グランメゾン東京 最終回 感想|日曜劇場「gaku」も見たい!

 

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良くも悪くも、上手くまとめてみせた…感ある最終回でした。

 

ボロボロになったgakuに丹後(尾上菊之助)がやって来たら急に活気を取り戻す展開、

最終回にして江藤(手塚とおる)が良い人化、

萌絵(吉谷彩子)と美優(朝倉あき)による告白大会、リンダ(冨永愛)への説得と、

トントン拍子で1つずつ解決していく印象でしたし。

あれだけ引っ張っていた3年前の事件は、

結局、真相をニュースの形で伝えられる事は出来たのか?どうなったんだ?と

モヤモヤする部分もありましたが…

これからも冒険しようと輝き続ける二人のラストを見て、

まぁ、終わり良ければ全て良しかな?と少し納得できる内容だったと思います。

でも…gakuにも3つ星取らせて、一緒に壇上に並ぶ姿も見てみたかったなぁ…

3つ星落選から数ヶ月、彼らは進化を続けていた…所から始まる

新日曜劇場「gaku」がスタートしても良いのよ?(笑)

 

 

放送開始前は、またいつものキャストが豪華な、そして王様キャラな

「ザ・キムタクドラマ」になるんだろうと思い、そこまで期待していませんでしたが、

最後まで見てきて率直に言うなら、「木村さんの扱い方をよく知ってるな」と感じられる

作品になっていたんじゃないでしょうか。

 

本人自身が「キムタク」という愛称を付けられる程スターなので、

前面に押し出すと我が強い作風になってしまう所をあえて活かし、

本作では基本的にはサポーターに回りつつも、

仲間を引き止めるなどして「この人にしか出来ない事」をビシッと決める時は決める、

塩梅の効いたキャラクターになっていたのが良かったです。

主人公がメインの回がなくても、

縁の下の力持ちとして、存在感はキッチリ出すという作りの上手さも光りました。

 

涙を浮かべる演技にも心揺さぶられるものが大きかったですし、

今まで見てきた出演作品の中では初めて人間臭さが感じられ、

木村拓哉という俳優が一番魅力的に映った作品でもあった気がします。

 

新境地を見せた所で、来年のSPドラマ「教場」も

ちょっと期待してみたいと思わされました。面白いと良いな。

 

 

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