2020年10月一覧

恐怖新聞 7話(最終回) 感想|ツッコミ甲斐のあるドラマでした(笑)

 

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ちょっと待って…アンケートの形で契約者を引き継がせた作戦は優秀だけど、

普通、街中で不特定多数に配る用紙に名前って記入しなくないか?

性別と年代に丸を付けるだけじゃないのか??と疑問に思ってしまいました。

あ…そこ、気にしたら負け?こうしないと話が進まないってね。

はい、分かりました(笑)

 

終盤は詩弦(白石聖)が亡くなってしまう展開を存分に描いて、

最後の最後で「ん?詩弦が今度は配達人になってる?」という意味深なラストを

チラ見せして終わるのかと考えていたので、

まさか"配達人サイド"で世代が代わってからの話もガッツリやるとは思わず、

鬼形(坂口涼太郎)が登場してくるまでは冗長感があるような気がしなかったでもないですが。

まぁ、彼のシーンがいろんな意味で面白かったので良いかなぁ〜…とw

 

ガクガク踊り凄いな!急にスケキヨみたいなマスク剥がし来たよ!

で…某テロップのあまりのタイミングの良さに、不謹慎ながらもトドメを刺されるという。

あ〜これは確かに衝撃の○○秒だったわ。

私、お化け屋敷でもホラー映画でもなんでも、

怖いものを見ても恐ろしいと感じるより笑ってしまうタイプなので、

最後の方はもう楽しくて仕方なかったです(笑)

 

なぜ誰も関わりのない「S」が地獄に落ちた件が

5ちゃんねるで知れ渡っているのかは謎でしたけど。

っていうか、掲示板がネットの主流になっている描かれ方ってちょっと古い…

そんな事言ったら恐怖新聞だって、スマホタブレットを通しての

効率の良い読ませ方があるじゃんね…と思いもしましたが、

原作が元々昔のものなのでご愛敬って所ですかね。

今更ですが、80年代感漂う、デジタルをまだ駆使しきれていないようなOP映像も

作り込みの高さが感じられて好きでした。

 

ツッコミ甲斐があって、全体的に飽きのこない作品でしたよ。

あとは、私の所に恐怖新聞が来ない事を願います(笑)

 

 

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35歳の少女 1話 感想|良くも悪くも遊川脚本らしい。

 

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好き嫌いが分かれそうな内容でしたね。

ミステリアスな劇伴と共に大きく映し出される家のカットが既に…

なぜだか遊川作品っぽさを感じさせます。

主人公・望美(子供時代:横田英怜奈)が事故に遭ってしまうという

ショッキングな展開を冒頭で見せてくるのも、人によっては中々エグいかもしれません。

状況は全然違えど、ナイーブな気持ちになりやすいこのご時世だから、

今は暗い話題は見聞きしたくない!という方は

視聴しない方が良いのかなぁ…と思ったりもしました。

 

柴咲コウさんと5年ぶりのタッグとうたわれている「〇〇妻」は未視聴。

でも、最近の遊川作品を見ていて思うのは、

「主人公が変わって行く話」か?「周りの人々を変えて行く話」か?

それともどちらにも当てはまる「群像劇」なのか?

全部まとめてしまえば「成長物語」が軸になっているものが多いんですよね。

それに加えて、ちょっと変わった主人公(+子供っぽい無邪気な性格付き)に、

不気味な母親に、訳ありだらけの登場人物に、親依存がテーマと…

いろんな設定が最早お馴染みになりつつある。

良く言えば「遊川さんらしい」けど、

逆に捉えれば「またこのパターンか…」とも言えるでしょう。

実際、私も望美(柴咲コウ)が理想と現実のギャップを目の当たりにせざるをえない

シーンを見て、「これは1話ごとに「初めて」を経験する

過保護のカホコ」みたいな話になって行くのかな?」とか、

結人(坂口健太郎)は後の麦野くんになるのかな?とか、

橋本愛さん&竜星涼さんの共演も含めて過去作品と重ねてしまう部分があったから。

 

しかし、内容や設定は似通っていても、

主人公を応援したい、どう変わって行くのか見守り続けたいという気持ちにさせる

描写が上手いのが悔しいんですよねぇ…(笑)

キャスティングがまた演技力のある方ばっかりで、センスが良いんだ。

今回の場合は、柴咲コウさんの中に本当に子供の心が宿っているように見えました。

人の目を気にせずわんわん泣きじゃくる演技も勿論凄かったけれど、

特に印象に残っているのは、鍋を囲みながら

結人が教師だった頃のエピソードを話しているのを聞いている時の表情。

ん?何かピンときた?何か嬉しそう?などと、

その時は少しずつ変わって行く表情に注目していたのですが、

終盤の方になって「結人に教師を勧めた張本人だった」というのが分かって妙に納得。

思っている事が顔に出ちゃう所が、実に子供らしくて良かったなぁ。

 

初回は基本的に人物&状況紹介で尺を取られがちなので

このまま「アナザーカホコ」的な話になるのかどうかはまだ掴めませんが、

とりあえず、多恵(鈴木保奈美)があんなに冷静だったのは、

25年経っても目覚めない望美を殺して、自分も自殺しようとしていたからなのかな〜…

という気がしています。

 

さっきも書いたように好みは分かれると思いますが、個人的には惹かれるものがあります。

どんな結末になるのか知りたいから…っていう怖いもの見たさも含まれているのかな?

(「〇〇妻」はバッドエンドだったって聞くし…)

 

 

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24 JAPAN 1話 感想|どきどきキャンプの岸学さんはいつ出るの?

 

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案の定、「海外ドラマが原作です!」感丸出しの作りでしたね。

まず…現馬(唐沢寿明)達が所属するCTUのアジトがもう日本っぽくないですもん(笑)

私、あの空間デザインを見て、すぐにディ○ニーのスペースマウンテンという

アトラクションの室内が頭を過ぎりましたよ。

後でgoogleで検索してみたら、本作の方が照明が暗かったけれど…

所々で細長い明るいライトが設置されているのとか、SF風な世界観だとか、何となく似てません?

本作と全く関係ない事なので画像は載せませんが、

騙されたと思って(?)検索してみて、共感してくださる方が出てきて欲しいですw

 

他に気になった事と言えば…

やはり20世紀FOX社との大型プロジェクトだけあって、キャストがかなり多め。

相関図を見に行ったら、こんなに役者さんが出演されるのかとびっくりしちゃいました。

視聴前に、唐沢寿明さん&木村多江さん&桜田ひよりさんで

「あまんじゃく」だとは思ったけれど、

いざドラマを見てみたら、佐野史郎さん&仲間由紀恵さん(SP)は「ハラスメントゲーム」ですし、

佐野さん(2回目)&片瀬那奈さんは「ラストコップ」…

最近の主演ドラマの共演者も多いな!という"新たな発見"もありつつ。

(と同時に、「将軍刑事」要素も仄かに匂わせつつ。→LOVE PAPAって…w)

 

池内博之さんは映し出されるだけで一気に海外ドラマ風味が増しますし、

台詞の発し方で言えば、栗山千明さんが一番

本家に寄せているような感じがしますね(ちなみに、本家は未見)。

会話の応酬は吹替版を聞いているようでしたけど…

「SUITS」よりは違和感はないのかなぁと思っています。

倒置法の多用は共通しているものの、タメる演技はなかったからなのかな?

 

サブタイトルを見る限り、物語は1話=1時間で構成していくそうで。

てっきり、丁寧にゆったりと物事が描かれて行くのかと思っていましたがそんな事はなく、

1時間内に色々起こり過ぎでしょ!とツッコミたくなるくらいの情報量。

なので、初回は「面白い!」よりも、

登場人物と内容を把握して行く事に必死な方が勝ってしまったって所でしょうか。

"謎"を幾重にも重ねて緊迫感を生み出す作りが海外ドラマの特徴なのかもしれませんが、

この盛り込み具合について行けるかどうかで

本作の印象も変わってくるのかなぁという気がしています。

 

ぶっちゃけ、木9枠で見たかった感じは否めませんが。

通常全8話程度で終わる「金曜ナイトドラマ」枠が

「24」だけに全24話もやるという気合いの入りっぷりに

期待はしてみたいと思います。しばらく、様子見です。

 

 

10/17追記:

2話を見ました。

えっと…残り20話以上も見続けられる自信がなくなりました(笑)

 

1時間の動きを1話分使って描くという手法が弊害を及ぼしているのかもしれませんが、

話が進んでいるようで全然進んでいないように感じるんですよねぇ。

ざっくり言い換えると、トロい。

物語の進行にメリハリがなく、淡々としているから引き込まれない。

 

原作「24」のジャック・バウアーって、もっと焦燥感に駆られていて

口調が荒っぽい男性のイメージがあったんですけど違うんですかね。

話が折り返し地点に突入したらそうなるとか?

今の所、現馬も感情が薄く冷静なキャラクターの印象があるから、

「ボイス」で「ハマの狂犬」と呼ばれていた主人公に寄せていた方が

本作にスリリングな雰囲気をもたらしていたように思ってしまうのは私だけでしょうか。

 

CTUのアジトも外の風景が見えないから"セット感"丸出しだしなぁ…(笑)

トンチキ要素が前回よりなくなったのも、面白味が減った原因ですかね。

 

って事で、感想はリタイアします。視聴も止めてしまうかも。

 


キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木 5話 感想|彩乃が余計なお世話過ぎる件

 

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えええ〜…

神崎(山田涼介)の真相、警察仲間でも家族でもない

彩乃(関水渚)の"余計なお世話"で知らされる展開になっちゃうんか〜い。

そこは、発言でも行動でも、何かをずっと不審に感じていた神崎が

個人で調べていくと…とか、

勢いのあまり黒木(田中圭)がポロっと口に出してしまった…とか、

もっと重要な人物と絡める形で行って欲しかったなぁ。

 

彼女の場合、今でこそまるでルームメイトのように居座ってますけど、

過去のファミレス事件には全然関係ないですからね。

(というか、父の話も特に出てきませんが、あれから元気にやっているんでしょうかねぇ)

なんで第三者に物語を大きく動かすキーパーソン的役割を担わせちゃったんだろう。

黒木も黒木で…なんで賢造(椎名桔平)から託された手紙をタンスにしまいっぱなしにするのか。

自分の判断で勝手に手紙を読ませるわ、手元に置いておかないわ。

なんかもう…どっちもどっちとしか言えません(笑)

 

「犯罪者の子供」の件、やはり神崎は黒木と異母兄弟ではなく、

ヤクザの井原(高橋努)と元ホステスの"松原光"の間に生まれた子供だったらしく。

でも、怪しげに登場した仙道敦子さんが母親じゃなかった事だけは意外でしたね。

 

次回でいよいよ全ての謎が明かされますが…

まぁ、本作のテイストがテイストなので、あっさり解決しちゃうんでしょう。

っていうか…前科持ちではなくても、警察も採用前に身辺調査をしないものなのかしら。

賢造のお陰で刑事になれたとか?

 

 

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東京タラレバ娘2020 感想|3年経ってもカワラン娘たち。

 

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連ドラは当時リアルタイムで視聴済。

けど…さすがに3年も経つと、よっぽど強烈なエピソードがない限り忘れちゃうよねぇ(笑)

なので、序盤で色々と振り返りをしてくれて助かりましたよ。

 

見ていくうちに、

鮫島(平岡祐太)の二番目の女になってしまう香(榮倉奈々)のくだりも、

妻がいると分かっていながらも不倫に手を出してしまう

小雪大島優子)のくだりも ←しかし、田中圭さんが出演されていたのは完全に忘れてたw、

そうそう…なんで今頃続編?と思っていたら、

あ〜!そう言えば「一人でオリンピックを見るのは嫌だ」とか言ってたからか!

なんて事も思い出してきました。

で、結末は…3人でいつまでもタラレバ言って楽しくやってればええやん…?という

なぁなぁな感じで終わっていたのが当時も微妙だったんだよなぁって事まで思い出しました(笑)

連ドラでもSPでも、ここは同じ感じでしたねぇ。

 

姑が嫁にとっていかにも"悪キャラ"として描かれているのも典型的だし、

温泉行きたい!じゃあ行っちゃおうか!ですぐ集まれる関係性も現実味がないし(仕事…)。

そもそも、コロナが存在していない世界で作られちゃったので仕方ないかもしれませんが、

6月に結婚式を挙げた夫婦は…多分おらんでしょ。

唯一今時な描かれ方しているのは小雪くらいでしょうか。

仕事で充実した日々を送ろうというビジョンに、アプリで恋活に。

あ、でも、言動があまりにも軽はずみなので、一番恋愛には向いていないのかもしれない(汗)

会ったその日にホテルに誘っても…何も起こるはずないのに。

 

回想を含めても、3人はつくづく男運のない人達だなぁと思っていましたが、

最後は無事に解決したようで。

ただ…元彼に慰謝料だけは払ってもらった方が良いですぞ!

倫子(吉高由里子)よ!!

 

私にとっては、吉高さんのにこやかな笑顔と

久しぶりの金髪姿の坂口健太郎さんを見るためのSPドラマでした♪ はぁイケメン…。

 


DIVER-特殊潜入班- 3話 感想|ちゃんと考えられてる構成だな〜

 

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昨日…勿論見るつもりだったんですが、寝落ちしちゃいましてね(汗)

起きたらもう40分くらい経ってて…!?…

追っかけ再生しようにも録画残量の都合なのか出来ないし…

後から見ても時間が遅くなっちゃうから明日で良いか〜って事で、1日ずらしての投稿となりました。

さて!今から感想を書いていきます。

 

3話に来て、今まで不透明のままだった伊達(安藤政信)の背景が明かされました。

娘との関係を回想を通して描かれているので、

このまま彼がメインで、今回は"潜入捜査"の部分は脇役になるかな?と思っていたら、

なるほど…そう絡めて来たか!という面白さがありましたね。

 

潜入捜査というテーマ自体はもう物珍しいジャンルでもなくなって来ているから、

後は捜査の内容の質で見せるか、過程の面白さで見せるかの

2通りで物語の良さが決まってくる訳で。

2話までだとガッツリ後者に当てはめられるんですが、今考えてみれば同じ"過程"でも

1話は登場人物を特徴的に映す=動、2話はストレートに展開されていく=静で

メリハリがついているし。

今回に至っては主要人物と絡ませながらも、

黒沢(福士蒼汰)や佐根村(野村周平)の価値観の違い、

ハッカーの才能はあるがアクションは不得意だと分かった宮永(浜野謙太)など、

それぞれの登場人物の特性を描き分ける事にも成功していて、

"チームワーク"を見る作品としては魅力が増したんじゃないかなぁと感じられる

出来にもなっていました。

話数が少ないと駆け足展開になる事も多い中、

毎回違うパターンで視聴者を飽きさせないように構成されているので、

中々よく考えられているとも思います。

 

鏡(正名僕蔵)のカップラーメン攻撃は

持ち前の卑しさがコミカルに発揮されていて印象的でしたし、

阿久津(りょう)の最後のシーンも

正義なのか悪なのかの境界線の曖昧さが効いていて、

良い意味でモヤっとする余韻を生み出すのに一役買っていました。

 

本作のキャラクターをより深く知る事の出来た回だった気がします。

 

 

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おカネの切れ目が恋のはじまり 4話(最終回) 感想|春馬くんへのファンレター…だね。

 

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放送が終わってからも涙が止まらないなんて事は滅多にないからさ…

ああ、これが三浦春馬さんにとって最後の作品なんだという現実を突きつけられる虚無感と、

玲子(松岡茉優)みたいに、いつかひょっこりと現れる時が来るのを願って

前に進むしかないのだというほんの少しの希望が同時に襲ってきた最終回でした。

 

あくまでもドラマなんだから、現実世界の出来事と重ねちゃダメだ!

最後まで演じ上げた"生きた証"を見届けなくちゃ!

最初はそう思って楽しもうとしていました。

けど、これは…泣かずにはいられないでしょ。

キャストの皆さんが、スタッフが、脚本家の大島里美さんが、そして玲子@松岡茉優さんが…

「みんなで一緒に慶太@三浦春馬さんを想って泣こう」って、

視聴者の、ファンの気持ちに寄り添っているかのような作りが"愛"でしかなかったから。

ロボットの猿彦を猿渡と紹介しかけそうになってしまった玲子の台詞。

みんなが猿彦を優しく抱っこするシーン。

そうだ、悲しいのは私たちだけじゃないんだ。

気持ちは同じだったんだと、力んでいたものをそっと解してくれる心地になれました。

 

お父さんと再会するシーンは、本来だったら慶太もその場にいて

板垣(北村匠海)の背中を押してあげたりしたのかな…

それとも、板垣のポジションだったのかな…とか色々考えてしまったけれど、

猿彦が慶太と重なってしまう演出や演技がとにかく素晴らしくて。

猿彦の感情豊かで大きな目を見るたび、春馬さんの姿が蘇った。

個人的に松岡茉優さんにはショートヘアのイメージがあっても、

そこに立っているのは"松岡茉優"ではなく、"九鬼玲子"そのものだった。

まさかこんな切ない形で彼女の演技力の凄さを思い知る事になろうとはなぁ…

最後の表情が全てを物語ってましたよね。一番泣きたかっただろうに…

こう言葉をかけるのが良いのか分かりませんが、本当に、お疲れ様でした。

 

松岡さんだけじゃなく、最後まで悲しみの表情を見せずに"役"を演じきった役者の皆様、

そして、1本のドラマとしてしっかりとまとめ上げたスタッフの皆様…

ありがとうございました。

追悼の言葉ではなく、「春馬くん ずっと大好きだよ」が

ただただ三浦春馬さんに向けた全ての人々からのファンレターのようで、

視聴者の目線に立ってこんなに敬意と感謝の意を表す事の出来るチームの作った作品が

春馬さんにとって最後の作品で良かったとも思えました。

"いなくなった"のではなく、心の中で"生き続けている"んですよね。 

だから…さよならは言わずにこのメッセージ。

 

脚本は10話用(恐らく)から4話用に書き換えなければならず、

お蔵入りの可能性もあった本作…

視聴前は「夏ドラマ枠」で、ランキングの対象にも入れて〜…と、

他のドラマと同じように扱って良いのかも考えましたが、そんな不安は野暮でしたね。

二人の物語は私たちの見えない所で、今後も続いていくのだろうと思える締めも「良き」でした。

 

で、前回でも触れた「変更前の脚本を読んでみたい」の件ですが…

なんと!未放送分を含む全話シナリオ収録の公式シナリオブックが

発売されるそうなんですよ !!

↓ソースはTwitterから

 

この情報を知って、早速ポチっとしました。

発売されるまで少し時間がありますが、

それぞれの登場人物の声を脳内で再生しながら読めるのが今から楽しみです…!

 

 

 

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SUITS/スーツ2 13話 感想|今更上杉に帰って来られても…

 

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前半、うとうとしちゃったんで(汗)今回は簡単感想で。

 

まぁ、とりあえず気になった所だけ書くとすれば…

蟹江(小手伸也)と藤嶋(上白石萌音)が張り合うくだりっているんですかね。

本編と何か関係してましたっけ?見落としてたらすみませんけど。

ああいう脱線した話を所々で挟みこもうとするから

集中出来なくなる部分もあるんですよねぇ。

 

上杉(吉田鋼太郎)の扱い方もなぁ…せめて前シーズンのラストで

ちらっと登場させていたら、続編を匂わせる効果をもたらすのは勿論、

まだまだ甲斐(織田裕二)の周りには敵がいる…?という

緊迫感を持たせる事が出来ていただろうに…と思いました。

ぶっちゃけ、新シーズンになってからいきなり出て来られて

危機的存在として恐れられていても、こっちはピンと来ないと言いますか。

 

前回まで傲慢な態度をとっていた印象の蟹江は、今回では急に不憫キャラになってますし、

そう言えば、玉井(中村アン)が不祥事を起こしたのが発覚してから

再び戻ってきたのに対して問い詰める人もいない。

大輔(中島裕翔)は「俺はまだ自分の部屋を持ってないのになんで…」とか言ってましたけど、

あなたはそもそも無資格の弁護士じゃん!そりゃあ…当たり前やろって話ですし。

キャラクターに一貫性がないから、見た後しばらくして忘れるほど

インパクトが薄くなってしまうのかも。

前シーズンでもこんなに酷くなかった気がしますよ。

ブレブレな作りはやっぱりコロナ禍が原因なんでしょうかねぇ…←また言ってる

 

で、次回は最終回前編ですと。

夕方の再放送枠でたまにやる、1時間しかとれないから

2時間SPを前後で分けてみました〜…みたいな構成ですね。

それ、最終回じゃないですから!(笑)

 

 

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レンタルなんもしない人 12話(最終回) 感想|1人分の存在がいて気づけたこと

 

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最終回はレンタルさん(増田貴久)の家庭のあれこれをメインに…ではなく、

あくまでもいつもの1話完結型の依頼人エピソードから物語が始まる所が良かったなぁ。

かと言って前者の件を駆け足展開で終わらせず、

森田(松本若菜)との関わりでピンと来るものがあったり、

前回で心救われた神林(葉山奨之)から新ビジネスの提案があったり、

そして1話で登場した大宮(志田未来)のその後の話が聞けたり…

本作がずっと問いかけてきたであろう「1人分の存在が人に何をもたらすのか?」に対する

答えのような作りにもなっていたと思いました。

 

OP映像と共に流れるナレーションを最後に持ってきたのも良い。

悩みやお願い事をただそばで聞いていて、SNSで報告する事によってまた新たな出会いがあって、

家に帰ったら奥さんに今日の出来事を話して盛り上がって、

今度は恩返しにと、レンタルさんの力になろうとする人も生まれる。

本作の世界にいる人々はそうやって支えながら、時に助け合いながら

これからも日常を過ごして行くのだろうなぁと感じられる、余韻のあるラストでした。

 

1話完結パートの方も、レンタルさんと共通点が多くて、

なぜ彼にハンチング帽を被って欲しいと思ったのかも分かる気がしましたね。

顔立ちもあっさり目で、のほほんとしたオーラが漂っている所も似ていましたし。

 

10話磯村勇斗さん回はヘビーな内容だったものの、

全編通して 見た後はふわっと心が軽くなるエピソードばかりで、

年代や価値観は違えど「えっそれは…」と驚くような事はなく

一人一人に自分の内面を重ねながら見続けられた作品でした。

様々な人生や人間模様を覗き見る。

ドラマチックな展開はないながらも、それをじっくりと描写するタイプの作品が

やっぱり自分には刺さるんだなぁ…と改めて気付かされた、素敵な出会いにもなりました。

 

増田貴久さんに役者のイメージはなかったから、

初めて演技を拝見した「ボイス」の「アニキ!」呼びが激しい役の印象で

ずーっと止まっていたんですけど(笑)

だから、こんなに朴訥とした役もハマるのだと新鮮味を覚えましたね。

(ちなみに、唐沢寿明さんがゲストの件、「今度はまっすーの主演作に俺が出る」と

当時約束されていたらしく。本当に実現させちゃった!

増田さんも唐沢さんに可愛がられる後輩的存在になるのかしら…♪)

多くを語らないキャラクターというのもありますが、間の取り方がとにかく上手くて。

その演技が「見ていて不思議と心が温まる」という本作の魅力を

倍増させていたんじゃないかとも思います。

映画出演も…良いですね。極力劇伴を流さず、台詞も盛り込まず、

ただ劇中で流れゆく"時間"だけを味わってくれ!

というような作品で(勿論違ったテーマでも良いですが)

また増田さんの演技が見てみたいです。

 

 

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恐怖新聞 6話 感想|まぁ、自業自得としか言えないよね。

 

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やっぱり期待を裏切らなかった黒木瞳さん!!!(笑)

ただの優しい母親で終わるはずがないですよ。

凶器で人を殺そうとする図は「犬神家の一族」でもありましたねぇ。

恐怖新聞の印刷関係者という訳ではなかったけれども、

3話の虐待回で詩弦(白石聖)よりもやけに熱心に調査しているなぁ…と思っていた

ちょっとした"違和感"はここに繋がっていたのですね。

そんで、「ちょっと待って、もう少しで殺せるから!」

「そうだそうだ、今度誰殺す?」があまりにも軽過ぎて笑っちゃいましたw

 

恐怖新聞を新たに契約した人は母でしたか。

てっきり血痕を見つけた時に「ああ」と冷静な反応をした

勇介(佐藤大樹)だと思っていましたが、そこは違ったみたいで。

ていうか…今回も安定してクズだったなぁ。

中の人の株が本当に下がらないか心配になるほど(笑)

「俺の人生どうしてくれんだ!」って…桃香(片山友希)もそうでしたけど、

2人共自分から巻き込まれに行ってこうなったんだからね?そこ、忘れてません??

前々回で「君を守り抜いてみせる」とか言った(時代劇回除いて)次の週には

もう暴力振るってるんだから信用ならないでしょ。

しかも女性2人。しかも、殴ってから自分の行為を自覚して謝るというDV気質。

大体、桃香の件ならまだ警察や病院に連絡出来そうなものを、

遺体をバラバラにして山に捨てようっていう発想が人格のヤバさを表してますよね。

なんかもう…自業自得としか言えませんよ。

桃香が殺される運命に遭うのも、勇介が警察沙汰になるのも(苦笑)

 

一方で、恐怖新聞の虜になっている篠崎(駿河太郎)。

情報を手に入れたいがために、桃香のハニトラにも乗っかっちゃうのかなぁと思っていたら…

刑事らしくちゃんと捜査している姿もあったし、

一応人としての倫理観も備わっていたから、そこは意外だったかな。

おお、そう来たのね!という面白さはありました。

 

 

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