着飾る恋には理由があって 2話 感想|ドラマ版テラスハウスのような趣。

 

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指切りげんまん、掃除中に頭と頭がぶつかりそうになるほど近くなる、

腕を交差させて冷蔵庫の中から物を…で、そのままの勢いでキス…

心が汚れている私からしたら、んなアホな…wって若干冷ややかな目線で見てしまうんですけど、

終盤の方の展開になってくると、

やっぱりもう少し見続けてみようかなという気持ちが働いてしまうんですね。

 

真柴(川口春奈)の部屋は欲望と雑念のごった煮な一方で、

駿(横浜流星)の部屋はミニマル志向。

で、今回で出番が増えた羽瀬(中村アン)は芸術家の卵で、

陽人(丸山隆平)はまだ詳しくは分かりませんが…

とりあえず誰にでも親身になって接する人という印象。

 

ここまで書いてみると価値観も性格もバラバラな感じはしますが、

駿の過去を見る限り、みんな「着飾っている(いた)」点では

似た者同士なのかな?という気がしてきました。

だって、駿の持ってくる食材や冷蔵庫、器具、どれも料理好きの範疇を超えている

こだわりの強そうなものばかり。

それは仕事=義務じゃなくて、心から好きだから出来る事であって、

真柴の「良いって思う物を共有したい」が純粋な気持ちから来ている所とリンクしています。

 

個人的には、数ある胸キュンテクよりも「あなた天才よ」と相手を労う台詞にキュン。

そして、ネイルからすっぴんの爪へ、パンプスからスニーカーへと

着々と自分に合った装備に変えていく真柴の過程が面白い。

SNSやめちゃえば?」じゃなくて「好きなら良いんじゃない?続ければ」というオチに

落とし込んだのも安心。

苦い過去を抱えていてはそれを受け止め、"今の姿"を肯定してくれる事で

心を打ち解け合える関係になる…やはり、そんな物語になっていきそうな予感はさせました。

 

前回の後半みたいな内容だったからか、真柴のお仕事パートが今回は極端に少なくなり、

シェアハウスでの日常パートが多くなっていたのも本作らしさが出ていたと思います。

個々の動きや心情も絡めてきて、まさに「ドラマ版テラスハウス」といった趣。

そう考えると…前回のアバン、駿との出会い〜シェアハウスに招待されるまでの流れを

だらだらやり過ぎたのが惜しかったですかねぇ。

そのお陰で、シェアハウスの物語<真柴と駿のラブコメという印象の方が強くて、

実はどことなく物足りなさを感じていたので。

まぁ、2話で少し良くなったので、もう終わった事ですけども。

 

 

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