
いやぁ、面白いですね〜…。
仮説が立証される展開は、やっぱり見ていてスカッとしますね。
1話の序盤でも、ファミレスでゲームに中々勝てない子供に
伍鉄(堤真一)がコインの出し方を教えたら、
その子供が勝てたシーンが描かれていたのに引き続き。
今回では規模を変え、物語のメインとなる、人数と個々の能力が備わったゲームを通して
伍鉄が"答え"を出すまでのプロセスを描く事で、
彼の解明オタクっぷりと頭のキレの良さに説得力を持たせ、
より魅力的な主人公に仕上がっていました。
一見無謀なレク派vsマジ派の対決。
この枠の特性上…いや、ドラマの展開上、逆転劇になるのは分かりきっています。
でも、レク派の勝利で熱くなれたのには、以下の描写が理由になっているんです。
マジ派のメンバーも「アップにもなりませんわ〜w」と言うくらいには、
レク派を「熱量のある俺たちとは違う世界にいる人々」と分別していた。
そんな中伍鉄は、李(水間ロン)に「背後霊のようなプレイヤー」、
坂東(越山敬達)に「天体の軌道を追いかける望遠鏡のような目を持っている」、
竹松(やす)は無駄のない動きだし、弥生(冨手麻妙)はタックルが大好き…と、
1人1人にキャラクターを付けた。
その結果、個々に活力が生まれ、竹松がまさかのゴールを決め、
宮下(山田裕貴)に近づきたくても近づけなかった坂東が
覚醒し始めるシーンで熱狂を誘った。
こういった描写は、日常生活でも通ずるものだと思うんです。
彼らはレク派と呼ばれている通り、クラブ・趣味感覚でやっている人も多いので
少し意味合いが違ってくるかもしれませんが、坂東が一番近いんでしょうか。
自分を平凡な、何の取り柄もない人間だと思っていたのが、
ある日相手から褒められたり、良い所を言ってくれたりしたら嬉しくなるし、
そう思ってくれていた嬉しさを噛み締めて、今度は頑張ろうという気持ちに変わる。
私自身もこの経験をしているから、伍鉄の相手への接し方、個性の伸ばし方にも、
勝手に自分と重ねて共感しながら、胸が熱くなれたのだと思います。
坂東を演じる越山敬達さんは、「ぼくほし」に続いて天体に関わる役です。
あの時はメガネをかけていたのですぐ認識出来ませんでしたが、
声を聞いて、あ…!と思い出しました。
人香(有村架純)が伍鉄の最初の理解者になるのも良いですよね。
彼女の事は、最初は物語のストーリーテラーとしか捉えていなかったので、
ここはちょっと意外でした。
スポーツもので、その分野に無知の人がヒロインの場合だと、
ほぼ同じ目線の視聴者にとっては、専門知識を知る入口となる存在にはなるのですが、
主人公の説に対して口を出して、話の流れを遮ってしまいがちです。
でも人香に関しては、「もう昔には戻れない」に心当たりのある苦い思い出があり、
変わり者の伍鉄が悶々と悩んだり(本人はずっと楽しかったようですが(笑))、
ムキになったり、前回では寝る間も惜しまず学んだ痕跡を見ていたりと、
表面では分からない人間臭い部分も見ています。
常に好奇心のもとで動いている伍鉄への、人間としての興味と、
彼ならきっと面白い事をしてくれるかもしれないという期待が
理解者へと繋がったのでしょう。
個人的には、ワーワーキャーキャー言わないキャラなのは、大分ありがたいです…。
後半は宮下vs圭二郎(本田響矢)で展開されていきました。
圭二郎の根っからの負けず嫌いな性格は、スポーツマンには必要不可欠な個性ですよね。
「何年ぶりだ?あの感じ…」と、少年のような純朴な眼差しで星を見つめる
宮下のシーンも印象的でした。
自分のためにスニーカーがクタクタになるまで働いて
支えてくれている母親への申し訳なさと、
ブルズのエースとしてチームを守りたい責任感を抱えて生きていた宮下。
後者のプレッシャーが外れ、一番星ではなくなった今、
新たな星との出会いを経て、彼の心に火が灯ろうとしています。
しかし、最後には谷口(細田佳央太)とばったり。
宮下と谷口の真上に映し出される、2つの星。
谷口もかつてはブルズのメンバーだったようですし…
2人もまた、プレーヤー同士特別な関係なのでしょうが…それはまた次回という事で。
※3,4話も本当は見て書きたい所ですが、
TVerの視聴期間と時間の都合で、この2話分の感想は飛ばします(謝)
追いつきたいもので…。
↓前回の感想はこちら↓