スタッフがスタッフなだけに、ますます「銭の戦争」感が濃くなっていく回…。
いつから騙し合いの3億円争奪物語になったんだっけ?って事は
以前の感想にも書いてきましたけど、
圭太(向井理)の企みで劇団を結成して、由貴子(仲間由紀恵)からパスポートを盗んで、
しまいには逃亡、爆発…までやられると、もう話がしっちゃかめっちゃかで(苦笑)
プロデューサーと脚本家が互いにやりたかった内容を事前に共有しないで、
ズレが生じたまま作品を作り始めちゃったんだろうな…と思わざるを得ませんね。これじゃあ。
普通にサスペンスにして、新作「○の戦争」じゃあダメだったんですかね?
肝心の菜七子(仲里依紗)秘密も、てっきり悪い女だと予想していた分、ちょっと肩透かし。
学生時代に襲われたトラウマを抱えていながら、夜の街で知らない男とセ…をするのは平気
という設定が矛盾しているので(むしろ後者の方がもっと怖くないか?)、
回し蹴りしたら自由になれた気がした!にもピンと来ず。
このドラマに限らず、目の前のデータが消されれば全て安心だと思っている人が多いみたいですが、
コピーは無限に出来ますし、バックアップやクラウドに保存してある可能性は
考えたりしないもんなのでしょうか?
まだ闇は取り除けていないような気がするんですが…う〜ん…
次回から「由貴子を殺した犯人は?」の話にシフトするとなると、
もうここの件は終わりなんですよね。
回し蹴りで成敗!っていうのもダサかったしなぁ…いろんな意味でスカッとしない(笑)
今回はクライマックスに近づいている段階という事で、
圭太が目の前の敵に立ち向かうカッコイイ姿を見せたかったんでしょうが、
今までの行動が、たった10万円の賄賂受け取り、脅迫、3億を強奪するために人を利用、
外でペラペラ話すと、何でもありなキャラクターだっただけに、
菜七子への言葉も全然響いて来なかったし…
むしろ、裏切られたとてまだ「信用」「信頼」というワードを多用するか!と
相変わらずツッコまざるにはいられません。
話は再び戻って、最後の爆発の件。
これはちょっと意外ではありましたが、
多分、由貴子は別人になりすまして生きているんでしょうねぇ。
ジェット船で逃走、出発してから爆発…あんなドラマやそんなドラマを思い出してしまう私(笑)
誰が運転していたんですかね。そこが地味に気になりますw
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