ムチャブリ!わたしが社長になるなんて 2話 感想|ムチャブリ要素、どこ?

 

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ますます既視感漂う作りになって、

どこに特徴を見出して楽しめば良いのか分からなくなってしまいましたなぁ…。

 

前回は雛子(高畑充希)をいきなり新会社の社長に抜擢した事が

浅海(松田翔太)の"ムチャブリ"ではあった。

じゃあ、今回はどこらへんが"ムチャブリ"だったのか?

そこに尽きるんですよね。

いや…前回の続きの話と言えばその通りなんですが…

でも、そうしたらごく平凡なお仕事ドラマで終わってしまう訳で。

何というか、涼しい顔をした彼のムチャブリな提案を受けて、

思いっきり苦しそうな顔を浮かべながらも、それに雛子が何とか応えようとする…

その"置かれた状況"の対比の滑稽さが本作の見どころなんじゃないの?って思うんです。

 

例えば、今回のケースにもっとムチャブリっぽい印象を与えるなら、

競合他社の野上フーズにあえて浅海が関わっている事を視聴者に示して、

雛子に経営のノウハウを体験させる意図で同日オープンを企もうとするだとか。

あとは中盤…出来れば序盤の段階で登場させて、浅海が勝手に目標値と

それを達成出来なかった場合の対処を決めたり、

宣伝費も材料費も一切サポートしない旨を伝えたりなどして

無理難題を押し付ける展開にするとか。

話の流れに浅海を絡める事は、いくらでも出来たんじゃないかという気がします。

要は…本作の一番の面白味を生み出しているはずの彼の扱い方が中途半端なんですよね。

彼から発される言葉も、アドバイスともはっきりとれないし、

彼女の様子を他人事として面白がっている感じでもないし。

「私、この人の事、嫌いだわ〜!」の台詞通りにキャラが立っていれば良いんですが、

そう思っていた雛子も頭ぽんぽんくらいで動揺して、

この曖昧な状態でさらに恋愛展開も盛り込むって事は…今後は期待薄かもしれません。

 

最悪、お仕事ドラマ自体が楽しめれば良かったんですけど、

デジタル要素皆無で今時チラシだけで商売繁盛するのも

あまりにもファンタジーと言いますか…(苦笑)

料理を食べて涙をこぼした主婦がSNSで拡散した事にしておけば

まだマシだったと思います。

ターゲットは絞った?市場調査した?とか、

あくまでもライトに作るこの枠のカラーを考えれば

ツッコミを入れても意味ないでしょうから…

ずるずる見続ける前に、今回をもってリタイアさせていただきます。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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