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ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(2019) 5話 感想|私、秘密も口外しないので。

 

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あらあら…今までの微妙な感じは何だったんだ?と思うくらい

一番面白かった回でした。

 

いつものAI対決のくだりも、潮(ユースケ・サンタマリア)との確執シーンも

なくしたから見やすいし。

中の人が他のお仕事で忙しかったのか、

ニコタン(市村正親)の出番が一切なかったのもあり、

スッキリまとまっているようにも感じられるし。

…となるとやっぱり、変に登場人物や設定を増やして気合入れずに

シンプルに"大門の動き"に焦点を当てていた方が面白いのでは?なんて

思ったりもしてしまいましたね。(つまり、新キャラを上手く活かせていないという事。)

 

三原雅恵(岩下志麻)の件で、大門(米倉涼子)は信念の強い持ち主なのが分かりました。

それも、手術のために意識のない状態の雅恵だから、その時点で医療関係者に

背中の事を伝えても本人にはバラさなければ大丈夫…となるものを、

「女同士の約束だから」と、蛭間(西田敏行)達には何としてでも言わず。

また、1人の患者を助けるためなら

どんな秘密でも顔には出さないで静かに受け入れるし、

手術シーンもいつもよりじっくり見させてくれた事からも、

別の治療法を探る形で絶対に助けるんだ…という大門の"医者としてのプライド"を

ブレずに貫き通して描かれた作りになっていたのが良かったです。

 

そういえば、HIKAKINさんが出演されるって話…

どこで登場していたか全然分からなかったなぁ。

そして、突然のしんのすけの、突然のお尻ふりふりには癒されましたな(笑)

 

 

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俺の話は長い 5話 感想|家族と満の新たな一面を知る、変化球の回。

 

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其の九「銀杏と爪切り」

 

大切な我が子だし、優秀な高校に入っても今の状態に至る満(生田斗真)を

間近で見てきた訳だから、

偏差値の高い高校に行かせたい綾子(小池栄子)の気持ちはとても分かる。分かるよ。

でも…母親としてのその想いは届かず、

親でも兄でもない満の高校時代の話の方が、

春海がすんなり聞き入れちゃうというのがまた切ない。

 

友達と一緒に受けていた野球の名門校に自分だけが受かったものの、

結局甲子園には出られないまま終わってしまい、

逆に普通の高校へと行った友達の所属する野球部が決勝進出にまで勝ち進むという

満の話がとても面白かったです。

なんて理不尽なって思うんですけどね。

でも、そんな「昔はこうだったなぁ…」と自ら笑い話にする程の経験を重ねて

生きている人の方が多いのかもしれませんよねぇ。

 

銀杏を割る音と爪を切る音が同時に響き続ける中での、

満と綾子の会話、そこに途中から参加する春海のシーンも印象的でした。

言い返して、喧嘩して、ご飯を食べて落ち着いて…の繰り返しをするのが家族だという事が

今までのエピソードで描かれてきましたが、

今回はそれとは別の方向から「家族のあり方」を提示していたような気がして、

ただ思い出話で盛り上がっているだけなのに

なぜだか見ていて心が温かくなってしまった回でした。

 

其の十「シャンパンと合い鍵」

 

これから恋愛方面の話も繰り広げられてきそうな感じを仄めかす

明日香(倉科カナ)の登場は意外でしたね。

でも、折り返し地点なのを考えると、"家族以外の別の顔を持つ満"という点で

所謂マンネリ化を防いできたような印象で、これはこれでアリ…なんて。

 

しかし、満は将来、明日香の家に世話になるつもりなんでしょうかね。

最後のシーンで「文句があるなら家から出てったら」と言う春海の言葉が

妙に引っかかってしまいました。

 

仮に一緒に過ごす事になったとしても、

はたまた、明日香から資金をもらう形で、再び喫茶店を立ち上げる決意をしたとしても、

母・房枝(原田美枝子)の元から旅立ってしまうのには変わりなくて。

秋葉家の3人が住む新築がもうすぐ出来上がるらしく、

それと同時に出て行く日も刻々と近づいてきている訳で、

更に満も…となると、相当寂しくなりますよね。

 

いつかまた夢をまた見つけて欲しいと思う反面、

賑やかな家族をずっと見ていたいとも思えるジレンマ。

自立するためなら、親の元を去る運命も避けざるを得ないのかな。

 

 

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G線上のあなたと私 5話 感想|結婚とは何か?を体感して得た也映子の答え…

 

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「結婚とは何か?」を也映子(波瑠)が体感する回。

良いですねぇ。何というか、"人間臭い"恋愛パートを久しぶりに見ているような気がします。

 

冒頭では元彼とばったり出会って、誘いに付き合ってしまった也映子。

元彼とのくだりはもう少し後にも回せそうなものの、

なんで今?という理由が最終的に理解出来た構成でした。

 

人に合わせて、優しい言葉をかけてしまいがちだった彼女が、

幸恵の「"結婚したい"と"この人と結婚したい"は似て非なるもの」という言葉の真意を、

白鳥との交流、その話を受けた理人(中川大志)のアドバイスによって気づき、

結果、私は!今!2人の前でバイオリンが弾きたい!と人目を憚らず

今のありったけの想いを叫ぶ姿へと変われた。

「2人に出会う前の也映子」と「2人に出会ってからの也映子」の対比が効いていて、

バイオリン教室での出会いがどれだけ彼女の人生に影響をもたらしたか…という点で

また1つ胸に希望が満ち溢れるエピソードが見られた満足感を覚えました。

 

也映子が白鳥と付き合ってみて分かった時の台詞も

「心が動かなかったから」「結婚したい意欲が湧かなかった」とかではなく。

理人が眞於(桜井ユキ)に言われた「時間を無駄にしますよ」を彷彿とさせる台詞で

まず視聴者を引きつけ、そこから也映子の「バイオリンの練習してたら良かった」といった

率直な気持ちを語る様子をじっくり描写した事で、

結局は"一緒にいたいかどうかが大事"という答えに具体的な説得力が感じられ、

その答えに導くまでに全く説教臭さもなかったのが良かったです。

本作は共感性のある言葉を多く生み出すなぁと思えるのも、そこにあるのかもしれません。

 

一緒に過ごしてきた時間を捨てられないという幸恵の真理は勿論の事、

メガネ女子に萌えてしまう白鳥の真理もよく分かります(笑)

最初の也映子の「結婚したいから結婚する」じゃないけど、

多分「メガネ女子と」が目的だったのかなぁと…

(物件紹介するのは怖いけど)根は誠実そうなので、いつかこの人にも

メガネ女子という魅力を飛び越えた相手に出会えると良いですよね。

 

最後に。余談ですが…

結婚とは何かを話し合う也映子と理人のシーンの最中に

結婚発表速報が流れるとは、中々の妙でしたねぇ。

きっとニノもこの人だ!って思ったんだろうな。

 

 

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まだ結婚できない男 6話 感想|まどかルートで行く…のか?

 

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やっくん。

とうとう姿を現しましたね。

今回出てきた いとこの亮介(磯村勇斗)の名字が「矢野」だったので、

もしや…?と疑っていましたが、矢野でもなく薬丸(デビット伊東)でもなく

全くの別人でありました(笑)

う〜ん、確かに、あのブログを運営しているのも納得の見た目…

 

今回のテーマはまどか(吉田羊)と母の関係性も絡めて

「人の悩みを突き詰めると、お金と人間関係に行き着く」だったと思いますが、

大和さんがあんなに人を逆恨みするようになった根本的な原因は、お金なのでしょうねぇ。

でも、あの時計は割と高かったんじゃないのか?というのは置いといて。

この人に関しては気持ちを変えない限り、

いつまでも今の状況からは脱却出来なさそうな気がしました。

三四郎の相田さん、全然違和感なかったですね。調べてみてビックリ!)

 

一方で、もう1つの「人間関係」で悩むまどか。

最初はまどかの話がメインで動いている印象で、

また桑野(阿部寛)が隅に追いやられないかちょっと不安でしたが。

「一言余計だけど、向き合う時は自分なりにしっかり向き合う」という

桑野の良さを最終的に活かしつつも、

疎遠になればなるほど謝る行為への難易度は高まり…

それでも死んで後悔する前に、まずは些細な事でも良いから話しかけてみろといった教訓が

まどかの様子から感じ取れ、少し考えさせられるエピソードでした。

大和とまどかで、対比の構図にもなっていたのも良かったです。

 

そんな2人を見て「姉をよろしく」と言い、たった1回きりで退場してしまう亮介。

4話でも桑野の母・育代(草笛光子)がまどかに同じように伝えたけど…

スタッフ側は桑野とまどかのルートを押したいんでしょうねぇ。

個人的には「押したいのかな」と思えてしまうほど唐突な感じがするんですよね。

だって、前回では評価を下げていたし、

桑野も3人の女性陣と関わっていて楽しそうなのかどうかも分からなければ、

まどかを自然と気になっている描写も特に見受けられないし…

 

「もう結婚しない男」のオチで終わる可能性、高そうですけども。

 

 

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シャーロック 6話 感想|冷たい家族と対抗する少女。そして再びモリアーティ!

 

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前回は過保護な愛情が故に、我が子を追い詰める母親が事件の発端で、

今回は子育てと愛情を与える行為を放置したが故に、

我が子に良い気味と言われるまでになった母親が事件の発端だった…という

対照的な構成に。

両極端の"行き過ぎた"親の姿が描かれるのも今の時代だからこそなんだろうなぁと、

ちょっと考えさせられちゃいました。

 

さて、内容に関して。

少し整理させて良いですかね?

平田(伊藤洋三郎)を見殺しにした犯人=宇井(和田正人)で、

20年前のじゅんちゃんの殺人犯=ビデオに映っていた女性。

で、その女性が命令を受けた相手は守谷=モリアーティ。

宇井が綾香(吉川愛)に記憶操作の実験をした理由は

学生時代に綾香の母・美樹(霧島れいか)にラブレターを破られた上に

冤罪で高校中退までさせられた事への恨みから利用。

綾香が「私がじゅんちゃんを殺した」と言った理由は

冷たくあしらう家族への小さな対抗心から。

…で、合っていたかな。確か。

 

カナリアがピンポイントで何度も映っていたので

そこがヒントなんだろうとは思って見ていましたが。

真相が明かされてからの流れに、個人的にはいっぱい要素が詰め込まれているようで、

それを追うのに必死で、前回と前々回ほどの登場人物への深みは

感じられなかったのかなぁという気がしました。

 

事件自体よりは綾香の誕生日会での家族の態度の方が気になり、

綾香が構って欲しかったからと告げる場面は最後の台詞だけで落とし込むのではなく、

「なぜ今の状態に至ってしまったのか」を幼少時代からの回想を通して見せる事が出来れば

もう少し彼女の若干突飛な考えにも共感出来たと思います。

 

そして、3話以来の守谷=モリアーティ。

守谷の名前は出てきて、最後にサラッと紹介した記憶はあるだけで

詳しい過程を覚えていないんだけど…(笑)

とりあえず、20年前にもじゅんちゃんの事件に関わっていた事が分かりました。

これは…蔵之介さんの可能性、あるんじゃないですか〜??

(年齢的に全くおかしくないし)

 

今回はそこまで見応えは感じられなかったものの、

次回の少年シャーロックとの絡みは楽しみです。

 

 

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グランメゾン東京 4話 感想|リンダは尾花にとって敵か味方か?

 

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ビズリーチ…じゃなくて、萌絵(吉谷彩子)を仲間に入れる回。

 

「おばさん」「おじさん」と好きなように呼んだり、

実績を元に自分の料理に自信満々だったりする所は"女版"尾花(木村拓哉)という感じで

この職場に上手く馴染めるのか?尾花と対立するんじゃないかと最初は思いもしましたが、

まだ25歳の若さなので、新たな場所で働く事で色々と吸収出来たって所でしょうか。

 

どんなハプニングがあっても最後まで逃げず、料理も抜かず、

自分たちが今出来る事でお客様を感動させる。

最初はあのモンブランのアイデアは平古(玉森裕太)だったと言えなかった萌絵が

気持ちに正直になれた瞬間。

実績があるからこそ頑固になってしまって、

きっと、誰かと共同で作った事実はどこかで認めたくなくて、

「自分がやった」と見栄を張りたかったのだろうと思うと…

やっと吐露した事で涙を零す彼女の背中を押してあげたくなるシーンでした。

 

プレオープン当日がそう簡単に予定通りにいかないのといい、

基本的に先は読める王道のストーリーではあるんですが。

萌絵の強気な性格が尾花の料理魂に火が付き、逆に尾花たちが切磋琢磨する事で

平古(玉森裕太)も「俺たちの戦いだ」と言って本気になり…

ガチンコデザートバトルを繰り広げていく展開は、

一種の青春(部活系)ドラマを見ているようで自然と胸が踊らされました。

 

引き抜きネタは最早 日曜劇場ではお馴染みなので、もう驚きはしませんが(笑)

最終回ではギャフン顔が見られそうな江藤(手塚とおる)が

どれだけ暗躍出来るか、どこまで粘れるのかも注目しながら見続けます。

円城寺@ルパンの娘…じゃなくて柿谷(大貫勇輔)も予想通りスパイでしたけどね。

というか…いつから参加してた?そしていつの間に従業員が増えていた?と

思うのは気のせいです?

 

ラストの京野(沢村一樹)にはびっくりさせられましたが、

ただのミスリードなんじゃないかなぁと。

そして、リンダ(冨永愛)が尾花の過去まで記事にさせたのは真意があって、

尾花の成功を踏みにじる実は悪い奴…とかじゃなくて

あえてそうする事で真犯人を炙り出そうとしているんだと考えてます。

 

演出面では、前回からより 素材の持つ艶やかさや瑞々しさ、鮮やかさが

出ている印象で、相変わらず「美味しそう」よりは「綺麗」な料理が多いんですが、

1つ1つの料理がまるで芸術品みたいでウットリさせられて、

そんなグルメドラマもアリかもなぁと感じてきています。

 

でも…モンブランは見ていて食べたくなってしまったわ…(笑)

 

 

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リカ 5話 感想|抽選見合いに懲りない大谷亮平。

 

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抽選見合いでまた酷い目に遭いそうな大谷亮平さん(笑)

でも、今回の場合は、リカ(高岡早紀)と同じように個人情報を詐称していて、

仕事用に情報を得るために行動しているので、

前回までの大矢(小池徹平)よりは同情出来ないですよねぇ。

ひっきりなしに送られてくるメッセージの時点で、

この人粘着質そうだなって疑うべきでしたよ。

…同僚が余計なアドバイスするからな〜w

 

第1章では初回から獲物を狙う展開だったので、今回も早速誰かがヤられるのかと

思いながら見てましたが、それはなく。

けれども、もう隆雄(大谷亮平)の職場に乗り込んでしまうとは!という

意外性はありました。

下手したら1話分で完結しちゃうんじゃと思うくらいのスピードの速さ。

 

次回からは通常営業(?)で邪魔者を1人ずつ消していくのでしょうが、

子供には罪はないので…家族を失った過去を味わったなら

亜矢(新垣来泉)は殺しに利用しないであげて欲しいです。

 

「あなたがいてくれて良かった」で見事に大矢から隆雄に乗り換えるリカですが…

余計なツッコミするなら、小池徹平さんと大谷亮平さんって

完全に顔の系統違いますよね。

それなりに顔が整っていて、

自分を求めてくれるような言葉を投げかけてくれたら(前者はただの思い込みだけど)

どんな男でも好きになっちゃうんでしょうか(笑)

 

そんな感じで、よく分からなくて怖いリカの動きを、新章でも楽しみます。

 

 

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世にも奇妙な物語’19 秋の特別編 感想|独特な世界観でどれも被らず、良い出来!

 

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いつも1つ2つくらい微妙な作品が入っている印象なんですけど、

今回は珍しく、どれも面白く見られましたねぇ。

ぶっ飛んだ設定の話に、ホラーの話に、SFちっくな話まで…

ジャンルが多様で、しかも全体的に似通った所もなく、

それぞれなりの独特な世界観の中に各キャストが馴染んでいたと感じられた回でした。

 

CMの量は相変わらず多いものの、「ソロキャンプ」の途中以外は

そんなにタイミングに不自然さもなかったように思います。

 

ここからは、各エピソードごとに感想を書き、

その後にランキング付けの形をとらせていただきます。

 

鍋蓋

 

主演:杉咲花 出演:石川恋、岩永徹也

 

職場で働くOLにショートカットで、アタルちゃんを彷彿とさせられました(笑)

…が、好きな相手の浮気が発覚し、

女性に殺意をむき出しにする時の目つきはそれはもう怖くて、

杉咲花さんの持つコメディとシリアスの変貌っぷりを満喫した話でした。

目に焦点を当てたり、暗闇と交互に行き来したりする光の使い方もよく出来てたなぁ。

 

個人的に注目し始めたのは「刑事ゆがみ」でゲストとして出演された時で、

今回も見てまた、ああ…やっぱり、心の闇と女の本性を現していく様は

演じさせたらピカイチなんだなぁと再認識。

 

自分が幸せになるためのアイテムをお勧めして買わせるシステム、

バッグからプロジェクターが出てくるシュールさ…からの凶器という振り幅の大きさなど、

「世にも奇妙らしさ」が最も出ていたと思います。

 

その中でも一番ツボだったのは、鍋蓋vs包丁対決ね。

RPGゲームの初期装備か!とツッコんでしまいました(笑)

 

恋の記憶、止まらないで

 

主演:斉藤由貴 出演:利重剛

 

正直、「ほん怖」がゆるく思えてくるほどホラーでしたよ…

見た目の事を言っちゃうと本当は失礼なんですけど、

宮島素子さん役の役者さんがもう怖かった。

白い衣装とメイクのせいもあるんですかね?

すみません、歌っている姿が能面に見えてしょうがなかったです…(苦笑)

 

死因が不明であった事、CMが一回きりだった事、

そして、曲がヒットした主人公がテレビ番組にオファーがくる時点で

きっと「赤い靴」的な呪いの曲で、宮島さんも同じ運命を辿ったのだろうと

途中で想像は出来てしまいましたが、

最終的にどうなったか?を視聴者に委ねる作りは良かったと思います。

 

突然頭にパッと浮かんだものが、実は大昔に聞いた(見た)事があるものだったという

日常生活で多くの人が経験してそうなネタから作られた物語なのもあり、

もしかしたら自分も知らぬうちに…と考えさせられてしまい、

着眼点のユニークさも光った話でした。

 

ところで、最後に余談なんですけど、

大人が飲むお酒のCMに子供3人が出てくるって…なんか不思議じゃないですか?(笑)

 

コールドスリープ

 

主演:ムロツヨシ 出演:長野蒼大、落合モトキ、柳ゆり菜、桜井聖 他

 

コールドスリープ」というタイトルとSF的設定からして、

海外の映画をヒントに作ったのかな〜感がありましたが、

こちらは純粋に優しい気持ちになれる話でしたね。

治療でもなくお金でもなく、一番大事なのは愛だと。

 

実は息子想いだったというムロツヨシさんのお父さん役もしっくり来ましたし、

エンディングでの劇中劇も、台詞はなくとも視聴者によって色々な解釈がされそうな

作りなのが良かったです。

 

ソロキャンプ

 

主演:板尾創路

 

感想は書いていないものの「ひとりキャンプで食って寝る」も見ていて、

初めての人との交流によって生まれる温かい空間、流れる空気が心地良いな〜…

ひとり〇〇も色んな刺激もらえて悪くないな〜…と思っていた所でしたが。

そうですよねぇ。ひとりだと誰も助けてくれない危険も孕んでいるもんですよねぇと、

上にあげた作品の真実を見たようで、少し正気に戻った気がした話でした。

まぁ…主人公のいる場所はキャンプの指定地ではなさそうなので、

そもそも人気のない暗い森の中を選んだのに落ち度はあったんですけども。

 

強いて言うなら、最後のまとめ方。

実は医者で、3人は自分が失敗したり見捨てたりした患者で…と

ちょっと解説的な印象があって、

恐ろしいよりもなるほどね〜という感じで終わってしまったのかな?

 

恵美論

 

主演:白石聖

 

これも「世にも奇妙らしさ」を踏襲している感じですなぁ。

この話を考えた方は、きっと名前が「りか」で、

理科の授業になると「りかの時間だー!」といじられていた経験を

した事があったのかしら…と思えるほど、発想が面白かったです。

 

恵美論。(自分の名前)論。

授業で取り上げられたりテストに使われたりするのは嫌ですけど(笑)

教科書だけなら、自分史として立派なアルバムになって

おばあちゃんになった時に楽しく読めるだろうな〜という気がしました。

 

エキセントリックなモノローグを披露する白石聖さんの演技も堪能する話。

この子、本当に器用ですよねぇ。今後も色んな役でお見かけしたい。

 

 

*****

 

ランキングを付けるならば…

 

①鍋蓋

②恋の記憶、止まらないで

③恵美論

コールドスリープ

⑤ソロキャンプ

 

でした。以上!

 

 

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時効警察はじめました 4話 感想|ゾンビネタは続くよいつまでも

 

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去年の「カメ止め」ブームにのっかった回。

NHKではゾンビを扱ったドラマをやり、

更に同じ局では既にゾンビ×ラッパーのSPドラマをやったのに…

今またオマージュしたという事は、きっと冬に続編が発表された時から

そのネタで話を作りたくてしょうがなかったんでしょうねぇ〜。

 

珍しくやられる側だった津田寛治さん。

まぁ、演技だとは言え、あんなパワハラまがいの態度をとったり、

大声で常に怒鳴ったりしたら…殺意が湧いちゃうのも無理ないですよ。

湯上がりの時の火照った体とはまた違うけどさ(笑)

カーッとなった衝動を抑えきれないが故の行為…でした。

 

さり気なくキーになるんじゃないかと思っていた、台詞が先に出ちゃう俳優も、

監督が命を削ってまでこの映画に懸けていたというくだりも、

忘れずキッチリ回収していくスタイル。

本作は基本的にユルいんですけど、トリック部分と構成は

割とよく練っている印象なので、そのギャップの大きさも楽しく見ている理由です。

 

「深夜ドラマも面白いのあるよ」で、そうねぇ…時効警察面白いよね〜と

思わせてからの「テレ東とか!」にはツボ。

いや、テレ朝ちゃうんかい!

というツッコミが全視聴者から聞こえた気がしたシーンでした(笑)

 

 

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ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜 4話 感想|「私、失敗しちゃった」はお預け。

 

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前後編なんですねぇ。

最後に爆発の映像を持ってくるのには、少し今後の展開が気になる感じがしました。

けれども、紫色っぽい炎だったので「どうしたらあんな色に?」と色々検索してみたら、

医療に使われているとか何とか書いてある記事を発見したので…

その映像が本物なのかも含めて、後編は答え合わせがメインになりそうです。

ぶっちゃけ、1話でまとめても十分な内容量だった気がするんですが、

どうやって引っ張って行くんでしょうね。

 

「失敗学」自体が珍しいし、実際に起こった身の回りの事件を解明していく仕事なので

取り扱うジャンルが幅広いという飽きの来なさや面白さはありますが、

今回の医療ミスに関しては刑事や弁護士ではなく、

わざわざ事故調に調べてもらわないといけない理由が見当たらない印象でした。

 

1話で仄めかしていた真奈子(松雪泰子)のタイムマシンの件、

2話での母親との関係と、あれから特に進展がないのも気になります。

次回で折り返し地点ですし…

そろそろ縦軸を目指すべき方向に定めた方が良いんじゃないでしょうか。

 

 

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