事はなかった(笑)流石に単純過ぎたか。

ベタな要素が続いた恋愛ターンでも、そこはベタに行かなかったのはちょっと意外でした。

しかし…今回の新谷の"ベストオブ不憫ポイント"←ネーミング…w は

コンビニ仲間たちによる「良いやつ」評価止まりでしょうね。

「良いやつ」の一言で終わってしまうと、そこから発展しなさそうな気がするんですよ…(泣)

う〜ん、まさしく当て馬キャラである事を物語っていますなぁ。

 

しかし、物語の中間地点なので、何か大きな出来事はあるだろうと予想していた今回。

浅羽の社長解任が決まり、離れ離れになってしまう樹木…のラストがそうでしたね。

でも…捻くれ者の私は残念ながら

樹木みたいに「社長、行かないでよ!」なんて感情には特にならず、

社長という偉い立場なのに身を引くのが早くないか?といった

疑問の方が勝ってしまったんですけれども(汗)

専務・神子(山本耕史)一人の言葉だけでそんな簡単に退任を決めちゃうの?

他の役員に多数決も署名もさせていないのに?

いや、もっと自分の意見を押し通しなよ!!

とツッコみながら見てしまってました。

解雇通告にしたって1ヶ月前に言い渡されるのに、あまりにも急過ぎますって。

(それに、神子の無駄に動き回るくだりに日曜劇場っぽさを感じ…w)

まぁ、甘い物好きの樹木が、少年だった頃の浅羽と同じように、

今後物語を展開していくにあたって

「スイーツを落としてしまった=嫌いになったきっかけ(になるかもしれない)」という

共通点を持たせたいがための重要なエピソードにしたかったんでしょうけども。

それにしても…あまり現実味のない流れでしたね。

 

最後に、比較するような内容になってしまってすみません。

前時間の某ドラマと同じく、本作でも「グイグイ突っ込む主人公」

「主人公の存在に影響を受けていくヒーロー」の2つが今回はガッツリ描かれた訳ですが、

こちらの方が「まぁ主人公だからね」と思えてしまうのは…何ででしょうねぇ。

樹木と北川を通して、スイーツが苦手になったと言う浅羽への対応の"違い"を

描いたのもそうなんですけども。

視聴者側からしても「食べ過ぎて苦手になったから」という言葉で

はぐらかしている感満載なのに、そしてヨリを戻したい想いがあるのに

深く追求しようとせずに終わらせた北川を不思議に思ったからなのかしら?

その場で遠慮して言えなかったとしても、

私だったら「あれ、本当は違うんでしょ?」とか日が経ってから言っちゃうもの。

嫌な顔をしたら、もう違う話題に変えて誤魔化せば良い話だろうし。

 

 

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姉ちゃんの恋人 4話 感想|吉岡くんの過去が想像以上に重かった…

 

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とうとう明かされた吉岡(林遣都)の過去。

これは…何て言ったら良いのか…………

まず言える事としては、彼に下される判決があまりにも厳し過ぎないか?と(泣)

 

男たちに襲われたという事実も、取り憑かれたかのように男たちを殴った時の

吉岡の姿が怖かったという記憶も

全てなかった事にしたい彼女の気持ちも確かに分かります。

でも…彼女のためにと必死で行った行為が勝手に"なかった事"にされた側の気持ちを

ちょっとでも考えたりしないのは…。

幸いにも殺人事件には至らなかったのに。

繁華街なんだから、誰か一人でも目撃者がいそうなものなのに。

吉岡の背負った十字架が重過ぎて…

恋愛に後ろめたさを感じてしまうのも無理はないと思いました。

 

彼の過去が明かされるエピソードの前に、

怖いもの知らずな和輝(高橋海人)がみゆき(奈緒)をリードしたり、

実は恋しちゃって!という日南子(小池栄子)の率直な理由にも

職場のみんなは泣いて笑ってフォローしてくれたり…といった

平和で愉快なエピソードが立て続けに流れていたのも、

今回ショックを受けた原因ではあるけれど…。

「愛情」「思いやり」「感謝」をはっきりと言葉にして伝えられる安達家と、

お互い本心は分かっているものの、自ら距離を遠ざけて遠慮がちになってしまう吉岡家の

"家族"の対比が何とも切ないんですよね。

同じ家族なのに、どうしてこんなにも違いが出てしまうんだろう…

ここまで辛い目に遭わせる必要はあったのだろうか…

考えれば考えるほど、吉岡と母・貴子(和久井映見)の今の関係性に

早く希望の光が見つかって欲しいと願いたくなる気持ちにさせられます。

 

そんな吉岡の過去、取り巻く環境が描かれた分、

桃子(有村架純)の言葉には今回もグッと来てしまいました。

「吉岡さんは私と付き合った方が良い!」

ああ、やっぱり、今の彼を救ってくれるのはこの人の存在なのだと。

"強さ"が彼の心を温かく照らしてくれるのだと。

ちょっとずつではあるけれど、桃子の存在に惹かれていく描写に

目頭が熱くなってしまうラストでした。

 

バーベキューデートも純粋に楽しんでくれているし、一歩前進している。

桃子と出会った事で影響を受けていく過程…その記録を閉じ込めたような、

まるで思い出のアルバムを1ページずつめくっているかのような吉岡の変化も

純粋に応援したくなりますね。

 

…過去の内容が内容だっただけに、

今回は完全に、彼目線の感想になってしまったなぁ。

 

 

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監察医 朝顔(2020) 3話 感想|知らせたい事と、知らせたくない事

 

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本作の何が好きかって、共働き家族による子育て&家事描写、

「仕事終わった!今日のご飯なに?」の他愛もないやり取りといった

日常パートの丁寧さは勿論なんですが、

家族や職場仲間と触れ合う事で"普通の幸せを送れる毎日"に感謝しながら、

突然命を絶ってしまったご遺体にはじっくり向き合っていくという

朝顔上野樹里)達の"姿勢"が見えて来るような、

仕事に対する真摯な描き方にもあるんですよね。

今回の場合は、さらにその真摯さが見えた話になっていた気がします。

休みを使ってでもどうしても調べたいという気持ち。

遺体の胃の中にあった小骨から真相を掴み取る探究心の強さ。

凄いなぁ…一度ハマったら抜け出せない監察医ならではの仕事ぶりを

見せてもらえた満足感がありました。

 

結局、父が愛していた女性はどんな人で、

父はどんな風に亡くなっていったのかは遺族の娘に伝えないまま

事件は幕を閉じましたが、

それもまた、朝顔と茶子先生(山口智子)なりの優しさなのでしょうね。

恐らく、言っていないだけで全てを知っているのかもしれないけれど…

何を伝えたら元気づけられて、何を伝えたら傷つけてしまうのかは

日々ご遺体と向き合う生活の中で自ずと分かってくると思うから。

とにかく、娘にとっては「おじいちゃんになった父を幸せにさせてくれた存在がいた」

という真相を知れて良かったです。

"生きた証"を探してくれる人も朝顔達で良かった。

「どんな事があっても、そばにいますので」と相手を想って接してくれる

言葉をかけられていなければ

一歩前に踏み出す勇気は持てなかっただろうと思うと…

今回も温かい結末に、一視聴者の私も心救われる内容でした。

 

で、嶋田(柄本明)が、朝顔が帰省するのを拒んでいる件。

やっぱり"あの歯"が関係しているんでしょうねぇ。

先週はつぐみ(加藤柚凪)の歯のくだりもあって

捨てられなかった乳歯を大切にとっておいているのかな…?とも思いましたけど、

よくよく見たら大きいし、茶色いし…で、違いましたね。

もうすでに遺体が見つかっているという"現実"で朝顔達を悲しませたくないがための

あの行為なのは察しは付きますが、

う〜ん…歯だけって…殴られて取れるくらいの想像しか出来なくて(汗)

それとも、形見としてこっそり持ち帰って来たとか…?

 

次回は大谷亮平さんにともさかりえさん、高梨臨さんが登場するとの事で、

こちらも楽しみですね。

最後に余談ですが、カエルのお肉は鶏肉みたいな食感と味で美味しいですよ♪

実は、焼いた状態のものを食べた事がありまして(笑)

 

 

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極主夫道 6話 感想|最後はやっぱり頼もしいアニキでなくちゃね〜

  

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今回は内容的にも演出的にも「切り替え」による面白さを見せたお話。

「割り込んだ方が…」「やめとけ!どんな時でも相手の事を考える、それが人の道ちゃうんか」

と龍(玉木宏)が雅(志尊淳)にアドバイスしてからすぐさま

「いや割り込まなきゃダメでしょ!」と

美久(川口春奈)に秒でツッコまれる流れが本当にツボでした(笑)

恋愛には完全に疎いんだなぁ…とw

 

他にも、ヘタレな性格の雅が"漢"を見せたり、

家事の凄さで周囲をあっと言わせる龍と、家事はてんでダメな美久の2人の立場が

恋話になると逆転し、美久が主導権を握って元天雀会の面々を「すいやせん!」と

土下座させてみたりと、

"いつもとは違う"事から生まれる楽しさがありました。

 

でも、龍は一歩下がって見守りっぱなしという訳ではなく、

最後にはきちんと主人公らしい頼もしさを残す。

トラックに潰れてダメージを受けたたぬきパンに因んで…

弱った者が強くなって立ち向かう「アンパンマン、新しい顔よ〜!」的な

鉄板の盛り上げ方ではあるんですけども、それでもアツい。

個人的には、4話がごちゃついていて、5話が縦軸にガッツリ踏み込んだ話になっていた所に

いつもの弾けた"本作らしさ"がなくて寂しいと感じていた部分があったために、

今回の展開に満足出来たのかもしれませんねぇ…。

雅を守る方法がラッパー対決だったのも、予想の斜め上を行き過ぎて最高でしたし(笑)

お皿=レコード、トラック=楽曲…

本作は基本的に勘違いで構成されているにしても、この発想には中々辿り着かないでしょ!

テレビ出演しているMC三枚おろしがルー大柴さん状態になっているのも

どこもかしこもカオスの極みで、もう…ツッコミが追いつきませんw

 

あ〜、今回はただただ笑えました。

しかし、向日葵(白鳥玉季)の悩みは詳しく明かされませんでしたが、

龍にはきっと全てお見通しなんでしょうね。

難しいけど、かっこ悪うても真っ直ぐぶつかって行くんが一番…

経験を積んで、パパみたいに立派な大人になるんやで!!

 

 

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