2019年 ドラマ年間ランキング〜視聴した作品を総まとめ

 

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どうも、りんころです。

えっと…新年明けてもう1週間なのに、

何を今更去年のランキング記事を上げてんだって話ですよね。

書こう書こうと思ってたんですけどね…

支度で忙しかったり、出かけの用事が重なったり…で、結局この日になっちゃいました。

はい。言い訳はここまでにしておいて…

本当にすみませんでしたーーーっ!!!(スライディング土下座)

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あ、ちなみに、毎年楽しみにしている「格付け」には、大げさですけど

今年一番笑ったんじゃないかってくらい笑わされました。

でも、鬼龍院さんが気の毒過ぎる〜という涙もそこには入っていたけど(笑)

 

 

じゃっ、気を取り直して、本題行きます。

あくまでも個人的なランキングです!!

そして、クールごとに総括記事は既に上げておりますので、

ここではザックリと紹介する形にします。

もう新年明けちゃってるんでね、本当に簡単なコメントです。

ケジメはちゃんと付けたくて記事を作ったようなものです。

 

ページが長いので、一応の目次です。

↓ の横の文字をクリックすると、そのページに飛べる仕組みになってます。

〜目次〜

2019年 ドラマ年間ランキング

 冬〜秋クールに視聴した76作品を全てランキング付けしたものです。

超個人的なノミネート賞

 主演俳優賞、主題歌賞、OP/ED映像賞、脚本賞、流行語ラインナップなどなど…

ちなみに、SPドラマのランキングは…

 視聴した34作品を全てランキング付けしたものです。

超簡単な総括

 最後はぼんやりと2019年のドラマを振り返ってみます。

 各クールの総括記事もここに載せておきますね。

 

それでは、発表します…ドコドコドコドコ

                                               

2019年 ドラマ年間ランキング

 

視聴した76作品の順位を発表していきます。

※上から
順位 タイトル(放送局・曜日・時間・放送クール)
という構成になっております。

感想記事のリンクも貼ってあるので、詳しい内容を見たい!という方は、よろしければ。

 

1位 最優秀作品賞

きのう何食べた?テレビ東京・金曜24時12分・4月期)

 

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二人のカップルを通して、LGBTをメインに取り上げてはいるものの、

「ゲイに偏見を持ってはいけないぞ」「こう関わるべきなんだぞ」とかいう

所謂教訓的な"考えさせられる"話って訳ではなく。

様々な形のカップル、家族も含めて「今目の前にいる、一緒に暮らしている相手を敬う事」

が大切なのだと、日常の支えとなる「食」を絡めながら教えてくれました。

 

普段の食事でも、ケンジのように「美味しい」と言葉にして伝えるだけで

どんなに幸せな空間が生まれるか…

自分にとって、もっと家族を大事にしないといけないな、とも思わされ、

日々を見つめ直すきっかけをくれた作品でもありました。

(SPも見ましたが、連ドラ時代と変わらず出来が良かったです。

感想はこれまた遅くなるけど、書きたいので絶対に書くぞ!) 

 

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2位 優秀作品賞

インハンド(TBS・金曜22時・4月期)

 

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まず、寄生虫のイラストがかなりゆる〜くデフォルメされている所が

「あ、この作品はちゃんとしてるな」と信頼の持てる作品でした。

 

寄生虫」特に「虫」というワードがついただけで

苦手な人は見る前から避けてしまいがちな題材を、イラストは勿論の事、

3人が織りなす会話劇の面白さや、綺麗好きな日本社会への問いかけなど

様々な要素を盛り込んだ事によって、

最終的に"子供から大人まで楽しめる"作品へと落とし込めていたのがお見事。

 

最終章とうたったり、そこで主人公の縦軸をガッツリ描いたりする作品が多い中、

中間地点の5話で描ききる思い切りの良さも記憶に新しいです。

 

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3位 作品賞

トクサツガガガNHK総合・金曜22時・1月期)

 

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「特撮オタ」要素は随所に取り入れられてはいたものの、

小さい頃にしか見ていない私でも決して置いてけぼりにされる事はなく、

「世間に合わせる為に自分の"好き"は捨てなくても良いんだよ」と

背中を押してくれるような、人生のバイブル的な作品に仕上がっていたと思います。

 

作り込みで言えば、こちらも中々引けを取らなかったですね。

ヒーローのスーツも、子供向け番組の作りも、オタクとして休日に目一杯楽しむ姿も

どれも「全力」を貫き通したからこそ、

見終わった後に、まるでコンサート帰りの時みたいな

ぽっかりと大きな余韻が残る作品にもなりました。

 

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4位

腐女子、うっかりゲイに告る。(NHK総合・土曜23時30分・4月期)

 

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金子大地さん、藤野涼子さん、小越勇輝さんなど、

これからのドラマ業界を引っ張っていく存在になるであろう若手キャストを揃え、

誰もが通る「学校生活」「青春」の闇を見せた意欲作。

原作のタイトルは「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」の「ホモ」という

かなりストレートな表記を、

腐女子、うっかりゲイに告る。」の「うっかり」「告る」にした事で、

取っ付きやすくしようと和らげたセンスの良さも光りました。

 

主人公の抱える葛藤を前面に押し出す話となった要因としては

クラスメイトとの関わりが主に挙げられますが、

それに加えてファーレンハイトの謎も絡める事によって

「マジョリティ派優先の思考が必ずしも正しいのか?」「ネット社会のあり方とは?」をも

考えさせられる内容にもなっており、

QUEENの挿入歌も含めて、今描かれる作品でもあったんじゃないかな?と思います。

 

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5位

G線上のあなたと私(TBS・火曜22時・10月期)

 

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幸せな事がずっとは続かないし、この先何回あるのかも分からない。

でも、今自分の周りにあるモノを信じていれば、きっと何とかやって行ける…

そんな人生の荒波を、3(4)世代の人物を通して優しく描いてくれた作品でした。

 

恋でも愛でもない「人間愛」という言葉に惹かれ、そこから生まれる温もりに泣かされつつ、

最後には壁ドンや手繋ぎなどのザ・恋愛要素で、幸恵さんと同じくキュンキュンさせられる。

ジェットコースターのような緩急ある展開も楽しみました。

 

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6位以降はもっと簡単に〜〜… 

 

6位

凪のお暇(TBS・金曜22時・7月期)

 

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イケメン!胸キュン!要素もありつつも、

凪たち3人の抱える「生きづらさ」に自然と自分を重ねてしまう作りにもなってしまう

不思議な世界観に魅了させられっぱなしでした。

「人間って未知数な生き物だよね」「人生って何があるか分からないから面白いよね」と

ポジティブな考え方にさせてくれる作品だったと思います。

 

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7位

俺の話は長い(日本テレビ・土曜22時・10月期)

 

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「家族あるある」ネタから始まり、最後には何故か心にじんわり来てしまう程の

引き出しの多さを誇る金子脚本でなければ、

曲者の主演が生田斗真さんでなければ、周りを固める役があの役者陣でなければ…と、

そんな「〇〇でなければ」が全て詰まった1つの"奇跡"を見たような作品でした。

 

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8位

向かいのバズる家族(日本テレビ・木曜23時59分・4月期)

 

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「ネット社会あるある」の斜め上を行った作品。

ネットの問題点を描いて「〇〇は良くないよ」「ちゃんと向き合い方を考えるべき」

なんて訴えかける作り…というだけではなく、

「見えない顔」があるからこその長所も描いて行く所に新鮮味を覚えました。

 

考えさせられるのは勿論ですが、ドラマ的には次回への引きの上手さも抜群でしたし、

ラッパーになりきったりするような自由な演出も楽しかったですし…

教材にしてもアリなんじゃない?なんて。

 

※感想は4話までです。

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9位

デザイナー 渋井直人の休日(テレビ東京・木曜25時・1月期)

 

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別ジャンルの例えにはなってしまいますが、「孤独のグルメ」を長年にわたって

シリーズ化させただけの事はある程の一話完結の見せ方、

バイプレイヤーの扱い方、キャスティングの揃え方など、

そんな「テレ東ドラマの良い所三拍子」が全て備わっているような作品でした。

 

些細な事でも「パワハラ」「セクハラ」と訴えられてしまう世の中だから、

若い子にナンパするおじさんなんて特に気持ち悪がられる事が多いものの、

その役に物腰柔らかなイメージの持つ光石研さんを起用したのが良かったです。

 

※感想は1話、10〜12話の全4話分です。

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10位

監察医 朝顔(フジテレビ・月曜21時・7月期)

 

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キラキラした恋愛ドラマや職業系ドラマが多かった"月9"枠に

挑戦状を叩きつけたような作品。

「解剖医」という題材は最近の流れに乗っかってはいたものの、

大震災をバックグラウンドにした事で

「生きる事と食べる事」の価値が伝わる作りになっており。

そこに「監察医として」「家族として」2つの視点で命の向き合い方に変化を見せる

朝顔の人間ドラマ要素をも盛り込んだお陰で、従来のものとは違ったアプローチで

視聴者に伝えようとする作り手の意気込みが感じられました。

 

こんなに安心して見られる月9、個人的にはかなり久しぶりでした。

 

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11位以下はタイトルのみの発表とさせて頂きます。(作品数が多いので) 

10位まで見られれば良い!ノミネート賞の方を見たい!という方は、

こちらを押すと「超個人的なノミネート賞」のページに飛びます。

 

 

11位 少年寅次郎(NHK総合・土曜21時・10月期)

12位 だから私は推しました(NHK総合・土曜23時30分・7月期)

13位 これは経費で落ちません!(NHK総合・金曜22時・7月期)

14位 ルパンの娘(フジテレビ・木曜22時・7月期)

15位 フルーツ宅配便(テレビ東京・金曜24時12分・1月期)

16位 初めて恋をした日に読む話(TBS・火曜22時・1月期)

17位 わたし、定時で帰ります。(TBS・火曜22時・4月期)

18位 サギデカ(NHK総合・土曜21時・7月期)

19位 面白南極料理人BSテレ東・土曜24時・1月期)

20位 おいしい給食(テレビ神奈川 他・木曜23時・10月期)

 

21位 みかづきNHK総合・土曜21時・1月期)

22位 グッドワイフ(TBS・日曜21時・1月期)

23位 緊急取調室(テレビ朝日・木曜21時・4月期)

24位 グランメゾン東京(TBS・日曜21時・10月期)

25位 リカ(フジテレビ・土曜23時40分・10月期)

26位 賭ケグルイ season2(TBS・火曜25時28分・4月期)

27位 ノーサイド・ゲーム(TBS・日曜21時・7月期)

28位 死役所(テレビ東京・水曜24時12分・10月期)

29位 俺のスカート、どこ行った?(日本テレビ・土曜22時・4月期)

30位 遊戯みたいにいかない。(日本テレビ・水曜24時59分・4月期)

 

31位 時効警察はじめました(テレビ朝日・金曜23時15分・10月期)

32位 孤独のグルメ Season8(テレビ東京・金曜24時12分・10月期)

33位 絶対正義(フジテレビ・土曜23時40分・1月期)

34位 仮面同窓会(フジテレビ・土曜23時40分・7月期)

35位 ハケン占い師アタル(テレビ朝日・木曜21時・1月期)

36位 まだ結婚できない男(フジテレビ・火曜21時・10月期)

37位 スパイラル〜町工場の奇跡〜(テレビ東京・月曜22時・4月期)

38位 執事 西園寺の名推理2(テレビ東京・金曜20時・4月期)

39位 生田家の朝(日本テレビ・月〜金曜7時50分頃・10月期)

40位 緑山家の朝(日本テレビ・月〜金曜7時50分頃・10月期)

 

41位 セミオトコ(テレビ朝日・金曜23時15分・7月期)

42位 ひとりキャンプで食って寝る(テレビ東京・金曜24時52分・10月期)

43位 JOKER×FACE(フジテレビ・月曜24時55分・1月期)

44位 さくらの親子丼2(フジテレビ・土曜23時40分・1月期)

45位 デジタル・タトゥー(NHK総合・土曜21時・4月期)

46位 メゾン・ド・ポリス(TBS・金曜22時・1月期)

47位 刑事ゼロ(テレビ朝日・木曜20時・1月期)

48位 ミス・ジコチョー 〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜

   (NHK総合・金曜22時・10月期)

49位 左ききのエレン(TBS・火曜25時28分・10月期)

50位 さすらい温泉♨︎遠藤憲一テレビ東京・水曜25時35分・1月期)

 

51位 柴公園(テレビ神奈川 他・木曜23時・1月期)

52位 サ道(テレビ東京・金曜24時52分・7月期)

53位 家売るオンナの逆襲(日本テレビ・水曜22時・1月期)

54位 シャーロック(フジテレビ・月曜21時・10月期)

55位 イノセンス 冤罪弁護士(日本テレビ・土曜22時・1月期)

56位 同期のサクラ(日本テレビ・水曜22時・10月期)

57位 べしゃり暮らしテレビ朝日・土曜23時15分・7月期)

58位 まんぷくNHK総合・月〜土曜8時・10〜1月期)

59位 あなたの番です(日本テレビ・日曜22時30分・4〜7月期)

60位 TWO WEEKS(フジテレビ・火曜21時・7月期)

 

61位 家政夫のミタゾノ(テレビ朝日・金曜23時15分・4月期)

62位 ミラー・ツインズ Season1(フジテレビ・土曜23時40分・4月期)

63位 ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(テレビ朝日・木曜21時・10月期)

64位 ボイス 110緊急指令室(日本テレビ・土曜22時・7月期)

65位 後妻業(フジテレビ・火曜21時・1月期)

66位 ストロベリーナイト・サーガ(フジテレビ・木曜22時・4月期)

67位 それぞれの断崖(フジテレビ・土曜23時40分・7月期)

68位 トレース〜科捜研の男〜(フジテレビ・月曜21時・1月期)

69位 偽装不倫(日本テレビ・水曜22時・7月期)

70位 なつぞらNHK総合・月〜土曜8時・4〜7月期)

 

71位 おっさんずラブ -in the sky-(テレビ朝日・土曜23時15分・10月期)

72位 スキャンダル専門弁護士QUEEN(フジテレビ・木曜22時・1月期)

73位 パーフェクトワールド(フジテレビ・火曜21時・4月期)

74位 ラジエーションハウス(フジテレビ・月曜21時・4月期)

75位 モトカレマニア(フジテレビ・木曜22時・10月期)

76位 3年A組 –今から皆さんは、人質です–(日本テレビ・日曜22時30分・1月期)

 

                     

超個人的なノミネート賞

 

 (王冠マーク)が付いたモノが「最優秀賞」です。

 

主演男優賞

菅田将暉(3年A組 –今から皆さんは、人質です–)

内野聖陽きのう何食べた? 

金子大地(腐女子、うっかりゲイに告る。)

三浦春馬(TWO WEEKS)

阿部寛(まだ結婚できない男

 

若手ながらも、普通の人間でありたいとする葛藤を抱える複雑な役を

等身大に演じてみせた金子大地さんと迷いましたが、

普段は似合いそうなのに「トレンチコートが似合わない」と思わせる役者さんは

滅多にいらっしゃらないだろう…という所が決め手となりました。

 

 

主演女優賞 

常盤貴子(グッドワイフ)

吉高由里子(わたし、定時で帰ります。)

上野樹里(監察医 朝顔

波瑠(G線上のあなたと私) 

高岡早紀(リカ)

 

どの女優さんも「新境地を見せた」が共通点ではありましたが、

中でも、今までとかなりイメージ(見方)が変わったという点で

波瑠さんを選ばせていただきました。

 

 

助演男優賞 

松尾スズキ(フルーツ宅配便)

ユースケ・サンタマリア(わたし、定時で帰ります。)

時任三郎(監察医 朝顔

高橋一生(凪のお暇) 

中川大志(G線上のあなたと私)

 

高橋一生さんは個人的には、カメレオン俳優というより、

キャラクターを自分に引き寄せるタイプの役者さんだと思っています。

目線や表情の見せ方で、受け手によっては

「怖い」とも「何か救いを求めているのかも?」とも捉えられてしまうような

中間的な演技に魅了されました。

 

 

助演女優賞 

永作博美みかづき

藤野涼子腐女子、うっかりゲイに告る。)

伊藤沙莉(これは経費で落ちません!)

松下由樹トクサツガガガ、G線上のあなたと私) 

清原果耶(俺の話は長い)

 

歳を重ねた事によって、演じる役の幅が広がったのではないかな?と思わせられました。

トクサツガガガ」の"付き合うのが面倒臭い"感漂う母役から

「G線上のあなたの私」の視聴者代表的な役まで、

同じ「家庭を持つ立場」でもガラッと違ったキャラクターを楽しみました。

 

 

新人賞 

田中みな実(絶対正義、ルパンの娘、モトカレマニア) 

加藤柚凪(監察医 朝顔

清水大登(それぞれの断崖)

藤原颯音(少年寅次郎) 

井上優吏(少年寅次郎) 

 

最近の子役も本当に自然体で、上手い子が多いですが…

「絶対正義」を始め、泥棒役やアナウンサー役など数々の姿を器用に演じてみせた

田中みな実さんを選ばせていただきました。

 

 

主題歌賞 

King Gnu「白日」(イノセンス 冤罪弁護士)

きゃりーぱみゅぱみゅ「きみがいいねくれたら」(向かいのバズる家族)

山下智久「CHANGE」(インハンド)

サカナクション「モス」(ルパンの娘)

関ジャニ∞「友よ」(俺の話は長い) 

 

イノセンス」の8話でドンピシャだった「白日」と迷いましたが…

2つの意味合いが込められているような所が珍しかった点で「友よ」に。 

 

 

OP/ED映像賞 

スキャンダル専門弁護士QUEEN OP

インハンド OP 

ルパンの娘 OP

シャーロック OP

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脚本賞

篠﨑絵里子「グッドワイフ」

マギー「向かいのバズる家族」

森下佳子「だから私は推しました」

金子茂樹「俺の話は長い」 

 

 

演出賞

塚原あゆ子「グッドワイフ」「グランメゾン東京」

山本剛義、松木彩「グッドワイフ」

西浦正記「絶対正義」

藤井道人「向かいのバズる家族」

青山貴洋「インハンド」「グランメゾン東京」

平野俊一、岡本伸吾「インハンド」

武内英樹、品田俊介、洞功二「ルパンの娘」 

山室大輔「グランメゾン東京」

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劇伴賞

ワンミュージック「グッドワイフ」

得田真裕「インハンド」 

パスカルズ「凪のお暇」

菅野祐悟「シャーロック」

 

 

1年を振り返る流行語ラインナップ

「崖」「ワンオペ 」「ミュージカル男」「会いたいよタイム」「バイオリンタイム」

分かる人には分かるコーナー(笑)

 

 

土10枠のレギュラーみたいなものだったで賞

小市慢太郎

「トップナイフ」には、出ないかなぁ…(微かな期待) 

 

特別賞 

安達奈緒子きのう何食べた?」「サギデカ」「G線上のあなたと私」

 

脚本賞」はオリジナル作品である事を重視してしまっているため

中々ノミネートはさせられず…でもどうしても!という事で特別賞を。

原作アレンジャーでもありつつオリジナルもしっかり形を残せる脚本家さんとして、

新たに名前が刻まれたのではないでしょうか。

 

                    

ちなみに、SPドラマのランキングは…

 

計34本見ました。(シリーズのオムニバス系SPドラマは除く)

ツイートor要約貼り&感想記事貼りで失礼します…!

  

1位 ヤングシナリオ大賞 ココア(フジテレビ・1/4)

各3人のいる世界、関わる相手との会話にフォーカスを当てた構成だったので、この子はどんな子なんだろう?どんな境遇にいるんだろう?と登場人物に興味を持ちながら見る事が出来、あっという間の1時間でした。

突飛な設定が「フィクション」なら、3人の心情描写は「ノンフィクション」で、ドラマならではの架空と現実が良い感じに溶け込んでいた作品だったと思います。

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2位 BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸(フジテレビ・1/15)

良い意味で淡々と、コツコツと、当時の情景を書き上げたSPドラマ。「地震」と「自身」を掛け、両方の変化をじっくりと表現した2時間弱には見応えがあったなぁ。井浦さんの静かなたくましさ、小市さんの人間臭さ溢れる演技には感情移入してしまう程だった… #ドラマBRIDGE

posted at 23:25:33

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3位 ひよっこ2(NHK総合・3/25〜28)

#ひよっこ2 始めての朝ドラっていう思い入れもあるかもしれないけど、当時見ていて好きだった「温もり」「真心」「喜怒哀楽」などなどの魅力が全て詰まったような続編で、まるで実家に帰ってきた懐かしい味わいがありました。

澄み渡るロケーションも相変わらず素敵で、特に4話冒頭の、早朝にみね子が空を見上げる時の自然風景には哀愁に包まれた印象に残るシーンでした。「親孝行するにはまだ早い」と言ってくれた父とちよ子とのエピソードも、父の優しさに涙。視聴後は安心感で満たされた、そんな続編でした!

 

 

4位 チャンネルはそのまま!(北海道テレビ放送 他・3/18〜22)

#チャンネルはそのまま 最終回。最後までテレビ画面では見えないスタッフの裏側を楽しみ、またタメにもなった作りのドラマでした。バカキャラの主人公とは言えども相手を不快にさせる訳でもないし、同期や上司がそれぞれにプロフェッショナルを持って仕事に取り組む姿もちゃんと描かれていたと思う。

芳根京子さん主演という事で見てみたけれど、本作も彼女の魅力が十分に詰まった代表作になったんじゃないかなぁ。天真爛漫さが良いアクセントとなっていた。
時々入る文字のツッコミも共感出来る適度なタイミングで挿入されてて、またクスッと笑える演出としても効果的だった。

Heaven?はその点、少々過剰にやり過ぎて最早「おふざけ」になっていたのが残念(比べて悪いけど)。
このスタッフで見たかったなぁ...。

 

 

5位 母、帰る〜AIの遺言〜(NHK総合・1/5)

「AIが持つ恐ろしさ」を伝えようとかではなく、どストレートに家族再生物語に直結させたのが良かったです。家族でいる内に双方がぶつかり、悩み、不器用な態度を見せる…人間臭い父と息子の姿が印象的でした。

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6位 平成物語 (フジテレビ・3/18〜23)

#平成物語 全部見ました。1話と最終回で時間軸が逆になってて、○年前 と表記して伝えないのも、1話の話に戻らないままなのも斬新な構成だった。シーズン1は「何者になれなかった自身のやるせなさ」、今作は「なんでもない日々が宝物」を、両作とも人々のやり取りを通してじっくり描かれてたと思う。

お墓参りしていた事も、タカヒロが何を買いに行ったのかも(多分ピーマンだとは思うけど)、それを「ドラマ」という形でエクスキュースにせずに、あくまでも「現代を生きる人々のリアル」として作品に落とし込んで、視聴者に想像を委ねる作りにしたのも良かった。

「なんでもないけどかけがえのない時間」ドラマチックじゃない、でも、見てる側はしみじみと温かい気持ちになれる。彩度を落とした映像は今作もハマっていたし、主題歌と手書き文字が何とも余韻の残る作品だった。面白かったです。 

 

7位 週休4日でお願いします(NHK総合・3/29)

じんわり、ほっこり。でも時々グサッと。雰囲気は地味ではありますが、しみじみと良いドラマだったと思います。岡山天音さんに心が折れやすそうなヘナっとした役を演じさせたら安定感がありますし、飯豊まりえさんの方も、どこか不思議ちゃんな役がぴったりハマっています。

45分間なだけあって起承転結の構成もまとまっていて、最後まであっという間で楽しめました。

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8位 離婚なふたり(テレビ朝日・4/5,12)

 思ってた以上にノリが良く、かかる劇伴もピアノ調やレトロなものが多くて全体的に小洒落ていた印象。
そして、何と言っても…リリー・フランキーさんと小林聡美さん演じる夫婦での掛け合いが見てて楽しい!息がピッタリでした。その2人とは逆立場である、堂島(岡田将生)の真面目過ぎるキャラも可笑しかったなぁ。

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9位 正月時代劇 家康、江戸を建てる<後編>(NHK総合・1/3) 

 主人公が魅力的というのは前後どちらも変わりないのですが、こちらの方が「プライドを持って働く職人の人生」を覗き見している感じがして見応えがありましたね。金貨作りの過程を見せた所も、ものづくり感があって良かったです。

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10位 レ・ミゼラブル 終わりなき旅路(フジテレビ・1/6)

視聴前は、期待と不安が半々だったこのドラマ。大好きな「モンテ・クリスト伯」の太田Pではあるけれど、脚本と演出は違う方だしー…これこそ有名作なのに日本版にアレンジ出来るのかー…などと思っていたものの、予想以上にしっかり作られてて良かったです。

後半になるにつれて、「いや、世間狭すぎでしょ!」な偶然が重なるエピソードの多さは気になりましたが、役者陣の演技に魅せられたSPドラマである事は間違いありませんでした。 

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11位 夢食堂の料理人(NHK総合・7/23)

料理が鮮やかで、美味しそうに見えるドラマにハズレなし!序盤は当時のオリンピックの料理担当が、どんな過程でチームを結成し仕事をしてきたのかなど、若干ダイジェスト風な作りの印象を受けましたが。最終的には、どのキャラも愛しいと感じられる、人の温かさがじんわり胸に響く作品になっていたと思います。

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12位 未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜(テレビ朝日・4/28)

連ドラの頃よりも楽しめました。「品字様」という今までの活字要素も取り入れつつ、文書捜査官らしく、企業の内部文書が重要な手掛かりとなっているような描写がされていたのも良かったです。 

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13位 探偵が早すぎる スペシャル(日本テレビ・12/12,19)

前後編共に、あっという間の1時間でした。滝藤さんが楽しそうにしていると こっちも見ていて楽しくなるし、もう1つの見所である広瀬アリスさん&水野美紀さんとの掛け合いも、約1年の空白期間を全く感じさせません。

むしろ、連ドラの時よりも、息のぴったり具合や体の張ったギャグなど色々とパワーアップしていたんじゃないでしょうか(笑)

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14位 浮世の画家NHK総合・3/30)

時間の行き来があまり明確化されない事もあって、ちょっと小難しくはありましたが…「噛み締める」という表現がぴったりな味わい深いドラマだったのかなぁと思います。

戦争時代の描写もありましたが、飛行機や爆弾などで分かりやすくせずに、絵や人々だけで紡いでいく手法は斬新。ロケーションも色彩もまるで絵のような趣。美しさと闇の深さにも魅せられました。

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15位 刑事ゼロ スペシャル(テレビ朝日・9/15)

録画掃除につき、やっと見る事が出来た「刑事ゼロ」SP。トリックや動機は王道でも、キャラクター造形がしっかりしていれば面白いんだと証明してくれた2時間でした。

 

 

16位 新春ドラマ特別編 下町ロケット(TBS・1/2)

真の最終回だけあって、やぁっとスッキリして、大団円でまとまっていてそれなりに面白かったわ。これが連ドラの形で終われていれば…とは思うけど。 #下町ロケット

posted at 23:16:52

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17位 サ道 2019年末SP(テレビ東京・12/28)

#サ道年末SP まず、白銀世界&ぽてっと積もった雪景色のロケーションが素晴らしすぎた…寒いのは嫌だけど、これは行ってみたい。

雪ダイブしたい!!構成としては連ドラのノリで2本くっつけた感じのものだったけど、また仲睦まじい3人が見られて嬉しかったな。さようなら〜〜2019年〜〜〜!

 

 

18位 コンフィデンスマンJP 運勢編(フジテレビ・5/18)

面白かった!久々に本作独特のわちゃわちゃっとした雰囲気を味わいました。予想していた展開の斜め上を行く作りはSPでも健在でしたが…ただ、種明かしまでがちょっと長かったかなぁって気がしないでもない。

映画やSPも良いけれど、1時間の作りがピッタリなんじゃないかしら。また月9に戻ってきて欲しい限り。

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19位 もみ消して冬 2019夏(日本テレビ・6/29)

懐かしい感覚に浸り続けた2時間だったわ。カオスさと良い意味での茶番さが、連ドラ時代と変わらないクオリティでよかった(^-^) またいつか帰ってきて欲しいなぁ。 #もみ消して冬

posted at 22:54:58

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20位 時効警察 復活スペシャル(テレビ朝日・9/29)

相変わらずのユルくてシュールな世界観だし、キャストも昔と変わらないように感じられて流石だなぁと思えたSP。ただ、2時間はちょっとお腹いっぱいだったかも...? #時効警察復活SP

posted at 23:05:26

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21位 正月時代劇 家康、江戸を建てる<前編>(NHK総合・1/2)

良くも悪くも「歴史の紹介映像」を見せられているみたいで、そこにほんの少しの人情が加えられた…というだけの印象が強かったです。最後のシーンにはちょっと目頭が熱くなりましたが。

映像の方は、芝生の鮮やかな緑と川の水を柄杓で救う時の、シズル感溢れるショットがとにかく美しかったです。 

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22位 磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜(フジテレビ・11/24) 

#磯野家の人々 まぁ、予告からしてしんみりしてそうな感じはあったけど、やはり…という印象。未来の事がちらっと描かれた原作から、現代っ子らしくそれぞれキャラクターを膨らませたのは凄いと思うし、話自体は普通に見られたけど、「サザエさん」だからなぁ。もっと明るいサザエさんが見たかった。

「俺話」みたく、笑いと家族がいる事の温かみを上手い塩梅で作ってみた方が、今では珍しい大家族のサザエさんだからこその良さは活きたと思うし、なんなら昔ながらの形式をなぞって3本立てでも良かったかも。

西島さんは今までの役柄的に「公安という裏の顔」持ちのキャラに最後まで見えてしまったけど(笑)えぇぇ!?が面白かった。お馴染みの設定に因んで、財布を忘れたサザエさんの話とか、波平さんのばっかも〜ん!とか見たかったわ。ご飯冷めるから食べようと言うシーンでは、随分丸くなられて。

 

 

23位 僕が笑うと(フジテレビ・3/26)

兵隊側にいる父が子供を想って生き続ける様子とか、母の養子への思いやりとか、連ドラだったらそういう部分が掘り下げられるんだろうなぁと思うくらいサクサク進み過ぎていて勿体無い気はしたけど。イノッチの誠実さと上戸さんの健気さが役にピッタリはまっていたのは確か。 #僕が笑うと

posted at 23:19:44

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24位 大奥 最終章(フジテレビ・3/25)

初めて大奥をまともに見たけど、3時間でも意外と間延びなく、主人公の滲み出る優しさと女性の思惑っぷりを楽しめた。 でも、えっと…一番心に残るのは🍊と英語の流れるキラキラ主題歌だったw それに全て持って行かれた感。 #大奥

posted at 22:55:42

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25位 24時間テレビ42 ドラマスペシャル 絆のペダル(日本テレビ・8/24)

恐らく「親子の絆」を描きたくて、肝心の選手復帰物語パートはサクサク進めてしまった感じだと思うけど。「移植・闘病」という題材を使いながら、泣きながら復帰するまでのベタな話という訳でもなく、主人公がポジティブで負けん気な設定のお陰で興味深くは見られたかな? #絆のペダル #24時間テレビ

posted at 23:23:44

でも、コンセプト的には連ドラの方が各方面の肉付けは出来たのかなぁとは思う。 #絆のペダル #24時間テレビ

posted at 23:24:27

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26位 白い巨塔テレビ朝日・5/22〜26)

 最後まで見て結局、話の構成が勿体無かったんだと思わざるを得ませんでした。財前がいかに腕があって、いかにプライドの高い人間なのかを、手術での様子や医療従事者との関わりを通して初回でガッツリ人物像を提示してから、2話分の話を第二夜で凝縮すべきだったと個人的には思います。 

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27位 ドクターY 〜外科医・加地秀樹〜(テレビ朝日・10/6)

 加地(勝村政信)が実は頼もしい超スーパードクターで、彼は彼なりに患者に親身に寄り添ってあげようとしているのが伝わる作りにはなっていたと思います。しかし、私の印象としては、どことなく優しい医者で終わってしまったかなぁという感じです。

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28位 ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ(テレビ朝日・6/12,13)

平和な世界になってカラオケする所まで見たかったな...消化不良感 #ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ

posted at 00:02:34

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29位 名探偵・明智小五郎テレビ朝日・3/30,31)

噛みネタやSEは第1夜より入れ過ぎてたような気もするけど、ミステリーネタや事件捜査過程は第2夜の方がしっかり描かれてたと思うな。とにかく、西島&石田夫婦が可愛いSPだった。もっとこの二人のやり取りを見たい!w #明智小五郎

posted at 23:02:26 

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30位 塔馬教授の天才推理3(フジテレビ・3/9)

 #塔馬教授の天才推理 蔵之介さん目当てで(笑)こんなのあったんだ〜と思って調べたら、なんと5年ぶりの新作だったとは。流れ的には無難な2サスって感じだったのでゆるゆる見てた。謎にテンション高めだけど、時にちょっと低音で真面目な顔を見せる主人公の姿が良かったです。

しかしまぁ、EDがサタデーナイトなのにはびっくりしたわ。近代日本文化とか扱ってるから、てっきり歌謡曲テイストかと思ってたら…w

 

 

31位 悪魔の手毬唄金田一耕助、ふたたび〜(フジテレビ・12/21)

10分刻みか!と思うくらい、CMの量が多かったですね。おどろおどろしく見せたいのかも、昭和の時代背景もいまいち中途半端ですし…前作でも感じた「サクサク進むなぁ」という印象は変わらず。

もし来年もやるなら、もっと演出を重視させた方が良いんじゃない?

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32位 赤バッヂ(フジテレビ・3/2)

#赤バッヂ ながら見してたんだけどさ…お蔵入りになったのはスタッフかキャストが何かやらかしたとかじゃなくて、内容的に「これ放送してええんか」みたいな流れになったからなのかと思ってしまう^^;

posted at 15:24:37

「時空を超える」って書いてあったから「シグナル」「トドメの接吻」みたいに時間を行き来する話なのかと思ってたんだけど、結局なんだ…回想からの現代で「昔があって今がある」を描きたかったって事なのかな? #赤バッヂ

posted at 15:26:27

ロゴデザインからして、多分当時は金曜ゴールデン辺りで狙ってたのかなーと考えてるんだけど…グロテスクな所見せる割には全体的に軽くスタイリッシュな作りなのも気になったな。演出家次第ではもっと余韻のあるドラマになったのかも。重めの映像とか。 #赤バッヂ

posted at 15:29:06

 

 

33位 FLY! BOYS, FLY!(フジテレビ・9/24)

えっと…そうね。良くも悪くもティーン向けのドラマだったね。私が小さい頃にアテンションプリーズとかハッピーフライトとか見てきたように、今の世代が歳取ったら、こんなドラマあったね〜と思い出す…そんな作品になるんかな?ハハハ... #FLYBOYSFLY僕たちCAはじめました

posted at 23:08:50

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34位 砂の器(フジテレビ・3/28)

感動のクライマックスっちゅーから、てっきり最後にはヒガシと和賀の取調室での対峙シーンが見られるのかと思ったんだけど、刑事の妄想をただベラベラ喋ってるのって…何? #砂の器

posted at 22:43:51

超簡潔にまとめるならば、こっちが「何なんですかー!」って言いたくなるドラマだった。 #砂の器

posted at 22:55:47

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見終わった時点で「これはもう最下位だな」と確信したSPドラマ(笑) 

 

 

でした。連続ドラマ放送中となると録画に回す事が多いんですが、

それでも今年は割と満遍なく見られたのかな〜と思います。

 

                    

超簡単な総括

 

色々と書こうかな?と思う所はぼんやりと頭に浮かんでいたんですが…

えっと、もう日にちが経ってるので良いかなって(笑)超簡単に。

 

2018年が豊作だらけの印象だったので、

2019年のドラマにもついそのクオリティを求めてしまった部分はありましたが、

最終的には楽しめたんじゃないかと思えました。

 

私が勝手にTOP10にランクインさせてもらった作品の多くの共通点は

「生きづらい世の中で自分の居場所を求め続ける物語」である事が

年間ランキングを作ってみて分かり、

そんな作品が好きなんだなぁと実感させられた1年でした。

 

名作入りは…1位の「きのう何食べた?」の1作品を認定させて頂きます。 

 

76作品+34作品もの出会いをありがとうございました。

 

 

そうそう、「え?あの作品は??」と誰もが思うであろう「いだてん」。

…3話まで見ていて面白かったんですけど、

それ以降録画が溜まりっぱなしで、追いつけなくて諦めてしまったんですよね。

完走出来なかった事が、2019年最大の後悔!!!

あ、一応、3話以降の録画も総集編も残してあるので…

総集編でも良いからいつか絶対に見たい気持ちはあります(苦笑)

 

 

※ 

「なんでこのドラマがこんな下に!?」など、順位を付けた理由を詳しく知りたい方は、

クールごとの総括記事をここに載せておきますので、よろしければ♪

 

 

 

***

 

以上、年間ランキングでした。

閲覧ありがとうございました〜。

これでやっと年が越せる…2020年も当ブログをよろしくお願いします!(いや、遅いわ)

 

 


絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(2020) 1話 感想|心療内科で診てもらって!

 

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えっと…前作の結末がどんなもんだったかって、覚えてないんですよね…実は(笑)

視聴前にキャストを知った時、某アイドルグループみたいに

メンバーが半分くらい入れ替え制になっているのに驚き。

伊藤淳史さんって結局どうなってたんだっけ?という疑問も持ったけど、

軽く検索してみてようやく「あ〜…」と思い出すという…

少しでも良いから振り返って欲しかったかなぁ。

 

さて、元祖主演の方の出番がなくなり、ある意味「"新生"絶対零度」として

生まれ変わった本作。悪くなかったです。

縦軸のエピソードも、井沢(沢村一樹)が一線を越えてしまったのか?に絞った事で

見やすくなりましたし、アクションシーンで存分に楽しませつつ、

後半は井沢の過去も絡めて人間模様の重さで魅せる…というメリハリの付け方も良く、

この作りならば「絶対零度」という名のブランドに囚われずに

のびのびとやって行けるんじゃないかな?と期待させてくれた初回でした。

 

そして、本作の見所は何といっても、沢村一樹さん演じる"井沢範人"ですよねぇ…

前作もそうでしたが、この主人公見たさに見ているようなものなのです。

「殺そうとした事、殺せなかった事、どちらも後悔する」

「正解がないのなら、自分が正しいと思った道を、強い意志を持って進むしかない」

色々と良いなぁ…と思う部分はありましたが、特にこのシーンでの姿が印象的。

殺意と善意の境界線で揺れ動いている中に、ほんの苦しみが自分でも気づかない所で

ゆらゆらと現れて来るような演技が堪らなかった。

 

しかし…状態が悪化しているのは気のせいですかね。

自宅に帰ってきたらはっきりと妻と子の残像が見えるんですよ??

もう「やめろーーー!!」ってそばで言って止められるレベルじゃないでしょ。

まさか、年明けても「心療内科に行ってこい!」なんてツッコむ事になるとはねぇ…

あとツッコミポイントと言えば、主題歌。

家入レオさんなのは嬉しかったけど…今回、入りがちと軽い(泣)

「僕が止める」「愛を止めて〜♪」に吹き出してしまった私なのでした。

 

"新生"絶対零度は受け入れられそうですけど、主題歌は…慣れるかなぁ(笑)

 

 

↓次回の感想はこちら↓

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教場 後編 感想|オリジナルストーリーはFODで!…とかでなくて良かった。

 

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学園モノらしく、最後は綺麗にまとめましたね。

 

前半の南原(井之脇海)までがミステリーらしさ全開だったので、

その後の菱沼(川口春奈)&枝元(富田望生)のエピソード、5人の焚き火シーン、

都築(味方良介)への贈る言葉と、漂白されていく面々の展開続きなのには

高低差があって、割と驚きました(笑)

なので、もう少し前編のような毒々しい話を見てみたかったかな…とは思いましたが、

これはこれで、ラストも含めて

「ターニングポイントとなるであろう、それぞれの"人生の一部"を覗かせてもらった」

という感じもしますし、まだお正月ムードなのもあって良かったんじゃないですかね。

 

ただ…風間(木村拓哉)と当時の部下の関係性、義眼になった過去などが

明かされなかったのは、やっぱり消化不良ではあったかも。

わたしゃてっきり、都築の父も事件に絡んでいたから、

息子をターゲットにして調査する程執着していたんだろうなぁ…と思っていたんですが、

特に何も繋がりはなかったですからね。

 

あとは…明石家さんまさん、ちょこっと出演されてましたね。

フジテレビってこういう、出演者関係のサプライズ、好きだよなぁ(笑)

「マスカレードホテル」よりは、かなり分かりやすかったでしょう。

それにしても、さんまさんがあの教場を突破出来たとは全然思えないんですけど…

喋り倒して空気の流れを持って行きそうな感じがしてさw

 

最後の最後に三浦貴大さん、上白石萌歌さん、佐久間由衣さんを登場させるという

贅沢なキャスティングにも驚きでした。

まさかモブでは終わらせないでしょ?(さっき書いた、風間にまつわる過去も含めて)

オリジナルストーリーはFODかU-NEXTで!

とかだったら作品への評価も変わるよ?と不安だったんですが、

最近多い 商売っ気満々の誘導をしなかったのも好感が持てました。

 

後編は「綺麗」という印象が強くはありましたが、

とにかく主演とそれを固める主要人物の新境地を魅せられたという満足感を覚える

作品だったのには間違いありませんでしたし、

暗みがかった映像も、佐藤直紀さんの作る劇伴&挿入の上手さにもヒリヒリとさせられ、

演出面でもかなり骨太な作りになっていたと思います。

 

面白かった!

正月休みの最後の日に、この作品を見られて良かった。

携わった出演者とスタッフの面々に、またどこかでお会いしたいです。

 

 

↓前編の感想はこちら↓

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教場 前編 感想|油断してはならない警察24時。

 

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いや、警察官のたまごじゃなくて、犯罪者のたまごばっかりやないか!

適正テストとか面接とかいくつも選考はあっただろうに、

採用担当者は何をしていたのか…とツッコミつつも。

殺された遺族が関係している事件の情報を得るため、復讐するために

何年後かに警察官になる主人公の設定はドラマではあるあるな一方で、

同じ舞台でも、それらを振るい落とそうとする教官の視点に立った話は

割と新しいのかもしれないな…とも思い、徐々に興味深く視聴出来ました。

 

でも、何が一番怖かったかって、SNSで流れてくる警察学校経験者の呟きに

「こんなのあり得ない」ではなく「リアルでもこんな感じだったなぁ」みたいな内容が

多かった所ですよ(笑)

このドラマの登場人物程ではないんでしょうが、

少なからず、復讐を目論んでいた人はいたのかもしれませんね。

…あ、南原(井之脇海)のように、拳銃マニアで銃を持ちたかったからという

動機でなった人は多そうですけど。

(それにしても、2日前とは別人なくらい変態キャラだったなぁw)

 

個人的に期待していた「木村拓哉さんの新境地」の方は、想像以上に良かったです。

…というか、良いわ。好きだわ。

悪魔なのか正義の味方なのか、

境界線が曖昧な感じの中間的な役がハマる驚き。

木村さんと言えば、ブルゾンとかシャツとか、ちょっとダボっとした

カジュアルな服装のイメージがあったんですけど、

ピチッとした制服でメガネで…なんて硬派な格好も似合ってしまうんですね。

むしろ、経験を重ねて渋味も増した今、そっちの方がしっくり来るのかも。

義眼は最初CGかと思ってたんですけど、微かに動いているから

特注のカラコンだったりするのでしょうか?

 

ついこの前までやっていた「グランメゾン東京」と本作の共通点は

「脇役の引き立て役に回りつつも、存在感はさり気なく残す」といった所。

前者がトレンディドラマの先駆者でもある「いつもの俺様キャラのキムタク」という

視聴者の持つイメージを、適度なタイミングで掴みを挿入する形で

あえて利用した作りならば。

後者はスターである「異質感」を逆手に取り、それを殺伐とした警察学校という

非現実な物語に落とし込む事で、主人公一人が浮く事なく、

画作りも含めてミステリアスな作品に仕上がっていたのではないかと思いました。

主人公は白髪なので、なんでわざわざキムタク?もっと年相応の役者がいるだろうと

思う方もいるかもしれませんが、

新しい顔を見せたい意欲が感じられるからこそ見たくなってしまうんですよねぇ…

まだ後編がありますけども、これもまた企画力の勝利だろうな、と確信しています。

 

木村拓哉さん演じる風間公親が魅力的なだけでなく、物語の展開も見入る程の面白さ。

警察官のたまごの2人ずつに焦点を当てたエピソードが

何個にも分けられている構成を見るに、

おそらく原作が短編小説で、目次の「Case1」「Case2」という項目を踏まえて

作られているんだと思いますが、

本作の場合はそれを連続ドラマの形式にしなくて正解でした。

連続ドラマだと、1話で1エピソード…となり、

下手したら間延びを感じてしまう可能性がありますが、

SPドラマだと限られた時間で闇が次々と暴かれていくので、緊張感が堪りません。

原作の良さを活かせているような気がしました。

 

あと言及したい事としたら…

取調の模擬訓練のシーンでの、空気をガラリと変えるような

佇まいの切り替えっぷりを見せた大島優子さんの演技も、

西畑大吾さんのニヒルな笑みを浮かべた姿も印象的でした。

優子さんは朝ドラの時もそうでしたが、

ここだ!という時の人を惹きつける力が増してきましたね。

西畑さんは過去に「僕キセ4話」 の感想でも触れましたが、表情の魅せ方が本当に上手い!

そんな感じで、主人公を固める役者陣の演技も楽しみました。

 

後編では風間の過去の他に、宮坂(工藤阿須加)と都築(味方良介)の関係、

南原の件、菱沼(川口春奈)の化粧の秘密など、まだまだ一波乱ありそうですが…

明日も期待しています。

 

いや〜、この時期のSPの中では一番の当たりかも?

(まだ「何食べ」を見ていませんが(笑)) 

 

 

↓後編の感想はこちら↓

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狙われた半沢直樹のパスワード 感想|カエサルの者はカエサルにー!やっぱりフィッシング詐欺な作り。

 

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以前放送した「半沢直樹」は未視聴。

今回のSPは内容に関する事前情報を得ないまま、

4月の続編に向けてどんな感じなのかを掴むために見てみたのですが…

えっと…これは「エピソードゼロ」じゃなくて「スピンオフ」なのでは?

エピソードゼロだと言うんで、てっきり半沢直樹堺雅人)の若年期を

吉沢亮さんが演じる話だと思っていたんですが、内容は全くの別ドラマみたいでした。

 

堺雅人さんと及川光博さんが出演される件も。

まぁ、宣伝したとして、どうせ最後の数分に出番があるくらいだろうとも

予想していたから、そこは案の定そうでしたけども…

何でしょうね、「今回の内容を知らされてない」感満載なのが

2人のシーンから伝わるのは気のせい?

話している内容は、騒動の事じゃなくて半沢自身の事ばっかりですし。

場面転換も、今回のSPにあってもなくても支障のない繋げ方でしたし。

スピンオフ的な作りで半沢が物語に直接絡みもしない…

こりゃあ、ある意味、視聴者がフィッシング詐欺に遭うようなものでしたな。

 

それにしても、W吉沢が有能であったこのドラマ。

特に高坂(吉沢亮)の仕事っぷりが半端ない。

犯人を突き止めるのは誰にでも出来るかもしれませんけど、

他に案件を抱えているかもしれない日々の中で、今後起きそうな事件を未然に防ごうと

わざわざダミー画面を作る&スマホの遠隔操作までやる余裕があるんだから

どこかの早すぎる探偵さんもビックリもんでしょ。

倍返しだ!よりも、カエサルの者はカエサルに!トリック返し!って台詞が

すぐに浮かんでしまった私(笑)

もはや詐欺関与経験者なのを隠していないみたいですし、

逆にあれだけ才能のある人が、今回の件が勃発するまで

なぜ手持ち無沙汰な存在に扱われていたのかが不思議で堪らないんですがw

 

で、若本(吉沢悠)の方も、

来栖(玉置玲央)をつけて場所を特定するくらいの出来る先輩ですし…

行動派と頭脳派でコンビで活躍するドラマが見たくなってしまいましたよ。

吉沢亮さんをちょっと個性的なキャラにして、探偵の役にしてさ。

唯一、浜村(今田美桜)がPC画面を見ている時に若本が声をかけなかったのは

最初は迂闊だと思いましたけど、占いのページだったというのを

遠くから見えていたからなのか…?と考えれば良いのかしら。

 

その他に書くべき事としては…

スペックを発揮する高坂を、PC画面の視点でピンポイントに映す

カットが多かったって所ですかね。

きっとここを一番見せたかったんだろうというのがよく分かる…けれども、

不正プログラムを解いている間に美しい顔を堪能出来たので、良いや(笑)

クールで澄ました佇まいからの、城崎(緒形直人)を追い詰める時の

目に情熱を宿した表情の切り替えっぷりが印象的だったので、良いや。

 

尾上松也さんの匂わせも分かりやすかったけど、

4月の続編には、もう吉沢亮さんと今田美桜さんの出番はないのかな?

 


忘却のサチコ 新春スペシャル 感想|ちょっと大人し目だったかな?

 

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一昨年にやっていたSPも1月2日。何だか運命を感じちゃいますねぇ。

 

このドラマはね…とにかく高畑充希さん演じるサチコが愛おし過ぎるんですよ。

でも、「同期のサクラ」を見てからだと、同じ「個性的なキャラクター」でも

こちらの方が性格とか声色が丸みを帯びていて、

ふんわりとしたお嬢さんって感じがするんですよね。

そんな違いが出るのは多分、人思いで世話焼きな母親役のふせえりさんの存在があるからで、

きっと「この母親に育てられた」というバックボーンを踏まえた上で

演じられているのかもしれません。

 

ステーキに浮気しそうだからって見ないようにするサチコも可愛い。

ストーカーの設定で絶妙な距離で撮影をするサチコも可愛い。

デートの格好のサチコも可愛い。可愛い事づくし。

 

でも、キャラクターは楽しんでも…食べた時のリアクションを表す演出は

今までよりかなり大人し目だったかな?という気もしましたね。

初めて見た時の「部活上がりの、中学生の、それ!」で気に入って

連ドラも見続けた私にとっては、弾けていないようで物足りない感じ。

1個だけ絵画のパロディをしたのはあったけど…

某猫と宇宙のクソコラとか、急に踊り出す寸劇とか、

もっと"感動と衝撃を味わう"サチコも見てみたかったです。

 

俊吾(早乙女太一)さんは相変わらず女たらしで(笑)

また過去をぶり返しちゃって大丈夫かなぁ…と終盤になって心配してしまったものの、

小林(葉山奨之)くんとパンを抱えながら帰ろうとするシーンを見たら、

この人といればきっと大丈夫かも…と、今後に少し期待出来そうな予感もしました。

 

「令和の恋」早く迎えられると良いけども。

 

 

↓連続ドラマの感想はこちら↓ 

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義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル 感想|TBS、お前もか!

 

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連ドラ時代の回想を適度に絡ませる事で、同窓会的な懐かしさに浸りつつも、

現代の子育て問題・コミュニティのあり方に一石を投じる作り…

 

真面目なテーマを用いていても、亜希子(綾瀬はるか)の動きを中心に

程良く笑えて、終盤での様々な「アイノカタチ」で胸にジーンと来る、

見やすいハートフルコメディの形に落とし込めているのは流石でした。

それに加えて、ふなっしー袋のネタ回収や、親子の間に生まれる小さな奇跡、

相変わらず合わないハイタッチなど、当時では馴染みの要素も盛り込んでいて、

「社会派」でもありつつ「らしさ」もある、新旧織り混ざったSPドラマだったと思います。

 

しかし、気になる点がいくつも見受けられたのも確かです。

例えば、麦田佐藤健)も言っていたように、麦田の父親のDNAを専務のものとして

親子である事を証明しようと思いつくみゆき(上白石萌歌)の行為は犯罪ですし。

また、親がやって来ないから信用出来ないという気持ちも分からなくもないものの、

2週間経っても警察に届け出を出そうとせず預かると決めたのも、

新ビジネスを立ち上げる程賢い&成人間近の大学生にしては考えが浅はかでないかな?

という気がしました。

それに、よくよく考えたら、親が来るのに時間がかかったのも

届け出を済ませてなかったからですよね。(済ませていたら、もっと早く来ていたはず)

 

今回はふなっしーパッケージの某ゴムといい、あそこをガン見する3人といい

今までより割と下なネタが多かったですが、

母乳は……………ちょっと引いちゃったかなぁ。

っていうか、母乳だと確定していないまま飲ませるのも危険ですし、

原因を追求しながら向き合っていく亜希子さんらしくもないような感じ。

 

そんな訳でツッコミどころもありましたけど…一番モヤっとしたのは、あれですよね。

続きはhulParaviで!案件。

言葉は悪いですが、

TBS、お前もか!とうとうやりおったか!

と思ってしまった私。

最近、オリジナルエピソードを作って月額動画配信サイトの入会を呼びかけるのが

増えてきましたよねぇ。そんなのばっかり。

各登場人物をもっと知りたい人向けの、いわばファン向けのサイドストーリーだったら

別に何も言わなかったんですけど、

本編で新キャラに所々出番を作って「この人は誰なんだ?」と興味を持たせてからの…

っていう煽り方が嫌で(苦笑)

だって、入らせようとする気満々じゃないですか。

まぁ、竹野内豊さん見たさに入っちゃうのかもなぁ…と思うと

まんまと引っかかったみたいで悔しいw

 

けれども、再建事業に対する、ファンタジーではないガチな仕事ぶりを見せる亜希子さんも、

その姿を横で微笑みながら見ているみゆきも

当時と変わらずやっぱり好きだなぁと思えましたし。

放送前まで「〜でしたも」なんて天然さを発揮していた綾瀬はるかさんが、

本作では眼鏡を外した状態でもキリッとされていて別人のように映った事でも、

女優としての凄さを再確認させられもしました。

専務役の赤ちゃんの、泣く⇆寝るの表情の切り替えも、

場面に合わせたにんまり笑顔も上手かったです。

 

基本的には面白かったけど、最後が、最後がなぁ…。

Paraviへの誘導展開が無ければ良い印象のまま終われたのに。

 


2020年 明けましておめでとうございます!

 

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明けましておめでとうございます!

2020年もよろしくお願い致します。

 

ブログを始めてから約1年3ヶ月が過ぎました。

普段飽き性の私がここまで続けて来られたのは

「面白いから書きたい!」「ツッコみたい!」精神でやっているのもそうですが、

Google検索、Twitterブログ村はてなブログなどから

多くの読者様にご訪問頂いた事が、一番大きいと思っています。

日々の励みになりました。昨年は誠にありがとうございました。

コメント、INポイントのクリックも!とても嬉しい限りです。

 

語彙力も何にもない、ただ自分の好きなように書いているだけのブログですが、

「この人、また何か書いてるな〜」くらいの感覚で、

時間が空いた時などに気軽に見て頂けると幸いです。

 

 

で、新年のドラマ情報は、なんとなんと…

私の大好きな「きのう何食べた?」のスペシャルから始まりますよ!!!

初ドラマがこの作品…という事が何だか感慨深い。

続編でまたシロさんとケンジさんに会いたい…と思っていたけれど、

まさか元旦で会えるとは〜〜〜っ。私にとってはこれが福袋です♪

 

あと見る予定としては…

2日:義母と娘のブルースSP、忘却のサチコSP

3日:半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ

4,5日:教場

で考えてます。

3〜5日深夜の「破天荒フェニックス」は…見るかどうかは分かりません。

 

ギボムスとサチコも好きな作品なので…本当に年始から生活が潤いそう(笑)

3日の本家の「半沢直樹」は見た事はないんですが(4月に向けて予習はするつもり)

どんな感じかな〜とチェックする形で見るつもりです。

4,5日で2夜連続の「教場」は、昨年の「グランメゾン東京」で

新たな顔を見せてくださった木村拓哉さんからの流れなので、

面白いと良いなぁと思っています。

 

ちなみに、バラエティの方は、我が家では毎年

「格付け」「VS嵐(特にBABA嵐)」を見る事が恒例になっています。

そして、恒例行事といえば家族全員でモノポリーというボードゲームもやっていて、

1位以外の人はお金を出してシュークリームなどを買う…なんてルールで

楽しみながら過ごしている感じです♪

 

新年の目標は…そうですね、もう少し計画的に物事を進められる人になりたいです。

プライベートの方は、まず家計簿を付ける!レシートを財布に貯めない!w

ブログの方は…あっ…とにかく先に、去年の年間ランキングを

最低でも5日までには投稿したいです(笑)

もし待ってくださっている方がいましたら、年を越してしまってすみませんf(^^;

(いてくれたら嬉しいけど)

 

という訳で、新年もどうかよろしくお願い致します!

良いお正月を〜ヽ(´∀`)ノ

 


2019年 秋ドラマ 総括|変人だらけのクールも、明暗分かれる結果に

 

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どうも、りんころです。

毎度おなじみ、今期見た秋ドラマ20作品のランキング付けです。

年間ランキングもあるし、今年もあと1日で終わっちゃうので…

ざっくりと発表していきます!(と言いつつやっぱり長くなる ←最早定期かもしれない)

 

ちなみに、視聴前に付けた期待度ランキングはこんな感じ↓

1位 シャーロック(フジ・月9)

2位 時効警察はじめました(テレ朝・金11)

3位 死役所(テレ東・水深夜)

4位 ミス・ジコチョー 〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜(NHK総合・金10)

5位 まだ結婚できない男(フジ・火9)

あらら、TOP5の中にどれも入っていない…(ちなみに最高順位は7位)

期待していた作品がそこまで…で、逆に、思った以上に面白い!という作品が

自分の中では多かったみたいです。

 

ここから下は、あくまでも個人的なランキングです!!

下に行くほど褒めるだけでないコメントも出てきます。

(そして、全部のランキング付けと振り返りをしただけあって、

ボリューム大な記事となってます。お時間のある方にオススメ。)

ではでは…

 

 

2019年 秋ドラマ ランキング

 

視聴した20作品の順位を発表していきます。

※上から
順位 タイトル(放送局・曜日・時間)視聴前期待度(最大:★5つ)
という構成になっております。

感想記事のリンクも貼ってあるので、詳しい内容を見たい!という方は、よろしければ。

 

1位 最優秀作品賞

G線上のあなたと私(TBS・火曜22時)★★★

 

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恋愛を取り扱ったドラマといえば、若者受けを狙った胸キュン優先のラブコメや、

昔の月9かのようなトレンディ感の残る、言わば既視感のある設定の作品ばかりの昨今で、

本作は新たな可能性を提示してくれました。

 

偶然ライバルに出会う展開、手繋ぎ、壁ドンなど、

確かに「ザ・恋愛要素」は盛り込まれていたものの。

それでもこの世界の登場人物が愛しい、応援したいと思えたのは、

嫉妬、刺激、挫折…といった日常で誰しもが経験するであろう出来事をベースとし、

そこから恋愛に発展するかもしれない…という絡め方が

丁寧だったからだと考えています。

 

ドラマや本に終わりはあっても、

自身が生きて行く上で差し掛かるターニングポイントに終わりはない。

しかし、どんなに辛い事が待っていたとしても

「好き」という気持ちでい続ければ前に進める。

 

そんな人生の荒波を、クスッとさせられる会話劇も交えながら

優しく、温かく描いてくれた作品でした。

見終わった後に勇気づけられる作品に出会えた事、本当に嬉しく思います。

 

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2位 優秀作品賞

俺の話は長い(日本テレビ・土曜22時)★★★

 

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題材がホームドラマである事、30分×2本構成という斬新な試みから、

最初は「令和版サザエさん」のような作りになっていくのかな?と思いましたが。

その予想を飛び越え、昔ながらの懐かしい下町的世界観に

現代家族の世相の反映という対比が効いた、妙な味わい深さが残る作品でした。

 

1位の「G線上」と同じく、こちらも会話劇が心地良く、

1つ1つの台詞にツッコみきれないくらい、たくさん笑わせられました。

しかし、年齢や経験を重ねれば重ねるほど、どの登場人物の目線になって見てしまうか?

どんな風にその人の想いを受け取るのか?が世代ごとに異なってくる訳で、

笑わせられつつも実は考えさせられる…という意味では、

小さい子供から大人まで、老若男女が楽しめる土曜の夜には

最適過ぎるコンセプトだったんじゃないでしょうか。

 

満が生田斗真さんじゃなかったら、春海が清原果耶さんじゃなかったら、

綾子が小池栄子さんじゃなかったら…本作の面白さもかなり違っていた事でしょう。

自然体な演技で魅せる、実力派俳優・女優によるやり取りの上手さも光りました。

スペシャルでも良いから、また同じキャストでお会いしたいです。

 

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3位 作品賞

少年寅次郎(NHK総合・土曜21時)★★★

  

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男はつらいよ」シリーズは、名前を知っているだけで全く見た事はなかったので、

そんな私でも楽しめるのかなぁ…?というほんの不安を抱えたまま見始めましたが、

「家族愛」を描く1本の作品として成立していると思わせられる程の

満足感を味わう事が出来ました。

 

本作の最大の功績はやはり、寅次郎を演じた藤原颯音くんと井上優吏くんの

配役の上手さにあり、

この2人でなければ、寅次郎の目線に立って感情移入してしまう事も

少なかったかもしれません。

プロの役者という訳ではなく、子供らしいあどけなさが残っている所が

逆にリアルに感じられて良かったですし、

そこに慈悲に満ちた聖母のような井上真央さんの佇まいが

見事にマッチングした作品となりました。

 

ドラマチックな演出で魅せる作品、

SNSや詐欺など現代に沿った社会派作品などが増えている分、

本作の、学校の廊下に立たされる、げんこつ、といった昭和らしさ全開の世界観には

新鮮さが感じられた気がします。

何気ない日常でもクスッとさせられる温かさ。どこかニクめない車屋の人々。

岡田惠和さんが得意とする作風の真骨頂が発揮された一品でした。

 

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4位

おいしい給食(テレビ神奈川 他・木曜23時)(-)

 

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こちらは感想は全然書いていませんでしたが、最終回まで楽しく視聴しました。

 

「ROOKIES」でのヤンキーな役で市原隼人さんを知った私にとっては、

本作での甘利田先生はある意味衝撃的な出会いでした(笑)

(次点は、「明日の君がもっと好き」での三味線ファイヤーな主人公w)

給食の歴史について心の中で熱弁したり、表情豊かに味わったり、

校歌を歌う時にノリノリで腕を振ったりする役をやられるなんて誰が想像していた事か。

もうね、甘利田先生のシュールな動きを見ているだけでお腹痛いのに、

毎回自分の発案した斜め上の食べ方を見せつける神野くんの賢さが

また面白過ぎるんですよねぇ…

 

しかし、ただ笑って終われるコメディという訳ではなく、

「日常の根幹は食にあり」というメッセージも込められていました。

当たり前に出される給食=食事でも、コミュニケーションを生み出す存在として

それが如何に価値のあるものであったかを

(しかも、大人になって懐かしみながら見るから尚更)、

給食をこよなく愛する二人が関係を築いていく過程を通して考えさせられ、

見終わった後は思わず感謝したくなってしまう余韻もありました。

 

学園ドラマのジャンルで「給食」という学校生活ならではのイベントに特化した

アプローチの仕方も革新的で、

地上波では真似出来ない、視聴率に囚われない地方局制作だからこその

自由さが活きた作品として、記憶に残りそうです。

 

 

5位

グランメゾン東京(TBS・日曜21時)★★★

 

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「A LIFE」「BG」と、豪華なキャストを揃えただけの

主人公上げ周り下げの作風が顕著な印象があったキムタクドラマでしたが、

本作は良い意味で裏切られました。

 

どん底から這い上がるため、仲間を集めて夢を叶えるまでのサクセスストーリーは

日曜劇場では王道中の王道。

引き抜きや裏切り、分かりやすい悪役の存在など、

シナリオや設定自体は従来の池井戸班の作品と特に変わり映えはなく、

それだけなら「またいつもの暑苦しい流れか」とお腹いっぱいになりそうなものを。

そこに木村拓哉さんの強みである「画面の引きつけ力」を適度なタイミングで絡ませ、

最終的に両者のいいとこ取りをした、

食べ合わせの良い作品に仕上がっていたのがお見事でした。

 

木村拓哉さんを、あえて脇役を引き立たせるサポート役に徹底させた事。

ヒロイン役に、柔らかでありつつも芯の通った佇まいをも併せ持つ鈴木京香さん、

影のまとめ役を演じさせるには安定感のある沢村一樹さんのキャスティングなど、

プロデューサーの企画力が勝った作品だったと思います。

 

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6位

リカ(フジテレビ・土曜23時40分)★★★

 

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もう平常心では高岡早紀さんを見られないほどの、

怪演!怪演!!怪演!!!のオンパレードで視聴者を圧倒しまくった作品でした。

 

正直言うと、第一部の方が遥かに衝撃度は高かったものの、

それでも最後まで満足出来たのは、主人公の過去を1話分使って共感を煽らず、

翻弄されていく登場人物と共に「怖い」というイメージを持たせ続けた

エンターテインメント的作りで徹底させていたからかもしれません。

 

「28歳のリカです」「チッ」「…死ねばいい」 から始まり、

ハーバリウムターミネーターリカや自作クソコラ家族写真など

数々の名台詞や名シーンを残してくれました。

 

その中でも、個人的にツボに入った自作クソコラ家族写真の画像を

最後に貼らせていただきます。

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もしこれがオリジナルだったら、考えた人がセンスあり過ぎですよねぇ(笑)

 

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7位

死役所(テレビ東京・水曜24時12分)★★★★

 

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前半でミチルの詮索パートと死者の1話完結パートを同時進行させてしまったが為に、

後者の手厚い「人間ドラマ」の物語を堪能出来る機会が十分になかった事、

そして、最終回ではそれが響き、書きたい内容を書き切れてないと察せられる程の

構成力の弱さが、何とも残り惜しい作品ではありました。

 

しかし、ドラマチックに死者とその家族を会わせる感動展開は一切排除し、

エピソード自体は死に関する壮絶な過去を取り扱いながらも、

あくまでも「死は案外呆気なく訪れてくる」を貫き通した

淡々とした作りにとても好感が持てました。

 

ミチル自体は死役所の人々を引っ掻き回す存在だったので、

あまり好きにはなれませんでしたが、

彼女のように「しょうもない理由」で若い内から命を絶ってしまった人も

多くいるんじゃないかとも思わされます。

 

様々な「死の形」を覗かせてもらった作品。

近いうちに、続編でまたお会いしたいです。

 

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8位

時効警察はじめました(テレビ朝日・金曜23時15分)★★★★

 

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予習しようと思っていた前シリーズは残念ながらほとんど見きれなかったものの、

今シリーズ単体で考えれば、脚本家それぞれの独自性は残しつつも

神秘的な世界観にはブレがなかった点、

そして深夜にしては凝っているミステリー要素も含めて

割と完成度は高い作品だったんじゃないかと思います。

熱狂的なファンがいるのもよく分かる。

 

向井理さんや松重豊さん、山崎賢人さんや中島美嘉など

ゲストは深夜ドラマには勿体無いくらい豪華でしたが、

ただゲストの演技で魅せるだけでなく、

肩の力を抜いて笑わされる時効警察課でのやり取り、シュールな小ネタやトリックなど

全方位で充実した1時間を過ごす事が出来ました。

 

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9位

孤独のグルメ Season8(テレビ東京・金曜24時12分)★★★

 

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前シリーズから視聴し始めた本作。

前と比べると、店を決めるまでの流れが早かったり、食べる量が若干減っていたりと

変化が感じられたように思いましたが、

その代わり、街並みや店の内観を引きの画面でじっくりと見せてくれる演出が増え、

進化した「孤独のグルメ」として形を残せたんじゃないでしょうか。

 

個人的に一番行ってみたいと思えたお店は、

4話での大きなパンケーキのお店と、9話のインドカレーのお店。

9話に関しては、実はチラッと映った「なぜそばにラー油を…」という店は

かつて行った事があり、まさか隣にあんなに美味しそうなカレー屋があるとは…と

良い情報を得た気分でした(笑)

 

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10位

まだ結婚できない男(フジテレビ・火曜21時)★★★★

 

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正直言っちゃうと、桑野さんのキャラクターが面白くてこの順位です(キッパリ)

 

13年ぶりというブランクを全く感じさせない阿部寛さんの曲者っぷりの演技が素晴らしく、

それだけ笑わせられるシーンも多くて、

全体的には1時間があっという間に感じた作品ではありましたが。

内容の方は、前作の女性陣のキャラクターをそのまま配置換えした

所謂「二番煎じ」感は否めず、

一応現代らしく「セカンドステージ」「結婚観の違い」を取り入れてはみたものの、

結局同窓会的ノリで打ち消されて、

今の時代にわざわざ続編として作られるべき作品であったのか?は

中途半端なまま終わってしまったのが残念でした。

 

前作が名作だと、続編を作るハードルもかなり高くなり、

余程の脚本力がないと「前の方が面白かった」と言われる事も多くなります。

本作は、まさにその典型的な例を見た作品でした。

 

せめて隣人は、今期の某水10のような新婚夫婦とかに変更して、

恋愛に全く絡まない一息つかせる立場にしてみても良かったんじゃないでしょうか。

 

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以下は、ちょっとだけ簡単に。

10位まで見られれば良い!ノミネート賞の方を見たい!という方は、

こちらを押すと「超個人的なノミネート賞」のページに飛びます。

 

 

11位

生田家の朝(日本テレビ・月〜金曜7時50分頃)★★★

 

てっきり全20話だと思い込んでいたので、途中からガラッと「緑山家の朝」に

変わってしまったのには寂しさがありましたが、

プロデューサーも狙っていたように、ZIP!と繋がっていたオチや

生田家の生活をテレビで見る夫婦…など、所々に施されるサプライズは面白く、

マンネリを感じさせない作りにしようという意気込みは確かに感じられた作品でした。

 

前シリーズなら「出来事」、

今シリーズなら「モノ・コト」に特化させた印象のある本作ですが、

エピソード自体も前作に負けず劣らず、ツッコミながら楽しく見られました。

来年また続編をやるとしたら、違う季節での生田家の日常を見てみたいです。

 

 

12位

緑山家の朝(日本テレビ・月〜金曜7時50分頃)(-) 

 

こちらは「生田家の朝」よりもシュールさに磨きがかかっていて、

ああ、なんかバカリズムさんらしい作品だなぁという印象を持ちました。

 

生田家と違って二人暮らし(夫婦だけ)なので、職業はサラッと紹介していたものの

二人が今どんな日常を過ごしているのか?はあまり見えてこない感じではありましたが、

これはこれで「近所の家をチラッと見る」くらいの感覚で

アリなんじゃないかなぁと思います。

 

 

13位

ひとりキャンプで食って寝る(テレビ東京・金曜24時52分)★★★

 

ひとりと言いながら毎回誰かとの出会いはあるし、

食べたい物があっても結局は食べられないまま終わったりもする。

思うようには行かない日々だけど、その「思うようには」の中には

案外心が救われる出来事があったりもする…

キャンプを通してそんな「人生そのもの」を映してみせた作品でした。

 

内容自体はドラマっぽくはなく、主人公が何かしている様子を

ただ淡々と見せる作りではありましたが、

この人の日常はこれからもこうやって続いて行くんだろうなぁ…と思わせられる

締め方も「らしい」感じで良かったです。

 

実験的な遊び心溢れる劇伴も、食べ物に火が通った時のカットも、

キャンパー同士で語り合っているのをじっくり映す映像も、どれもお気に入りでした。

 

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14位

ミス・ジコチョー 〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜

NHK総合・金曜22時)★★★★

 

高齢者運転の回や団地付き合いの回、長時間労働の回など、

現代社会を用いたエピソードで考えさせられる時もありましたが、

全体的には「失敗学」の引き出しが少なかったのかな?という印象の残る

作品となってしまいました。

事件の結末自体もちょっと弱いのがちらほら見受けられたし…

 

「私、失敗しちゃった」と言う主人公を演じる松雪泰子さんには愛着が持てましたが、

個人的に期待していたほどハマる事はなかったのは、

実証をするシーンでの研究員の軽さや、テレビ朝日ドラマのような雰囲気に既視感を覚え、

その2つが最後まで引っかかってしまった…というのがあるのかもしれません。

 

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15位

左ききのエレン(TBS・火曜25時28分)(-)

 

光一に近い年齢である事、同じような職業であるという事から、

彼の成長物語としては身につまされる部分もあり面白く見られましたが、

肝心のエレンの話は最後まで謎めいていた印象で、

個人的には、そちらにはあまり興味が持てないまま終わってしまいました。

 

営業マンの回も、9話辺りでの宣伝部長と会議で関わる回にも

グッと来るものがあったので、エレンを絡めず

広告代理店を舞台に、もがきながらも自分の居場所を確立させていく群像劇として

このドラマを見たかった気がします。

 

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16位

シャーロック(フジテレビ・月曜21時)★★★★

 

OPの見せ方がカッコイイ!飄々とした佇まいのおディーンさんがカッコイイ!

映像も劇伴もカッコイイ!と、そんなカッコイイ尽くしで見終えてしまった感じでした。

 

肝心の内容の方は、時々トリッキーな作りで楽しませてくれた回もあったものの、

ミステリーの醍醐味である「そこにヒントが隠されていたのか!」という驚きも、

ディーンさん×太田Pのタッグが共通点の「モンテ・クリスト伯」「レ・ミゼラブル」で

見せた人間模様の深みも足りなかったのが残念です。

まぁ、原作が有名な小説なので、トリックも捻りが効いていて

Wで見応えのある作品になるんじゃないかという先入観を持ってしまった

部分もあるのかもしれませんが。

 

それでは、最後にご唱和下さい…

\結局守谷は誰やねん!/

 

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17位

同期のサクラ(日本テレビ・水曜22時)★★★

 

変わった主人公が仲間に喝を入れる展開、そしてファンタジーな世界観は、

遊川和彦さんが以前手がけた「ハケン占い師アタル」と同じフォーマットではあったものの。

本作の方は説教臭さが感じられないし、居場所を確立していく若者の物語として

応援したい気持ちにもさせられるなぁ…と好感を持って見ていたのですが…

1週空いてから、どうして同期達があんなに鬼畜になってしまったのか…(泣)

それだけが残念でなりませんでした。

うつ病を抱えている人には見せちゃダメ、絶対。

 

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18位

ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(テレビ朝日・木曜21時)★★★

 

毎回ナレーションで「どこの医局にも属さないフリーランス」と

大門の事を紹介していましたが、

ただ東帝大病院に雇われているバイトにしか見えないのは気のせいでしょうか(汗)

 

初回で病院の改革をするほど、「この人、只者じゃないな」という感じを

新キャラのニコラスから匂わせていた割には、最終的には何もなかったかのように

チームで彼を手術して解決!で綺麗にまとめるのもなんだかなぁ〜。

キャストにお金かけて、変に力まなくても良かったんじゃない? 

 

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19位

おっさんずラブ -in the sky-(テレビ朝日・土曜23時15分)★★★

 

テレ朝がヒット作の続編を作ったら、こんな感じになるのね…という例を

見せられた作品でした。

 

色々モヤっとする所はあったけれど、極め付けは春田×黒澤機長のオチ。

二次創作物を漁ったり、映画に何回も足を運んだりするほどの熱狂的ファンでは

全然なかった私でも、最終まで見てきてガッカリさせられるくらいですから、

好んで見ていた方にとってはどう映ったんでしょうね。

 

恋愛描写すら雑に扱うんだったら、また続編をやろうなんて考えないで下さい…。

 

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20位

モトカレマニア(フジテレビ・木曜22時)★

 

ズレている所はあっても弾けようとしているのは伝わって、

2話までは好意的に見ていたんですがね…

あーあ、最初からこんなシリアスで散漫とした話だったらもっと早く切っていたのに、

なんで完走しちゃったんだろうと後悔する作品も随分久しぶりです(苦笑)

 

視聴率を見るに、もう打ち切りだと断定しますけど、

打ち切りになったからって保守的に走ろうとしてしまっては、

視聴者もスタッフもどちらも得はしませんよ。本当に。

 

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リタイアしたドラマ…

 

ハル 〜総合商社の女〜(テレビ東京・月曜22時)★★ 

 

3話まで視聴。家庭パートを増やす事で、

従来の再建物語と差別化しようと意図したのかもしれませんが、

別に不仲でもないのに何で離婚したんだろう?何で夫に子供の事を紹介しないんだろう?

というのが一々引っかかり、

「総合商社の女」よりも「よく分からない女」といった印象に(笑)

まぁ、仕事パートも前作と同じく、主人公の腕が不明瞭&アッサリ結末で

大して面白味がなかったんですけどね…。

 

 

4分間のマリーゴールド(TBS・金曜22時)★★ 

 

2話まで視聴。うーん…どうにも綺麗事なストーリーが引っかかって…

のめり込む事が出来ず「もう良いかな」と思って止めてしまいました。

映画だったら、もっと違っていたのかな。

 

 

ニッポンノワール –刑事Yの反乱–

日本テレビ・日曜22時30分)★★★ 

 

1話のみ視聴。最終回の数分だけチラッと見てみましたが、なんだそれ…ってなもんで。

未練残さずスッパリ止めてしまって正解だったと実感しました(笑)

机ドンドン、銃バンバン、警察達がギャーギャー…

あんなノリを日曜の夜に毎週見るとなると、きついですって。

 

                                           

超個人的なノミネート賞

 

主演男優賞 阿部寛(まだ結婚できない男 

13年ぶりというブランクを全く感じさせない、"桑野信介"という人物の日常が

画面の外でもそのまま続いていたんじゃないかと思わせられる程の

演技を見せてくださいました。

高身長で彫りが深い顔の造形だからこそ、得体の知れない感じが出てくるし、

その分実は人想いだったというギャップも大きい。

この役は阿部寛さんしか考えられません!片方の口角が上がった笑い方もツボでした。

 

 

主演女優賞 波瑠(G線上のあなたと私) /高岡早紀(リカ)

今までの出演作品はどれも、どことなくインテリ系で冷めた感じ…という印象が残る

役が多かった波瑠さんですが、

本作で初めて「感情」「ありのままの自分」を見せる役を演じ、

上手く脱皮出来たんじゃないかと思わされました。

メガネに涙を溜めて、会話の答えになってないような

グシャグシャな気持ちをぶつけるシーンは、今でも忘れられません。/

高岡早紀さんの方も、「こんな役がハマるんだ!」という新たな収穫を得られました。

ターミネーターリカなど体を張った演技も良かったですが、

周りの人々よりも瞬きの回数を減らす事で「異質感」を漂わせているような

些細な表情作りには女優魂を見せつけられ、感服させられました。

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助演男優賞 中川大志(G線上のあなたと私)

社会人の一歩手前の大学生だからこその、

しっかりしつつもまだ未熟さの残っているような年頃を

自然体に演じられていたと思います。

 

 

助演女優賞 清原果耶(俺の話は長い)/松下由樹(G線上のあなたと私)

「透明なゆりかご」から目を付けていた女優さんで、今回でやっとの受賞。

役の年頃に合わせた繊細でナイーブな佇まいを演じさせたら安定感があります。

ラジオで自分の投稿が読まれた時の落ち着きのない動き、ソワソワした手が好きでした。/

個人的に、松下由樹さんと言えば「ナースのお仕事」「朝はパン♪」の

イメージがありましたが、それらと肩を並べるくらいの存在感を残していたと思います。

也映子と理人を包み込んでくれるお母さんのような大らかさもあれば、

現実に打ちのめされそうになる弱さも見え隠れし、時に視聴者代表としてハッチャける…

様々な表情を堪能しました。楽しかったです。

 

 

新人賞 藤原颯音、井上優吏(少年寅次郎)

若かりし頃の寅さんだ!凄いな〜!という見た目の抜群さだけでなく、

「寅さんのモノマネしてる」とは感じさせない、子供ならではのあどけなさ、繊細さも

しっかり残した演技が良かったです。

  

 

主題歌賞 関ジャニ∞「友よ」(俺の話は長い)

人生賛歌として、背中を押してくれるような心強い曲に聴こえる時もあれば、

どこか哀愁の漂う切ない曲に聴こえる時もある…そんな2つの顔を見せてくれる曲は

最近のドラマの主題歌としてはかなり新鮮味がありました。

メンバー1人1人の魂の叫びが響き渡る名曲。

友よ (通常盤)

友よ (通常盤)

  • アーティスト:関ジャニ∞
  • 出版社/メーカー: インフィニティ・レコーズ
  • 発売日: 2019/11/27
  • メディア: CD
 

  

 

OP/ED映像賞 シャーロック OP

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(他の2つに合わせるため、「レストレード」の画像は反転させました)

画面に文字をペンで書くだけ…ではあるんですが、

それを美形のディーンさんにやらせるという発想をしたのがもう天才。

書いている姿をアップでまじまじと見られる…ああカッコイイ。

流れる曲もインスト的で世界観を邪魔しない感じも、またカッコイイ。

上の「ワトソン」「レストレード」のようにフェイントを効かせたり、

「メリー盛り上がりMas!」というサプライズ性も盛り込んだりと、

遊び心がある所も好みでした。

 

 

脚本賞 金子茂樹「俺の話は長い」

子供が自立してしまった親世代、未成年の子供を持つ親世代、学生世代、

挫折を味わった社会人世代など、それぞれの世代の心境を全て分かっているんじゃないかと

思わせられる登場人物の描写もさる事ながら。

重く真面目な作風にはせず、コメディの中にほんの真意もあるんだよ…という

落とし込み方をした脚本がお見事でした。

ギャグも日常のやり取りから生まれるものとして徹底していて、

「アイス食べたでしょ」「食べてない」誰もが経験したであろうこんな何気ない会話でも、

無理なく1本の話として成立させてしまう程の引き出しの多さにも驚かされました。

 

 

演出賞 塚原あゆ子山室大輔、青山貴洋「グランメゾン東京」

調理シーンでの、タイムラプスのような躍動感ある演出が好きでした。

料理を映すとなると「美味しそう」と思うものが多いですが、

本作はフランス料理という日本人には物珍しい所を活かし、

艶のある質感、鮮やかな色合いなどにフォーカスを当て、

1つの「芸術品」として魅力を引き立たせたカメラワークにも新鮮さを覚えました。

 

 

劇伴賞 菅野祐悟「シャーロック」 

これは完全に私の好みで、当時大好きだった「刑事ゆがみ」の劇伴に通ずるものが

あるなぁ…と感じられたため、ノミネートさせていただきました。

やはり、ミステリアスな世界観に合わせた曲を作られるのは

お得意なのかもしれませんね。

 

 

特別賞 タツオとおもち(まだ結婚できない男

今期1番の癒し枠でした♥ いつまでもお幸せに…

 

 

今期の振り返り…

 

今期はとにかく、「私、失敗しないので」で知名度のある木9の大門先生を筆頭に、

月9の獅子雄、火9の桑野さん、水10のサクラ、水深夜のシ村さん、

金10の真奈子さん、 金11の霧山さん、土10の満、土11の28歳リカ などなど、

変わり者が主人公の作品が結構揃っていた印象でした。

 

しかし、残念ながら、それら全てが満足に見終える事が出来たとは限らず、

最終的には作品自体の出来不出来の差が大きく開いてしまったのも確かです。

その原因としてはやはり「役者の演技、キャラに頼った話作り」にあるのかもしれません。

(ただし「リカ」は主人公の動きをメインに楽しむ作品なので、

私が今書きたい事とはズレてしまいますが。これは例外として捉えてください。)

 

視聴者を引き寄せるために主人公に個性を見出すのは良い事ですが、

それは結局の所「第一印象」にしかなりません。(ゲストの配役も然り。)

当たり前ですが、興味を持って引き続き見てくれるかどうかは

「充実した内容」「話の作り込み」が重要になってきます。

今期は勿論面白い作品はあったものの、

駆け足気味で中途半端な最終回が多発した事を踏まえると、

その2つが十分に伴っていない作品の方が多かったように思いました。

 

けれども、変わった主人公が共通点でありながらも、ジャンルも作風も重複する所はなく、

それぞれで独自のカラーを出していたのは良かったです。

 

 

*** 

 

以上、秋ドラマの総括でした。

来期も素敵な作品との出会いがあればな〜と思います。

 

閲覧ありがとうございました!

 

えっと、年間ランキングの件ですが…今年もあと1日なので

年内には多分終わらないと思います。いや、無理だと思ってください(笑)

なるべく早く上げたい気持ちではいます〜〜!

 


グランメゾン東京 最終回 感想|日曜劇場「gaku」も見たい!

 

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良くも悪くも、上手くまとめてみせた…感ある最終回でした。

 

ボロボロになったgakuに丹後(尾上菊之助)がやって来たら急に活気を取り戻す展開、

最終回にして江藤(手塚とおる)が良い人化、

萌絵(吉谷彩子)と美優(朝倉あき)による告白大会、リンダ(冨永愛)への説得と、

トントン拍子で1つずつ解決していく印象でしたし。

あれだけ引っ張っていた3年前の事件は、

結局、真相をニュースの形で伝えられる事は出来たのか?どうなったんだ?と

モヤモヤする部分もありましたが…

これからも冒険しようと輝き続ける二人のラストを見て、

まぁ、終わり良ければ全て良しかな?と少し納得できる内容だったと思います。

でも…gakuにも3つ星取らせて、一緒に壇上に並ぶ姿も見てみたかったなぁ…

3つ星落選から数ヶ月、彼らは進化を続けていた…所から始まる

新日曜劇場「gaku」がスタートしても良いのよ?(笑)

 

 

放送開始前は、またいつものキャストが豪華な、そして王様キャラな

「ザ・キムタクドラマ」になるんだろうと思い、そこまで期待していませんでしたが、

最後まで見てきて率直に言うなら、「木村さんの扱い方をよく知ってるな」と感じられる

作品になっていたんじゃないでしょうか。

 

本人自身が「キムタク」という愛称を付けられる程スターなので、

前面に押し出すと我が強い作風になってしまう所をあえて活かし、

本作では基本的にはサポーターに回りつつも、

仲間を引き止めるなどして「この人にしか出来ない事」をビシッと決める時は決める、

塩梅の効いたキャラクターになっていたのが良かったです。

主人公がメインの回がなくても、

縁の下の力持ちとして、存在感はキッチリ出すという作りの上手さも光りました。

 

涙を浮かべる演技にも心揺さぶられるものが大きかったですし、

今まで見てきた出演作品の中では初めて人間臭さが感じられ、

木村拓哉という俳優が一番魅力的に映った作品でもあった気がします。

 

新境地を見せた所で、来年のSPドラマ「教場」も

ちょっと期待してみたいと思わされました。面白いと良いな。

 

 

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